【遺跡編完結!】聖国のジルフリーデ 〜勇ましき姫と気高き女騎士と、男勝りな女戦士と妖艶な女盗賊は、媚薬の罠に乱れ喘ぎよがり狂うも、心だけは屈しない〜 作:オリーブドラブ
お久しぶりです! 今回は、ラフィノヴァをはじめとする新生聖国騎士団が山賊討伐に出向くまでの様子を描いた前日談になります。エロシーンは無い健全回となりますが、最後まで見届けて頂ければ幸いですm(_ _)m
聖国の国境線付近に位置する森林地帯。その最奥に隠された
現地の兵士達を容易く翻弄し、一方的な略奪を繰り返す山賊の群れ。その新たなる脅威の存在は、聖国の中枢たる王城へと直ちに伝えられた。
「……現在、国境線付近の遺跡を根城にしているという山賊団。その賊達による被害は増すばかり……。対処に動いた現地の駐屯兵達は皆、『返り討ち』に遭ったと聞きました」
王城の最上階に設けられている謁見の間。その玉座に座する若き女王――ジルフリーデは、神妙な面持ちで女騎士達を見つめている。この謁見の間に招かれた4人の騎士は、怜悧な表情で片膝を着き、女王陛下の言葉に耳を傾けていた。
団長のラフィノヴァと副団長のリリーナ・ローゼン。そして、セシリアとアルシア・グリムヒルデ。彼女達は
豊満に実った果実を覆う胸部装甲からは瑞々しい乳肉が溢れ出し、パンティ型の腰部装甲からは尻肉がはみ出ている。騎士として鍛え抜かれ、細く引き締まっている腰つきが、その豊かな実りを引き立てていた。
「はい。やはり奴らは只者ではありません。恐らくは、ジルフリーデ陛下もお察しの通り……」
「えぇ……6年前、私達が撃退した帝国軍の生き残り。その敗残兵達で構成された集団なのでしょう。正規の訓練を受けている我が国の兵士達を、これほど翻弄出来る山賊達が『素人』であるはずがありません」
片膝を着くラフィノヴァと、そんな彼女を玉座から見つめるジルフリーデ。2人は凛々しい表情で視線を交わし、一つの結論を口にする。6年前の戦いを経験している彼女達は、報告された被害の内容から即座に状況を把握していた。2人のやり取りを耳にしていたアルシアは、桜色の唇を噛み締め義憤に震えている。
「……ッ! 帝国人は……6年前にあれほどの惨劇を引き起こした上、今度はこのような卑劣な行いをッ……!」
「アルシア、気持ちは痛いほど分かるが……冷静になれ。陛下の御前だ」
「団長ッ……申し訳ありません……」
聖国というこの国そのものを蹂躙し、全国民の尊厳を破壊し尽くした6年前の戦争。その苦い記憶が鮮明に蘇ったのだろう。怒りに声を震わせるアルシアを嗜めるラフィノヴァは、その胸中を慮るように彼女を一瞥していた。そんな団長の言葉にハッと顔を上げたセシリアは、感情を押し殺そうと目を伏せる。
「となれば、やはり我々……新生聖国騎士団が征伐に赴く他ないようですね。
「今回の賊がどれほどの戦力を有しているのかは未知数です。やはり、彼女の力も必要となるでしょう。要請の書簡はすでに用意してありますし、予算の心配は必要ありません。……是が非でも、彼らを野放しにして置くわけには行かないのです。あの惨劇を、我が国で繰り返させないためにも」
「……承知致しました、陛下」
一方、騎士団の事務全般を担当するセシリアの提案に対し、ジルフリーデはすでに「手」を打っていることを告げる。6年前の戦争で先陣を切っていたジルフリーデの双眸に、慢心の色は無い。彼女は持てる手段の全てを尽くし、この事態に対処すべきと判断していた。
「書簡は辺境伯と親交のあるグリフィン家の騎士……フィアに届けて貰いましょう。リリーナ、後ほど彼女にこれを」
「ははっ」
ジルフリーデの優美な白い手から、リリーナへと一つの書簡が託される。深々と首を垂れて書簡を受け取ったリリーナは、気高い面持ちで目を伏せていた。
「……では。辺境伯の返事が届き次第、我々もここを発つことに致します。必ずや勝利の吉報を……陛下に捧げてご覧に入れます」
