※この作品はR-18です。

寄生モンスター図鑑   作:それも私だ

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ダブル第3話おまけ。実質第4話の続イチャラブ日常回。NTR成分は薄めです(当者比)。
 ・寄生描写等の加筆修正(2024/6/26)。
 気絶中の再寄生シーンから読む


 ├甘い過日:NTR

 イントと初めて出逢(であ)った時は、不意に挿入(い)れられただけで高ぶった。

 その次は、ふ(・)た(・)り(・)トイレの中で激しく燃え上がった。セックスをした。

 蟲を掴んで自分(ラケル)の想うがままに抽送を──出(・)し(・)挿(・)入(・)れ(・)を繰り返した。

 

 そして今も、繋がっている事実を想うだけで身体は熱くなり、心は疼(うず)く。

 

 身体の相性とセックスの相性はすでに確認済みだ。

 ならば次に確認するのは、オ(・)ナ(・)ニ(・)ー(・)の(・)相(・)性(・)。

 

 立ち上がったラケルが向かう先は、ベッドではなくテ(・)ー(・)ブ(・)ル(・)の(・)角(・)。

 

 ラケルには彼(・)と繋がったまま今日を終わらせることはできなかった。

 女心と秋の空……そうは言っても気分とは季節に関係なく変わるものだ。

 

 パンツとスカートと、カークの外出──。今日(こんにち)ありとあらゆるものが彼女に味方しているが、これは稀に見る好機だと思った方がいいだろう。期待とはすればするほど失望も焦りも大きくなるのだから。

 間男……それも人外の存在であるイントとセックスをするには、オナニー以上に人目を避ける必要がある。昨晩のように誰もが寝静まる深夜帯に致(・)し(・)て(・)いては、日常生活のほか傭兵稼業にも影響が出てくるのは間違いない。集中力を要する射手には避けたい事態だろう。寝不足はよくない。天命来(きた)るとき人事を尽くす。出来るときに出来ることをするべきだ。

 

 その答えがオナニー。だ(・)か(・)ら(・)こ(・)そ(・)の(・)選択だ。

 

 女性のするオナニーとは、なにも指やディルドを使うだけではない。

 それがテーブルの角だろうが秘部に押し当てたり、擦ることができるなら手段となり得る。

 

 使うものがディルドでは言い訳はできないだろう。

 避妊の意味を含ま(もた)せたとしても、自分(カーク)以外のチンポを使われる状況はカークには面白くない。

 

 手を使うなら、今度はイントの存在が邪魔となってしまう。

 イントと繋がったままでは、せいぜい胸を弄るくらいしかできないだろう。

 彼(・)とは離れたくはないし、万が一を考えると肌身離さずにおいた方が安心できるというものだ。

 

 それならば、繋がったまま満足のいく方法(オナニー)を考え(す)ればいい。

 そこでラケルはテーブルの角に目をつけた。

 

 秘部を擦ったり押し付ける程度なら、そ(・)こ(・)から身体を離すだけで事実を隠せる。

 少々苦しくもあるが、ごまかしも通用するだろう。

 

 何よりも、いま自分に挿入(ささ)っているチンポは挿入(そうにゅう)しただけで高ぶってしまうチンポなのだ。

 先ほどラケル自身の口からもれ出たように、もっと深く、もっと奥まで繋がったら自分(ラケル)はどうなってしまうのか──……その確認でもあった。

 

「足りない……足りないよぉ♥」

 

 彼女は再びスカートをめくり、片手はテーブルについた。

 イント(チンポ)を咥え込んだままの秘部(そこ)を角に押し当てるが、段とした装甲は鋭角をものともしない。

 屈強な蟲の躰はへ(・)こ(・)み(・)も折れもせず、その太いチンポだけをラケルの最奥へと進ませる。

 

「きっ……たぁ♥」

 

 ラケルのな(・)か(・)へ押しやられたチンポは、最奥に待ち構えるその小さな口に舌(・)をねじ込み、深いキスに持ち込んで止まった。

 

 人間のモノによく似た、しかし先端の尖った輸蟲管(チンポ)ならではのキス。

 人間の男とは(では)絶対に真似できないディープキス。

 

 外ではイントとラケルの身体が繋がり、中ではチンポと子宮口が繋がる。

 ──これこそがラケルが求めていたものだ。

 

