ダークサイド・ポケモン物語(ストーリー) 闇に堕ちたとある転生者 作:ナハト・リコリス
それと今作品のオリジナル組織がこれから暗躍すると言う感じにしています
俺達はゴジカさんを救うために、グランナスカを使ってビャッコクシティ近くに戻ってきたら、ビャッコクシティから黒煙が上がっているのを確認したので、俺達はもしもの事を考えてポケモン達を使って急いでビャッコクシティに向かって行った。
と言うのも、グランナスカ自体がこの世界においてはある意味オーバーテクノロジーとも言える存在なので、下手にこいつの姿を見せたら、この事態を引き起こした可能性のある敵に対して、余計な情報を提供してしまう可能性があったので、グランナスカを使って直接ビャッコクシティに行くのは危険だと判断したのだ。
俺達がビャッコクシティに到着すると、そこはある意味地獄絵図と言えるような感じになっていた。
目に見える全ての建物が崩壊して炎の海になっており、老若男女も、ポケモンも一切関係なく、無数の死体があちらこちらに存在していた。
流石に俺・セレナ・ヴァニラ・ナツメの四人は、今までの旅で出会った非常識を殺していたりしたので何とかなったが、流石に耐性があまり無かったリーフとミカンは、その場で嘔吐してしまったのは仕方ないと思った。
「・・・誰がこんな酷い事を。流石の俺も2つの地方を壊滅させたとは言え、ここまではしてないぞ」
「・・・うん。カズマも未来を考えて、アルセウス達にも酷い殺しはしないように頼んでたものね」
そう、俺自身イッシュ・シンオウと二つの地方を壊滅には追い込んだものの、伝説と幻のポケモン達には、最低限人が生きられる状態にして貰うために、建物への破壊に関しても、ポケモンセンターや病院よりの施設に関しては破壊しないように頼んでいるし、2つの地方とも全ての人間を殺すようにも頼んではいないのだ。
無論、これは未来でジョクアがした事を理由に反省してもらうと言う点もあるが、それ以上に俺達もポケモン達も、【人類滅亡】みたいなのを最初から考えていないのもあるからだ。
人類(ひと)は間違いを犯す。それは今も昔も変わりが無い。
だがしかし、だからと言って人類を滅ぼしてしまうのもまた違うからだ。
人類も、自然にこの世界で産まれた一部であり、同時に間違いを認め、反省し、直そうとする気持ちを持っている。
故に、伝説のポケモン達も幾ら人類が【悪】と言える存在になったからと言って、全てを滅ぼそうとは思っていなかったのだ。
俺達はこんな地獄絵図を造り出した犯人を見つけるべく、3人一組になって生存者の救助等に当たった。
班分けに関してはナツメの運命のスプーンによる決定で、俺・セレナ・リーフのチームと、ヴァニラ・ナツメ・ミカンのチームに分かれて行動した。
3人一組にしたのは、何かあった際に幾らポケモンの力を借りるとはいえ、こんな状況を作り出した犯人が複数人いると考え、3人いれば何とか対処可能だと判断したのもあったからだ。
そして俺達のチームは生存者を探しつつ、本来の目的であるゴジカさんを助けに向かった。
ビャッコクジムに行くまでの道中も、俺達は無数の人間とポケモンの死体を目にした。見つけて助けようと思っても近づいても、もう助ける事ができないと言える状態になっており、俺達はビャッコクジムに向かいながら、ポケモンを使って消火活動に当たるしかなかった。
無論俺自身も持っている能力を使えば、救える命があるかも知れない事は分かっているのだが、この状況を作り出した存在がまったく分からない状態で、下手に能力を使えば命取りになるかも知れないと思っている部分もあり、俺は内心怒りに燃えていた。
ビャッコクジムに到着したのだが、ジムに関してはもう少しで倒壊するような感じになっており、俺達は急いで中に入ると、そこには地面に倒れているゴジカさんと、ゴジカさんを見下ろしている4人の男達がいた。町がこんな状態の上で、どう考えてもジムバトルですらない状況なので、俺達はこの4人の男達がこの町をこんな風にした存在だと、すぐに理解した。
俺はマニューラを、セレナはファイアローを、リーフはピジョットを出し、俺達は4人の男に向けて攻撃を開始した。
とは言っても、後ろからの俺達の攻撃を予知していたのか、すぐさま俺達の攻撃を避けられた。
「何するんだよ?俺達はゼロの命令でこの町を潰しに来たんだぜ?」
「あぁ。この町のクズ共を殺せって言われたのによ~」
4人の中で一番若い男と、軽い感じの中年の男性が、俺達に自分達はゼロの命令でここまでしたと言ったが、それこそ馬鹿の所業である。何しろゼロは俺自身なので、そんな命令なんてものは最初から存在しないのだ。
「へぇ~それなら、俺達もゼロから命令を受けてここに来たんだよ。ここにいるゴジカさんを守れってな。町を破壊しろ何てことも、この町にいる人間もポケモンも全て滅ぼせなんて、一切命令を受けていないし、別働隊の話も聞いていない。つまり、お前達はゼロを理由にテロ行為を行なったただの犯罪者なのさ。と言うか、ゼロの仲間にお前達はいない。俺達が本当のゼロの仲間であり、ゼロから一番信頼されているから、味方の顔は全て知ってるのさ」
俺がそう言うと、この中で一番弱いと思う感じがする男が、俺の言った言葉に嫌そうな顔をしたので、こいつ等が言った事は全て嘘だと断言できた。
