甘美な匂いが充満する燐子の部屋。そこにあるベッドで生まれたままの姿で燐子とリサは肩で息をしていた。
「あー!気持ち良かった☆」
「い、今井さん…。」
勢いで襲った燐子だったが、形勢はすっかり逆転され、結局リサが燐子を責め続けたのであった。それでも、燐子も最後は頑張り、なんとかリサを責める事ができたのだった。
「てかさ。燐子なんで学校休んだの?めっちゃ元気じゃん!」
リサは燐子を抱き締め、頭をポンポンしながら言った。
「…い、いえ。ほ、ほ、本当に…体調が…悪くて…。」
「本当に?」
「…ごめんなさい。…嘘です。…じ、実は、その…。ひ、1人でし過ぎて…。腰が痛くて…た、立てなくなって…しまって…。」
燐子は顔を真っ赤にしながら、消えそうな声で言った。それを聞いたリサは始めは目を丸くして驚いていたが、すぐにニヤッと笑うと、燐子の耳元に顔を近づけた。
「…えっち。」
「うぅ…。そ、それを言うなら…今井さんだって…。」
「えぇ!?なんで!?」
「だ、だって…。あ、あ、あんなに責めて…きて…。」
燐子はリサにされた事を思い出すと、布団に顔を埋めた。
「燐子がいけないんだよ?私に火をつけちゃうから。でも、女の子は初めてだったなぁ!」
「そ、そう…なんですか?で、でも慣れてたような…。」
「同じ女の子だよ?気持ちいいところは分かるって☆」
「で、でも、やっぱり…今井さんも…えっち…です。」
「そんな事言うんだ!?なら…。」
リサはまたニヤリと笑うと、燐子の豊満な胸を掴むと、先にある、プクッと膨れた乳首をペロッと舐めた。
「んあっ!」
「やっぱり燐子の方がえっちだよ。ちょっと舐めただけなのにそんな声出して。」
「そ、そ、そんなこと…」
「そんな事無いって?ホントかなぁ?」
リサは手を燐子の秘部に伸ばすと、そっと指でクリトリスを撫でた。
「あぁっ!んっ!」
「燐子、まだこんなにクリ固くして…。それにもうこんなにグショグショじゃん?」
リサは楽しむような声を出すが、燐子はそれどころではなく、押し寄せる快楽に脳が麻痺してしまいそうだった。
「だ、ダメ!い、イキそう!」
燐子が目をギュッと瞑り、シーツが皺になるくらい掴み、全身に今から襲いかかる快楽に備えたが、リサの手はピタっと止まってしまった。
「い、い、今井さん…。ま、ま、また…ですか…?」
燐子は潤んだ目でリサを見ると、リサは満足そうな表情を浮かべていた。先程の行為でリサは燐子がイキそうになれば手を止め、また刺激するという事を繰り返していた。イキたくてもイケないリサの焦らしに燐子は可笑しくなりそうだった。
「ごめんね~☆燐子見てたらつい。」
リサはそう言うと、掛け布団をカバッと捲る。そして、ピョンと燐子の足と足の間に移動すると、素早く顔を燐子の股に埋めた。
「い、今井さん!?…あぁ!そ、そ、そんなところ…舐めたら…。」
燐子は再び襲ってきた快楽に耐えながらなんとか言葉にしたが、リサはそれを無視し、クリを舐めたり、吸ったりを繰り返していた。そんな事をすれば燐子はまたすぐに果てそうになったが、またリサは動きを止めた。燐子が抗議の目をリサに送るがリサは相変わらず満足そうな表情だった。
「…今井さん。…お願い…します…。い、イカせて下さい…。」
「OK!」
リサは笑顔で返事をしたが、燐子はまた襲ってくる快楽の中で
「(多分…またイカせて貰えない…。)」
と感じるのであった。結局、最終的に燐子がちゃんとイケたのは2開戦が始まって45分後の事だった。ちなみに、最後にイク前、燐子はおかしくなりそうで、ボロボロと泣いていたのであった。
