今日も彼女は帰って来ない。これで四日目だ。その間に、私はもうすっかり汚されてしまった。
何の抵抗もせず部屋に男を上げる私は、都合の良い肉便器でしかない。好き放題に犯されて、汚されていく。壊れたメス犬には相応しい姿かもしれない。
私はターニャ・デグレチャフ。基地の便利なハメ穴だ。
今日も求められるままにペニスを咥え、舌で精液を受け止める。
「ぐぼっ?! げほ・・・! ケホッ! 」
「うわ! また吐きやがった!」
口の中に出されるのは苦手だ。あの粘ついた精液は、喉に引っかかる。飲み込むのにとても苦労する。なので、よく咽せてしまう。
男たちは云う、「サラちゃんなら全部残さず飲むのにな」と。それで私にも同じ対応が求められて、精液を飲むよう強要されている。
「ターニャちゃんさあ、まだ慣れねぇの? ちゃんと飲めってよぉ〜」
「ご、ごめんなさい・・・」
「謝ってる暇あったら吸ってよ、ホラッ。チンコ汚れたままなんだけど?」
「ごめんなさい。いま綺麗にしますから・・・。んぐ・・・、じゅぷ・・・・・・」
まだ精液の味には慣れない。とても臭いし、不味い。口の中で射精されると、涙が出てしまう。そうしたら、泣きながらも一生懸命に精液を飲み込む私の姿が、男たちの欲情を煽ってしまったらしい。今日は暇さえあれば絶え間なくペニスを咥えさせられ、精液を飲まされている。
男たちの中には、メス犬の私を見下さない者もいた。そういう男は決まって、私の体を舐め回すか、私に奉仕を要求した。
「はぁ・・・はぁ・・・! ターニャちゃんのオマンコ、とっても美味しいよ・・・!」
「あ、ありがとう・・・ございます・・・・・・」
「じゅるるるっ!! うわぁ、いやらしいお汁がいっぱい出てきたねぇ。感じてるんだねぇ」
秘所を舐められると、あの日を思い出す。悪い意味でだ。だって、校長の方が上手だったから。校長の舌はもっと丁寧に動いたし、中に挿れた指も、クリトリスを弄る指も、もっと気持ち良かったから。だから、秘所を舐められていると、物足りなさを感じて、貪欲な自分が嫌になる。
「ほらっ、どうだい!? 気持ちいいだろう!?」
「うっ、・・・・・・はい。きもち・・・いいです・・・・・・」
「僕のチンポで感じてね、ターニャちゃん! ほらっ、もっと感じてっ!」
犯されながら、憂鬱になっていく。どんどん自分が嫌いになっていく。
こんなセックスでは物足りない。こんな快感では物足りない。膣が満足できない。
自分が余りにも浅ましいメス犬で、貪欲な性欲を抱えていたのだと知って、嫌になる。
そんな反応の薄い私に飽きてしまったのか、男たちはもっと酷い事を考えたようだ。死んだような目で、一切抵抗せず、されるがままの弱い女。おもちゃにするには最適だと思われたらしい。
私は“男性用のシャワー室”に連れ込まれ、そこで犯された。代わる代わるで、絶え間なく。抱きかかえられ、まるでオナホールのように扱われる。膣に挿入されたままで、ペニスを咥えるように言われる。口に出され、中に出され、身体中に精液をかけられた。
「ほら、ターニャちゃん? ザーメンかけてもらったらなんて言うんだっけ?」
「あ・・・ありが・・・・・・とう・・・ござ・・・います・・・・・・」
「おお、ちゃんと言えたじゃん! 偉いえらい!」
犯され続けて体力の尽きた状態でも、男たちは解放してくれなかった。
「ちゃんと言えたご褒美に、もう一回犯してやるよ。嬉しいだろ?」
「・・・・・・は・・・い。うれ・・・しい・・・・・・です・・・・・・」
「そうだよなー!? ターニャちゃんはメス犬だもんなー!?」
やっと男たちが満足してシャワー室から出された時には、私の体は限界だった。体だけではない、精神もだ。私が自分をメス犬だと自覚してまで、自意識を地の底に投げ捨ててまで求めたのは、あの日のような、心が折れる程の凶悪な快楽だ。こんな風に道具のように扱われて、ただ吐き出されるものに付属した安い快楽ではない。
誰もいない廊下で、ひとり
「うぅぅ・・・・・・うぅぅぅっ・・・・・・」
こんな! こんな下劣な快楽のために! 私はメスに堕ちたんじゃない!
