※この作品はR-18です。

俺と家元(かのじょ)と巨砲主義   作:ターキーX

36 / 44
番外編・5years after
第一話


『──それでは、次は戦車道の話題です。初の戦車道ワールドカップ参戦において三位決定戦に勝利し、メダル獲得を果たした日本選抜チーム、通称「ニシズミジャパン」のメンバーが今朝ドイツから帰国し、空港に集まった戦車道ファンの熱烈な歓迎を受けました』

 

(国際空港内。チームフラッグを模した応援旗やレプリカジャケットを着た女性たちの歓声を受けてゲートを通過する日本選抜メンバーの光景)

 

『アジア予選リーグをトップで通過し本選トーナメントでも強豪イギリスを撃破した日本選抜ですが、国内プロリーグチーム「熊本シュバルツ」において隊長と副隊長を務め、本チームにおいてキャプテン、副キャプテンとして活躍した西住まほ、西住みほ選手は報道陣に対し次のようにワールドカップの感想を述べました』

 

 

─────

 

(初めてのワールドカップの感想は?)

「(まほ)実に得るものの多い試合だったと感じています。国内リーグでは無かった発想による戦術や戦法などは、今後の日本戦車道を大きく成長させる要因となる。そう確信します」

「(みほ)まず、ここまで私たちを支えてくださったサポーターの方々、戦車道連盟の方々。また、私たちが長期不在の中で国内リーグを支えてくださった島田流の島田愛里寿さんに深く感謝します。メンバーのみんなが全力を尽くしてくれた、現時点で最良の結果を出せたと思います」

 

(緊張などは無かったか?)

「(まほ)国際戦自体はワールドカップ以前から幾度も行っていましたので、緊張せず挑むことができました。ただ、メンバーの中には確かに慣れない海外の環境にメンタルバランスを崩す者もいたので、そういったケアには注意を払いました」

「(みほ)その……正直、緊張しました。海外が……って訳じゃなくって、初めて一緒に戦う人が多かったから……(場内に笑い)。でも、すぐに仲良くなれて心を合わせる事ができるようになってからは緊張も無くなって、のびのびと試合をする事ができました」

 

(ワールドカップでは「熊本シュバルツ」での試合以上に姉妹の連携がより強くなっていると感じた。秘訣などはあるのか?)

「(まほ)私たちとしては、普段通りに戦っているだけなのですが……(少し考える)。一番肝心なのは『これをしたい』という相手の気持ちを理解し、それに対して最善の行動を取れるかどうか、そこだと思います。些細なストレスが試合では致命的な判断ミスを生みます。気持ち良い味方間の連携はそれを限りなくゼロにしてくれる。それが大きいのではないでしょうか」

「(みほ)え!? えっと、私はお姉ちゃ、い、いえ! 隊長と合わせているだけで……でも、大事な事はと聞かれれば『味方を信頼する事』だと思います。味方を信じて背中を任せる事ができる。それが強い安心を生み、100%の実力を出してくれる。そう思います」

 

(チームメイトの中で、互いを除いた最も頼りになった選手は誰か)

「(まほ)みほ以外、ですか……(少し笑う。聴衆の中の西住まほファンから黄色い声)それなら──」

 

────

 

 

 

「はぁ……やっぱり、二人ともカメラ映えするなあ」

 

 大型モニターに映るまほとみほの姿に、篠原和明はそんな感想を漏らした。

 その和明の下半身から水音と共にまほが言う。

 

「んはっ……和明さん。最中によそ見、ですか……じゅるぅっ」

「うぅっ! い、いや、折角の二人の凱旋インタビューなんだから、ちゃんと見ないと……くうっ!」

 

 血管を浮かべ反り返る肉棒に舌を這わすまほに和明は弁明したが、その言葉は途中で遮られた。

 

