MAD PIECE 怒りのグランドライン 作:ぷりぷりケツ之信
天竜人と言えば誰もが恐れる。
それはこの世界では当然の常識だ。
だが、天竜人の名を聞いても厄介だと思うことはあっても
恐れることがない者らは、実は結構な数が潜在していた。
その最たるものは世に大海賊と謳われる者達だ。
〝最も自由な男〟ゴール・D・ロジャー。
〝白ひげ〟エドワード・ニューゲート。
〝金獅子〟シキ。
そして〝
後の『四皇』の前身にあたる四大海賊だが、
その中でも頭一つか二つ抜けた勢力を誇ったのがイモータン・ジョーだった。
彼の配下には、「ジョーがいなければ彼女が四大海賊に名を連ねていた」
と言われる〝ビッグ・マム〟シャーロット・リンリン。
「ジョーがいなければ海軍本部の将官にまでは出世した」
と言われる海軍の裏切り者〝悪の大参謀〟
他にも武器将軍や人食い男爵など、有能な配下を多く抱えているし、
ジョーが発案したという独自技術も世界政府が秘匿しているものと同レベルの水準か、
分野によってはそれ以上のものを有していて、
海上車両や個人携帯火器の破壊力・装弾速度・整備性などはオーパーツ級だった。
だが、ジョー軍団が最強最大たる一番の理由は、
単純に首領であるイモータン・ジョーの強さだ。
桁違いの覇気と、謎の不死能力で戦場ではまさに覇王だった。
世に伝わる大海戦、サン・イチ海戦 ―3対1の戦いだった為、命名― では、
ロジャー・白ひげ・金獅子の同盟艦隊とジョー軍団が激突したのは記憶に新しいが、
それでも両軍が痛み分けの結果となったのはそのまま彼我の戦力比を示していた。
その海戦を目撃し、生き延びた船員は後にこう語ったという。
「まるで夢物語の一幕を見ている気分だったぜ…!
そう…ロジャーが目にも留まらぬ速さで切り込み、
白ひげが海をも震わせる迫力と巨体で突っ込む…
そしてあの金獅子が空から2本の名刀で猛攻撃…!!
それを受けて立つは〝覇王〟イモータン・ジョー!!
あぁ…今思い出しても身震いする…!
他にもよ!あのシャーロット・リンリンと
〝冥王〟シルバーズ・レイリーやスコッパー・ギャバンと戦って
どっちが先に親分の加勢にいけるかで勝負してたりっ!!
そりゃあもう夢の大バトルだったんだぜ!?
そんときにおれが電伝虫持ってたら全世界に中継してたって!」
興奮ながら熱く語ったその男の回顧は
そのまま2時間続いたというから、余程凄まじかったのだろう。
とにかくイモータン・ジョーというのはそういう人だったから、
天竜人にケンカを売ることも恐れはしない。
面倒ではあるため自分から天竜人に手は出さなかったが、
天竜人の命でとある
その報復は迅速且つ苛烈を極めた。
ジョーは烈火の如く怒り〝お宝〟を即座に取り戻した。
だが、それで終わらないのがイモータン・ジョーだった。
報復の為に自ら3パーティからなる大軍団で出撃。
聖地マリージョアへ襲撃をかけて〝悪の大参謀〟
そのまま世界政府&海軍との1年に及ぶ戦争を敢行し、
聖地で略奪と破壊を繰り返し天竜人の多数の奴隷や財すら強奪してみせた。
のみならず、イモータン・ジョーは
マリージョアに火を放ち聖地を火の海にするという天に唾する悪逆無道を行ったのだ。
これには唯我独尊の天竜人も心底恐怖した。
◆
ジョーの襲撃…それは正しく青天の霹靂だった。
大海賊イモータン・ジョーでさえ天竜人には泣き寝入りせざるを得ない。
誰もがそう思い、有り得ないと思っていたマリージョア襲撃。
それをイモータン・ジョーは行った。
勿論、わざわざグランドラインを通って正規ルートで攻めて来たのではない。
ジョー軍団はカームベルトを容易く突破する
レッドラインの好きな所から上陸が出来るのだ。
警備の手薄な所に集結し、そして軍団の高い土木技術と人食い男爵の能力によって
レッドラインの断崖を食し、削岩し速やかに坂道を作成。
そこから次々に上陸を開始し、後は地続きに爆走し聖地マリージョアを横合いから急襲した。
綺羅びやかながらも堅牢な壁や砦を恐るべき速攻で破壊し、突破。
その攻撃は無差別に見えて施設のウィークポイントを的確に狙っていた。
特にレッドライン正規ルートの岸壁昇降機は迅速かつ徹底的に破壊。
そして武器将軍が真に無差別攻撃を行って場を大いに混乱させ、
焦って先行してきた海軍本部将官級らは
イモータン・ジョーやビッグ・マム、つるが各個撃破し無力化していった。
その大混乱の最中…多くの奴隷達が歓喜し、このチャンスを逃すまいと決死で足掻く。
ここにも、いきなり巡ってきた千載一遇の好機に手を取り合う美しく幼い三姉妹がいた。
「お姉さま!男達が…世界貴族達が私達を放って逃げ出した!あの護衛共も!」
「はやく!ソニア、こっちへ来なさい!逃げるわよ!!」
「でも、私達にはもう奴隷の焼印が…!!」
右往左往している彼女らは、女ヶ島の女傑らの船から拐かされた少女らだった。
彼女達…特に長女はこの地まで連れてこられても毅然とした態度を貫いていた。
だが、「生意気だえ」と天竜人と名乗る
彼女らはその配下の屈強な
三姉妹が涙を流すまでその暴行は続けられ、
それに満足した天竜人によって所有物たる『焼印』を押されてしまい…
丁度今、彼女らは天竜人の所有奴隷となった所だったのだ。
(いやだ!いやだ!!なぜわらわがこんな目にあうの!?
