※この作品はR-18です。

アルベドのお食事   作:dolph

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鑑賞会 ▽シェーダ+α

 シェーダが皆のところへ戻るなり感想戦が始まった。

 始めはふにゃふにゃした肉色の棒、と言うほど長くはなく、初めて見る男性器は異本で仕入れた知識と違って期待を裏切られたようにも感じたというのに、結果として期待と想像を大きく越えた。

 生ちんこは凄かった。

 

 あんなに大きくなるものなのね、なんだかバネが入ってるみたいだった、そうそう下がってたのがピコンって感じで、あれが勃起、固そうだったけどどうなの?、ガッチガチよ、骨は入ってないのよね?、異本では熱いものと書いてあったわ、熱いって言うか熱くなるって言うか、綺麗にしてるって言ってたけど口でするなんて、フェラチオね二人だからダブルフェラよ、ねねね! 精液っておいしい?、美味しくはないけど不味くもないわね、匂いが独特かな、味より舌触りが不思議な感じ、リファラは……もう匂いはないのね、さっき拭いたから。

 

 興奮が治まらないまま後半戦へ。

 シェーダへ視線が集中した。

 

「……なによ?」

 

 何って言うか、さっきのこと、スカートがめくれて見えてたのよ、彼の右手が後ろへ回ってたわよね、触らせてたの?、あれは確実に触ってたわ。

 

 こっそり触らせていたつもりなのにバレバレであった。シェーダはたちまち顔を熱くする。それでも強気を崩さなかった。

 

「こっちが触ってたんだからこっちも触らせないと等価交換にならないわ。ああした方が興奮するだろうって思ったし」

 

 ふーん……、つまりあれね、等価交換って言うことは、おちんちんと等価ね、どこだと思う?、どこかしら?、あそこしかないわよね、あそこって?、シェーダが触らせてたところ、シェーダはどこを触られてたの?、シェーダがおちんちんと等価って思うところよ、ふふっおちんちんが入るところの間違いじゃなくて?

 

 皆わかって話している。シェーダは顔の熱が耳の先まで届くのを感じた。

 

「何よ何が言いたいのよ! 私が触らせてあげたのがそんなにまずいわけ!?」

 

 ごめんなさい、そう言うつもりじゃなくて、気になっちゃって、おまんこよね?、濡れた?、感じた?、気持ちよかった?、どこをどんな風に触られてたの?、クリトリス?、穴は?、穴なんて言わないでよ、ごめんごめんえっとそれじゃ……ヴァギナ?、……穴よりましかしら?、どっちでもいいわよそれで入れられた?、一本?、二本?

 

「あのね……」

 

 シェーダは入れたことあるのよね、指じゃなくてあれ、そうよこの目で見たもの!、あの長いのが入っちゃったの!、指なら試したことあるけど、本当にあんなの入るの?、異本で見たのより大きくない?、あれ入ったらおへそのあたりまで来るんじゃないかしら?

 

 女同士の遠慮ない言葉は、当事者を置いてきぼりにしてどこまでもエスカレートしていく。

 誰かが言った。見てみたい、と。

 

「いやよ! どうして私だけ」

 

 異本を信仰する同士であり、ナザリックのメイド仲間でもあるが、自分一人だけそんなことをするのは見せ物のようで抵抗が激しい。あの男ともう一度という気持ちはなきにしもあらずだが、二人きりが望ましい。

 しかしまたも誰かが言った。みんなで脱げば恥ずかしくない、と。

 

 私たちも脱ぐの!?、シェーダ一人だけじゃ可愛そう、私たちも彼の裸見ちゃってるし、ペストーニャ様へ報告されないように口止めは必要よね、私たちの裸なら十分すぎるわ、一人だけじゃ無理だけど皆と一緒だったら……まあ、みんなのは見慣れてるし、全員で脱いだら着てる方が恥ずかしいかも、脱ぐって全部?、全部、下着も?、全部、皆がちゃんとするならいいかな、シェーダが脱ぎ始めたらちゃんと脱ぐのよ?、わかったわ、皆もそれでいいわよね?、恥ずかしいけど皆と一緒だったら、私たちがされるわけじゃないしね。

 

 当事者不在で話はまとまった。

 よろしくねと言われたシェーダは、顔を真っ赤にして絶句した。拒絶も肯定も反論も出来なかった。

 

 そうして彼女たちは鑑賞するためにソファーを円形に並べ、シェーダを押し出してそれぞれの場所に陣取ったのであった。

 

 ところで、リファラとキャレットは、シェーダと創造主を同じくしている。姉妹と設定されているわけではないが、容姿は髪色以外よく似通っているし、いつも三人一組で行動しているし、ほとんど実の姉妹同然である。考えていることは互いに何となく通じ合ってる。