 ただ挿入し直しただけでは、チンポは子宮口には届かない。

 この蟲は刺激してやればやるほど、想えば想うほど近づこうと尽力してくれるのだ。

 

 こちらが歩み寄れば寄るほど、あちらも歩み寄ってくれる。

 期待と気持ちに応えてくれるのだ。ならば背中などいくらでも押してやるというものだ。

 

「これぇ……好きぃ……♥」

 

 出会うべくして出会ったふたりの距離はさらに縮まっていく。

 ラケルは角に当てたまま、ぐりぐりとさらにこれまで以上に股を押し付けた。

 

 子宮を擦りつけられ、身体の奥底を突き上げる亀頭の感触。

 それがとてもたまらなく、もっともっととせがむ。

 

 すっかり虜(とりこ)にされてしまった蟲のチンポ。

 

 幼体を送り出す輸蟲管であり、細長い円錐のように先の尖ったチンポは、ある種の杭(くい)だ。

 蟲の躰全体を含めると釘にも近い。であれば女に打ち込まれるのは当然の帰結だ。

 

 ラケルの子宮(からだ)は大事な大事な幼蟲たちが潜み暮らす宮殿──棲み家なのだ。

 成蟲であるイントもラケルの膣内(なか)に棲み着いている。

 建付けは確りと確認しなければ落ち着かない。

 

 背を押す度、押される度、ラケルの奥へ奥へとチンポが打ち込まれる。

 それは少しずつ、少しずつラケルの内側を掘り進む。

 

「気持ちっ♥ いい♥ いいよ♥ いいよぉ♥」

 

 人間相手では決して辿り着けないその先へとラケルは進む。蟲を進ませる。

 膣を締め付けチンポをしゃぶり尽くしながらも、蟲の背を突いては急かし、先をせがむ。

 

 元より侵(・)入(・)するための形状(かたち)であった蟲のチンポ。

 人外のものとはいえ《チンポ》であると呼称できる、異形のそ(・)れ(・)。

 

 釘は打ち込む際、真っ直ぐに入れられるように、先に錐(きり)で下穴(したあな)をあけておく。

 釘をチンポとするなら、下穴である膣は初めから空(・)い(・)て(・)い(・)た(・)。

 

 このチンポは、このメスに挿入される運命(ため)にあった。

 

 釘のようなこのチンポは同時に錐(きり)でもある。

 そして、返(・)し(・)となるカリ首も備わっている。……予測は可能だっただろう。

 

「オ゛ッ♥♥」

 

 しかし、回避は不可能だった。する気はかけらもなかった。

 

 舌(・)と称し、あらかじめ子宮口を貫いていた異形のチンポの先端部分。

 それが錐(きり)となり子宮口(したあな)を見定めていたのだ。そうなるのは必然だった。

 

 先(・)客(・)の精液をかき出すためにあるとも云われるチンポのカリ首。そ(・)れ(・)が子宮口を通り抜けた。

 息も動きも止まり、その膣で、その子宮口でチンポを締め付けながら、押し寄せる波(・)にひたすらに耐え忍ぶ。

 

 未知の快楽──初めてのことにラケルの意識が白く跳んだ。

 奇声は飛び出しても、身体が崩れ落ちなかったのは奇跡といえよう。

 

「は……あ……はぁ……、な……に、これぇ……♥」

 

 オナニーの相性は、先日のセックス以上だった。

 

 結合部の僅かな隙間から愛液が溢れ、ぼたぼたと滴り落ちる。

 パンツの吸水力では対応しきれないほどの歓喜がラケルの身体中を駆け巡っていた。

 

「だめ♥ これ、以上はっ♥ バカになっちゃ♥ あぅッ!?」

 

 それこそ、恐怖を覚えるほどに。

 怖くなったラケルは、愚かにもチンポを引き抜いてしまった。

 

 繰り返しになるが、チンポは子宮口を通り抜けた。

 そしてチンポというからには、カリ首という返(・)し(・)がある。

 その返(・)し(・)によって、ふ(・)た(・)り(・)の身体は深く密着していた。

 

 つまり身体の奥の奥に食い込んだそ(・)れ(・)を、愚かにも引っ張り出したのだ。

 

 ぎゅうぎゅうに咥え込んでいた子宮口を内側から抉るようにして、引き抜いてみせた。

 引き抜くために、な(・)け(・)な(・)し(・)の力を入れていたことも事態をより加速させた。

 

