※この作品はR-18です。

【遺跡編完結!】聖国のジルフリーデ 〜勇ましき姫と気高き女騎士と、男勝りな女戦士と妖艶な女盗賊は、媚薬の罠に乱れ喘ぎよがり狂うも、心だけは屈しない〜   作:オリーブドラブ

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遺跡編 強く気高き女騎士団は、あまねく悪鬼を斬り捨てる

 

「オラァァッ! どうした雌豚ァ、威勢の良い減らず口はもうおしまいかァッ!? 守ってばっかじゃ敵は倒れちゃくれねぇぞォッ!?」

「ぬ、ぬぅうッ……!」

 

 ラフィーユ達が互いの背中を預け合い、大勢の山賊達を同時に相手取っていた頃。山賊団の中でも特に大柄な巨漢と真っ向から対峙していたリリアイナは、愛用の盾を構えてひたすら防御に徹していた。

 

 山賊はその体格に相応しい巨大な戦斧を豪快に振り回しており、大きな刃を何度も激しくリリアイナの盾にぶつけている。類稀な体格と筋肉美を誇るリリアイナでもこれを受け切るのは容易ではないのか、彼女は盾を構えながらも苦悶の表情を浮かべていた。

 

 その衝撃音は絶えず空に轟いており、斧の威力を雄弁に物語っていた。新生聖国騎士団きっての盾役(タンク)であるリリアイナの膂力でなければ、到底耐えられなかっただろう。聖国製戦車(チャリオット)さえ容易く両断する斧の一撃を受け続けている彼女は、盾の裏側で冷や汗をかいていた。

 

「ぐっ……! ……ふ、ふふっ。さすがはその体格……と言ったところかのう? このパワー……全くの見掛け倒し、というわけでもなかったようじゃな」

 

 それでも彼女は不敵な笑みを崩すことなく、筋骨逞しい太腿に力を込めて大地を踏み締め、防御姿勢を維持し続けていた。どれほど衝撃で腕が痺れようとも彼女はガードを下げることなく、その場に踏み止まっている。僅かに苦悶の声を漏らしながらも、彼女は気高く凛々しい眼差しで前だけを見据えていた。

 

 そんな彼女の白く逞しい肉体はしとどに汗ばみ、豊満な乳房の谷間やパンティ型装甲の隙間からは濃厚な雌の匂いがむわりと漂っている。斧の一撃が彼女の盾に炸裂するたび、むっちりと実った爆乳と安産型の桃尻がばるんっと揺れ動き、淫らな香りの汗が飛び散っていた。谷間の深淵から滴り落ちた汗の雫が、引き締まった腹筋のラインをなぞる。

 

「ハッ! さっきからずっと防戦一方になってる奴が、なぁに寝言ほざいていやがる! 聖国人にしちゃあ上等な筋力だが……それでも俺達と張り合うには、まるで鍛え方がなっちゃいねぇ! その生意気なツラがいつまで持つかなァッ!」

「く、うぅッ……!?」

 

 汗に塗れたリリアイナの肉体から匂い立つ、濃厚なフェロモン。その香りを鼻腔で堪能しつつ、下卑た笑みを浮かべる山賊はより強烈な一撃を繰り出して行く。あまりの衝撃に仰け反ったリリアイナの乳房がばるんっと弾み、彼女は思わず後退してしまった。

 

 その隙を付くように距離を詰めた山賊は、リリアイナの防御姿勢を崩そうとさらに畳み掛けて来る。間髪入れず繰り出された滅多斬りの嵐に、リリアイナは悶絶するような声を漏らしてしまう。防御には向かない「腰の高い姿勢」で斧を防いでいた彼女は、徐々に押され始めていた。

 

「だいたい、その腰高(・・)な防御姿勢はなんだァ? そんな腰の入ってねぇ構えで俺の攻撃を受け切れるとでも思ってんのか!? 聖国の雌にしちゃあ、ちょっと体格に恵まれてるからって舐め腐りやがって……! てめぇをブチ倒したら、雌豚に相応しい腰の使い方ってモンを念入りに叩き込んでやるから覚悟しとけッ! 俺のガキ孕みながら失神するまで、ヒィヒィ鳴かせてやるからよォ〜ッ!」

「くうっ! くっ、ふぅうぅっ……!」

 

 リリアイナの熟れた肉体に獣欲を滾らせる山賊の逸物が、腰蓑を突き破らんとする勢いで怒張する。すでに彼はリリアイナに勝った気でいるのか、獰猛な笑みを露わにしながら斧を振り続け、「種付け」を宣言していた。

 