 そんな二人は、シェーダが内心ではあの一時をもう一度と思っていることを気付いていた。ゆえに場の空気を温めて勢いづけ、シェーダがもう一度出来るように状況を整えたのだ。

 そしてシェーダが行為をして場の空気が熱くなってきたらその勢いに乗り、後に続こうと考えている。前回は残念ながらタイムアップだったので今回こそを目論んでいた。痛み止めのポーションもしっかり用意している。

 

 言うまでもなく、メイドたちの話し合いでちょくちょくと過激な発言をした誰かとは、この二人だった。

 

 

 

 

 

 

 入っているところを見たい。セックスしてるところを見たい。

 そう言われてこの男は、折角優れているのにポーションならぬローション開発以外ではほとんど有効活用されない頭脳を動かさなくてもいいのに働かせた。

 

 穴があります。棒があります。棒が穴に入りました。

 

 これでは話にならない。要求されたことは果たせるだろうがこれはない。子供だってもう少し気を配る。

 セックスしてるところを見せるのは、アウラ様の時と似ているようでいて全く違う。あの頃はアウラ様は男の子だと思っていたので、行為自体よりも女体について解説するのが主だった。

 今回は違う。鑑賞するのは女性たちである。

 入っているところを見てみたいと言うのは、おそらく表面上のこと。裏を読まなければならない。

 おそらく彼女たちは、可能性を知りたいのだ。女性の体がどのように乱れて男の体を受け入れるのか。受け入れた快感はどうなのだろうか。本当に気持ちいいのか。どこまで好くなるものなのか。その果てに行き着くところは。

 そのためには、徹底的にシェーダを愛せばよい。

 

「やん!」

 

 全裸になったシェーダを抱き寄せた。倒れ込んできた体を支え、形よい乳房を掴んだ。ソリュシャンほどのボリュームはないが、あれは大きすぎる。シェーダのおっぱいは十分大きい。

 胸を触られて、シェーダは咄嗟に払いのけようとした。

 

「駄目ですか?」

「う……、ダメじゃ、ないけど……」

「よかった」

「っ……」

 

 悲しげに眉根を下げられ至近で見つめられた。

 ナザリックでも希な美貌は、初対面で処女だったエンリに体を使ってでも慰めてやらなければと使命感を抱かせるほど。シェーダにも効果覿面で、視線を逸らしつつ胸を許した。

 挿入して中出しまでしているので、胸くらいと言えばそうかも知れない。

 

「シェーダさんは経験がおありなんですか?」

「…………あるわよ。一回だけだけど」

 

 もみもみしながら一応訊ねる。

 あの時は寝たふりをしていたので、シェーダに挿入したのは知らないことになっている。これで摺り合わせは完了した。

 

「んっ……」

「とても綺麗なおっぱいです。乳首の色もこんなに澄んでる」

「言わなくていいからっ」

 

 ソファーの上で向き合って、胸を揉みながら段々距離を近くする。

 シェーダは極力視線を逸らしている。直視したらまずいと直感した。

 

「あ…………」

 

 髪をかき上げられ、露わになった耳に柔らかな感触。唇で触れられている。

 手を取られ、導かれた場所。シェーダがしたのと同じこと。

 

「貴女が魅力的だからこうなってるんです。貴女への愛がこうさせるんです」

「そんな…………、さっきより、熱い……」

 

 逸物に触れさせられ耳元で囁かれ、優しく握った。

 繊手が屹立した肉棒を上下にさすり始める。

 誰かが言っていたように、骨が入っているのかと思うほど固い。キャレットが答えたように、握る手のひらから逸物の熱さが体の中へ忍び込んでくる。

 扱き続けるうちにしっかりと握るようになって、上下に動かす速度も増していった。

 

「あんっ、んっ……、あ、だめ……ちゅっ…………」

 

 胸を触っていた手は下りていき、シェーダの秘部を撫で始めた。中指だけを伸ばして割れ目に這わせ、第二間接で曲げられる。

 髪をかき上げた手は顎を持ち、上を向かせる。目が合うや否や、唇を重ねられた。唇と唇でキスをするのは、初めてだった。

 唇が唇を食み、口内の何かを口移しするように舌を入れられる。初めてのキスで舌を入れられ、自分からも舌を伸ばした。

 時々、逸物を扱く手が止まる。その度に舌を甘く歯で噛まれ、思い出したように手の動きを加速させた。

 

「んっ、んっ、きす、初めてなのっ、ちゅるっ……ちゅう……あふぅ……」

 

