「ハゲが来るまで時間があるなぁ」
ガラス張りである二階席の下に、学校の時計のような無機質な大きな時計が付けられている。これは、特別な仕掛けはなく、壊れたら交換すればいいと用意された、安価で時報機能もない時計だ。
しかし、電圧低下に伴い自身の秒針の遅れを検知して、それを知らせる機能はある。魔導の技術の発達により開発され、大量生産された後にこの町の時計の標準機能になっている。これを廃するとなると、逆にコストが上がるほど定番の機能だ。
「おい豚こう」仮面の男がのしのしと歩き、両手を鎖で吊るされ、両足を壁に固定されている少女に近づく。「オマンコうずくのか?え?」
栄養剤と妊娠誘発剤、さらには呪いにより強制的に発情期に変えられている姉妹の股は、酷く乾き男を求めている。
「したいんだろうが?」彼のゴツゴツとした手が、開かれた少女の股の間に伸びる。「あ”?」
手を付けて、おねだりを始めている少女の股にピチョピチョと音を立て、手の平を何度も押し付け振動させる。
「一人でシコシコ根暗オナニーしてよぉ」少女の縦に綺麗に線を作る股を、指二本で水気のある内側を広げると、わずかに伸びた少女の陰唇がギザギザと零れ出てくる。「オマンコ伸びちまうまで、コソコソ弄ってたんだろうが」
赤く染まる少女の耳に口を寄せそっと囁く。少女は男に罵倒されながら、悔しさで口を開けさせている器具に歯を立て鼻に筋を浮かべながら噛みつく。
「きったねぇ体だもんなぁ」男の手が股から愛液の線を引きながら、膨らむ腹を上り、惨めに鋭く勃起する少女の乳首に指を乗せる。「こんな体見られたくなくて、トゲトゲしてして誤魔化してやがったんだよなぁ」
首をゆっくり振り、緑の瞳を涙で霞ませる少女に追い打ちをかける。仮面の男が少女の処女膜を爪でカリカリ刺激すると、一人前の女にしてくださいと男の指を腰が追いかける。
「どスケベ豚が」
「おまけにおまけにマンコもウンコくせぇしな」乳首をつねると、わずかに薄い母乳が滲み出る。体がビクンと反応し、離れて行く男の指を、パンパンに伸ばした長い乳首がさらに肥大化し伸びる。「あんだよ。おっぱい苦しいのか?」
少女は口に管が差し込まれているため、呻くように何かをゴワゴワと言うだけだ。しかし、彼には多くのエルフを妊娠させた経験から牛のように張った胸が放乳を求めて疼いているのだと瞬時に理解した。
「いいぜ」
ゴツゴツした両手を少女の巨峰のような体に近づけ、乳輪の濃さを増している少女の乳首に指を被せる。少女の首から下が別の生き物に変わったように、自ら胸を左右に振り添えられている指に乳首を擦りつけ母乳を零れださせ始めた。
大したものだと彼は感心する。
吹き出す量だけなら後ろにある納屋に居るエルフどもと遜色ない。彼は両手で二本ずつ指で長く尖る乳首を上下にしごきながら考えた。彼の逞しい胸板に、水気の少ないドロッとした少女の母乳が垂れ流れて行く。
巨大に張る少女の胸を掌の中に詰め込むと、揉みしだきながら、見かけによらず器用に乳首を指の間で刺激していく。
少女の剥き出しに開く股も激しく動き回りおねだりを始めるが膨らみ切った腹が邪魔をして、突き出した性器を上手く擦りつけられないようだ。
少女は母乳をビュルッと噴き出しながら、ヘコヘコとアソコを突き動かす。ぶよぶよとした乙女のだらしない体が、動く度にゆらゆらと脈打ち振動する。
「耳真っ赤にしてよぉ」
少女は尖る耳を先端までまだらに赤く変えて管の中に熱い息吐きながら、せめてもの抵抗に感じていないと表情だけは冷静な顔をして見せている。
しかし、男が斜めに片足を少女の股の間に差し込むと、少女の腰の動きがブリブリと早くなる。まるで犬の交尾でも見ているかのようだ。
「ちょっと失礼」美女の一人が近づき、少女の乳首に手を伸ばす。「ああ。ダメですね。商品にはなりません」
しなやかに伸びる指で母乳を掬い取ると、味見をして評価する。魔力自体は規定値に届きそうではあるが、水でも混ぜたのかと消費者から怒られそうな味の薄さだ。