 剣闘士(グラディエーター)の如く鍛え抜かれた筋肉を備えていながら、女性らしい扇情的な曲線も描いているリリアイナの肉体美は、山賊の生殖本能を一際刺激していたのだろう。この強く美しい雌を打ち倒して必ずモノにする、というケダモノ染みた欲深い執念が、山賊の闘志に繋がって行く。

 

 戦士としても女としても一流である優秀な雌に、自らの子を産ませる。それは雄としての至上命題であり、その完遂に邁進する山賊の逸物は、腰蓑の下でビキビキと熱く脈打っている。睾丸の内側では大量の精子がドクドクと急速生産され、極上の卵子を求めるように暴れ狂っていた。

 

(こやつ……! ワシの身体と匂いに発情し、「種付け」の準備を始めておる……! 屈強な雄の本能がワシを求めて、荒ぶり始めておるのかっ……!)

 

 もしリリアイナがこのまま防御姿勢を崩され、山賊に組み敷かれるようなことがあれば――もはや、逃れることは出来ない。彼女の子宮の最奥は、出来立ての特濃ザーメンによって徹底的に穢し尽くされてしまうのだろう。それはリリアイナ自身も、直感で悟っていた。

 

(……もしこのまま押し切られるようなことがあれば、ワシはもはやこの男から逃れることは出来ん。ただの女のように組み伏せられ、奴の子種で身籠るまで嬲り尽くされてしまうっ……!)

 

 剛力の鬼(ハイオーガ)族の精力を秘めた精液を、降り切った子宮内に一滴残らず注ぎ込まれてしまえば、リリアイナの卵子に為す術はない。由緒正しきシュレッケン家の血統に忌むべき帝国人の血が交わり、決して許されぬ「結晶」が彼女の胎内に誕生することになる。

 

(……感じる。むせ返るような強い雄の匂いが、奴の肉体と……逸物の場所から漂って来おる……! 何と強烈で……厭らしい匂いなのじゃ……! 万一こんな奴らに組み敷かれてしまったら、ワシは、ワシらはっ……!)

 

 それを「意識」してしまった瞬間、リリアイナの下腹部がずくんと甘い疼きを覚える。強く逞しい雄に組み敷かれ、「種付け」される雌としての悦び。その至福に目覚めかけたリリアイナは、僅か一瞬だけ淫らに頬を紅潮させていた。

 

 だが、このまま堕ちる彼女ではない。歯を食いしばりながらその場に踏み止まったリリアイナはキッと顔を上げ、汗に塗れながらも凛々しい笑みを浮かべていた。その双眸は、騎士としての気高い誇りに満ち溢れている。

 

「……しょ、笑止……! このワシに戦い方を説こうとは……片腹痛いわ!」

「なにィッ……!?」

 

 彼女が渾身の一撃を耐え抜き、巨大な斧を受け流(パリィ)した次の瞬間。リリアイナの力強い言葉と共に――彼女の真後ろから、二つの影が一気に飛び出して来る。予想だにしない位置から現れた2人の「新手」に、山賊は思わず目を剥いて仰け反ってしまうのだった。

 

「……リリアイナ独りだと思ってたのかしら? 残念だったわね」

「その油断の代償……高く付きますよ」

 

 187cmという恵体の持ち主であるリリアイナの後ろには、奇襲のタイミングを伺っていた2人の女騎士――アニエスとオリフィアが待機していたのだ。リリアイナが防御に不向きな「腰高」の姿勢で斧を受け続けていたのは、山賊の視界から2人を隠すためだったのである。

 

「後ろに2人だとォッ……!?」

「そういうことですッ!」

 

 豊満な爆乳と桃尻をぶるんっと弾ませながら、地を蹴ってリリアイナの背後から飛び出して来たアニエスとオリフィア。熟れた雌の匂いを帯びた汗で全身を濡らしている彼女達は、愛用の片手剣と斧を振り上げ、巨漢の頭上に必殺の一閃を浴びせようとしていた。しとどに汗ばんだ2人の肉体が、陽光を浴びて淫靡な光沢を放つ。

 

「……むぅうんッ!」

 

 だが、山賊もこのまま斬撃を浴びるつもりはない。彼は空中に飛び出している2人を撃ち落とそうと、咄嗟に口内に仕込んでいた含み針を射出していた。宙に跳んでいる以上、2人にその針をかわす術はない。だが、アニエスとオリフィアは動じることなく不遜な笑みを溢している。

 

「さすが……悪知恵だけは一流ね」

「尤も、私達には通用しませんが」

 

 剣と斧を振り上げたまま、2人は反射的に盾を構えて含み針を防ぎ切ってしまったのである。起死回生の一手だった針を凌がれては、斧を振り抜いた後である山賊に為す術はない。

 

「ぐぬぅあぁああッ!?」

 

