※この作品はR-18です。

寄生モンスター図鑑   作:それも私だ

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子供同士かつおねショタ、ヤリ捨て傷心NTRのうえ親子で穴兄弟、さらには逆レイプからの胎内回帰・監禁略取まで……これは救いがない。
勢いのまま書き上げた、やっつけ仕事です。クオリティの低さはゆるして。
 蟲探しから読む


 └巣食われた少女

 静かな部室の中で、ふたりの少女が抱き合っている。

 

「這入(はい)れた……這入(はい)れた……」

 

 這入(はい)れた、と壊れたオモチャのように言葉を繰り返す少女の名はモニカ。

 大きなリボンとポニーテールが特徴的な15歳の女の子だ。

 

 その背は高く、胸も大きい。

 まるで、よくできた人(・)形(・)のような体形だ。

 

「…………」

 

 そんな壊れた人(・)形(・)を見つめる、もうひとりの少女の名はジャンヌ。

 肩にかかるくらいの長さの銀髪以外に特に云う事のない、普通の13歳の少女だ。

 

 身長は平均的で、胸も歳(・)相(・)応(・)。

 モニカとは対照的に、そこら辺によくいるような女の子といえる。

 

 違いがあるとすれば、目が虚(・)ろ(・)なことか。

 

 ──そうだ、ジャンヌはたったいま、大切なものを失ったばかりなのだ。

 

 ある休日、ジャンヌは自分達を守る都市外壁の外へと、こっそりと抜け出した。

 そこで1匹の昆虫系モンスターと遭遇した。

 

 対峙した虫を文字通り瞬殺した。不意を突いた。

 その後の第二回戦、敗者復活戦では逆に不意を突かれた。

 

 そうして蟲に寄生された。ジャンヌは蟲に侵された。

 蟲は隙を生じぬ二段構えをしていた。虫の中に蟲が潜んでいたのだ。

 

 寄生蟲はジャンヌの子宮を、その肉体を新たな根城とした。

 新たな城主らしく、ジャンヌの精神までも蟲は侵した。

 

 蟲は、へその緒と胎児のように子宮壁と繋がった。子宮に所有物である印(・)を付けた。

 物理的に一(・)体(・)化(・)した蟲は、ジャンヌの脳へと精神的な侵入……介入をした。

 あらゆる生き物は脳から指令を発する。蟲はいわば外付けされた脳だった。

 

 新たに下された指令は、強い肉体(メス)を探すことだった。

 

 壁(・)の(・)内(・)側(・)に居る、大切な寄生蟲(だんなさま)を守るために奮起した。

 自分が最強であれば、別のメスは必要ない。

 

 だが、ジャンヌは目の前のモニカに負けてしまった。

 大切な寄生蟲(だんなさま)を奪われた。大切な寄生蟲(だんなさま)に捨てられた。

 

 蟲はジャンヌの肉体を操り、あっさりとモニカに鞍替えをした。

 ジャンヌの子宮を満たしていた蟲は、いまやモニカの子宮に満たされている。

 

 ──乗り移った女(メス)は、前の女(メス)よりも具合がいい。

 

 モニカは肉体的には強くとも、精神的には脆弱なようで簡単に蟲に屈服した。

 繰り返しつぶやく『這入(はい)れた』という言葉は蟲の主観だ。

 いまやモニカの肉体は蟲のモノだ。

 

 捨てられたジャンヌは、ぽっかりとどこか穴が空いた気分だった。

 空いてしまった空洞を今すぐにでも埋め直したい。

 

 そう自覚するや否や、ジャンヌはモニカを突き飛ばし、部室から逃げるように飛び出していた。

 

 空いてしまった子宮の中へ、新たに蟲を積めるべく──。

 

────────────────

 

 気がつけば、ジャンヌは藪(やぶ)の前まで来ていた。

 都市外壁の外、川伝いにあるあ(・)の(・)藪の前へと。

 

 出迎えたのは、1匹の虫──カマキリだった。

 

 その虫はジャンヌの知る虫であったが、自分が知っているものよりも、はるかに小さい。

 初めに見た人間並みの大きさ(サイズ)ではなく、今度はぬいぐるみのように小さかった。

 

