※この作品はR-18です。

Rou. 01 (R-18G)   作:Fry-Hopper

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 ☀️工事中あり☀️



つ´・ω・`) 本作は上級者向けである。難度エクストリームではないデース。魔法や特殊アイテムで普通ではない虐め方を追求しています。本作内では暴力・ワイロ・売春・枕が存在します。


 ~おぼえがき改1~

エルフは妊娠率低いから
スイッチ入ると淫乱になる。

【挿絵表示】

妻エルフ(ククル)
背は高い、胸はぺったんこだけど強い。肉体派。性行為数回。出産経験なし。アレの時は声がでかい。耳パタパタ。おっぱいが小さいことがちょっとコンプレックス。(見た目20歳マイナス)

【挿絵表示】

妹エルフ(パニバーナ)
デブ専向けロリ。ちょっと背が足りない、でかチチ(陥没)、 魔法使いさん。処女。同居してるから、夫婦の性交中によくオナニーしてる。むっつり変態ドスケベ。体型がコンプレックス。(見た目16歳マイナス)

夫エルフ(ロタティオン)
姉妹見えるとこでグヌヌしてる。レイプ見ながら、種馬。NTR要因。(一話以降、当分出ない。むしろいらない子)


【挿絵表示】


超絶級貧乏赤毛姉妹、10話くらいからサイドストーリーズ状態で程よく出てくるかも。というか主役よりかわいい気がする罠


※更新優先度は、ヒロインレイプ、ロスユニ、これ、深海150M。アンケの結果、開始は4話あらすじにあり。掲載されるっぽい挿絵に影響される気がしなくもない。



始まりの穴

暗く狭い、石の見えるゴツゴツとした土の中を、白く細い指が探るように伝う。

 

「随分落とされたな」

 

鋭く細いが、深く重い女性の声がする。5Mほどだろうか、見上げる上空には草のツタが、格子のようにいびつな円形をした入口に乗っていて、隙間から傾いた日の赤い空が見える。彼女は口を閉じ大きく鼻息を吐く。

 

すぐさま追手が来ないようでは、人間の作ったものではなさそうだ。垂直ではないものの上まで登るには骨が折れる。それに疲れ果て顔を出したところに人間がいてはたまったものではない。

 

彼女は尖った長い耳を水平に広げると、暗い穴の奥へと耳を澄ませる。奥は僅かずつ細く変わって行くようで日が差し込まず暗く這って進むような細さの穴だ。遠くから、這いずるような音が聞こえてくる。

 

まぁ、そうだろうなと、彼女は腰に差していた、ガラスのような素材に魔法でコーティングされた、刃が透き通るような短剣を抜く。やはり住人がいたようだ。彼女は金の髪を片手で抑え、もう片方の手で迫りくる何かに短剣を向ける。

 

彼女は緑色で金の装飾が付く短いスカートのワンピースを着ており、長く白いパンツを穿いていたが、敵の追撃と、落下の衝撃で所々破け白い肌から出血していた。警戒するように彼女は地面に平らな胸を付け、腕を伸ばし短剣だけを向け息をひそめる。

 

白いほほに泥をまぶし、なるべく目立たないように偽装していると、遠目にそれの全容が見えてきた。

 

ワームだ。自然と手が止まり、自嘲気味にクスリと笑った。あいつどうせ目がきかないだろうと。

 

「しまった」直径は立ち上がった子供ほどの大きさで、横に長いミミズのような体に、中心は蛇のように大きな口が開いている。「厄介だな」

 

音に気付かれ、予想よりかなりの速さで一気に詰め寄られる。彼女はすぐさま飛び起きしゃがみながら、剣を素早く突き出し、後方にうさぎ跳をするかのように小さくジャンプしながら距離をとりつつ対抗する。

 

しかし、それの進撃速度は彼女の思うよりも早く、次第に入り口の壁際に追い詰められていく。それは、ヨダレのような粘液を垂らしながら大きく口を開けた。彼女は両足で、唇のような場所を硬い皮のブーツで押さえつけた。

