※この作品はR-18です。

崩壊した世界でアビー達に搾られる件   作:八雲ネム

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あっ、お久しぶりです。

ここ最近、本作を投稿してなかったのは新しく書き始めたプリキュアシリーズの方が人気が出たので、そっちがメインになってました。
下のURLがその作品です。
https://syosetu.org/novel/205717/

それと、まさかのサイキライカ様の作品に本作主人公が出てたので急いで書いた次第です。読んだ時はたまげたなぁ。
そんな訳で、下のタイトルとURLがその作品です。
『崩壊世界でタマモキャットと懇ろになった件について』
https://syosetu.org/novel/201143/

色々ありましたが、筆者自身は気ままに書いていくつもりです。


第22話 依頼完了からの日々を振り返る

 人神教なるカルト集団を殲滅後、特に問題が発生したという事もないままに俺達は自分達の拠点に帰ってくる事ができた。

 正直、カルト集団の残当なんかが襲ってくるのかと思っていたのだが帰路に就いている間は思ったよりも、順調に進んだので拍子抜けした感じだ。

 因みに、人殺しをしてしまったサンタリリィは結局、広海さん達の所に預けた。

 

 彼女の意思であそこに残る事を決めたし、広海さんも放り出すつもりはなかったので預けた方が彼女の為になると考えたからだ。

 悪党であり、傭兵である以上は相手にこちら側の考えは強要しないし、するつもりもない。俺達はあくまで、そいつがどうしたいかに重点を置いてるからだ。

 その結果、報酬はたんまりと貰ったので遠出をして出向いた成果はちゃんと出たと思う。ロリンチちゃんが欲しがってたガラクタも、殲滅時に回収したみたいだし。

 

 因みに、ロボであるレムは戦闘時に何をしていたかというとカルト集団の建物内にあった物品を片っ端から回収していて、積極的に戦闘には参加しなかった。

 まぁ、その部屋などに信者がいれば散弾銃で木っ端微塵に粉砕していったので被害はなし。

 精々、消費弾薬が多かったのだがその分のお釣りはちゃんと出たので気にする程でもない。

 

 その事から、俺達の拠点に戻ってからは荷物の整理と自分達が活動報告をしているHP(ホームページ)に依頼結果の記載、SNS(サーヴァント・ネットワーク・システム)の確認などに時間を取られたがその間に新たなマスター数人とサーヴァント達がやってきた。

 

 1人目は森山 優衣。15歳のJKで手持ちのサーヴァントは串刺し公でお馴染みのヴラド3世(狂)よく彼と付き合ってるな。

 2人目は藤井 直人。20歳の大学生で、手持ちのサーヴァントは木こりのポール・バニアン。笑顔が可愛すぎるだろ。

 3人目は、杉本 樹(いつき)。25歳の会社員で、手持ちのサーヴァントはアタランテオルタとセイバーの両儀式の2名だ。

 4人目は、夏目 和也(かずや)。18歳の高校生で、手持ちのサーヴァントはナーサリー・ライムに茶々、不夜城のアサシンこと武則天の3名だ。

 

 彼らから話を聞くと、SNSの情報でこの拠点のことを知ったらしいので歓迎した。敵意がないのなら断る理由はないし、戦力になるのなら大歓迎だ。

 そして何より、幼女鯖を大事にする奴に悪い奴はいないので同じロリコンである夏目が自分の性癖を暴露した際、俺は隠す事なく彼と握手をして「幼女はいいよな?」と聞くと彼も「いい………」と言ってくれたので生粋のロリコンだな。他の3人からは引かれてしまったが。

 そんな訳で、互いの自己紹介が済んだ後は簡単な依頼をこなす比較的、穏やかな日々を過ごす事ができて拷問をした時の記憶が事実として心に染み込んだ時にロリンチがこんな事を言ってきた。

 

「やっぱり、邦子お婆ちゃんがきっかけでギルガメッシュ達が来たようだね」

「て事はアレか? この事象が発生した時に潜在的に眠っていた素質が目覚めたって事か?」

「アタシは医者じゃないから何とも言えないけど、少なくともそうじゃないと膨大な魔力供給をエッチ以外で賄えないとおもうわ〜」

 

 俺とロリンチが話し合っているのは、婆ちゃんのサーヴァント達であるギルガメッシュやオジマンティアスだけでもかなりの魔力が必要になるのに、彼ら以外に4人も従えている理由に説明が付かない。

 それは、彼女自身が霊地の代わりに大量の魔力を有しているという事なのだが、その事実は契約した本人とサーヴァントしかわからないので俺達は何故、婆ちゃんが彼らを従える事ができたのかと言う疑問点からこの推測を立てた。

 しかし、大量の魔力を内包する素質は訓練すれば身につく訳ではない様で先天的に備わっていて、世界が崩壊する前は周囲に気付かれない程度に眠っていたが崩壊後は自分の身を守るために覚醒したと考えられる。

 

 その結果、婆ちゃんは6人のサーヴァントと契約を交わす事になったのだが、俺も俺で隔世遺伝した結果としてまずはアビーと紅閻魔、メドゥーサが来た。

 そして、その後も色んな事があった為に今では8人のサーヴァントと契約する事になった。とはいえ、イリヤちゃん達との契約はまだなのでするとしたらかなり先になるだろうな。悪党だし。

 そんな訳で、穏やかな日々が過ぎていったがその一方で平穏かと問われればそうでもなかった。

 

 それは、横須賀の戦艦三笠を拠点としている院長先生が従えているサーヴァントが独断専行で、初めて接触した際に俺を殺そうとした事だった。

 その時はまだ、生身の人間で人外化していなかったので死ぬかと思ったが、その時は最初のカルト集団を壊滅させた直後だったのでランスロットが襲いかかって来たアタランテに対して過剰防衛してしまった。

 それをきっかけに、互いのサーヴァント達が相手方に向けて敵意を出したので一触即発だったがなんとか、説得して回避する事ができた。

 

 とは言え、俺達が悪党を自覚して行動しているのに対して彼らは善人であろうとしている為、どうしても反りが合わなかった。

 俺達は、俺達の考えを持って行動しているのに彼らは自分達の価値観を押し付けようとしたので危うく戦闘になりかけた。

 そのため、俺達は互いになるべく干渉しない様にすることを決めていたのだが、ギルガメッシュが彼に興味を示したので対面させたら黄金の林檎に興味があるとの事だった。

 

 

 しかし、黄金の林檎か。

 

 生憎、こっちは広海さん達の依頼の時に取得した汚染された聖杯から穢れのみを窮極(ヨグ=ソトース)の門によって分離、別空間へと隔離する事に集中していたから持っていない。

 これは、肉体改造によって触手を使えるようになったのだがそれと付随して、能力としてこの門を使えるようになっただけだったからだ。

 その結果、広海さん達の拠点では平常心を保って接していたがその内心では汚れが漏れ出ない様にするだけで一苦労だったし、完全に隔離するにはアビーちゃんの力も必要だったので大変だった。

 

 そのため、前々から興味があった『シルク・ド・ルカン』というイルカショーの招待券を使う事にした。

 いやまぁ、色んな依頼を引き受けていたのだがその中にこの招待券が混じっていたから、一定の枚数が貯まった時点で使おうと思っていたのだ。

 そして今日、その枚数が貯まったので行こうという事になり、俺は自分のサーヴァント達を引き連れて向かう事にした。

 

 今の俺達には、それだけの人的余裕があるのだから。

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