アスファルトに陽炎が立つ程の暑気の中、蝉時雨が昼下がりの街に喧しく鳴る。無数の蝉たちが求愛行動として鳴いているのだ。
俗説では蝉の寿命は一週間程度と言われているが、実際は一か月弱程度。しかし地中で数年間過ごす事を考えれば、それでも長い寿命とは言えない。その短い成虫としての期間で、蝉たちは交配相手を求め、交わる。
「奥さん……脱がしますね」
「……はい」
そんな蝉時雨が遠くに聞こえる「秋山理髪店」の居間で、二人の男女が身体を重ねていた。
好子の背中を少し浮かせてもらい、和明は彼女の背に手を回してエプロンの結び目を解く。既にパンツは半ば脱がされ、汗を吸った白いシャツはうっすらと好子の肌を透けさせている。
続いて和明が彼女のパンツを下ろしている内に、好子は自分から少し身を起こしシャツのボタンを外し、後ろに手を回してブラのホックを外した。
「(うぉ……)」
ブラの拘束から解放された好子の乳房が大きく揺れた。和明は思わず息を呑む。
本来のカップより小さなブラを着けていたのだろうか? 大きさ的にはしほ程ではないにせよ、千代と同程度はあるかもしれない。
「押さえていたんですか、胸?」
「え、ええ……仕事中にお客さんの視線が気になったり、顔剃りとかの時に邪魔だったり、しますから……」
和明の質問に好子は答える。恥ずかしがりながらも律儀に答えてくれるのが何とも愛らしい。
会って間もない女性ではあったが、彼女がこの店の“看板”で、ご近所でも人気であろう事は十分に察する事ができた。彼女のパンツを脱がしきり、和明は好子の胸に触れた。
「んっ……」
ぴくりと好子が反応を示す。
柔らかな乳房だった。ふっくらとした焼きたてのパンのように熱い乳房は和明の指が沈む程に柔らかく、それでいて優しい弾力で和明の手のひらを押し返してくる。
先端で揺れる桜色の乳首は既に固くなっており、彼女の興奮の度合いを如実に示していた。
大きさとしてはやはり千代と同等か、あるいはやや上回るか。柔らかな巨乳の感触を堪能しつつ、和明は好子の胸を鷲掴みにして揉みしだいだ。
「ああんっ! し、篠原、さん……!」
好子の反応を伺いつつ、もう片方の手を彼女の股間へと向かわせる。湿った陰毛をかき分け、秘唇につぷりと指を差し込む。
「んっああっ!」
「……やっぱり、奥さん可愛いですよ」
「やっ! そ、そんな事、言わないで下さ……あぁっ!」
いやいやをするように好子は赤面しつつ首を横に振る。しかし、彼女の秘所はその言葉とは裏腹に侵入してきた和明の指を強く締め付けた。
「んっ、あっ! ああんっ!」
和明は彼女の膣内を傷つけないように注意しつつ、ゆっくりと中に入れた指を出し入れする。日々の立ち仕事によるものだろうか? その締め付けはしほや千代のそれに劣るものではない。
この膣内に挿入すれば、どれだけ気持ちよいだろうか。その期待に和明の肉棒もビクビクと跳ねる。
「あぁ……和明、さんのも、こんな……」
「ええ、奥さんの中に挿れたくて、興奮してるんです……あ、ちょっと、待って下さい」
好子の秘所を弄りつつ、和明は傍らに置いていた自分の鞄に手を伸ばした。中を探り、持ってきていたコンドームを取り出す。
「んっ……」
「これを……っと」
好子の秘所から指を抜き、和明は袋の口を切るとスキンを取り出し、自身の肉棒に被せた。
国内製では太さが足りないために取り寄せた海外製のものだ。元彼女の時にも使ったが結局挿入には至らなかったため、本当の意味で使うのは今日が初めてである。
和明は身体を好子の腰辺りに移した。彼女の脚に手を添えると、自ら挿入しやすいようにしなやかな脚を広げ、濡れた栗色の陰毛に彩られた女性器を露わにする。
その淫らな様に、和明は思わず声を漏らした。
「……綺麗です」
「そんな……じっと、見ないで……」