誇りも、矜持も、全て投げ売ってまで求めたのは、こんな道具扱いじゃない!
私は思い知った。あの校長は、私を女として扱い、女として気持ち良くなれるように、丁寧に、とても繊細に扱っていたのだと。ここの兵士たちとは違う。ひとりの女として、ちゃんと私を見て、そして犯していたのだ。
サラ・ブリッグスがあの校長に惚れ込んでいた理由が、やっと解った。ここの男たちの自分勝手なセックスと比べたら、まるで雲泥の差だ。いや、もっと酷い。
私はやはり浅ましかったのだ。まるで何も知らないで生きてきたのだ。たかがセックスだと、穴に棒を入れるだけの行為だと、心の何処かでそんなふうに甘く考えていたのだ。その報いが、この胸の空虚なのだ。
「あああぁぁぁ・・・・・・! ううぅぅぅっ・・・・・・! ううぁぁぁっ・・・・・・!」
とても悲しくて涙が出てくる。どんどん溢れてきて止まらない。
私は何のために、いったい何のために、こんな事をしているのだろう。
「デグレチャフ少尉殿?」
「ひぃっ?!」
人の気配にまるで気が付かなかった。突然、背後から声を掛けられて、悲鳴をあげてしまった。驚いて見上げた先には、知った顔があった。
「ヘルマン・・・・・・軍曹か・・・」
「はっ! ヘルマン軍曹であります! 少尉殿が蹲っておいででしたので、僭越ながらお声を掛けさせていただきました!」
私は知っている。この真面目な態度のヘルマン軍曹も、サラ・ブリッグスと性的な関係にある事を。彼女の補佐官である彼もまた、彼女の影響を受けた一人なのだ。そら、彼女と同じ歳格好の私を見て、もう股間を膨らませている。隙あらば、どこへなりと連れ込んで、私を犯そうというのだろう。他の男と同じように。
ヘルマン軍曹の手が肩に触れて、陵辱を覚悟する。
「少尉殿、僭越ながら、申し上げます。お辛い時は、抱え込んではいけません。貴女はまだ10歳なのです。そんな時は、大人を頼ってください」
その大人たちが私をおもちゃにして犯している事を、彼は知らないのだろうか。それともやはり、知っていて利用する気なのだろうか。
「我々では力不足かもしれません。我々には話しづらい事かもしれません。そんな時は、仲間を頼ってください。先ほど、ブリッグス少尉が基地に戻られました。2人は名コンビなのでしょう? どうか、ブリッグス少尉を頼ってください」
「ブリッグスが・・・・・・帰ってきた、のか・・・?」
他に道は無かった。
私はヘルマン軍曹の手を借りて、サラ・ブリッグスの個室へと歩いた。
もしかしたら、彼女なら。あるいは、この渇きを癒してくれるかもしれない。
—————
やあ、前線基地に戻って早々、若干キレそうになっているサラ・エレオノール・ブリッグス少尉だ。というのも、俺が基地を留守にしている間、なんとあのターニャちゃんが、俺の客を奪っていたのだ。しかもそれだけではない、俺の客以外の男とも関係を持っているのだ。理由は単純、彼女がタダマンだから。ちょっとキレそうなサラ・ブリッグスであります。
対物狙撃銃と機関拳銃の試験運用モデルを貰って、ホクホク顔で北方前線基地に帰還した俺は、さっそくリピーター達に声を掛けようとしていた。なにせ、基地を離れて今日で4日目だ。やっと帰ってきたのである。俺が居ない間、リピーターのみんなは、さぞ寂しい思いをしただろうと考えたのだ。ちょっとはサービスしてあげようと、そう思っていたのだ。
そうしてウキウキでリピーターのひとりに声を掛けてである、俺が基地を留守にしていた間に、あのターニャ・デグレチャフがタダマンで男を呼び寄せまくっていた事が発覚したのだ。これは驚いたし、同時に怒りを覚えた。俺を買おうとしなかった男たちとセックスしてるのはいい、別に気にしない。しかし、俺の客をタダマンで釣って篭絡しようとは、これは許せん。中には熱心なリピーターもいたのだ。
今日はもう遅い、夕食の時間も過ぎてしまった。明日、ターニャちゃんに会ったら、どんな文句を言ってやろうか。そんな事を考えていたら、扉をノックされた。
