ナンシーが紅葉の体を拭き終わったのと同時にサーラが調教室に入ってきた。
「おじゃまします」
入ってきたサーラは、台の上で気絶している紅葉を一瞥した。
紅葉の拘束は解けており、台も水平に戻っている。
「彼女ですね。相変わらず、えげつない」
サーラは、調教されきった紅葉の体が、もう常人のものではないということに気づいた。
「あなたには言われたくはないわねぇ。・・・ところで誰が運ぶのかしらぁ」
ナンシーにとって、人間の価値観を歪める洗脳と言う技術を開発したサーラには、えげつない等とは言われたのは心外だった。
「他の人たちは準備で忙しいので、わたしが運びに来ました」
「そぉ。そっと持ってあげてねぇ」
「はい」
サーラは、紅葉を両手で持ち上げ、お尻を突き出した状態で担いだ。
「もぅ。乳首を擦っちゃだめよぉ。せっかく拭いたのにぃ」
担がれた時に紅葉の乳首が、サーラの白衣に擦れ、ピクピクと紅葉の体が反応し、ポタポタとマンコから愛液が垂れる。
「すみません。・・・しかし、やっと人間たちに反撃する機会が訪れるのですね」
「ふふっ、そうねぇ」
今まで、辛酸をなめさせられてきた人間たちに反撃ができることに、二人は喜びを感じた。
「じゃぁ、よろしくねぇ」
「はい。任せてください」
二人は別れの挨拶を交わし、サーラは紅葉を担ぎ、調教室を出ていった。
洗脳室は十年前には完成していなかった第五洗脳室が完成していた。
一つ一つの洗脳室には室長がおり、サーラはそれらをまとめる洗脳室統括室長である。
サーラは紅葉を担いだまま、第一洗脳室に入った。
すべての洗脳室は特殊なガラスで二つに分割されており、一つは被験者のモニターや洗脳を操作する部屋・・・コントロールルーム。
もう一つは洗脳を施す部屋・・・マインドコントロールルームである。
第一洗脳室のマインドコントロールルームには一つの椅子があり、その椅子は腕、脚を拘束するための拘束具、椅子の真上には丸く複数の穴が空いている機械がある。
「皆さん、お疲れさまです」
サーラの挨拶に、忙しなく動いている女の魔族たちは手を止め、サーラに挨拶を返し、作業に戻った。
サーラは少し立派な机がある場所に向かった。
そこには幼女のような体型をした女魔族がいた。
小さな鼻筋と唇が愛らしいが、目元には隈があり無表情で、髪は灰色で長髪であるが所々が尖り立ってボサボサだ。
身長は140cm程で、白衣と白衣の下にインナーを着ており、幼女体型であるが故か胸の膨らみを見ることはできず、腰の括れもないほど肉はついていない。
「彼女が星宮 紅葉?」
淡々とした声がサーラに語りかける。
彼女の名前はクレア。
クレアは、サーラに次ぐ、洗脳研究の専門家であり、この第一洗脳室の室長兼サーラの助手である。
「はい、そうです。資料は読みましたか?」
「・・・バッチリ」
一瞬、間が空いたので、資料を読んでいないと思ったサーラは、クレアに説明することにした。
「そうですか。一応、言っておきましょう。彼女は退魔八桜花のひとつ、星宮家の三女です。彼女を洗脳する事で星宮家を魔族の傘下にするのが今回の目標です。となれば、その始まりである彼女の洗脳は必ず成功しなければなりません」
「まかせて」
クレアは無表情のまま、グッと親指を立てた。
「では、彼女を洗脳椅子へ」
サーラはすぐそばにいた魔族に、紅葉を預ける。
「うん。設置して」
クレアは紅葉を預けられた魔族に命令を下した。
ついに紅葉の洗脳が始まる。
