勢いのまま書き上げた、やっつけ仕事です。クオリティの低さはゆるして。
蟲探しから読む
静かな部室の中で、ふたりの少女が抱き合っている。
「
大きなリボンとポニーテールが特徴的な15歳の女の子だ。
その背は高く、胸も大きい。
まるで、よくできた
「…………」
そんな壊れた
肩にかかるくらいの長さの銀髪以外に特に云う事のない、普通の13歳の少女だ。
身長は平均的で、胸も
モニカとは対照的に、そこら辺によくいるような女の子といえる。
違いがあるとすれば、目が
──そうだ、ジャンヌはたったいま、大切なものを失ったばかりなのだ。
ある休日、ジャンヌは自分達を守る都市外壁の外へと、こっそりと抜け出した。
そこで1匹の昆虫系モンスターと遭遇した。
対峙した虫を文字通り瞬殺した。不意を突いた。
その後の第二回戦、敗者復活戦では逆に不意を突かれた。
そうして蟲に寄生された。ジャンヌは蟲に侵された。
蟲は隙を生じぬ二段構えをしていた。虫の中に蟲が潜んでいたのだ。
寄生蟲はジャンヌの子宮を、その肉体を新たな根城とした。
新たな城主らしく、ジャンヌの精神までも蟲は侵した。
蟲は、へその緒と胎児のように子宮壁と繋がった。子宮に所有物である
物理的に
あらゆる生き物は脳から指令を発する。蟲はいわば外付けされた脳だった。
新たに下された指令は、強い
自分が最強であれば、別のメスは必要ない。
だが、ジャンヌは目の前のモニカに負けてしまった。
大切な
蟲はジャンヌの肉体を操り、あっさりとモニカに鞍替えをした。
ジャンヌの子宮を満たしていた蟲は、いまやモニカの子宮に満たされている。
──乗り移った
モニカは肉体的には強くとも、精神的には脆弱なようで簡単に蟲に屈服した。
繰り返しつぶやく『
いまやモニカの肉体は蟲のモノだ。
捨てられたジャンヌは、ぽっかりとどこか穴が空いた気分だった。
空いてしまった空洞を今すぐにでも埋め直したい。
そう自覚するや否や、ジャンヌはモニカを突き飛ばし、部室から逃げるように飛び出していた。
空いてしまった子宮の中へ、新たに蟲を積めるべく──。
気がつけば、ジャンヌは
都市外壁の外、川伝いにある
出迎えたのは、1匹の虫──カマキリだった。
その虫はジャンヌの知る虫であったが、自分が知っているものよりも、はるかに小さい。
初めに見た人間並みの
この地に流れ着いたのは、虫の1匹だけだった。成虫1匹だけ。
ジャンヌに宿っていた蟲は、ある意味で特別ともいえる存在だった。
この地にもたらされた、初めの1匹。
それはとても貴重で
その尊い存在が残した、尊い新たな命。
かつて殺したまま放置していた成虫の死骸は、卵を孕んでいたのだ。
それが孵化していた。見逃した命が巡り回って、始祖の少女の前に再び現れた。
「──
虫はモンスターに分類されるとはいえ、その躰はあまりにも小さすぎた。
どうすることもできずに、巨大な少女に捕らえられた。
虫の四肢はもがれ、頭は潰された。
用があるのは虫──カマキリではない。
その中にいる存在なのだ。
「あった……!」
カマキリの尻から、黒い触手のようなものが這い出てきた。
メスのカマキリを操る、モンスターの本体。
──寄生蟲が。
寄生蟲はジャンヌが知るものより、ずっと小さく細かった。
それはそうだ。現れたカマキリは幼体。ならば中の蟲も相応に小さく幼いだろう。
「っ……」
寄生蟲は何か抗議するように身を振り回して暴れている。
ごくり、とツバを飲み込んだ。
──ああ、これでやっと、空っぽになった
広げられた膣口は、摘まれた蟲をたやすく呑み込んだ。
「~~ッ!」
にゅるにゅると
初めて受け入れた蟲よりもずっと小さいそれは、力任せだった前の蟲とはまた違った
ジャンヌに抵抗するつもりはないが、スマートな蟲はわずかな抵抗さえもさせない。
まさしく収まるべき場所に収まるべき存在。やり方もあり方も何もかもがスマート。
無理にこじ開けることなく、ぬるりと子宮口を通り抜けた。
子宮内へ
ジャンヌの子宮に刻まれた、
ジャンヌは我が強く、蟲は幼い。
蟲に意識を乗っ取られることはないが、蟲の意志を感じ取ることができた。
「ああ……、あぁ……!」
幼い
幼い
元通り、とはいかないが収まりがついた。
ジャンヌの
モニカに負けたとはいえ、ジャンヌはまだまだ強者側だ。そしてまだ若い。
運良く伴侶となる者に迎え入れられ、強者の
ジャンヌはパンツの位置を正した。寄生蟲は少女の子宮壁と肉体、そしてパンツという三重の防壁に守られる。
彼女は
守り・守られる者、幼いもの同士、お似合いのカップルだ。
とても微笑ましい関係だ。
「──♪」
ジャンヌはなんとなく下腹部をなでてみた。
すると、なぜだか幸福な気持ちで胸がいっぱいになった。
そうとも。これから多くの時間、蟲と共にあるのだ。
心身を満たすそのときまで。そしてその後も、ずっと。
少女は蟲に