火野ライカと向き合い、周りにはギャラリーが多数。
俺と火野の間に審判として立ってるのは神崎の
「武器に使用は禁止。噛みつき、目つぶし、金的も反則とします!」
「火野だっけ?んじゃ、よろしく」
「はい!それと呼び方はライカでお願いします」
「そう、俺も仄でいいや」
ライカは構え、俺は構えない。
「……舐めてる」
俺が構えないことに怒っているらしい。
「…始め!」
「はぁっ!」
あかりが大きな声で開始を宣言するとライカは俺が構えないのを理解し真っすぐに向かってきた拳を手で軽く流し、ライカの背中を押すとつんのめりそうになりながらも堪えて、距離を取りつつまた構えた。
「…受け流された!」
「ほら、どうした?」
再び、構える事なく立つとライカは体重の乗った回し蹴りを繰り出してきた。
「ほいっと」
それを頭を下げて躱すと立て続けに回し蹴りが繰り出される。
体を回転させた勢いの乗った蹴りも当たらなければ無駄。
強襲科の生徒ならここで蹴りを受け止め、関節技に持ち込むのがセオリーだが俺は諜報科。戦って勝つよりも足止めや捕獲するのが俺の役目。
「ちょこまかと!」
自分の攻撃を躱され続ける状況に焦り、無意識の怒りを覚え。だんだんと動きが雑になってきた。そうなれば俺の勝つ確率も高くなる。
「…そろそろかな」
攻撃が蹴りからパンチに変わった瞬間、手首を掴み、俺も体を回転させながら関節技へと持ち込む。相手の攻撃の勢いを利用して自身を回転させて防ぐ隙も与えずに背中に回り込み、足を引っかけて前に倒せば、はい終わり。
「っく!くそ!」
「俺の勝ち」
腕を取り、背中にマウントする体勢でライカを倒した。
いくら力があっても片手を取られて人に背中から押さえつけられた状態で起き上がることは出来ない。
「加藤先輩の勝ち!」
「よっこいしょ、まあなかなかだったよ」
地面にいまだに倒れてままのライカにそう告げて今回の目的の訓練が出来る場所へと向かった。
途中で酒盛りをしていた蘭豹に会い、勝ったこと告げるとだろうな、と分かっていたとばかりに気にする様子もなくまたラッパ飲みで酒を飲み始めた。
@ @ @
「あ~~!こんな簡単に負けるなんて!」
頭をガシガシしながら自分の本来の力の半分も出すことすら出来ずに負けたこと、何よりあしらわれるように負けたことに何とも言えない感情にむしゃくしゃしながら一人で暴れているライカ。
「お姉様じゃ加藤様に勝つのはまだ無理がありますの」
「麒麟!」
ライカの顔を覗き込むように座ってるライカの戦妹の島麒麟。
「どういうこと麒麟ちゃん?」
「加藤様は諜報科Sランク、CVRでも外見と特殊能力によってAランクですの」
「はぁ!?ランクS!てか男でCVRってマジだったのかよ!」
「マジですの。噂では警察以外にもあちこちから能力を買われて仕事を依頼されてるとか。一度女装してる姿を見たら驚くと思いますの、とっても可愛いですから」
記憶に残る仄の姿。
艶のある黒髪の低い位置で縛った髪、大きな瞳、異性を取り込みにする甘い体臭。本能に訴えかけるそれらは人間を問わず引き寄せる。
あれが女装したならば……あかりとライカがその姿を想像して顔を思わず顔を赤くしていた。
「確かに…あれは」
「…うん似合うね」
@ @ @
「仕込みは万全!あとは事件を起こすだけ!」
部屋の中でポーズを決めながら高らかに宣言している理子の後ろ姿を眺める。
「夾竹桃も待つだけなのか?」
横でソファに座った煙管から紫煙をたなびかせている黒いセーラー服の少女
「ええ、あとは摘み取るだけね種は前に植えたもの」
植えた、というのは毒のことだろうなにせ夾竹桃は毒使い。前に使った遅れて効果を発動する毒がいまになった効果を発揮したんだろう。
