崩壊した世界で水着ジャンヌに弟にされるだけの話 作:アルテマ
「……」
「~♪」
鼻歌を刻んでご機嫌な様子で歩くジャンヌの隣を、手を強く握られながら顔を伏せて歩く。
散々ジャンヌに逆レイプまがいの行為をされたりして、今更こんな手を繋ぐ程度のことに恥ずかしがるなんて変な話なのだとは思うが、どうにも第三者たちの視線を感じて落ち着かないのだ。
そんなことなど気にしないとばかりにジャンヌは僕の手を引っ張って歩いていく。
体力自体はサーヴァントであるためにジャンヌの方が圧倒的に高い訳だが、ジャンヌは歩くペースを僕に合わせてくれて、休憩のタイミングも僕に合わせてくれるので、そこに文句はない訳だが……
「ねぇジャンヌ。僕を守ってくれるのは嬉しいんだけど、手を繋ぐ必要あるかな……?」
「勿論あります!あまり離れた距離にいられると咄嗟に助けられませんし、何よりもお姉ちゃんのやる気がうなぎ上りです!」
初めて出会った時の服装である、濃紺の服装に銀の鎧と甲冑を身に着けており、言ってしまえば服装はルーラーのジャンヌ・ダルクのものへと変わっていた。
ジャンヌ曰く、戦装束である服装に切り替えることでオンとオフを切り替えているとのことで、能力自体はアーチャーのままらしい。
……言動を鑑みても、多分オンオフ切り替えできていないと思うけども。
「でも、別に手を繋ぐ必要ないんじゃないかな。それこそ、片手が塞がっていたら咄嗟に動けないと思うし……」
「……むー……そんなにお姉ちゃんと手を繋ぐのが嫌なんですか?」
不満を隠さず、ぷくっとあざとく頬を膨らますジャンヌ。 そんな姿にどきっとしつつも彼女の機嫌を損なわぬように急いで弁明する。
「いや、別にジャンヌと手を繋ぐのが嫌なわけじゃないよ!……ただ、やっぱりちょっと恥ずかしいんだ。何を今更って思うかもだけど、こんな状況だしあまりベタベタするのもどうかなって……」
辺りを見回せば、相変わらず倒壊した建物や車、そこら中に散らばる人間の死体や化物の死骸。
既に見慣れてしまった光景でこそあるが、この地獄絵図は間違いなく異常なのだ。
道中で見かけた人々の殆どがこの先どうすれば良いのかと、悲観に暮れる表情をしていた。
そんな中で、バカップルもかくやという密着して歩く様を見せつけるというのには気が引けた。
「……そうですか。弟君がそう言うなら仕方ないですね」
「うん。ジャンヌ、ごめ……え?」
やけにあっさりと引いたジャンヌを一瞬訝し気に思うが、要望を聞いて手を放してくれたので一言謝ろうとした矢先、肘の辺りに覚えのある柔らかな感触が伝わってきた。
「手を繋ぐのが恥ずかしいなら、お姉ちゃんは弟君に抱き着いちゃいます♡これなら問題ないですよね?」
「いや根本的な解決になってないよ!ほ、ほら周りの視線が痛いし自重しようよジャンヌ!」
何を思ったのかジャンヌは僕の腕に絡みつくように抱き着いてきた。
必然的にそのぴっちりとした服装によって強調された胸が当たり、ふにゅふにゅとした柔らかさを受けて嫌でもここのところ毎日行われている睦言がフラッシュバックし、股間が正直に欲望をため込み膨張していく。
ただでさえ人目が多く、恥ずかしい行為だというのにこれ以上醜態をさらすなんてことはしたくない思いでジャンヌへと呼びかけるが、ジャンヌは歯牙にもかけずに、それどころか更に体をこすりつけ、胸を僕へと押し付けてくる。
「周りのことなんて気にする必要ないですよ。だって私たちはお姉ちゃんと弟君なんですから、問題ありません!それに……」
