ティアマトちゃんと爛れた生活 作:アリアリアリ
キーン コーン カーン コーン
「それじゃこれにてホームルームを終了する。皆気を付けて帰るように」
学校のホームルームが終了する。
色々な柵から自由になった気分だ。
俺はイスを引き、教室から出ようとする。
するとヤンキーのような男子高校生が後ろからぶつかってくる。
「痛っ! 何だ人いたのか、ゴメンゴメン」
「大丈夫だから、気を付けろよ」
「………」
前方不注意でぶつかって来たよ。俺って影薄いからよくあるんだわ。
……何か言いたそうだな?
そして、教室から出た直後、
「何だ? あの陰キャ? 偉そうに」
「空気が薄いんだから通行妨害しないで欲しい~」
「アイツの名前ってなんだっけ?」
「臼井……だったっけ? 本当に影薄いわ~」
俺の名前は白崎正宗。
ご覧の通り名前すら覚えられないカースト最下位だ。教師にもよく忘れられる。
人間、自分がルールブックのつもりなのかね。
開き直るけど、目立たない事はもう才能だと思う。
探偵とかやったらいいかもしれない。
今廊下を歩いているが、人がちらほらいるのに誰とも目が合わない。
厄介事は面倒なので全て避けて通る。
外に出たらサッカーボールにぶつかりそうになる為避けた。どこ見て蹴ってんだろうか?
放課後、気が緩んだのか校内の野外で青姦してるカップルを目撃した。ちなみに女の方は校内一の美少女。
1分間位見てたけど気づかれなかった。写メを撮ったから脅しにでも使おうかな?
★
「ただいま」
と言っても誰もいない。
父親の単身赴任で母親が着いていってしまった。
よって俺一人である。
家事は普通以上に出来るので特に独り暮らしは問題ない。
むしろ一人の時間があって楽しい。
「さーてFGOやりますか」
仕送りの数割はゲームにつぎ込む。
一人だからこれが慰めになっているので支えである。
「マシュ可愛いな」
星5の奴も結構持ってる。
ストーリーとかも深みがあって好きだ。
「ティアマトか………いつ実装されるんだろう」
実は好きだからよく霊基一覧とかよく見ているのだ。感想を言うとエロい。
かなり際どく、 下半身は最低限隠せる程度のものしか身につけておらず、上半身に至っては危ない箇所を腕で辛うじて隠しているだけである。
胸善しスタイル善しの美少女であり、角や尾も加点に入る。
ガチでエロいのでよくオカズに抜いている。昨日もした。
「これで人類の敵か……」
人類悪ってのも可哀想なものだ。
人類を滅ぼす悪ではなく『人類が滅ぼす悪』。
その正体は人類をより良くしたい、人理を守りたいという願い、即ち人類愛である。
現にビーストたちの行動原理には負の感情は含まれておらず、その善性に関してギルガメッシュは「美しいもの」と評しているとか。
「正直、俺って善悪の頓着なんて無いしぁ」
人間、善悪で決めるのではなく、敵か味方なのだ。
正義なんてこの世の何処にも無い。
くだらねぇ、極悪人がマトモな事を言うこともあるし、正義の味方が大義により虐殺する事だってある。
ぐう
腹減ったなぁ。今日は自炊の予定だが、冷蔵庫に何もない。スーパーにでも行って惣菜買っていくか、米はあるし。今日は特売の曜日だったっけ? そろそろ半額弁当が売り出されるかもしれない。
善は急げだし、行くか。
俺はパーカーと下のジャージを着て、外に出る。
もう空は真っ暗である。もう少し早く出てれば良かったと少し悔やむなぁ。
公園に差し掛かると、木々が生い茂っており、視界が悪く通りたくない。人気が無いし、犯罪行為とかよくありそう。
ん、今何か動いたような。
「キャ───止め───」
「いいじゃ──か」
女性が男性に襲われている!?
不味い、レイプされそうだ。
助ける? どうしようか。厄介事に関わるのも面倒だが…………。
しかし、考えるよりも先に体が動く。
レイプ魔にタックルを喰らわせる。
影が薄い分、気づかれずに攻撃できた。
いいね俺、暗殺者向いてるんじゃない?
