すみません。
魔族をその手中に治めたハザークは次の計画に乗り出した。
それは退魔八桜花の一柱である、更級(さらしな)家の洗脳計画である。
更級家の当主は高校三年の双子の姉妹であり、姉は愛梨(あいり)、妹は愛花(あいか)という。
両親は彼らが中学一年の頃に亡くなっており、その頃から彼らは共に力を合わせて、更級家を支え続けてきている。
これは、二人は幼い頃から両親によるスパルタ教育により、戦い方はもちろん、当主としての振る舞い方など、自分達が死んでも何不自由なく、更級家を動かせる教育を受けてきているからだ。
退魔八桜花は時々代替わりが起こることがあり、本家に何かがあれば、分家が本家に成り代わり、八桜結界の維持に勤めるのだ。
それは、今の更級家にも言えていた。
本家は二人の両親だからこそ、忠誠誓っていたが、当主になったばかりの二人は若く、当時から本家交代が分家から言われることがあったのだ。
しかし、二人は両親の教育のお陰で、当主としての貫禄を彼らに見せ、分家達を黙らせ、更級家は今でも退魔八桜花の一柱でいられるのである。
そんな二人は今、下校中であった。
「お姉ちゃん、友達から聞いたんだけどこの近くにマッサージ専門のサロンが出来たんだって。明日、一緒に行こうよ」
そう話すのは更級 愛花だ。
クリクリとした可愛らしい目が特徴的で、目以外のすべてのパーツが小さいチャーミングな小顔な少女である。
髪は栗色でボブにしており、歩く度にふわふわと跳ねている。
身長も155cm程で全体的に小柄で、胸も控えめであり、少しブカブカな制服から覗く、白い真珠のような肌は、不思議な色香を放っている。
ニコニコと話している彼女からは、とても活発そうな雰囲気があり、その雰囲気は周りの人達も元気付けるほどだ。
「ふ~ん。別にいいけど。どうしたの急に」
そう答えるのは愛花の姉の更級 愛梨だ。
愛花と同じようにクリクリとした可愛らしい目が特徴的であるが、睫毛が長く、シュッとした顔つきが愛梨の特徴と言える。
髪は栗色でセミロングであり、髪の所々がクルリとカールを巻いている。
愛花とは違い、身長は165cm程と高く、スレンダーな体型で、胸も平均的である。
しっかりと着こなしている制服からは、括れが浮き出ており、絹のような肌が日光に美しく照り映えている。
優しげな雰囲気を放っており、ほのかな微笑がその雰囲気を強調している。
「最近肩凝っちゃって」
愛花は肩を回しながら言う。
「年寄りみたいね」
「しょうがないじゃん。この頃、戦闘続きだし・・・」
「ま、確かにね」
口を尖らせて言う愛花に、愛梨は同意を示す。
「それにね・・・マッサージ師の人、イケメンなんだって」
「え?男の人にマッサージされるの」
「そうみたい」
「大丈夫なの・・・そこ」
愛梨は疑いの目を愛花に向けながら聞く。
「友達に聞いたんだけど、別にいやらしい感じはしなかったって」
「服装は?」
「あっちで用意してくれる水着に着替えて受けるらしいよ」
「見知らぬ人に肌を晒すのはちょっとねぇ」
少しの嫌悪感を出す愛梨。
「別に水着くらいいいじゃん。海に行ってるのと変わんないよ」
「はぁ、そこまで言うなら・・・」
観念するように愛梨は言った。
「ありがとう!お姉ちゃん!」
愛花は愛梨に抱きつき、そんな愛花を愛梨は優しく抱き止める。
「どうせ、一人で行くのが心細かったんでしょ」
「うぐっ。・・・そうだけど」
「ふふっ。全く愛花はしょうがないわね」
そうして彼女達は家に帰り着いたのだ。
朝、二人は玄関にいた。
更級家も星宮家と同様に家紋が付いた大きな門があり、大きな母屋と幾つかの蔵がある。
「行くわよ」
「はーい」
二人は家を出て、目的のサロンへ向かった。
「ここら辺のはず・・・」
二人はサロンの近くまで来ていた。
「あっ!あった」
「ここね」
愛梨は店をみる。
確かな店構えで、怪しい雰囲気はなく、普通のサロンのようだった。
お店の看板にはマッサージ専門店と書いてあり、お店からはアロマなのだろうか、仄かに甘い香りが漂ってくる。
「いい匂いね」
「そうだね」
二人はそう言いながら入店した。
中には一人の女性が受け付けカウンターに座っていた。
「いらっしゃいませ、お二人様でしょうか」
「はい」
「では、こちらにお名前をどうぞ」
「はい」
二人は差し出された名簿に名前を書き、書き終わると女性からコースの説明があった。
「二時間コース、一時間コース、三十分コースがありまして、現在二時間コースが半額となっております」
「半額ですか?」
「はい」
「どうする?お姉ちゃん」
「お試しに三十分コースにしようと思ったけど、半額なら二時間コースでいいかな」