紅葉は気絶したまま、複数の魔族により、椅子に運ばれた。
紅葉の腕は椅子の肘掛けに、脚は椅子の足の部分に拘束され、目にはバイザーがかけられる。
「設置完了です」
「分かった。・・・起動して」
紅葉を洗脳椅子に設置した魔族たちがマインドコントロールルームから退出したのを見て、クレアは天井の機械の起動を命じた。
起動した機械の複数の穴からは様々な大きさのケーブルが飛び出し、その先端は注射針だったり、クリップだったり、電極だったりした。
複数のケーブルはすぐ真下にいる、拘束されている紅葉に近づき、ケーブルたちは紅葉のからだの様々な部分に襲いかかった。
首筋、乳房、乳首、腕、クリトリス、マンコの外側、お尻、脚と、次々に刺さり、一斉に媚薬が注射される。
そして、二つの太いケーブルがバイザーの横の部分に空いている穴に刺さり、準備は完了した。
「洗脳開始」
その一言が発せられると、椅子から太いバイブが出てきて、紅葉のマンコにあてがわれ、ゆっくりとマンコに入っていく。
「んっ・・・」
「星宮 紅葉を起こして」
「はい」
二つの細いケーブルが紅葉の脇に入り込み、静かに刺す。
「んあっ!・・・ここは・・・何!体が熱い!」
即効性の薬で強制的に意識を覚ませられた紅葉の脳は媚薬による体の熱さをすぐに感知した。
「おはよう。星宮 紅葉。これからあなたを洗脳するからそのつもりで」
「はぁ!ふざけないで!この拘束を解きなさい!!」
ナンシーの調教で、紅葉の体は堕ちきってしまったが、心はまだ堕ちていなかった。
媚薬が回り、紅葉の体はマグマのように熱く、叫んでいる時でさえ、気持ちのいい感覚が体を支配した。
しかし、紅葉はそれを根性で押し込み、叫ぶ。
「拘束を解け!!魔族ども!!」と・・・。
「その反抗的な意思が変わっていくのが、とても楽しみ。第一段階開始」
彼女は分かっていなかった。
洗脳の恐怖を・・・。
「拘束をとっ、おおっ♥あぁぁぁぁぁっぁぁぁ♥♥♥」
紅葉が叫んでいる最中に、バイブが急に動き始めた。
その一撃は紅葉の根性を容易に破り、紅葉に嬌声をあげさせ、顔をアクメ顔にさせる。
「くぅああぁ、あっ、あっ、あああああぁあぁぁぁ♥♥」
バイブは激しくピストンは始め、ガツガツをマンコを打つ。
その度に紅葉は、感じる快感に逆らえず、無様な声をあげる。
「はぁぁ、ダメっ。さっきの・・・気持ちいいのがあぁぁぁぁぁ♥」
調教された体は何度も迫り来る快感に逆らうことはできず、紅葉の精神を蝕んでいく。
「はぁぁぁぁおおぉぉぉぉ♥気持ちがいい♥気持ちいいぃぃぃぃ♥♥ひゃぁぁぁぁぁん♥おおっ♥イクぅぅぅぅぅぅっ♥♥♥・・・イッたのにぃぃ、とまらないぃぃぃぃっぃぃ♥」
開始ものの三十秒足らずで、ガクガクと体を震わせ、紅葉は絶頂した。
しかし、そんなものは気にしないというように、容赦なくバイブは紅葉のマンコを突く。
愛液はピストンする度に、周りに飛び散り、マンコから潮もぴゅっ、ぴゅっと断続的に吹いている。
「いい塩梅。第二段階開始」
先端がクリップのケーブルが紅葉のビンビンに勃起している乳首とクリトリスを摘まみ、強弱をつけて揉み始めた。
「はひゃぁぁぁぁん♥ちくびぃぃぃぃ・・・・クリトリスぅぅぅぅぅ♥ああああぁぁぁぁぁああああ♥♥」
乳首からの甘い快感とクリトリスからの強烈な快感はまるで熱せられたバターのように、紅葉の理性を溶かしていく。
「あ”あ”あ”あ”あ”ぁぁぁ!だめぇぇぇぇ♥イクぅぅぅぅ・・・ああぁぁっぁぁ♥またイクぅぅ♥ほっひぃぃぃぃぃ♥♥♥」
