「ギシッ」というベッドの軋む音に燐子はまた興奮を募らせていた。自分がまずベッドに座ると、手を繋いでる悠真を思いっ切り自分の方に抱き寄せた。燐子の膝に座るような形になった悠真は目を白黒とさせ、固まっていた。何をしていいか分からない悠真は燐子の思うがままになっていた。
「んっ。」
燐子は悠真の唇を奪うと、小さく声を出した。燐子にとっても、初めてのキスは甘く、まるで完熟したいちごを食べているようだった。
「…んっ。チュッ…」
そのいちごを貪りつくように、燐子は何回も唇を合わせた。
「(…これも…夢中になりそう…熱い…。)」
キスに溺れそうになった燐子はそのまま、悠真の下半身に手を伸ばした。ズボンの上からもハッキリと分かるほど、ガチガチに硬くなっていた陰部に燐子はまた興奮した。
「ぷはっ。…お姉ちゃん…。」
悠真はキスで逆上せたのか、虚ろな目で燐子を見ていた。そして、前がはだけて、黒のブラジャーがハッキリと確認出来る燐子の胸をブラジャーの上から触った。
「…柔らかい…。」
思わず、感想を呟いてしまった悠真に燐子は微笑んだ。
「…もっと…み、見たい?」
「は、はい…。」
燐子は悠真の返事を聞くとブラジャーの前に手を伸ばし、フォックを外した。フロントフォックが外れた瞬間に「ポロン」と出た燐子の豊満な果実に悠真は「凄い…。」と呟いた。
「(…やっぱり…。恥ずかしい…。)」
誘った側で、しかも、我慢の限界を向かえていた燐子だったが、やはり他の男性に見られるのは恥ずかしいらしく、腕をクロスし、隠していた。
「え、えっと…。お姉ちゃん…。もっと見たいな?」
「う、うん…。」
甘えながら言う悠真に燐子はゆっくりと腕を降ろした。その瞬間、悠真は燐子に抱きつくと、ゆっくりとベットに横になった。
「ゆ、悠真…君?」
燐子は声をかけるも、悠真には届いていなかった。そして悠真は燐子の乳首に吸い付いた。
「きゃ!…んあっ!」
自分で触るのとは格段に違う刺激に、燐子は思わず大きな声を出してしまった。
「(ゆ、悠真君、赤ちゃんみたい…可愛い…。んっ。)」
悠真の舌の動きに合わせ、燐子の体はビクッと腰を浮かしていた。声もだんだんと大きくなり、悠真の頭をギュッと抱き締めていた。
「ぷはっ!…き、気持ち良いですか?」
「…はい。…凄く。」
燐子は肩で息をしながら言うと、悠真のズボンのチャックをずらした。
「あっ…。」
「あ、あの…。わ、私も、悠真君のこと…き、気持ち良くさせて…あげたいから…。」
燐子は辿々しく言うも、行動はテキパキしており、悠真が気付いた時には下半身に何も衣服を着けていなかった。
「…やっぱり…凄い。」
まじまじと悠真の陰部を見つめていた燐子だったが、以前と同じようにゆっくりと上下に動かし始めた。
「あっ。んっ!」
燐子は悠真の陰茎を扱く際、強弱をつけたり、早さを変えたりしていた。前回、一定のリズムでしか扱かれなかった悠真は燐子のまるでピアノの楽譜を追っているような力加減に、ただただ感じるしかなかった。
「き、気持ち良い!」
肩で息をしながら悶える悠真に燐子は嬉しくなっていた。自分が工夫して気持ち良くなってくれている事に喜びを感じていた。
「ゆ、悠真君…。」
「は、はぃ。」
「もっと…気持ち良く…なって下さい。」
燐子はそう言うと、口を開け、悠真の陰部を咥えた。雑誌やネットのやり方しか持ち合わせてない燐子は正直、不安だったが、悠真の反応を見て、杞憂に終わったことを理解した。
「くっ!あぁ!」
悠真は腰をビクッと震わし、今まで1番大きな声を出した。どうやら、最後まで果てた様子だが、相変わらず、精液は出ていなかった。
「はぁはぁ。気持ち…良かっ…あああ!」
息をついた悠真だったが、それも束の間、燐子は再び、悠真の陰茎を咥えた。イッたばかりの悠真は新たな刺激に再び、声をあげた。
「あぁ!お、お、お姉ちゃん!?だ、ダメだって!」
悠真にとって刺激が強すぎているのか、腰を左右に動かして逃げようとする。しかし、燐子には夢中になり、悠真の声が届いておらず、陰茎を吸ったり、舌を出して舐めたりを繰り返していた。
「んっ!ゆ、悠真君…の…あ、熱い…。」
「お、お姉ちゃん…。」
悠真が顔を上げると、そこには自分の陰部を顔を真っ赤にし、目が溶けたようにトロンと下げた、憧れの燐子が、咥えていると言う構図だった。そして、燐子も、悠真の気持ちよさそうな表情を見て、更に興奮をしていた。
「(悠真君…。)」
燐子は心の中で呟くと、既に動くだけで「グジュ」と言ういやらしい音を奏でる、自分の下半身に手を伸ばした。
「(あっ!こ、こ、こんなに…濡れてる…。)」
自分の下着の隙間から陰部を触る為に伸ばした中指と薬指はあっという間に飲み込まれてしまい、第二関節まで、埋まってしまった。
「んっ!」
「お、お姉ちゃん!く、咥えたまま喋らないで!」
燐子はフェラをしながら、自分の陰部の中に指を入れていた。こんな状況で声が出ないわけがなく、咥えたままの悠真の陰部に、更に違った刺激、声の振動を与えていた。燐子が悠真の陰部に吸い付く音、燐子の愛液でぐちゃぐちゃになってしまった陰部から漏れ出す水っぽい音、悠真の喘ぎ声、様々な音が燐子の部屋を支配してしまった。その1音1音が、オーケストラのように素晴らしくも、何処か大人っぽいハーモニーを奏でていた。