「ブリッグス少尉殿! ヘルマン軍曹であります! デグレチャフ少尉をお連れしました!」
っと、ここで例のタダマン少尉のお出ましだ。さっそく文句を言ってやろうと入室させて、俺は驚いた。そこに居たのは、俺の知っているターニャちゃんでも、ターニャ・デグレチャフ少尉でもなかったからだ。痩けた頬に、泣き腫らした赤い眼。まるで、貧困街の浮浪少女のような、人生に絶望した目をしている、憐れな少女がそこに居たのだ。
「ターニャちゃん・・・なの? ど、どうしたの!? ちょっと、大丈夫!?」
「サラ・・・・・・」
ターニャちゃんは明らかに危険な状態だった。全身に精気が無いし、かつてのような覇気も無い。あまりにも様変わりしていた。病気かと思って演算宝珠を起動し、身体をくまなく調べたが、異常が見当たらない。
「軍曹! コーヒーを淹れてくれ! それと、そこの机にチョコレートがあったはずだ。それも一緒に出してくれ!」
「はっ!」
とにかく落ち着かせてあげないと。そう思って、元気の素であるチョコレートとコーヒーを用意する。俺が帰って来るまで本当に一回も射精していないのだろう、ヘルマン軍曹は股間をバキバキに膨らませたままで、動いていた。
「どう? ちょっとは落ち着いた?」
ターニャちゃんは、チョコレートをかじってコーヒーを飲むと、少しは落ち着いたようだった。しかし、相変わらず元気が無いし、気力も無さそうだ。
「小官は外で待機しております!」
「うん。お願い」
軍曹を外に立たせて、これで二人きり。俺が留守の間に、いったい何があったのか。辛い事があったのだと思うが、無理にでも聞いてあげることにする。
「ねえ、いったい何があったの? 私が助けてあげるから、話してよ」
「す・・・すまない・・・・・・。ありが、ありがとう・・・! ありがとう・・・!」
泣きながら、ターニャちゃんは全てを語ってくれた。そう、全てを。
前世は日本人で、男性で、人事部に勤めるエリートサラリーマンだったこと。
神様に怒られて、反論したら、この世界で女の子になっていたこと。
士官学校で俺の事を嫌っていたこと。女である自分を受け入れられなかったこと。
性自認が男なのに、オイゲン中佐に処女を奪われた事がトラウマになっていたこと。
トラウマのせいでおかしくなって、オナニーをしたら自尊心が壊れてしまったこと。
壊れてしまった自分を受け入れようとしたけど、相手を選ばずされるがままだったこと。
そのせいでいいように使われて、気持ち良くもないセックスで辛い思いをしたこと。
せっかく壊れた自分を受け入れたのに、払った代償が報われなくて悲しいこと。
ターニャ・デグレチャフは全てを語った。自分のこれまでの人生を、想いと望みと、そして今の苦痛を。それは悲しい物語だった。神様が嘆くのも当然だと思う。だって、ターニャ・デグレチャフは誰も愛していないから。そして、愛されていないから。
「ターニャちゃん。私も、自分のこと、話すね」
俺は語った。俺の全てを。俺のこれまでの人生と、これまでの想いを。
前世は日本人で、男性で、女を食い散らかした外道だったこと。
神様に魂を拾われて、夢を叶えてもらって、この世界に転生したこと。
女である自分を受け入れて育ち、身体を通じて愛を育んできたこと。
士官学校では頑張るターニャちゃんの姿に励まされたこと。
ターニャちゃんを自分の同類だと勘違いして、処女を奪ってしまったこと。
売春の毎日が楽しく、セックスは気持ち良く、神様は見てくれていること。
そして、今、ターニャちゃんを助けてあげたいと思っていること。
「ごめんね、ターニャちゃん。私、ターニャちゃんのこと、ずっと誤解してた。こんな運命があるんだって、これはきっと神様の巡り合わせだって。だからきっと、あの子も私と同じなんだって。確かめもせずに、勝手にそう思ってた。そのせいでターニャちゃんを傷つけちゃったね」
「・・・・・・いや、それはもういい。もういいんだ・・・」
二人して、涙を流して、抱き合った。
なんてすれ違い。なんて勘違い。
