別の世界からやって来た淫魔が姫島朱乃という少女の肉体を奪い、弱体化した自身の力を取り戻すために男を食い漁る。

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淫魔の胎動

 空が夕暮れに染まる頃。姫島(ひめじま)朱乃(あけの)という黒髪巨乳美少女の体を乗っ取っていた私は、駒王(くおう)学園高等部サッカー部の部員である少年たちと一緒に部室という手狭な空間でセックスに興じていた。床で仰向けになる少年の上に裸で騎乗し、膣で肉棒を味わいながら両手で少年二人の肉棒を扱く。私の手に余る人数がこの場に集っていて、少年たちの大半が私たちのセックスを茫然と眺めながら己の手で肉棒を慰めていた。

「気持ちいいですか?」

 肉棒を扱きながら部員の顔を見上げ、姫島朱乃の言葉遣いを真似て尋ねると、部員は顔を真っ赤にしたまま激しく首を縦に振った。

「はいっ、最高です! 姫島先輩っ」

「うふふっ、好きなときに出してくださいね?」

 私の言葉に、一年生であるらしい少年は従順に頷く。その反応が可愛くて、私は微笑みを浮かべた。やはり、まだ性行為に慣れていない子を可愛がりながら頂くのは楽しい。主導権を握って、追い詰めて、興奮しきった彼らから精液を搾り取る喜びは何物にも代えがたい。

 今から味わうのがとても楽しみ。私は唇を一舐めし、口角を吊り上げた。

「うっ……」

 小さなうめき声が聞こえたときだった。私の騎乗位ピストンをその身に受けていた少年がぶるりと体を震わせ、熱い精液を私の膣内に放出した。若い雄の精力に満ちたぷりぷりザーメン。私はその素晴らしい味を膣で感じ取った後、射精したばかりの少年に視線を落とした。

「ひ、姫島(ひめじま)……。悪い、生で……お、おぉっ……!」

 言葉を出す余裕もないといった様子で、私と同級生らしい少年は気持ち良さそうに膣内射精をしている。私の妊娠を案じての発言だと思うけど、だらしのない表情を見ているとまるで心が籠っていないことがわかった。

 でも、別に構いはしない。膣内射精も妊娠も、私にとっては望むところだった。

「大丈夫。妊娠したら、私が一人で大切に育てますわ。だから」

 全員で、好きなだけ私に種付けしてくださいね? 

 私は、わざとこの場にいる少年全員に聞こえるように言い放った。

 すると、その場にいた幾人かの息を呑む音が聞こえた。周囲を見渡すと、先ほどよりも発情した様子の少年たちの姿があった。私を見つめる眼差しに強い欲望を乗せ、肉棒を手で扱く速度を上げている。

 渦巻く欲望。それは時間の経過とともに膨らみ、爆発するまでに時間はさほど掛からなかった。

 精液を膣で受け止めた後、騎乗していた少年の体から腰を上げる。完全に肉棒が膣から抜け出たとき、私は別の少年に押し倒された。硬く冷たい床の感触を背中に感じながら、逞しい体で上から覆い被さられる。にやにやとした笑みを浮かべる少年と目が合ったかと思うと、膣に肉棒が押しこまれた。

「おい、独り占めすんなよ!」

 私の大きな胸の谷間に顔を埋め、必死に腰を振る少年に批難の声が浴びせられた。しかし、批難されている当の本人はすっかり正気を失っているようで、荒い息遣いを繰り返しながら私の膣に肉棒を何度も擦り続けていた。

「あらあら、私は逃げませんわよ?」

 この程度は想定の範囲内。私は抱き着いてくる少年の体を抱き締め返す。両手を首に、両足を腰に回す。完全に拘束し、逃げられないようにしてしまう。私がここから解放するときは、少年が精液を出し切った後だ。

「ちゃんと並んでくださいね? 一人一人、順番に私が可愛がってあげますから」

 私が言うと、少年たちは躾の行き届いた犬のように素直に、そして素早く行動した。私を犯す少年の背後に、少年の列が連なっている。室内は狭いため、列は蛇行し、結局列を作る前と同じく私たちを囲むような形になった。

 待ちきれずに肉棒を弄る大半の少年に見下ろされながら、私は少年を優しく受け止め、射精をするまで面倒を見続けた。手で少年の頭を撫で、髪をすきながら耳元に向かって甘い声や吐息を届ける。

「素敵。逞しいおチンポが、私の子宮にズンズンって当たっていますわ」

「金玉で作った精子を、たくさん出してくださいね? 私を妊娠させるつもりで」

「そろそろ出そうですか? えぇ、遠慮なく。私の子宮にぶちまけて?」

 私が言葉を連ね、少年の耳に息を吹きかけたとき、私の両手足に抱き締められていた少年が痙攣した。膣内の肉棒が脈打ち、熱い精液が子宮に叩きつけられている。少年は私の胸の谷間を唾液で汚しながら、興奮を滲ませた声を小さく漏らしていた。

「ぉ、ぁ、ぅっ……」

「うふふっ。いらっしゃい。おたまじゃくしさんたち……」

 子宮で泳ぐ精子の存在を感じ、私は気分を高揚させる。女としては、妊娠や出産を除いて、この瞬間が一番幸せなときだった。雄の精液が大切な場所に侵入し、これから孕まされるかもしれないといった瞬間、自分が女であったと強く自覚させられる。