「やっぱり薄いのかよ」
彼も期待はしていなかったが、これだけの産出量なら乳エルフに転用できるかとも思ったのだが、これからのエルフミルクの産出は難しそうだ。個人用のペットくらいにならちょうどよいかもしれないが。
「ん?」ピピッとセンサーの音が姉のエルフの方から聞こえてきた。「おい。お前の姉ちゃん妊娠したぜ」
少女の口を片手で掴み姉の方を向けさせると、そっと口をつけ長い耳に囁いた。少女は目を見開きガクガクと左右に首を振る。
「おめでとさん」
姉のエルフは挿入をされている間中ずっと管の中に何かを呻いていたようだが、自分でも理解したのか子宮の疼きと急激な嘔吐感で、クサリにぶら下げられている両手をガチャガチャ動かし暴れ出させる。
胎児の急成長によりホルモンバランスが崩れ、強烈なつわりに襲われているのだろう。トロトロと姉のエルフの口の中に差し込まれている管から保護剤が流れ出てくる。
保護剤を胃の中に強制的に流し込みつわりによる嘔吐を抑制する。妊娠したからと言って、性交が止まるわけではなく。更なる受精をさせるために次々と男が子宮に精を放ち続ける。
「ふむ。状態は良い様じゃの」
老人がなおもズボズボと挿入され、イカされまくりビクビクと痙攣させている姉のエルフのふとももに手を乗せなぞる。
触れる指先にブルブルと振動が伝わってくる。壁裏に回り込んでいる彼女のつま先も恐らくビンビンに伸ばしているだろう。彼女の太ももには、いまイっていますと逞しいスジがしっかりと見えている。
彼女の肛門に流し込まれている栄養剤が大腸・小腸から急速に吸収を始めた。大腸の形作る四角い膨らみが小さくなると同時に、彼女の子宮付近が発光し急速に盛り上がりが生まれる。
やがて彼女の腹は大きく膨らみ、急激な妊娠による多くの白い縦線が腹部に生まれた。平らな胸の下にいびつなひょうたんのような膨らみが生まれる。
「譲ちゃん見えるか?あれが妊娠線ってんだぜ?」仮面の男が、少女に言い聞かせるように性教育を始めた。「エルフの卵はエルフしかかえらねぇんだよ」少女の卵巣付近を指でコリコリとなぞる。
「生まれてくんのは全部劣化したエルフだけだ」
少女の両脇をゴツゴツした大きな手で掴み、手の平でギュムギュムと卵巣マッサージをすると、体内が仄かに温まり、ジンジンと蠢きだす。子宮の両サイドから暖かまりが伝わり、繋がる卵管がじわじわと焦がれる。
彼が力強く握ると、少女は力いっぱい股間を突き出し、長い乳首からわずかに母乳を零しながら両サイドから排卵する。魔力により促進され加熱した少女の卵子が子宮へ送り出されたことを少女自身が本能でさとり、表情が白く変わっていく。
「ボロボロにマンコ破かれて捨てられたら」男の逞しい腕が、僅かに開く処女膜の小さな穴を撫でる。「誰もしてくれなかったら」
ベロベロと舌を出す少女のマンコの皮の付け根をなぞり、ベタベタと乾き始めた少女の恥垢を指で救う。
「俺が産ませてやるよ」
少女の筋を立てる鼻に臭い塊を擦り付ける。彼にはもちろん商業利用として、これの子供を乳エルフにする腹積もりであるが、少女の体はこの言葉に歓喜乱舞したようだ。
処女膜が溺れるほど溜まった体液を、胎内から、小さな膜の穴からトロトロと零れ出させている。
「おい。こっちに来とくれ」
老人の掛け声に一同が、姉エルフの周りにぞろぞろと集まる。老人が壁に対して半扇上に並ぶ者たちに、適当に指示を出し始めた。前列に居る四人のはだけたスーツを着る女性を近くに呼び寄せる。
「すまんがコレを頼む」四角い箱の先端に小さくルビーのような赤い玉が付いている機材を一人の女性に手渡した。そのまま、女性は肩に乗せ姉のエルフの股に向け、向きをしっかりと固定する。「ああ。入っとる入っとる」
他の女性に白い手袋を手渡すと、女性たちがエルフの股肉をガバッと広げた。脱力の魔力で股肉を弛緩させながら、拳三個分ほどに大きく膣穴を広げる。中には緑と、金の二つの頭が見える。
