ガラケー世代でない方はすいません。。。
なんか懐かしくてガラケー世代の方は楽しめる話になってしまいました!
「あ、レナさん」
俺は現在、入学式のタイムスケジュールを終え午前中で学校行事を終え、後は自由下校となったクラスを出た後、1人、この坂道学園を探検し、高等部の校舎の屋上にて、朝の電車で遭遇した爆乳おっぱい神こと黒ギャルのレナさんを発見した。
「んあ?」
彼女は誰もいない屋上で寝転び空を眺めていた時に俺からかかる声で顔だけこちらを向けた後、視線が合わさった瞬間そこから飛び跳ねるように起き上がる。
「ショ、ショウッ!?なんでここに?!」
その慌てぶりに俺はクスリと笑い「探検中です」と答え、彼女の横に移動しそこに腰掛けた。
「探検だぁ〜?そんなガキみてぇなこと」
そんな言葉が聞こえたので「ガキですよ?だって中学一年生ですから」
そう返すと彼女から、「あぁ、そうだったな。そう言えば」
と声が帰ってきた。
「でもよ。なんで高等部の校舎に来てんだ?普通探検なら中等部の校舎ですんじゃねーのか」
彼女の問いにまさか馬鹿正直に
『今更中学1年生に興奮はしないからお姉様方と会うべく高等部を散策してました』なんて言えるわけがなく、俺は適当に「もう中等部の探検は終わったので」と答えると、レナさんは「そっか」とだけ答えてそこで会話が途切れる。
「「あの(さ)」」
「あ、どうぞ」
「い、いや、ショウから話せよ」
2人の声が合わさり俺たちは思わず先手を譲り合うも。不毛かと瞬時に判断し、俺は朝の出来事のお礼を彼女に再び告げた。
「今朝はありがとうございます。おかげで助かりました」
「お、おう、まあこれに懲りたら今度から男性専用車両乗れよな!」
彼女の言葉に俺はあからさまに顔を沈ませため息をつく。
「それが男性専用車両はどうにも汗の匂いが無理で、僕はこれからも変わらず男性専用車両には乗れないと思います」
「汗のにおい?」
俺の言葉に首を傾げるレナさん。
それもそうだ。
この意識の中でみたテレビでもこの世界の女は男の汗の臭いを性フェロモンに変換する。
この世界で男性の加齢臭や、脂汗の匂いはすべて彼女達からしたら垂涎の性フェロモンなのだ。
もちろんワキガなどの悪臭を発する者がいても、男性という一点でのみ評価されるこの世界では男のワキガも総じて一定層のファンがいる。
逆に女は、自らの汗のにおいには滅法判定が厳しく、ボディオイル、ベビーパウダー、香料入りの石鹸等、めちゃくちゃ気を使っていると意識で知っているのだ。
故にレナさんの反応も当然である。
この世界のどこに男性の汗がダメなやつがいるのだろうか。時には同性である他の男でさえ、好きな男の汗の匂い。
そうゆう認識なのだ。首を傾げて当然である。
「まあ、そうなりますよね。
なんか僕生まれつき男の人の汗とかそういう匂いが嫌いでこれからも恐らく男性専用車両には乗るつもりはありません」
生まれつきなんて真っ赤な嘘であるのだが、俺がクロと言えばクロであり、シロと言えばシロになる。
それがこの世界での男性特権であり、特にその男性の中で美男子のクラスに属する俺からすればその威力は顕著であると、転生1日目の分際で内心したり顔で俺は心の中で呟いた。
「ん、お、おぉ、そうか。
まあ、人それぞれ苦手な臭いってのもあるか。
でも、それじゃあよ、今日みたいな事はこれから毎日起こるぜ?」
レナさんの言葉に俺は待ってましたと言わんばかりの満面の笑みを浮かべ答えた。
「じゃあ、レナさんが僕の近くにいて今日みたいに守ってくれませんか」
ズキューンッ
某少年ジャンプの連載マンガであればそのような効果音が炸裂するような自称天使の微笑み(過大自己評価)を浮かべると、案の定、その爆乳をグッと掴みやや苦しそうにする黒ギャルの姿が目に入る。
「お願いします。
レナさんとなら安心して学校通えるようになると思うんです」
俺の言葉に「グゥッ」と短くくぐもった悲鳴のような声をせり出しやや苦しそうな表情を浮かべる彼女に俺は追い討ちをかける。
「・・・
「え?すいません。なんて」
「ッッ!!!なんでもねぇよ!!!バーロー!!