震える声で好子が言う。しかしその震えは怒りに依るものでなく、この後来る挿入の快感への期待によるものだ。
和明は自身の肉棒に手を添え、コーラ缶ほどもあるそれを好子の膣孔にあてがった。
「……いきますよ?」
「は……はい」
好子は紅潮しつつも、視線を和明の肉棒から離せないでいる。
和明はそのまま腰を突き出した。僅かな抵抗感を越え、亀頭が、竿が、肉棒全体が好子の膣内に呑み込まれてゆく。
「うっ……!」
「えっ、あっ、ああぁっ!?」
秘唇を押し広げズブズブと更に奥に進む。焼けそうな程の熱い潤みが肉棒全体を包んでゆく。肉を割け入る快感に和明は呻いたが、好子の刺激はそれ以上のもののようだ。口を大きく開き、びくびくと身を震わせている。
やがて、亀頭が最奥までたどり着いた。
「くっ!? な、何だ……これ……うぅっ!」
亀頭がゴム越しに突起のようなものに触れた。その突起は待ち望んでいたように亀頭を襞とは違う動きで撫で、くすぐる。
急激に射精を促してくる未知の感覚に、和明は思わず腰を止めて堪えた。
「お、奥さん、これっ……!」
「ひぐっ! ひっ、ああぁぁっ!」
これが俗に言う「名器」というものなのだろうか。それを彼女に問いかけようとした瞬間、好子は全身をびくんと跳ねさせた。強烈な締め付けが肉棒を襲う。
「うぐっ!」
「あ、は、あぁ……!」
「……え?」
そのまま好子はくたりと脱力した。
「……奥さん」
何が起きたのかは、大凡理解できた。好子は和明の肉棒のひと突きで達してしまったのだ。
「え? あ……」
「その、ひょっとして、もう……?」
「篠原、さん……っ!?」
半分呆けているような状態の好子に声をかける。
すると次第に意識が戻ってきたのか、彼女は驚いたような声をあげると恥ずかしそうに顔を手で隠した。
「す、すみません、私……ひうっ!」
腰を引き、再度突き入れる。それだけで好子の身体は再び跳ねる。
「いえ、そんな……でも、何で……」
「こ、こんな奥まで、届いた事が、なくて……んんっ! いちばん奥、突かれたら、我慢が……っ!」
「………!」
和明は無言で再度突いた。
「んはっ!? ま、待って下さい、篠原さん! 私、まだ……ああんっ!」
絶頂の余韻からまだ抜けきっていない好子が制止を求める。
しかし、彼女の膣内は早くも更なる快感を求め、肉棒を締め付けてくる。奥の突起は亀頭を刺激し、無数の襞は竿を絞り上げるように包む。
「ん、ひぃっ! あんっ! あぁっ!」
「ここが、いいんですねっ! 奥、さんっ!」
次第に腰の動きが大きくなってゆく。より深く、好子の膣内を荒々しく擦りながら奥まで突き込む。
快感が強まり、顔を隠せなくなってきた好子は堪らず和明の背に手を回した。その表情は快感に蕩け、半開きの口からは絶えず喘ぎが漏れ続ける。
「は、はぃっ! こんなっ、はじ、めてっ! あひっ、し、篠原、さんっ! 篠原さんっ! 凄い、凄いぃっ!」
「もっと、もっと乱れてください、奥さんっ! ぐ、うっ!」
和明の心の中で、どす黒い感情が湧きあがってきていた。
つい先ほどまで朗らかな笑みを浮かべていた人妻が、今こうして自分の肉棒に完全に屈服し、激しく悶えている。
その事実は和明に堪らない支配感を覚えさせ、同時にある欲求を芽生えさせた。
「(ヤバいな、これ……!)」
この
──奪いたい。この
その欲望は酷く背徳的で、身勝手で、爛れている。
しかしそれ故に抗いがたく、和明の理性を押し流してゆく。
「……う、おぉっ!」
「ふぁっ! し、篠原さんっ! いいっ、いいっ!」
獣めいた唸り声と共に、和明は好子の脚を持つと膝立ちの姿勢になり、激しく腰を打ち付け始めた。互いの肉が打ち合い、結合部から愛液の飛沫が飛ぶほどの動き。
「あ、あぁんっ! し、篠原、さんっ! そんな、され、たらっ!」
「されたら!? されたら、どう、なりますかっ!?」