「なら時間あるよな」
「あるわね、する?」
ぺら、とスカートを捲り上げ、隠れていたシンプルな白いショーツが見えるように。
「する。お前とは最近出来てなし毒が効かない俺ならお前もキスだって出来るだろ。ほら舌出せよ」
小さい口を開けて精一杯伸ばしてくる小さな舌を俺は絡めるようにして夾竹桃の唇を塞ぐ。
感情の起伏が乏しい反面、性行為の最中は夾竹桃は顔を真っ赤にして恥ずかしがったり、と言葉にはしないが行動や体は正直に感情を表す。そんな所が外見と相まって興奮する。
「ん、じゅる、あむ、」
「じゅるい、んむ、ちゅる」
夾竹桃の口に中に入れた舌を動かして歯茎や歯を舐めていく。
キスをしているせいで苦しそうにしている夾竹桃の両手を握り、逃がさないようにしていると視界の端でさっきまではしゃいでいた理子がベッドの上に腰を下ろして俺と夾竹桃のキスをオカズにオナニーしている姿が映った。
「夾ちゃんとほののんが淫らにキスしてる、んぅ、はぁあ、エッチぃよ」
理子とは何度もキスしたことがあるが、俺と誰かがディープキスをしている姿を見たのはこれが始めただ。
いつも自分がやっていることを、誰からやっている姿を見るというのは誰かを他人に置き換えていたとき一層、興奮する。
「ベッドに行こう夾竹桃。お前の中に出したい」
「えぇ、いいわ。受け入れてあげる貴方の子種」
コク、と俺の流した唾液を喉の鳴らして飲み干した夾竹桃をお姫様抱っこで理子の座っているベッドに移った。
理子もキスするの~と混ざってきた理子も居れて三人で淫らに舌を絡めた。
俺の舌を二人が奉仕するように舐めたり、理子の口内を夾竹桃と共に余すことなく舐め回したりと三人の唾液で口元がべたべたになるまで続けて。
一旦休憩を挟んだころには三人は仲間ではなく雄と雌に変わり。熱くなった体と動くのに邪魔な服の一斉に脱ぎだした。
下着すら邪魔だと脱ぎ捨てベッドの上で三人は一糸纏わぬ姿なり、再びキスを再開した。
「んちゅ、夾竹桃。毒は出すなよ理子は抗体ないから」
「はむ、分かっている、んちゅ、いるわ、んむ」
「じゅる、ほののんの、むちゅ、だえき、甘い」
濃厚なキスを終えて、絡ませていた舌をほどくと二人は既に出来上がっている様子。おまんこから洪水の如く愛液を流しベッドに染みを作り、体からは雌の発情する匂いを発している。
フェロモンを操る能力があるからこそこういう時の匂いには人一倍敏感だ。
「二人とも雌の匂いがする」
「ほののん、言い方がエッチーよ!」
「そうね、でも生物としては正解だと思うわ。私だって貴方のこれが欲しいもの」
夾竹桃は体を低くすると俺のチンコを下から上に向かって一舐め。小さな舌へ奉仕するように夾竹桃はペロペロと舐めていく。
「れろ、先走り汁出てきたわ。しょっぱいけど好きな味、じゅるるる」
鈴口から出てきた先走り汁を舐めとり、亀頭を小さな口で頬張るとじゅるじゅると卑猥な音を立てて啜っていく。
「夾竹桃、そろそろ出そう!」
「しょのまま、だひしていいわ」
夾竹桃の口の中で鈴口が舌に擦られて、我慢の限界を迎えた。ビュル、ビュルと夾竹桃の口の舌に上にたっぷりと精液を吐き出した。
「あ~!夾ちゃんだけズルい、理子にも分けてよ、あむ」
理子は夾竹桃の口の中に出された精液を羨ましがると、二人は俺の出した精液をキスしながら分け合っていた。
同人誌とかで見るシーンだけど目の前でやられると結構、興奮するもんだな。
口端を精液で汚しながら、唾液と混ざった精液をお裾分けしている姿。
満足したのか二人は喉を鳴らして精液を飲み込んだ。
「悪いけど、俺はスイッチ入ったから二人も頑張ってくれよ」
一回出して満足するどころか、二人のキスを見て一層、肉棒は固くなった。