格闘家の俺、修行中に熊と格闘の末滝壺に転落。気づけばそこは異世界だった! 〜なんか女になってるぽいけど関係ない。俺はこの世界で最強になる為、修行に励む事にした!〜 作:リデウス
俺からの施しで腹を満たしたゴブリンは、下半身をギンギンに滾らせて俺に悩ましげな視線を送った。
さっきの続き、つまり本番を致したいのは血走った目を見ればわかる。
けどそれに答える気はない。
すっくと立ち上がり、足を肩幅と同じ位置に広げ、軽くかがんでファイティングポーズを取る。
この時手招きをして挑発をするのも忘れない。
お互いに食事を施してもらってイーブン。恩を返し終わったので貸し借りのない状態に戻った。
ここから先、俺に手を出したかったら勝負に勝て。そう言いたげにふにふにおててで拳をぎゅっと握り、ビュッと風を切るようにゴブリンの顔の真横を貫いた。
その後ろでは何かの弾ける音。そして直撃したであろう巨木がメキメキと音を立てて崩れ落ちる音が響いた。
これが本来の食事を経て、蓄えられた力を解放した今の俺の実力である。
精を食べれば食べるほどに力を発揮するこの体。
未だ空腹の治まらぬ身ではあるが、目の前のゴブリンを打ち倒すのは容易い。
だから俺の暴力かに抗ってみせろ。そう目で言いくるめてから再びファイティングポーズと挑発をかます。
ゴブリンも覚悟が完了したようだ。
未だ下半身に血液を送り込んだままではあるものの、俺を絶対に孕ませてやるんだという気概を表情にみなぎらせている。
すぐそばに置いていた粗雑な作りの石斧を携え、俺との距離を測りながらジリジリと距離を詰めていく。
動き出したのはゴブリンの方からだ。独特の鳴き声で気合い一閃。
勢いのまま振り下ろした石斧を俺めがけて叩き込む。
それを紙一重で躱して、相手の勢いを活かしたカウンターをボディーに叩き込んだ。体をくの字に曲げてゴブリンが口からよだれを破棄出す。
ちょっと血混じりなのは、きっと今の衝撃で内臓のいくつかがダメになったと思う。
それでも目は死んでない。
ゴブリンの本能がメスに負けたままなのを許さないのだろう。
ギザギザの歯をガチガチと鳴らしながら己を鼓舞し、俺に肉薄するように地を蹴った。
「ギャァアアウッ!」
さっきよりも速度が乗っている。
肉体が回避するのが間に合わない。
振り下ろされる石斧。
しかし俺はその持ち手に対してカウンターを放つ。
握っていた拳は衝撃を逃せない。
力を込めていたからこそのダメージ量。
ゴブリンは痛みに表情を歪め、石斧は握りしめる力が弱まったことですっぽ抜けてしまった。
俺の頭のすぐ横を通り抜け、後ろの木に突き刺さる。
間一髪だったな。
ボディで受けたら大ダメージも良いところだ。
この肉体は攻撃力はそこそこあっても、防御力はないに等しい。
エッチするときの耐久値は底なしなんだがな。
それはまあ置いといて。
「まだやるか?」
「ギャウッ!」
「良い度胸だ」
どうやらこの個体にとって敗北するのは恥なようだ。
同感し、その意気や良しと俺も拳を握り、構える。
武器がなくなれば最後に頼るのは己の肉体のみ。
握った拳を叩きつけてくるが、そんな見え見えの攻撃に当たってやるわけにはいかんな。避けるまでもなく、意識がお留守になっていた足元を払うことで相手側の体勢を崩した。
その場ですっ転んだゴブリンは仰向けに倒れ、俺はその腹の上に足を乗せる。
「どうだ、俺は強いだろう?」
「ギャウ」
「別に俺に負けたからって恥じる必要はない。お前は若い個体にしちゃなかなかやれてる方だ。それにガッツもある。だが研鑽が足りないな」
「ギャウ」
「そんなしょぼくれた顔をするな。お前、今より強くなりたくないか?」
「グギャ?」
「力だ。逆らってくるメスを力で屈服させる力。お前らにはそれが足りない。それを自覚したことはあるか?」
「グギャッ、ギャ」
首を横に振る。どうやら無いようだ。
あるのはオスを殺してメスを攫い、孕ませて種族を増やすことだけみたいだ。
だから俺に良いようにやられるんだ。
もう少しそっちに気持ちを向ければ十分強くなる見込みはあるのに。
