※この作品はR-18です。

崩壊した世界でアビー達に搾られる件   作:八雲ネム

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どうも、作者の八雲ネムです。

前々回で、人物紹介すると言ったのにできなかったので今回、後書きに乗せませた。忘れててすみません。
それと、ダンジョン攻略は今回で終了で次回からはエロシーンを描いていくつもりなので、気長に待ってくれると助かります。

そんな訳で、本編が始まりますよ〜


第9話 ダンジョン攻略の成果

「女神の抱擁(カレス・オブ・ザ・メドゥーサ)!!」

「十王判決・葛籠の道行!!」

「解体聖母(マリア・ザ・リッパー)!!」

 

壁の崩壊によって、3人の少女の声が聞こえたと思ったらマシュ似の少女の片腕が切り落とされ、脇腹がえぐれて首からは大量の出血が伴った。

それと同時に、俺の体に触手が巻きついて引き離されるのと同時に背中を支えてもらいながら座らされた。

 

「マスター!大丈夫ですか!」

「アビーちゃん、大丈夫な様に見えるかね?」

「すぐに治療が必要だな!ジャック!来てくれ!」

「縫合すればいいのね!?」

 

そして、アビーちゃんやロリンチちゃんの言葉ですぐにきたジャックちゃんのお陰で傷口はすぐに縫い合わされていく。

その上で、縫合とは別の手術も行われていったので彼女達を止めて聞いてみた。

 

「おい、それは一体なんの手術だ?」

「何って、アビーちゃんと同じ様な触手を扱える手術だけど?」

「触手って、クトゥルフ的な何かになるつもりはないんだが………」

「おかあさんはもう神様に魅入られちゃってるらしいよ?」

「大丈夫よ、マスター。私と同じ世界を堪能して?」

 

傷口が塞がれていく中で、ロリンチやジャックがそう言ってアビーちゃんは悪い事をしている顔になったため、俺は深い溜息を吐いてしまったがそれと同時にマシュ似の少女が討伐されてしまった。

事情聴取のため、生かしておいてほしかったが10人ぐらいでタコ殴りにすればくたばるのは当然か。

そして、航達に心配されながら立つと俺達がいる部屋に変化が現れていて、アビーちゃん達が入ってきた突破口とは別の壁に扉が出現したのだ。

そのため、航達と彼らのサーヴァント達を先に行かせて確認を取ってもらうとそこには1つの遺体があった。

 

その事に顔をしかめつつ、慎重に別室の中に入って遺体を調べるとボイスレコーダーがあり、それを再生すると以下の内容が録音されていた。

 

『俺は真島 達海(たつみ)であり、隆光の兄である。ここに来る前、依頼でここの調査と可能なら討伐を引き受けたのだが俺のサーヴァントと逸れてしまい、この部屋に閉じ込めた奴に腹を刺された結果、俺の命はそう長くない。

後悔はない。だけど気掛かりなのは弟の隆光で彼にはシールダーのマシュしかいない。だから、これを聞いている奴は弟の隆光を見つけてこれを渡してほしい。

そして、俺は隆光が育った姿を見たかったと伝えてほしい。

それと隆光、先立つ俺を許してくれとは言わない。だけど自殺するだけはやめてほしい。少なくともマシュがお前の死を悲しみ、嘆きながら消えていくだろ、ゴフッ………ガハッ!

だから最後まで生きてほしい。これは兄の願いだ。辛い事もあるだろうが生きていけばなんとかなるものさ。だから生きてくれ。

………以上だ』

 

 

「………あいつの兄貴は弟想いだったんだな」

「けどよぉ、どうすんだ?素直に報告するのか?あんな年のいかねぇ子供に?」

「伝えるしかなかろう。依頼として引き受けてちまったんだからな。ただし、遺留品は可能な限り、回収して帰還しよう」

 

実際にはもっと長かったが、航の言葉に俺は引き受けた依頼は無碍にしたくないので手を合わせて弔った後に、ミイラの様に乾涸びた遺体から遺留品を回収してダンジョンを出た。

潜る前と違って、日差しが少し眩しく感じたがこんな世界だからこそ、1人が死んだ事を嘆き悲しむつもりはない。

傭兵稼業を始めた時点で、そういった情緒的なものは捨て去って仕事を淡々とこなすつもりだ。

これはただ単に、俺が俺と俺を信じてくれるサーヴァント達のためにやっている行為だしね。

 

そんな訳で、俺達は拠点へと帰還した。

 

 

☆☆☆☆☆

 

 

「………そうですか」

「俺達はチームで潜ったから良かったものの、オメェさんの兄貴は単独で潜ったんだろうな。だからくたばったらしい。それとこれが遺留品だ」

 

保護した少年、真島 隆光に兄貴が残したボイスレコーダーを含めた遺留品を渡して、それらをどうするかは本人達に任せるとしよう。

それに、サブクエストなので金目の物はきっちりと貰ったし、後で依頼を出した奴らからも貰えるものはちゃんと貰うつもりだ。

そのため、隆光少年を1人に気持ちの整理をする時間を与えるつもりで依頼を出した拠点へと向かった。

 

 

 

「………なるほど、はぐれサーヴァントが支配していたのか」

「あぁ、かなりの強敵だったが既に制圧済みだ。気が済むまで確認してもらって構わない」

 

その拠点に向かって、成果を報告すると隊長格の奴はかなり驚いていたがすぐに納得してくれた。

こういう時に、話がわかる奴だと交渉事が捗っていいなぁと思いながら報酬の欲しさを表面に出さず、多少の世間話をしてから報酬を貰って帰還した。

 

 

 

そしてその夜、アビーちゃん達からゆっくり休む様にと厳命されたので久し振りにゆっくり休める、と思いながら眠りに着くと夢の中で系統樹らしき物が現れた。

それには、レミントンM870という名称の系統樹で既にいくつかの枝にポイントが貯まっていて、そこには葉っぱがもっさりと生えていた。

それを見て、俺はショットガンが強くなった理由を悟った。

 

つまり、アビーちゃん達による肉体の魔改造はショットガンにも影響して、強化の系統樹が現れる様になったのだろう。

そう悟った俺は、使えるポイントを確かめるとこれもかなり貯まっていていくつかの枝を葉っぱで満たせる程だった。

そのため、今回の強化で火力と命中精度、傾向弾数のそれぞれに5:3:2という感じで割り振った。

 

これで、翌日になったら多少の強化がされるのだろうかと思いながら暗闇に呑み込まれていく感覚に身を任せた。




人物紹介
・真島 隆光
行方不明になった兄を探してダンジョンに潜った少年。
しかし、持ち手のサーヴァントがマシュだけだったので攻略失敗した上に危うく、命を落としかけた。
主人公達に助けられた後、どうなるかは次回以降に判明。

・真島 達海
隆光の兄。ダンジョン攻略を引き受けたものの、トラップに引っかかって戦死。ボイスレコーダーに遺言を残して散っていった。

・マシュ(オルタ)
はぐれサーヴァントの1人。ダンジョンの主人をしていたが、主人公達のサーヴァントによって倒されたため、ダンジョン周辺の被害はなくなると予想される。
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