基本的に、妊娠処理を施されたエルフには、バルーンのように羊水を形成することはない。代わりに、自らの魔力を使用して、子宮口に防水膜を形成させる。
これは、100%人間側の都合によるもので、常時安定的に挿入を楽しめるように機能している。また、複数の胎児を量産するために、へその緒の機能も必要がないように、両生類として育つ期間が長い。
空気に触れると、自然と肺呼吸を始められるように再設計されている。このあたりが、オリジナルに比べ能力が下がっていく原因だろう。特に不都合はないが。
老人がエルフの魔力防水を指で弾き切ると、胎内から精液で濁った黄色く黄ばんだ汚水が流れ出てくる。股の中からの汚物に老人の白衣が反射するように水をはじく。
箱を持つ美女は、水の抜けたエルフの穴に機材を近づけた。これは教材として利用するために撮影されている。機材により股の穴に動く二つの頭がしっかりと記録される。
「ほう生きておる」
二人の美女が、エルフの平らな胸の下でしっかりと、シワシワした妊娠線が股に向かう集中線を作る腹を、体重を手の平にかけて押しつぶす。
胎児たちがエルフの腹の中でボコボコと暴れ出した。子宮内から激痛が生まれ、黄色く濁った尿をまき散らしながら、エルフはガタガタと全身を痙攣させている。
「おや?引っ掛かっとるの」
老人がうんうんと、一つの頭を引っ張るがどうやら、肩と肩がうまく絡まっているようだ。子供が暴れる痛みからだろうが、股間をブリブリと振り回されては、さらに掴み辛い。
「む。と、れ、ん、の」片足で機材を押しながら、胎児の頭を引っ張る。「ほぉーっ」勢いを入れて自分の肩を強く後ろに下げる。「んゅーーーっぅう」
「顧問さん。変わりましょうか?」
美女たちが心配そうに言うが、老人はかまうなとばかりに、ガタガタと首を掴み子供の頭を引っ張り続ける。
「抜けたぁ!」老人は胎児の頭を抱え、尻もちをついた。「もう。ダメですよ。顧問さん」美女の一人が、千切り取れた胎児の頭をクスクスと笑いながら取り上げる。
素早く火の魔法で体液の流れ出る首の破断面を焼き付け止血した。また、エルフの膣内に見える、頭が取れた方の胴体の肩をちぎり取り、素早く処置をする。
「うん。絡まることまでは予想していなかったのぅ」老人は、尻もちをつきながら、白い顎ヒゲをモミモミとしてきまり悪そうにつぶやく。「そんなこともありますよ」
老人は、近くにしゃがんで励ましの言葉をかけてくれる、こぼれ出ている美女の胸を掴み、ヨロヨロと立ち上がる。まだまだ改良の余地はありそうだ。
「こっちはオスじゃったのか」首なしの一歳くらいの胎児の股間には皮被りのプラプラしたものが付いている。「こっちはメスか」
もう一匹を取り出すと股が割れていた。三匹目もいたようだが成長時に共食いしたのか、こちらもメスだが片肩から先がないようだ。まだ実用化には程遠いらしい。
「というわけじゃ。成功率が1/3では使い物にならん」老人は気落ちしたように機材に話しかける。「食材として耐えられるかもテストしよう」つまらん結果だったと背中をコンコンと叩きながら、中央へと戻る。
「では、予定通り頼むよ」
老人は三体の収穫物を女性たちに手渡すと、調理場へと持って行かせる。ついでに、魔力探知で当てたと思われる男子三名が付いて行ったが待っているのは、天国か地獄かと老人は背中をコンコンと叩く。
大穴を開け伸び切ったマンコの姉エルフが、感情の尽きた瞳で渇いた涙を流し初めての愛子を見送る。
「あーあ、俺だと思ってたのによ」ひどく残念そうに仮面の男がつぶやいた。心なしか自慢の筋肉もしぼんでいるようだ。「白けちまった。ハゲ呼んでくるわ」肩を丸めコツコツと靴を鳴らして施設をトボトボと出ていく。
一行はこの後、美女たちお手製のエルフ鍋を二階席で食した後、施設入り口にモヒカンの男に持ってこさせたオークション用の見世物装置に姉妹を括り付けた。