─────────────────────
リサとの行為から2週間、相変わらず学校にRoseliaに練習に悠真のピアノのレッスンにと忙しく過ごしていた。最近は真面目に悠真のレッスンをしており…いや、悠真のピアノを聞くだけのレッスンとなっているのだが…。とにかく「そういう」行為もなくなっていた。
「ふぅ~。」
「お疲れ様…です。…やっぱり…私が教える事は…ありません…。」
燐子はそう言うと、定位置となったオンラインゲーム専用の椅子から立ち上がり、悠真に近づいた。
「本当ですか?」
「はい…。とても…上手だと…思います。ショパンの「遺作」ですよね?とても感情表現ができてると思います。」
ちなみに悠真が弾いた曲は『ノクターン嬰ハ短調「遺作」』という曲である。タイトル名の『遺作』が「ショパン最後の作品」という感じに見え、この曲をさらに切ない感じにさせているが、『遺作』と呼ばれる理由はショパンの死後に出版されたというだけであり、ショパンの最後の作品という訳ではない。実際に作ったのは1830年でまだショパンが若かった頃で姉に贈られたとされている。もう1つ余談だが「ノクターン」とは日本語に直すと「夜想曲」という意味である。
「はい。実は、今度、コンクールで弾くことになって…。」
「そうなんですね…。予定が合えば…聞きに…行きますね。…大きいコンクールなんですか?」
「い、いえ。毎年出ている小さいコンクールですよ。なので、自由にさせて貰ってて…。毎年、自分で曲を決めているんです。」
悠真は恥ずかしそうに下を向いた。悠真の言っている事を整理すると、この楽曲『ノクターン嬰ハ短調「遺作」』にも選んだ意味があるという事だ。燐子は少し考えたが、悠真の意図を理解出来なかった。
「…えっと…。なんで、この曲にしたんですか?」
「…。」
燐子の問いかけに悠真は下を向いたまま黙りを続けた。
「こ、答えなくなかったら…良い…ですよ?」
「い、いえ!答えます!り、燐子お姉ちゃんはこの曲、「遺作」がショパン最後の曲で無いことは知ってますか?」
「はい…。知ってますよ…。ショパンが亡くなってから発表されたから…遺作…なんですよね?」
燐子は思い出しながら言うと、悠真は身を乗り出した。
「そうなんです!実はショパンが20才の時に書いた曲で!…その頃、ショパンは初恋の片思いの真っ最中…で…。その時の思いがこの曲には込められて…いる…らしい…です。」
最初の勢いは何処へやら、だんだんと言葉が尻込みをしていた。
「…片思い…。」
「は、はい。な、なので…。今の僕に…表現が上手く出来る…かな…と。」
「なる…ほど…。」
その片思いが自分に向けられている事が分かっている燐子は顔を真っ赤にした。いくら相手が自分より年下の子供でも真っ直ぐ好意を向けられれば嬉しいような恥ずかしいような変な気持ちになってしまっていた。
「あ、あ、あの!り、燐子お姉ちゃん?」
「…なにかな?」
「あ、あの。…その。」
悠真はモジモジとしながら言うと、顔を真っ赤にした。
「…したい…の?」
燐子はそう言うと後ろからギュッと悠真を抱き締めた。
「あっ…。」
「…したいの?」
燐子は再び確認すると、悠真は恥ずかしそうに小さく頷いた。
「ふふっ。…悠真君…可愛い。」
燐子はそう呟くと悠真は燐子の腕を上手く解きクルッと燐子の方を向くと、ギュッと抱き締めた。
「お姉ちゃん…。ここ最近…何もなかったから…。嫌われたかと思った…。」
「…え?…あぁ。ご、ごめんなさい。じ、実は生理…って分かる…?」
