紅葉の意識が回復した。
眼前に広がる光景は、白い天井だ。
そこは様々な機材と様々な道具、薬品が入っている棚がある部屋で、部屋の中央にある丸い台の上で、両脚はがに股に開かれ、両腕はバンザイの形で紅葉は拘束されていた。
「あらぁ、お目覚めかしらぁ」
甘ったるい声が聞こえた。
声が聞こえた方向に目を向けようとしても、仰向け(あおむけ)に拘束され、さらに首に錠がつけられていたため、発声主を見ることは叶わなかった。
「せっかちねぇ。今起こしてあげるから」
その動きを見た声の主は、手に持っていたリモコンを操作した。
ウィィィィィン
そんな音と共に、台が地面に対して水平から垂直に位置を変えた。
紅葉の目に映ったのは、白衣を着た魔族だった。
タレ目と常に軽く微笑んでいる口許が特徴的な優しげな顔つきで、腰ほどに届く金髪の長い髪はストレートである。
体つきはメリハリがあり、白衣の下のインナーから見える大きな山のような双乳は垂れ下がることなく、ずっしりとした存在感を醸し出しており、腰は括れ、お尻はむちっとして、顔つきでは母性溢れる雰囲気を漂わせ、体つきでは淫靡な雰囲気を漂わせている。
「始めましてぇ、紅葉さん。私はこの部屋の主でぇ、ナンシーって言うの」
「あなたの名前なんてどうでもいいわ。ここはどこ」
気丈な態度で紅葉はナンシーに尋ねる。
「ふふっ。ここはねぇ、私たち魔族を束ねる魔王様の居城の地下にある施設よぉ」
「じゃあ、ここに魔王がいるって訳ね」
「そうなるわねぇ」
「だったら・・・」
ここが敵の本拠地で、この何処かに魔王がいることを確認した紅葉は、目の前の魔族を倒そうと、拘束具を引きちぎろうと退魔術を行使した。
その退魔術の効果は筋力向上。
しかし、その効果が発動することはなかった。
「何でっ!」
「本当に、紅葉さんはせっかちねぇ。話は最後まで聞きなさい。あなたが拘束されてから5時間たっているわぁ。それほどの時間があって何も対策をしてないと思っているのかしらぁ。まず、退魔力を散らす薬品を打ってぇ、次に筋弛緩剤を打ったわぁ」
退魔術を行使する際は、退魔師の体内で生成される退魔力を消費する。
冷静に体の調子を探ってみると、体内にあるはずの退魔力は空っぽで、体全体に力が入らなかった。
「くっ!一体私に何をしようって言うの」
「あなたには私たち魔族の仲間になってもらうわぁ」
「はぁ?何をいっているの。死んでも魔族の仲間になんかならないわ」
「大丈夫よぉ。あなたは洗脳されて、体の中を魔族と同じように改造されるのよぉ」
「洗脳?改造?」
紅葉は彼女のいっていることが分からなかった。
そもそも洗脳などできるはずがないと思っていた。
退魔師には洗脳は効かないと聞かされていたからである。
退魔力が体内にない状態でも、体内は長年、退魔力に浸されており、魔力に対して抗体ができている。
「そう。あなたは身も心も魔族になるの」
「ふん!私たち退魔師には洗脳は効かないわよ」
「でも、あなたは見たはずよぉ。美夜ちゃんを」
紅葉は思い出す。
美夜に裏切られたことを。
(まさか・・・そんな。いや・・・)
何かしらの事情があって寝返っている振りをしているかもしれない。
紅葉はナンシーの言葉を信じることができなかった。
「ふふっ。まぁ、あなたが洗脳に耐えきれば、解放せよって魔王様の通達があるのよぉ」
「なぜ?」
「さぁ。でも、毎回その通達は出されるけれど、洗脳に耐えきれた子は見たことないわねぇ」
「で、あなたがその洗脳を?」
「いいえ、私は洗脳の下準備をする役目を担っている調教官よぉ。洗脳するのはサーラちゃんの役目。・・・さて、おしゃべりはここまで。施術に取りかかるわ」
そう言ってナンシーは紅葉から離れ、機材に近づき、ボタンを押した。
シュゥゥゥゥ。
ナンシーがボタンを押すと、天井からスプリンクラーのようなものが出てきて、水ではない透明な液体を噴出し始めた。
その液体が紅葉の服につくと、服が溶け始め、みるみるうちに服が溶け、紅葉の体が露になる。
乳首は美しいピンク色で、乳房は小さいながらきれいな形をしており、マンコには毛が生えていなかった。
「裸にするなんて・・・。拷問でもする気?」
紅葉は少し頬を赤くしながらナンシーに質問し、ナンシーは道具の準備をしながら質問に答えた。
「拷問は私がもっとも嫌いな愚かな行為よぉ。私はただあなたの体を気持ちよくするだけ。そして、ちょっと触れられただけで、絶頂する体に調教するだけ」
「気持ちよく?絶頂?あなたが何をいっているのか分からないわ」
その言葉を聞き、ナンシーは笑い始めた。
「ふふっ、ふふふふふふふ。紅葉さん。あなた、何も知らないのねぇ。・・・一応確認するけどここはなんて言うの?」