姉には再び肛門に栄養剤を注入し客のニーズがあれば出産もできるように調整する。姉の股を少し回復させるが、美女の一人が姉の陰唇を熱であぶり、少し黒ずみを作らせた。
白い肌に鼠色に沈着した伸びた内ビラ。一目で教科書で読むエルフらしく、生まれた時からセックス以外を考えていないようなヤリマンの穴を演出する。
また、姉妹には捕まえた当時のボロ切れの服を着させ、今しっかり負けてきましたという体も装った。オークションには演出が重要だ。
姉妹が勝手にイキまくらないように仮眠をとらせて休養させながら、性的刺激が鈍化するよう薬を塗りこんでいく。この姉妹ならば、またすぐに反骨神たっぷりに戻り、ひとりでに稼いでくれる。
先ほど殺めた、一体のエルフもすぐに補填できるだろう。男たちは、夜には大金持ちだと夢を膨らませニヤニヤと始める。
エルフはバカみたいに仲間意識が強いため、ほかの捕虜どもがどうなるかと脅してやれば、抵抗をひかえるため実に扱いやすくて助かる。
この姉妹に限っては、自殺するな、とだけ言い聞かせておけばいいだろう。しかし、生きるのがいやになり自殺を試みるか、それはそれで楽しみだ。
それから時は進み、正午。
「よーしみんな!よってらしゃい、みてらっしゃい!」
スキンヘッドの男が手拍子でパンパンしながら、広場で騒ぎ立てる。
公園の芝生の中心にある開放型の石の劇場のような多目的スペースに、ギミックによりX字に形を変えた鉄骨に、姉妹が両手両足を開き鎖で括り付けられている。
客の集まりは良いようで、最前列に並ぶ二列の椅子席には金持ちそうな者たちが様子を見ながらニタニタといやらしい笑い顔を浮かべている。どいつもこいつも、ただのセックスなどとうに飽きてしまったサディストの集まりだ。
“無料”の立身客たちは、何が起きるのかと股間を尖らせ、股を濡らしながら生意気なエルフ達を今すぐボロ雑巾にでもしてやろうと、目をギラつかせてオークションの開始を楽しみに待っている。200ほどの人数がいるだろうか。
「まずは豚ちゃんからご紹介」
スキンヘッドの男が大声で説明を始めながら、少女の股肉をムニムニと手で開く。
「なんとこの豚ちゃん。エルフのくせにお相手に巡り合えなかった!」日光の元に、少女の処女膜が暴かれる。観客からはおやおやと、同情の冷ややかな視線が送られる。「ご覧ください、この処女のくせに伸びた肉ビラ」
スキンヘッドの男は大声を出しながら、ビラビラと少女の陰唇を弄り回し伸びた内肉を見せつける。
「でも!お相手はいなくてもエルフの淫乱性は隠せない!」彼は調子に乗り声をあげにこやかに言う。「オナニーのしすぎで、おマンコの奥まですっかり伸びてビロビロです!」観客から笑い声が湧き上がる。
姉妹に口には布が噛ませてあるため、少女は男の解説に鼻筋を立てて真っ赤な瞳を向けているだけだ。
「おやおや」
「まぁお盛んね」
観客席の金持ちらは思い思いに隣の席の者と会話を始め、楽しそうに邪悪な笑みを浮かべている。
「それだけなら!デブ専もいるでしょう!しかし!」スキンヘッドの男がニヤニヤと、少女の胸元を引っ張り、緑の布切れになった服を引き裂く。巨乳がこぼれ出た。「なんと、かんぼつー!」
少女は恥ずかしい秘密を暴かれ手足をガチャガチャとならし抗議を始めたようだ。姉のエルフも妹を思ってか手足を千切る勢いで体を捻らせ磔から抜け出ようとしている。
男を知らぬ乙女は、くぼんだ胸の先端に男が指を立てグリグリと回転させているところを鼻息荒く睨む。強い日の光が巨大なデブ胸に汗を作り、少女が指を離させようと巨乳を振り指を必死にビンタする度にキラキラと汗塩が飛ぶ。
「しかぁし!まだあります!」スキンヘッドの男は、少女の胸のクレーターに口を付け、小気味よくちぱっと吸い付くと少女の乳首が引っ張り出された。「しなびた小汚ない長乳首だ!」
