今回は、アルテマさんとこのオーナー君と水着ジャンヌとの交渉時に行った玉藻の前に依頼した際の対価を回収する回になります。
その内容を1話にまとめようとしたら8千字近くになってしまいました。うーん、ガバガバ設定にしすぎたかな?と思ったり。
とまぁ、前置きはこの辺にして本編をどうぞ。
「ついに来たぞ。イルカショーにいた時の依頼に対する対価をもらいに」
「対価って、そちらが満足できるようなものが存在しないと思うんですがねぇ」
「なぁに、対価と言っても私達がお主達からもらう訳じゃない。とある魔獣の討伐を依頼しに来ただけさ」
俺達が拠点に戻るの同時に、イリヤスフィールと美遊がこの拠点から去ってから数日後に玉藻の前が依頼に対する報酬をもらいに来た。
依頼を出した際、対価である報酬は何かないかと考えてみたが困った事に彼女を始めとする神々に対して、こちらから出せるものと言えば俺の能力か、アビーちゃん達を差し出すぐらいしかない事に気が付いた。
そのため、思った以上に
しかし、そんな俺の悩みを些細な事として流した玉藻の前から言われたのは報酬をもらう代わりに、彼女達から出される依頼を引き受けろとの事だったので依頼内容を聞いてみた。
「………悪堕ちした神獣、フェンリルを単独で撃破した上でその死体を持ってこい。無理ゲーすぎやしませんかね?」
「あの依頼の対価としては充分だと判断した。何も、準備から1人でやれとは言わん。1人で戦って1人でトドメを刺せ、と言ってるんだ」
「要は、どんな戦い方をしても良いがそのぐらいの依頼を出したという事を認識しろ、という事か」
「そうだな」
因みに、フェンリルと言っても『Fate/EXTRA』に登場するサーヴァントではなく、北欧神話に出てくる神獣の方でその実力は彼の神話に登場する神々が慄く程に強い存在だと言う。
そんな悪堕ち神獣を、サーヴァントから貰ったとは言っても能力頼りに戦う人間如きで対抗できるとは思えないのだが、幸いかどうかは脇に置いてその欠片が箱根近くの洞窟にいるとの事だった。
能力自体、本体と分離しているのでかなり低くなっているとは言ってもそれはあくまで神視点であって、人間視点からすればどの程度の実力なのかがまったくわからない。
なので、万全の準備をしてから向かう事になったのだが準備をする前にはっきりさせたい事がある。
「イルカショーの時の依頼に対する対価は、今回の依頼が完了できたら帳消しになるのか?」
「勿論だ。じゃなきゃ、こんな依頼なんて出さん」
「了解した。それとこの呼び鈴はどうすれば良い?」
「しばらく持っておけ。今のお主には必要な物だろう?」
「………わかった」
どうやら、1つの依頼を玉藻の前に出すと確実にやってくれるがその難易度によって対価が変化するらしい。
そうでもしないと、元が取れないと言う事なのだろうがその際に使う呼び鈴は最初の食料を御供物として奉納した際にもらったもので、北欧神話の神々から目を付けられている俺達にとって唯一の神々との連絡手段となっているのが現状だ。
まぁ、今回のような無茶振りを言い渡されるだろうが神々との関係が依頼を出して出される関係、というのも決して悪くはないだろうよ。
こちらが、よっぽどの悪事を働かない限りは向こうから干渉してくる事はないだろうし、無駄な戦いに発展しないのならそれで良しとするのが傭兵の生き方だ。
俺達、悪党が意識するのは費用対効果であるコスパであってそれが似合っているのなら文句はないね。玉藻の前に対して頭が上がらない、と言うのも一因だが。
そんな訳で、正式に依頼を引き受けた後に玉藻の前が去ってからアビーちゃんがこんな事を言ってきた。
「マスター」
「んー?」
「どうして、あんな依頼を引き受けたの?」