ん、んで明日からはしゃーねぇからアタシが着いて来てやるよ!最寄駅はどこだ!?」
俺が聞き返したことによりバッと目を見開きやや声が大きくなってくる彼女に俺は内心、ここまでか、男女比乖離世界などと感想を漏らす。
「〇〇駅です(最寄駅)」
「〇〇駅かッ!アタシはその一個学校側の△△駅だから明日も同じ時間、同じ車両に乗ってたら一緒に登校してやんよッ!!」
そしてやや時間を置いて矢継ぎ早に答える彼女は最後の方には普段(といっても普段の彼女を知らないが、おおよそ見た目通りのガサツな)の態度に戻り快活に微笑んだ。
「それならアドレス交換しましょう」
そう言って俺は携帯を取り出し彼女に向けて赤外線通信を開く。
「えッ?!タクッ、しゃーねぇなあ。ほらよ」
そうして彼女もポケットからひどくジャラジャラとアクセサリーを付けたガラケーを取り出し俺の携帯と合わせた。
ピコンッ。
赤外線通信が完了した音が響いたのを確認して俺は携帯を閉じた。
前世を通して久方ぶりにやった赤外線通信。
ガラケーならではの行動にやや胸がワクワクと期待の心が溢れるのを隠しながら、俺は彼女に「それじゃあまた明日」
と告げ、足早に去っていく。
さてと、この後はどうしようかな
と今日の残りの予定について暫し考えながら俺は屋上を後にした。
「あ、レナさん」
いつも代わり映えのしない毎日。
新学期も始まってもあいも変わらずこの屋上がアタシのテリトリーである。
アタシが普段占領している屋上には基本的に高等部の連中は幼馴染のアヤを置いて、来るとしたら風紀委員のクソ女。
それ以外の奴らは触らぬ神に祟りなしと言わんばかりにこの屋上に登ってこない。
そのはずだった。
しかしその普段の光景は1人の人物の登場により180度変わってしまった。
「んあっ?」
変わりゆく空の雲を目で追いながら風を感じていると、不意にかかる声にアタシは気の抜けた声で返事をした。
ッ!!!!
目の前に男の子が立っていたのだ。
そこには今朝、電車で会いしばし歓談を出来たという。普通の男児ならまずありえない本来であれば『女なんて』と侮蔑な視線を向けるだけの男が、やや笑顔を交わしながら談笑してくれた男がそこに立っていた。
それだけでアタシの普段ゆらゆらとしか揺れない心のメトロノームは瞬時に最大限の傾きを加え、やや激しく動き出した心臓の音のようにブンブンと振れる(もちろん比喩である)
そしてアタシはその場から猫のように飛び上がり、
未だ現実か、それとも夢なのか分からずとりあえず彼になぜここにいるのか問うた。
「ショ、ショウッ!?なんでここに?!」
アタシの言葉のどこが面白かったのか彼は微笑み一言「探検中です」と答え、そのままアタシの横まで可愛らしい歩幅でチョコチョコと移動しそのまま腰掛けた。
その時、鼻腔を刺激するほのかな男の香りに脳が軽くパチパチと爆ぜる刺激を得たことでやっとアタシの意識が覚醒し、これは現実だと告げてきた。
「探検だぁ〜?そんなガキみてぇなこと」
とりあえずいつものアタシらしく、雑誌で見た男が好きなギャル像(サバサバ系女子)の言動を意識し、私はつっけんどんにそんなことを返すが彼はさも当然のようにその意見に同調で返した。
「ガキですよ?だって中学一年生ですから」
そう返す彼をみて確かに、圧倒的なコミュ力を前に忘れていたがこの子は中学一年で今日入学してきたことを朝に教えてもらったことを思い出したアタシは
「あぁ、そうだったな。そう言えば」
と言葉を返す。
「でもよ。なんで高等部の校舎に来てんだ?普通探検なら中等部の校舎ですんじゃねーのか」
しかし、それでも現在中等部一年の彼がここに居る理由にはなり得ていない故にアタシは続けざまに彼に質問してしまい、内心(質問責めの女は嫌われると雑誌に書いてあったな。しまった)と後悔するも最早遅い。
すでに質問をしてしまった後で、そんな後悔は後の祭りだと内心彼に嫌われてないだろうかと考えてしまうあたり、アタシも男に群がる他のマンコどもと一緒だなと自分に対する自己評価を下げた。
「もう中等部の探検は終わったので」
しかし。彼はそんな続けざまに二個も!質問を繰り返してしまったアタシに対してその慈愛に満ちた性格の彼は眩しい笑顔を歪めることなく、さも当たり前のように言葉を返してくれたことに胸がいっぱいになり、アタシはまた失敗を繰り返してしまった。
「そっか」
バカバカバカ!アタシのバカ!!!