神様を盲信して、ひとりの人間を傷つけて、トラウマを刻んでしまった。
愛を知らないまま他人の真似をして、求めたのに得られない愛で苦しんだ。
どこかで親切な誰かが間違いに気付かせてくれたら、こんなすれ違いはなかったろうに。
「大丈夫だよ、ターニャちゃん。もう大丈夫。私が愛してあげるからね」
今、助けを求めているのはターニャ・デグレチャフだ。今、彼女を助けられるのは、俺だけだ。今、彼女に必要なのは、愛のある快楽だ。だったら、俺が彼女に愛を教えてやる。
「心配しないで、私が気持ち良くしてあげるから。全部、私に委ねて」
呆然とするターニャちゃんの唇を奪う。涙と鼻水でしょっぱい味がして、コーヒーの苦味が残っていた。
もう心配しなくていい。今は俺がここに居る。今は俺が愛してあげる。だから大丈夫だと、彼女を強く抱きしめた。
優しくキスをしながら、軍服を脱がせていく。
「なにを・・・、するんだ・・・?」
「気持ちが良くて、幸せになれることだよ♡ 」
お互い裸になって、ベッドで横になって、毛布を深々と被る。暖かい毛布の中で肌を重ねて、キスに集中する。舌と舌を重ねて、唇を
「ん・・・・・・はぁ・・・・・・」
「ちゅっ・・・・・・ぅん・・・」
やがて、どちらからでもなく、ゆっくりと唇が離れた。ターニャちゃんは静かに泣いていた。でも悲しい涙じゃない。その目を見て安心する。
優しく、ターニャちゃんのクリトリスに触れる。唇を重ねて、バードキスで快感を引き出しながら、ゆっくりとクリトリスを愛撫する。
静かに舌を絡めて、膣に指を挿れる。空いている手でターニャちゃんの頭を撫でて、安心させてあげる。ゆっくりとゆっくりと、優しい快楽を与えていく。
「こんな幸せなキスは・・・・・・初めてだ・・・・・・」
そう言うと、彼女は俺の体を抱き締めた。俺も抱きしめ返して、想いを共有した。
「本当に幸せなセックスっていうのはね、こうやって愛し合う事が重要なの。お互いの心が通じ合って一つになるから、気持ち良くなれるの。人はそれを愛と呼ぶんだよ」
もう一度強く抱きしめ合って、深いキスをする。
静かに泣くターニャちゃんの頭を撫でながら、ゆっくりと舌を絡める。
「今日はこのまま、一緒に寝ようね・・・・・・」
「・・・・・・うん」
相当に疲れていたのだろう。クリトリスで軽く絶頂した直後、ターニャちゃんはすぐに眠ってしまった。起こさないように気をつけて離れ、上からもう一枚毛布を掛けてあげる。
「軍曹、お疲れさま。今日はもう休んでいいよ。でも静かにね」
「はっ。では失礼いたします」
「おやすみ」
ヘルマン軍曹を部屋に帰して、これでもう寝るだけ。最後に、ターニャちゃんの涙を拭き取ってから、俺も毛布に潜った。
明日はもっとちゃんとケアしてあげないとな。彼女を助けられるのは俺だけだ。
—————
目が覚めて、昨日の事を思い出す。サラはとても優しいキスを教えてくれた。クリトリスでの絶頂も、あんなに幸せな気分になれるものとは知らなかった。お互いに魂は男だが、そんな事が気にならないくらいには、幸せな絶頂だった。
「今日の出撃が終わったら、すぐに私の部屋に来て。いい?」
「あ、ああ。わかった・・・」
朝の挨拶をしてすぐ、そう言われた。彼女は私を助けてくれると、そう言ってくれた。だから信じてみようと思う。
今日は一日中、サラの後ろを着いて歩いた。「普段は私が後ろだから、なんだか新鮮だね」と笑われてしまう。確かに、とても新鮮な気分だった。他者を頼ることでここまで安心できるのかと。今の精神状態を鑑みても、これは得難い体験だった。
一緒に朝のシャワーを浴びて。一緒に朝食を食べる。昨日まで所構わず私の身体に触れてきた男たちは、サラの取り巻きを見ると下がっていった。サラが云うには、売春という契約を介しているかで、男の心情は劇的に変化するそうだ。そんなもの、前世ではまったく知ろうともしなかった。
「お帰り、サラちゃん! さっそくで悪いんだけど、今日の午後、予約入れていい?」