「私もそれで」
「ありがとうございます。ええと、お二人とも学生ですか?」
「はい」
「では学割も適用いたしまして、3000円になります」
二人はお金を女性に差し出す。
「はい、ちょうどですね。どうします?ご一緒にしますか」
「そうですね。お願いします」
「わかりました。では、そちらの通路を左手に行かれましたら、そこに更衣室がありますので、そこで水着に着替えてください」
「はい。行くわよ、愛花」
「はーい」
二人が仲良く通路に向かうと、女性が携帯を取りだし、電話をする。
「ターゲットが入りました」
「わかった」
電話が終わると女性はお店を閉め、closeの看板を掛け、再び店の中に入った。
「やっと、潜入任務は終わりそうね」
そうして女性は人外の雰囲気を醸し出し始めた。
そう。
彼女は淫魔族である。
そしてこの店は更級家の二人を誘い出す罠だったのだ。
ことの始まりは一ヶ月前・・・。
「全魔族、淫魔化完了です」
執務室で仕事をしていたハザークは美琴からの報告を淡々と受けていた。
「そうか。流石に長かったな」
「はい。では、次の作戦に移りますか」
「ああ。そうしてくれ」
「わかりました。指揮は調教師デウス、バアルの二名でよろしいでしょうか」
「ああ」
「更級家陥落作戦を発動します」
美琴はそういい、電話を掛ける。
「両名、いますね」
「「はっ」」
「作戦実行が命令されました。両名、部下を率い、転移門から日本へ行きなさい」
「「はっ」」
「必ず成功させなさい」
「「了解です。では」」
「待ちなさい。ハザーク様がお言葉を掛けてくれるようです」
「この作戦の重要は高いぞ。心してかかれ」
「「はっ!ありがとうございます」」
「では、行け」
そうして、デウスとバアルの二名は数名の部下を率い、転移門で日本へ向かった。
デウスとバアルは淫魔族の末裔であり、それが理由でよく、理不尽な暴力に晒されてきた。
ある時、二人の前にハザークが現れ、正体を明かした上でこう言った。
「私があの時負けたせいで、君たちが傷ついてしまった。すまない。私はもう一度魔族挑むつもりだ。そして、その後は人間達を支配かにおく。だが、そのためには君達の力が必要なのだ。共に来てはくれないか」
二人はこの言葉に共感もしたし、怒りも感じていた。
こいつが負けたせいで、俺たちは理不尽な暴力を受けているのだと・・・。
しかし、二人はこうも思っていた。
それは俺たちが弱いからだと・・・。
「一発殴らせてくれませんか?」
「何言ってんだ!」
デウスの言葉にバアルは驚きの目をデウスに向けた。
「もし、この人が負けなければこんな目に会わなかったかもしれないんだ。確かに、魔族は弱肉強食。弱い俺たちが悪いのはわかってる。でも・・・それでも・・・この怒りを納めるにはこの人を殴らなきゃいけないんだ」
例え二人がイケメンであっても、淫魔族の末裔で、さらに実力がないとあれば、人間社会とは違い、彼らはただの弱者である。
それを自覚しているデウスは、それでも、この境遇の原因に少なからずハザークがいることを知ってしまった。
故に怒りを抱き、ハザークを殴りたいのだ。
「でもよ!」
「よい」
ハザークは静かに言った。
「思う存分殴れ。君にはその権利がある」
「ああ。じゃあ・・・食らえ!!」
デウスは力一杯、ハザークを殴った。
しかし、ハザークはのけ反りすらしなかった。
「ああ・・・。悔しいなぁ、チクショウ。俺はどうしようもなく・・・弱い」
デウスは泣いている。
自分の弱さに・・・。
「弱くてもできることがある。これからはそういう人材が必要なのだ。さぁ、行くぞ。君たちは価値ある者達だ」
そうして、二人はハザークの手を取り、付いて行った。
二人は様々な仕事を任され、調教師の才能があることが分かり、調教師の教育を受け、みるみる内に実力を上げて行き、二人は調教師として、ナンシーとほぼ同格の地位まで上り詰めた。
彼らはハザークに強い忠誠心と並々ならぬ感謝の念がある。
故に彼らは全力でこの任務をこなすだろう。
ハザークに恩返しをするために・・・。
まず、彼らは更級家がある地域に拠点を設けた。
それがこのサロンである。
これが第一段階。
第二段階はマッサージ師としての名を広げることである。
さらに学割を設け、学生の客を引き込む。
あまり安くしすぎると、警戒され、人が来ない可能性があるので、普通より少し安い値段にしている。
第三段階としては、更級姉妹の友人をこのサロンへ来させることだ。
その友人を調教し、屈服させ、命令を聞かせる。
命令は簡単だ。
ただ、このサロンの評価を教えるだけだ。
