※この作品はR-18です。

寄生モンスター図鑑   作:それも私だ

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鬼畜回。
 ・簡素すぎた地の文を一部充実化した(2022/9/8)。
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寄生粘体《スライム・ドレイク》

《スライム・ドレイク》

 ・スライム。掌サイズのクモ形皮膜の頭部部分に8つの赤い核を持つ。皮膜は透明だが中の粘体はどす黒く、それがクモであるかスライムであるかは目視だけでは判断は難しい。

 ・腹部に産卵管に相当する器官を持ち、人体/女性の中に核と少量の粘体を流し込んで苗床を作る(表現としてより近いものは借り宿か、無機物を苗床とすることはない)。ヘソ、膣/腸/口内などに赤核を1つだけ産み付ける。周辺の栄養物を吸収して増殖する(皮膜を新たに獲得し、赤核も8倍に増える、特に生理中の子宮が最も適しているとの見方もある)。なお苗床は1回限りの使い捨てとなるが、後遺症も特には残らない(恒久的な苗床にされることはない、何度でも利用できるように無害を装って警戒心を削ごうとしている?)。

 ・糸は吐けない。

 ・下着に足を引っ掛けて脱がすほどの高い知能を持っている(それがどんな機能を果たしているか理解/認識している)。

 ・8つすべてを植え付け終わった後の抜け殻は、透明なまま硬化する。美術品として一定の価値があるが、悪趣味の域は出ない。

 ・粘着力が凄まじく、クモ状のスライムを踏み潰すと靴を脱ぐしかなくなる(動かせないほどに強力)。効力を失うには約1日ほど必要とする。水分を与えると若干弱まるので、口内に寄生されても窒息することはない(宿主を殺すことにないようにしている可能性が高い、おそらく水分量は何かの目安かと思われる)。

 ・ヘソだけは例外的に寄生し続ける。これは苗床にするには想定外の浅さだった、常に新しい視覚情報を取り入れるため警戒し続けてしまう、という2つの仮説がある。放っておくと█時間かけて完全に癒着/同化、神経にまで侵食/接続されてしまい、赤核は宿主の新たな性感帯と化す。

 ・口内に寄生した場合も、舌で弄ぶなどして増殖の邪魔をすると根付いてしまうことがあり、新たな味蕾(みらい)と化すことも(周辺の器官の機能を模倣する)。

 ・寄生されると同種を含む、多くのスライム種に襲われることがなくなるため(逃亡または見つからないよう潜伏する)、故意に寄生させる者もいる。

 ・無理やり抑え込むなどして赤核を8つ寄生させた場合、苗床ではなく新しい器と認識する。また、黒色の粘体もすべて体内に流入する。口であれば確実に窒息する(人体の許容量を超えてしまう?)。腸の場合も隙間なく封鎖されてしまい、やがて死に至る(排泄物が邪魔?)。唯一助かる部位は必然的に膣内/子宮だけとなる。このスライムを追い出す方法は、別の人間に7つの赤核を植え付けることが要求される(最後の1つは自分)。その工程はすべて宿主が自発的に行なわなければならない(膣同士を合わせることでやっと移住してくれる、口や肛門でも可)。時間が経過すればするほど粘体が子宮壁を侵食していき、二度と子供を孕めない身体にされてしまう。また、以後は体(てい)のいい乗り換え先/作業委託先として再度認識されるようになる(スライム側が自発的に乗り移ろうとする、侵食するのは粘体のみで核が埋め込まれることはない)。粘膜への侵食は通常の苗床化でも少しずつ進行していく。口内の場合は喉が乾きやすくなるなどの自覚症状が出る。

 ・膣内/子宮内に放置し続けると、下腹部に赤核が浮かび上がってくる(性器をすり抜けてくるため下腹部は異形化する、外見上の変化はほぼない)。赤核だけでなく皮膜ごと何匹も招き入れるようになる棲家と化す。胎内のスライムは別の地域に解き放たれる傾向にある(母体の操作、分布図/勢力図の拡大)。

 ・ヘソ等からの寄生侵食が進みすぎると、スライムに対しての敵愾心(てきがいしん)や嫌悪感といった負の感情が取り除かれ(軽度の精神汚染/支配)、スライムの生息地に実家のような安心感/安らぎを得るようになる。最終的には庇護意識まで芽生えてしまい、スライムへ危害を加えられなくなり、保護したり、繁殖の手伝いを行なうようになる(自分の子宮を使う、第三者を捕らえて植え付けさせるなど)。

 ・ヘソと子宮両方の場合、宿主で完結するようになり、他の人間を探す必要がなくなる(数の制限が取り払われる、絶滅を回避するためか何かか?)。複数植え付けられても他人の胎を借りずに増殖する(宿主が1匹ずつ産んでいく)。