スキンヘッドの男はしなしな伸びるみすぼらしい長乳首を指で弾くと、空気の抜けた風船のような、少女の長く赤い乳首がプルプルと回転する。
「これは抱けない!デブ・陥没・奇形乳首で、スリーアウトチェーンジ!」
少女は燃えるような赤い瞳で、男の心ない言葉に涙を蒸発させるかのように視線をさらに鋭くする。ギャラリー達は少女の憐れな体を見て、醜悪な表情であんな体に生まれなくて良かったと見下すように憐れむ。
「では、次はまな板ビッチのご紹介です」
スキンヘッドの男は額を輝かせながら姉の前へとツカツカとあるく。パンクの効いたトゲトゲ付のジーンズジャンパーがキラキラと輝く。
「こちらは説明ご不要、百聞は一見にしかず!」
姉のエルフの股布をバリッと引きちぎり、日の元でも色の違いが分かるほどマンコが卵型に鼠色をしている。また、指三本ほどの穴が何もしていないのに開いて見えている。
だれが見てもど変態で相当な好き者だとわかるように、女たちに穴の奥までじっくりと焼きマンコされ、彼女の穴ぼこは中心にいくほど黒さを増している。
「最近騒がせてたこの二匹。実は姉妹なのですが―」芝居がかった声で彼は続ける。「このまな板エルフが戦闘中にオナニーをおっぱじめて、あえなく姉妹ともども御用となりました。本当にエルフは知能が足りないですね!」
立ち見の客には教科書通りの知識しかない者が多く、やはりエルフはここがイカれてると自分の頭を指差しながらヘラヘラと頷いて感心しているようだ。
金持ち連中は天然エルフの実態をしっているため、その発言がこの姉妹を挑発しているとわかる。クソ生意気なあの瞳をどう屈服させるかと、イメージと性欲を膨らませて行く。
しばらくスキンヘッドの男が、意図的に下品な解説で立ち見客から笑いをとり場を温める。
「時間もおしてまいりました、まずは子豚の膜一枚、金1000からスタートしましょう!」
少女の色白の太い太ももをペチペチと叩きながら言う。競りが始まり少女は悔しさで長い耳を赤らめ観客から顔を背ける。
「5,000だ」
今朝、少女のももを触っていた金持ちの一人が金を用意したのだろう。一気に勝負をかけてきたようだ。この声に立ち見をしていた者たちから戦意がなくなり意気消沈しながら各々に落胆のうめき声を出す。
一気に価格がつり上がり、早くも勝負が決まったかのように場が静まった。スキンヘッドの男も様子を伺うように、静かに客席を見回す。
「6,500」しかし、前列の金持ちは、金の使い道にこまる者ばかりだ。「7,100」次々と挙手をして、値が上がっていく。先陣を切った彼は、即決価格の6,000を用意できなかったことを僅かに後悔した。
「7,200」どうやら七千が相場のようだ。先ほど殺処分した乳エルフ一体を買い取っても十分おつりがくる。「7,250」小刻みに値が上がるが。
そろそろ競売を締め切ったほうがいいかと、スキンヘッドの男は同席しているお頭に視線を送るが反応はない。
「7,300」しかしこのまま、せせこましい値動きでは、“お客様”の品位を落とす形になりかねない。落札できなかった者から後で恥をかいたと嫌がらせをされるかもしれないリスクがある。「7,500」
スキンヘッドの男は脂汗で額を輝かせながら、8,000を上限に様子を見る。再び僅かに沈黙の時間が生まれる。
「この豚ちゃん大出世ですよ!」彼はマイクアピールをはじめ、巻きにかかった。「なんと7,500。また開いてるだけで、豪邸がたつほどとは実に楽な商売!羨ましい限りです!」
周囲から冷笑がうまれる。会場も雰囲気を察したようだ。7500で落ちるかもしれない。お頭も、まぁ仕方ないかといった様子だ。
この後の二匹での再競売でもそこそこの値はつくだろう。おそらくは1万に届く。悪くない話だ。彼女はセンスをトントンと動かしている。
「10,000だよ」
周囲にどよめきが走る。金持ちの連中も誰だと周囲を確認している。一段高い値段を指されストップ高のような有り体だ。声を出したのは、立ち見客。周囲の者がどくと、そこには小さな老婆がチョコンと立っていた。
