※この作品はR-18です。

俺と家元(かのじょ)と巨砲主義   作:ターキーX

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第四話

「これと……これ」

 

 製氷機から氷を器に移し、冷凍庫で冷やしていたグラスを二つ、それに加えて麦茶入りの水差しを用意する。

 続いて冷蔵庫を開け、中に並ぶ小瓶を眺めつつ吟味する。

 

「篠原様には……家元のあの様子だと、それなりに強いものが必要そうだから……」

 

 ひょいひょいと何本かの瓶を出す。

 それらを盆に置き、あらかじめ用意していた濡れタオルを入れた袋を腕に通すと井手上菊代は廊下に出た。

 

「……ああ、忘れていました」

 

 別の戸棚からとろりとした液体の入った化粧品の容器を取り出し、濡れタオルと一緒に入れる。

 

「さて、行きましょうか」

 

 

 

 小さな和室。そこに敷かれた布団の上で男の上に跨る少女と、傍らで正座でそれを見つめる女性。

 

「うっ……はぁっ……か、和明さん、どうですか……?」

「くうっ! まほさんの、凄い、締まるっ……!」

 

 垂直に立てた怒張に女陰の位置を合わせ、西住まほはそのまま腰を落とす。先の射精で彼女の中に注がれた精液がごぽりと零れ、亀頭に降りかかる。

 多少は滑らかになったとはいえそれでも狭いまほの膣内の締め付けに、和明は呻きつつ言った。

 

「う、動き、ますね……んっ、ああっ!」

「うおっ!?」

 

 和明の答えにまほは嬉しそうに目を細めると、和明の胸板に手を置いて腰を振り始めた。処女を失った直後で痛みが全くないという訳でもなかろう。それでもまほは自分から積極的に性交を求めてくる。

 和明は出来るだけまほの痛みに繋がる箇所を避けようと意識しつつ、自分からも腰を動かし始めた。

 

「ふぁ、あっ、あぅんっ!」

「………」

 

 布団の傍らで座ったままの西住しほは何も言わない。ただ静かに、和明とまほの交わりを見つめている。

 

「ううっ、ま、まほ、さんっ!」

 

 その視線を感じつつも和明は腰の動きを止められなかった。空いた手をまほの乳房に伸ばし、揺れる豊かな双丘を下から揉みしだく。こりこりとした乳首の感触が掌をくすぐり、確かな弾力が指を押し返してくる。

 

「あふっ、あ、ああっ!」

 

 和明の指が乳房を弄る度にまほは喘ぎ、肉棒を包む愛液が粘りを増す。その間もまほは腰の動きを止めず、屹立した和明の肉棒を呑み込んでゆく。

 日々の戦車道の修練で鍛えられたまほの引き締まった肢体が和明の上で踊る。時折彼女が身体に力を込めると膣内全体がきゅっと引き締まり、無数の襞が竿全体を締め付けると同時に強烈に扱き上げる。

 既に三度射精しているというのに、早くも和明の腰の奥からは強い射精感が昇ってきた。

 

「くっ、ぐうっ! ま、まほさんっ! ごめっ、そろそろっ!」

「はっ、はいっ! 私も……んひっ! か、和明さんので……あぁっ!」

 

 まほの身体がビクビクと震えを見せる。軽い絶頂が既に来ているようだ。その震えに合わせて肉棒の締め付けも断続的に強まる。

 やがて下から支えるようにまほの胸を揉みつつ、和明の我慢も限界に達した。

 

「うあっ! で、出るっ!」

「ふぁ、ああぁっ!」

 

 まほが和明の上で背を反らし、そのままくたりと脱力する。乳房にあてていた手を彼女の肩に回し、和明はまほを柔らかく受け止めた。

 

「ふぅ、ふぅ……くっ、はぁ……!」

「あ、んんっ……かずあき、さん……」 

 

 荒い呼吸を吐き出しつつ、絶頂の余韻に浸る。

 

