原作でも重要なシーンなので、こればっかりは削れませんでした。
魔法で身体強化を施し双眼鏡で観測。砲手に位置情報を送ったら、着弾時のデータを演算宝珠に記録。それを
やあ、ついに戦争が始まってしまいました、
「カッブーン!」
「CP、こちらピクシー04。着弾確認。標的沈黙。データを送信する。オーバー」
ドッゴーン!と爆発音がして、敵戦車がスクラップと化す。巻き込まれた随伴兵はピクリとも動かない。なんて一方的な撃ち合いだろうか。いや、撃ち合いにすらなっていない。
光学迷彩で姿を隠した俺たち魔導観測手が、正確に敵の居場所を測定し、木々の間に隠れた砲兵隊が指示通りの場所に撃ち込むだけ。奇襲も同然の一方的殺戮だ。事実、敵の随伴兵は、砲弾が飛んでくる時の「ひゅるるる」という風切り音を聞いて、ようやく回避行動に移ろうとしていた。間に合わなかったけど。
「撃ち漏らしは無し、か」
「あ、もう一台が速度上げたよ。どうする?」
「CPの判断を仰ぐまでもない。ブリッグス准尉は随伴兵を仕留めてくれ。私は速度とルートから次の砲撃地点を割り出す」
「了解っ!」
随伴兵を置いて突撃という名の逃げに走る戦車。絶好のカモ。逃す手はない。
さっそくライフルを構え、光学迷彩の効果を損なわないように、消音干渉式を起動。全力で走っているかわいそうなモブ歩兵くん達の頭に、正確に魔力弾を撃ち込んでいく。するとゲームでやったのと同じ感覚で、敵兵がバタバタと倒れていく。もちろんヒットマークも死亡ログも表示されないが。
こっちは魔法で視覚強化に身体強化があるんだ。100メートル離れていようが、敵兵の顔まではっきりくっきりと見える。そして反動はしっかり殺して、熟練の速度で連続狙撃。セミオートマチックのライフルなので1発ずつだが、それでも何ら問題ない。10秒程度で随伴兵は全滅した。
「CP、こちらピクシー04。最後の敵戦車が速度を上げてルートを変更。砲手に直接データを送信する。オーバー」
『こちらCP、了解した。直ちにデータを送信されたし。
撃ち漏らしがないことを確認して、ライフルを下げる。
「これじゃあ鴨撃ちと変わんねぇなあ・・・」
「こちらピクシー04、砲手に告ぐ。敵戦車の位置データを送信する。6秒後に指定の場所に砲撃されたし」
そしてまたもカブーン。なんてイージーゲームだ。
「CP、こちらピクシー04。当地域の敵戦車は全て沈黙。繰り返す、敵戦車は全て沈黙。データを送信する。指示を待つ。オーバー」
『こちらCP、了解した。砲兵隊は補給のため、一時後退する。ピクシーは次の指示があるまで警戒を維持して待機されたし。オーバー』
「ピクシー了解。アウト」
あまりにも呆気ない対戦車戦が終わった。欠伸が出そうだ。
やはり帝国軍は強く、協商連合軍は弱い。世界で最も早く魔導師の戦術的価値に気付き、実戦投入可能なレベルまで育成する方針を固めた軍事国家、帝国。そして魔導師採用後進国の非軍事国家、協商連合。俺たちの働きを見ても分かる通り、魔導師は戦場におけるジョーカーであり、即応可能な万能兵科だ。いち早くそれを採用した帝国が一歩上をいくのは当然のこと。
しかしそのせいでイージーゲームだ。実に退屈だ。もし俺のレポートが採用されていたら、戦争が激化する前に、外交でカタが着くことになるしな。
「
「滅多なことは言うもんじゃない、ブリッグス准尉。口は災いの元だぞ。それにな、お前はゲーム感覚でやっているから、そんな口が利けるんだ。もっと真面目にやれ」
「任務には忠実ですぅー。仕事はちゃんとやってますぅー」
と、俺がブー垂れていると、無線にノイズが入る。ノイズ? まさかECM?
いやいや、流石に? 機甲師団が全滅した後で? 増援が?