「ばーさん。悪いがチョンボはなしだぜ。こっちも商売なんだ」
見てくれはみすぼらしく、また、金持ち特有の覇気もない。痴ほうかもしないと、スキンヘッドの男はステージからポンと降りる。
激高せずに一応の確認を取りに行く彼は、やはり商売人として卓越したセンスがある。冷やかしと確定するまではお客様だ。
「金は、あるんだろうな」
彼はやんわりと、尋ねるが筋肉がわずかに膨らんでいる。誰の目にもこの老婆が次の瞬間にはトマトのように弾けるだろうという事が明らかであり。返り血を警戒して二人の周りには人の輪ができる。
「冷やかしはこまるぜ」
「ほれ、これじゃ」
老婆はやたらと臭いバッグを開けると、その中にはキラキラと光る金が大量に詰まっている。こうなると、真贋の確認やイリュージョンの類も警戒しなければならない。額はうれしいが、それ以上に後が怖い。
巨額の金を見せられても、彼は冷静だった。
「金10,000。他にいなければ」彼はマイクを持ち壇上に戻る。できれば、誰か他の金持ちが被せて欲しいとの期待を込めて。しかし、いないようだ。彼の顔に緊張が走る。「・・そろそろ打ち切るぜ」
金の確認を先にすれば、場が冷めてしまい乱闘にでも発展するかもしれない。そうなればここの管理者にかなりのワイロが必要になるだろう。オークションとは時にこういった事態が起きるものだ。
手前にいた金持ち二人が顔を合わせ、一人に金を渡す。反対の席の者も金を渡しているようだ。場が動いてる。彼は体感時間、数時間の時を炎天下の日差しの中声を潜め耐える。
しかし、バカな立見席の者たちはお気楽にやったなと、ばばぁの背中を叩いているようだ。
「オークショニア」金持ちの一人が立ち上がる。「我々から提案がある」彼はマイクを立ち上がった一人に手渡した。「我々はなにより時間が惜しい」
金の使い道など、どうでもいいという様子だ。実際に力も権力もある彼らにはその傲慢さが実践できる。
「ゆえにこの後控えている競売も合わせて」ごうつくな顔をした一人が凛とした立ち振舞で力強く言い放つ。「15,000」
手前には数個のバッグが並んでいる。彼らからなら調べるまでもない。金に無頓着な彼らであれば、数枚の抜けはあるかもしれないが、全て本物だ。
彼の心が揺れる。
「そのうえで、我々はそこの老婆に興味を持った」
マイクを持ち。手持ちの上限を超える上昇に落胆しているみすぼらしいばばぁへと指をさす。僅かに涙をこらえているようだ。感情があり、決して痴ほうや、道楽の類からきているものではないことが伺える。
「金15,000で、その老婆に遊ばせてやってほしい」
しけた展開を予想していた会場がわっと沸き立つ。さっさと受け入れろだの、好き勝手にヤジが飛ぶ。しかし、彼は慎重に様子を伺いながらお頭に視線を送り様子を見る。倒れるようなプレッシャーが彼に襲い掛かる。
「そうさね」
イスに座るお頭は、内陸部の民族衣装。
チイパオと呼ばれるスリットの深いドレスのような茶こけた服から、しなやかな太ももを踊りださせセンスをパチンと閉じる。すかさず彼はマイクを渡し、事の顛末を見守る。自ら仕切るには少し度胸が足りなかったようだ。
「即決で20,000」
彼は脱帽する。打ち合わせの想定ではよくて一万だった。お頭は、流れるリスクよりも、場の雰囲気を感じ取ったようだ。
「泣く子も締め上げる、マッスルボンバーズだ」お頭は立ち上がり宣言する。「場を流そうってんなら即決20,000。耳そろえて持ってきな」
彼女の気丈な振る舞いに金持ち連中が一瞬気圧される。日差しの中、紫の扇を開き顔を仰ぐ。彼女は一世一代の大見得を切った。
「ふぇふぇふぇ」金持ちの一人、最初に言葉を出した金持ちを体現したかのような男が笑い出す。「さすが“お頭”ごうつくでいらっしゃる」彼はニタニタと話し始めた。
「・・・ぶつよ」