 顎から手が離れても、シェーダの唇は離れない。

 自分から首を伸ばして唇を押し付けている。唇ではちゅるとかじゅるとか、シェーダの股間ではくちくちと小さく、シェーダが扱く逸物は先走りの汁が伸ばされてにちゃにちゃと鳴り始めた。

 

「口でしてください」

「え……、でも……」

 

 前回は立たせるときに口を使った。口でする事に抵抗はない。ただし、上手くできる自信がなかった。

 今回は直前にリファラとキャレットの二人が口で出させている。拙い口淫を比べられたら。

 

「シェーダさんにして欲しいんです」

「…………わかったわ」

 

 唇同士が掠める距離で見つめられ懇願され、拒否できない。

 ソファーの上に体を伸ばし、膝枕されるような姿勢で勃起している逸物と向き合った。尿道口から透明な汁が滲み出ている。

 反り返った逸物を両手で固定する。シェーダは大きく口を開き、歯を当てないように注意しながら亀頭にしゃぶりついた。亀頭へは舌を当て、口をすぼめて吸いついた。

 

 男の股間に顔を伏せ、シェーダの頭がゆっくりと上下した。

 

 ソファーにゆったりと座ってシェーダにしゃぶらせ、周囲を見回した。

 一糸まとわぬメイドたちが体を隠すのも忘れて見入っている。ソファーに浅く座って身を乗り出す。太股をきゅっと閉じて、両手は膝の上に。胸の大きさは、やや大きいから割と大きいまで。小さいのは一つもない。腰はくびれて、だらしない体は一つもない。誰もが美しい姿態を誇るのはナザリックのメイドだからか。

 二人の両隣は一人掛けのソファーで、こちらはリファラとキャレットが陣取っていた。ソファーの上に正座して、高い位置から覗いている。

 

「んっ!」

 

 手を伸ばせばシェーダの尻に届く。

 大きな尻をさわさわと撫でてやってから、指先は尻の割れ目に沿って下げていく。熱気と湿り気とぬめりが指先にまとわりついて、もう一度シェーダの中へ指を入れた。

 触られた瞬間は口が止まったけれど、艶やかな黒髪を撫でてやれば再開した。

 射精目的ではないし、シェーダは一度しか経験がないので本人が認識しているようにフェラチオは上手くない。それでも、温かくて柔らかなものに包まれているだけで心地よい。萎える気配は全くない。あの美しい唇に包まれていると想像するだけで滾ってくる。

 

 

 

 シェーダがフェラチオに集中していることから、上手く行っていることを悟った。

 女性経験は豊富なようで一般的でないことばかりだったが、ソリュシャンから絶えなく課され続けた課題図書から、女性がどのようなシチュエーションを好むか学習しつつあったのだ。

 課題図書には、濃厚な濡れ場があるものも少なくなかった。

 それらによると、情交とは愛ゆえであるらしい。形式的であっても構わない。兎も角愛がなければいけないらしい。愛を囁かなければならないのだ。愛ってなんだろうと思わなくもなかったが、参考になる台詞は大量にある。

 それらから適宜引用して、シェーダにその気になってもらったのだ。

 始めこそギャラリーたちを気にしていたシェーダは、今は夢中になってくれている。

 

「んんっ!? …………けほっ。今度したら噛むわよ」

「気持ちよくてつい。もうしません」

「もう。…………あむっ。んんっ……ちゅうぅ……、ちょっと……れろ…………、おいしいかも」

 

 頭を撫でる手にちょっとだけ力を加え、深く咥えさせると睨まれた。

 シェーダがアルベド様ほどの高みにいるわけがないので当たり前と言えば当たり前である。優しく行こうと方針を固めた。

 

「ん?」

「あっ!」

 

 強い視線を感じて隣を見ると、吐息が掛かる距離にシェーダと似た顔。髪は白。リファラだ。

 いつの間にかソファーから下りて、こちらが座るソファーの肘掛けに手を突いて熱心に鑑賞していた。

 何とはなしに手が伸びた。

 

「っ!?」

 

 シェーダへしたように顎を掴む。

 ぐいと引き寄せれば抵抗はなく、赤い唇を奪った。

 

 シェーダにしゃぶらせながら、リファラとたっぷり唾液を交換する様を、メイドたちは全員見ている。

 糸を引いた唇が離れ、リファラはよろよろと元いたソファーに座り直した。

 真っ赤な顔をして、両手で唇を押さえている。

 こちらを向いてるから、シェーダ同様に形の良い乳房がよく見えた。

 シェーダとしていることを見て興奮したのか、キスが好かったのか。白い乳房の先端で、充血した乳首が勃起していた。

 そう言えばシェーダの乳首を楽しんでいない。

 

