ダークサイド・ポケモン物語(ストーリー) 闇に堕ちたとある転生者 作:ナハト・リコリス
分からないと思いますので、この話を見て下さい。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12023110
ヒロシとのバトルをした後、トクサネシティのジムバトルに行く途中で、俺達は物凄いくらいの邪悪な波動を感じた。
その邪悪な波動はすぐに消えたのだが、俺達の足を止めるのには十分な物だった。
と言うよりもなのだが、ほんの一瞬とも言えるものなのに、俺達はその場から動く事ができなくなっていたのだ。
「な、何なんですの、今のは・・・」
「・・・邪悪な波動としか言いようが無いわね。しかも勘だけど、これは・・・」
「・・・あぁ。多分だが別の世界からだ。世界を超えてこの世界にまで反応を起こすとなると、相当ヤバイ敵だな・・・」
今まで感じた事の無い邪悪な波動に、エリカが最初に声を出し、次にナツメが言ったのだが、俺としてもナツメと同じで別の世界に存在する敵なのだろうと思ったのだが、まさかここまで危険だと思う存在がいるとは思わなかった。
「・・・別の世界って事は、ランちゃんがいる世界かな?私達が知っているのって、あの世界だけだし・・・」
「・・・多分そうだと思います。彼等が言っていたダークネス帝国なのかどうかは分かりませんが、それにしても・・・」
「・・・うん。カズマ、どうするの?」
「・・・助けには行きたいが、俺達は俺達の世界の問題を解決してからがいいだろう。下手に次元を超えての干渉をし続ければ、カース団の方面が色々と次元を越えての方面を起こさないとも限らないからな。それに、あいつ等のいる世界とも限らないからな」
リーフが前に俺達が言った世界と思い、ヴァニラも敵の情報を聞いていたのもあって思っていた。そしてセレナもあの世界にいた娘である【ハグタン】を心配したのだが、俺としては助けには行きたいのだが、下手に次元を越えて別世界の事件に関与すれば、カース団が俺達と同じような次元を越えての干渉を引き起こすと考え、今俺達の抱えている問題を解決してから助けに行こうと思った。
だが実際は、俺自身も未来から来たと言う娘の【ハグタン】は心配だし、あの世界にいる俺やセレナ、ラン達の事も気になっているのも事実である。
本当なら、今すぐにでも助けに行きたいと言う気持ちもある。
だがしかし、その気持ちが原因で、あの世界かどうかも分からないのに、下手をすれば別の次元にいる人達や、その世界に存在するあらゆる命を危険にさせてしまう。
その思いがあり、俺は悔しく思いながらも、この邪悪な波動の持ち主が、俺の今まで戦ってきた相手よりも何倍も強いと言うことを理解していたので、俺は手持ちのポケモン達を全員だし、そして、この波動を出した存在相手に食いつけるように頑張ろうと言うしかなかったのだ。
あの邪悪な波動の存在が原因でどうなっているか分からないけど、死ぬなよ、サトシ。そして、皆・・・
??????? Sids
とある場所で、カズマ達とは別の、悪がこの波動を検地していた。
「今の波動は・・・・・・ふふ、面白いわね。まぁこの波動に気づくのは、私と、ゼロとそのお仲間達かしら、ね」
カース団の副リーダーでもあるエーデルは、別次元から発生したと思われる邪悪な波動に、笑みを浮かべていた。
彼女からすれば別の次元で何かが起きたのだろうと推察したのだが、別の次元に関して干渉しようとは思っていない。
何しろ彼女の持っているデータは無数にあるが、別次元に下手に干渉すると危険性が余りにも高いからなのだ。
「(この波動を発した世界の位置を特定するのはいいけど、下手に刺激したら、最悪の場合は私が【消滅】させられてしまうわね。まぁ下手に介入しないのも一つだけど、今の状態では、ね)」
その手元にあるのは、各地方のポケモン達の生息数が減ってきていると言う報告書である。
比較的多い種類の同種のポケモンですら、最近は数が大幅に減少していると言う各地方のポケモン博士やレンジャー等からの報告である。
「(ジョクア政権前から少しずつとはいて捕まえてきたけれど、ここまでの減少数は可笑しいわね。となると、伝説のポケモン達か・・・)」
彼女からすれば伝説のポケモン達が関与し、ポケモン達を何処か人の来れない場所に転移させていると考えるのは簡単な事だった。
となれば、人の来れない場所ではなく、別の世界と言ってもいいかも知れないのだ。
何しろウルトラホールの先の世界に、ウルトラビーストと呼ばれる存在がいるのだから、ポケモン達が生息できる世界があっても可笑しくは無いからだ。
同時に、その世界にはポケモンと共存している未知のウルトラビーストが存在している可能性もあるのだ。
「ふふっ。まぁあの馬鹿はこの世界の存在を【ゲームの駒】としか見てないから、こんな情報もほとんど意味が無いのよね」
この組織の長にしているテンザンは、そういう思考の人間なので、こちらとしては一番簡単に操り人形に出来るからいいのだが、あの男は色々と面倒くさい面も持っている。
「けど、あの波動の持ち主と会うのは止めましょ。下手に首を出したら、色々と面倒ですものね」
エーデルは邪悪な波動の持ち主と合うことはせず、逆にこちらの世界で考えている【計画】を少し早めようと思っていた。
「エネルギーも相当溜まってきたし、後はあのクズを絶望させてやったら、完璧ね。まぁおまけで色々と細工しないと、ね」
そう言って【計画】の為の品物を見つめ、嬉しそうに笑みを浮かべていたのだった。