 この地に流れ着いたのは、虫の1匹だけだった。成虫1匹だけ。

 ジャンヌに宿っていた蟲は、ある意味で特別ともいえる存在だった。

 

 この地にもたらされた、初めの1匹。

 それはとても貴重で尊(・)い(・)ものだろう。

 

 その尊い存在が残した、尊い新たな命。

 かつて殺したまま放置していた成虫の死骸は、卵を孕んでいたのだ。

 それが孵化していた。見逃した命が巡り回って、始祖の少女の前に再び現れた。

 

「──見(み)ぃつけた」

 

 虫はモンスターに分類されるとはいえ、その躰はあまりにも小さすぎた。

 どうすることもできずに、巨大な少女に捕らえられた。

 

 虫の四肢はもがれ、頭は潰された。

 

 用があるのは虫──カマキリではない。

 その中にいる存在なのだ。

 

「あった……!」

 

 カマキリの尻から、黒い触手のようなものが這い出てきた。

 メスのカマキリを操る、モンスターの本体。

 

 ──寄生蟲が。

 

 寄生蟲はジャンヌが知るものより、ずっと小さく細かった。

 それはそうだ。現れたカマキリは幼体。ならば中の蟲も相応に小さく幼いだろう。

 

 鉛筆(えんぴつ)のようなそ(・)れ(・)を摘み上げると、ジャンヌは地べたに座り、片手でパンツを横にずらして膣口を広げた。

 

「っ……」

 

 寄生蟲は何か抗議するように身を振り回して暴れている。

 

 ごくり、とツバを飲み込んだ。

 

 ──ああ、これでやっと、空っぽになった子宮(むね)を満たせるんだ。

 

 広げられた膣口は、摘まれた蟲をたやすく呑み込んだ。

 

「~~ッ!」

 

 にゅるにゅると膣内(なか)を進む蟲の動きに、ジャンヌは打ち震えた。

 初めて受け入れた蟲よりもずっと小さいそれは、力任せだった前の蟲とはまた違った這入(はい)り方だ。

 

 ジャンヌに抵抗するつもりはないが、スマートな蟲はわずかな抵抗さえもさせない。

 まさしく収まるべき場所に収まるべき存在。やり方もあり方も何もかもがスマート。

 

 無理にこじ開けることなく、ぬるりと子宮口を通り抜けた。

 

 子宮内へ這入(はい)りこんだ蟲は、前任が居座っていた椅(・)子(・)にその細い躰を差し込んだ。

 ジャンヌの子宮に刻まれた、接(・)続(・)痕(・)──寄(・)生(・)痕(・)へ。

 

 ジャンヌは我が強く、蟲は幼い。

 蟲に意識を乗っ取られることはないが、蟲の意志を感じ取ることができた。

 精神(こころ)の中に蟲が流れ込んできたのが理解できた。

 

「ああ……、あぁ……!」

 

 幼い精神(こころ)は再び蟲に満たされた。

 幼い肉体(からだ)は再び蟲で満たされた。

 

 元通り、とはいかないが収まりがついた。

 ジャンヌの胎内(なか)に小さな寄生蟲が収まった。

 

 モニカに負けたとはいえ、ジャンヌはまだまだ強者側だ。そしてまだ若い。

 運良く伴侶となる者に迎え入れられ、強者の肉体(からだ)を得られた蟲は、これから彼女の幼い子宮の中で共に成長していくことになる。

 

 ジャンヌはパンツの位置を正した。寄生蟲は少女の子宮壁と肉体、そしてパンツという三重の防壁に守られる。

 彼女は防(・)壁(・)を守るために育成されている。少女の守る聖域は、いまや蟲のためにある。

 

 守り・守られる者、幼いもの同士、お似合いのカップルだ。

 とても微笑ましい関係だ。

 

「──♪」

 

 ジャンヌはなんとなく下腹部をなでてみた。

 すると、なぜだか幸福な気持ちで胸がいっぱいになった。

 

 胎(はら)の蟲はまだまだ小さい。

 胎(はら)いっぱいになるまで、多くの時間が必要だろう。

 

 そうとも。これから多くの時間、蟲と共にあるのだ。

 

 心身を満たすそのときまで。そしてその後も、ずっと。

 

 少女は蟲に巣食(すく)われたのだから。

 

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