下半身にはアルベドが乗り一心不乱に腰を振りながら歓喜に泣き叫んでいる。顔の上にはソリュシャンが跨がって狂ったようにお兄様お兄様と囁く。ナーベラルは胸に顔を埋めて乳首を吸う。右手を独占するのはシャルティア、自身の股間へ導いてよがり狂う。
ソリュシャンの尻に視界を塞がれながら周りを見渡せばユリ・アルファが全裸で待機。ユリだけではない。屋敷に詰める全てのメイドがあられもない姿で物欲しそうに自分の番を待っている。
アルベドの動きがより激しく声はより甲高く、強く締め付けられて一滴残らず搾り取られた。
そこで目が覚めた。
「夢か……」
淫らな夢を見るのは初めてではない。ソリュシャンに寝込みを襲われあれやこれや。夢の中で射精してそれを美味しくいただかれる。
しかし目を開くと誰もいない。窓から入る朝の光が美しい。昨夜アルベドのお食事が未遂に終わった無念が見せた夢か。夢だけならよかった。股間に感じるねっちょりと湿った感触。夢の中の射精は肉体の射精を伴ったらしい。夢精というやつである。
「…………うそだろ」
一昨日にソリュシャンから摘まみ食いされたため、射精しなかったのはたったの一日。たったそれだけ我慢しただけで夢精。正確な年齢はわからないがおそらく20前後の元気な盛りで自分なりに精力は強いと思ってはいたがたったの一日で夢精。
アルベドのアルベド汁を浴びた影響か、ナザリックから提供される超高級食材に知られざるバフ効果でもあるのか、かつては一週間掛かっていたのがたったの一日で夢精。
男はがっくりとうなだれ、しばらく動けなかった。
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エ・ランテルのお屋敷は当初と少しだけ様相が変わってきた。
男が住まう屋敷であるがナザリックの守護者統括であるアルベドのお食事処でもあるため木っ端貴族の本邸より大きくて豪奢。大きいと言うことは人手が要ると言うことで、ナザリック内で行儀見習いを終えたメイドや現地で雇ったメイドが多数。
ところでここエ・ランテルは魔導国の所領、と言うことはアインズ様の領地でありアインズ様の居館があるのだ。アインズ様がおられる館を維持管理するにはやはり相応の人手が必要なのだが下手な者を使うわけにいかぬ。入り用な人出は全てナザリックから派遣したいところであるがナザリック自体も維持管理にメイドが必要。
と言うことで、エ・ランテルのお屋敷はメイド研修場になりつつあった。我が儘でちょっぴり癇癪持ちのお嬢様と春風駘蕩で時々お尻をペロッとするエッチな若旦那様で練習のご主人様役としてバランスもいい。
研修なのだから指導教官がいる。ナザリックの第9階層ロイヤルスイートにて至高の御方々へ仕えるメイドである。
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「そこの君、ちょっといいかな?」
「私でしょうか?」
メイドが振り返るなり男は罰が悪い顔をした。彼女は人間ではなくホムンクルス。ナザリックから派遣された日替わりメイド教官の一人。他のメイドと同じようには扱えない。
「失礼しました、シクスス様」
「様は止めてください。あなたは人間でも一応このお屋敷の若旦那様なんですから。他の子たちに見られたらおかしく思われます」
まとうメイド服は長袖のロングスカートだが胸の部分だけ生地が切り替わり大きなおっぱいをやたら強調するデザインでエッチ度的にはソリュシャンお嬢様の肩むき出し上乳見せドレスといい勝負素晴らしい。長い金髪は腰まで届き愛嬌ある可愛らしい顔立ちながら表情は冷めている。ナザリックのシモベが人間を相手するときのデフォである。
「承知しま……、いやわかったよ。ここではシクススと呼ばせてもらうよ」
「本当なら人間に呼び捨てされるなんてすっごく嫌なんですけど、あなたは一応ご主人様役の一人ですから」
「勘違いはしないよ。邪魔したね。行っていいよ」
「待ちなさい」
「何か?」
「何かはこっちの台詞です。何か用があったから呼び止めたのでは? 私は教官であなたは代役のご主人様ですがご主人様であることに代わりはありません。察するところ後ろに隠し持ってるものが関係してるのでは?」
「うっ」
2・3度同じ問答し、泣く泣く布袋を差し出した。受け取り開くなり可憐な顔が嫌悪に歪む。中身はぬちゃあとしたパンツである。
自分で洗う選択肢はなかった。どこであれ誰かに見つかる。見つからなくても干す場所がない。こっそり干してもやはり誰かに見つかる。堂々と洗い物として出せば多数の目に触れる。それは流石に恥ずかしい。よって誰かにこっそり然るべく処理をお願いしようとしていたところ。
「若旦那様……パンツ汚しちゃったんですか?」
「まあ、その、……はい」
「これって精液ですよね? どうしてパンツを脱いで出さなかったんですか?」
「いえその不可抗力でして、夢の中で」
「夢を見ながら出しちゃったんですか?」
「………………はい」
なんだこの羞恥プレイは。単なる事実確認にすぎないのにどうしてこうも恥ずかしいのか。叫びたくなるほどではないが、かあっと体温が上がっていく。
責めるような蔑むようなシクススの声。顔が見れなかった。
「これをどうして欲しいんですか?」
「……普通に洗って欲しいです」
「私の手を若旦那様の精液で汚せと仰ると?」
「……ほかに方法があるならそちらで」
「ないです」
「…………そうですか」
「若旦那様はメイド見習いの子たちにも評判が良かったんですけど、私には精液にまみれろって仰るんですね?」
「いえけっしてそのようなわけでは」
「でもそう言うことですよね?」
「……結果としてはそうなるかと」
ソリュシャンに尻を舐めさせるのに何の抵抗もなかったが、純情可憐に見えるシクススから責めるように事実を指摘されるのは心に来た。
一方のシクススは嫌悪に顔を歪め若旦那様が頬を赤らめるのを見ながら、ヤダ何これ楽しい!