 アルベド様とはたっぷりとしたわけだが、間にいろいろ挟んで今に至っている。特にシズを挟んだのが効いている。

 肉厚なステーキを食べた後でも、フレッシュなジュースでリフレッシュすればもう一度お肉を、と言う気分になるものだ。シズちゃんのジュースは甘い香りで爽やかだった。

 

「あんっ! あっ、ちょっとっ、あうっ……」

 

 シェーダに沈めた指を動かせば、敏感な反応が返ってきた。

 

「私の準備は十分です。シェーダさんはどうですか?」

「どう、って……」

 

 たっぷりとしゃぶらせていた逸物は唾液にまみれ、湯気が立つほど熱い。

 口は離れても手は離れなかった。

 

「欲しいですか?」

「!?」

 

 体を起こさせて抱き締める。シェーダだけに聞こえるよう、耳元で小さく囁いた。

 シズの小さな体も良いが、肉惑的な女体も好い。柔らかな肉が絡みついてくるようだ。

 

「シェーダさんのここは十分なようですが」

「やぁ、言わないで……」

 

 秘部は十分潤っている。

 シェーダの汁で濡れた指先を見せつけた。すぐにぱくりとやられて舐めとられた。自分の愛液を舐めるより、愛液を見せられる方が恥ずかしいらしい。

 

「欲しいと言ってくれないと、私からは何も出来ません」

「そんな……」

 

 望まれていることではあるが、事に至っての同意は必要だ。

 手続き重視の官僚めいた遣り方は、わざとである。美しいメイドたちに囲まれて、ちょっと調子に乗り始めていた。

 シェーダが恥じらいながら、口にするのを聞きたいのだ。

 

 抱き締められているので男の首筋に顔を埋め、太股にはさっきまで咥えていた熱い逸物が触れている。

 あやすように背中を撫でられ、愛しむように太股を撫でられ、美声が耳朶を犯してくる。

 

(すごい濡れちゃってる。この前だってこんなにならなかったのに。おちんちん舐めてたから? 舐めながらおまんこ触られちゃって……。頭撫でてくれて……。私が口でしてあげて気持ちよかったかな……? 口で大きくさせるのは出来たけど、キャレットとリファラみたいに出させるまでは出来なかったし。でもおまんこに入れてあげたら出してくれたのよね。入れてあげたら……)

 

「……入れたいの?」

「シェーダさんが望むなら」

「…………ずるい」

 

 呟きが聞こえたろうに、微笑むだけ。

 いらっとして睨みつければ顔が近付いてきた。もう一度唇が合わさった。

 

(おっぱい触ってる! 今度は乳首摘ままれてる! だめ、きもちい。乳首じんじんしてる。そんなに転がさないで。何も考えられなくなっちゃう! 引っ張っちゃだめぇ。あ……また触らせるの? 握って欲しいの? シコシコする? おちんちんがこんなになってるよぉ……。またしゃぶりたいかも。ちょっと楽しかったし。でもしゃぶるより……。欲しい……かも。お腹熱い。お腹だけじゃなくて全部熱い。きゅんってしてる……。おちんちん握ってるだけなのに……。なんでこんなに格好いいのよこいつは! 顔だけじゃなくて体もいいし。おちんちんすごいし。手、上手だし。キスも……しちゃったし。あんなにイッちゃったのあの時が初めてだった……。また入れちゃったら……)

 

 ぷはっと唇が離れた。

 注がれた唾液に媚薬でも含まれていたのか、シェーダの顔に険はない。目は潤んで真っ直ぐに男を見つめ、薄く開いた唇を舌が一周して僅かに付着した唾液を舐めとった。

 蕩けた顔をして逸物を扱いている。勃起した乳首を指先で摘ままれている。緩急つけた摘まみ方で、何度目かに強くなった。

 

「きゃうん! もっと優しくつまんで……」

「好かったでしょう?」

「……うん。もっとつまんで。おちんちんシコシコしてあげるから……」

「他のところではしてくれませんか?」

「…………うん。したい。してあげたい」

「欲しいですか?」

「ほしい。おちんちんほしい。もう……いれて?」

 

 男の笑みに何を見たのか、シェーダの理性が溶けていく。

 どんなにいやらしいことでも言えそうだった。

 

「おちんちん入れて? 私のおまんこ、ぬれちゃってるの。もう入れても平気だから。入れて欲しいから」

「わかりました」

「あっ♡」

 

 ソファーに押し倒され、片足を高く持ち上げられた。ソファーの前面側の脚で、ギャラリーたちからよく見えるように。

 瞬間、シェーダはメイド仲間に視線を走らせ、恥ずかしいところを見られている羞恥に声を上げようとして、その必要がないことを悟った。

 胸を揉みしだいている者がいる。尖った乳首を引っ張っている。閉じた太股の間に手を差し込んでいる者もいた。閉じていない者もいた。まるで見せつけるように股を開いて、股間で両手が重なっている。中指と薬指をしゃぶって舐り、濡れた指を股間や乳房へ。