彼女はセンスをパチンと動かしバカな金持ち一人を睨みつける。その金持ちの判断では、残りの競売を合わせても7,500と想像していた。
「いいでしょう」良い勝負師たちに会えたとニタニタと顔を膨らます。「残り5000。私が請け負います」彼は並ぶバッグに、一つ金を追加した。
「ハンマープライス!」スキンヘッドの彼は、盛大に声を出す。会場が劇的な事件にワッと沸き上がった。「では、おばあさま、こちらへ」
会場では拍手が沸き起こった。人が分かれ道ができ、中心を老婆が涙ながらに歩く。
エルフの姉妹は熱射を全身に受けながら、そのクソみたいな茶番劇の一部始終を、どうにでもなればいいとバカバカしく眺めていた。
姉妹の手首足首は日により熱され、全身にも汗の玉が浮き上がっている。少女の初めてのお相手は、どうやらあのみすぼらしい老婆で決まりのようだ。
「じゃあ、私は先に戻っているよ」
易々と手を出せば地獄を見る金持ちから金が移動した以上、数人のマッチョに金入のカバンを持たせるとお頭は立ち上がる。今度はハイエナに金を狙われないように守らねばならない。
「早く歩くんだよ」
カフェでウェイトレスの股を触りながら暇をつぶしていた老人と合流すると、金を持って、エルフの牧場のある施設へと戻っていく。
名目上、老人の研究用として施設に預からせるためだ。回収が若干面倒になるが、これであれば有事の事態でも補填される。実に抜け目がなく安心だ。
会場には股をおっぴろげて、女性器を丸出しにした姉妹が残される。ボロ切れのような服を纏った老婆が、邪悪でまがまがしい笑みを浮かべている。観客たちも何が始まるのかとごそごそと相談を始めたようだ。
「私はね」老婆が小さな声で、しかし力強く喋りだす。「あんたら」死期が近いのかと思わせるほど老婆の全身が小刻みに震えている。「あんたらのせいで」
「孫を失ったんじゃよ」老婆の指すあんたとは、まったく時代の違う話であり、つまりはエルフ違いだ。「先の大規模作戦の時にね」しかし、エルフに報復してやりたいという一心なのだろう。
「そいつは、気の毒だな、ばあさん」
スキンヘッドの男は根はやさしいのか、老婆につられるように表情を暗くする。エルフなどいくら死んだところで、しょせんは動物だ。魔法友会が討伐に出て、報奨金目当てに危険なエルフをサクサク殺しに行くほどだ。
「だからかよ」
スキンヘッドの男には、この老婆が姉妹に異常に固執していた訳が分かった。天然物だからだ。
「生まれたことを後悔するほど、私の手でボロボロにしてやりたいんじゃよ」
老婆の目はわずかに血走り姉妹を睨みつける。どうやら楽しいショーが始まるらしい。客席の金持ちたちは良い買い物をしたかもしれないと卑しく笑っている。
「あいわかった」スキンヘッドの男は筋肉を膨らませ老婆の熱い思いにこたえる。「殺しちまうのはノーカンだが」曲げた片腕に汗の乗る筋肉が光る。
「このクソエルフどもが勝手に死にたくなるまで、好きにしていいぞ」筋肉に誓ってという彼ら独特の約束の表現方法だ。「俺も手伝うぜ」
「ありがとうよ」
老婆はしわがれた声を出し、ニタニタと笑い始める。観客達は、もしかすれば、勢い余って殺してしまうのではないかと、ドキドキしながら期待を始めた。
恨みがこもっているのであれば、ただの性交など見せはしないだろう。ここは、老人の知恵の見せ所だ。金持ちの数人が機材を手配し映像の記録を始めさせる。
もしかすれば、金の回収ができるほどの物が撮れるかもしれないと。
熱い日差しと、老婆の笑い声が、大の字に固定された姉妹の白い太ももに、大きく汗を垂らさせる。
つ´・ω・`) 皆で選ぶ、(本作での)売春の客引きに求められる服装。(犯罪行為はNO)
-
メイド服・学生服・ウェイトレス
-
女教師・OL・ナース・スーツ職
-
テニス・ゴルフ・水着・スポーツ系
-
ぴっちりタイトミニ・下着・全裸
-
その他のコスプレ(含むレイヤー)