「あむっ、ひほははふぁん、ふぉれはは……」

「うおっ!? み、みほさんっ! 咥えたまま喋っちゃ……!」

「……ぷはっ、篠原さん、それなら今の私たちの『凱旋』の相手に集中してください。ドイツに篠原さんが来れなくって、本当に切なかったんですから……ちゅっ」

「くっ!」

 

 咥え込んでいた肉棒を開放したみほはそう言うと、赤黒く脈動する亀頭に愛おしげにキスをした。和明の腰がびくんと跳ねる。

 ソファに腰掛ける和明に跪くような姿勢で、全裸で柱めいた巨根に奉仕する美しい姉妹。和明は彼女らの頭を優しく撫でつつ言った。

 

「二人とも、ごめん……どうしてもこっちの仕事で、海外にまでは一緒に行けなかった」

「れろっ……勿論、分かっています。だから、今は……」

「んはっ、あふっ、ちゅうぅ……」

「みほ、少しは和明さんの話を」

「っぱ……やっぱり、篠原さんのおちんちん、凄い……舐めてるだけで、イきそうっ……!」

「……まったく」

 

 既に肉棒に夢中の妹の痴態に苦笑しつつ、まほも再び肉棒への奉仕を再開する。亀頭を咥え頭を緩やかに前後させるみほの動きを妨げないように竿の根本に口を近づけ、袋や竿にキスをしつつ自身の股間を弄る。

 和明はこみ上げる射精感を覚えつつ、労わるように頭を撫で続けた。

 

 

 

 ──北海道での大洗女子学園連合VS大学選抜戦から五年、プロリーグ発足から四年。この数年で日本戦車道は大きく発展した。西住流、島田流はそれぞれ熊本、群馬を拠点にプロチームを発足。他の諸流派も各地でチームを旗揚げし、ここに日本初の戦車道プロリーグが開幕した。

 とはいえ何事も最初は躓きを伴うものである。戦車道という大量の戦車と人員を運用し、一試合が場合によっては長時間に渡る戦車道の試合をリーグ戦として定期的に行う事の困難さや、地域自治体への理解の浸透の促進。戦車道連盟としても未踏の地に挑むような難行であった。

 

「篠原様は、実に良いタイミングで連盟の門を叩かれたかと思います」

 

 戦車道連盟の先輩である菊代──同時にベッドマナーの()()でもある──は和明にそう言った事があった。

 実際大学四年になってからの和明は、自分でも驚く程にほぼ全ての事がとんとん拍子に進んだ。連盟への就職は西住しほ、島田千代の二通の推薦状によりあっさりと内定し、いきなり渉外課の最前線で奔走する事になった。和明に課せられた内容は新人が果たすには一見、難しいものも少なくなかったが──

 

「ぐうっ! しほさんっ、しほさんっ!」

「あ、ひぃっ! 和明くんっ! もっと、もっとぉっ!」

 

 ()()()難物と界隈で恐れられる西住しほとの交渉を和明は常に円滑に果たし──

 

「ンンッ! か、和明君、また、大きくなって……ああんっ!」

「ち、千代さんも、締め付け、前より強くなってませんかっ!? くっ、あぁっ!」

 

 同様に手練手管に長けた妖女と界隈で称される島田千代相手にも()()()五分以上の交渉を成立させ──気づけば和明は新人ながら「西住と島田に充てるなら、あの男」という評価を得るに至っていた。

 また同時に生活レベルも上がり、アパートのワンルームからマンション暮らしに変える事も出来た──本当の事を言えば自宅に彼女らを迎えるにあたり、音漏れする可能性のあるアパートから防音できる環境に変えざるを得なかったのだが。

 その一方で、和明と縁した戦車乗りの少女たちもその立場を大きく変えていた。島田愛里寿は島田流を中心とした「群馬ボコーズ」の主将となり、西住まほ、西住みほはそれぞれ「熊本シュバルツ」の主将、副主将として活躍する事になった。宣伝の為の若きスター選手を求めていた連盟によって彼女らはプロリーグの看板選手として様々な媒体で紹介され、ファンも増え、今では下手なアイドル以上の人気を誇っている。