「―――なんだかんだ言って、ルーラーモードの服装のお姉ちゃんのおっぱいを楽しんでるんじゃないですか♡」
「ひゃ……」
体をこすりつけながら、耳元で囁くジャンヌ。 色気がこれでもかと含まれたその声音に反応してしまい、しゃくりあげるような声が漏れてしまう。
そんな僕をジャンヌは楽しそうにクスクス笑い、耳打ちを続けてくる。
「この服装の時でも、いっつも私のおっぱいばっかり見てましたよね~弟君は♡あんなにチラチラ頻繁に見ていたらバレバレですよ?」
「……そのおっぱいで聖女は無理でしょ」
「今は弟君限定の性女ですから♡」
「それダメなやつ」
「んー……では弟君だけの性ヒロインで!」
「性から離れて!?」
「じゃあ弟君限定のお姉ちゃんです!」
「弟君限定のお姉ちゃん(パワーワード)」
冗談交じりに答えたネット上にあるジャンヌ含めた胸の大きな聖女たちにつけられるタグをつぶやいただけなのに、帰ってきた返答は霊基が変化しているとはいえ聖女様にあるまじき回答が帰ってきて困惑してしまう。
どう聞いても聖女の部分の回答が聖じゃなくて性だったし、言いなおした方でも結局本来の字面とは違うものだと容易に想像できてしまった。
そして最終的に姉を名乗るあたり、やはり相当僕を弟にすることにこだわり深いのだろうか……
「と、まあそれはさておいて、どうしますか弟君?辛いようでしたら、どこか建物の陰にでもいってお姉ちゃんが弟君のおおきくなったソレ、1回出させてスッキリさせてあげましょうか?♡」
「お姉ちゃんは、いつでも大歓迎ですよ♡」
耳に伝わる熱と甘い声に乗せられた誘惑に、背中がゾクゾクとする。
ジャンヌの提案通りのシチュエーションを妄想し、背徳感がくすぶるように大きくなっていく。 そんなことをされてしまったら、僕は……
「……う、うりゃあああ!!」
「え、お、弟君!?」
このままジャンヌに流されるとまずいと考え、誘惑によって昂ぶった色欲を振り払う思いで声を上げ、何を思ったのか抱き着いていたジャンヌをお姫様抱っこした。
突拍子なことにジャンヌは驚いてはいたが、それを無視するように走り出す。
「おりゃあああああああ!唸れ僕の足ぃぃいいいいい!!」
「ちょ、そんな無理しないでいいですよ弟君!流石にこの鎧来ている私を抱えるのは重いでしょ!?」
「女性は羽毛の如き軽さだから大丈夫だよぉぉおおおおお!!」
……実際はただのやせ我慢な訳なのだが、頭にこびりつく色欲を振り払うのにはちょうど良い筈だと思い込み、とにかく走り続けた。
僕たちが東京を目指して1週間ほどたった、ある昼過ぎのことだった。
「コヒュー……コヒュー……」
「あ、あの、大丈夫ですか、弟君?」
「……だ、大丈夫。多分もう少し息を整えれば……ゲホッ!」
「もう、そんなやせ我慢しなくていいですよ。まったく、しょうがない弟君ですねー……」
「ご、ごめん。ありがとうジャンヌ」
肩でポンプが水を吸い出すが如く呼吸をする僕をジャンヌはどこか呆れつつも、心配そうにして僕の背中を優しくさすってくれた。
霊基が変わっても、こういった優しさが垣間見えるところは変わらない。 この優しさをもう少し夜の方でも向けて欲しいと切に願う。
……え?十分に優しい?何度も射精を強要されたり監禁されたり、人ではなく犬扱いされたことあるのかって?……すみません……
でも洗脳されるのも結構ヤバイ事だと思うの(実体験)
「……?どうしました弟君、落ち着きましたか?」