「やれやれ、まさかあのゼロの一番信頼している人間が来るとはね。やれやれですね」
「はっ!関係ねぇじゃねぇか。どうせ俺達の仕事も終ったし、俺達の初仕事にゃちょうどいいんじゃねぇか?」
「ははは。あぁそうさ。とは言っても、俺達は適当にここでふけさせてもらうぜ?」
紳士風の中年男性がゼロの信頼している人間だと知ると、軽い感じの中年が何か持ち物を持たせたマルマインを出すと、すぐさま【だいばくはつ】を命令し、俺達は危険だと判断し、すぐさまジムから逃げた。
俺達が逃げ切ったと同時にジムが爆発し、ボロボロになっていたジムは倒壊してしまった。
俺達はジムの崩壊に巻き込まれなかったが、俺達は急いでゴジカさんの救助すると、ゴジカさんは建物の崩壊から運良く巻き込まれずに生きていたのだが、もう助ける事ができないと言えるほどの状態になっていた。
俺達は死に行くゴジカさんから、あいつ等の名前を教えてもらった。
と言うのも、あいつ等がバトルをしていた際に、【カース団】という組織と思われる名前を出したと言われたのだ。
そして、戦っていた4人の名前も教えてもらった。
一番若い男性はジェアム、次に紳士風な喋り方の男性がアーチボルト、軽い感じの男性がトーマス、一番弱いと思った男性がジーベルと言われた。
だが、何故名前を知っているのかと俺達が不思議に思っていると、ジョクア政権が開始する前からあの4人全員が、危険な犯罪者、若しくは犯罪予備軍になっている危険な存在で、各地方のジムリーダーに対して警告として顔写真等がのった手配書のようなものが出回っていたらしいのだ。
「・・・・もう私の命運も、ここまでだ。これから先の未来を、頼んだ・・ぞ・・・」
そう言ってゴジカさんは俺達が見守る中で息を引き取った。
その後俺達はヴァニラ達と合流し、ゴジカさんが亡くなった事と、敵組織の名前がカース団と言うこと、そして死ぬ間際にゴジカさんから教えてもらったあの4人の名前をヴァニラ達にも教えた。
この4人の名前を聞いて、元ジムリーダーでもあったナツメとミカンは、カース団と言われた組織が危険な犯罪者集団系の組織かも知れないと言う事になったのだ。
と言うのも、俺が気になったマルマインに持たせていた物であるが、ナツメから使用禁止の物品である【CCC(トリプルシー)】と言われる物品であると言われたのだ。
この【CCC】であるが、元々とある違法科学者が【じばく】や【だいばくはつ】等の自爆技の威力を上げる物品を造ったのだが、ゴーストタイプや技を回避する補助技の効果を使っても相手にダメージを与える物らしいのだが、持たされたポケモンに関しては確実に死亡してしまうと言う危険気まわり無い品物で、そのためこの違法化学者が逮捕された後、未だに裏で密かに少数だが作られている物品の一つで、余り使用する人間はいないらしいのだ。
その使用者の一人がアーチボルトで、一部では国家公認のテロリストとして存在していると言われているほどで、他の三名もそれぞれ悪名高い存在として、全員国際警察に逮捕されれば、死刑か終身刑が確定していると言われたのだ。
「そんな犯罪者ばかりがいる組織か・・・なら、グランナスカだけじゃダメかもしれないな(あれは一応修理と整備を主目的にしてるから、戦闘に関してなら別問題だしな)」
「グランナスカだけじゃダメなの?グランナスカの性能を知ってる私達からしても、あれだけで大丈夫だと思うんだけど?」
「この手の奴等は他にも色々と隠している可能性が高いんだ。最悪の場合を考えても、もう一隻戦艦を造る事にする。何しろあの世界のお仕置きで貰ったエネルギーは大量に残ってるから、もう一隻位なら製造可能だ。悪いけど、セレナ達のリアルファイトと救助用のシステムを新造する戦艦に搭載しておく。グランナスカも当分はこの手の改修に当てる事にする」
「・・・まさかと思いますが、グランナスカみたいに変形機能付きのとんでも戦艦じゃないですよね?」
「・・・一応戦艦に関しては俺の変身するスピルバンの前の作品にする予定だ。ガラル地方にある【ダイマックス】みたいな感じの巨大存在との戦闘になったら、今の俺達は戦闘できないからな」
ヴァニラの予想に何も言えず、ある意味正直に話したのだが、全員から思い切りジトッとした眼で見られてしまったが、これに関しては色々と仕方ないと諦めてもらい、こちらの戦艦に関しては女性陣専用の施設等を搭載する事で納得してもらった。
俺達はゴジカさんの遺体を綺麗に埋葬した後、グランナスカの改修と新造戦艦の関係も有り、俺達は公共機関でカロス地方から出て次の地方に行こうと思って空港のある町まで旅をしていたら、ビャッコクシティがこんな風になってしまったのもあり、今回のカロスリーグに関してはリーグ中止が決まった事になったらしい。
俺達が飛行機に搭乗してカロス地方から出て行った後、伝説や幻のポケモン達がカロス地方を更に壊滅へと追い込んだのだった。
とは言っても、ビャッコクシティやミアレシティのように滅んだと言ってもいい場所もあったので、他の地方と違って色々と加減した壊滅になったので、今回に関して殺した人数に関しては一番低いと言える状態になったのだった。
そして次の目的地は、ナツメの占いでジョウト地方であったので、ジョウト地方に決定したので、俺達はジョウト地方に向かって行った。
次回からはジョウト地方編になりますが、これも結構少ない話にしています