 特に「西住姉妹」として揃って持ち上げられる事の多いまほとみほの人気は愛里寿を凌ぐ勢いで、まほには女性ファンが、みほには男性ファンが多く定着している。

 そしてその人気と話題性は、今回の戦車道ワールドカップ初出場三位の偉業によって更に高まる事は確実と思われた。

 

 

 

「(ファンの人に知られたら俺、刺されるかもなァ……)」

「んっ……和明さん、どうしました?」

「あ? いや、何でも……『俺は幸せ者だ』って思ってただけさ」

「ぺちゃ……それじゃ、私たちも『幸せ』にしてください。篠原さん」

 

そう言うとみほは亀頭から唇を離し、腰掛ける和明に跨がるように乗った。

 

「ねえ、お姉ちゃん。先にいいかな?」

「……ドイツ出発前夜のような、和明さんの独り占めは駄目だぞ?」

 

 振り返りつつ尋ねるみほに、まほは微笑みつつ言う。

 

「あ、あれは、その、ドイツに行く前にモヤモヤを全部無くしておきたかったから……んっ、あぁっ!」

 

 照れつつ弁明しようとしていたみほだったが、その言葉はおもむろな肉棒の挿入で遮られた。和明はみほの脚を抱え、そのまま対面座位の形で抽送を開始する。

 

「ふあっ! あっ、あんっ! ふっ、不意打ちなんてっ、卑怯、ですっ! 篠原、さんっ!」

「くうっ……みほさん相手、だと、ふぅっ、こ、こうでもしないと、俺が先に、ううっ! イ、イかされるから……ねっ! 相変わらず、凄い吸い付きだ、みほさんっ……!」

「しっ、篠原さんのも、凄い、ですっ! 太くて、固くて、熱くてっ! わっ、私の、おまっ、おまんこっ! 篠原さんのおちんちんで、悦んで、ますっ!」

 

 日頃の彼女のみを知る者には考えられないような淫猥な言葉を発しつつ、みほは自らも腰を振り始めた。

 五年の歳月は少女と大人の中間にあったみほの身体を大人の女性へと変化させていった。その胸は美しい形を維持したままボリュームを増し、桃色の小ぶりな乳首を突起させて汗に濡れながら和明の眼前で激しく揺れる様は芸術品めいた感銘を覚える程だ。

 

「こっちも、本当に大きくなったよな……あむっ」

「あぁんっ! し、篠原さんっ! そんな、乳首、舐めたらっ! んっあぁっ!」

 

 和明は肉棒の抽送をみほの腰の動きに任せ、彼女の脚から手を離すと揺れる乳房を揉みしだいた。手に余るサイズでありながら指を弾き返しそうな程の弾力と張りを有する瑞々しい乳房を掴み、乳首を口に含むとみほは背を反らし悶える。

 その一方で和明自身も肉棒に与えられる強烈な快感に身を震わせていた。もともと名器であったみほの「蛸壺」は彼女の成長と日々の鍛錬によって更にその締め付けと吸い上げを強めており、かつての和明ならば数秒も持たず射精していたであろう程だ。こうして堪えられるようになったのも菊代のトレーニングの賜物である。和明はみほの胸への責めを続けたまま唇を乳首から離し、今度はみほと唇を交わす。

 

「ンッ、ちゅ、みほ、さんっ……はぁっ……!」

「ちゅ、し、篠原さんっ……はむっ、ンッ、れろっ……!」

 

 吐息の熱さと呼吸の荒さが、今みほが感じている快感の度合いを教えてくれる。絶頂まであと少しか。

 和明は胸を揉んでいた手を再びみほの脚に添え、軽く持ち上げたかと思うとそのまま落とすように腕の力を抜いた。

 