なぜ妹達がこんな目にあわなきゃならないの!!
せめて、妹達だけでも…何とかして逃さなきゃいけないのに…!!
誰か……!誰か、助けて…!お願い…お願いします…!
女ヶ島の女王様!神様…!助けて下さい!妹達を助けて下さい!
わらわはどうなってもいいから…妹達だけでも!
助けてくれるなら悪魔だっていい!こんな
こんな奴ら、みんな殺してわらわ達を助けてっ!!!)
未だ焼け爛れている赤黒い焼印を指で触る。
そうするとズキリと痛み、更に涙が出てくるが、
それは身体が痛むからではなかった。
己の不甲斐なさと、この理不尽な境遇に堪えたいのに涙が出てきてしまうのだ。
三姉妹の長女…ボア・ハンコックは天竜人という
「…っ!ゆ、許さない…わらわはお前を許さない!悪魔になって貴様を食ってやる!
お前なんて死んじゃえ!悪魔に殺されちゃえ!!」
同じように泣き崩れている妹二人を背後に庇い、泣きながらもハンコックが啖呵を切ると、
天竜人もその周りの付き人達も血相を変え、
そして次に天竜人は怒り狂い…最後に興奮して好色そうな満面の笑顔となった。
天竜人はズボンを付き人に脱がせると、
「ぬふぉっふぉっほふほふっひひひっ!
お前のような美しいだけが取り柄のくせに強気な下々民をぉぉ~~、
わちしちゃんの聖棒であひんあひん泣かせるのがわちしちゃんの趣味なんだえぇ~!
ぬふぉっほふっひひっ!女ヶ島の女はレア物!その中でもきゃわゆく幼い○2歳!!
美少女の処女マックぅ~、聖棒でぐっちょんぐっちょんにしてやるから感謝するえ~~!!」
ルパンダイブでボア・ハンコックに飛びかかってきた。
「ひっ」と気持ち悪さに心底嫌悪し恐怖したその瞬間だった。
大地震かと思い違う程の衝撃がおき、宮殿の傷一つ無い白亜の壁が爆発と共に砕けた。
「おぶぇっ!!?ぼほっ!?わ、わちしちゃんの顔にぃいぃが、石がっ!
石があったえ!?痛い!!い、痛いぇぇぇ!!誰かっ!誰かさっさと助け――って…
な、ななななあっ!!!????わちしちゃんの宮殿がぁぁ!!!!???」
もうもうと立つ煙。燃え広がっていく炎。転がる、焦げた白亜の外壁。
あたり一面を包む濃厚な黒煙の中から何かが歩いてくるのが、ハンコックには見えた。
天竜人の使用人の死体を踏み潰し、瓦礫を踏み砕きながら勇壮に歩いてくる者。
この天竜人の宮殿ですら自分のもののように堂々と、王のように歩く姿。
黒煙が一陣の風でフッと晴れた。
「……悪魔……来て、くれた」
ハンコックはその恐ろしげな者の姿に魅入った。
ざんばら髪の白髪。
悪魔の牙のようなドクロの顎のマスク。
キラキラとした勲章をいくつもつけた半透明の鎧。
腰には大きなドクロと炎を象った鉄のエンブレム。
マスクから覗く皺深い目は、天竜人のように全てを見下していそうな傲岸不遜なものだ。
だが、決定的に違うのはその傲慢な瞳にはとてつもなく鋭い覇気があった。
その男の後に続いて波のように押し寄せる大量の人、人、人。
白塗りの狂戦士達が雄叫びを挙げながら天竜人達を追い回していた。
「ジョー様!奴隷共が逃げますぜ!!」
「捨て置け!逃げる奴隷には構うな!向かってくる者は殺せ!
我らに合流したい者は受け入れよ!」
「ジョー様!あの天竜人は!?」
「殺せ!!追いつき次第殺せ!!」
狂戦士の一人が、悪魔のような白髪ドクロマスクの老人に伺いを立てれば、
彼は事も無げに天竜人の抹殺を命じたのだった。
「ひ、ひぃぃぃぃぃ!??有り得んえ!?有り得んえ!?
天竜人をこ、こここぉ、殺すぅ!?有り得んええええええ!!!?
お、おいぃぃわちしちゃんを抱えて逃げるぇえええ!!!捕まればお前も殺されるえ!!」
天竜人は泣き叫びながら親衛の者に担がれて脱兎の如く狂戦士集団から逃げていく。
天竜人が倒れていた場所には彼の失禁跡がしっかり残っていたのだった。
その無様な光景を見て、少女ハンコックの心の中に何とも言えぬ歓喜が湧き上がる。
胸がすく思いだった。
それに何より、あのざんばら髪の悪鬼はハンコックの願いを叶えてくれた。
願ったら、すぐに来てくれた…紛れもない救世主だった。
「我こそは
ウォーボーイズよ恐れるな!!天竜人は神にあらず!!我こそが神!!
神を騙る愚か者共に裁きの鉄槌をあたえよ!
我のための聖戦で死する英雄の魂は、
銀の道を征きてヴァルハラの館へ迎え入れられるだろう!!
征け!征け、征けッ!!!我が魂はそなたらと共に在るぞ!!」
少女には一瞥もくれず、彼は敵だけをひたすら睨んでいた。
白髪の悪鬼は、狂戦士達を鼓舞しどこまでも破壊と略奪を繰り返していた。
野蛮そのものの、
(…あぁ…あれが、本当の…
これは…あの悪魔の救世主様が下さったチャンス!今なら!!)