「……あ、う、うん。ジャンヌのおかげで楽になったよ。ありがとう」
変な電波を受けつつ、背中をさすってくれたジャンヌにお礼を述べる。 ジャンヌはそれを聞くと少し微笑みを浮かべて僕へと向き直る。
「急なことで驚いちゃいましたけど、あんな風にお姫様抱っこされるのも悪くはなかったです。今度また、頼んでもいいですか?……あ、勿論甲冑とかは脱いでおきますから」
「え……まあ、僕でよければ。……その前に、筋トレしなきゃだけども」
ジャンヌの甲冑や鎧を抜きにしても、あまり大した距離を走れなかったのは偏に僕の運動不足が原因なのだろう。
流石に女の子1人抱えて走れる距離がやたら短いなんてのはかっこがつかないと思ったのだ。
「まあ確かに、体力や筋肉をつけることも急務かもしれませんが、その魔術礼装も上手く使いこなせるようにしておいた方がいいですよ? せっかくお姉ちゃんが用意したんですから、使わないと宝の餅腐るです」
「……それを言うなら『宝の持ち腐れ』だよジャンヌ……」
食べ物方面に勘違いしたことわざを訂正しつつ、自分がいま袖を通している服装へと向ける。
白のシャツと黒いズボンというシンプルなデザインが特徴なこの服は、FGOでプレイヤーが着用していた魔術礼装、『カルデア』である。
魔術礼装についての説明については、本当にざっくり言ってしまえば魔術師たちが魔術を行使する際の触媒であり、おとぎ話の魔法使いの杖のように魔術の効果を増幅させるものと、それそのものが魔術としての機能を持つ2種類がある。
その中でもfgoでプレイヤーが装備していた魔術礼装は、その服装の機能を用いてサーヴァントたちを支援する魔術スキルを服装ごとに3つ使える。
メタ的に言えばプレイヤー用のスキルを用いれる訳だが、僕は今そのうちの1つを着ており、ゲームの通りにジャンヌを支援するのは勿論のこと、なんと自分自身にも効果を発揮することができるらしい。
流石に化け物たち相手にこの魔術礼装のみで立ち向かうのは無謀らしいが、自衛には十分であるとしてジャンヌが僕にくれたのだ。
他の魔術礼装も、わざわざ脱着する必要はなく特定の言葉を発することで礼装の変更が出来るらしい。
「……コホンッ。とにかく、いざって時に自分で自分を守るくらい出来るようにしておいて損はない筈です。そのためにも、弟君には少しでも早く魔術礼装の扱いに慣れてもらわないといけません」
「ジャンヌ……」
感嘆したように僕はつぶやく。やや過保護な気がしなくもないが、こんな状況なのだ。
ジャンヌの言った通りに用心しすぎなくらいが良いのかもしれないし、何よりもジャンヌの僕を思う気持ちに涙が出そうになる。
「そして弟君が成長し、その魔術礼装の応援を私が得ることで、お姉ちゃんはお姉ちゃんパワー全開になるのです!正に一粒で二度おいしい!」
「ジャンヌ……」
一瞬で涙が引っ込んだ。やっぱりジャンヌはどこまでも我が道を行く、ゴーイングフリーダムマイウェイな人だった。
正直この魔術礼装を僕の為に持ってきたのか、自分の為に持ってきたのか判別がつかなかった。
(……あれ?)
そこでふと思う。 ゲーム内での魔術礼装はカルデアから電力の供給を受けて魔力に変換して魔術の行使を行っていると聞いたことがある。
つまり礼装を装備した本人が礼装の機能を使用するのに魔力を生成する必要はない。
しかしこの世界にカルデアがあることを僕は確認していないし、あるとも思えない。
では、この礼装の魔術を行使する際の魔力ないし電力はどこから供給されるのだろうか?