「んはぁっ! そ、それっ! 駄目っ! 深いところ、当たって……」

「ああ、分かるよ……みほさんの、子宮っ……!」

「く、あうぅっ! 篠原さんっ! しのはら、さぁんっ!」

 

 ずん、と体の奥を突かれみほが悶絶する。和明はみほの子宮口にぐりぐりと亀頭を押し当て、再び彼女の身体を持ち上げ、落とす。和明の側もその度に精を求めて健気に吸い上げてくるみほの膣内に痺れる程の快感を覚えるが、腹筋に力を籠め歯を食いしばり懸命に射精を堪える。

 

「ふぁ、あ、はぁんっ! 篠原さんっ! わ、わたっ、わたしっ! もうっ!」

「ああ! 俺も、そろそろ限界っ……一緒にいこう、みほ、さんっ!」

「あ、ひっ、ああぁぁっ!」

 

 和明の背中に回されたみほの手に力が籠る。彼女が達した事を確かめ、和明は自身の射精感を開放した。我慢に我慢を重ねていた精液が尿道を駆け上がり、みほの膣内へと迸る。

 

「あぐっ……ひ、あぁ……あったかい、です……篠原さんの、精液……素敵……!」

 

 蕩け切った表情でみほは和明の精液を受け止め、恍惚の吐息を漏らす。暫くの間どくどくと射精は続き、結合部からごぽりと白濁液が溢れる。みほの背中を撫でつつ、和明は大きく息を吐いた。

 

「ふぅ……久しぶりだったけど、やっぱりみほさんは凄いな。最初の不意打ちが成功してなきゃ、多分先に俺が射精してた」

「ふぇ? あ、あぁ……」

「みほさん、まほさんが切なそうにしてる。悪いけど降りて……ンッ?」

「あふっ……しのはら、さん、もっふぉ……ん、ちゅ……」

 

 まほに換わるよう和明は促したが、みほはとろんとした瞳で和明にキスをねだり、抱き着いたまま腰を揺する。みほの膣内に挿入されたままだった肉棒が再び締め付けられ、射精の余韻も許さず怒張を取り戻してゆく。

 

「んっ……すみません、和明さん……ドイツからの帰国の日程が固まってから、みほはずっと溜まっていたみたいで……」

「大丈夫、でも……ちゅ……こうなるとみほさん、簡単には鎮まらないよな……」

「篠原さん、あふっ……おちんちん、もっと……ちゅ、んっ、あぁ……!」

 

 自身の股間を緩やかに弄りつつ、まほが言った。

 西住みほ、彼女とのこういった関係は北海道の一件から続いていたのだが──みほは決して「内気で大人しいだけの少女」ではなかった。

 幼い頃から戦車道漬けの日々を送り、友人に関するトラウマも抱えていた(まほから教えられたが、この件についてしほの口は重かった。彼女にとっても苦い記憶らしい)みほは初見では一定以上の距離を置こうとするが、それがある程度の距離──親友や恋人くらいの間隔──を超えると非常に活動的な面を見せるようになり、こうしてセックスにおいても積極的に和明を求めるようになった。内側に秘めた熱情はしほのそれを上回るかもしれない。 

 とはいえ、ここで全力でみほの相手をすれば続けてまほの相手は難しくなる。()()()()()()()()。正直なところ、時間も体力もさほど浪費できない。

 

「……仕方ありません。和明さん、ちょっと失礼します」

 

 戸惑う和明の様子にまほは何かを思いつくと、部屋の片隅に置いていたスーツケースに手を伸ばしてそれを開いた。中から黒い下着めいた物とポリ容器を取り出す。

 

「まほさん、それ……!?」

「ワールドカップ中、どうしても我慢できなくなった時にみほと一緒に使っていた物です。ンッ……!」

 