「ごめんねー。今日は大事な用事があるんだ。明日からいつも通りに戻るからさ」
「あー、そっかぁ・・・。じゃあしょうがないね・・・」
「ゴメンね! でも明日はたっぷりサービスしてあげるから♡ 楽しみにしててね!」
「マジで!? やったぜぇ!」
サラの客たちはとても明るい笑顔で話をしていく。中には私の体を舐め回した男もいたが、私の時とは全然違う態度だった。これもサラ曰く、タダマンだからそういう扱いをされるのだと。安い女と見られれば、それなりの扱いしかされないのだと。言われてみれば納得だった。
私は自暴自棄になっていた。どうしようもなく浅ましく、はしたない、壊れたメス犬に過ぎないのだと自覚したから。そんな思いが、男を拒まない態度を取らせていた。それが間違いだった。
シャワー室でサラからメス犬の流儀というものを聞いた。メス犬にはメス犬なりの
だんだんと少しずつ、自分の進むべき道が見えてきた気がする。
私はもう、元には戻れない。男としての自覚を持っていた頃には戻れない。この身に燻る肉欲の炎はチリチリと胸を焦がし、快楽を求めている。最早、男に抱かれる事を気持ち悪いとも思えない。もっと女の快楽を求めたいと思う。もう元には戻れない。
そんな浅ましい自分を認めて、それでも生きていきたいと思う。もし本当に、サラが言うように、愛のある幸せなセックスを得られるのなら。私はもう、女として生きてもいいと思う。
「作戦終了! 帰還する!」
今日も敵戦車をズタズタにして、数多くの歩兵を助けた。膠着した戦況は、協商連合軍に無理な出血を強いる事で生まれた停滞。このままの調子で戦争が長引けば、協商連合の財政は遠からず破綻し、国が立ち行かなくなるだろう。既に協商連合軍の士気はドン底だ。戦争の終わりはそう遠くないだろう。
「さあ、部屋に来てっ!」
基地に帰還して、装備を外してすぐ。サラに手を引かれて部屋まで連れられる。「あ、トイレ済ませておいてね」と言うと、彼女はどこかへ消えていった。
今日は何を教えてくれるのだろうか。昨日のキスはとても気分が良かったし、クリトリスを愛撫されるのも良かった。またしてくれるなら、それは嬉しいのだが。
「お待たせー!」
元気の良い声で帰ってきた彼女が連れていたのは、彼女の補佐官。そう、ヘルマン軍曹だった。私は思わず、身が引き締まるのを感じた。何故なら、ヘルマン軍曹は股間を膨らませ、性欲で濁った目をしていたからだ。
やはりまだ、私は男性を恐れているらしい。
—————
やあ、ターニャちゃんのメンタルケアのため、一肌脱ごうと気合を入れている、サラ・エレオノール・ブリッグス少尉だ。ターニャちゃんは今、精神を病んでいる。男である事を捨ててまで女の快楽を優先したのに、それがまるで達成されないから病んでいるのだ。そこで俺は考えた。ターニャちゃんでも最高に気持ち良くなれる、女としての最高の快楽を、もう一度経験させてあげればいいのだ。そしてそれに相応しい肉棒は、既に手の中にある。迷える子羊に愛を伝えるサラ・ブリッグスであります。
俺が選んだペニスはもちろんヘルマン軍曹。問うてみると、俺が射精管理を始めてから今日まで、本当に一度も射精していないらしい。呆れかえるほどに糞真面目すぎる。
だがそれがいい。今日はそれがいいのだ。この滾った精力で狂いそうになっているバッキバキのペニスがあれば、ターニャちゃんのオマンコもきっと満足するはず。
「いいか軍曹。今日、キサマに命じるのは、ターニャ・デグレチャフ少尉の慰安だ。デグレチャフ少尉は愛に飢え、絶頂を欲している。キサマの怒張した肉棒でデグレチャフ少尉の全てを愛し、彼女を満足させるのだ! いいな!」
「はっ! 了解しましたっ! 微力ながら、精一杯努めさせていただきますっ!」
「いい返事だ、軍曹! それが出来たら、キサマを射精させてやる!」
「はっ・・・! 感謝いたします、少尉殿!」
もちろん、いきなりブチ込むわけにはいかない。俺はまずターニャちゃんと一緒に裸になって、ペッティングを始める。