「ひうっ! か、変わっちゃい、ますっ! 私の、
「なって、くださいっ! 俺の、俺、専用の形にっ!」
「ひ、あ、あぁぁっ!」
和明は夢中で腰を振った。言葉通り、好子の膣の形を自分のものとするように。
そんな激しい抽送を、下半身を固定された好子は近所に聞こえそうな程の嬌声をあげつつ喜々として受け入れてゆく。
「う、ぐうっ! で、出ますっ、奥さん、出るっ!」
「あひっ! あ、あ、あぁぁっ!」
「うあぁっ!」
叫びと共に和明は達した。ゴムの中に精液が吐き出され、逆流してくるのが分かる。
同時に好子も絶頂に達したようだった。半ば意識が飛んだのか、身体を張り詰めさせたかと思うと肉棒を挿入されたまま横たわる。
「んっ……!」
「あぅ、ん、あぁ……」
和明は自身の肉棒を引き抜いた。愛液に塗れたコンドームの先端は水風船のように膨れ上がり、吐き出されたばかりの白濁液を湛えている。それを肉棒から抜き、口元を軽く結ぶ。
「はぁっ……はぁっ……!」
好子が大きく呼吸する度に、豊満な胸が上下する。肉棒が引き抜かれた秘孔はぱっくりと開き、愛液を奥から滲ませる。
その秘唇のひくつきを見ているだけで和明の肉棒は再びむくりと起き上がり、竿に血管を浮かび上がらせた。
「ええっと……」
和明は自身の鞄を見た。ゴムはまだ三つ残っている。その内の一つを取り、口を切る。
それを肉棒に付け直し、和明は再度好子の孔に擦り付けた。
「あ……」
和明の行動を理解し、好子の口元から吐息が漏れる。その瞳に光るのは、更なる行為への期待だ。
「奥さん……ここで止めますか?」
無論、和明も止めたくはない。ただ──それを言わせたいのだ。
好子にもそれは伝わったのだろう。彼女は快感に蕩けたままの、淫蕩な表情で言った。
「や……やめないで。篠原さんの、その……太いので、おばさんの中、もっと、掻き回して、ください……!」
「……おばさんじゃ、ないですよ。奥さんは本当に、可愛いです……う、く、くうっ!」
「あ、あ、あはぁっ! 来てる、また、奥っ!」
再びの挿入に、好子は和明の背に手を回して嬌声をあげた。
「う~~ん……」
陽炎が立つほどの熱気の中、秋山優花里は少しふらつきつつ帰路に就いていた。
この暑気の中での夕方までの演習は体調不良に繋がると判断した西住みほの決定で、今日の演習は半ドンとなったのが──どうも調子がおかしい。
「風邪でしょうか……でも、咳も鼻水も、寒気も無いですし、何でしょう……?」
何というか体の奥によく分からない熱源があり、それが身体を火照らせているような感じだ。
あるいはみほの心配していたように暑気あたりかもしれない。それなら早々に帰宅し、冷えた麦茶でもたっぷり飲んで横になれば治るだろう。
来るエキシビジョンマッチではあの強敵、プラウダ高校と聖グロの連合相手に戦わねばならない。こんなところで体調を崩してはいられないのだ。
「うん、そうです! 頑張らなくては……!」
優花里はそう自分に喝を入れつつ歩く。やがてその先に、見慣れた自宅の看板が見えてきた。
この時間は中休み。父は町内会の集まりに行くと朝言っていたから、母も今頃は昼寝している頃であろう。
自宅の前に着き、優花里は制服のポケットから出した鍵を差し込んだ。気持ちゆっくりと回し、鍵を戻す。
「(起こさないように……)」
母の好子は最近、随分と疲れが溜まっているようだった。ぼーっとして時折ため息をつく様を優花里も見ている。それだけに仕事の合間のひと時を邪魔したくはなかった。
音をたてないようにノブを回し、静かにドアを開ける。少しの隙間を作り、そこに滑り込む。後ろ手で再びドアを戻し、静かに閉める。
「……おや?」
家の奥から母の声が聞こえる。だが──どうも様子がおかしい。怒声だろうか? 優花里の知る中で、好子がそんな激しく感情を見せる事は無かったが──?