「………」

 

 スッとしほが腰を上げようとした時、襖の向こうから声が飛んできた。

 

「失礼致します」

 

 続けて静かに襖が開けられると、盆と袋を傍らに置いた菊代が座っていた。横の荷物を室内に入れてから座った姿勢のまま入室し、やはり静かに襖を閉め直す。

 

「ふうっ……え? 菊代さん?」

「……どうしたの、菊代?」

 

 顔の汗を拭いつつ尋ねる和明と同様に、座り直したしほが菊代に尋ねる。菊代は平時のままの微笑みを浮かべて答えた。

 

「皆様、一度は水分補給をされた方が良いかと思いまして。お嬢様も篠原様も、ご自覚は無いかと思いますが相当に水分を失っております」

 

 菊代にそう言われ、和明は自分の喉がカラカラに渇いているのに今更ながら気付いた。自身の秘所から肉棒を引き抜き、和明の上から退いたまほが言う。

 

「んっ……それで、支度を?」

「欲求不満が解消されたとしても、それでお身体を壊されては何にもなりませんので……家元にしても急ぎで戻られて、喉が渇かれているのでは?」

 

 そう言いつつ菊代は慣れた手つきで二つのグラスに氷を入れ、麦茶をそれに注ぐとしほとまほに差し出した。

 

「あとこちら……篠原様、お嬢様、一度身体をお拭きになってください」 

「え? あ、どうも……」

  

 袋の中に入っていた濡れタオルを二枚差し出す。戸惑いつつも和明はそれを受け取った。

 

「ありがとうございます、菊代さん」

 

 肌を火照らせたまま、まほは菊代に言うと麦茶を傾けた。氷がカランと鳴る音が何とも涼しさを感じさせる。

 そこでふと、麦茶のグラスがしほとまほの分しか無いことに和明は気付いた。自分の分は無いのだろうか。

 

「篠原様はこちらをお飲みください」

 

 視線の動きから和明の考えを察したのだろう。菊代は和明に液体入りの小瓶を差し出した。市販の60ml栄養剤ほどのサイズで、何やら難しい文字のラベルが貼られている。

 

「ああ、いただきま……っ!? コホッ、コホッ!?」

 

 ご当地の栄養剤だろうか。その程度の意識で封を切り、瓶を傾けた和明は喉を襲った激しい苦みと辛さ、同時に舌を襲う激しい甘みに咽せた。危うく吐き出しかけたが、何とか飲みきる。

 

「コホッ、コホッ……き、菊代さん! 何ですかコレ?」

「篠原様には本日はご負担をおかけしていますので……お客様用にご用意しております中でも、特別に強いものをお持ちしました」

「いや、『強い』って……」

 

 確かに、成分こそ分からないがコンビニや薬局などで買える市販の精力剤とは別格の中身だったようだ。まだ胃に流れ込んだばかりというのに、もう体が熱くなってきているように感じる。

 もう一本差し出された小瓶を受け取り、今度は慎重に飲む。渇していた身体に、水分と活力が行き渡ってゆくのを感じる。和明はふう、と息をついた。

 

「………」

「……あ」

 

 ちょうど麦茶を飲み終えたしほと目が合う。緊張感と淫蕩さが混ざり合っていた場の空気は、菊代の文字通りの水入りによってその緊張を薄めていた。

 しほに改めて謝るなら今か。和明は飲み終えた小瓶を盆に戻し、しほに裸のまま向き合った。

 

「どうしたの、和明くん」

「……一切、言い訳はしません」

 

 そう言うと和明は前に手をつき、深々と頭を下げた。土下座である。

 

「……事情はどうあれ、まほさんをキズ物にしたのは俺の決断です。謝って済むことでないのは分かってます。煮るなり焼くなり、好きにしてください」

「和明さん、それは……!」

 