即座に判断し、妹らの手を取り駆け出した。
焼け落ちる宮殿。
泣き叫び、逃げ惑う天竜人とその一族。
そして決然とした顔で逃げる奴隷の群団。
走りながら、焼印を嘆く妹に姉は言う。
「奴隷の焼印がなによ!見たでしょ!ソニア、マリー!
私達にはあの救世主様が付いている!
大丈夫…!世界が私達の烙印を見て拒絶するなら、私達はあの御方の元へ…!!」
そして、彼女らはどこまで走り、やがてその姿は見えなくなっていった。
◆
逃亡先の仮初の宮殿で天竜人達は皆一様に疲れた顔をしていた。
「イモータン・ジョーは〝悪魔〟の再来だえ!奴に関われば天竜人でさえ殺される!!」
「こうしている今も我らの聖地が…燃えて消えていくえ…!
何とか…あの『至宝』だけは移送させて難を逃れたが…」
「イモータン・ジョーを殺すしか…我らが生きる道はないのではないかえ?」
「どうやって殺すんだえ!奴は異名通り不死身なんだぇ!!
戦いが始まってからもう何ヶ月も経っているえ…!海軍は未だに奴を倒せない!」
「……そもそも、何故奴はマリージョアを襲ってきたんだえ」
「知れたことだえ。あの家のバカが奴の女を奪おうとしたんだえ」
「なら、その女を返せば…」
「奴はもう女を取り返した!でも、復讐をしにきたんだえ…!
我らを…殿上人たる至高の天竜人の我らを殺そうと…」
「なんでわしらまで殺されなければならないんだえ!
死ぬのはあの家のバカ息子だけでいいえ!」
「そうだ…!イモータン・ジョーは、我ら天竜人全てを殺そうとしているんじゃないえ!
首謀者の首をよこせと言っていると聞いたえ!」
「……あちしは、こうも聞いたえ。
イモータン・ジョーは『今回の件で手討ちが出来れば以後、
そちらのリクエストに沿う〝宝〟を調達してやってもいい…。
ただし互いの所有物については今後一切手出し無用』…そう言ったと!!」
「……イモータン・ジョーが、わちらの商談相手、か…うん、悪くないえ!」
天竜人・各家の当主らだけでこういった会議があり、
また…更にその
それらは直ぐに政府で取りまとめられ海軍へ通達。
直ちに全世界へ発信され、水面下ではイモータン・ジョーへ和議の打診が行われた。
こうして以下のことが世間には浸透している。
『巻き込まれるのを嫌った他の天竜人達が直々に休戦を申し出るまで泥沼の戦争は続いた。
休戦の条件として原因となった天竜人と実行犯の身柄をジョーは求めたが、
世界政府と天竜人は当然それを拒否し、
それはニュース・クーの新聞でも政府発表として世間に知らされた。
天竜人は神聖不可侵。下等生物に決して妥協しない。譲らない。
世間は「休戦協定がおしゃかになって戦争がまた始まる」と危惧したが、
蓋を開けてみればイモータン・ジョーは休戦協定に応じた』
世間は、「さすがのイモータン・ジョーも天竜人の首はとれなかった」と囃し立てつつも、
天竜人へ真正面から痛烈な一撃、二撃を与えたジョーの偉業に
内心で喝采を送っていたのは言うまでもない。
その影で一人の天竜人が行方不明になり天竜人籍を抹消されていていたのは、
世間の人々は勿論知る由もないことだった。
そして、CP0の一人がマリージョアから消えたことも、勿論世の人々は知ることはない。
だが、〝歓楽街の女王〟が突然失踪したニュースだけは世間の関心を買った。
◆
金髪セミロング、緩いウェーブの美女がそこにいた。
そこは薄暗い牢獄。
海楼石製の格子に、海楼石製の鎖、海楼石製の拘束具、海楼石製の…、
とにかく全てが堅牢な海楼石で作られていた。
能力者であろうとなかろうと海楼石は堅固が故に手錠や武具の材料として重宝される。
海軍でもなく、ワノ国の者でもないイモータン・ジョーが潤沢に海楼石を使えるのは、
彼の権力がそれ程に強力だということだった。
体中に鞭打たれた跡と痣があり、下腹部にドクロと炎の焼印が押された美女は、
数ヶ月間、毎夜続けられた暴力とドラッグの拷問によって鍛えられた心身はボロボロだった。
その拷問には性的暴行が含まれておらず、
当初それを覚悟していた女スパイからすれば拍子抜けだったが
その過酷さは彼女の経験した拷問訓練以上だった。
高い拷問耐性がある彼女でも、
いつ終わるとも知れないジョーの残虐な暴力と、
世界政府でも認知していなかった未知の薬物によって流石に心身は激しく摩耗した。
それを夜毎に気絶するまでを一回とし数十回…下手をすれば百を越えて行われるし、
ウトウトすると電流が流され、彼女は10分以上のまとまった睡眠を一度も取れていない。
女の気力も体力も限界だったが、
世界政府はCP0の最優秀エージェントたる自分を見捨てはしない。
いつかは助けが来ると信じて心を繋ぎ止めていた。
「ステューシー!」
悪魔のような声が彼女を呼んだ。
ビクリと彼女…ステューシーの肩が震える。
ズカズカと近寄ってきた悪鬼染みた老人が、