そもそも、目の前の彼女は現界する魔力をどこから得ているのか
「……ねぇ、ジャン―――
「話の途中ですまないがワイバーンだ!!」
「え!?って本当に来てたぁ!?」
僕の思考に浮上していた疑問を遮るように叫んだジャンヌのいまやネタ発言と化したセリフを受けて空を見上げてみれば、何十頭もの小型の竜、ワイバーンが群れをなしてこちらへと向かってきていた。
まばらにいた周囲の人々は悲鳴を上げ、我先にとワイバーンとは逆方向へと走り出していた。
「いやぁ、まさかこんなところでこの名セリフを言うことになるとは。お姉ちゃんも驚きです」
「名セリフっていうより迷セリフなような……というか関心している場合じゃないよね?あれ多分襲ってくるよね?」
「さあ弟君!正直あれくらいでしたらお姉ちゃん1人でも余裕なのですが、ここは魔術礼装の行使の練習といきましょう!ゲームで言うチュートリアルです!」
「……とか言いつつ、本音はただ僕に応援してもらいたいだけじゃないの?」
「お姉ちゃんの本音をしっかり分かってくれる弟君は大好きです!」
「……どうあがいても主導権は握らせてもらえないのね……」
人類を喰らう化け物の群れを前にして能天気な会話を繰り広げる僕たち。 ジャンヌはサーヴァントであるし、僕はあのワイバーンよりもおぞましい化け物を近距離でみてしまったせいか、さほど大きな反応はしなかった。
しかしあの群れが襲い掛かってくれば、ジャンヌは問題ないが僕はひとたまりもない。
「……まあいいや。礼装行使の実戦にはちょうど良いのかもしれない。拙い援護にはなると思うけど、やるだけやってみる」
「……」
「?どうしたのジャンヌ?」
「い、いえ、なんでもないです。弟君のその覚悟きまったような顔がカッコよくて……ちょっと濡れちゃいました」
今ものすごく小さな声だったけども何か問題発言をしたような気が
「コホンッ。ともあれ、弟君の応援があるのでしたら、お姉ちゃんは無敵なのです!それをこの場で証明してみせましょう!」
ジャンヌが右手を振り上げると、それに呼応するように地面からイルカたちが水面から顔を覗かせるように現れる。
アーチャーのジャンヌが飛び道具として使役するそれらの使い魔たちは、一様に空のワイバーンへと頭を向けていた。
「さあ、一緒にいきましょう!弟君!」
その言葉を合図に、イルカたちはミサイルの如く空のワイバーンへと飛び立っていった。
「弟君、お願いします!」
「『瞬間強化』!ジャンヌ決めちゃって!」
「イルカ突撃部隊、トドメです!」
片手を翳した先でジャンヌの身体が一瞬淡く光ったと同時に、ジャンヌが宙を舞うイルカたちに号令をかける。
その号令に従い、さながら特殊部隊のような整然さを以て残ったワイバーンたちを蹂躙していく。
数こそ多いが、連携や指揮する存在のいない群れという烏合の衆では特殊部隊には勝てないという事を、存分に見せつけられた。
敗走中だった個体含めてすべてのワイバーンを倒し、残敵確認をした後にジャンヌは周りのイルカたちをねぎらうように侍らせながら僕のもとへと歩み寄ってくる。
「お疲れ様です弟君。初めての実戦とは思えないほど魔術礼装を扱えてましたよ」
「……そうかな。僕はただジャンヌの指示するタイミングでこの礼装を使っただけだし、結局最後までジャンヌに頼りっぱなしだったよ」
ワイバーンたちとジャンヌの使役するイルカたちが飛び交う中で、僕がやったことと言えばジャンヌの指示したタイミングで言われたとおりに魔術礼装を起動して『瞬間強化』や『緊急回避』を発動させただけだ。
それだって必須なものではなく、前述したとおりにジャンヌは1人でも無傷でワイバーンたちを殲滅しただろう。
制空権を登場時は支配していたワイバーンたちが、カトンボの如くイルカたちによって撃ち落とされる光景は、戦闘について素人の僕でも、悪夢としか思えない光景だった。 CIWSか何かなんだろうか。
閑話休題、そんなやや消沈する僕をジャンヌは励ますように傍らのイルカと共に言う。
「それは仕方のないことです。寧ろ、私が指示してすぐにその礼装の機能をよどみなく使えただけでよくやっていると言えますよ弟君。お姉ちゃんのお隅つきなんですから自信持ってください。ほら、リースもそう言ってくれてますよ」
「ルーッカッカッカッカッカ!(口にできない凄惨な内容)」
「口開くと怖っ!」
ゲーム内でも述べられていたがなるほど確かに。 いざ目の前にするとそのイルカがしゃべってる内容はどう見ても聞いても何か人間を下等種族として蔑んでいるようにしか思えない。