 まほが動揺の声を漏らす。

 自分の浮気相手に娘の処女を奪われたのだ。しほの怒りや動揺は当然だと和明も感じていた。ある意味、この最悪なタイミングでしほが帰参したのも必然だったのだろう。そう思えた。

 無限にも感じる数秒の静寂。頭を下げたままの和明に、しほの声が届いた。

 

「頭を上げて、和明くん。西住流家元として、謝らなければいけないのは私の方」

「……家元として?」

 

 予想外の言葉に顔を上げてみれば、しほは落ち着いた表情のまま和明を見ていた。

 

「先ほども言った通り、まほが私と同様の鬱屈に悩まされていたのは知っていたわ。戦車道家元として最優先されるべきは、娘の操や個人の拘りではなく『戦車道を修める者として、常に十全の実力を発揮できる状態』にあること。それを私は、個人の感情で判断を遅らせた」

「………」

 

 和明にとっては想像外の信念である。どう答えて良いか分からぬまま、しほは言葉を続ける。

 

「明日には北海道に行かなければならない中、まほがこういった決断をしたのは理解できるし、それに和明くんが応えたのも分かる。だから……家元として反省すべきは、私なのよ」

「しほさん、そんな事は……!」

 

 今にもこちらに頭を下げそうなしほに、和明は膝立ちのまま身を寄せた。

 

「……え?」

 

 妙な浮遊感。

 次の瞬間、畳の感触を背中に覚えると共に和明の視界は180度回転した。

 

「え? あ、あれ?」

 

 何が起きたかを理解するのに数秒を要した。

 しほに触れようとした瞬間、彼女の方から腕をそっと握られ──投げられた。

 そう、しほはまるで柔術の当て身のように和明の身体を引き、回転させ、痛みの無いように畳に投げたのだ。

 

「……でも、それはあくまで()()としての話」

 

 しほの声。その響きは先ほどまでと変わらない。和明は慌てて顔を起こし、彼女の姿を探した。

 

()()としては勿論、納得できていないわ。そして……」

「ちょ、しほさ……!」

 

 身体の下の方から聞こえる。和明はそちらを見た。

 

「……()としては、怒り心頭と言ったところね」

 

 まほとの連戦を終え、しかし菊代の精力剤によって再び活力を取り戻しつつある半勃起状態の肉棒。

 和明の太ももに手を添えるようにして、しほはその肉棒を眼前まで近づけさせていた。

 

「しほ……さん」

 

 一見、その表情は平時と変わりない。

 しかし亀頭に吹きかけられる熱い吐息が、肉棒から立ち昇る生臭い匂いを嗅ごうとひくつく小鼻が、瞳の奥で揺らぐ欲情の炎がしほの内面の滾りを表している。

 

「(ヤバい。これ、本当に……ヤバい)」

 

 驚きや興奮よりも先に和明が覚えたのは、戦慄だった。

 この一か月弱の間、和明はしほと何度も肌を重ね欲求不満状態の彼女とも接してきた。だからこそ分かる。

 部屋に入ってきてから──あるいは、その前から──しほは「公の場における家元」の姿に徹する事で、自分の内面の激情やら欲情やらに蓋をしていたのだ。

 そして、その噴火直前のマグマめいた状態まで溜め込まれた状態から蓋を外そうとしている今の彼女は──和明が今まで見た事が無い程に「火」が点いていた。

 肉棒に目を据わらせたまま、しほは言った。

 

「和明くん、私が来る前を含めて、まほには何度射精したの?」

「へ? え、あ……よ、四回、です」

「そう……それなら、私にその倍は射精()しなさい。でないと許さないわ」

「ば、倍ってそれは、うあっ!?」

 

 しほの言葉に何とか反論しようとした和明だったが、直後に股間が熱い滑りに包まれ思わず腰を跳ねさせた。

 

「んっ、じゅるっ、んぶっ!」

 

 スーツ姿のまま、しほは和明の肉棒を一気に根元まで呑み込んだ。亀頭が喉奥にこつんと当たったのが分かる。そのまましほは頭を大きく上下させ、肉棒を貪り始める。

 

