「はぁ、はぁ、はぁ……」
猟銃を抱えながら背後から人や知っている動物とは違う……まるで化け物のような咆哮に怯えながら逃げるように走る。残念ながら弾を撃ち尽くしてしまい捨てるにも対抗できる武器が無くなるのも惜しい。振り返る暇があるなら足を動かせと本能が命令して、持てる限りの力を全て出しきっても化け物のほうが速く、背中から受けた傷によって無様に転んだ。
「くそっ……!」
猟銃を手放してしまい、背中の傷が深いのか動けず、痛くて熱い。目が霞んであまり見えないが化け物が近寄っているのがわかる。どれだけ馬鹿な奴でもこんな風になれば殺されるというのは嫌でも理解させられるだろう。
(疲れた……もう、いいか。こんだけ頑張ったんだから無理にやらなくても文句はないよな)
こんなことになるんだったら親孝行とかちゃんとしておけば良かった。お父さん、お母さんごめん。親より先に死ぬ俺を許して。
「誰もあなたを殺させない……!」
「お兄ちゃんを死なせるもんか!」
化け物の攻撃が障壁によって防がれて、ワイヤーのような針金で拘束されると身体に食い込んでそのまま切断して絶命した。
(助かったのか……?)
安堵したのか歯を食いしばって気を保っていた力が抜けていく。最後に見えたのは銀髪赤目をした美しい親子の姿だった。
◇
とても綺麗な歌声が聞こえて目が覚める。走り続けたせいなのか身体がだるいが柔らかいものに頭を乗せて暖かく、浮き輪で海を漂うような微睡みで心地よい。
「おはよう、お兄ちゃん」
膝枕をしてくれたのはイリヤスフィール・フォン・アインツベルン。幼さがあるも母親譲りの慈愛の愛嬌で見ている。
「ママ、お兄ちゃんが起きたよ」
「良かった、出血が酷かったから止血してから治癒したけど間に合ったようね。立てるかしら?」
横からひょっこり顔をだしたのはイリアの母親であるアイリスフィール・フォン・アインツベルン。致命傷を受けた身体は今はなんともなく服は破けているが怪我をする前の状態まで治っていた。
俺たちがいるのは公園の屋根付きベンチで、二人の格好は魔法少女や天の衣ではなく同じ私服を着ていた。
「えっと、お兄ちゃん。私とママが誰だかわかる?」
「君がイリヤでお母さんがアイリで合ってるよな?」
「うん、それでね。お兄ちゃんが化け物に襲われているのを助けたの」
イリヤが言った通り日本……いや、世界はおかしくなってしまった。空がオーロラのように色鮮やかになって至るところに化け物が出現して襲い掛かり、俺も逃げたが逃げ切れずに襲われて死にかけていたときに二人に助けられたのだ。
それはそうと気になることがあるのでいくつか質問した。
「二人はサーヴァントなのか?それとも人?」
「私とイリヤはあなたのサーヴァントよ。マスターの証として令呪があるはずよ」
イリヤの膝枕から離れて手の甲を見るがそこには無くて、上着を脱ぐと右肩にサーヴァントと契約した証として令呪の紋章が刻まれていた。
ふと、荒い息遣いが聞こえて見るとイリヤとアイリは獣のように血走った目をしていた。
「お兄ちゃんダメだよ。裸になるなんて……」
「娘が見ている前なのに我慢できない……」
化け物に襲われたかのような恐怖に逃げろと本能が察して立ち上がろうとすると金縛りにあったかのように動けなくなる。見えにくいが目を凝らすと針金のような糸で縛られている。
「血は止まらないように調整してあるから安心して。けど、針金だから下手に動くと傷ついちゃうからね」
「私とママからは逃げられないよ、お兄ちゃん」
悪戯をするかのようにワキワキと手を伸ばすイリヤは胸板を撫でるように触りはじめてくすぐったい。