そんな事を聞いてきた彼女の声にはいつもの元気さがなく、悲しみに暮れた感じの声音だったので振り返ってアビーちゃんの顔を見ると目には涙を溜めている状態だった。
「そうしないとアビーちゃん達と離れ離れになっちゃうと考えたからだ」
「嘘よ! だってマスター、いつだって危ない橋を渡る度に楽しそうに渡るじゃない! この前だってそれで何日も探してようやく見つけたのに!」
「………」
「もう、マスターと離れ離れになるのは嫌だよぉ………」
アビーちゃんは、そこまで言うと泣き出してしまった。
確かに、今の人外的な能力を持っている事がはっきりとわかってから危ない橋を渡ってきた事は何度もあるが、その度に思うのは今の能力がどこまで扱えるのかが疑問に思って行動しているからだ。
年端のいかない子供が、新しいおもちゃを得て純粋に楽しむような純粋な探究心が突き動かした結果とも言える。
その結果、
その時の出来事が、軽くトラウマになっているようで今回の依頼で再び俺がいなくなる事を危惧しているという事なので、俺は片膝をついてこう投げかけた。
「だったら、アビーちゃんが俺に絶対に生きて帰ってくるおまじないをかけてくれ。そうすれば必ず帰って来るし、君と一緒に戦える。これでどうだ?」
「ゔ、ゔゔ〜〜〜」
俺の言葉に、アビーちゃんは言葉にならない声で抱きついて来たので気が済むまで抱きしめた。
☆☆☆☆☆
「 ここか。問題の場所は」
「ここは通常の地域よりも遥かに魔力が多いわ。それだけ、強い魔獣がいるのは確かね」
俺が車を止めた場所は、温泉なんかで有名な箱根の近くにできた洞窟の前であり、車内で計測機器を展開していたロリンチちゃんがそう言った。
そのため、車外に出てテントを貼ったりして少しの間を過ごせるための準備をしてからこう言った。
「………じゃあ、みんなは事前に説明したように洞窟の入り口で待機。俺が洞窟に入ってから3日が経過、もしくはマスターとサーヴァントを繋ぐ令呪のリンクが切れた場合は各自、自由解散で決して仇討ちとかはするな。
これは出発前に婆ちゃんにも伝えてあるから1週間、経っても俺達が帰ってこなければ察してくれるだろうからその時が来たら好きに行動してくれ」
「ご主人、あちきは絶対に認めまちぇんからね」
その言葉に、紅閻魔が真面目な顔と声でそう返したのでため息を吐きながら話を続けた。
「紅閻魔の言う通り、みんなは俺の行為を決して許せんだろうし、そもそもこの依頼は不条理にも程がある。
だが、これは神々の使者である玉藻の前との正式な取り決めであってそれをこちら側の一方的な都合で破棄すれば恐らく、彼女を筆頭とした多数の軍団が追い回して来るだろうよ。
俺が求めているのは、紅閻魔やアビーちゃん達と一緒に暮らせる世界であり、戦いの果てにくたばるつもりは毛頭ない。
だからまぁ、
世界が崩壊してから散々、好き勝手に生きてきた奴の信じてほしいなんて言葉ほど軽いモノはないと思ってしまうが、今回の場合は嘘偽りのない気持ちを表したつもりだ。
今回の依頼対象を格下に見るつもりはないし、依頼を受けたからにはやるべき事は全力で完遂するつもりだ。
だからこそ、この洞窟の奥にいるであろうクソ狼の肉塊やら剥製やらを玉藻の前に渡せるかどうかがわからないので、今のうちに言っておくに限る。
普段なら、全くと言っていいほどに使わない言葉に彼女達は何とも言えない表情となったので3日分の食料と水、その他の装備が入ったリュックサックを背負って洞窟内に入っていった。
「………洞窟内っつーからには真っ暗なのかと思ったらそうでもないんだな」
洞窟に入って10メートルも進めば、入り口から入る光が届かなくなるのでロリンチちゃんの手によって改造されたヘルメットを被った。