「じゅるっ、ンッ、ンンッ! んはっ、ちゅうぅ……!」

「あうっ、ぐっ、ちょ、しほさっ!」

 

 貪欲な、しかしそれでいて決して痛みのラインを超えずに和明に快感を与えてくる激しい口淫を何とか一旦止めようとするが、しほは止める気配はない。時折亀頭が喉奥に当たると苦しそうに眉をひそめるが、それでも口を離す事無く唇をすぼめて締め付けつつ、舌を絡ませ、唾液で竿を濡らしてゆく。

 

「お母様……!」

 

 突然のしほの挙動にまほは驚き、腰を浮かせた。しかしそれを横の菊代が制する。

 

「お待ちください、お嬢様。家元は決して篠原様を壊したりは致しません」

「菊代さん?」

「むしろ、後学の為にも座ってご覧になられた方が良いかと思います。雄と雌の()()()()と言うものを」

 

 随分と勝手な事を言ってくれる。あるいはしほが彼女らの行動に気づき、昂って和明を求めてくるのまで菊代の思惑だったのでは。和明の脳裏にそんな考えが浮かぶ。

 

「んはっ、ちゅ、ンンッ!」

「くうっ!」

 

 しかし、そんな考えもしほの激しい口淫によって吹き飛ばされてゆく。

 半勃起状態だった肉棒はたちまち充血し、血管を浮かび上がらせ赤黒く膨れ上がった。しほは瞳を潤ませ、口をいっぱいに広げながら奉仕を続ける。

 

「んちゅ、はっ、あむっ……!」

 

 時折、まるで水泳の息継ぎのように一瞬だけ肉棒から口を離し、再び咥えこむ。頭の動きを止めないまま彼女はもどかしそうにジャケットを脱ぎ、シャツのボタンを外す。和明が視線を向けると、しほの頭越しに淫らにくねる腰周りが見える。

 

「じゅるっ、ちゅぅぅ……!」

「うあっ! しほさん、そんな、強く吸っちゃ!」

 

 整った黒髪をかき上げつつ、今度は亀頭に吸い付くように唇を押し当てキスを繰り返す。鈴口から滲む先走りがしほの唇を汚すが、それを彼女はむしろ喜々として舐めとってゆく。

 一方でシャツはボタンが全て外され、レースに彩られた黒いブラ、そしてそれに包まれたしほの豊満な乳房が露わになった。肉棒への奉仕で頭を動かすたびに重そうに揺れる乳房は和明の視線を否応なく吸い寄せ、より昂らせてくる。

 

「あっ、あうっ! し、しほさんっ! もう、出るっ!」

「んはっ……まだよ。射精するなら、全部、あぁ……ンッ!」

「うおっ!?」

 

 再びしほは口を一杯に広げ、既にコーラ缶ほどまで怒張した肉棒を一気に咥えこみ、激しく頭を上下させる。口の端から泡が立つ程の責めに、和明は容易に絶頂に達した。

 

「うあっ! で、出る、しほさん、出るぅっ!」

「ンンッ! んぶっ、ふっ、んぐっ……!」

 

 精力剤の効果だろうか。和明の中で早くも増産された精液が腰の奥から迸り、しほの口腔内へと容赦なく放たれた。

 喉奥に精液が直撃している筈だが、しほは肉棒を根元まで咥えこんだまま迷わずそれを嚥下してゆく。

 

「あぁっ、はっ、あぁ……しほ、さんっ……!」

「ちゅうぅ」

「くっあぁっ!」

 

 ようやく射精感が治まりかけたところで、しほは尿道に残っている精液まで吸い取ってきた。腰を跳ねさせ、和明は悶絶する。

 

「ハァッ、ハァッ……うっ、か、あぁ……」

「……っぱ」

 

 更に十数秒経ち、完全に射精が治まり──

 