せっかく男子のショウがアタシと会話をしているのにそんな猿でも出来る言葉を返してどうする!!!
そんな後悔も虚しく、そこで案の定途方にくれたアタシはなんとか言葉を交わすべく言葉を捻り出した。
「「あの(さ)」」
ファーーーーーック!!fuck!fuck!fuck me!!!!!ファーーーーーック!!!!
そしてこのどうしたらいいか分からない現状にアタシのテンションは何故か天元突破した。
彼の言葉に被せてしまう負の連鎖にアタシは自らの普段の行いの悪さが祟ったと考えるが、
とりあえずは声が重なってしまったのは仕方ない!!
まずは!まずは男の子である彼に!
彼に譲らなければ!!!
そう世間一般では常識とかした男に譲るべしという日頃の雑誌の熟読の賜物である結論を導き出しアタシは彼に先手を譲るべく悩むと、彼から救いの手が帰ってきた。
「あ、どうぞ」
声を被せてしまったのはアタシなのに、それでもアタシに譲ろうとしてくる彼に内心、血の涙を流しながらなんとか、平静を取り繕い、アタシは彼に伝える。
「い、いや、ショウから話せよ」
なんで!アタシはこんなバカなんだよ!!!
やや命令口調っぽくなってしまったアタシの言葉遣いにこの時ばかりは盛大に舌打ちを漏らしたくなる感想を抱きながら、
彼と先手を譲り合う。
恋人の逢瀬のようなやりとりをした後、なんとかアタシはショウに発言権を譲ることに成功する。
「今朝はありがとうございます。おかげで助かりました」
彼から紡がれた言葉は今朝にも聞いた感謝の言葉であった。
アタシは男子にあるまじきその物腰の低さ、そして素直さに鼻の穴を広げながら、その興奮を悟られないように言葉を返した。
「お、おう、まあこれに懲りたら今度から男性専用車両乗れよな!」
しかし、アタシの言葉にその天使のような顔が俯いてしまいアタシの脳内では、大量の細胞が活動を始め、『なぜ目の前の彼は顔を俯かせ目に見えるほど落ち込んでいるのか』
を考え、考え、その上さらに考え抜くと
普段考え抜くことを放棄しているアタシの有象無象のマンコのようにガバガバな脳内細胞はその最適解を示してくれることはなく、アタシが途方にくれていた時、
その答えは彼の口から告げられた。
「それが男性専用車両はどうにも汗の匂いが無理で、僕はこれからも変わらず男性専用車両には乗れないと思います」
「汗のにおい?」
彼の言葉にアタシはオウムのようにそのまま返してしまい首を傾げる。
どこの世界に男の汗を嫌がる人間がいるんだ?
アタシは大好きだぞ?
ん?彼は違うのか?
でも男って別に臭くないし、むしろ近くで匂い嗅ぐとマンコが疼くんだが。
んん?んー?
「まあ、そうなりますよね。
なんか僕生まれつき男の人の汗とかそういう匂いが嫌いでこれからも恐らく男性専用車両には乗るつもりはありません」
アタシの合点の言ってない様子に察してくれたのか、彼がそう答えたので、アタシはそれ以上そのことについて考えることを放棄した。
「ん、お、おぉ、そうか。
まあ、人それぞれ苦手な臭いってもあるか。
でも、それじゃあよ、今日みたいな事はこれから毎日起こるぜ?」
そうである。今後も男性専用車両に乗らないなら当然のようにつきまとう問題。
それは彼が男性である点に加え、彼の容姿が美しいという部分がより起因する。
彼がこれからもあの女にまみれた満員電車で移動する場合、当然頭の中まで潮だらけのマンコ達が発情しながら彼に近づく。
そんなことは決して!決して!あってはならないのだが!