勿体ない。本当にもったいない。
俺はそんな気持ちをゴブリンに対して抱いていた。
俺の生まれ落ちた先はどこぞの山間部だった。
ここら辺は散策して回ったが、まるで離島のように周囲を流れの速い川に囲まれていた。泳いで渡るのも苦労する。そんな激流だ。
そしてこの山にはいくつかのゴブリンの集落があった。
きっと誰かによって隔離されてしまったんだろう。
背景に何者かの陰謀が見え隠れするが、そんなものはどうでも良い。
俺にとってゴブリンは隣人であり、彼らにとって俺は孕ませたいメスなのだ。
この関係で成り立っている以上、お互いになくてはならない関係性を保っている。けど、俺の夢は世界最強になることだ。
とっととこんな場所とおさらばして違う場所に行きたいのだが、あの川が緩やかにならない限りはここで自己鍛錬を繰り返すほかなかった。
隣人である彼らは、セックスの時だけやたらやる気を出すくせに戦闘になると途端におざなりになる。
俺はそんな彼らを鍛え直して自分の修行仲間にしようとした。
蛮族である彼らの言葉は分からぬが、拳を交えてからは少し気が知れた間柄になった気がした。
手で一回。口の中に5回の射精を経て、食事を終える。
俺の体はこの程度の食事で5時間は稼働できる。
運動というか、戦闘をすればそれなりに消費するが、自己鍛錬をする場合は何の問題もなかった。
山々を駆け回ってのジョギングや、魚釣りや山菜採り。
最初こそは全部自分の糧とするために覚えたものだった。
でも今の俺には必要のないものだから。
これらは全て隣人へと恩義を返すものとなった。
俺と組手を経て、その個体はメキメキと頭角を現した。
毎日3度、7回の射精をしてもダウンしないタフネスを経て、俺の理想の好敵手に育ってきた。フェイントにも引っかからなくなってきた。
殴られて、痛い目を見てきて覚えた勝負勘がマシになってきたのだ。
最近はミルクの出もだいぶ良くなってきた。
お互いにそういう時期なのだろう。
俺もフェラや手コキでは満足できなくなっている。
それからまた一週間。俺は初めてゴブリンからダウンを取られた。
多少加減をしているとはいえ、実力がついてきた結果だ。
俺がダウンして、あいつが俺を見下ろす。
しかしゴブリンの濁った眼は信じられないと言いたげに見開かれていた。
「どうした? 俺の負けだ。さっさと本番を始めろ。お前は今日という日のために力を磨いていたんじゃないのか?」
「グギャ……ギャウ」
「俺が手を抜いたと、そう言いたいのか?」
「ギャウギャウ」
「俺が真剣勝負で手を抜いたと、はぁ……お前は俺の何を見てきたんだよ。いいから犯せ。それとも俺はお前のチンポに値しないメスか?」
「グギュゥ」
「そうそう、そうやって黙ってチンポを差し出せばいいんだよ」
半ば脅す形でセックスに誘う。
ぶっちゃけ俺も我慢の限界だったんだよね。ほら、こいつってよわっちぃ癖してチンポでけーからさ。そのくせ雁高で、こんなもので俺のまんこを貫かれたらって妄想が捗ってしかたねーんだよ。
そんな気配を漂わせてる俺に気づけないあいつでもなく……
結構気を遣わせちゃってた。
ずっと本番なしで悪いことせちゃってたなって。
でもこうしないとこいつらは勘違いするから。誰にでもケツを振るメスだって思い込ませちゃいけないから。
だから力をつけるという名目で近づいた。
実際良くやってくれたよ。
本当はお互いに共存できるだけでよかったのに、俺の方の抑えが効かなくなってた。それでもこうやってチンポを差し出してくれるのは俺を信頼してくれるから。俺はそう思ってる。
口で二回ほど抜いてから、今度は俺の方から誘う。
「今度はこっちで。いいよな?」
疼く子宮の熱を高ぶらせて、俺はまんこを二本の指でぱっくり開いてゴブリンチンポを内側へとご招待した。
あっという間に再奥までたどり着く。
すでに膜はないのでストレートだ。
軽い挿入でも久し振りのセックスに、俺の鼓動はうるさいくらいに高鳴った。
俺にとってはただの食事。なのに、こいつと本番をできることが嬉しいみたいな、そんな感情に見舞われた。