「生理…。あぁ!知ってます。なるほど…。すみません…。」
悠真はそう呟くとまた下を向いた。
「心配させて…ごめんなさい…。きゃっ!」
燐子は微笑みながら悠真を抱き締め返そうとしたが、それは叶わなかった。
「…お姉ちゃん…。柔らかい。」
悠真は燐子の胸を揉んでいた。豊満な胸は小さな悠真の手をスッポリと埋めていた。
「んっ。…悠真君。…そんなに…慌てなくても…。」
燐子はそう言いながら悠真の顎を掴み上に上げると、唇を重ねた。「チュッ」と言う音が響くと、2人は見つめ合った。
「ふふっ。…ベットに…行く?」
「は、はいっ!」
燐子は悠真の手を引くと、ベットに移動した。ゆっくりと2人は横になると、再び顔を見合わせた。
「燐子お姉ちゃん…。大好き…です。」
悠真は恥ずかしがりながらも燐子の顔を真っ直ぐ見て言った。
「…ふふっ。…可愛い。」
燐子は悠真の言った事には答えないで、誤魔化すように微笑んだ。
「…お姉ちゃん…。」
「…悠真君、我慢…出来ない…みたいだね。」
燐子はそう言いながら身体を起こすと服を脱ぎ始めた。そして下着姿になると一気にブラジャーのホックを外した。
「燐子…お姉ちゃん…。」
悠真はそう言いながら2つの果実を触るために身体を起こすと手を伸ばした。しかし、燐子はその手を掴むと、ポンっと悠真の身体を押した。
「お、お姉ちゃん?」
「…悠真君。ダメだよ?…まだ…触っちゃダメ…。」
燐子はニヤリと笑うとズボンの上から悠真の陰部を撫でた。しかし、いつもみたいにただ触るのでは無く、指先で撫でるようにすぅーと滑らせた。燐子の絶妙な力加減に悠真はビクッと身体を震わせたが、直に触られたり、舐められたりと比べれば刺激は少なく、もの足り無さを感じていた。
「燐子お姉ちゃん…。さ、触って欲しい…。」
「触って…ますよ?」
「そ、そうじゃなくて…。」
「ふふっ。…悠真君、可愛いよ。」
燐子はそう言いながら、尚も愛撫を続けた。リサとの1件で、燐子は「焦らす」と言う事を覚え、実践していたのだった。
「(悠真君…。凄い…苦しそう…。私も…こ、こんな顔をしてたのかな?)」
ゆっくりと観察までする余裕がある燐子に対して、悠真は全く余裕が無く、早く直に触って欲しいという気持ちに支配されていた。目を潤ませながら燐子を見ると、燐子はニコッと微笑むだけであった。
「燐子…お姉ちゃん…。も、もう…ダメ…。」
「ふふっ…。…焦らし過ぎちゃったかな?…ごめんなさい。」
燐子はそう言うと、悠真のズボンとパンツを下げて、そそり立ち、パンパンに腫れたようになっている悠真の陰部に「ふぅ~。」と息を吹きかけた。
「ああっ!」
悠真はビクッと身体を震わせると、腰を浮かした。痙攣のように身体を震わす、つまり悠真は最後まで果ててしまった事を意味していた。相変わらず、白い液体は出なかった。
「…気持ち良かった?」
肩で息をする悠真に燐子は問いかけた。その問いに怠い身体を無理矢理動かすように悠真は頷くと、燐子はニコッと笑った。
「…もっと…気持ち良く…なって下さい。」
燐子は静かにそう言うと、悠真の腰に自分の膝を滑り込ませた。悠真の腰がぐいっと持ち上がり、グッタリとしている本人とは真逆で元気にそそり立つ悠真の陰部が燐子の胸の高さまで来ていた。そして、そのまま燐子は悠真の陰部を豊満な2つの果実で包み込んだ。
「…暖かい。」
「動かすね?」
燐子は「よいしょ」と言いながら胸を上下に動かし始めた。その後、悠真が何回も果ててしまったのは言うまででも無い。
5話投稿しました。
燐子が積極的ですが、こんなに積極的かなと頭を悩ませています。