いやいやいや、流石にでしょ。そんな戦力の逐次投入なんて愚策中の愚策、流石にね?
「レーダーに反応アリ! 魔導師だ!」
「うわ・・・・・・ホントに来た・・・」
「だから滅多なことは云うなと言っただろう!!」
あからさまな妨害電波のおかげで、航空魔導師の部隊が突撃しますと言ってもらっているようなもの。装備の質で練度をカバーしているのであろう、協商連合軍の航空魔導部隊が中隊規模でここにやってくる。2人で相手するのは流石にキツいな。
「CP! CP! こちらピクシー! 敵航空魔導部隊を中隊規模で確認! ブロック8、高度4300。急速接近中!」
ターニャ准尉が無線を飛ばしている間に、俺は装備の確認。どうせ友軍が来るまで対応しなきゃならないんだ。準備はしておかなきゃね。
弾倉を交換し、チャンバーに装填。各種戦闘用干渉式をピックアップし、待機状態で保存。ナイフを確認。グローブを確認。ジャケットの紐を締めて気合を入れる。演算宝珠は正常に稼動中。
『CP了解。友軍の魔導師部隊が急行中。到着予定は600。オーバー』
「こちらは2人だ! とても相手には出来ない! 即時離脱許可を求ム!」
『こちらCP。離脱は許可できない。遅滞戦闘に努めよ。・・・・・・幸運を祈る。オーバー」
「クソッ! 了解したCP! ピクシー、アウト!」
うわー、友軍到着まで10分だってさ。軍人なら飯食ってご馳走さましてタバコ半分吸えるよ。売春なら早漏2人は相手にできるね。俺たちが2人とも死ぬか、運良く敵を撤退させられるか。主の加護がある以上、負ける気はしないけども。
「クククっ・・・・・・。戦勝確実な戦場で、つまらぬ仕事かと思いきや。たった2人で一軍を相手取ることになろうとはなぁ!!」
ターニャちゃんもやる気だ。観測用装備を外して、戦闘態勢に入った。
いやあれ、ただのヤケクソだな。逃げられないからね、しょうがないね。
「普通にやったらまず生き残れない。身体能力強化と各種ドーピングで生命を削ってでも抗うぞ! まずは光学迷彩の解除と同時に、爆裂術式で
「了解! いくよっ! ターニャちゃん!」
「准尉と呼べ!」
さぁて、やっと楽しくなってきたぞう!
—————
「魔力反応、二。ですが姿が見えません」
「帝国の光学迷彩術式か。やっかいだな。・・・位置を割り出せるか?」
「やってみます!」
次の瞬間。協商連合軍第五航空魔導大隊は、混乱に陥った。突然の攻撃で爆発が生じ、視界を奪われたのだ。前衛が防御を余儀なくされて、部隊の足が止まる。
何処から? そう思ったと同時に、大隊長が叫んだ。
「各自散開!! 固まるな!!」
言い終わると同時に、比類なき魔力が込められた貫通干渉式によるライフル弾が飛来し、防御術式が半壊する。射手の姿を確認しようと前を向いた時、隊長の命運が決した。
「うおおぉぉぉぁぁぁ!!」
雄叫びを上げながら突進するターニャ・デグレチャフ准尉。
「ぬんっ!」
身体能力を極限まで強化し、強制的に引き出した各種脳内物質により限界を超えたデグレチャフ准尉の一撃。その左手で逆手に握られたナイフが、隊長の喉に深々と突き刺さっていた。デグレチャフ准尉はすぐさまナイフを引き抜き、敵のライフルを奪って体を蹴り落とす。
「隊長ーーー!!!」
協商連合軍の若い魔導師が、信じられないといった声で叫んだ。
「隊長がやられた! 隊長がやられたっ!」
「散開っ! 散開だっ!」
「敵は2人だ! 囲め! 囲んで潰せっ!!」
「よせっ! 味方が射線に入る!」
「隊長の仇だ!!」
「副隊長命令だ! 距離を取れーー!!」
急襲によって真っ先に大隊長を落とされた事で、全体が混乱に陥る。敵は幼女と言って差し支えない少女が2人。その外見に驚いて手が止まった者から順に、頭が吹き飛ばされていく。