逞しい手で彼女の細い顎を掴むと無理矢理に顔を上げさせた。
「ふっ…良い目になってきたではないか。
貴様も気の毒なことだ。あの愚かな天竜人の命で、我の宝に手を出すなど…。
貴様のクロームのように輝いていたあの気高さが消え失せてきたな」
「プッ!」
ステューシーは、虚ろな瞳ながらもジョーへ唾を吐きかける。
まだ心は死にきっていない。
焼印の意趣返しでジョーの左頬にべたりと吐きかけられた唾を指で拭うと、
ジョーはそのまま彼女の頬の焼印へしっかり
彼女の白く柔らかな頬で指をなすって唾を擦りつけた。
「さすがはCP0。素晴らしい。
これだけの期間拘束されても歓楽街の女王と呼ばれる美貌はまだ健在だ。
そちらも称賛に値する」
唾をなすり終えると、ジョーは彼女を称賛しつつ数度、彼女の自慢の美貌の顔を殴打した。
「…っ」
「くくく…お前の美しい顔を血に染めるのも楽しめたが、いい加減私も飽きた。
そろそろ、次へ行くとするか」
とうとう来るべき時が来たかとステューシーは察した。
彼女は俯きながらジョーへ悪態をついてやる。
「とうとう…私を犯す決意が、ついた…みたいね……玉無し野郎だと思ってたわ。
………フフ…無理矢理…女を犯すことしか…できないなんて…哀れで滑稽…。
でも、大丈夫なのかしらね…この歓楽街の女王のテクニックに…
棺桶に片足突っ込んだ、
焦点も定まらない程の疲労でもそう言う気力を絞り出すステューシーは、
さすがは最強の諜報機関CP0のエージェントだ。
「その言葉…お前に返そうではないか。
我がイチモツで、弱った貴様がイキ死ぬことが無いよう期待している。
では……今から貴様が音を上げるまで交合い続けるぞ」
「…ふぅ~ん?」
ジョーのその言葉に、ステューシーは小馬鹿にしたように鼻で笑った。
「何を言うかと、思えば。フフフ…出来るもの、なら…やってご覧なさい…」
(ようやく、この機会が…来た。さすがの私も…限界だった。
…このまま拷問が続けば死ぬ所だったけど…イモータン・ジョー…
やはり、私の色香に惑ったわね……男は皆、そう……美しき蝶には、勝てない。
あなたのモノが、私の中に入ったが最後…!
裏社会の様々な大物も虜にし、操る私の色の手管に……必ずあなたも嵌まる!)
女は秘かにほくそ笑む。
ステューシーにとって、女の武器は最強の最終兵器だった。
世界政府の工作員達は皆、六式と呼ばれる肉体操作術を身に着けている。
最強のCP0に属するステューシーも当然、六式をマスターしていて、
しかもそれはかなり高レベルな領域に到達していた。
その肉体操作術・
彼女は自在に膣内をうねらせ膣内分泌液をすら操り男のモノを熱く頬張り、
焦らし、絶頂に導き、そして焦らし…逃げようとすれば凄まじい締め付けで逃さず…
暗殺対象ならばそのまま膣圧で男の陰茎を圧潰させることすら出来た。
(さぁ…来なさい……一度味わえば、二度と私のアソコを忘れることは出来ない。
私を抱きたい一心で、男は皆私の言うがままになる…
操り人形にしてあげるわ、イモータン・ジョー)
ジョーが、己のマスラオを露出させ、見せつける。
「あら…ふふ、確かに…自慢にするだけはあるようね」
(…なるほど、大きい…わね。でも、大きさだけならいくらでも膣圧調整によって対応可能。
その程度では世の男と同じ…あなたの自信を砕いてあげる)
「…処女ではない。ならば気遣う必要もないな…フンッ」
「ぁぐっ」
女に愛撫をすることもなくボロボロの衣服もそのままに、
下着を少しズラしてジョーは男根を無遠慮に女の園にねじ込んだ。
ステューシーも、肉体操作の用意はしていたが突然のことで痛みを感じさせられていた。
「ぐ…ちょ、ちょっと…下着ぐらい、脱がせてくれても、いいんじゃない…?」
ジョーは女の言うことを無視し、
男根を膣に埋没させたまま動かずステューシーの瞳をジッと見ていた。
「ふぅ……ハァ、ハァ……く…」
極度の消耗からか、肉体操作がスムーズにいかない。
(…自分で思っていた以上に、消耗している…うっ…)
ステューシーの細い腰がやや動いた。
ぐりゅぐりゅとジョーの男根が彼女の奥を
10分以上もの間、ゆっくりとそれは続けられた。
「う…ふぅー、ふぅー、…っ、うっ、く…ふぅ、ふぅー…」
膣内の腹側をゆっくりとしたストロークで擦り、続いて尻側の襞をズゾゾと擦る。
「っ、う…あ……っ、ん……はぁ…はぁ……く、ぅ…」
(こいつ…立ったままの姿勢で、背中側を擦ってくる、なんて…どういうペニスしてるのよっ…
で、でも…時間を掛けてくれたお陰で…私も呼吸が整った…今なら思い通り動かせる。
それに、今仕掛ければきっとこいつは自分の愛撫に私が反応したと勘違いする筈。
…自分がテクニシャンだと…図に乗るがいいわ。
気付いた時には、私の膣の具合に天国に昇り…病みつきになる…!
夢見心地になっちゃいなさいっ!)