 

「入れますよ」

「あっ……ああっ、あんっ、はいって、きたぁ……」

 

 先走りの汁とシェーダの唾液で濡れた亀頭が、小さく口を開いたピンク色の入り口を押し広げていく。

 ゆっくりと進んでいき、亀頭全てが姿を消した。亀頭より細くなっている竿部に、シェーダの媚肉がぴったりと吸いついている。上の口でしていたのと同じように、下の口で咥えているように見えた。

 シェーダのセカンドヴァージンだ。清らかな乙女の陰部が男の逸物を咥えていく。

 経験が少ないことから来る雌穴の弾力に阻まれながら、長い逸物が埋まっていく。

 

 きつくなく、かと言って緩いわけがなく。シェーダの膣は男の逸物を過不足なく受け入れた。

 それというのも処女肉を貫かれた時、最奥まで届いている状態でポーションを飲んだからだ。裂けた媚肉は男を受け入れたまま回復し、ぴったりの状態で固定してしまった。

 ポーションと一緒に再挿入されたシクススと同じだ。この男専用の雌穴に作り替えられたようなもの。

 

「んっんっ……、あっ、あんっ! あふぅっ、すごくぅ、……ああんっ、あんっ♡」

 

 始めこそ堪えようとした嬌声は、数度の抽送であられもなく漏れるようになった。

 ギャラリーたちによく見えるよう持ち上げた脚は絡みつくように男の腰へ回って、両腕は男の首を抱いている。

 そこをあえて突き放した。

 

「あ…………、あっ、おっぱいぃ、あっあっ……」

 

 シャルティア様としているとき、覗かせることはよくある。あくまでも覗かせるであって、見せるためではない。

 今回は見せるためだ。体は密着させない。一体感は抱き合っている方が強いが、体を離しているからこそ出来ることもある。

 深く突かれる度にぷるんと揺れる乳房に手を置き、揉みながら腰を使った。

 シェーダは口を半開きにして真っ直ぐに見つめてくる。真顔のようで、時々切なげに眉根を寄せて、乳房に置いた手を掴んでいる。

 

「うっくぅ……ああっ……、いまっ、いっちゃった……」

「わかってるよ」

「わかられちゃってる……、はずかしい……。でも気持ちいいの……あん♡」

 

 シェーダの奥深くに刺さった逸物がリズムよくきゅうきゅうと締められれば、浅くイッたのと察しがつく。

 シェーダは淫らに微笑んで、男の腕を優しくなぞった。

 

「やあんっ! こんなのみんなに見られちゃう! だめっ、見ないでぇ!」

 

 正常位ばかりでは能がない。

 横を向けば並んで寝られる大きなソファーだ。今度は後ろから挿入した。

 シェーダの体が前に来る。胸を見られるのは今更だが、右足を大きく上げさせているので結合部がよく見えるようになっている。

 何度か、わざとシェーダから引き抜いた。

 抜けた直後はぽっかりと大きく口を開いて、中の暗がりを覗かせる。とろけた雌穴は見る間に口を閉じていき、閉じきる前に再挿入する。

 自覚なく体を作り替えたシェーダの膣は、男の逸物によく馴染んだ。

 愛液の量も質も十分だ。

 引き抜く度に、先端から根本までてかつく愛液に塗れた逸物を、ギャラリーたちは熱心に手を動かしながら凝視している。

 

「キスしてっ、あんっあ……、ちゅっ、ちゅ……、ああんっ、おっぱいも、クリトリスも、どっちもいいよぉ」

 

 側位の利点は胸だけでなくクリトリスも触れるところ。

 シェーダが振り向いてキスをねだり、応えながら結合部に手を這わせる。蕩けた媚肉の中で肉芽が顔を出し、擦り続ければ膣が締まった。

 折角なので、愛液に濡れた指でシェーダの下腹を撫でる。へその少し下で止まった。

 

「今、シェーダさんの一番奥まで入ってます。私のちんこがこのあたりまで届いてるわけですね」

 

 長さだけで言えばへそまで届くだろうが、膣はやや背中側に延びているのでそうはならない。

 

「ここまで入ってるんです。わかりますか?」

「うんっ……、わかる、わたしの奥まできてる……。奥まで入って、一つになってる。入ってるの感じるわ。あなたが私の中に入ってるの。あなたを感じてるの」

「あっ……」

 

 シェーダの恍惚とした告白を受けて、誰かが小さな声を上げて体を丸めた。

 自分で慰め、達したらしい。

 

