隠し隠しで全年齢の閑話として書いてましたが、ルプスレギナのシーンどうしても書きたかったのでR-18にしました……。内容が、さほどガチでもなくてすみません(汗)。
ナザリック地下大墳墓、第九層。
モモンガの私室。
その浴室では今日も変わらぬ淫宴が繰り広げられていた。
夫婦となったモモンガとアルベドを中心に。
全員の乳房を味わうシャルティア。
御方の体中を舐めるルプスレギナ。
触手等で補佐をするソリュシャン。
淫らな呼吸と声が入り混じり、湯気の中を爛れ蕩けた空気へと変えていた――のだが。
「っ♡ あっ♡ アルベド様ぁっ♡♡♡」
至高の御方が、アルベドの指で絶頂しながらそう言った時。
時が止まった。
「どういうこと?」
「アルベド様――」
「さすがに看過できませんよ」
シャルティアが口調を忘れて赤く光る目で睨み。
ソリュシャンの体が、冷徹な殺意で蠢き始める。
ルプスレギナも日頃の演技は消え、真顔だった。
御方が「様」付けで呼ばせるなど、シモベたる己らには決して許される行為なのだ。冒涜そのものと言っても過言でない。
「こ、これは……プレイの一環なの。仕事の場とは違う、モモンガ様の――」
三人相手では、防御最強のアルベドとて破られる。
必死に言い繕うにも、我ながら苦しい。
だが、助けはやはり当人から……最悪の形で与えられた。
ドス黒いオーラが、四人を吹き飛ばすように溢れだしたのだ。
「はぁぁ? モモンガ様だと? 様を付けるな、愚か者が!」
ソリュシャンとルプスレギナは、目の前に迫る死の絶望を味わう。
特にルプスレギナは、人狼の習性ゆえか失禁してしまい。
シャルティアとて、恐怖にカチカチと歯を震わせる。
ゆらりと、全身を泡と五人分の体液に覆われたモモンガが立ち上がった。
そして問う。
「ここにおいて、私は何だ?」
ソリュシャン、ルプスレギナ、シャルティアは顔を見合わせる。
至高の御方と答えてはならないのだとは、わかる。
しかし、思ったように答えていいのか。
そんな冒涜的な言葉を口にして、いいのか。
互いの目を見ては、不安と恐怖に戸惑うばかり。
最初から答えを知るアルベドだけが、答えた。
「モモンガ――は、私の、そして私たちの奴隷でしょう? 何を偉そうに立っている、の!?」
迷いが含まれた口調と共に、言い放ち。
ばちん!と激しい音を立てて、アルベドがモモンガの尻を平手で叩く。
「あっ……♡」
それだけで、嬉しそうな声と共にへたり込んでしまうモモンガ。
同時に、全身から発していた〈絶望のオーラ〉が霧散する。
尻を突き出すような四つん這いで……アルベドに期待の目を向ける。
「何を期待してるの! この淫乱!」
「ひぁっ♡♡ ぁっ♡ あっ♡ おっ♡♡」
アルベドはそのまま躊躇せず、目の前の両穴に指を入れ、乱暴にかき混ぜる。
嬉しそうな声と共に、ガクガクと絶頂してしまうモモンガ。
「「……?」」
「……(こく)」
モモンガの視線がそれた隙に、四人は目配せした。
三人に、アルベドは小さく頷く。
「そ、そうでありんす! 身の程を知りんせんか!?」
半ばヤケになって、シャルティアが主の両乳首をきつく引っ張った。
絶頂の痙攣中だった主の体が、また跳ねる。
そのまま遠慮なく、いつも以上に強く乳房をしつこく揉みしだく。
「ご、ごめんなひゃいっ、シャルティア様ぁっ♡」
「ふひっ」
そう言われるだけで、シャルティアはぞくぞくと背徳的な絶頂を覚え。涎を垂らしながら、さらに責めを強めた。
「ごめんで済むと思ってるっすかー? しっかり奉仕してもらわないとー♪」
努めて明るい声で、悪ふざけで済むよう姑息に計算しつつ。
ルプスレギナがモモンガの前で膝立ちになる。
つい今しがた失禁した雫がまだ垂れるそこが、モモンガの前に突きつけられた。
「ひゃ、ひゃい、ルプスレギナ様っ♡ 奉仕しますっ♡」
「うひゃっ♡」
汚れたそこに、モモンガは躊躇なく唇をつけ。
尿で汚れたそこを、至高の御方に舐められるという冒涜的快楽に、ルプスレギナはぷるぷると震えた。
雌としての絶頂と同時に、異常な歓喜のあまりさらに嬉ションしてしまったが。
「んちゅ♡ んっ♡ んぢゅるるるるるぅっ♡」
「ほぉっ♡ おあっ♡ あおんっ♡ あおおんっ♡」
尿道口を直接吸われてしまう。
獣じみた声をあげ、ルプスレギナはびくびくと身を跳ねさせながら絶頂した。
さらに噴き出した潮まで吸われて……顔を蕩かす。
「こんな方だったなんて……アルベド様も苦労なさいますね」
冷たく淡々と言いながら、ソリュシャンが特異な触手を作り出す。
先端が吸盤状になり、内側に無数の繊毛が備わったそれは。
するすると、モモンガの最も過敏な突起に吸い付くと。
「ひぃぃぃぃぃぃぎゅぅぅぅぅうぅぅぅうぅぅぅぅ♡♡♡」
凄まじい勢いで回転し、電動歯ブラシのように陰核を容赦なく擦り磨く。
包皮の中にも微細な触手が入り込み。