「全力で撃てば、2発で防御を砕けるか。今のうちに食えるだけ喰っとかないとな」
ターニャ・デグレチャフ以上の魔導適性と魔力量を誇るサラ・ブリッグス准尉には、他の魔導師にはできない戦いかたが出来る。即ち、超高火力による最速突破。干渉式で脳内麻薬を引き出し、通常ではありえない思考速度を得たブリッグス准尉が、次々と協商連合の兵を落としていく。
どんな回避機動も捕捉し、僅か3発で魔導師を撃墜する。幼女が持つ人間業ではない戦闘力に、魔導師たちは正常な思考を失っていく。
「だ、だめだっ。このままじゃ1人ずつ撃ち落とされる!」
「火力を集中しろっ! 一斉攻撃だっ、がっ・・・!? ぐぶぶ・・・・・・」
「副隊長っ?!」
ブリッグス准尉の強固な防御と圧倒的な火力を前に浮き足立つ協商連合軍。そこに、デグレチャフ准尉が切り込む。敵が統率を失って散った事を逆手に取って、時に友軍誤射を誘発するように回避行動を取り、小さな身体を活かして射線を潜り抜け、的確に司令塔を狙う。デグレチャフ准尉の作戦は成功した。大隊長に続き、副隊長の首にまでナイフを突き立てたのだ。
「くたばれ! 協商のアホどもがっ!!」
背後からの延髄一刺しで敵の副隊長を半殺しにして、その身体を
「弾切れっ!」
「こっちもだ!」
何分戦った。何分凌いだ。
敵が撤退してくれる事を祈って全力で魔力を注ぎ、1人また1人と撃ち落としてきた。逃亡兵は見逃し、確殺ではなく無力化で良しとして、遅滞戦闘に努めてきた。だが、ここで遂に2人して残弾が底をつく。残る手持ちはナイフ一本。残る魔力はあと僅か。
敵の残存兵力は9人。最初は25人いた協商連合第五航空魔導大隊も、今ではたったの9人。死者8、墜落3、継戦不能による撤退3、逃亡2。たった2人の帝国軍魔導師によって、第五航空魔導部隊が壊滅していた。
しかし、しかしである。2人はもう戦える状態ではない。小さな身体にナイフが一本。なりふり構わず全力疾走のように干渉式を使ったため、防護に回せるだけの魔力もない。残るは逃げの一手。追い詰められた獣なのだ。
それをみすみす逃す事は出来ない。第五航空魔導大隊に残った者にとって、彼女たちは希望なのである。ここで彼女たちを討ち取れば、撤退の言い訳が立つうえ敵前逃亡の汚名を被らずに済む。そしてなにより、隊長と仲間達の仇なのだ。
「ターニャちゃん、もう打つ手なしかな?」
「友軍到着まで残り2分だ。死ぬ気で逃げ回る」
「出来ると思う? お互いもうそんなに魔力残ってないんだけど」
敵はもう逃げない、最後の瞬間に賭けたらしい。そして2人には武器が無い。しかも、一発でも被弾すれば致命傷となりかねないのに、防御すらままらない状態だ。絶体絶命である。
その時、デグレチャフの脳裏に浮かび上がるひとつの閃き。戦争を嫌い、争いごとを嫌い、博打を嫌う彼女が。今この瞬間、生命を賭けてもいいとさえ思った策が生まれる。
「だったら、最後に一発、デカイ花火でも上げてやるさ」
その言葉を聞いて、サラ・ブリッグス准尉は目を見開いた。
「本気なの?」
「うまくすれば、一週間はベッドでゆっくり休めるだろう」
「だからってさあ・・・・・・———いや、いいよ。付き合ってあげる」
2人の准尉は目配せをし、互いに頷くと、敵に向かって突進した。
小さな身体を最大限に活かして面を減らし、とにかく接近する。慌てた敵兵が乱射してくるのを、最小限の動きで避けていく。敵の回避行動を先読みして二手に分かれ、散開を阻害。
そして機が満ちる。
「掴まえた・・・!」
2人は敵兵に飛び付くと、胸の演算宝珠を
—————