ステューシーが下っ腹に意識を集中させると粘度の高い愛液が分泌されて、
そして絶妙な力加減で男のモノをヤワヤワと締め付けてやった。
「ほぉ?」
「…フフっ」
具合の良さにジョーが感心したように唸った。
ステューシーは、してやったりと妖艶に微笑む。
「これが歓楽街の女王の技か。フッフッフッ…なるほど、これは普通の男は骨抜きにされる」
「あん…そうよ…上手。素敵よ……もっと、もっと…抱いて。
あぁ…素敵…。さっきはあんなこと言ったけど…思ったよりずっとスゴイわ。
もうあんな痛いの…ステューシーは嫌なの…。ずっと抱いて欲しいわ…ジョー様」
拷問を受け続けたというのに、ステューシーのその酷薄な笑みは妖艶さを更に増している。
甘ったるい声と潤んだ瞳…そして未精通の少年でも息を飲むような色気。
こんな事を懇願されたら男なら誰しも盛りのついた猿のように腰を振り出すだろう。
「……」
ジョーは黙ったまま、また女エージェントの瞳を恐ろしい目付きでジッと見た。
(っ…なに?なぜ、私の目を…私の本心を見抜こうというの?
無駄よ…私はCP0…そして、夜の歓楽街を制する女王。
目の動きから感情を覚らせないコントロールなんて初歩よ。
こんなことで私の心を見ることは出来はしない。
…だから、だからさっさと乗ってきなさいよ…!ほらっ、腰を振り出すのよ!
あなたの腰使いで感じてるって演技してやってるのよ?調子に乗りなさいな!)
「よかろう。ならばもっと激しくしてやる」
「…嬉しい!」
(乗ってきた!ほらっ、男なんてこんなものよ!
ざまぁないわね糞ジジイ。あんたのペニスは今日で精根尽き果てるのよ!
バカみたいに腰振り続けて体力も気力も精力も枯れさせてやる!)
ガツンガツンとでも聞こえてきそうな強烈なストロークが始まった。
「ああっ!!いいっ!いいわっ!すごい…なんて力強いの!感じちゃうわ!」
ジャリジャリと鎖が揺れた。
ステューシーの腰がジョーの動きに合わせて自在にくねる。
液で充分に膣を潤わせて、締付け、そして精液を絞る取るように蠕動させる女の中は、
男のモノを蕩けさせる最高の具合の良さを持っていた。
「あんっ、あんっ、ああんっ、すごいわ!ジョー様ぁん、
私、あなたがこんなにスゴイだなんて思いませんでしたわぁ!
もっともっと…ステューシーに愛をくださいませぇ」
男の脳を痺れさせる声、表情。
彼女の演技は完璧だった。
自称、女殺しのテクニシャンの男を何人も返り討ちにし、
闇社会から数え切れない程の精液と情報を搾り取ってきた彼女だ。
ジョーは更に腰の動きを激しくした。
「あぁ、スゴイ!スゴイです!あぁん、ステューシー、たまらないですわぁ。
もっとよ…もっと腰を振って!」
(フフ…そう。もっと振るの。もっともっと、夢中になりなさい)
ガツガツと、ジョーのペニスが彼女の胎内奥を突く。
だが、その奥は子宮口ではない。
生命帰還によって彼女の膣は彼女の意思に合わせて形を変えていて、
膣の奥を窄めて擬似的な子宮口を作り出して、
そこを男に突かせているのだった。
そうすると男は自分のペニスで女の最奥を制覇したと思ってより勘違いした自信を漲らせる。
「あん、あぁん、ジョー様ぁ!私のっ、あん、子宮が下がって来ちゃったわ。
あんなにイキっていたのに、あっさり攻略されちゃいました…あんっ、あぁんっ」
ステューシーの体が汗でテカる。
これも勿論、生命帰還の肉体操作で自ら放出したものだ。
こういう方が男は喜ぶ…ステューシーのセックスは全てが計算であった。
「ああっ!こんなの初めて!すごいぃん!あぁ、ジョー様ぁ!ジョー様ぁぁん!
もうステューシー、ダメなのぉ!あん!あぁ…ねぇ、ジョー様?
私、もっともっとジョー様と触れ合いたい……だから、この鎖…外して下さらない?」
手足が固定されてのセックスはまるでサンドバッグだ。
この状態でもステューシーは膣操作で男を悦ばせることができるが、
鎖から手足が自由になれば…屈強なジョーと言えどもいつかは寝首をかく機会が狙える。
そうステューシーは判断していた。
それに、手足が使えればそれだけ彼女の性技のバリエーションも増える。
もっとイモータン・ジョーを骨抜きに出来る…そう思っていた。
「あん、あん、どうせ…あん、私の力じゃ、あぁ、あなたには敵わないし、あんっ、
いいでしょ…?ね?あん、鎖…外して欲しいのぉ…もっとアナタに尽くしたいの」
(ほら、ほらっ、ほら!さっさと外してよ!もっともっと私に夢中になっちゃえ!)
ステューシーが腰をくいっとひねり、
そして一瞬膣を緩めた後に搾るように手前から順に締め付ける。
ピクリとジョーの肩が一瞬震えた。
(あはっ!我慢してるようね!いい感じだわ…)
内心、笑いが止まらない。
全て彼女の計算通りになりつつある。
「…いいだろう。鎖は外してやる」
そしてあっさりとジョーは鎖から彼女を自由にした。
「あんっ、ありがとうございます!ジョー様は…ああんっ、器が大きい方なのね」
(あははは!やっぱり、大海賊イモータン・ジョーであろうとも私の魅力の前には敵わない!
このままこのジジイを私の性奴隷にして意のままに操れば…
世界が真に世界政府のものになる日は近い!捕らえられた失態も帳消しになる…!)