アタシもそれはきっと例外なく興奮して彼を視漢してしまう。
そんな考えのもと口から出た疑問に目の前の少年から信じられない言葉が帰ってきた。
「じゃあ、レナさんが僕の近くにいて今日みたいに守ってくれませんか」
ズキューンッ
心臓をライフルで狙撃されたような衝撃を感じ、アタシの胸がギュギュッと音を立てるようにナニカ掴まれる感触に思わず口からカエルのような鳴き声が漏れた。
「グウッ!」
何を言っているのだ、この少年、いやこの男は。
アタシが男と一緒に通う?
モテる為に不良を気取って日サロで焼き、雑誌のギャル特集を真似し、美貌を絶えず研磨してきた結果、やっと身を結んだチャンス。
それもこのご時世珍しいくらいの性格良し、顔良しの超!超超優良男児!!
ん?これは夢か?夢なのか、夢なら、醒めないでくれ!!!!
そんな半ば現実逃避を脳内で繰り返した時、追撃のように放たれた彼の言葉にそのガバガバの脳みそを撃ち抜かれた。
「お願いします。
レナさんなら安心して学校通えるようになると思うんです」
ズバンッ!!!!!
脳内の隙間が彼の言葉で一瞬で真っピンクに埋め尽くされ、アタシは思わずポッと湧いて出た言葉を口に出した。
「・・・
「え?すいません。なんて」
おーーーい!!何言ってんだ!この腐れマンコ!!いやアタシか!!!
聞こえたか?!聞こえてねえか?!どっちだ!?!?
分からねえ!!!!
アタシの言葉が聞こえてないように首を傾げこちらに耳を傾けた彼にすぐさま希望的観測で『聞こえてない』と断じた後、誤魔化すように次の言葉を告げた。
「ッッ!!!なんでもねぇよ!!!バーロー!!
ん、んで明日からはしゃーねぇからアタシが着いて来てやるよ!最寄駅はどこだ!?」
誤魔化しきれていただろうか。
そんな不安で胸を埋め尽くしながら話を移すべく、話題をそらした。
そしてアタシの不安は的中せず、何事も無いように彼はまるで天使のような表情を浮かべ答えた。
「〇〇駅です(最寄駅)」
「〇〇駅かッ!アタシはその一個学校側の△△駅だから明日も同じ時間、同じ車両に乗ってたら一緒に登校してやんよッ!!(おい!まじか!!〇〇駅かよ!!隣じゃねぇか!!ラッキー!!ラッキーだよ!アタシィッ)」
彼の言葉に最早アタシは自分の発言を後悔することも忘れ、そう返すと、この子はアタシを殺す気なのか、更にその上を要求してきた。
「それならアドレス交換しましょう」
そう言って携帯を取り出しパカリと開いた後、
赤外線センサーがあるであろう携帯の先端をアタシに向けた。
エッ!?ウソ!!連絡先まで交換してくれるの!何この子!!
アタシの脳内がこれでもかとピンクに染まりながらとにかくこのチャンス、手を離してなるものかとやや興奮で震えてしまう手をポケットに突っ込み、アタシは携帯を取り出し、彼の携帯の先端にコツンと自分の携帯を付けた。
ピコンッ。
赤外線通信が完了した音が耳に入った瞬間、
アタシは内心ガッツポーズを決め、
そしてその携帯を両手で胸に抱き、幸せを甘受する。
「あ、あのさっ!今日メールし・・・て?」
そしてしばし幸せを噛みしめていたアタシが現実に戻ってきてこれからメールしてもいいかどうか彼に問おうとして目を開いたら目の前から彼の姿は消えていた。
これは夢か、現か
そんな戦国武将さながらの言葉をその場で漏らしながら既にスリープモードとなり真っ暗になった画面を不安で震える手でテンキーに触ると、
そこには
『山口 ショウ』
と、確かに彼の名前が携帯に刻まれていた。
「・・・今日はもうサボろう」
今からサボると卒業の間際、出席日数が足りなくなることは明白であるのが頭の端で分かっていながら、
アタシはそんな先の事情は空の向こうの彼方に投げ飛ばし、携帯に表示されたリョウの名前に再び胸を締め付けられる感触を感じ、再度その携帯を抱きしめた。
「帰ってクチュろう」
午前中に何度かクチュってスッキリしていたはずのアタシのマンコはそんなこと知らないとばかりに盛大に濡れ、射潮の第1段階のヌルヌルとした愛液が溢れ出す我慢潮を超え、その第2段階のカル潮がプシュプシュと湧き出し変えたばかりのタンポン、Tバックでは抑えきれず、垂れるように太ももに伝った液体なんか気にならないほど、アタシの心は幸せに満ちていた。
クチュクチュクチュクチュ。
体液が混ざり合う卑猥な音がアタシの部屋に響く。
クチュクチュとした粘液性の高い液体が混ざり合う音は止まることを知らないかのように絶えずアタシの耳をより刺激し、更にアタシのマンコから沢山の愛液が溢れ出す。
「ンッ!ショッ、ショウっ!ショウ!ショウ!!!」
そしてアタシは家に帰って何度か試した彼の呼び名で一番膣がキュンとする呼び捨てをその場で叫びながら擦るようにさすっていた指は気がつくと、マンコの中を掻き出すように指を突き入れ前後に上下左右に縦横無尽にかき回していた。
グチュッ!グチュッ!グチュッ!