 シェーダだけでなく、ギャラリーたちも大分温まってきている。そろそろ、と判断した。

 ここまでは前戯。ここからが本番である。

 シェーダは何度も達して、体も心もほぐれてきている。躊躇なく淫語を口にするようになった。

 美神であられるアルベド様の影をようやく踏めた段階だ。アルベド様にとっては、口内射精も挿入も、時として膣内射精までもが前戯である。そうして気分を高め、快楽の渦へ身を投げるのだ。

 股を濡らしているギャラリーたちも乱れるシェーダを見て、真実の欠片を手にするに違いない。

 

「あっ!? ちょっとなに?」

 

 互いに寝そべっている側位から、体を起こした。

 シェーダを抱き上げ、諸共ソファーに腰を下ろす。やや浅く腰掛け、シェーダはこちらの股間の上に座っている体勢になる。

 

「やだぁっ!」

 

 太股を持ち上げて、足をソファーの上に突かせた。

 挿入しながら、ギャラリーたちへ見せつけるよう脚をM字に広げさせる。

 正面からは、結合部がよく見えるはずだった。

 

「私たちが愛し合ってるところを見せつけるんです」

「あ、あいって……、あんっ、うごかないでっ」

「違うよ。俺が動いてるんじゃない」

「えっ」

「シェーダが腰を振ってるんだ」

「~~~~~~~~~~~~~~っ!!」

 

 信じられないと言わんばかりに、シェーダは両手で口を押さえた。

 半分嘘で半分本当。

 シェーダの体は、リズムよく上下に動き、豊満な乳房がたぷんと揺れる。シェーダの尻が下がるのに合わせて、男は下から突き上げる。亀頭が子宮口を叩き、シェーダの視界に火花が散った。

 

 目一杯広げられたシェーダの膣に、男の逸物が刺さっている。引き抜かれて姿を現す肉棒は根本まで濡れ光っている。そして直ぐ様シェーダの中へ飲み込まれていった。

 メイドたちからは、とてもよく見えた。

 シェーダが全身を紅潮させている。白い肌がいやらしく染まって、大きな乳房がたぷたぷと。背後から掴まれ、動きを止めた。

 乳肉に指が埋まり、絞るように握られて乳首を強調させられている。尖りきった乳首は、シェーダが摘まんだ。腰を振りながら乳首を摘まんでいる。転がして弾いて引っ張って、貪欲に快感を求めて愛撫していた。

 

 あっあっあっ、と。切なくも甘い鳴き声は一向に途絶えない。

 男の手は、改めてシェーダの股間を這っていた。

 シェーダの後ろから覗くように顔を見せ、メイドたちへ笑いかける。こうするんだぞ、と、お手本のようにクリトリスの包皮を剥いた。真っ赤な肉芽は膨張しきって、遠目にも勃起しているのがよく見える。

 いつもは白いパンツの中で、割れ目の奥に隠されて、さらに薄皮で包まれている敏感なクリトリスが、唾に濡れた指で擦られ始めた。

 

「だめだめっ、あっ、やあんっ、ああっあーーっ、そこだめぇ!」

 

 固く目を瞑った必死の顔で、口を開けば舌は尖って、唇の端から涎を垂らした。

 乳房を揉む手も、男を咥えて振る腰も、メイドたちを体の芯から熱くさせる嬌声も止まる気配がない。

 

 男の手付きを真似るメイドがいた。

 股を開いて割れ目を広げ、クリトリスの皮を剥いて擦っている。熱い息を吐きながら、飢えた犬のように舌を伸ばした。

 割れ目を撫でる細い指が中程で折れ曲がり、指先が消えているメイドもいた。

 

 上に乗られている男とて、最大限に動いている。

 クリトリスを愛撫する以外に、シェーダの腰つきに動きを合わせているし、一突きごとに意識してシェーダの感じやすいところを擦っている。

 数往復する度に締め付けられるのは、シェーダが意識無意識問わず男へ快感を与えようとしているのではなくて、浅くイッているからだ。

 シェーダを何度も襲う波が重なって閾値を越えると、そうなってしまう。

 その波を、男は読んでいた。

 

 シェーダは、メイド仲間たちに見られているのを意識できない。

 奥の奥まで見せて、咥え込んでいる様を見せて、さらには自分から腰を使っている。

 淫靡な楽器のように絶え間ない嬌声を響かせ、いやらしい言葉を自分に聞かせているのか男へねだっているのか、自分でもわからない。

 自分をなくして、男と溶け合っている。

 つながっているのはわかる。一つになっているのがわかる。圧倒的な多幸感と充足感で何もかもが塗りつぶされ、満たされていく。

 新たな波がシェーダの全身を駆け巡り、今度はさっきよりも深いとシェーダがおぼろげに予感した時、

 