「えぇ……頼りにしておりますわ、ラフィ。そして……騎士団の皆様も。この国の未来、あなた達に信じて……委ねますわ」
「ははッ!」
やがて。深い絆で結ばれているラフィノヴァとジルフリーデが、静かに言葉を交わした後。女王陛下からの勅命を帯びた4人の騎士は、揃って声を上げる。新生聖国騎士団を総動員しての、山賊団掃討作戦が決定された瞬間であった。
◇
その後。謁見を終えたラフィノヴァ達は王城内の通路を歩み、窓から窺える練兵場の様子を見下ろしていた。
「……どう見る、リリーナ」
「レゾリューション辺境伯にとっても、帝国人は許し難い仇敵。必ず彼女は食い付くさ。返事が届くまでの間に、団員達にも『準備』を整えて置くように言っておく」
今回の派遣先となる国境線付近の森林地帯。その近海に面した城を治めているレゾリューション辺境伯は、非常に気位が高いことで有名だ。ジルフリーデからの勅命とはいえ、素直に従うだろうか。
そんな懸念を抱えていたラフィノヴァに対し、リリーナは凛々しい笑みを浮かべながら心配無用と告げている。一方、彼女達が城の窓から見下ろしている練兵場では、血気盛んな女騎士達が激しく刃をぶつけ合っていた。
「はっ、どうしたよマトイ。さっきからドスケベな匂いの汗撒き散らして、ヒィヒィと息荒げやがって。もう降参かぁ?」
「んはぁっ、はぁっ……! 誰が降参なんて……! アタシもようやく身体が温まって来たところよ、メラン! さっきまでのようには行かないんだからっ!」
「ちょっとちょっと2人ともー、このユラン様を忘ってもらっちゃ困るんだけどぉ? 次の任務で姐上にカッコいいとこ見せるのは、この私なんだからっ!」
圧倒的なリーチを誇る愛用の槍を構え、鋭い刺突を連続で繰り出しているメラン。そんな彼女の連撃を二刀流で捌き切り、息を荒げているマトイ。そして二振りの戦斧を手に、この決闘に乱入して行くユラン・ダーレン。
三つ巴の剣戟を繰り広げている彼女達は、好戦的な笑みを露わに刃を振るっている。その得物が勢いよく振り抜かれるたびに、豊満な爆乳と巨尻がばるんっと揺れ動いていた。その様子を遠巻きに観戦している男性騎士達は前屈みになり、可愛らしい短小逸物を人知れず滾らせている。
「ふっふ〜ん……ねぇラフィーユ、知ってるぅ? ボクの両手剣、実はちょっとした大砲並みの重さなんだよねぇ〜。その細っこい2本の片手剣で、受け止められるのかなぁ〜?」
「……受け止める必要なんか無いわよ、アイズ。あんたの大振りな攻撃なんて、当たる方が難しいんだから」
血の気が多い女騎士はメラン達だけではない。重厚な両手剣を軽々と振り回しているアイズ・ドラガイトと、長さの異なる2本の片手剣を構えているラフィーユ・ベルゼル。それぞれ全く性質が違う戦法を持つ2人は、軽口を叩き合いながらも、互いの剣技を学び合うべく刃を交えていた。
アイズが両手剣を大きく振りかぶる瞬間、ラフィーユが軽やかに地を蹴って跳び、防御用のショートソードでアイズの一閃を受け流す。その度に彼女達のたわわな果実がぶるんっと躍動し、白い柔肌から芳しい汗が飛び散っていた。
そんな彼女達の勇ましい姿を遥か上階から見下ろすリリーナ達は、その頼もしさに微笑を溢している。敵方の力量は未知数だが、士気の心配は無いようだ。むしろ帝国人が相手と知れば、大喜びで作戦に志願するだろう。
「……尤も、私から言われるまでもなく日頃から
「ふっ、それもそうか。……そういえばリリーナ、君の娘はどうする? 数日間程度とはいえ、この街を離れることになるが」
「ルーシーの知人が預かってくれるそうだ。今も彼女が面倒を見てくれている」
凛々しく微笑むリリーナの言葉に頷くラフィノヴァは、彼女と共に練兵場の隅に視線を落とす。そこは訓練中の兵士達が休憩するための木陰になっており、ルーシー・ミラーがリリーナの愛娘に膝枕をしている様子が窺える。
「あらあら、すっかり遊び疲れちゃったみたいね……。リリーナお母さんが帰って来るまで、ちょっとお昼寝しましょうか」