乳首とクリトリスの快感が合わさり、紅葉の脳をスパークさせる。
目が白目になり、ガクガクと脚を痙攣させ、浅ましい嬌声を部屋に響かせ、何度も絶頂する。
クレアはいい頃合いと見て、洗脳を第三段階に移行する。
「第三段階開始」
第三段階に移行すると、バイザーの電源がつき、バイザーに光が灯る。
「にゃにぃぃぃぃ♥これぇぇぇぇぇ♥気持ちいいのがぁぁぁぁぁ♥無限いぃぃぃぃぃ♥♥」
バイザーの中では、レーザーが紅葉の網膜に発射され、♥型の淫紋を植え付ける。
それは、紅葉の眼を魔眼にするためであり、それと同時に脳に魔族への忠誠を植え付ける。
「きひゅぅぅうっぅ♥イグぅぅぅぅ・・・イグぅぅぅっぅっっ♥♥」
目から直接快感を与えられた紅葉は、絶頂を繰り返す。
何度も、何度も、何度も。
そして、紅葉の脳が快楽で焼ききれる瞬間、紅葉が正気に戻る。
「くぅぅぅ♥私は魔族なんかにぃぃぃ♥忠誠を誓わないぃぃぃぃぃ♥♥」
「もう洗脳は90%完了している。だから正気に戻った。脳が諦めたから。あなたに最後の言葉を言わせたい、脳の最後の援護」
「ふざけっ・・・おおおあ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”っっっ♥♥♥」
正気の戻ったのも一瞬で、瞬時に快楽が理性を塗り潰す。
脳が・・・精神が屈伏したのだ。
「イヤだぁぁぁぁぁ♥イグぅぅぅぅぅぅ・・・魔族になんかぁぁぁぁぁ♥あひぃぃぃぃぃぃ♥♥」
「あっあっあっあああああ♥なにか来るぅぅぅ♥来るっ♥頭にぃぃぃ」
「その絶頂を迎えた瞬間、あなたの洗脳は完了する」
「い”や”だ”ぁぁぁ!!わ”だじを”変え”な”い”でぇぇぇぇぇ!誰がだずげでぇぇぇぇ♥♥姉ざん”・・・お母様ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”!水仙!」
紅葉は懇願する。
顔を涙と涎でぐじゅぐじゅにしながら。
脳が焼ききれる感覚に襲われながら。
自分が終わることを自覚しながら。
そして、助けを求める。
自分を見下している母と姉たちに。
実力をあげ、自分より才能があるが、憎めない妹に。
ついに終わりの時が来る。
「さようなら」
「あっ♥・・・・・・あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♥♥♥♥♥っっっっ♥♥っっっっ♥♥んほぉぉぉおぉぉぉぉぉ♥♥♥」
今までで感じたことのない快感が紅葉の脳に殺到し、魔族に対する価値観をすべて快感が飲み込み、魔族への忠誠が流れ込む。
「わ”だ”じはぁぁぁぁ♥イグっ♥イグっ♥イクっ♥人間をやめて・・・・魔族になりましたぁぁぁぁ♥♥これからはぁぁぁぁ♥魔族のために働くぅぅぅぅっっっ♥♥イクっ♥」
絶頂を迎える度に、脳は魔族への忠誠で溢れ、植え付けられる・・・成り代わっていく。
そして、流れ込む快感に押されるように最後の理性が紅葉に言葉を紡がせる。
「ごめんなさ・・・イッくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ♥♥♥」
プシャアアアアアと絶頂と共に盛大に潮を吹き、最後の理性が完全に溶け、紅葉の洗脳は完了した。
「あっ♥・・・・あ・・・・あ♥」
ここに魔族、星宮 紅葉が誕生したのである。
「目覚めなさい」
「ん・・・ここは」
目が覚めた紅葉の目に写ったのはサーラの顔だった。
ここはサーラの執務室だ。