(愛してますよ)

 

「!?」

 

 掠れた声で囁かれる愛の言葉。

 剥き出しのクリトリスをぬめる指できゅうと摘ままれ、腰を下ろすのに合わせて下から全身を貫かんとばかりに突き上げられる。

 今までよりも強い突き上げに体が硬直した瞬間、シェーダの中を我が物顔で行き来していた逸物が一番深いところに。上の口で交わした口づけのように、子宮口と尿道口がぴったりと口を重ねて、どぴゅどぴゅと熱い精液を吐き出した。

 

「わたしも~~~~~~~~~~~っ!!」

 

 シェーダは体を弓なりに反らせ、愛を叫んだ。心と体の深いところへ何かを注入されて、心も体も砕け散る。再構成された心身は今までと違っていた。

 作り替えられた。この男のために変わってしまった。ナザリックの栄えあるメイドが、男の愛を受け入れるためだけの淫蕩な雌になってしまった。

 

 シェーダの膣がきゅうきゅうと締まり、膣内に出された精液を取り込もうと蠕動する。

 脈打つ逸物へ心地よい刺激を送り、最後の一滴まで吐き出させた。

 射精が終わってもシェーダの痙攣は止まらない。男に乗ったシェーダの尻は、怯えたように震え続ける。

 

「あ………………」

 

 そしてそのまま、脱力した。

 

 足腰を小さく震わせながら、上半身から力が抜けて男の体に預けきる。

 ソファーに突いた足も崩れて投げ出される。

 

「おっと」

 

 挿入したままなのだ。出すものを出したので硬度を失いつつあっても、急に動かれるとちょっと痛い。

 後ろからシェーダの太股へ手を伸ばし、膝裏へ回して持ち上げた。

 ずるりと逸物が抜け、シェーダのピンク色の入り口から白い粘液がとろりと垂れる。

 と、同時である。

 シェーダの真下にある逸物へ、生温かい液体が注がれてきた。

 後ろからは見えないが、さらさらと流れる様子から精液でないのはわかった。

 

 シェーダは一言も発しない。

 全身が弛緩して、意識を失っているようだった。

 経験にない深イキをして失神したシェーダは、色々なところが緩んでいる。

 シェーダの心は深いところへ墜ちて、現世にある肉体は解放されている。

 シェーダが漏らしているのは、おしっこだった。

 両膝を持ち上げられているのは、幼子がおしっこをさせられるポーズに酷似していた。

 

 絶頂、失神、失禁のスリーコンボ。

 いい仕事をしたぜと、男は内心でガッツポーズを作った。

 

 

 

 

 

 

 シェーダは目を覚ますと、ソファーに寝かされていることに気が付いた。

 メイド服はきちんと身につけている。

 動かしたソファーも、自分が横たわっている物以外は元の位置に戻されている。

 部屋を見回せば、メイドたちが慌ただしく動き回って、床やソファーを拭いていた。

 

「目を覚ましましたか? シェーダさんは少しだけ眠っていました。気を失ってから30分も経っていません。ペストーニャ様が仰った休憩時間はまだ残っています」

「……そう」

 

 気怠げに体を起こす。

 体が少し重く感じる。少しであって、仕事をするのに問題はない。

 

「え……」

 

 自分も掃除を手伝おうと、近くにいたキャレットに声を掛けようとしたら、露骨に顔を逸らされた。

 キャレットの顔は赤かった。

 

「……リファラ?」

「っ! ……………………すごかったね?」

「すごかった?」

 

 言葉少なく、リファラも離れていった。

 シェーダには何が凄いのかわからない。

 首を傾げて謎を解こうとするも頭が上手く働かない。

 

「シェーダさんがすごかったんですよ」

「私が?」

 

 破れている服を着込んだ男だけが傍を離れない。

 

「シェーダさんはとても感じていたようですから」

「!?」

 

 気怠い気分、重い体。それと、心地よい余韻。

 何をしていたか思い出した。

 皆の前で、この男と交わったのだ。

 恥ずかしかったけれど、皆も服を脱いでくれたので我慢できた。

 裸を見せたのはお互い様。セックスまでしてしまったのは皆の要望。

 恥ずかしいことではあるけれど、避けられるほどではないはずである。

 

「体の調子は如何ですか? 私が射精したと同時に失神してしまったんです」

「あ……」

「そこまで感じてくれると私としてもやりきった感があります」

「………………」

「その後でおしっこが出ちゃったのは演技ではなく本当に感じてくれたのだとわかって嬉しかったですよ」

「「「!?!?!?」」」

 

 お前何で言っちゃったの!?