だが、まだ勝ってはいない。そう思うほど傲慢ではない。
それでも自分の勝ちが近いことをステューシーは確信していた。
ジョーの腰使いは激しいが、
小突いているつもりの最奥は膣壁を収縮した疑似子宮口だし、
例え膣内射精をされてもその疑似子宮口が精子を遮る。
どんな男でも彼女の子宮口に辿り着けたことはないし
精子を奥へ吐き出せた者もいない。
(さぁ無様にザーメン吐き出しなさい!
私の天女の指と讃えられた指使いであなたの背中を刺激してあげる…!
ほら、どう?私の美しい長い脚も、糞ジジイのあなたには勿体無いけど腰に絡ませてあげる。
さぁ、さっさと出しなさい!ほら!コツンコツンって…刺激してあげるから)
ジョーの腰を羽交い締めにするステューシーの白い足。
そのかかとが小刻みにジョーの腰、臀部のやや上をしつこくも優しく蹴りだした。
そうしてやると男の射精感が刺激されて早く精力を吐き出すのだ。
それを彼女は経験から知っていた。
だが、白髪の老魔人はギロリとステューシーを睨むと、
「いい加減にしろ」
「え?…あ、なに、これ…!膨らんで…!?うっ!おぐっ!?♡」
ステューシーの胎内に収めたままのペニスに力を漲らせ一気に膨張させた。
「…っ?♡な、に…?♡あなた…今、なに、を…した、の…?ハァっ、ハァっ、ハァっ…♡」
ステューシーの感覚が一気に狂わされた。
完全に圧倒し制圧していた筈のペニスが、
彼女の膣圧を無理矢理跳ね除けてステューシーの膣壁を拡張していた。
「う、ぐぅ…!?♡やる、じゃない…あなたも…性器の操作が…出来た、なん、て♡
で、でも♡む、無駄な…抵抗、よ…!ハぁっ、ハぁっ…っ…♡
さ、っ♡さっさと…私のおまんこ、に…♡出しちゃいなさい、よぉ♡」
どれだけ締め付けて扱いてやろうとしても上手く膣が操作できない。
それどころかジョーのペニスによって彼女の中はいっぱいいっぱいで、
生まれて初めて彼女の膣が彼女の意思通り動かなくなっていた。
「そうか。ならば言葉に甘えてそうしよう」
ジョーがギチギチのマンコへ激しいストロークを再開する。
「おっ!?♡ぐっ、うっ!?♡あがっ♡んっ、ぐ♡ちょ、ちょっと待って、待ちなさいっ!
何なの!?♡あ、あなた…何をしたの!?これ♡お、おかしい!♡うっ、んぐ…!♡」
(何よ、これ!この、感覚…!い、一体何なの…!?♡あ、ああ…♡
体中が、お、おかしい♡六式を極めた私が…♡体が…勝手に、動、く…なんて…♡)
ステューシーが自分から捻出した分泌液のせいで、
ジョーがどれほど激しく抜き差ししても彼女の陰唇はそれを受け入れた。
ぐぽっ、ぐっぽ、ぐっぽと卑猥な音を立てながら女の園を男が蹂躙していた。
「あっ、ひっ、いっ、イィっ♡うぅっ、ああっ、あぐっ、うっ、うっ、うあっ♡あっ♡ぐぁっ♡」
今までステューシーは、
行為中の女の妖艶な顔も男を操る要素の一つとして存分に見せつけていた。
だが、自分でも分からぬ内にステューシーは顔をジョーから背けていた。
何故か、咄嗟にステューシーはこの顔を誰にも、特にジョーには見せたくないと思っていた。
「どうした?なぜ顔を背ける!ククク…さっきのように我にその顔を見せろ、ステューシー」
「んっ、んっ、んっ♡う、るさ、い…わねっ…!♡んぐっ♡あっ♡あっ♡あなたには♡
この、歓楽街のぉぉ♡おっ♡おおっ♡女王、さま、のっ♡ぉっ♡顔、はっぁっ♡ハァ♡アアッ♡
ンっンっんぅぅ♡もったい、な…い♡い、ひぃ♡イィっ♡イイ、ぃっ♡」
激しい打ち付け。
ステューシーの腰が震え、まんこがキュウッと男のモノを締め付ける。
どちらもステューシーが意図した動きでは無かった。
「うっ♡うっ♡んっ♡あっ…ぐっ♡っっ♡んっ、ふっ♡ふぅ♡ふぁっ♡ああっ!♡
おまえっ♡わ、わたし、にぃ♡何をっ、したぁ!♡あっ♡ふっ♡このォ♡感覚…っ♡
一体…♡なんっ、なの…よぉ!♡ふっふっ、ふぅ…んっ♡おぐっ♡おぉっ♡」
ステューシーの体が痙攣する。
ジョーにしがみつく手足はすっかり複雑な動きはできなくなっていた。
今ではジョーにしがみつくのに必死で、
長年共に彼女の危険な任務を達成するのに尽力してくれた手足が、
もう彼女の制御化にはない。
ジョーは声を殺して笑う。
「ククク…そうか。なるほど。ステューシー…お前は優れたエージェントだ。
優れ
貴様…性技の訓練でも当初から肉体操作を完璧に行ってみせたのだろう」
「はぁ♡はぁ♡あっ、あたり、まえよ…っ♡私っは…あっ、ああっ♡
最も、優秀な…CP、ぜ、ろ…っ♡あぅ♡あっ♡んっ、んっ、ふぁっ!♡」
完璧に鍛えられた美しい肉体。
それこそがステューシーの誇りであり、武器だった。
ジョーの肩に顔を埋め、表情を隠す。
彼女の綺麗な鼻から紡がれる呼吸は必死で荒い。
ねとりとした汗がステューシーの白い肢体に浮かんでいる。
これも、彼女が意図した発汗ではなかった。
「ふぅー♡ふぅー♡ふぅー♡…っ♡く、そ…♡」
(なんでなの…?私の体が…さっきから、全然私の意思どおりに、動かない…。
な、ぜ…♡うっ♡こ、これ…♡この、感覚…♡
今まで、性器から…こんな刺激が、来たことは…♡)
ズンッ、とジョーが腰を強く打ち付けた。
ステューシーの体が跳ねて、背がしなる。
「おごっ!?♡や、やめっ♡なさ、いィィっっ♡それ♡やめ♡てぇぇっっ♡おっ!♡」
(ダメッ♡なぜ!?♡なぜなの!?♡こんな感覚…!♡今までの男では…あっ♡あっ♡)
ジョーは尚も笑っている。
完璧な肉体操作が出来た天才故に、経験したことのない初めての感覚。
その正体をジョーは嘲笑いながら教えてやる。
「貴様は理性で肉体を完全に操作し続けた。
性技の初訓練の時からずっとお前の膣は完璧にペニスに対応し、捌いてしまえた…。
ゆえに、お前は今まで予想外のペニスの相手をしたことがないのだ!