 ビキニパンツめいた下着の表裏両方に黒い張り型が取り付けられている、いわゆるペニスバンドを装着しつつまほが言った。自身の膣内に張り型を収める際に喘ぎが漏れる。

 まほは張り型に手を添えると、ポリ容器を開封して中のローションをそれに垂らした。和明のサイズには及ばないものの、そこそこのサイズで亀頭の形も丁寧に再現されている代物だ。

 まるで男性が自慰をするようにまほは張り型を扱きローションを塗れさせると、和明の肩に腕を回したままのみほに背後から被さった。まだ桃源郷から意識が戻っていないのか、寝ぼけたような口調でみほが反応を示す。

 

「ふぇ? お姉ちゃ……」

「みほ、和明さんを困らせては駄目だぞ? 悪いが……私もお前で、気持ちよくならせて貰う」

「え? あ、あぁ、そ、そこっ!? お姉ちゃんっ! あ、ひぃっ!」

 

 和明の位置から直接は見えないが、後ろの窄まりに張り型がミチミチと挿入されてゆくのが亀頭に感触として伝わってくる。過呼吸を起こしたようにみほは口を開き喘ぐが、その顔に浮かんでいるのは苦痛でなく快楽のそれだ。

 

「おねっ、お姉ちゃんっ! お尻、焼けちゃうっ……!」

「くうっ……み、みほ、動くぞ……ンンッ! か、和明さん。和明さんも、動いてください……一緒に、みほを……」

「……ああ、分かった!」

「んあぁっ!」

 

 まほの言葉に和明は頷き、再びみほを抱えたまま腰を動かし始めた。同時にまほも腰を振り、みほの腸内を蹂躙する。

 

「うっ、おぉっ!? こ、これ、中でっ……!」

 

 まほの張り型の動く様子が分かる。動きがかみ合った時には亀頭と張り型の先端が膣壁越しに擦れ、まるでまほと兜合わせをしているかのような倒錯的な快感がこみ上げる。

 

「あふっ、あ、あぁんっ! すっ、凄いっ! お姉ちゃんっ、篠原さんっ! いいっ! いいのっ! もっと、もっとくださいっ! お尻も、おまんこも、壊れる、くら……いぃっ!」

 

 そして二人の間に挟まれる形になったみほはそれ以上に感じているようだった。快感が限度を超えて身体に力が入らなくなったのか、汗に濡れたショートカットを振り乱しつつ、まほと和明の腰の動きに任せるままに嬌声をあげるばかりになっている。その一方でしっかりと和明の亀頭を吸い上げてくる辺りは流石と言うべきか。

 マンションの室内に汗と愛液の匂いと獣めいた喘ぎが満ちる。やがて喘ぎの間隔が短くなり、絶頂が迫っている事を伝えてくる。

 

「はぁっ……みほ、んっ、れろっ……」

「ンンッ! お、お姉ちゃん、あぁ……!」

 

 みほの尻穴に容赦なく腰を突き入れつつ、まほは彼女の首筋に舌を這わす。日頃の姿を捨て快楽を互いに貪る日本戦車道界のトップアイドル姉妹の姿は、和明の欲情を更に昂らせた。

 

「くうぅっ! も、もう、俺も、そろそろっ……!」

「か、和明さんっ! 私も、あと、少しでっ!」

「ふあぁっ! もっ、もう、駄目っ!」

 

 ラストスパートとばかりに和明は腰の動きを早め、まほもそれに合わせるようにズボズボと尻穴を抉るように張り型を動かす速度を上げる。まほの膣内に挿入されている張り型がみほに挿入している側の動きに反応して彼女に刺激を与えているようだ。

 

「あ、あ、あひぃっ! ダメ、頭、焼けっ……んっ、ふぁあぁっ!」

「くっ、み、みほっ……うあぁっ!」

「二人、とも、ヤバっ……ぐ、ああぁっ!」

 