 回避も防御も間に合わないまま、山賊は2人の一閃をまともに浴びてしまうのだった。斧の刃を頭蓋骨に沈められ、片手剣を首の半分辺りにまで斬り込まれた山賊は、その頭部から鮮血を噴き出していた。

 

「て、てめぇらもう許さねぇッ……! これだけ上玉揃いなんだ、1人や2人ッ……ブッタ斬っちまっても構わねぇよなァァッ!?」

「ちょっと……しぶとすぎじゃないッ!?」

「害虫らしい生命力ですねッ……!」

 

 だが、剛力の鬼族の血筋が為せる業なのか。剣と斧の刃が首や頭部に沈み込んだままだというのに、山賊は即死することなく怒り狂っていた。彼は倒れるどころか、激しく流血しながらも眼を血走らせて戦い続けようとしている。

 

 1人でも多く「道連れ」にしてやろうと、最後の力を振り絞って斧を振り上げた山賊は、アニエスとオリフィアに狙いを移していた。この巨漢が繰り出す一撃の威力は絶大だ。リリアイナほどの膂力を持たない2人では、含み針は凌げても彼の斧ばかりはさすがに防ぎ切れない。

 

「これ……ちょっとマズいかもね」

「……同感です」

 

 このまま受け止めようとしても、間違いなく盾ごと叩き斬られてしまうだろう。得物を手放してしまったアニエスとオリフィアは、盾を構えながら焦燥の汗をかいている。

 

「……はぁあぁあぁあッ!」

「ぬぁッ……!?」

 

 だが、そんな仲間達の窮地を見過ごすようなリリアイナではない。狙いが自分から逸れた一瞬の隙を突き、一気に踏み込んだ彼女は――愛用の片手剣を横一文字に振り抜いていた。

 

「あっ、が……!?」

 

 アニエスの剣が沈み込んでいる山賊の首目掛けて、最後のとどめを刺すかのように。反対側から斬り込まれたリリアイナの刃が、ついに山賊の首を完全に斬り飛ばしてしまうのだった。強靭な筋力によって頭部と繋がっていた首も、パワーが売りのリリアイナの剣に斬られてはひとたまりもない。

 

「……この期に及んで力の差も分かっておらぬとは、つくづく救えん奴らじゃのう。貴様ら如きが『本気』になろうがなるまいが、ワシらにとっては関係ない。皆一様に、『雑魚』じゃからな」

 

 驚愕の表情を浮かべたまま、ポトリと地に落ちる山賊の首。その無惨な最期を肩越しに見届けながら、リリアイナは冷徹な貌で空を斬り、愛剣の刃に纏わり付いていた鮮血を振り払っていた。ようやく巨漢を仕留めたことを実感したアニエスとオリフィアも、額の汗を拭いながら自身の得物を拾い上げて行く。

 

「やったわね、リリアイナ。……それにしてもこの男、かなりのタフさだったわ。彼らも戦力の『出し惜しみ』は止めた……ということかしら」

「そういうことじゃのう。幹部格の戦士を前線(ここ)に投入して来たということは……奴らもそれだけ切羽詰まっているということじゃ。ここからが正念場じゃぞ、アニエス。オリフィア」

 

 首を失った巨漢の骸を見下ろしながら、3人の女傑は刃の血を一瞬で振り払う。その弾みで彼女達の乳房と桃尻がぷるんっと揺れ動き、髪先からは輝かしい汗が飛び散っていた。

 アニエスやリリアイナの言う通り、すでに山賊達は「主力」を投入して来ている。これまで何人も仕留めて来た、見掛けだけの雑兵とは一味違うようだ。この戦いを終わらせるためには、その強敵達を全員打ち倒さねばならないのだろう。

 

「……そうですね。ここさえ乗り切れば、私達の勝利は近い。必ず全員で、女王陛下の元に帰りましょう」

「うむ、その通りじゃ。参るぞ2人とも、この戦いを終わらせるために!」

「……もちろん!」

 

 だが、オリフィアの言葉通り。それはこの戦いの決着が近いことも意味している。その可能性に望みを託して強く頷き合った彼女達は、仲間達の助太刀に向かうべく走り出していた。ばるんばるんと弾む果実から、淫らなフェロモンを撒き散らして――。

 




 リリアイナのガタイについては某妖精騎士さんのイメージで書いておりました。メイメイと同じ187cmですからね。騎士団全体で見ても「うおでっか……」ってなる体格だと思います(´-ω-`)

お気に入りのキャラがいましたら教えてくださいませ〜(*´ω`*)

  • ジルフリーデ
  • ラフィノヴァ
  • ベーナゼット
  • ロザヴィーヌ
  • アリアレイテ
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