ハッハッハッ…全く哀れなことだ!
完全に男を手玉に取ってこれたが故に女の悦びも知らなかったのだろう!
ステューシー!今お前が感じている感覚の正体が〝快楽〟だ!
歓楽街の女王などとチヤホヤされて、
未だに快楽も貪った事がないとは初心もいい所ではないか」
仮初の最奥に密着していたジョーのペニスが、そこを強く穿つ。
「っ!♡うああっ!♡」
(これが、快楽…!!?♡♡)
ステューシーの顎が反った。
男はズンッ、とまた奥を突く。
「が、あっ♡あああっ…!♡やめ、て!♡ば、バカみたいに…そこばかり…痛い、だけ…よ♡」
ステューシーの言葉を無視し、ジョーはまた同じ場所を強く抉りこむ。
「っっ…!!♡はぁっ!あっ!♡ぐっ♡んぉっ!♡おぉっ!♡やめっ♡てぇぇ!♡
痛いだけって♡言ってるのにぃ♡なんで止めてくれないのよぉ♡ぉっ♡おっ♡おおっ!♡」
(あぁ、まずい…マズイ、マズイ…!こいつ…気付いている!
そこが偽物の一番奥だって…!気付いてるんだわっ!♡
私の疑似子宮口を…!こじ開けようと…!♡
はぅっ!?♡ああ!?♡またっ♡そこ突くぅ、なぁぁ!?♡)
「あああっ!♡あ゛あ゛あ゛っ!♡あ゛っ♡ひ、ひぃっ♡ひぃぃぃああああっっ♡♡」
何度も何度も最奥を貫かんばかりの強烈な打ち付けがステューシーを襲う。
バチバチと、ステューシーの脳内を初めての電気信号が駆け巡っていた。
「あっ♡あっ♡あ゛っ♡ぉっ♡んっ、ん~~~っ!?♡ぐっ…んぉっ!♡」
(だめっ、だめだめだめだめっ!!♡こじ開けられる!!♡
〝快楽〟がっ!♡押し寄せて…っ!♡あぁ制御できない!こんなの制御できないィィ!♡
も…閉じていられない…♡私の六式が完全に破られるっ!!♡
本当の子宮口、責められちゃう…っっ!♡♡)
容赦ない腰使いにステューシーの目の奥がスパークする。
(このままじゃ、このままじゃ…本当の子宮口を暴かれる!
本当の子宮口に精液を出されたら…に、妊娠…!♡妊娠しちゃう♡
いやぁ…いやっ、いやぁっ!♡それだけはいやっ!!)
「もぅ♡やめてっ!♡やめてってば!♡あっ♡ああ!♡やめてよぉ!♡いやっ!!♡♡
あ゛っ♡あ゛♡あ゛あ゛っ♡閉じていられないの!♡お願いもうやめてぇ!♡
あああ…♡もぅ…だめぇぇぇ!♡開いちゃうっ♡開いちゃうぅ!♡あ゛っっっ!!!?♡」
ステューシーの全身が硬直し、ジョーの肩を掴んでいた白い指が肩肉に食い込む。
ほっそりと長い脚が、ピンッと真っ直ぐに伸び切ってプルプルと痙攣していた。
(あ゛…こ、れ…♡めのまえ、まっしろ、に…♡あっ♡あ゛っ♡きもちイイぃ…♡)
くぱァ♡と疑似子宮口が解除され、まだ誰も入ったことのない、
歓楽街の女王の未踏の…真の女の最奥が無条件開放されて初めての男を迎え入れた。
「フフフ…!開いたな…貴様の、雌にとって一番守らねばならぬ受胎地への門が!」
「っっっ!!?♡はっ、はぁっ!♡あがっ!♡んっぉぉおおおおぉぉっっっ!!!♡♡♡」
ぐりゅりゅりゅ、とミッチリ閉じていた処女地が男根に掻き分けられ突き破られていく。
それだけでステューシーはまた絶頂し、
今度は伸び切っていた脚がジョーの腰をぎゅうぎゅうにホールドし、
捩じ切らんばかりに締め上げて痙攣していた。
パンッ、パンッと男の腰が女の腰へ打ち付けられる度、
汗と粘液が飛び散ってステューシーの顎が仰け反り背中が反る。
ステューシーの美貌は、演技ではない熱で紅く染まり快楽からの混乱で眉根が寄り、
常に人を小馬鹿にしていたような青い瞳は涙で潤み、すっかり雌剥き出しの貌だった。
「はぁっ♡はぁぁっ♡あっ♡あっ♡あ゛っ♡あ゛っ♡あ゛っ!♡あ゛っ!♡あ゛ぁっ!♡」
ステューシーは夢中になって腰を振った。
男の動きに合わせて、拙い動きだったが必死に、無意識で振っていた。
何十、何百という男を抱いてきた歓楽街の女王が、
今初めて男に抱かれていた。
「すごいィ♡あ゛っ♡すごい♡あ゛ぁぁっ♡すごいィィ♡
…っふぅっ♡ふぅ♡ふっ♡ふっ♡すごっ♡イィ♡」
(これが…これが本当のセックス♡交尾♡ああ♡私♡だめっ♡わたし♡
夢中になってしまうわ♡こいつに♡夢中になっちゃう♡堕とすつもりだったのに♡
さっきの演技が本当になっちゃう♡本当に私が堕とされるっ♡)