 

彼女は粗い鼻息を規則的に出しながら、腕を伸ばし、それの頭部を思わせる部分に短剣を何度も刺し込んだ。やがてそれは力を失い、暗い中で地面に伏せる。念のため、それの上部に何度も短剣を刺し胴体を切り開いた。

 

しばらく解体を行った後、彼女は穴の壁に背中を付け腰を地面につけた。穴の中の為、わずかに男たちの怒声が反響して聞こえてくる。幸か不幸か、彼女は未だ発見されていないらしい。

 

僅かな気のゆるみが、連日の戦闘の疲れから彼女の瞳を閉じさせた。土壁にもたれ掛かり、睡眠が深まるにつれ、彼女は各所が痛んだ白いパンツの脚を、少しずつ開いていく。

 

淀んだ空気の中で、彼女の脚からにじみ出た血の臭いが広がっていく。

 

 

 

「ん」

 

耳をぴくぴくと水平に動かし、全身に筋肉痛のような痛みを感じながら彼女は目を覚ます。どうやら発見されなかったようだ。彼女は小さくため息を吐くと、周囲を見回す。しかし、夜のためか、空は深く暗い。

 

彼女は大きく息を吐くと、アレの粘液かドロドロとしている土壁を手で押し立ち上がった。目を閉じ、気配を探る。どうやら周辺に魔力の揺らぎは感じられない。彼女は突然可笑しくなり声を出して、笑う。

 

古の転移魔法など自分たちでも使える者が僅かなのに、たかが一介の兵に使ってもらえるはずもない。もっとも、人間には分からなかったのかもしれないが。

 

突然に消えた私が転移したと思ったのか、連中は捜索を断念して、失意のうちに退散したようだ。彼女の耳が愉快そうにぴくぴくと動く。手の平を上に向け、意識を集中させると、掌の上に小さな閃光の塊が生まれた。

 

「攻撃用だけど」彼女は誰にでもなく、自分を慰めるように小さく呟く。彼女はどちらかと言えば魔法が得意な方ではない。それでも戦闘に特化した魔法は何とか習得している。「ちょっと!!」

 

安心したせいか、いつもの自分に戻っており裏返ったような声を出し、急いで太ももを叩く。光がももを照らすと、そこには、細い小指の半分ほどの大きさで先程のワームのようなものが、数多く這いずり回っている。

 

「何?」焦るように体を払うが、数十あるいは、数百の虫の塊がいるようだ。彼女の白く端麗な顔が醜く歪んでいく。「やだ」小刻みに体を震わせ膝をつく「やだやだやだ」溺れる子が手を暴れさせるようにそれらを払い落とす。

 

「やだやだやだやだやだやだやだやだ」

 

長くキレイな彼女の金髪が激しくふり乱される。伸ばされた人差し指の先端から、レーザーのように青い光が伸び、周辺を焼き払う。ジィジィと断末魔を上げ、次々とそのワームたちが焼かれていく。

 

彼女は胸を激しく動かし深く粗い息を何度も吐いた。小さなワーム達は、本能が危険を察しピィピィと鳴きながらモゾモゾと穴の奥へと逃げ出し始める。

 

その一群に向かいオレンジの閃光が放たれる。地面には、それが存在していた影だけが縦に何十本も残っている。

 

「ちょっとやりすぎちゃったかしら」彼女はシュンと耳を垂らし、困った表情でドカッと座り込んだ。仮眠を取り僅かに回復した魔力が再び枯渇寸前にまで減ってしまった。「夜が明けるまで、もう一眠りしようかしら」

 

僅かに零れ込む、土壁に反射した月明かりだけが彼女を心細く照らす。上は高く遠いい。やはり身体強化魔法を使って一気に出る方がいいだろうと、彼女は考えた。

 

「やだ」

 

股間がもじもじとする。少し間を置き考えるが、彼女はズボンを下すことにした。ももに白ズボンを残したまましゃがみ込む。白く小振りなお尻を地面に近づけていく。彼女は緑色のスカートを片手で抱えながら、下腹部に力を入れる。