裂傷複数箇所。打撲複数。重度の火傷。胸骨粉砕。右腕に二箇所の骨折。左腕に粉砕骨折。右大腿骨骨折。複数の内出血。銃創四箇所。見せてもらったカルテには、どうして死んでいないのか不思議な状態の患者について書かれていた。患者の名前はサラ・エレオノール・ブリッグス准尉。つまり俺なのだが。
や、やあ、脳内麻薬をドバドバ引き出して人為的コンバットハイで暴れまくり、ターニャちゃんの提案に乗ったら、半分死体になって病院送りとなりました、サラ・エレオノール・ブリッグス准尉だ。ダメ、ゼッタイ。いくら脳内麻薬といえども、やりすぎはよくない。それを思い知った。だって結果がこれだもん。全身包帯だらけで、点滴のチューブが何本も刺さってて、両腕を吊り下げられてる。最先端の魔導治療のおかげで死なずに済んだけども、ターニャちゃんと仲良くベッドを並べて絶対安静だ。もう二度と自爆なんてしないと心に誓うサラ・ブリッグスであります。
「もう二度とやらない・・・・・・」
「ああ、二度とやるもんか・・・・・・」
2人して仲良く横たわり、天井を見つめるしか出来ない。
敵の隊長と副隊長を殺した時点で、あとはずっと回避機動だけしてれば良かったんだ。なのに、ターニャちゃんに負けじと撃ちまくってるうちに、褒章が貰えるかもって欲かいたもんだから、気がついたら敵が逃げるに逃げられなくなってた。そしてこのザマ。
麻酔なんて効きやしない。身体中痛くて熱くて泣きそうだ。夜も眠れない。そんな入院生活が2日過ぎた。すると、何やら本部からお偉いさんがやってくるという話が来た。
俺たちを拾い上げて全速力で病院まで飛んでくれた援軍の魔導師たちが、北方前線の司令官補佐が、そして参謀本部作戦参謀次長代理と、参謀本部戦務参謀次長のゼートゥーア閣下までもがこの病室に集まった。
いったい何がどうして前線で負傷した狙撃手と観測手ふぜいに、これほどの面子が集まったのか。理由は閣下の口から聞かされた。
「顔を合わせるのは初めてだな、デグレチャフ准尉、ブリッグス准尉。ああ、いい。無理に敬礼しようとするな。重症患者は重症患者らしくしていたまえ———今日、私がここに来たのは他でもない。・・・・・・心配したからだ。そうだとも、私はとても心配した。あのレポートを書き上げた将来有望な若者が、死んでしまったのではないかと心配してね。生命は取り止めたようで、なによりだ。安心したよ」
どうやら、俺たちのレポートは人事局人事課長から作戦参謀次長に渡り、そこからさらに戦務参謀次長の手に届いたらしい。そしてそれが高く評価されたと。だったら前線送りにしないで欲しかったなあ。
「ともかく。君たちは論文を書くだけではない、実戦においても特に優秀であると証明してみせた。初の実戦で、たった2人で中隊規模の航空魔導師を相手にし、撃破10、撃墜5というトップエース並みの数字を叩き出したのだ。お陰で敵魔導師部隊は壊滅し、到着した援軍が残敵を掃討、拿捕するに至った。詳細については、基地司令よりあらためて報告があるだろう」
あらためて聞くと、異常すぎる数字である。一回の戦闘で撃破10に撃墜5て、本当にトップエースじゃないと出せないスコアだぞ。これは期待してもよろしいんで?
「そこでだ。援軍として向かった彼ら同僚と、基地司令から、君たちに“銀翼突撃章”の推薦があった。君たちが寝ている間に受理されたよ。それに加えて、それぞれ2つの勲章が与えられる。どちらも戦果に応じたものだ。これらは退院後、推薦によって少尉となった後で授与される」
へっへっへ、ありがてぇや。これだけ勲章があれば、もう前線で活躍する必要もない。もう充分に名誉は得た。あとは後方でデスクワークをしながら、ゆっくりと点数を稼いでいけばいい。もう前線は懲り懲りだからな。
って、待てや! 銀翼突撃章って前線の英雄に与えられる勲章じゃないか!