初めて女の最奥を男に許し、突かれている。
初めて女の顔を、男に引き出されている。
ジョーに細い顎を捕まれ、今まで反らし隠していた貌を強引に見られてしまった。
「んうぅ♡ひゃ、ひゃめ、て…♡見る、なぁ♡…っ♡ぉぐっ♡お゛っ♡お゛お゛っっ♡」
涙と涎とでぐしゃぐしゃになった歓楽街の女王の顔を、
彼女が人生で初めて披露したメスの表情を楽しみながらジョーは女の中を楽しむ。
演技時とは全く違う、不規則でねっとりとした絡みつく膣襞の動きは、
ペニスを慈しみ頬張り味わい尽くすような愛情深さを感じさせるものへと変わり果てていた。
ステューシーの本当の子宮口がパクパクと自ら降り口を開け始めた。
「ステューシー…貴様、我が子産み女になりたいか?」
「…な……り、た……あぅ♡ああ♡…はぁ、はぁ♡…っ、く…ないィィっ♡」
ステューシーはまだジョーを拒絶した。
だが、その拒絶は凄腕エージェントとしての〝癖〟のようなもので、
最後の砦とも言えない形だけの拒絶だった。
ジョーはそれを理解しつつニヤリと笑った。
「そうか…ならば貴様を諦めよう!」
「え…?そ……それは…♡あっ♡ぅあっ♡あああっ♡ふぅ、ふぅ…♡
あ、ありがた、い…わね…さっさと、おぐっ♡おっ♡おお♡んっ、ふぁ♡
私を…逃して、よ…♡ん…はぁっ、はぁっ、はぁっ…♡」
(い、いま…わたし…がっかりした…♡だめ…♡気落ちしたのが、分かってしまった…♡)
今まで忘我の悦びに染まっていたステューシーの顔に、
困惑と寂しさの感情がありありと浮かぶ。
歓楽街の女王でありCP0の彼女が、ジョーの前ではもうポーカーフェイスも作れない。
「ふんっ!」
「っっ!!?♡おっ!♡おおおっっ!♡♡」
パァンっ、と男の強烈な撃ち込み。
急なそれにステューシーはまたオルガスムを得て仰け反る。
「貴様は私の女とはしない。だからくれてやる慈悲と寵愛は今宵の一発のみだ!」
「あっ♡ああっ♡それ、は…っ♡あああっ、んっ、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛♡♡」
女の中に精を放とうという意思を感じさせる最後のスパート。
それぐらいはステューシーにも分かった。無意識に腰を密着させ受け入れ態勢をとる。
「だからな…ステューシーよ…!
再び我が寵愛を求めるなら、世界政府に戻りCP0として活躍するがいい!
そして、貴重なる情報を我に秘かに寄越せっ!!
貴様は味方を欺き、秘かに裏切り続けるがよい!
そうすれば…この地へ戻ってきた時、我が愛を再び授けてやろう!!」
「あ、あああ♡そんな♡そんな、ことぉっ♡おっ♡あ゛っ♡あ゛っ!♡あ゛あ゛っ!♡」
「勿論…世界政府の命を受けて我が暗殺を狙うのも良いだろう…!
だが、その時には…貴様に与えられるのは苦難による拷問と〝死〟だ!
我が寵愛は永遠に失うと思え!」
最後に一際強いストロークがステューシーを襲い、
そして彼女は本日最高の…つまり人生で最高の深層からの絶頂を迎えた。
飛び散る理性で、ステューシーはジョーの言葉に必死に頷いていた。
「はぃ♡はぁいぃぃ♡あっ♡あああああ!♡わかりまひたぁ♡だから、もっとわらひをぉ♡
愛ひてぇぇぇええええっ!♡っっっ!!♡おっ!!♡おおおおおおっっっ!♡
イッくっ!!♡いくいくいくいくいくいくっっ!♡~~~~っっ!!!♡♡♡」
ジョーの精液が、完璧なタイミングでステューシーの子宮に注ぎ込まれ、
ステューシーの背が折れそうな程に弓形になる。手足が痙攣し、硬直した。
かつてどんな者も見たことがないあられもないメス顔をジョーへ捧げ、
裏社会の男達が拝みたかった本気の白濁愛液でジョーのペニスをたっぷり濡らし絡ませて、
政府直属の超優秀エージェントとは思えぬ隙だらけのイキ姿をジョーに晒す。
初めて子宮に受け入れた雄のザーメンの熱に、
ステューシーはかつてない充足感の中で微睡み、
心地よい疲労の中で彼女は眠りに誘われていく。
(あぁ…この雄に尽くすのは…きっともう…女の、宿命…なの、かも……♡)
ジョーの体臭を胸いっぱいに吸い込み、
ステューシーは無警戒で無防備な姿のままに人生で一番安楽な眠りに堕ちていった。