 

短く金色に生える陰毛の下、小さな穴からトロトロと液体が漏れでた。すぐに勢いを増して、湯気を出しながら黄ばんだ液体が噴出していく。拭ける物の持ち合わせがないため、彼女は振り子のように股間を動かし水を切った。

 

そのまま、パンツを穿こうと腰を上げる。股間に恥ずかしい染みが出来てしまうが、今に始まったことでもない。しかし彼女は、腰を上げている途中で何かに気付き体が硬直した。

 

ピィ。

 

彼女の視界が揺らぎ、何が置きたのか分からずにめまいがする。悪酔いしたかの不快感と霞む視界の中、地面をみる。指先を伸ばし、わずかに閃光を作ると、いた。

 

ピィピィ。

 

股間から尿により地面に打ちつけられ、面白くなさそうにくねくねと体を動かす物体が数匹。彼女は恐ろしく冷たく冷静に、指を押し付け焼死させる。

 

尿がお尻に回り濡れる股間に手を伸ばすと、もぞもぞと這いまわる感触があった。力強く股間を叩き払い落とすが痛みを感じない。

 

あれらの体液には麻酔のような成分が含まれていたのかもしれない。やうらの体液のせいか僅かに足の動きは鈍っている。全身も気付けば気だるく重い。

 

彼女は何かを察したようにズボンを脱ぎ捨てようとするが、ブーツに引っ掛かりすぐに脱げなかった。彼女は地面に転ぶと白いお尻を高くあげる。股間を中心にワームがピィピィと落ちて来る。

 

彼女は瞳を揺らしながら、無言でブーツを脱ぎ捨て、白くキレイな足指を出した。急ぎ閃光を作り確認すると、膝先あたりにはワームが隊列を組み登っていた。

 

やられた。彼女は気付いた。ズボンの切り口から侵入したワームの群れが、ももを這いあがり空間の出来た、股間に集中していたのだ。

 

彼女たちの種族には、下着を穿く習慣がない事も災いした。ズボンの股間部分は、数個の小さな木のボタンで留まっており、わずかに隙間が出来ている。そこからも侵入されたのだろう。

 

侵入された――

 

「いやだ。いやだ」こいつらの体液は皮膚を鈍感にさせる。そしてかなりの小ささだ。彼女はそれを想像すると、涙を流しながら頭を掻く。金色の髪が騒めきガリガリと両手でかきむしられる。「いやだぁ!いやだ!いやだ!!」

 

彼女の顔は引きつり醜く歪む。気の遠くなるような思いを落ち着けると、確認するように二本の指が股の間に震えながら伸ばされていく。聞こえた。指に押しつぶされジィジィと威嚇するような鳴き声が。

 

「あぁぁぁああ”あ”あ”あ”あ”””」

 

彼女は喉から血を吐きながら絶叫する。錯乱するように魔法を繰り出し、一瞬の強い光の中でズボンとブーツが蒸発する。膣内も焼き払おうと、気が狂ったように指を近づけ青い光が生まれるが、無情にもついに魔力切れを起こす。

 

「ああ””っ ああ””っ」

 

頼みの綱が切れ、ついに彼女の精神に軋みが入る。しゃくりあげるように大声を出し、ガシャガシャと膣内に指を抜き差しさせながら、股間をガクガクと前後に暴れまわらせる。

 

麻酔の効果以上の感覚が彼女に襲い掛かるが、彼女は真剣に細くしなやかな指を最奥までねじ込み、ガボガボと指を出し入れさせる。

 

「うぐぁ” ぼひゅ”」

 

呼吸困難を起こすほど声を出し、なおも膣内を掻きじゃくる。ついに発声の限界を超え、キリキリとした高音を叫びながら、仰向けになりバタバタと膝を開閉させる。グリグリと腰が回転し、上下に跳ね回る。

 

シャカシャカと動き回る素早い指が、暗闇で分かり辛いが、わずかに血の色を付ける。高速で出し入れされる指に膣内が摩耗し僅かに出血を始めたようだ。

 