「何でしょうか……?」
優花里は足音を忍ばせつつ、座間へ上がった。
──帰宅した秋山優花里が好子の声に疑問を抱く、少し前。
「あひっ、だ、駄目っ! 和明さんっ、私、またっ! あぁんっ!」
「う、ぐ、うあっ!」
「あぁぁぁっ!」
いつの間にか和明の事を名前で呼ぶようになり、もう何度目か分からない絶頂を迎えた好子の一番奥まで肉棒を突き入れた和明は4度目の射精を放った。不思議な程に精力が漲り、もっと好子を汚したいという気持ちはまるで治まらない。
「あは、あ、はぁ……」
呆けたような表情で絶頂の余韻に浸る好子の膣内から肉棒を引き抜き、ゴムを取り、床が精液で汚れないように──既に汗や愛液や先走りで、十分に畳は汚れてしまっているが──結んで部屋の隅に置く。
「ここまで……ですね」
和明としても名残惜しかったが、今のでコンドームは使い切った。ほぼ快楽に溺れ切っていた和明だったが、危険日と言っている相手にゴム無し挿入する事を我慢する程度の理性は辛うじて残っていた。
「え……?」
荒い吐息の中、好子は戸惑い混じりの声で問いかけてくる。和明は首を振った。
「その……ゴム、使い切っちゃったんで。これ以上は」
「そ、それなら、家にあるお父さんので……」
「俺の、市販のじゃ入らないんです」
「………」
それに、随分と時間も経っている。太陽も西に傾いてきた。そろそろお暇しなくては、彼女の娘さんや旦那さんも帰ってくるかもしれない。
和明はそう思い、シャワーを借りてから退出しようと腰を上げた。
「……和明さんっ!」
「え?」
仰向けになっていた好子が驚くほどの速さで和明の腰にしがみついてきた。彼女の動きに反応できず思わず硬直した和明の股間に好子は躊躇せず顔を近づけ、半勃ち状態の肉棒を咥えこんだ。
「はっ、はむっ、ンッ、じゅるっ……!」
「ちょ、お、奥さん!? うあっ!」
「んんっ、ちゅっ、んはっ……!」
止める間もなく好子は和明の肉棒を舐め、吸い、しゃぶる。尿道に残った精液を吸引し、嚥下するかのような貪欲なフェラ。否、それはフェラチオと言うよりは捕食行為に近かった。違うのは歯を立てているか、いないか、その程度だ。
「んぱっ、ふぅっ、ちゅぅぅ……!」
「く、くうっ! そんな、吸ったらっ!」
萎みかけていた和明の肉棒は好子の情欲に反応したかのように彼女の口の中で膨れ上がり、やがて完全に勃起した。
好子は肉棒の固さが十分になったのを唇で確かめると、口を離した。唾液が亀頭と唇の間に淫らな橋をかける。
「はぁっ……奥、さん……」
「……お願い」
そう呟くと好子は四つん這いのまま和明に尻を向け、腰を突き上げた。
「お願い、します……和明さん、もっと、して……!」
「い、いや、『して』って言っても、もうゴムが」
戸惑う和明に、好子は顔を向けつつ小声で言った。
「……から」
「え?」
「ゴム無しで、いい、から……!」
「……!」
どくん、と和明の心臓が大きく脈動した。彼女の言葉の意味が分からないほど、和明は鈍感ではない。
喉を鳴らし、和明は言った。
「奥さん……言ってる意味、分かってますか?」
「……初めて、だったんです……和明さんので、あんな、奥のところまで擦られて、抉られて……まだ、そこが、切ないまま、なんです……!」
そう言いつつ、好子は淫らに腰を振った。むっちりとした尻肉が和明の眼前で揺れ、栗色の陰毛から愛液が滴り落ちる。
「お願い……和明さんの、ち、ちんぽで、私の奥まで、もっと、抉ってください……孕んでも、いい、からっ……!」
泣きそうな顔で尻をゆすり、挿入を懇願する美しい人妻。その姿は和明の僅かに残っていた理性を完全に吹き飛ばした。
治まりかけていた支配感と攻撃性が抑えようもなく湧き出てくる。声にもならない呻きと共に和明は好子の尻を荒々しく掴んだ。指の跡が残りそうな程の強さにも関わらず、好子は恍惚の吐息を漏らす。
「あぁ……あ、ありがとう、ござい、ます……んんっ!」
「……知りませんよ、どうなっても!」
赤黒い亀頭を生のまま好子の尻に擦り付ける。それだけで我慢できないのか、まるで挿入をせがむように陰唇はひくつき、愛液を照り光らせる。