という事はアレか、前線でバリバリやっていけるニューホープとして認識されてしまったのか。そうだよなあ、戦果でも勲章貰っちゃったしなあ。これって「これからも頑張ってね!」っていう勲章だもんなあ。というか、俺が人事部だったら、こんな費用対効果が高すぎる即戦力、ずっと戦場に置いておくわ。誰だってそう考えるだろう。カルテの最後に「回復次第戦線復帰可能」とか書いてあったしね。
はい、2人仲良く揃って前線復帰が確定です。泣きそう。
「しかしこれだけでは不十分だと、我々は考えている。はっきり言おう、君たちはまだ子どもだ。戦場で血を流していい存在ではない。そんな君たちに助けられた私達は、どうにかして君たちを助けたいと思っている。だから、なんでもいい、我儘を言って、我々を安心させてくれ」
でもその我儘って、後方勤務は許されないんでしょう? 分かってますよ。はい、知ってました。いいですよもう。どうせ次はちゃんとマトモな部隊に組み込んでくれるだろうから、今回みたいな無茶はもうないだろうしね。主の御導きもありますし、前線でやれるだけやってやりますとも。
しかし、我儘ねえ。どうせ戦場に居なきゃならないんなら、生き残れる可能性を高めていきたいな。しかし配置については無駄だろう。ならば装備だな。もっとずっといい装備があれば、生き残る可能性も高くなる。
「では、新しい武器と装備をお願いします。もっといいやつを」
「おお、構わないとも。すぐに手配しよう。それで、どんな武器が欲しいのだ?」
「そうですね、バレット・・・口径が12ミリ以上の対物狙撃銃が欲しいです。一発で敵の防御術式を貫通して殺せるやつが。弾は徹甲弾と焼夷弾を。あとはサブマシンガンとマシンピストルを。今の装備じゃ近接戦が不安すぎます。それに、爆裂術式をバラ撒けばいい対地攻撃になりますから」
「・・・・・・う、うむ」
「サブマシンガンもマシンピストルも、給弾不良は絶対に嫌です。空中で機動戦をしながらとなると、銃に掛かる負担は相当なものですから、とにかく信頼性のある銃が欲しいです。それとマグチェンジも素早くしたいので、機構が単純な物が望ましいです。そういう航空魔導師用の銃ってありますでしょうか?」
「・・・・・・専門の者に伝えて、可能な限り用意させるよ」
「ありがとうございます。では、他の何が無理でも、対物狙撃銃だけは必ず用意するように伝えてください。口径は12ミリ以上、これは絶対です。航空魔導師をやるなら絶対に必要な銃なので。よろしくお願いします」
言うだけいってやった。ほとんどは近代航空魔導師の運用についてのレポートの内容と一緒だがな。まあ、そうだな、狙撃手だけやっていければ、だいぶ安全に戦えるだろう。光学迷彩を使いつつ空を飛び、戦場の何処からでも必殺の銃弾をお見舞いできる、まさにジョーカーとなれるわけだ。なぜ航空魔導師という兵科があるのに、この発想がなかったのか。もっと早くに気付いて用意しておいて欲しかったね。
ああ、それにしても。こんな目に遭ってもまた前線に戻らないといけないなんて。
主よ、流石に艱難辛苦がすぎるのではありませんか? 俺たちじゃなかったら死んでますよ。
「お前らが勝手に自爆しただけなんだよなあ・・・(困惑)」
デグレチャフ閣下が2人いるような戦力! 時間稼ぎも楽々やなガハハ→バーカ!
我慢できない欲張り娘、サラちゃんの悪いところが出たという話。こいつホンマ自分勝手やな。
おい負傷退役が下手だな。一戦で5人くらい殺しててお美しいよ♡ 股濡らすな淫乱女。
中隊相手にこんな戦果出す新兵がいるか! クソ・・・ッ、こんなんじゃ後方送りどころじゃねえ。
殺戮の為にこの世に生を受けたのかよ。
そんな簡単に勲章受領してるようじゃ後方勤務になれないぞ。
栄養が全部狙撃にいってんじゃねぇか、このスケベ士官はよぉ。