「へぇ~男の人って固いんだね。ママのは柔らかくてフニフニなのに」
「固いのはこっちもよ」
サワサワとズボン越しに撫でていて否が応にも反応して大きくしてしまう。チャックに手をかけて降りそうとして止めようにも身動きのとれないので呆気なく外に解放される。
「うわっ……これがおちんちん。大きくなってる」
「そうよ。男の人は性的に刺激されるとココを大きくするの。びくびく震えて大変そうでしょう?」
「うん、破裂しそう。これをどうするの?」
「お母さんがやるから真似して」
ふぅと息をかけると反応してブルッと身体を揺らす。男の肉棒を舌で全体に這うように舐めていくアイリに顔を赤くしながらも目を伏せたりせずに間近に観察しているイリヤ。
肉棒が唾液まみれになると先端にキスをしてから一気に根元までジュルルと吸うように口に含んでジュポジュポと激しい淫口をして温かくて柔らかい唇で擦りつけていく。
「アイリ、それはヤバい……」
「お兄ちゃん、苦しそうだよ?大丈夫なの?」
「大丈夫よ、こうしておちんちんを気持ち良くすれば精液っていう白い体液を出すの。今度はイリヤが気持ち良くしてあげて?」
「ママみたいに上手くできるか分からないけど、精一杯やるね」
はじめての事で緊張しているアイスを舐めるかのようにチロチロと舌で舐めている。まだ十歳を迎えたばかりの幼女が性的奉仕をしているという背徳感があってなんか良いなと思ってしまう。
慣れてきたのか舌使いが激しくなって上下に這うように舐めたり、渦巻のように根元から先端に向けて舐めていくとビクンと反応してしまう。
「上手よ。そうやっておちんちんをたくさんペロペロしたり、口に入れてジュポジュポして気持ち良くしてあげて」
夢中になって舐めていて根元までしゃぶり、淫口の上下運動が快楽的に刺激して身動きがとれないので一方的に受けることしかできない。限界がきたのか込み上がる射精する予兆。
「……出るっ!」
「んっ、むぐぅ……!」
「そのまま根元まで口いっぱいにして。たくさん出るけど吐かないように全部、飲み込んで」
ドクドクと流れてる白濁液がイリヤの口に吐き出される。口は肉棒を咥えていて鼻で息をしながらゴクゴクと飲んで一滴残らず全てイリヤのほうに入っていく。
「イリヤ、偉いわ。ちゃんと飲み干したのね」
「ぷはぁ……お兄ちゃんのが口のなかに一杯出てきて苦しかったけど頑張ったよ」
溜まっていたものを出して解放感と怠慢感が同時にくる。いたいけない幼女のフェラで翻弄されて情けなく出されてしまう。
「こっちもそろそろ準備が整えないとね」
「ふぁ!」
アイリの手がイリヤのスカートの中に突っ込んでいくと、ぐちゅぐちゅと水音が聞こえてなにをしているのか容易に想像できる。
「ねぇ、マスター。イリヤを女にしてくれないかしら?」
「女?」
「この子まだ処女なの。マスターもまだ経験無いでしょう?」
処女じゃなかったら大問題だろ。
あと遠回しにお前、童貞だろ?と言わないほしい。否定できないし、事実だからけっこう胸に刺さって痛い。
「私もお兄ちゃんのはじめてで私も処女を卒業したい」
「イリヤ……」
わかった、ヤればいいんだろ。
化け物だらけで警察も自衛隊の助けも期待できないんだ。だったら、死ぬ前に好きなことをしてもいいだろ。
自暴自棄になりながらも俺とイリヤは童貞と処女を卒業することにした。
二人の基本的なキャラ付け
イリヤのプリズマ☆イリヤ(魔術知識は後からアイリから学ぶ)
アイリはzeroとfgoを合わせてます。
記憶の混濁がおかしくねと思うかもしれませんがそこは槍を構えたエロい騎士王様のご都合主義で。
次回、イリヤの処女で童貞卒業。