 ・侵食された部位は若干、浅黒くなる。全身に至るまで侵食が進行した事例も存在する(褐色肌と見分けがつかない、若々しさを保っていた)。

 ・基本的に除去は自然排出のみとなる。人為的な手段となると、専門的な設備等が必要となる(摘出自体は可能)。末期宿主の場合は、さらに喪失感(親/兄弟/恋人等を殺されたにも等しい)から救い上げる必要が出てくる。

 ・赤核はスライム除けの魔道具として非常に高値で取引される(地方によっては、魔石、生きたルビー等と称される)。指輪などに加工された場合の耐久年数は██年ほど。その性質上、人体に寄生させるのは非常に簡単だが、道具として加工/利用することは非常に難しい。

 ・名称の由来は『邪悪な瞳を持つ怪物の意(赤核が丸いために眼に見えてしまった)』、『飼い慣らされた雄ガモ(文字通り体内に飼い慣らされることになる、雄ガモに対してのメスのカモ、格好のカモ)』などが察せられる。

 ・メモ:ヘソ寄生→共犯者化(時限式)。

 ・メモ:子宮寄生→人事派遣、仮宿の苗床。

 ・メモ:子宮8→棲家化。

 ・メモ:ヘソ&子宮8→完全苗床化。

 

【被害者NO.██████】

 ・拠点を持たない、流れの女傭兵(駆除対象)。

 ・████地方を治める貴族からの依頼で、スライムの棲家である洞窟へと向かったがそのまま消息不明となる。

 ・被害者以前および以降にも送り込まれた者達も、いずれも消息不明となっている。これには依頼を放棄した者も含まれる。

 ・消息を絶ってから██日目に事態が発覚。第一発見者は貴族の私兵。傭兵達の相次ぐ依頼放棄に痺れを切らした貴族が私兵を使って自ら依頼を達成しようとした。なお、私兵は寄生されることなく、無事帰還している。

 ・他の傭兵達を取り込んで組織化しつつあるため、駆除対象および脅威として扱う。該当組織は、洞窟内を整備して拠点としている。近隣の村についても同様。実効支配されている。

 ・貴族側は摘出技術を持っておらず、帰還した傭兵を殺害することで赤核を摘出および獲得するつもりだったと思われる。友好関係を維持するために、指摘は行なわないものとする。

 

【被害者NO.██████】

 ・██████とコンビを組んでいる女傭兵(駆除対象)。

 ・詳しい情報は██████を参照すること。

 ・この被害者は棲家に至っている。対処する際は最大限の注意を払うように。

 

 

────────────────────────────────

 

 

「ご、ごめんくださ~いっ」

「バーカ! なーに、スライム相手にかしこまっちゃってるのよ! ほら、ちゃっちゃと進む!」

 

 相棒の少女の頭を小突いて洞窟の中へ入ったのは、駆け出しの女傭兵・ミリアだ。

 長い金髪に小さな背丈。しかし胸と態度だけは大きく、紫色の瞳は好奇心に満ちている。

 貴族の落とし胤(ダネ)という噂もあるが定かではない。

 

 そんな彼女の幼馴染であるカリンは、巻き込まれる形で傭兵となった。

 焦げ茶色の三つ編みに、女性にしては大きめな背丈。しかし態度と度胸だけは小さい。

 緑色の瞳は弱々しく、小柄なミリアと比べても胸は小さい。

 

 どこにでも居るとまでは云わないが、ふたりとも元はただの村娘だ。

 金持ちになりたい、お金をがっぽがっぽと稼ぎたい。

 ……そんな浅ましい理由から村を飛び出した。

 

 ミリアは露出の高い新品の鎧……防御する気のないビキニアーマーに、真新しいナイフとたいまつを。

 カリンは逆に露出が低く、ハンマー片手に、中古の革鎧を普段着の上に身に着けている。

 足首まであるロングスカートは戦闘に向いているとは言い難いだろう。

 

 そんな自殺志願者にも等しい彼女達がスライムの棲家にやってきた理由とは、貴族の依頼を受けてのことだった。

 

「確認するけど、スライム除けになるスライムの赤い玉を取ってこいって内容だったわね」

「う、うん。そうだね」

 

 ──文字通り、殺(・)す(・)た(・)め(・)に(・)。

 

「ヘソに吐き出させるといい、って言ってたわね」

「ほ、本当にするの……?」

「バカ。スライムに襲われなくなるのよ? 別報酬でやっちゃっていいって言ってたじゃない」

「でも……」

「デモもヘチマもないっ! 何もできないザコって話だから引き受けたんでしょ! ほら向こうからやってきたわよ!」

 

 ここまで来て躊躇うカリンを横目に、ミリアは自分の足元に近づいて来ていた大(・)ク(・)モ(・)を拾い上げると、腹部の突起を自らのヘソへと近づけた。

 