コイツは、座間にあった米軍基地内で放置されていた自衛隊のヘルメットを拝借して色々と後付けできるように、ヘルメット・マウントを取り付けただけなんだが効果は抜群だ。
まず、右側のサイドマウントにはフラッシュライトと録画ができる小型カメラを装着してあり、単三電池2本を使って録画と照明に使っている。
また、額の部分を覆うヘルメットにはトップマウントとして両目で見れるようにした暗視装置を取り付けてある。
この暗視装置は、赤外線を拾って人間が見る事のできる光に変換する装置であり、魔力切れなのに補給ができない万が一に備えて取り付けていて電源のオンオフに関わらず、装着したままでも行動できる優れものだ。
もっとも、装置自体が壊れる可能性があるから過信できないが壊れたとしても洞窟内の地面から10センチ程の高さには、足元を照らす照明的なモノが点在しているので歩くには問題ない。
「徐々に下がってるな。恐らく、地表から10メートルぐらいは潜ってるはずだ。距離的に」
歩いている感覚から、独り心地にそう呟くが俺の言葉に返ってくる言葉はないし、状況が状況ならたった1人で取り残された感覚を覚えるだろう。
しかし、少なくとも洞窟の入り口にはアビーちゃん達が待っている訳で、彼女達のためにも絶対に帰らないといけない。
じゃないとここまで生きてきた意味がないし、彼女達との約束を破る事にもなるから死にたくはない。
そう思いつつ、狭い通路に一定間隔で無線を中継できる装置を設置しながら歩いていくと広い空間に出た。
「広い空間に出たらすぐに遭遇とか、ターン制のRPGゲームだったら最初の一撃はほぼ確実に食らってるだろ。なぁ? フェンリル」
そして、その中央で待ち構えるかのように身構えていた体高が数メートルはある巨大な狼、フェンリルがいた。
例え、欠片であってもモノホンの神獣からすごい魔力と気迫が来ているのと同時に、アビーちゃん達のようにサーヴァントと名乗る存在とは違う性質を感じる事ができる。
まさに、並大抵の人を寄せ付けない人智を超えた神獣といった感じがするのだが、だからと言って負けるつもりはない。
「暇を持て余しているオメェさんには悪いが、俺が単独でどこまでやれるのか、試させてもらうぜ!」
そう言って、巨大な神獣に向かって走っていった。
☆☆☆☆☆
アビゲイル side
「ほうほう、ちゃんと1人で行ったようだな」
「何でいるんでちか?」
「そりゃもちろん、不正がないかのをちゃんと確認するためだぞ」
無線中継とカメラ越しに、依頼対象と会敵して戦闘に入った映像を大きめのスクリーンに映し出してそれを見ていると、今回の出来事を引き起こした張本人である玉藻の前が現れた。
そのため、ランスロットなんかはすぐに身構えたものの地下で戦闘が始まったのに地上でも先頭になるのは避けたかったのか、己の武器を彼女にぶつける事はなかった。
流石に、マスターである守が知らない所で戦闘になって面倒臭い展開に発展し、彼がまたどっかに消えたりするのだけは避けたかったのだろうと玉藻の前は想像したが、本心は本人しかわからないとして話を続けた。
一触即発な状況下において、スクリーンには画面越しの状況の変化を映していた。
「ふふん。いくら本体からこぼれ落ちた断片だったとしても神獣の中では屈指の速さと力、そして並大抵の攻撃では討ち取る事すらできない体力がある。限定的ながら、時空を扱う能力でどう対抗するのかのぉ」
「マスター、頑張れ頑張れ………」
画面越しのマスターに対して、アビゲイル達は勝ってほしいと願うばかりだった。
☆☆☆☆☆
「はぁっ、はぁっ、っ! ぐぬぅ!」
能力越しに、身の危険を感じて咄嗟に横へ飛んだもののフェンリルはそれ以上の速さで接近してきたため、右上腕の半分以上から先を食いちぎられてしまった。