「まあ、ともあれ今日はここまでかな。日も暮れそうだし、どこか夜を過ごせそうなところを探そう」
ワイバーンとの戦闘が思っていたよりも長引いたのか、既に日は傾きかけていてた。
文明が滅びかけているこの世界で、夜でも道を照らしていた街灯は壊れているものばかりで、日が沈めば辺りはすぐに真っ暗になってしまう。
これまで当たり前に受けていた文明の恩恵がなくなったことを嘆きつつ、これらの夜を照らすような発明をした存在への敬意が増すが、今はとにかく生き残るための道を模索しなければならない。
「ああ、それなら問題ありませんよ。ほら、あれ見てください。無傷のラブホがあります」
「なんでさ」
ジャンヌの指さした方角を見れば、周りの建物が荒廃したり倒壊している中で、異色を放つムーディな雰囲気のホテルが周りの状態なぞ知らんとばかりにそびえたっている光景を見て、僕はついうっかり冬木のブラウニーの口癖をつぶやいていた。
「ふふ、それにしても運が良いですね弟君は。まさか走った先で夜を凌げる場所を見つけられるなんて。……それとも、期待していたんですか♡?」
侍らせていたイルカたちを帰し、にじり寄ってくるジャンヌ。何を期待していたかは口にせず、しかしてややかがんだ体勢で僕に見せつけるように胸の谷間を作る。
つい視線がそちらに吸い寄せられるが咄嗟に目を反らす。ジャンヌが1度スイッチが入ってしまうと、いつも流されるままに性行為に発展してしまう。
流されっぱなしではいけないと思っての反応だった。
「……いや、ジャンヌ。もう少し周りを探して、空き家がないか調べ、んむ!?」
「えー何て言ったんですか弟君?聞こえませんでしたよ~♡」
そんな僕の抵抗は知らぬとばかりにジャンヌは僕へと抱き着き、頭を抱きかかえる。
視界は真っ暗になり、顔全体がここのところほぼ毎日触れたりしている柔らかな感触で包まれていた。
「えへへ、今日はどうしますか弟君♡この前のように赤ちゃんみたいにおっぱいに吸い付きながら、手で扱かれてイっちゃいますか?それとも、キスしながらの方がお好みですか?もちろん今みたいにお顔を胸で包まれて、ぱふぱふしながらでもお姉ちゃんは構いませんよ?お姉ちゃんのおっぱい大好きですもんね~弟君は♡」
「わぷっ♡……い、いや、今日は控えむむぅう♡」
「遠慮なんてしなくていいんですよ~♡お姉ちゃんは弟君が大好きなんですから♡だから素直になって、今日もお姉ちゃんに気持ち良くされちゃっていいんです♡えい、ぱふぱふ~♡むにゅむにゅ~♡」
「んぅ♡ひゃうぅう♡」
あやすようでありながら、何かを刷り込むようにして僕の頭を胸で柔らかくこねくり回すジャンヌ。
これまでも何度も僕を快楽の坩堝へと誘ったその胸の柔らかくて温かい、砂糖菓子のように甘い甘い誘惑に耐えられるはずもなかった。
「ね、弟君?お姉ちゃんとキモチイイ遊び、したいですよね♡」
「んぅ……♡うん……♡」
惚けた声で答える僕にジャンヌは嬉しそうに微笑み、僕をお姫様だっこで抱えてラブホテルへと足を向ける。
先程とは役割が逆転した、いつもだったら恥ずかしいからやめて欲しいという行為にも、何も言わず受け入れてしまう程度には僕の頭はピンク色に染まっていた。
「さて、今日は弟君の初実戦成功のお祝いですね♡お姉ちゃんいつもよりも頑張って弟君を気持ち良くさせちゃいますから、期待していてくださいね♡」
―――その夜、僕は今日も大好きなお姉ちゃんに甘えて、甘やかされて、眠くなるまで何度も射精した。
弟(洗脳中)「お姉ちゃん大好きぃぃいいいい♡♡♡」
やばいイルカ女「えへへへ♡お姉ちゃんも大好きですよ~♡ほら、素直な弟君にご褒美です♡イッっちゃえイッっちゃえ~♡♡」
弟(洗脳中)「んぁぁぁあああああ♡♡♡あへぇえええええ♡♡♡」
なんだこれ(恐怖)
今回はエロの代わりに謎の伏線と名ばかりの戦闘回。あるいは魔術礼装の説明回って感じなのかな
Q1.なんでジャンヌはわざわざルーラー時の服装をしているの?
A.作中の言+マテリアル曰くジャンヌの水着は自分を装うものではなく、夏を楽しむための服装とあったため(尚冬だろうが夏だろうが水着着用。気に入っているのでは?)
Q2.なんでラブホテル無傷なん?
A.知らん、そんなことは俺の管轄外だ。(気になる人は崩壊シリーズの大元となった作品読もうね!これステマじゃないから!露骨なマーケティングだから!)