むっちりとした肉感が魅力であるルーシーの太腿は、大変寝心地が良いのだろう。母譲りの美貌を持つリリーナの愛娘は、すやすやと安らかに眠っていた。そんな母性溢れるルーシー自身にも、3人の子供が居る。その子供達は、ルミナ・アキミヤ・アンダレーヴ、ユト、アウルム・ルーナプレーナ、ミア・アコランの4人が面倒を見ていた。
年齢に対して幼い容姿と体格であるルミナ達は、子供達にとっても親しみやすい対象なのだろう。アニエス・ルクレールの弟であるジルベールも子供達の輪に入り、和やかなひと時を過ごしている。そんな彼らを微笑ましげに見守っているアニエスとオリフィアは、すっかり「保護者」の顔になっていた。
6年前からは想像もつかない、平和な光景だ。その様子を城の上階から見下ろしているリリーナは、苦い記憶と敢えて向き合い、儚げな笑みを溢す。
婚約者だった青年騎士との死別。尊厳を破壊し尽くすような帝国軍の陵辱。そして、恥辱的な快楽と絶頂。それら全ての「過去」に苛まれながらも、彼女は凛とした眼差しで仲間達と家族の姿を眺めている。
「……6年前のあの戦争で、一度は全てを失ったと思ったものだが。案外、この世界も捨てたものではないらしい。私にはまだ、かけがえのない仲間達と……家族が居る」
「……そうだな。そして、その全てを守り抜くことが今の我々の務めだ。今度こそやり遂げよう、リリーナ。我々自身のためにも」
「あぁ……ありがとう、団長」
今の自分にも残されている幸福を噛み締めるように、思いの丈を呟くリリーナ。そんな彼女の肩に手を置くラフィノヴァは、彼女を鼓舞するように力強く笑いかけていた。団長の激励を受けたリリーナも、凛々しい笑顔でその心遣いに応えている。
ラフィノヴァ達の後ろを歩いていたセシリアとアルシアも、2人のやり取りに勇気付けられたのか、勇ましい微笑を浮かべて頷き合っている。予算に悩まされる心配もない今、考えるべきは打倒山賊団のみだ。
「……それにしても、予算の手配まで終えられていたなんて、さすがはジルフリーデ陛下ね。おかげ様で私の会計作業もかなり楽になるわ」
「そろそろ私達の武器も本格的に整備しないといけない頃でしたし、その分の予算も組む必要がありましたからね……」
「この
「あはは……じ、実はですねセシリー、そのことなのですが……。また最近、胸部装甲の辺りがキツくなって来てしまいまして……」
「またぁ!? 少し前に新調したばかりじゃない! 他の皆もこの数年間でどんどん
――尤も、この任務が終わった後の「見直し」は避けられないようだが。
この前夜編は次回の後編に続きます! また、現在はちいさな魔女先生が、本作の2次創作作品「サーシャ・メイは動かない(https://syosetu.org/novel/330178/)」を公開されております!
【挿絵表示】
遺跡編の後日談に相当する物語であり、媚薬漬けの後遺症を治すための旅に出たサーシャ・メイ(↑のキャラ)を主人公とする、大変えちえちな冒険譚となっております! 機会がありましたら是非ともご一読ください〜!(*'ω'*)
お気に入りのキャラがいましたら教えてくださいませ〜(*´ω`*)
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ジルフリーデ
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ラフィノヴァ
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ベーナゼット
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ロザヴィーヌ
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アリアレイテ