その際、かなりの痛みが脳に信号としてきたものの再生能力によってすぐに出血が止まった上、時間短縮の能力を使って指先まで速攻で修復した。
限定的だが、時間と空間を操る事ができる能力によって距離を大幅に伸ばしたり、時間をクソみたいに引き伸ばして俺からすれば止まって見えるほどのノロマにしても、それらのハンデを無視するかの様に振る舞うのでこちらにとって圧倒的に不利だ。
そもそも能力の性質上、接近戦には向かないモノが多く、時空間の弄りは前述の通りで触手自体も力はあるがスピードが出ないので、フェンリルの様に動きが速い相手だと後手に回る事が多い。
では、距離を保ちながら
なら、ナイフなどの刀剣で斬り込みを入れる案はどうかやってみたものの、圧倒的なスピード差がネックになって毛を数本分は切れるのだがそれ以上の攻撃は不可能だった。
時空間はダメ、触手も間に合わない、銃火器や刀剣だとダメージが入らないと言う無理ゲーな状況下においてどうしたらいいのかと考えながら、動き回って相手の攻撃を回避し続けた。
しかし、動物として体力の限界がある以上は能力も魔力切れによって限界が来る事は明白だった。
その事を思い出したのは、フェンリルの攻撃を回避した直後に実験時に何度も経験した魔力切れの感覚が体を襲った直後だった。
「っ! やべぇ、魔力切れだ! あっ」
そして、それに呼応するかの様にフェンリルが己の魔力によって尻尾を固くして鞭を扱うが如く、俺の体にぶつけてきた。
「ぐっ! っ、がぁっ!?」
当然、この攻撃を防いだり、回避する手段がなくなった俺はモロに受けてしまい、広い空間の壁に叩きつけられた。
それと同時に、予め着込んでいたセラミック・プレート入りのボディアーマーがバキバキと嫌な音を立てて壊れるのと同時に、体がミンチになる感覚が脳の許容量を上回る量で頭の中になだれ込んできた。
そのため、遠のく意識の中で何かの記憶が蘇ってくる感覚を覚えた。
(これは………走馬灯、か? いや違う………もっとこう、他人の記憶を見ている様な )
うまく纏まらない思考の中で、地面に着地する前後で意識が途切れた。
「戦え! 神の名の下に!」
あれは誰か。
目の前の人物が誰なのか、という疑問にその記憶の中に入り込んだ時の俺にはわからなかったものの時間が経つに連れて自然とわかる様になった。
(あれは、前世における俺だ)
前世における俺は日本人ではなく、ましてや崩壊した世界の住人ですらなかった事を次第に思い出していった。
本来であれば、思い出す事なんて全くなかった記憶が蘇ったのはアビーちゃん達が飲ませてくれた液体によって、肉体が魔改造された結果としてヨグ=ソトースとの繋がりを持てたからだろう。
この世界における俺は、クトゥルフ神話を信仰している邪教徒の総帥的な立ち位置に属している様で、多くの信者達に指示を出している事が冒頭の言葉からもわかる。
時代は、彼らの服装からして今いる世界でいう所の近世あたりだろうと推測するが如何せん、世界そのものが違うので正確な比較対象がない。
あくまで、服装から判断しただけなので時代が違っているのかもしれないが例え、外見がまったく異なっていても自分だと認識できたのはヨグ=ソトースを介しているだけじゃない。
だぶん、彼自身が生贄となってアビゲイルが父親だと認識している邪神をその体に降ろしたからだろう。
そして、偶然にも俺もその邪神を宿した結果としてくたばりかけた状況で思い出したのだろう。
では何故、武器を魔改造できる能力を有したのかと言うと邪神を降ろした際の副次的な作用が働いて偶然、目覚めるはずのない能力が覚醒したに過ぎないと推測する。