我を失い動かす指では、残る数体のワームを掻き出すことはできずに、膣内で右に左にとその柔軟な体が移動するだけだった。

 

彼女は時折聞こえるジィジィという声に、気を狂わせいつまでもガチャガチャと膣内を掻きじゃくった。ブリッジをするように股間が高く持ち上がり、小さな尿道口から勢いよく液体が噴き出す。

 

首を大きく振りながら、奇声を出し、股から水をやるホースのように何度も次々と液体が噴き出す。恐怖から前後にブリッジをしたまま腰を振り、前後に移動する。尖らせた耳は不規則に左右非対称にはばたく。

 

奇声を上げて股から潮を吐き出す彼女の姿はもはや、美女としての面影を残さず、まるでモンスターのようだ。彼女の緑色の服は、土壁に反射された自らの体液と土泥で茶色く色を変え汚臭を出している。

 

「あぁぇぇぇえええ’え”え”え”」

 

彼女はアソコを剥き出しにして、舌を震わせながらどん欲に膣内をほじくり回す。望まぬ絶頂が繰り返され、彼女の脳がキンキンと刺さるような痛みを生み出す。

 

酸素を失い始め、彼女の脳が鈍く動きを変えていく。先端まで真っ赤に染まる耳も聞こえが悪くなり始めた。何故こんな激しいオナニーを始めたのかわからなくなるほど、彼女は追い詰められていく。

 

「あーぁぁ、そこぉ」彼女の指はワームではなく、自ら気持ちい場所だけを追い求め出した。「ぁぁぁああイクイク”」しかし鈍化された膣が、いつまでも彼女を深く達せさせない。「おねがぁぁぁもどぉ”ぉ”」

 

洞窟から彼女の声が漏れ出て、狼たちがつられて遠吠えを始める。その狂宴は彼女が衰弱しきり、泡を吹いて崩れ落ちるまで続いた。膣内では僅かに滲み出す彼女の血液を美味しそうにワームたちがすすっている。

 

 

 

 

「いたわ!!こっち!!」

 

日が昇り明るい光と共に、耳が長く、金色の長い髪の女が穴をのぞき込んでいる。数人がかりの強力な魔力探知で辛うじて彼女の痕跡をみつけ、犬のように追いかけてきた。

 

石壁に背中を付け崩れるように足を延ばし、股の中心と口から血を長し気絶している姿は、レイプ殺人のようであり、彼女を衝動的にその穴に飛び込ませるには十分だった。

 

「姉さん!」軽く肩を叩きながら耳に大声をかける。彼女の手の平から広がる穏やかな光が、石壁に寄りかかり、表情を垂らす金髪で暗く隠す彼女を包む。「何が」

 

周囲を見回すと魔法の痕跡がある。掌の光が彼女の太ももから股間にかけて蠢く小さな虫をみつけた。通路のように細く変わっている奥からの腐臭に気付き、光を向けると大型のワームがいたようだ。

 

「ここよ。早く!」草をムチのように操り魔法で補強したロープのような物を肩に巻き付け、屈強な男兵士が滑り込んでくる。「姉さん!しっかりして!」

 

彼女の悲痛な叫びが、男の表情を険しくさせる。満身創痍の彼女を担ぎ上げると天を睨む。

 

「お願いします」

 

彼女の手の平から光が出ると、男の両足に巻き付く。本来は飛行魔法であるが、代を重ねるごとにその力は失われ現在では重力を軽減する程度にしか役に立っていない。

 

男は彼女を担ぐと、忍者のように硬いブーツでタンタンと石壁を蹴り、飛び登っていった。

 

「死になさい」

 

冷たく氷山のように刺さる冷気が周囲に広がる。エサを失いクルクルと頭を回していた小さなワームたちがピクピクと体を硬直させ地面に伏せる。やがて動かなくなった。澄んだ瞳は奥を凝視し、手の平から丸く大きな熱源が飛び出す。

 