ナンシーは紅葉のマンコを指差し、問いかけた。
「股間」
「もっと他の言葉を聞いたことないかしら。そう・・・例えば、外陰部とか」
「知らないわ」
「紅葉さんはぁ、学校に行ってなかったのかしらぁ」
「学校なんて行っても無駄よ。その時間は全部修行に費やしたわ」
「なるほどねぇ。じゃあ教えてあげるわぁ。ここはおまんこって言うの」
「んっ」
ナンシーは紅葉のマンコの外周をなぞって、教える。
「で、ここの皮から出した小さなお豆をクリトリスっていうのよぉ」
「んんっ」
ナンシーは次に皮に隠れたクリトリスを剥き出し、ツンツンと指でつつきながら教える。
「ここは何て言うかわかるかしらぁ」
ナンシーは紅葉の胸を揉み、質問する。
「胸でしょ」
「ここはねぇ、おっぱいって言うのよぉ。でここが乳首」
「っ」
ナンシーは乳首を少しつねりながら教える。
「まぁ、こんなものねぇ。分かったかしら」
「・・・」
紅葉は頬を赤く染め、ナンシーの言葉無視した。
「ふふっ。恥ずかしいのねぇ。・・・じゃあ、本当に始めましょうか。まずは・・・」
ナンシーは手に注射器を持ち、注射器の中にはピンク色の液体が入っていた。
「はい。お注射しますねぇ」
「いつっ」
注射針は紅葉の右の乳首に刺さり、液体を注入していく。
そして次は左の乳首、右の乳房、左の乳房と、ナンシーは注射していく。
「さて、次はクリトリスにいくわよぉ。すこし痛いけど我慢してねぇ」
「づっっ!」
クリトリスにも注射され、痛みに紅葉の顔が少し歪む。
「はい。終わりよぉ。あとは、紅葉さんの痛がる姿をみたくないから、処女膜を溶かすこの薬を飲むだけよぉ。ほら、あーん」
「ふんっ」
紅葉はナンシーから差し出された得たいの知れない小さい錠剤を首を横にそらし、飲むのを拒む。
「仕方ないわねぇ」
ナンシーはポケットからチャンネルを取りだし、ボタンを押す。
すると、天井から機械のアームが出てきて、紅葉をくすぐり出す。
「あははは。やめ、やめなさい」
「お口が開きましたねぇ。はい、どーぞ」
「あははは、んぐ」
紅葉が笑っている内に、ナンシーが口に錠剤を放り込み、紅葉は放り込まれた錠剤を飲んでしまった。
「お薬達が効果を発揮するまで少し待ちましょうか」
ナンシーはそう言うと道具棚の方へ移動し、道具を選び始める。
数分後、紅葉の体に変化が起き始めた。
紅葉の体が火照り始めたのだ。
特に顕著なのは注射が打たれた乳首や乳房、クリトリスであり、息遣いも荒くなり始め、さらに、紅葉は気づいていないが、彼女の処女膜は誰からに破られることなく、薬の効果で溶けてしまった。
紅葉は処女膜の言葉も意味さえ知らないので、ナンシーはあえて説明はしなかった。
「はぁ、はぁ、はぁ、何を注射したの」
「効果が現れ始めたのねぇ。さっき注射したのは媚薬よ。簡単に言うと気持ちよくなるお薬ねぇ」
火照り始めた紅葉に近づいたナンシーは紅葉の右の乳房を揉み始めた。
「う~ん。少し小振りでいいおっぱいねぇ。柔らかくて気持ちいいわぁ」
「んっ、んっ、んっ、んあ」
ナンシーはリズミカルに紅葉の右の乳房をもみ、両手で両方の乳房を揉み始めた。
「あっ、あっ、あっ、あん。何がおきて・・・」
紅葉は始め感じる感覚に戸惑いを見せた。
胸を揉まれる度に得たいの知れない感覚が胸から発生し、そして下半身へと流れていく。
「いい感度ねぇ。次は・・・」
「んあぁぁぁぁあ♥」
ナンシーは紅葉の乳房を揉むのを止め、乳首を摘まんだ。
その瞬間、紅葉は浅ましい嬌声をあげ、ナンシーはその声を満足げに聞き、さらに乳首をこね繰り回した。
「んはっ、んっ、ああああ、あはぁぁぁあ♥なんなのよ♥・・・この感じは」
「ふふっ。気持ちいいでしょう。次はクリトリスよぉ。ここは乳首の比にならないわよぉ」
「んきゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♥♥♥」
ナンシーは媚薬で敏感になったクリトリスを思いっきり摘まんだ。
紅葉は襲いかかる快感に対抗することはできず、大きな嬌声を響かせた。
「やめっ、やめてぇぇぇ♥こんなの・・・おかしくなるぅぅぅ♥」
ぎゅっ、ぎゅっとクリトリスをナンシーは摘まむ。
クリトリスから発せられる、とてつもない大きな快感に紅葉は翻弄されている。
「んきゅうぅぅ♥はひっ、はぁぁぁぁぁん♥」
「いい声ねぇ。さて次はおまちかねのおまんこの中よぉ」
ナンシーはクリトリスを摘まむのを止め、道具を置いている台から丸い小さな容器を取りだし、蓋を開け、中に入っているクリームを掬い、自分に指にまんべんなく塗りつけた。
紅葉は、次に何が起きるか分からず、戦々恐々としていた。