「じゃあ、始めよっか・・・♡」
「・・・う、うむ。その・・・、優しく頼む・・・・・・」
まずは抱き合ってキス。昨日と違って体力と精気を取り戻したターニャちゃんは、ずっと積極的に舌を求めてきた。それに応えて、俺も激しく舌を絡める。
「んぅ・・・♡ はぁぅ・・・♡」
「ん・・・んん・・・♡ あぅ・・・♡」
尻を撫でて、太ももを撫でて、少しずつエッチな快感を高めていく。ターニャちゃんはペッティングの勝手が分からないのか、俺の腰に手を置いて抱き着いたまま。それでいい。ターニャちゃんは気持ち良くされるだけでいいんだ。
キスをしたまま、静かにベッドへ押し倒す。ターニャちゃんの手が離れたのを確認して、正面から胸を愛撫する。胸から腹へ、腹から腰へ、腰から足へ、ゆっくりと手を滑らせて愛撫していく。
「はぁっ・・・! あっ・・・!」
ターニャちゃんはしっかり興奮している。触ってみると、アソコが濡れていた。
となれば次はクンニリングス。しっかりと舐めほぐして、ペニスを受け入れる準備をさせてあげよう。セックスマシーンのオイゲン中佐に仕込まれたクンニで、ターニャちゃんの濁った心を溶かしてあげよう。
「気持ち良くなっちゃっていいからね? イキたいときは我慢しないでイっていいからね?」
「う・・・うん・・・♡」
素直に頷くターニャちゃん。その期待に応えて、ワレメに舌を這わせる。
まずはワレメを舌先でかき分けて、クンニを意識させる。朝の訓練と出撃で掻いた汗がしょっぱい。両手を添えてワレメを開き、お豆さんと膣穴を開帳。最初はクリトリスを唇で挟んで、やさしく揉んでいく。
「はぁ・・・! はぁ・・・!」
ここで95式演算宝珠を起動。性感感度を2倍にセットし、一気に気持ち良くしていく。
クリトリスが勃起したのを見て、ゆっくりと皮を剥く。赤く腫れた可愛らしいクリを舐めしゃぶり、しっかりと濡らす。ターニャちゃんの可愛い悲鳴を聞いて、上手く出来ている事を確認する。
次はクリを指で弄りながら、膣穴に舌を挿れる。感度2倍のクンニはさっそくオマンコを感じさせたようだ。早くもいやらしい蜜が溢れてきて、挿れた舌がキュッと締め付けられる。そのまま舌で穴をほぐし、指でクリを弄り続ける。
「はぁっ・・・! はぁ・・・! あんっ♡ きゃぁっ♡」
お汁といっしょに、可愛い悲鳴と甘い吐息が増してきた。そこで、まずは甘イキさせて弾みをつけようと考え、穴は指で掻き回し、クリは舌で可愛がることにする。
「きゃぁぁっ♡ やっ・・・やぁっ・・・♡」
「ちゅっちゅっ♡ ん〜〜・・・ちゅ♡ どう? 気持ちいいでしょ?」
「す、すごくきもちいい・・・! 私っ、ずっとこうされたかったんだっ・・・! ずっと・・・!」
「中がヒクヒクしてきたね。クリちゃんでイっちゃいそうなの?」
「う、うん・・・。もう、イキそう・・・」
「じゃあ遠慮しないでこのままイって。イく時は『イっちゃう!』って口に出すと、もっと気持ち良くなれるからね。恥ずかしがらずに、声に出して!」
イく時の作法を教えて、クリ虐めに戻る。赤く腫れたクリを舌で舐めしゃぶり、膣の中からお汁を掻き出すように指を動かす。可愛い悲鳴が細かく早くなっていくのに合わせて、指も早く動かす。そうして、クリトリスで絶頂に導く。
「イっちゃう! イっちゃうよ!? イっていい!? イクよ!? イッ・・・・・・〜〜〜♡♡♡」
早くも一回目のクリイキ。内ももで頭を挟まれてちょっと痛いけど、ここは我慢。絶頂が長引くようにクリを吸ってあげる。
「ふぅ・・・♡ ふぅ・・・♡」
ターニャちゃんは久々の幸せなクリイキに興奮し過ぎちゃったみたい。嬉し涙を流して呼吸を乱してしまっていた。その姿があんまり可愛かったので、絶頂の余韻に浸れるよう、キスをあげる。
クリイキの余韻が落ち着いたところで、キスをしながらクリを弄って前戯再開。
キス責めしながらもう1回クリイキ。穴を指でほぐしながら唇で吸って2回。
すっかりトロトロになったオマンコは準備万端。さあ、幸せなセックスの始まりだ。