《エッグプラント》
・スッポンもどき。外見は亀に酷似しているが全体的に赤く、また一部発光しているため、当モンスターの判別は容易。
・甲羅部は約20cm前後。4足歩行をする。頭部は円錐状となっており、亀同様出し入れは自在。戦闘能力はない。
・寄生の際は頭部を女性の膣へ挿入し、中身を一気に放出/移住する。外部には空の甲羅や外皮などが取り残される(抜け殻となる)。
・寄生/内臓放出後は子宮内部に癒着するため、摘出等は不可能となる(猶予は█時間)。生理も止まる。腹部は特に目立たず被寄生者の判別/特定は難しい。
・宿主は一定期間毎に卵(これも亀のものと酷似、色は白い)を排出/産卵するようになる(ある程度の数を体内に溜めておくことも可能)。
・排出された卵に特に異常性は見られず食用可能と思われるが、元は寄生体の卵であることを充分留意すること(加熱処理を強く推奨する)。
・寿命は██年ほど。非寄生状態でも産卵/繁殖は可能だが、寄生する目的は長命化(同化により宿主の寿命を得る、他生物への防衛戦力として利用する)や繁殖圏の拡大などを推測できる。これらは他の寄生生物にも広く見られる特徴/性質でもある。
・当名称は寄生後の宿主の変化より。
・主な生息地は沿岸部、海岸洞窟など。
・メモ:当モンスターを植え付ける類似生物の発見報告あり。そちらは『マザープラント』を名称とする。
| 【被害者No.██████】 ・█████地方にて活動中の傭兵(現在捜索中)。 ・好事家で知られる████氏の依頼により█████地方の海岸洞窟へと向かって以降の足取りはつかめていない(消息不明)。 ・氏の依頼内容から、寄生被害に遭ったものとして調査を進めている。 |
「これが、エッグプラント……。情報どおりだけど毒々しい色をしてるわね」
しがない傭兵であるネーナは、好事家からの依頼で某地方の海岸洞窟へと足を運んでいた。
彼女の片手には赤黒い亀のようなモノが握られている。
「よく知らないけど、こんなのが本当に食糧事情の改善に役立つのかしら? ……きゃっ!?」
海岸洞窟だからか足場はしっとりと湿っている。
亀に意識を向けていたネーナは盛大にすっ転んだ。
「あいったぁー、たたたた……っ?」
ネーナの手から離れた亀は偶然にも、彼女の股座に落下していた。
亀は円錐状の頭をネーナに挿入しようとしているが、無念にも下着によって阻まれていた。
その様子は、女を城にたとえる事になるほど納得がいく光景であった。
さながら亀頭は破城槌といったところか。しかし城門を破ることは出来ない。亀は無力であった。
「……何このエロ亀? あたしの
ネーナは亀に対して、子供が小さな生き物をいじめるような態度に出た。
幼稚な挑発が通じたのかは分からないが、亀頭の動きが少し荒くなるも、下着は少しもズレも破れもしない。
亀の無力さに気分を良くしたネーナは、あろうことか自ら下着の布地を横にずらしていく。
しかし露出はしない。あと1cm、いや、数ミリの
普段の彼女なら
「アハッ! 自分で
さらに気を良くしたネーナは、さらなる暴挙に出る。
「実技試験に入りま~す! 亀ちゃんはあたしを満足させられるかなぁ~?」
言葉以上に彼女の秘裂は──今か今かと──期待に濡れている。
亀もその期待に応えるべく、ゆっくりではあるが前進し、今度こそ着実にその頭をネーナの
「……はぁ? なにこれ全然気持ちよくなれないじゃない! 期待ハズレのザコチンポ!」
──が、期待に応えることは出来なかった。
感じるのは入り口を割り開く圧迫感だけで、膣を引っかく感じもしない。
亀の動きがもう少し速かったら違っていたのかもしれないが。
「こうなったら、自分で動かしてみるしかないわね」
裏切られた期待の分を無理にでも回収しようと、ネーナは両手で亀の甲羅を
「──あっ♪ ヤればできるじゃない♪」
すると、亀頭の先が
亀頭は
ネーナは早速、
動きは遅いくせに、
「あっ、コラ! 勝手に中出ししないの! ……もお、しょうがないわね♪ 早漏ザコチンポ♪」
……ネーナは知らない。それがただの亀のモンスターではないという事を。
「でも避妊しないでいいのは楽ね~。人間以外で孕むワケないし」
射精だと思っている
ネーナは知らない。
「それにしても動物の射精って、こんなに長いのね。ちょっとした発見かも」
自分の
ネーナは気付かない。
「──ひっ!? な……何を出してんのよ……?」
比較的大きめの
しかし──もう手遅れだ。
「このッ!」
あわてて膣から引っ張り出すが、すでに亀頭は皮だけとなっており、甲羅のほうもヤケに軽い。
「……は? え、これって……死んでるの? ──フッ、なにそれ超ウケるんだけど! 射精するしか能がないとか、真性のザコチンポじゃない!」
ネーナは亀に──
数時間後には寄生体の卵を産む
モンスターの内臓が彼女の身体の奥深くで静かに脈を打つが、それさえも気付かない。
いや、大量に吐き出された精液が子宮を波打ち揺らしている程度にしか思っていない。
「んー、こぼれてこないわね。まさか最期の
ネーナは自分を納得させると下着のズレを直した。
ネーナの意識が
「あーあ、依頼もペットもパーかぁ……。でも愉しかったし、別のペットを探してみるのもいいわね。とりあえず帰ったらオナニーの続きしよっと♪」
ネーナは最後まで何にも気付く事はなく、何も知らないまま海岸洞窟を後にしたのだった。