ティアマトちゃんと爛れた生活 作:アリアリアリ
「コーヒー飲むか」
ティアマトがトイレに行ってるので待つ事に。
ガチ
コーヒーを選ぶ。
カフェオレのような感じの奴ら。
プルタブを開け、冷たくて甘いコーヒーを喉に入れる。
「美味い……」
セックス後の飲み物ってのもいいものだね。
体に染み渡る。
さて、ティアマトさんはまだかな?
主人を待たせる悪い犬ならお仕置きが増えるぞ。
「(^∇^)アハハハハ!」
「まじウケるし!」
「どこ行くどこ行く?」
ん? 気配がすると思ったらヤンキーっぽいのが来てるな。
柄悪そう。ヤリチンとかビッチっぽい。
「ハッハッハ……あれえええ!? 陰キャじゃん!」
「?」
「あああああっ! ホントだ!」
? 陰キャって呼ばれるのは学校だ。
知り合い?
「よぉ陰キャ? 買い物か?」
「……ああ、そうだが?」
「ぶひャひャひャひャひャ!」
「ぷうっ!」
「アッハハハハハハハハハハハハハハハ!」
何故に買い物で笑わなければわならんのだ?
理由が分からねえ。
「なんかおかしい事でも会ったのか?」
「だって……(*^m^)oー3プッ」
何か楽しいことでもあんのか?
特に心当たり無いが?
「そういえばお前ら何やってるんだ? 集団で」
「何? 嫉妬!?」
嫉妬? よく分からん。
そもそもこいつらの顔なんて覚えてないし。
「俺は優しいから教えてやるよっwwwカップル限定で集団デートしてるのさ!」
「お前と違ってさ!!」
カップルだから俺はお呼ばれしないって事か。
まあ、根底からしてコイツらのメルアドなんて知らないし。
下品な笑い方する人間とメルアド交換した覚えは無いしさ。
「あははは」
「お前寂しくなーい?」
いや? 友達もいるし、美人なサーヴァントがいるよ?
「なあ、俺らの彼女教えてやらね? 後学の為にさ」
「いいね!」
「まずこの子。モデルやってるんだって、背が高いし足も長いし綺麗だろ〜」
へーモデルか。モデルが彼女ってのも良いもんかな?
でも背丈とか足の長さとか正直どうでもいい。背丈低くても綺麗で可愛い子とかいるし。
今紹介された子なのだが、おっぱいはティアマトの方が大きい。
「ほら次、この子はな……なんとグラドルなんだ!」
ほへーグラドルか。
確かにスタイルが良さそうだ。
おっぱいはティアマトのほうが大きいな。
あと不健康なのか肌が荒れてる。ティアマトの肌はしっとりつやつやしている。
「で、この子は声優!」
「きゃ!」
この声は聞いたことあるような……調べればわかるか。
俺は毎回悠木碧ボイスを聞いてるから幸せ。
「俺の彼女は地元のアイドルだ!」
……あまりアイドルが交際しちゃいけないんじゃない?
透明性とか期待してるファンとかいるだろうし。
変装してるようだけど、パパラッチとかに気をつけた方がいい。センテンススプリング。
「それでこの中一番の自慢がこの子」
「ふふっ」
「ミルクティー水産代表取締役、大企業のご令嬢だ。美人な上に金持ちだからこの集団デートができるのさ」
…………俺、もう生涯賃金は二億五千万以上稼いでるんだけどな。
生活にも困ってないし。また稼ぎに行くかな?
「うん、他にも沢山魅力的な女がいるが多すぎて紹介しきれない」
「あらっ上手い」
ティアマトはまだかな?
飽きてきた。
「なぁ白田」
「……」
名前間違えちゃったよ。
「あ? 違うだろ。白岡だよ」
「白井じゃなかった?」
「失礼だろ。白野だ」
「白川でしょ? 酷いよさすがに……」
「白沢だよ。俺同じクラスだし」
白崎です。多分下の名前も知らないだろ。
「白坂、人生楽しいか?」
「…………」
「人に関わらず逃げてるお前なんかが彼女なんて作れねえよ。永遠にな」
『アッハッハッハッハッハッハッハ!』
んー。俺にはティアマトがいるんだけど…………腹立つな。コイツら。
お前ら下品だしあまり関わりたくないし。
「ご高説どうも。陰キャになんか構ってないでデート続けたら?」
「……お前のために言ってるんだが? 何偉そうにしてんの?」
「……生意気じゃね」
ブーメランって知ってるか?
女が傍にいるだけでここまで調子に乗るとか有り得ないだろ。
「そっちの時間奪ったしな。刈村だっけ? じゃあな」
「俺は有村だ!! ふざけんなよ陰キャ!!」
「何様だお前!!」
「喧嘩売ってんのか! おおっ!?」
「わきまえろクソが!」
「調子に乗ってんじゃあねえぞっ!!」ガシ!