「……じゅるっ、はむっ」

「うあっ! ちょ、し、しほさんっ!?」

 

 ──再び口淫を再開した。

 射精直後で敏感になっているところへの休みない責め。流石に和明は堪らず、彼女が頭を上げたタイミングに合わせて腰を引いた。ちゅぽんと唾液に塗れた肉棒が唇から解放される。

 

「あ……!」

「い、いや、しほさん。幾ら何でもまほさんの前でがっつき過ぎですって!」

 

 まるで「おあずけ」を食らった犬のように舌を出して肉棒を追うしほに和明は言った。

 「まほの前」という言葉が効いたのか、ようやくしほは一旦肉棒を追うのを止めた。しかしその視線は赤黒くひくつく亀頭へと注がれたままだ。

 

「仕方ない……でしょう? 貴方とまほのセックスを間近で見ていて、あと少しでおかしくなる程だったもの。あと7回は相手をして貰わないと……」

「(駄目だ……本気でしほさん、俺にまほさんの倍、射精させる気だ)」

 

 幾ら和明でも、今のペースのフェラで連発されては快感より痛みが勝る。とはいえ今のしほに理屈が通用するとは──

 そこまで考えた時に、和明の中にある案が浮かんだ。

 

「あの……それならしほさん。次は胸でしてもらっても、いいですか?」

 

 そう言われ、しほは少しまほの方を見てから頷いた。

 

「……構わないわ。和明くん、胸が好きだものね」

「(よし、これで多少は落ち着けるか?)」 

 

 しほの巨乳による奉仕は強力だが、それでも捕食行為に近い口淫に比べれば刺激は緩やかだ。今のままのペースで搾り取られる事態はこれで避けられるかもしれない。

 背中に手を回し、しほはブラのホックを外した。拘束を解かれた二つの乳房がゆさりと重そうに揺れる。朱色の乳首は既に固く突起しており、彼女の興奮の度合いが和明にも伝わってくる。

 

「ふむ……やはり、こちらもお持ちして正解だったようですね」

 

 その時、菊代が進み出たかと思うと化粧品の容器のようなものを差し出した。中には粘りある透明な液体が入っているようだ。和明もそれには見覚えがあった。

 

「どうぞ、家元」

「……使わせてもらうわ」

「ど……どうも」

 

 つくづく菊代は用意がいい。少しひきつった顔で和明は一応の礼を返す。

 これは分からなくなってきた。実際今までしほのパイズリを受けた事は何度かあるが──ローションを使う事になるのは初めてだ。

 

「んっ……」

 

 容器を傾け、しほは自身の胸にローションを垂らした。微かに良い香りがする液体がねっとりと乳房を濡らし、照り光らせる。

 その様子だけで、この後に待ち受ける快楽への期待で和明の肉棒は反応を示した。むくりと鎌首をもたげた亀頭にしほは視線を送り、あお向けになっている和明の足元から身体をすり寄せる。

 

「そろそろ『お預け』も辛くなってきたから……始めるわよ、和明くん?」

 

 そう言いつつ、しほは自分の乳房に手を添えて左右に広げると和明の肉棒の位置を定めた。

 

「え? あ、お願いしま……すうっ!?」

 

 和明が返事を返す間もなく屹立させられた肉棒は左右から滑りある乳肉に挟まれ、そのまま扱かれ始めた。

 手に余るサイズのしほの乳房だが、和明の巨根はそれでも包み切れず谷間から亀頭が覗いている。しほは乳房に添えた手を自在に動かしつつ、首を傾けて亀頭に舌を伸ばす。

 

「うあっ、はっ、くうぅっ!」

「ンッ、ちゅ、れろっ……ど、どう、和明くん。私のおっぱいは……?」

「ううっ! さ、最高、ですっ……!」

 