 この洞窟に生息するスライム種は、クモ形の皮膜を持った黒色のスライムだ。

 黒い粘液体を制御する8つの赤い核を備えており、動き方もクモのそれだ。クモを模倣している。

 

 その赤い核は多くのスライム種を無害化または遠ざける効力を持っている。

 そのスライム自体がすでに無力なのだ。ただの村娘でも出来る依頼だった。

 

「……うぇっ、なんか気持ちワル……」

 

 黒いクモは、黒い粘液と共に赤い玉をミリアのヘソの窪(くぼ)みへと吐き出した。

 黒色の粘液は粘着性が高いようで、ミリアと赤い玉を易々と繋ぎ留めている。

 

 クモは仕事を終えたとばかりに暴れると、ミリアの手から離れて暗がりへと姿を消した。

 

「あっ! 逃げた。──ちゃっ、ちょっ、ちょちょい! くっ、他のスライムも寄り付かなくなってるじゃないの!」

「スライム除けだもんね……──きゃっ!? す、スカートの中にぃ~っ!」

「ナイス。……じゃ、次は依頼分ね。そのまま動くんじゃないわよ。──いや、スカートをたくし上げろ」

 

 効力は本物だった。近場で様子を窺(うかが)っていたクモ達にミリアが近づくと、蜘蛛(くも)の仔を散らすように逃げだした。このままでは依頼は失敗するかもしれないと焦ったミリアだったが、カリンの足をよじ登り始めたクモを知ると安堵した。

 

 さて、ミリアもカリンも処女だ。自分で膜を破る気概はなく、しかし適当な男へ捧げる機会(こと)もなかった。

 そうして、大金欲しさにいつの間にかモンスターに捧げることになってしまっていた。

 

 だが、自分達はコンビだ。2人とも処女を捨てる必要はない。

 カリンはミリアの部下のような存在だ。嫌なことはすべて部下へ押し付けたほうが楽できる。

 部下という存在はそのためにいる。上司のための部下だ。

 

 そんな悪魔的な算段と発想を得たミリアは、カリンに長いスカートをたくし上げるように命令を出した。

 

「……うぅ」

 

 恥ずかしがりながらも従順に従うカリン。

 この場面で逆らうものなら、初めから村を飛び出してなんかいない。

 

 クモは下着ら辺にまで辿り着くと、器用にも前足を引っ掛けてパンツを脱がそうとする。

 これだけでこのスライムは見た目以上の上等な知能を持っていると分かるものだが、2人は危機感を欠片も抱かなかった。

 

 素通りさせた危機感は、いよいよ取り返しの付かない域へと進む。

 

「すっご。脱がそうとしてんじゃん。はい、そのままそのまま」

「ひぃ~、えぇ~……、ぴいっ!?」

「うるさいわよ」

 

 隙間が出来るまでパンツが下がると、クモは一旦カリンの下っ腹に飛びついてから、するりとその躰を間へと滑り込ませた。

 おぞましい初めての体験に、カリンは身を震わせるだけで何の抵抗もできないでいる。

 上位者(ミリア)からの命令もあれば尚更だろう。動くに動けない。

 

 濡れてもいないカリンの膣口に、クモの突起物が正(・)確(・)に(・)当てられる。

 

 ──ミリアはニヤリと笑うと、カリンのパンツを引き上げた。

 

「い……ッ!?」

 

 瞬間、クモの突起が処女膜を突き破り、ふたつのものをひとつに繋げた。

 

「処女喪失、おっめでと~!」

 

 カリン自身を価(・)値(・)あ(・)る(・)も(・)の(・)にしていた処女が、信じた親(・)友(・)の手で失われた。

 

 ただの村娘だろうと、生まれたからには自分(カリン)の人生の主役は自分(カリン)だ。

 処女喪失がいかにありふれていようとも、当事者である自分(カリン)にとっては一度っきりの大事なのだ。

 

 それに値札を付けて売り払う女がいれば、値札を付けられない女もいる。

 お(・)金(・)未(・)満(・)の一度きりが、おぞましいクモの異形へと無料で捧げられた。

 

 それも、親友とはいえ他人の手によって。

 

 カリンという、ひとつの物語にクモの筆で挿絵が描かれた。

 今後、彼女(カリン)が男と交わることがあれば、その時々に想い起こされるだろう。

 

 お前(じぶん)の初めての相手(おとこ)は、この気持ちの悪いクモなのだと。

 

「いた……いよぉ……」

 

 不意の痛みにスカートを手放してしまったことで最悪を拝めなかったのは不幸中の幸いだろう。

 ただの人間には、そんな場面は見たくもないし、耐えられもしない。

 

 そして、不幸の中に幸いがあったとしても、結局のところ不幸であることには変わりない。

 起こってしまった……だが変えられたはずの未来(そのさき)を手放したことで事態は続く。

 