「助け───」
「テメェ何しやがる!!」
この男、酒を飲んでいるな? 顔が赤いぞ。
女は素早く逃げていった。
俺は女が逃げるところを見ていると……それがいけなかった。
「死ねぇ!!」ドス
「…………は?」
「テメェが悪いんだ。邪魔なんかしなければ!」
心臓にナイフが刺さってる………?
えっ、嘘……だろ?
「全部全部あのハゲがわりぃんだよぉぉぉぉぉぉぉ!?」
男はここから去っていく。
駄目だ血がドバドバ出て意識が無くなっていく。
熱が体外に放出していくような感じだ。
くぞぉ………死にたくねぇ……。
誰が助け……て………。
あれ……右手の甲が熱い…………?
「助けるよ、少し寝てて」
自分が闇に入っていく中、何処かで聞いたことあるような声がした。
★
「う……ん? 生きてる?」
あれは……夢だったのか?
心臓が刺された筈なのに………。
「起きた?」
「えっ!?」
やけに心地よい枕だと思ったら膝枕でした。
顔をとかをよく見ると頭に3の数字に近い角、水色の長髪、十字の目。
FGOで何度も見たサーヴァント。
「あれ…………ティアマト?」
「うん」
え!? 何故ここにいるの?
ゲームの中の存在だよね?
「あれ……ええっと、俺死んだんじゃ……」
「治したよ」
あれ? よく見ると服に裂け目があるが傷がない。
服の中を見たけど傷跡も無いぞ。
「泥使って治した」
「………ケイオスタイドで?」
「そう」
確か生命の海ってスキルがあったな、自己改造とか生態変化らへんを使ったのか。
アミノギアスだったっけ? 俺、特に精神とかに異常とか無さそうだけど。
でも、命の恩人だ。
「ええっと、ありがとう」
「礼を言うのはこっち、必要としてくれてありがとう」
確かに助けを求めたがまさかサーヴァントに救われるとは………。
用済みで虚数空間に捨てられたし、また必要とされるなら嬉しいのだろうか? また戻りたいとか考えそうだ。
ん? でもサーヴァントがいるってことは聖杯があるって事だよな?
あっ、手の甲に令呪がある。
デザインは竜をモチーフにしており、竜の横顔のような形をしていた。カッケー。
「で、聖杯は?」
「わからない」
「はい?!」
「気配が感じられない」
気配とかわかるんだ。
でもサーヴァントがいるってことは何かしらの意味があるのだろうか?
「サーヴァントの気配は?」
「少し、数はわからない」
「いるんだ………」
マジで!? ドンパチとか本当に勘弁して欲しいんだけど!
あっ、でもウチのサーヴァントだったら無双出来そう。
そう言えば今何時だろうか………夜中の一時やん。
「取り敢えず家に来るか?」
「うん」
人目を気にしてティアマトちゃんにパーカーを着せた。
エロかった。
★
「ここがマスターの家?」
「親が残してくれた家だ」
「お邪魔します」
ガキン!
あ、玄関で角が邪魔して入れない。
寝返りとかどうするんだろうか。
「横にして入ろっか」
「……うん」
少し微妙な空気になったな。うん。
ティアマトは廊下に上がる。
そして階段を昇る時に、
「………」ジュルリ
舌舐めずり、お腹空いたのかな? お茶と軽いお菓子を持っててやるか。
「ここが俺の部屋だ」
「へぇ~」
特に特徴無い部屋です。
変な本とかは無い。
「それじゃあ……♥️」
「待ってろ、涎垂らすほどだから食い物持ってきてやる」
「え?」
「違うのか?」
じゃあ何だって言うんだ?
お菓子あったのに。
「マスターにお礼したいの」
「お礼?」
「うん、何も無い虚数空間にずっといたから寂しかったの」
確かに無価値として捨てられ、ずっと何も無い世界にいたのは寂しい。
「マスターが呼んでくれなかったら私はずっとあのままだった。だから必要としてくれて嬉しかった、だから」
ティアマトは……え、下の服を脱いだ。
クロッチ部分は濡れており、糸を引いており大洪水だ。
上はビキニの様な形になっていたのだかティアマトは外し、美巨乳がボロンと顕現する。
綺麗なピンク色の乳首が、俺を情欲を描き立て唾を飲ませる。
「私を……マスターの女にして」
次回からエロを。
続くかな?