 亀頭を舐めつつ問いかけてくるしほに、和明は素直に答えるしかなかった。

 襞などを有しない乳房での奉仕は、本来は二の腕などで擦るのと変わらない筈である。しかし竿を包み込むしほの乳房は柔らかくも芯に弾力を備え、堪らない乳圧で肉棒を扱いてくる。

 それに加えてローションで滑らかになったことも大きかった。ローションにしほの汗、和明の先走りが混じり、緩急をつけたしほの手の動きに合わせて竿全体が擦られ堪らない快感を和明に送ってくる。

 

「んはっ……あむっ」

「うあっ!」

 

 和明の反応にしほは楽しみを覚えたのか、今度は乳房の位置をやや下げ、竿の根元辺りから扱く動きに変わった。必然的に亀頭がよりしほの顔に近づき、そのままかぷりと口に含まれる。カリの裏側をチロチロと舐められると、両の乳房に挟まれる感触と熱い舌で舐められる刺激が相まって更なる快感が湧きあがってくる。

 

「ンッ……ンンッ……」

 

 しほは更に乳房での奉仕と口での奉仕を続ける。

 しまった、結局これではフェラとパイズリが合わさっただけで彼女のペースのままなのは変わっていない。そんな事を考えつつ和明は視線を横に逸らした。

 

「あぁ……お母様……あんな、熱心に……!」

 

 少し離れた場所で座ったまま、こちらを凝視するまほが見える。自分の処女を奪った男と実母との交わりは、彼女に嫌悪感でなく興奮を感じさせたらしい。切なそうに腰をもじつかせつつ、亀頭を咥えこむしほから視線を逸らせないでいる。

 

「うっ、うおっ!?」

 

 亀頭に冷たい液体がかかる。しほが一旦口を離し、ローションを追加で垂らしたのだ。より滑らかさを増した深い乳房の谷間で、限界まで怒張した和明の肉棒は粘り気を帯びた水音と共に更に扱かれ、擦られ、挟まれてゆく。

 同時に和明の身体の奥からは熱いものが滾り始めていた。先ほどの精力剤が本格的に体に回ってきたのだ。自分の中でドクドクと精液が凄い勢いで作られてゆくのが分かる。

 

「あ、はっ、ちゅ……びくびくしてきた。和明くん、もう……そろそろなんじゃないの?」

「うぐっ……は、はい。もう……射精しそうですっ……!」

「構わないわ。好きな時に、出して……れろっ」

 

 しほはぺろぺろと亀頭を舐め、とどめとばかりに乳房を両側から寄せ、強烈な乳圧を肉棒に与えてくる。

 

「あぐっ、し、しほさんっ!」

 

 和明は呻きと共に精液を放った。噴水のように白濁液が亀頭から溢れ、しほの乳房を、舌を、顔を汚してゆく。

 

「……っ!」

 

 竿の根元の方の乳圧が上がった。下から上へ絞り上げるようにしほは手を動かしてゆく。

 巨乳の谷間に拘束された肉棒は射精を終えてからも解放されず、亀頭を舌先で綺麗にされてようやく自由になった。

 

「あぁ……ふう、はぁ……!」

 

 大きく息をつく和明に、しほの言葉が投げかけられる。

 

「和明くん。まだ……大丈夫よね?」

「……ええ、勿論です」

 

 ここで弱音は吐けない。何より、和明としてもここまで来たら最後までしほと交わりたかった。

 和明の返事にしほは口元を濡らしたまま微笑むと、首を傾けてまほに言った。

 

「まほ、和明くんが貴方に遠慮して、腰の動きを我慢していたのには気づいていた?」

「え?」

 

 まほが驚きの声を漏らす。

 

「本気の彼はこんなものでは無いわ……今、それを見せてあげる」

 

 そう言いつつ、しほは肉棒を優しく撫でる。

 それだけで和明の肉棒はびくんと震え、再び勃起を取り戻し始めていた。




という訳でまほ編、過去エピソード中最長になってしまいました。
次回で完結予定ですので、もう少しお待ちください。
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