ポイズンメーカーのスキルで生み出した媚薬が塗り込まれるのだ。
モモンガは連続絶頂に陥り、全身の痙攣が止まらなくなる。
「私たちを脅かした罰です」
「あひっ♡ いぃひぎぃいいいいいいいいいいいいいい♡♡ ごめ、ほめんなッ♡ はひぃっ♡♡」
淡々と、さらに乳首にも同様の触手を吸い付かせ攻める。
「何を言っているかわかりません」
「そんひゃああああ♡ こわっ♡ こわれりゅっ♡ くるふぅうううううう♡♡♡」
冷たく言い放つソリュシャン。
びくっびくっとさらなる快楽絶頂の踊りを披露しながら。
モモンガは、延々と四人がかりで攻めいじめられていく。
四十の指が群がり、四つの舌が這い。
さらにソリュシャンの触手が絶頂漬けにするのだ。
快楽に馴れ始めたモモンガとはいえ、耐えられるものでなく。
意識を失ってなお、ぴくぴくと痙攣を繰り返しながら気を失ってしまった。
そして、気を失ってもなお、シャルティアとルプスレギナに全身を舐めまわされ続けたのだ。
「……そういうわけだから、あれはこの部屋だけよ?」
「他の者にバレたらヤバイでありんすしね……」
「セバス様もユリ姉も、絶対許さないっすよアレは……」
「あくまで、プライベートのプレイですしね」
モモンガをベッドに寝かせ、四人はモモンガの私室内にある執務室で話し合う。
他のNPCに知られれば、殺されかねない内容なのだ。
「とりあえず、デミウルゴスには理解をもらってるわ。ニューロニストもある程度わかってるから……でも、外では絶対に口にしちゃダメよ? 特に一般メイドと他のプレアデスは禁止して」
真剣な顔でアルベドが言う。
「どうしてでありんすか? そろそろ一般メイドにも世話を……」
「シャルティア様、御方のオーラに耐えられる一般メイドはおりません」
「そうっすよ、一発で即死モンっす」
そう。
モモンガがいつ激昂して〈絶望のオーラ〉を発するかわからない。
ふと最中に「様」を付けたせいで死んでいては、一般メイドの蘇生費用だけでナザリックの危機なのだ。何より、御方は慈悲深くやさしい。殺してしまった己自身を悔やまれるやもしれない。
「ユリとか、連れてこれんでありんすか?」
「ユリ姉もナーちゃんも、モモンガ様を呼び捨てなんて無理っすよ。エンちゃんとシズちゃんは、モモンガ様が普通に子供としてかわいがってるみたいだし……」
「そうですね。私だって正直つらいです」
それだけに、プレイ内容を知られるわけにはいかない。
「わらわの
「いいけど、シャルティアの気分で殺したり犯したりはしづらくなるわよ?」
「うっ……確かに……けれど、モモンガ様とできる日常を思えば……」
悩むシャルティアに、アルベドが手を叩き、傾聴を求める。
「そこで外部の人間を使うわ。あのクレマンティーヌとやらを、モモンガ様のペットにするの。彼女はモモンガ様をよくわかってない身だから、ちょうどいいでしょ」
「おっ、人間とするのに混ざってもいい感じっすか?」
「いいわよ。ただ、モモンガ様の前でいじめたりしたら怒られるから、注意して」
「そういうスパイスはマンネリ回避に大事でありんす」
「お客様として丁寧に、ですね。私は彼女にはいいように思われていないでしょうし、避けましょうか」
こくりと、全員が頷いた。
ナザリックのメイドが御方の手で望まず死ぬのはまずいが。
人間なら気にしなくてもいい。ルプスレギナかシャルティアがいれば、蘇生だってできる。
「そ、それにしても……アレはヤバイっすね」
「く、クセになりそうでありんす」
「二人とも、外じゃいつも通りにしてね?」
「うっかりで呼び捨てたりしたら、私もフォローできませんよ」
モモンガが目覚めるまで、四人の打ち合わせは続く……。
そして、モモンガが目覚めれば、再び淫宴が始まるのだ。
現地での
「様を付けるなよ、デコ助野郎!」
理不尽すぎる要求!
お傍付きメンバーがみんな「様」付けて呼ばれるようになった日の話。
あと、ベッドでは呼び捨て強制させられる話。
モモンガさん視点では、イメージプレイ中に素でお客様とか呼ばれてブチ切れ。
NPC視点では、めっちゃ理不尽に怒られてる。
こんな感じで理解不能な理由で即死オーラ出すので、アルベドさんとしては危なくて一般メイドなんかお傍に置いとけません。でも、おかげで一般メイドから御方独占してると思われて、アルベドさんめっちゃ嫌われてます。
本編でヒルマ相手にアルベドさんがオーラ全開の圧迫面接したのは、当時相当に追い詰められて焦っていたからでもあります。ナザリック女子は、されるがままの受け身プレイで想定してたので、女王様プレイを求められても対応できずおり、専門家の助言を必要としていました。
そして、プライベートでこんな扱いさんざんさせといて、仕事時にはクールに振舞うので。世渡り上手な他三人はともかく、シャルティアちゃんは混乱しかありません。