「アッ、シ、ショウッ!もっと!もっと!!イイッ!!もっと奥まで!!ショウゥ〜〜〜ッ!!!」
そして本日何度目かの脳内がショートするような快感にアタシは身を任せ、釣り上げた魚のように自分の腰を何度も床に打ち付けた。
ビュッ!ビュッ!ブビュゥーー!!!!!
ホースの先を押しつぶして水を無理やり流すようなどこか濁った音を立てながらアタシのマンコから放物線を描きながら射出される潮。
既に何度も達している射潮により、身体は既に第3段階のハメ潮がもの凄い勢いで排出される。
「ハアッ、ハアッ、ま、まだまだ」
しかし強い快感と射潮による強い倦怠感がセットで襲ってくるハメ潮を出してもアタシの脳内は更にその快楽を追求する。
もっと!もっと!!!ショウ!!!
そしてアタシは再度携帯の画面に表示された『山口 ショウ』という文字だけのプロフィール欄を眺めながら湧き出す情欲を抑えきれずにまた、本日何度目か数えるのも億劫なほどの射潮を身体から放出した。
「もぅ、無理・・・」
そうして自宅の自室でオナニーを始めて2時間。
達した回数は覚えていない。
ただ、目の前に広がるそこら中に飛び散った体液の惨状を薄ぼんやりとした瞳で見つめながらアタシはその場に倒れこんだ。
「ちょっと。出し過ぎちまった。水・・・」
射潮の第3段階のハメ潮はその強い性感に呼応するようにほかの射潮とは比べられないほどの量を一回で射出する。
そんなハメ潮を何度もしたものだからアタシの身体は既にカラカラであり、喉が水分を欲しているのが今にもわかるのだが、それでもかつてないほどの倦怠感にアタシの意識は朦朧としていた。
「水、それに母さんが戻る前に早く綺麗にしないと・・・」
部屋の惨状は、あまりにも酷い。
いくら母さんがアタシの潮吹きが多いことを知っていてもこの量は尋常ではない。
アタシはそのあまりな自分の痴態の結果に何度か身体にムチを打ち身体を起こそうとしても力を使い果たした身体は全く言うことを聞いてくれない。
もう、いいや、寝てから考えよう。
そんな悪魔の囁きを耳にしたかのようにアタシのまぶたは徐々に、徐々に落ちていく。
〜♪〜〜♪
バッ!!!!!
耳に聞きなれないが、アタシの好きな音楽が耳に流れ、今までの倦怠感のクダリはなんのそのと言わんばかりに身体が無意識のうちに覚醒し、アタシは抱きしめるように強く握りしめていた携帯を正座をしながら見つめる。
モンゴル48の『大きな恋の歌』
歌のブームが去っていくらか経っているがそれでも青春ラブソングと言えばコレと言った具合にアタシの同年代にも未だに流行っているその曲をアタシも当然のように好きであり、先ほどショウのメール専用に登録した着メロであるのだ。
そしてその登録したてのはずの曲が携帯から流れ出しているということは導かれる結論は一つ!
携帯の待ち受け画面には新着メール1件と表示されている。
逸る気持ちをなんとか抑えつけアタシはその『新着メール』を決定ボタンを押して開いた。
ーーーーーーーーー
To 西園寺レナ
From 山口ショウ
件名 今日はありがとうございます
本文
はじめまして!レナさん!今日アドレスを交換したショウです
あの後、ポチポチと携帯で自分のアドレス帳見ながら考えていたんですけど、そう言えば僕の携帯に家族以外で登録されたのレナさんが初めてでした!✌️
明日からよろしくお願いしますね!