飛び出した光が横穴の深部にぶつかり強烈な熱波が生まれる。風を受け額に流れる涙を乾燥させながら、金色の長髪が怒り狂うように暴れまわる。高ぶる気持ちを抑え、彼女は足に光を当てると、跳ねるように穴から抜け出した。

 

 

 

 

 

 

 

「どれ、ババが見てやろう」ワームの被害にあった彼女が、村一番の魔法と知識量を誇る老婆の前にスカートをまくり上げ股を開く。「どう、でしょうか」

 

老婆は黒いケープのようなものを肩に羽織り、首には大きな宝石の並ぶ首輪を付けている。それは魔道具であり、老婆の魔法に呼応するかのようにいくつかの宝石が、チラチラと淡く光る。

 

彼女は憔悴しきった瞳で、しわがれた指が陰唇を捲り返し内部を観察する様子を眺める。老婆の指から光が生まれ、ペンライトのように僅かに出血の続く膣内をしっかりと確認し始めた。

 

彼女は気丈に、無秩序に金髪の生えそろう白い股を大きく開き続ける。不覚にも少し湿り気を強くしてしまっただろうか、彼女の耳が僅かにピクと持ち上がり、居心地の悪そうに、ホホが少しひきつる。

 

「ほうじゃのう」老婆は笑っているようだ。「まぁ、大事にはいたるまいて」刺し入れられた二本目の指が穏やかに彼女の内壁を自ら治癒させて行く。自然治癒を加速させられ、彼女から腹部の痛みが引く。「残りもおらん」

 

三本目、四本目の指がねじ込まれると、大きく膣口が広がり、恥蜜が溢れ出ている。老婆の指が温かく広がるように感じ、卵巣の奥までがジンジンと温められているかのようだ。

 

「ではの、尻を開け」流石に彼女も耳を尖る先端まで赤らめ、落ち着きがなくパタパタと震わせる。「治療じゃ早くせい」老婆はしわがれた声でもごもごと口を動かし、刺さる目つきで言い放つ。

 

「わかり、ました」

 

彼女は四つん這いになり老婆にお尻を向ける。緑の服のスカートを片手で背中の上までめくりあげると、白く青さの残るみずみずしい桃尻が露出した。自ら両手でしっかりと尻肉を広げ肛門のシワを老婆に見せつける。

 

彼女の緑の瞳は逃げ場を求めさまよい、頭痛がするほどの恥かしさと、はやる鼓動が彼女の白い体に赤みを広がらせていく。

 

老婆の指が彼女の肛門に挿入されると、彼女は目を細め熱く長い息を吐く。老婆の指が穴をこじ開け、長く恥ずかしい音を吐き出させた。ザラザラとしたシワの深い指が回転するたびに、彼女は酷い不快感から体を振動させる。

 

彼女のフラットの胸がドキドキと音を鳴らし、その桜色の先端を大きく膨らませた。指の動きから逃げるように腰を振りながらも、両手で尻を広げ続ける。

 

「ふむ。おるな」

 

彼女の排泄物を直接食していたのだろう。数匹か数十匹のワームの群れが腸内に潜り込んでいるようだ。麻酔のような体液の為、侵入の際に宿主には気付かなかったらしい。もっとも、大半は彼女の睡眠中に体内に潜り込んだのだろうが。

 

「これは寄生型じゃな」老婆の目に少し真剣さが出る。「宿主の体内で成長し、やがて食い破って出る型じゃ」老婆が安心させるように淡々と説明を始める。「お主は運がよい。少数では気付かずに大事に至っておったかもしれん」

 

「蛇の道は、蛇じゃ」彼女が首を曲げ、老婆の方を伺う。彼女の背筋に冷たいものが走る。「お前たち!」

 

老婆の声が響くと、丸太小屋を組まれたような建物の外で待つていた、彼女の夫と、妹が、屋内にドカドカと走り込んでくる。

 

「どうしましたか?!家内になにか」狼狽えた表情で、スラリとした顔立ちで金色で短髪の夫が、悲鳴のように上ずった声を出す。「姉さん!」妹もその惨状をフラッシュバックさせながら大きな声を出した。