「な、なんか出て──」

「それが依頼でしょ」

 

 クモと言っても、その本質はスライムである。

 クモの皮を被っているだけのものであり、本物のクモではない。

 

 それでもあえて《クモ》と呼び続けようか。

 ……先ほど、クモはミリアのヘソに赤い玉を産みつけた。

 

 ミリアのヘソに当てられた突起と、カリンの膣口に呑み込まれた突起は同じものだ。

 厳密には別個体であるが、モノは同じだ。その先端から黒い粘液(たいえき)と共に赤い玉が吐き出される。

 

 逃げ場のない狭い膣内(みち)を、どす黒い欲望が割り開いた。

 

 小さな子宮口(いりぐち)を、赤(・)い(・)卵(・)が通り過ぎた。

 

 カリンの胎内(なか)に、クモが寄生した。

 

「処女は考えないって約束したでしょ。分かってて来たんでしょーが」

 

 カリンは、自分は何か取り返しのつかないことを仕出かしてしまっているのではないかという焦燥感に駆られたが、ミリアが言うように確かに自分達の意思で依頼内容を確認して引き受けたことを思い出してもいた。

 

 依頼主からは確かに聞いている。赤核を回収するためには子宮で受け留める必要があることも。

 ヘソでも受け留められるが、そこだと張り付いてしまい、しばらく取れなくなることも。

 

 村の仕来たりなんて知ったことではないが、依頼は遵守しなければならないことぐらいは村娘にだって分かる。

 そうしなければお金は貰えないからだ。お金がなければ生きていくこともできないのだから。

 

 分かっていてすべて受け入れた。だからカリンがすべて受け入れるのも当然の帰結(こと)なのだ。

 

「それは……、うん……」

 

 カリンはその言葉に心を少し落ち着けた。

 

 カリンの胎内(なか)に1粒ずつクモの中身が落ち着いていく。

 

 焦ろうが静まろうが、結果は落ち着く。

 手放した時点で、そうと決まった。

 

 最も悪いほうへ──最悪へと。

 

「今何個目?」

「わ、わかんない……」

 

 依頼では『1つだけでいい』と言われていたが、ここで欲が出た。

 ミリアは8つとも持ち帰る気になっていた。

 

 赤い玉がスライム除けになるならば、持てるだけ持ち帰るという考えも理解できる。

 ……では、なぜ依頼主はわざわざ『1つでいい』と言ったのだろうか?

 

 その価値を守るためであれば、ありふれてしまえば価値が落ちてしまうのは当然だろう。

 だから、わざと数を絞る。確かに理には適っている。

 

 しかし、それも流通させる数に気を払えばいいだけのことだ。

 余剰分は確りと保管、管理しておけば済む話だ。

 

 そんなふうに消去法的に考えていくと、最終的に辿り着く答えは『赤核の分離が難しい』だ。

 

 なぜ、難しいのか。

 ──それは生きているからだ。

 

 なぜ、そんなものを産み付けてくるのか。

 ──それは生きているからだ。

 

 だが、クモはスライムでモンスターだ。

 ──どうせロクな結果(こと)にならない。

 

 大金に目が眩んだ少女(ミリア)には、命令に従うだけの少女(カリン)では、その答えに辿り着けない。

 

「……」

「……」

 

 どくっ、どくっ……と、最後の欲望が静かに注がれる。

 

 まるで、欲に塗れた心を内側から黒く染め上がるかのように。

 熱くも冷たくもない、優しげな黒色が子宮(カリン)に満ち満ちた。

 

「……まだ?」

 

 クモの器からヒトの器へと。

 胎児(こども)を宿すはずだったその場所に、異形が宿った。

 

「えっと、終わった……かも」

「かもじゃない! 分からないなら、あんた、ずっとそのままね」

「そんなぁ……っ!」

 

 クモの中身はすべてカリンの胎内(なか)へと這入(はい)り込んだ。

 8つの赤い制御核も。クモの器を彩っていた黒い粘液体も。すべて。

 

 子宮のすべてを埋め尽くした黒い欲望は揺れることなく、静かに鎮座する。

 それはまるで、部下(カリン)に指示する上司(ミリア)のように。

 

 我が物顔で。当然のように。居座った。

 

 墨のような黒い粘液が、次代の物語を生み出すはずだったページを塗り潰した。

 著者はクモに代わった。これからの物語(カリン)を紡(つむ)ぐのはクモだ。

 

 前(クモ)の物語(ぬけがら)は、もういらない。

 

 スカートの闇(なか)に、パンツの中に残された抜け殻は、しばらくそのままだろう。

 カリンの胎内(なか)に、子宮の中に移された中身は、ずっとそのままだろう。

 

 だって、こんなにも満たされているのだから。

 

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