それにこれから暇だったらちょくちょくメール送るかもです!良ければお付き合いしてあげてくださいね(笑)
ーーーーーーーーー
永遠に!!!!!
瞬間的にそう返信してしまいそうになる指をアタシはなんとか引き剥がし、その場に携帯を置いて正座のまま背筋を伸ばし腕を組み悩む。
永遠に!
返したい!出来れば永遠にお付き合いしていただきたい!てゆうか突かれたい。
そんな馬鹿なことを考えてしまうがすぐにかぶりを振って考え直す。
どうする!どうするのが一般的なんだ!
アヤに聞くか、いや、そういえばアタシ学校さぼっちまってたからまだ学校か!
ッ!!そうだっ!!雑誌だ!!!
アタシの脳に一筋の雷が落ちた。
確かどこかで見たはずだ!!!
アタシは自室に散らばっているギャル雑誌をガソゴソと手当たり次第開き、破れながらも次のページを表示するのも気にならないぐらい急いでお目当てのページを探す。
「あった!!」
雑誌にはこう書かれていた。
① 下ネタは書かない
※男の子は基本、スケべな女を嫌います。極力下ネタは避けましょう。
②無体な話題は避ける
※天気の話とかしてもしょうがありません。男の子が有意義と感じるようなやり取りを心がけましょう。
注: 知識をひけらかす知ったかぶりな態度を取るのはマイナスポイント
③極力家族の話題も避けましょう
※年頃の男の子は敏感です。家族に女がいればそのガサツさに辟易としているはずです。極力避けるようにしましょう。
④コメントを返すだけは避けましょう。
※一つのことを聞かれて1で返す。そんな回答はマイナスポイント
1を問われたら2でも3でも返し男の子が返事を返しやすいようなメールの作成を心がけましょう。
⑤質問攻めはNG
※過度な質問攻めは男の子に対して尋問をされているような警戒心を抱かせます。
極力避けましょう。
「・・・。」
アタシはページに書かれている記事を黙って閉じて天井を見上げた。
「じゃあ、なんて返したらいいんだ」
そんな途方にくれていたアタシに神様からお告げのような一つのアイディアがポッと湧き出た。
「これだ!!!!!!」
ポッと湧き出たそのアイディアにアタシの全身全霊をかけるほどの勢いで、アヤとのメールで培った早打ちスキルを駆使して両手持ちで打ち込む。
カチャカチャカチャカチャ
入力しては消して入力しては消して、
画面とにらめっこし、メールを一通作成する頃には既に20分程の時間が経っていた。
誤字脱字のないように、彼に不快感を抱かれないように何度も何度も見直した文面を見て、アタシは一つ深呼吸を置いてから送信ボタンを押す。
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To 山口 ショウ
From 西園寺レナ
件名 こちらこそ。
本文
ショウのアドレス帳に家族以外でアタシが初めてとかなんか嬉しいぜ!
こちらこそ!基本いつも暇してるからいつでもしてきなッ!
ところでショウは入る部活決めたか?
ウチの学校、原則部活に入部するのが強制だからとりあえず候補は考えていた方がいいかもな!
アタシは一応これでも水泳部に入ってる
つっても全員幽霊部員の活動してない部活だけどよ、
もしショウが部活したくねぇとかなら来ても良いと思うぜ
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完璧だ!!学校の先輩とゆう利点を活かしながら、あわよくば同じ部活にという勧誘。
まあ、部活動なんてアタシが入ってからこの1年以上、なにも活動してねぇし、なにしろ今や、活動している部員(日焼けの為にプールサイドで横になる程度だが・・・)はアタシだけだからな!
そんなことを思いながらつい先程。正確には30秒前に送信したばかりだと分かっていながらアタシは
『新着メール問い合わせ』の画面でボタンを連打する。
はあ〜。早くショウから返信こないかなー。
射潮による脱水症状、おまけに部屋の惨状を無視しながらアタシはベッドに寝転がり携帯を見つめた。
早くあの歌が流れるのを今か今かと期待しながら。
いかがでしたでしょうか。
感想ドシドシよろしくお願いします!