は!? なんでキレるの?
俺の名前間違えたくせに!?
てか掴みかかってきた!?
「やっちゃえー」
「イケイケー」
女共も煽んなバカ。
コイツら典型的なDQNだな。
こんな目立つような馬鹿なのに、なんで名前覚えてなかったんだろうか。不思議。
「マスター、お待たせ」
「やっと来たかさっさと行くぞ」
遅せぇよ。
ローターをワレメにぶち込むのにそんな時間がかかんのか?
ローターを紐で整えるのにどれだけ?
「腹減ったな。ハンバーガーでいいか? レストランとかの」
「うん」
マックやモスのバーガーよりも喫茶やレストランのバーガーが意外と好き。
『…………』
ん? コイツらなんで黙ってる。
ティアマトに見とれて……るのか?
「あ、あの…………」
ん? イケメンがティアマトに近づいてきた。
「実は今日彼女にすっぽかれちゃって……良かったら一緒に回りませんか?」
「は?」
何……コイツ。
人の女パクるな。
「嫌」
「残念でした」
「なっ……」
だろうね。
「おい……そんな陰キャの何がいいんだ!」
「全部」
チンポとか言い出したら少し引いただろうな俺。
ちょっと見直した。
「おい、白井!」
「あ?」
「しょうがないから特別に一緒に回ろうぜ! その子を紹介してくれ!」
「は? 嫌だし」
なんで俺の名前を知らないのに馴れ馴れしい奴と仲良くしなきゃならんのだ。
謝罪もプリーズ。
「俺は行くよ。あ、あと男衆は皆勃起してるぞ? 自分の彼女の目の前で恥ずかしいな♪」
よくよく見たら男は皆勃起してるのかズボンが多少盛り上がってる。
彼女の前で恥っずかしー。
俺はこの集団を後にする。
本当に嫌な奴らだった。
「大丈夫だった?」
「問題無いよ」
ティアマトがいるから心が強く保てたよ。
「ティアマト」
「?」
「ありがとう」カチッ
「あん♥」ブゥゥゥン
■
しっかしお腹すいたなー。
「ここにするか」
「うん」
ここだな。
チェーン店ではなく、個人のレストランだ。
食べログでも高評価だから行ってみたかった。
で、ドアを開けると良い匂い。
「あれ? 政宗?」
「亜希子?」
草鹿亜希子。
この前電話越しに話していた一人だ。
「マスター?」
「あれ? マスター、友達?」
あ、あれえええええええ!?
「うえ? ティアマト?」
「アストルフォ君……」
あ、アストルフォだ。アポとかで見る私服。
やっぱティアマトがいるから他の鯖もいるよな。
まあ、座るか。
「そっちもサーヴァントがいたのか」
「そっちこそ……ビーストじゃん」
そうなるわな。
「互いに召喚していたか」
「私の場合はいつの間にか召喚されてたし」
「俺の場合は刺されてな。その時にどさくさで」
「刺された!?」
「ご、ご注文を…………」
店に来たんだし注文取らなけれりゃ駄目か。
「俺このサニークイーンバーガー」
「月見豚バーガーで」
直感で選んだ。
「で? どうなの? サーヴァントとの関係は」
「…………」
亜希子が黙り込む。
何か問題でもあったのだろうか?
「…………ねえ、政宗」
「なんだ?」
「この後暇? ちょっと相談に乗って欲しいんだけど…………」
「いいぞ?」
珍しい。悩み事とか相談するんだな。
「お待たせしましたー!」
おっ、キタキタ。
ハンバーガー!
「いただきマース」
「あむ」
ティアマトもかぶりつく。
熱い肉汁あるし、マヨネーズとカラシのような味がする。
野菜もハンバーガーの味を引き立ててる。
「美味しい…………」
「マジ? 一口頂戴、俺のも一口」
おお、豚のミンチが美味い。
卵も舌触りよく、肉とハーモニーを奏でる。
美味い。ネットにいい評価を書かれる訳だ。
「……ティアマト、コーラ注文してくれない? カウンターで」
「……うん?」
ティアマトはカウンターに行こうとする。
(ベル鳴らせばいいのに)
(まあ見てろって)
何をしようとしてるって?
カチッ
「コーラ下さああああ♥♥!?」ブウウウン
この為である。
内股だ。
「「…………」」
「ん? どうした」
? どうした顔合わせて。
「政宗ってS?」
「なに急に?」
いきなりそんな事言われても。
「ティアマト虐めるの好きなの?」
「虐める? 何処が?」
「「え?」」
虐めてないじゃん顔が喜んでるよ。
バイブもスリルあって楽しいって言ってるよ。
喜んでるならイジメじゃないだろ。何言ってんだ?
「良かった。これなら……」
「うん……僕も安心」
何を納得したんだコイツら。
仲良いのか心配してたのか?
「んうううっっ♥♥♥♥」ブウウウン
あ、忘れてた。