 あぁ、女に生まれて良かった。私は心からそう思いながら、精液を受け止め続けた。

 射精を終えた少年に代わって、一人、また一人と新しい少年と繋がる。恥ずかしそうにする少年、乱暴に私を使う少年。一人一人繋がり方は違うけど、数十人分全員の精子は平等に私の子宮に蓄えられた。

「それでは、二回戦を始めましょうか」

 一巡し、サッカー部全員を穴兄弟にした私は、股を開いて膣口に指を伸ばした。指先で陰裂を左右に開くと、全員分の精液が混ざった白濁の塊が膣口から溢れ出た。それは床に水たまりを作るほど大量で、その光景を目にした少年たちの表情に欲望の色が広がったのがわかった。

 二回戦は、趣向を変えて輪姦プレイを行った。順番など気にせず、近くにいる者から手当たり次第に体を弄られる。豊満な胸を鷲掴みにされ、喉奥に肉棒を押しこまれ、ポニーテールにした髪を引っ張られ、腰を掴まれながら肉棒を膣奥へと何度も押し当てられる。

 射精をする時も場所も自由だった。顔に、髪に、胸に、お尻に、子宮に。脇などの変わった場所にすら射精され、全身がどろどろ。それを相手にする少年たちも体液に塗れてしまうけど、誰も気にしていない。雄として、私を使って性欲処理をしようと一生懸命だった。

 全てが終わった頃、私は全身精液塗れで床に倒れていた。私が、というよりは私が使っていたこの体、姫島朱乃の体力が限界を迎えたようだった。動きたくても動けない。本当に輪姦レイプされたかのような格好。

 そんな私を中心にして、少年たちは腰を抜かしたように床に座り込んでいた。皆、言葉もなく、ぼんやりとしていた。この場で起きたことが信じられないといった様子だ。

 私はそんな彼らに見守られながら体力を取り戻していき、体を起こした。

「とても、楽しかったですわね」

 私が笑みをこぼすと、少年たちが口々に同意を示す。

「やばかった……」

「姫島がこんな痴女だったなんて……」

「もう死んでもいい……」

 どれも好意的。無事に、この体でこの世界の人間を魅了することができたようだ。

 今ならば、私の力も効いてくれるだろう。試しに、私は言葉を紡いだ。

「『平伏しなさい』」

 室内に響き渡る私の声。それに合わせて、たった今楽しげに話していた少年全員が床に平伏した。土下座をし、床に額を押しつけている。誰も疑問の声を出すこともなく、私に命令されることを当然のように受け止めている。

「『頭を上げなさい』」

 再び命令すると、感情の欠落した少年たちの顔が一斉に私を見た。示し合わせたかのように息の合った挙動。正気を失い、私の言葉に操られていなければ、このような乱れのない芸当は不可能だろう。

 全員、私に操られていることが確認できた。

「『私の体を全員で舐めて綺麗にしなさい』」

 命令を出すと、少年は無表情のまま私の下に集い、全身に舌を這わせ始めた。自分たちで出した精液が少年たち自身によって回収されていく。こそばゆく、温い感触が全身を走る。悪くない感覚だった。

「眷属ゲット」

 傍らにいた少年の頬を撫でながら、私は頬を緩めた。

「どうなることかと思ったけど、この世界でも生きていけそうね」

 つい昨日、この世界にやって来たばかりのときは命の危険すら感じていたけど、さ迷っていた矢先に姫島朱乃を見つけ、こうして肉体と記憶を手に入れることができて助かった。この体を使って姫島朱乃として振る舞いながら弱体化した力の回復に努めつつ、都合のいい眷属を手に入れるのが今後の方針。

「全く、忌々しい……」

 私の脳裏に、私を弱体化させてこの世界に封じ込めた女の顔を思い出す。女神だか何だか知らないけど、淫魔の長である私を敵に回したことをいずれ後悔させてあげる。そのためにも、元の世界へ帰れる程度には力を取り戻さないといけない。

「もっと上質な精気を取り込まないと」

 私は小さく吐息を吐き、少年の唇に自分の唇を重ねた。直接触れ合い、少年の体から精気を吸い上げる。全部ではなく、少量だけだ。全部吸えばせっかくの眷属が無駄死にしてしまう。

 眷属の一人ずつから精気を奪いながら、私はまたため息を吐く。

「美味しいけど、足りないわね」

 もっと大量に、質の良い精気がなければ力は取り戻せない。

 そう考えたとき、私はこの体の持ち主である姫島朱乃の記憶を探った。

「悪魔、堕天使、天使……。いろいろ美味しそうなのがいるわね……」

 この世界に蔓延る人ならざる存在。彼らならば、人間よりもいい精気を私に提供してくれるかもしれない。

 しかし、今の私は眷属すら作るのに労力を使わなくてはいけない状態。肉体的な接触をし、好意的な感情を向けてもらわなければ相手の心の掌握もままならない不自由さ。前の世界では見ただけで相手を魅了できたのに、これはあまりにも酷い。

「美味しい子を手に入れましょうか」

 とりあえず、身近にいる人ならざる存在で、私に好意的な雄が欲しい。ぱっと浮かぶのは二人ほどだ。私と同じ駒王学園高等部に通う仲間。彼らを誘惑し、手中に収め、良質な精液製造機にしてあげよう。

 ひとまずの予定を立て終え、私は眷属の少年たちに身を委ねた。


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