「あっ!ま、また来る!」
悠真はより一層、体を震わすと、「あーっ!」と叫び、グッタリとしてしまった。燐子も燐子で悠真と同時に絶頂を向かえていた。ただ、今まで、1人でしていた時と違った事と言えば、「プシュ」っと言う音と共に愛液がこぼれ落ちていた。俗に言う、潮吹きをしてしまったらしい。
「…だ、大丈夫…ですか?」
「なんとか…。」
悠真はそう言ったが、右腕を額に置き、激しくて、深い呼吸をしていた。
「す、すみません。わ、わ、私、また夢中になってしまって…。」
「大丈夫…です…。気持ち良かった…です。」
悠真は途切れ途切れに言うと、悠真の横に寝転がった燐子に抱きついた。そのまま燐子の胸に顔を埋めると、悠真はスヤスヤと眠ってしまった。
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「(そろそろ起こさなきゃ…。)」
燐子はそう思うと、悠真の肩を掴み、優しくユサユサと揺らした。ちなみにだが、寝ている悠真にまた興奮してしまった燐子は悠真に気付かれないように1人で3回ほど絶頂を向かえていた。
「んっ…。」
悠真はゆっくりと目を開けた。目を開けた先には燐子の豊満な乳房が垂れ下がっており、悠真は飛び起きていた。
「よく…寝れましたか?」
燐子はそう言うと、悠真は寝る前の事を思い出し、顔を真っ赤にして頷いた。
「あ、あの。き、今日のは…気持ち良かったです…か?」
モジモジとしながら聞く燐子に悠真は再び、頷いた。
「う、運命…みたいでした。」
「運命?」
「あっ。すみません…。ベートーヴェンの…。運命…です。」
ベートーヴェンの運命とは交響曲第5番 ハ短調67番が正式な曲名で、ベートーヴェンの作曲した5番目の交響曲である。日本では一般に「運命」と呼ばれ、クラシックの中でも最も有名な曲の1つである。
「運命…?」
悠真の発言に理解が追いつかない燐子は首を傾げた。
「説明が足りなくてすみません。あ、あの。段々激しくなって…。と、特に最後は第4楽章…みたいだなぁって。」
ベートーヴェンの運命は第4楽章、つまり4部構成であり、「暗から明へ」という構成をとっている。つまり、楽章が進んでいくとだんだんと激しく、明るくなっていく。ちなみに、第4楽章の説明として「歓喜が解き放たれるような」と説明されている。
「えっと…。つまり…。それだけ…激しかったと…いう事ですか?」
「あ、あと、それだけ…その。き、気持ち良かった…です。」
悠真は俯きながら言うと、燐子は「ふふっ。」と微笑んでいた。
「悠真君は…本当にピアノが…好きなんですね?」
「それはもちろん!」
燐子の何気ない一言だったが、悠真はガバッと顔をあげて言った。
「…では…練習の続きを…しましょう。…本来は…ピアノのレッスン…でしたよね?」
「へ?…そ、そうですね!」
悠真は慌ててズボンを履くと、すぐにピアノに向かった。
「ち、ちょっと待ってて…下さい。」
燐子はそう言うと、ぐちゃぐちゃになったパンティーを洗濯機の中に入れ、手を洗った。燐子の右手には自分の愛液の甘酸っぱい匂いがこびりついていた。
「(腰が…痛い…。また、やり過ぎちゃった…。)」
燐子はそう思い、しばらくは1人でするのも控えようと思っていたが、その夜にはまた悠真を思い出し、また何回も果てるのであった。
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「…恥ずかしい。」
燐子は昨日、悠真と楽しんだベッドに横になっていた。平日で、もちろん学校があるのだが、燐子は昼を過ぎても動けずにいた。
「うぅ。…本当に…やり過ぎた…。学校…まで行けなくなっちゃった…。」
燐子は「うぅ…。」と呟きながら、ゆっくりと顔を顰めながら寝返りをうった。
「あっ…。今井さんから…。」
寝ているだけではもちろん暇なので、スマホを眺めていると、リサからLINEが届いていた。
“紗夜から聞いたけど、学校休んでるんだって?
大丈夫?
風邪でもひいちゃった?
今日、学校終わったら、お見舞いに行くからね!”
燐子はLINEを読み終わると、顔を赤くしてしまっていた。もちろん、お見舞いに来てくれる仲間がいるのは嬉しい。しかし、お見舞いに来られると休んでいる理由を説明しなくてはならなくなり、嘘をつかないといけなくなる。
「1人で…オナニーし過ぎて…腰が痛くて…動けないなんて…絶対に言えない。」
燐子は「はぁ。」とため息をつくと、リサからのLINEになんて返信しようかと悩むのであった。そして、悩んだ結果“分かりました。お待ちしています。よろしくお願いします。”と返信するのであった。自分の病状を誤魔化さないといけなかったが、それ以上にリサが来てくれる事が嬉しかったのだった。
「…なんて…言いましょうか…。」
未だに、かなり痛む腰に顔を顰めなながら燐子は思案するのであった。
R18の日間ランキング、12位に入ってて本当にびっくりしました。
そして、UAやお気に入りが今までの作品にはないくらい伸びていて、これにもびっくりしました。
読んで下さった皆様、ありがとうございます。