部屋の端に机があり、書類が山住にされており、紅葉はベットで横になっていた。
紅葉の服装は捕まったときに着ていた戦闘服である。
「おはよう、紅葉」
「サーラ様・・・?」
「ええ、そうですよ。刷り込みはうまくいっているようですね」
紅葉は洗脳された後、サーラの手によって魔族に関する知識が植え付けられている。
紅葉はベットから起き上がり、立った。
「私、魔族になったんですね」
「そうですよ。あなたはもう立派な魔族です」
自分が魔族になったことに喜んでいる紅葉。
彼女にとってそれは幸せなことだった。
「では、目が覚めたことですし、さっそくあなたに任務を与えます」
「はいっ」
「あなたは本家に戻り、植え付けられた魔眼を使い、本家の者に催眠洗脳を施しなさい。魔眼の使い方はわかるはずです」
紅葉に植え付けられた魔眼の効果は、発情と催眠。
使用時には眼に♥型の淫紋が浮かぶ。
直接相手の眼を見なくては意味がない。
紅葉は魔眼を使ったこともないのに、刷り込みにより、その使用方法を熟知していた。
「わかりました」
「それと・・・これを持って行きなさい」
サーラは音楽プレイヤーとお香を紅葉に手渡す。
「これは・・・」
「これは催眠の効果を向上させる音楽が入っています。そして同様の効果を持ったお香です。これを併用して催眠をかけることをお薦めします」
「ありがとうございます。・・・分家の方はどうしますか」
「すでに美夜が八割方落としているそうですよ」
美夜は紅葉を捕らえた後に、自らの家つまり分家に行き、紅葉と再開する前に洗脳しきれなかった者たちを洗脳している。
「そうですか・・・負けていられないわ」
「ちなみに最初のターゲットはわかりますよね」
「水仙ですね」
「そうです」
星宮家には退魔師として戦える者が四人いる。
紅葉の母と二人の姉と一人の妹である。
母の八重(やえ)、長女の奈瑞菜(なずな)、次女の菖蒲(あやめ)、四女の水仙(すいせん)である。
八重は凛とした性格の持ち主で、強靭な心の持ち主である。
奈瑞菜は、合理主義な性格で、何事にも動じない心の持ち主であるである。
菖蒲は、男勝りの性格で、何者も恐れない心の持ち主である。
水仙は、清楚な性格で、優しいさと謙虚さを兼ね備えている心の持ち主である。
この四人のなかでは、まだ精神的に未熟である水仙が一番洗脳がしやすいく、最初のターゲットに選ばれた。
「彼女はあなたになついているようですね」
「はい、水仙は私を見下したりしていません。とても優しい子です」
紅葉は水仙についてだけは、見返そう等とは思わず、かわいい妹として接してきた。
そんな妹を魔族に率いれようとする紅葉の顔には、微塵もためらいはなく、むしろ嬉々としていた。
「では、行きなさい。そして必ず成功させなさい」
「はいっ。星宮 紅葉、魔族のため星宮家を洗脳して見せます」
紅葉ができ損ないと呼ばれても、A級退魔師であるので、失踪等したらすぐに本家ないし退魔師協会に連絡が行く。
しかし、紅葉が捕まって洗脳されるまで、まだ一日しかたっておらず、本家、協会にはなにも報告はいっていなかった。
つまり、紅葉は美夜のように芝居などはせずに、堂々と本家へ向かえる。
紅葉はサーラの執務室を意気揚々と出て、魔王の居城から紅葉が借りていたホテルに行き、チェックアウトした後、本家へ向かった。
次回は27日17時に投稿します。
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