 まほがみほの尻穴の一番奥まで突き入れ、身体を強張らせる。同時に和明はみほの膣内に再度精液を放った。がくがくと全身を痙攣させ、みほも絶頂に達する。

 たっぷり数十秒の間、三人は繋がったまま絶頂の余韻に浸り──まほが尻穴から張り型を引き抜くと、みほはくたりと和明に身体を預けた。

 

「よっ……と」

「あ……あ、ふぅ……」

 

 和明は軽々とみほを持ち上げると愛液と精液に塗れた肉棒を引き抜き、彼女の身体をソファに横たえさせた。染みひとつない肌を汗に濡らし絶頂の余韻に浸る姿は何とも艶めかしく、同時に可愛らしいと和明は思った。

 

「……ありがとうございます。和明さん」

「いや、俺の方こそ……それよりまほさんは、今ので大丈夫なのか?」

 

 ペニスバンドを外しつつ礼を言うまほに、和明が尋ねる。

 

「ええ。それに()()()もありますから」

「……お手柔らかに」

 

 まほは意味深な微笑みを浮かべた。和明はそれに苦笑を返す。

 

「ふぁ……え、お姉ちゃん、今日って……?」

 

 まだ半分意識が飛んだままのみほが聞く。

 

「……みほ、まさか一日中和明さんと『する』つもりだったのか? 今日はもう24日だぞ」

「え? え? ああっ! そっか、時差!」

 

 まほの言葉に自分が勘違いしていたのを気付いたのか、みほは意識を一気に覚めさせると起き上がり壁のカレンダーを見た。

 

 

『10月24日 凱旋セレモニー&島田愛里寿18歳誕生日・記念式典、横浜ベイサイドホテル 18:00~』

 

 

 該当の個所にはマジックでそう書かれ、更に強調するように〇で囲まれている。

 

「ご、ごめんなさい、篠原さん! まだ今日が23日だと思い込んでて……」

「いや、まあ、大丈夫。まだ夕方までは時間もあるし、とりあえず皆でシャワー浴びてからお昼にしようか」

 

 慌てて詫びるみほに笑顔で答えると、和明は二人を促して浴室へと足を向けた。

 

 

 

 ──そう、今日は()()()()()()()なのだ。




 いつも拙作をお読みいただき、誠にありがとうございます
 感想において番外編への期待がこちらの予想以上に高く、アンケートの大勢が固まった時点から予定を早めて書き始め、今回の更新となりました。
 後日談のようになっていますが、本作はあくまで番外編として「あり得た選択肢のひとつの未来」と受け止めていただければと思います。エロゲーの個別エンドみたいな感じですね。
 それでは改めて、番外編内容アンケートの結果を発表させていただきます。まさかの得票数2000票超には驚きました。本当にありがとうございます。


(652) オールキャスト大人数プレイ
(548) 菊代さん本番回
(488) しほメインヒロイン回
(295) 本編未登場キャラのとのプレイ
(192) 千代メインヒロイン回


 上位三つが激しいデッドヒートを行う、これまた予想外の大荒れの展開となりました。
 一位はオールキャスト大人数プレイ。下二つと競り合いつつも最後まで先行しました。
 二位はまさかの菊代さん本番回。潜在的な人気に驚かされました。書くなら単独エピソードで書きたいですね。
 三位は僅差でしほメインヒロイン回。後半、娘たちに出番を取られてちょっと不遇だったしほさん。この番外編でも後々本格的に登場しますが、大人数の中でも丁寧に描きたいものです。
 四位と五位はちょっと開けて未登場キャラプレイと千代さん。決してこれらの選択肢が魅力に欠けたという訳ではなく、他の選択肢に食われた感じでしょうか。

 まずはアンケート一位のオールキャスト大人数プレイを描こうという趣旨で今回の番外編になりましたが、決して下位の意見を切り捨てる訳ではありません。ゆっくりお待ちいただければと思います。
 本エピソードですが、予定では全三話~四話程度になる予定です。出来るだけ早めの更新を心がけて書いてゆきますので、どうかよろしくお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。