まぁ、あくまで前世の記憶を思い出しただけで能力がどうだとか、神の意思がどうだとかまではわからないので何とも言えないが。
そんな訳で、前世の俺である
『戦え! 皆、戦え! 皆、神のために戦え!』
「………」
『神は助けを乞う者を助けない! 神は慈悲を乞う者を救ったりしない! それは祈りではなく、只々陳情しているだけだからだ!』
「………」
『なすべき者を神は救うだろう! 最後まで足掻いた者を助けるだろう! ならば戦え! 皆、戦うんだ!』
「………戦いこそが祈りだからだ」
『呆れ返るほどの祈りの果てに神は降りてくる! 呆れ返るほどの祈りこそが俺達の楽園が降りてくるきっかけになるからだ!』
「そのきっかけを掴むため、100人のために1人が死ね。1,000人のために10人が死ね。10,000人のために100人が死ね」
『神の世界が降りて来るのなら、俺の小さな世界が燃えて朽ちようともその果てに楽園が降りてくる!』
「だからこそ、皆で
『喉が裂けて
「その結果、神は降りて来なかった」
無茶苦茶な論理だ。
キリスト教の話になるが、そもそも神は愛を教えたはずなのにいつの間にか戦いに変貌しているからだ。
今生であれば、冷静に考えて一般大衆に広まっている一神教を根本的な所から否定して戦いと称して、少ない人員で暴れ回ればいつかは体力切れを起こして大軍勢の前にくたばるのがオチだ。
まぁ、彼の幼少期に人攫いに遭ってクソみたいな領主にケツを掘られたのだから、その時のトラウマがきっかけで宗教に対して否定的になるのは当然だわさ。
そのため、狂った邪教の総帥として暴れまわって最終的には敵軍に捕まってから処刑されてしまった。
処刑される前に、信徒は全員が戦死や処刑されて死んでしまったが更に前には敵を殺し、味方を死に追いやり、老若男女区別なく、殺して行った結果として自分でさえも殺す結果になってしまった。
全く以って、度し難い化け物に成り下がったのだが今の俺も似た様な感じだろうよ。
彼の場合、ただ降ろしただけかもしれないが俺の場合は本人の力を直にもらっているから心身共に化け物かもしれない。
結果的に、ロクな死に方を迎えないだろうがそれまでは自由に生きてやりたい事をやってやろうじゃないか。
例え、無茶苦茶な論理であっても結果良ければそれでよし、という言葉がある様にツギハギの方程式であっても答えさえ、合ってれば問題ない。テストや試験じゃないんだからね。
だからこそ、生きてアビゲイル達と一緒に生活したいと強く思うし、そのためならどんな依頼だろうがこなそう。
そう思いながら、俺は元の世界に意識を戻していった。
「ふんっ!」
意識を元の体に戻すと、臭い吐息がすぐ近くまで来ていたので能力を展開して何もない空間から極太の触手を生やして、フェンリルの腹に叩き込んでやった。
くたばりかけていた奴がいきなり、生き返ったと思ったら触手でぶん殴ってくるなんて想定していなかった様で思いっきり、仰け反りながら距離を取って怒りの呻き声を発した。
その声を聞きながら、俺は立ち上がって魔力切れで使えなくなった筈の能力を展開して以前まで使えなかった範囲まで発動した。
「必ず帰るって言っちまったからなぁ。死んでも帰るからテメェにゃ、ここでくたばってもらうんだぜ!」
そう言うと、服が破けて素肌が見える手足から色素が消えていき、血の気のない鈍く反射する白い肌に変化したので外見がまるっきり変わっているだろう。
だが、そんな事はどうだってよくて目の前の敵を簡単に殺す方法を思い付いたからそれを実行しようと思う。
まぁ、そうすると本当に人外になっちゃうがそもそも化け物の領域に片足を突っ込んでいるから今更って奴だ。
そう思いながら、能力の宣誓を言った。
「