 子宮口を引っ掻いた弾みで一層締まった膣内から、勢いのままチンポが引きずり出された。

 快楽に耐(・)え(・)る(・)ための反応は、食いしばりは、逆に更なる快楽をも引きずり出した。

 

「──かはっ♥」

 

 今度こそラケルは耐え切れなかった。

 2歩3歩と後ずさると尻餅をつき、そのまま後ろに倒れた。

 

 片手には蟲──イントが握られており、パンツは引き抜く際に横にずらしたままの形で止まっている。

 

 扉の戸は閉めたとはいえ、このままでは悪い方向に事が進んでしまうのは誰がどう考えても明白だ。

 しかし、今日はありとあらゆるものが彼女(ラケル)に味方する日なのだ。

 

 快楽に溺れて身動きの取れない彼女(ラケル)の代わりに、イントが証拠隠滅に走り出した。

 少し前にテーブルの上で駄々をこねていたとは思えないほど的確に、合理的に。

 

 イントはラケルの手から逃れると、床を這って彼女の鼠怪部(そけいぶ)付近へと回り込んだ。

 目指すは、被さったミニスカートにより辛(かろ)うじて隠された痴態のその内側。

 

 在るべき場所へと戻るべく、いくつもの脚を動かして。

 スカートの僅かな隙間から、隠されたそ(・)こ(・)へと蟲は忍び込む。

 風もないのに揺れ動くスカートは、見る者が見れば恐怖を覚えたかもしれない。

 

 小さな暗闇(スカート)の中では、横にずらされたパンツが徐々にその形を取り戻そうとしていた。

 小刻み(かいらく)に震えるラケルの身体が、自(・)然(・)とパンツの位置を直そうとしているのだ。

 

 ──これはまずい。

 

 このままでは収まるべき場所へ収まることが出来ないと、閉め出されると本能で察したイントは、その間にすかさず割り込む。

 

 間一髪……ラケルの秘裂の前に滑り込んだイントの躰の上を、パンツの生地がさらに滑った。

 ダンゴムシやワラジムシにも似た、その半球状の躰はパンツに真っ向から抗うのではなく、力をうまく受け流していた。

 

 これぞ天命と云わずして、なんと云うべきか。

 

 閉め出すもなにも、快楽に溺れた彼女は自ら進んで(よろこんで)蟲に身体を差し出す。

 しかし、いまのラケルは気絶(スタン)しているに近い状態だ。行動不能だ。

 

 そんな状況(なか)で起きた、この一連の流れ。

 

 服の中へと蟲が潜り込む。それだけでは、ありふれた光景(にちじょう)だといえよう。

 だがそれがパンツの中であり、無理やり潜り込んだのではなく後から穿(・)き(・)直(・)さ(・)れ(・)た(・)のであるなら、どこか感慨深いものがある。

 

 ラケルは意(・)識(・)が(・)無(・)い(・)ま(・)ま(・)、再び蟲と繋がった。

 ──どうあがこうが、もはや逃れられはしない。

 

 性(・)擦(・)与奪を握る上(・)位(・)者(・)であるラケルの意志とは関係なく、蟲は再びパンツに挟まれた。

 ──あらゆる要素(もの)がそ(・)う(・)あ(・)れ(・)と味方する。

 

 単純に幸運が重なっただけではない。

 ──重なり合う蟲(からだ)の上にパンツが重ねられた。

 

 衣服の下、それも下着(パンツ)の中に蟲は封入された。

 ──内側(なか)では再び楔(チンポ)が打ち込まれ、その関係(からだ)を強固に(こてい)する。

 

 もう離れることがないように。

 ──パンツの内側(なか)、ラケルの膣内(からだ)に蟲(チンポ)は留まり続ける。

 

 パンツの内側(なか)に収まったイントは蟲らしく息を潜める。

 ──真(そと)に閉め出されたのは、ラケルの本来の恋人であるカークの方だ。

 

 傍から見たら、ひとり女が床に倒れているだけだ。

 パンツもミニスカートも蟲の存在を主張しなければ、主張させない。

 服の上からでは、まったく目立たない。

 

 誰にも判(わか)りはしないそこは、ふ(・)た(・)り(・)だけの狭く小さな空間(せかい)。

 恋人(カーク)を差し置いて、これまでもこれからも間男(むし)はラケルと重なり、そして繋がり続ける。

 

 甘い果実は貪(むさぼ)られる──衣類という名の上辺のその内側(うら)で。

 

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