くちくちと亀頭を愛液で湿らせ、和明は狙いを定めると遠慮なく一気に奥まで突き入れた。
「あひっ! い、いぃっ! これっ、これ、いいのっ!」
「そんなにっ! これがっ! 欲しかったんですかっ!?」
「ほしっ! 欲しかった、のっ! 和明さんのじゃ、ないとっ! 届かない、のぉっ!」
くせのある髪を振り乱し、好子は夢中で腰を前後に振り始めた。彼女の動きに合わせて和明も、一番結合が深くなるように腰を使う。
「はっ、はひっ! ひっ、ひぅっ!」
「奥、さんっ! なんて声、出してるん、ですかっ!」
「ふぁぁっ! あ、はひぃっ!」
「ぐ、うぅっ! 凄く、締まるっ……うおぉっ!」
もはやそれは、二匹の獣の交配だった。上体を支えられずぺたりと上半身を伏せ、尻だけを持ち上げたような状態の好子を上から組み伏せるように和明は彼女の尻を抱え、まるで杭を打ち込むかのように巨根を抜いては突き込んでゆく。
「あ、あ、あひぃっ! かずあき、さんっ! 凄いっ、ちんぽっ、凄いぃっ!」
和明が理性を捨てたように、既に好子にも理性は残っていないようだった。会った当初の落ち着いた様子からは想像もつかない淫らな言葉を発しつつ、顔を汗と涙と涎で汚し、舌を出して悶える様は「女性」ではなく「雌」だった。
自分の中の衝動を抑えようともせず、和明は肉付きよい好子の尻を手でたたいた。
「んひぃっ!」
「こんなに俺のを欲しがって、よく『本気にしないで』とか、言えました、ねっ!」
「ご、ごめん、らさぃぃ! 本当は、本当は最初から、和明さんを見てっ、うずうず、して、ひぃっ! まし、たぁっ!」
更に尻を叩く。好子の尻が赤くなるにつれ、膣内は愛液でより滑らかになり、同時に締め付けも強くなってゆく。彼女は感じているのだ。
ぞくぞくと和明の身体に嗜虐的な快感が昇ってくる。それは好子の膣からの快感と合わさり、強烈な射精感となって肉棒を昇ってきた。
「だし、ますよっ! 奥さんっ!」
「らしっ! 出し、てっ! 和明さんのっ、熱いの、でっ! はらっ、孕ませて、くださいぃっ!」
その時、どさりという音が襖の向こうから響いた。
「っ!?」
射精寸前だった和明は思わず腰の動きを止め、様子を伺った。
「あ……あぁ……」
一方、挿入されたままの好子は音の正体を察したようだった。力の入らない手を伸ばし、襖を横にずらす。
「え、あ、え……? お母……さん?」
大洗女子学園の制服を着た、好子に似たくせっ毛の少女が呆然と立っている。
「(お母さん……って事は、この子、例の大洗戦車道の……!?)」
和明は自分の体温が急速に冷えてゆくのが分かった。戦車道の演習は夕方までではなかったのか?
だが、焦り慌てて好子から引き抜こうとした肉棒は好子の締め付けによって引き留められた。
「あぁ……和明さん、このまま、構わず……んんっ!」
「いや、奥さん、そんな……!?」
「お母さん……え? え?」
どうやら眼前の少女はパニックに陥っているようだ。無理もないだろう。帰宅してみれば自分の母親が知らない男性と眼前でセックスしているのだ。現実のものとも思えまい。
しかし、そんな彼女に好子は汗塗れの顔で微笑んで言った。
「ごめんね、優花里……お、お母さん、この人と、大事な、んひぃっ! こ、事を、してるの……!」
「だ……誰、ですか?」
「お母さんの、友達が、紹介、ああんっ! して、くれた人よ……凄く、固くて、太くてぇ、す、素敵な……あ、ひぃっ!」
へたへたと少女は床に座り込んだ。腰が抜けたのかもしれない。
そんな彼女の様子に構わず、好子は言葉を続ける。
「もう一つ、ごめんね、優花里……んはっ! お、お母さん、優花里の弟か、妹、産んじゃう、んんっ! か、かも……でも、いい、わよね? 優花里、一緒に戦車に乗る、妹、欲しがってた、からぁ……あ、あ、あぁぁっ!」
「ぐ、ぐうっ!」
強烈な締め付けに和明は我慢できず、子宮に精液を吐き出す。
少女の眼前で、結合部から溢れた精液がボトボトと床に落ちた。
好子ママの濡れ場に力が入り、気が付けば8000字を超えておりました。
前後編の予定が前中後編になってしまいましたが話の筋は完成していますので、もう少しお待ちください。