勿論、彼女達が噂を聞き、来るかもしれないが、それを待つのもバカらしく、可能性を高くするための手段だ。
そして、更級姉妹がサロンを訪れる一週間前、ついに、愛花の友人がサロンに訪れた。
「へ~、ここか。美香ちゃんが言ってたの」
サロンの前に一人の少女がいる。
彼女の名前は、泉 優香(ゆうか)。
容姿は可愛いと美しいの中間点で、成長途中という言葉がしっくり来る。
髪は黒で、ロングヘアを三編みにしている。
胸は平均より少し大きく、高校生であるが周りを魅了する色香をほんのり漂わせている。
運動不足なのか、少し肉がついているが、気にはならない程度だ。
「お金は・・・ちゃんとある。よし、行きますか」
そして、彼女は更級姉妹と同様な会話をし、更衣室で水着に着替える。
「よいしょ・・・と」
彼女の裸は美しいものだった。
肌の手入れは行き届いており、染みひとつない。
乳房も形がよく、乳首は淡いピンク色で、艶かしい。
マンコもやはり処理が行き届いており、毛はしっかり揃えられており、クリトリスは少し大きめだ。
「ふぅ。えっと・・・奥に行くんだよね」
着替え終わると優香はさらに通路の奥に行く。
すると部屋があり、マッサージ室と書いてあり、優香は躊躇い気味にノックする。
「どうぞ」
「失礼します」
部屋のなかにはマッサージするための台と、様々な瓶がおかれている棚がある。
さらに蒸気発生機があり、さらにアロマが焚かれている。
すごく甘い匂いが部屋中に充満しているが、不快感はなく、むしろ心地がいい。
「当店を利用していただき、ありがとうございます」
(ほへ~。すごいイケメンだ)
対応しているのはデウスだ。
「よっ、よろしくお願いします」
優香はマッサージ師の人がイケメンだと聞いていたが、ここまでとは思ってはいなかった。
だからだろうか、少し緊張し始め、声が上ずっている。
「ははっ。そう、緊張しないでください」
「・・・はい」
優香はデウスの微笑みをみて、顔を赤らめてしまう。
デウスは外を出歩けば、すれ違った女が振り向き、確かめるほどのイケメンなのだ。
「さぁ、うつ伏せになって。今日は体の隅々までマッサージして、疲れをとりましょう」
「はいっ」
優香はマッサージ台に乗り、横になり、うつ伏せになった。
顎の部分には柔らかなクッションがあり、首が痛くなることはない。
「それじゃあ、いきますよ」
「はい」
そして、マッサージが始まる。
まずは足、そして手が上がって行き、背中、首などをマッサージしていく。
(はぁぁ。気持ちいいぃ)
「もう少し濃いアロマを焚きますね」
「はいぃ」
ほんの数十分ほどのマッサージで優香の体は蕩けきっていた。
そのせいか、優香は自分の体の変化に気付いていない。
水着のマンコの部分には染みができており、愛液が分泌されているのだ。
これには理由がある。
それはアロマだ。
この甘いアロマは媚薬効果があり、彼女を感じやすくしているのだ。
「ここ、凝ってますね」
デウスは太もも部分をぎゅっ、ぎゅっともみこむ。
「んはぁぁ。あふぅぅ。あはぁぁ」
優香は目はとろんとさせており、自分がどんな声を出しているかも自覚していない。
「では、仰向けになってください」
「はいぃぃ」
ゆったりとした動作で、優香は仰向けになった。
仰向けになると水着の上からもわかるように、乳首は勃起しており、さらにはクリトリスも勃起していた。
「胸も触りますよ」
「えぇ、胸はぁ、ちょっとぉ」
「普通のことですよ。胸もマッサージするのは」
優香が断りをいれるとデウスはそう言った。
「そうですかぁ」
すると、優香はなぜか納得してしまう。
「ええ」
「ではぁ、お願いします」
これは勿論アロマのせいだ。
アロマには催眠効果もあり、ここまで心も体もほだされ、アロマの匂いを嗅ぐと催眠状態に簡単に陥る。
「んひぃぃぃ♥」
デウスが優香の胸を揉みしだくと、優香は喘ぎ声を上げる。
そして、入念に、丁寧にマンコ、アナル、乳首にクリトリス、さらには脇、首筋、太股など感じる所は全て媚薬入りローションを馴染ませながら、マッサージしていく。
「はひぃぃいぃぃぃ♥んはっあっ♥ひんっ、ひぃぃぃぃ♥」
「そこはぁ♥んひっ♥いくっ、いくっ♥」
「あ”~~~~♥♥あ”~~~~♥♥イグゥ~~~~~♥♥」
「うぉあっ、はあぁぁぁぁぁぁっ♥イクぅっ♥あっへっ、お”お”っ、あ”っは”あ”ぁぁぁぁぁぁぁぁ♥♥」
そうして彼女は堕とされた。
デウスの命令を聞く、人形に・・・。
そして、彼女は更級姉妹にこの店について話し、更級姉妹の誘導に成功し、第四段階、つまり更級姉妹への調教が始まるのであった・・・。