 

室内の蚊帳を捲り

二人とも彼女の周りに群がる。

 

「うつけどもが」老婆がうんざりとした声を出した。「見ないでぇ」自らお尻をしっかり広げる姿を家族に見られ、彼女は耳を垂らしさらに羞恥心が芽生えた。「大事には至らん」老婆の言葉に二人とも力が抜ける。

 

「じゃが」その瞳には強い力がある。「暴れるので押さえておけ」歴戦の敵兵と相対したかのように、三人が凍り付く。「言うとおりにせんか!」老婆の怒声が二人を動かし、彼女の頭と胴体を体で押さえつけた。

 

「よかろう」

 

老婆の腕に力が入り、攻撃用のスペルが唱えられる。世界に嫌悪感が広がり、老婆の指先に力が集中した。この呪文は知っている。蛇だ。

 

彼女に焦りが見える。禁呪に近くもはや伝説とも言われる召喚魔法。伝聞によりその呪文自体は伝えられるが、実際に行える者は極めて少ない。老婆の胸元の全ての宝石が輝きを増していく。

 

刺し入れられた指先から、弾けるように飛び出す紫の長い蛇が、彼女の腸内に暴れ込んだ。蛇は舐めるように舌を動かし魔力を原動力に彼女の腸内部へと潜り込んでいく。

 

「これからじゃ。しっかり押さえつけよ!」

 

恐怖と恐ろしい不快感から彼女が手足をバタバタと動かし、暴れまわる。腸内に残る彼女の排泄物を食しながら前進し、ワームを見つけると、その舌がぺろりと包み込み、チロチロと進む。

 

「ダメェ!放して!放して!放して!放して!放して!」彼女の緑の瞳からとめどなく涙が流れ、鼻水をゴボゴボと出しながら、首をグルグルと回して胴体を抑え込む夫の頭をバンバンと片手で叩く。「絶対に放すでないぞ!」

 

老婆が夫を怒鳴り付ける。

 

進む蛇が大腸を抜け、小腸に差し掛かると彼女の腹が四角く膨らみ始める。やがてそれは、ゆっくりと中心を膨らませていき、彼女のお腹を大きく膨らませる。パンパンに張る腹が痛み、彼女に強烈な不快感と激痛を送り続ける。

 

蛇自体は清浄魔法でコーティングされているため、進むたびに浄化されいつまでも清潔さを保っている。ついに小腸を抜け、胃液の名残を食しつつ、幽門を突き抜けると胃の中で頭を膨らませ左右に首を振りながら獲物を求める。

 

圧縮され体を細めた蛇が、食道を登り彼女の口から顔を出した、彼女は蛇が胃を通過する頃には気を失っており、ドボドボと放尿をしながら、だらしなく全身の力を抜いている。

 

口の中の蛇の顏の周りには、引きずられた彼女の胃液により黄色い泡がゴボゴボと溜まっていた。蛇が顔を回しそれらを吸い上げると、何もなかったかのように姿を消す。召喚魔法最大の利点は、後始末が楽なことだ。

 

「久しぶりで疲れたわい」老婆は肛門から手を引き抜くと、指が輝き汚れが浄化された。彼女はそのままぐったりと横に寝かされた。老婆は彼女の頭に手を乗せると、彼女の数十分の強力な記憶を削除する。「これでよかろう」

 

「ありがとうございます」二人は深々と頭を下げた。「体の方は、完治しきっておらん」強制治療は彼女自身に負担が多きいため行っていない。「しっかりと養生させよ」その言葉を聞き、二人は恭しく再び頭を下げた。

 

 




ワームの攻撃から助け出されたエルフを待っていたのは、また地獄だった。破壊の後に住み着いた欲望と暴力。

百年戦争が生み出したソドムの街。

悪徳と野心、頽廃と混沌とをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここは惑星エンドアのゴモラ。

次回「有漏の街」。
来週もエルフと地獄に付き合ってもらう。
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