 メイドたちは愕然と驚愕と怒りの目で男を見据えた。

 

「もちろん私も気持ちよかったです。シェーダさんの中でたっぷり出ましたし。ああ、安心してください。中に出したのが垂れてきたので綺麗に拭いてあります。スカートが汚れることはないはずです」

「………………」

「おしっこの量も少なかったので掃除も簡単に済んだようですよ? 便利な洗剤があるんですね。私も同じような薬液を開発したことがありますけど量産が難しくて、グハッ!」

 

 パアンと、乾いた破裂音が高く鳴り響いた。

 シェーダは渾身の力で、男の頬を張ったのだ。

 叩いた手のひらが赤くなるほどの力の入りよう。

 

「バカ!!!!」

 

 真っ赤な顔で罵り、衣装部屋を飛び出した。

 

 ここがナザリック第九階層ロイヤルスイートであることも忘れ、荘厳な廊下を駆け抜ける。

 エッチを見せちゃったところまでは何とか耐えられても、その後で聞かされたことは無理だった。

 恥ずかしくて堪らない。そんなところを皆に見せてしまったのだ。もう顔を見せられない。かと言って、どこへ行けばいいというのか。

 出来るのは、休憩時間いっぱいを一人で過ごして頭を冷やすことだけ。

 頭を冷やすならシャワーはどうか。

 ひとまず部屋に戻って自室のシャワーをと考えた。

 

「廊下を走ってはいけません! わん!」

「ペストーニャ様! 申し訳ございません!」

 

 ナザリックのメイドらしからぬ振る舞いを、メイド長に見られてしまった。

 

「時間はまだありますが、ここでこうしているところを見ると気晴らしは済んだのですね? わん」

「は、はい。今は他の者たちで後片づけをしているところです。私は……その、少々埃を被ってしまいましたので、身を清めてから仕事に戻るつもりでございます」

「そう言えば少々臭いますね、わん」

 

 情交の残滓は綺麗に拭かれている。薄く香水をまとわせたハンカチを使われたので、臭いは残ってないはずだ。

 しかし、シェーダはパンツを履いてる。

 濡れた逸物を拭いたパンツだ。

 

 臭うと言われ、シェーダは真っ赤になって顔を伏せた。

 何の臭いかまで言及されなかったのは幸いだ。

 

「いいでしょう。それでは体を清めた後で構いませんから、これをあの者へ渡してください。……わん」

 

 ペストーニャが持っているのは白い包み。

 中身はナザリック製のダークスーツである。

 当然の事ながら、衣装部屋で行われていたはずの採寸の情報は、ペストーニャへ渡ってない。

 魔法の服なので寸法は着る者に自動で合うようになっている。服を作るのに採寸は全く必要ないのだ。

 

「かしこまりました」

 

 命令を受けて荷物を受け取った。

 

 自室に戻ったシェーダは、備え付けのシャワーで軽く汗を流す。下着をきちんと換えて、完璧にメイド服を着こなす。

 まだ衣装部屋にいるだろうかと足を運ぶも誰もいない。

 ある程度時間が経ったから食事にでも行ったろうかと思うも、レストランにも目当ての男は姿を見せない。

 代わりに、キャレットとリファラを見つけた。

 

「……ねえ」

「な、なに?」

 

 キャレットの受け答えがたどたどしい。

 そんな態度をとられると、シェーダの方も恥ずかしくなる。

 しかし、ペストーニャ様からの命令だ。そんなものを気にしている場合ではない。

 件の男の所在を訊ねた。

 

「へ?」

「あっと言う間だったわ」

「ご命令だそうだから何も言えなかったのよ」

 

 意外な答えが返ってきた。

 

 シェーダの行為を観賞したメイドたちは、二つに割れた。

 一方は「男の人って怖い」。一方は「男の人ってすごい」。

 人数は半々で、ウース派とアッツ派の関連は特にないようだ。なお、キャレットとリファラはポーションを使えなかった。使う勇気を持てなかった。そんな二人だけど後者に属している。

 

 男は後者の一団に囲まれてレストランで軽い食事を採っている時、見つけられたようだ。

 

「拉致された?」

 

 赤い目を光らせたヴァンパイアブライド達に連れ去られたらしい。




気付いたら100話
きりがいい数字なのでこいうとき定番のIFとか書こうと思いましたが、火傷せず王国の中枢に残ってもラナーがやってることが早回しになるだけで、いわゆる至高のオリ主でも図書館にこもるきりになるだろうし、
コキュートスがラウンドムーンキリングテックを極めるためにシャイニングムーンとダークムーンを越えてシャドームーンを倒してRXになりハイエンドオブラウンドムーンキリングテックのムーンスクレイバーを会得する話は無茶すぎるので止めました
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