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シクススはナザリック第9階層で働く一般メイドの一人である。ロイヤルスイートを完璧な状態で維持管理し日替わりで回ってくるアインズ様のお側付きを何よりの喜びとしている。お掃除もお片付けもお洗濯も整理整頓も大好きで、美味しいご飯を食べるのも大好きである。お仕事大好きホムンクルスであるが、ある時アインズ様が定休制度を導入なされた。
定休。すなわちお休み。働くのが大好きなのにお休み。働いてはいけない日。一体何をすればいいのか。
毎日充実したお仕事をこなしていたのに何もしてはいけない。一体これはどんな罰か。
メイド達全員の嘆きであったが、お優しいアインズ様は仕事以外に何か楽しみを見つけるべしと、娯楽施設を開放なされた。その中にあらゆる英知が集められた最古図書館も含まれる。至高の御方々語録はシモベ達に大人気。
その片隅に至高の御方のお一人である爆撃の翼王ペロロンチーノ様が異界にて入手された書籍群がひっそりと存在した。その名はウース異本。あらゆる検閲をかいくぐり、或いは異世界に転移した影響で真なる姿を取り戻したのか。メイド達が異本を開けば例外なく狂乱や幻惑のバッドステータスを付与する冒涜的な内容。しかしながらどのような魔法が込められているのか、絶対にもう二度と読まないと誓っても気付けば本を開いてしまう。シクススもまた異界の書物に見入られた一人。
お気に入りは『お姉さんメイドの内緒の昼下がりは素敵な秘密でいっぱいですぅ♡』である。
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こっちに来て下さいと連れ込まれたのは客間の一つ。入るなり施錠して壁際に追い詰められる。体はほとんど密着して険のある目で見上げてきた。
「若旦那様は人間のメイド達にも割と評判がいいんです。時々お尻をタッチしても笑って許すくらいに。でも若旦那様の暴れん棒がメイド達にやんちゃするのは困るんです。あの子達はこれからアインズ様の居館でお勤めするんですから」
そんなことはしないと言ってもこれは何ですかと夢精の証。むむむと可愛い顔がより険しくこれは何ですかと股間にタッチ。密着されて女体の柔らかさを全身で感じて良い匂いが鼻をくすぐり暴れん坊が元気になってきた。
シクススのメイド服もよろしくない。ソリュシャンのせいで生おっぱいは見飽きてしまったが露出皆無のくせして巨乳アピールのメイド服はかなりエッチ。
(若旦那様って人間だけど顔は中々いいのよね。いつもはぽやっとしてるのに顔赤くしてかーわいい♪ お姉さんメイドは後輩メイドが困ったことにならないように若旦那様をしつけてあげなきゃ)
「ここに隠してるのは何?」
「いえ別にその何も隠しては」
「私の手の中で大きくしてるでしょ?」
「それはシクススが触るからで」
「触るだけで大きくなるのが問題なの!」
ズボンの上からさすられて逸物が一層固くなる。
「正直に認めなさい。若旦那様はおちんちんを大きくしちゃってるでしょ!」
「……その通りです」
「こんなに大きくしちゃって他の子達には見せられないわ。小さくしなさい」
「……そう仰られても」
「小さくするやり方がわからないの?」
「………………」
「仕方ないわね。お姉さんが協力してあげるわ」
打って変わって優しい声。
シクススは股間を撫でていた手を止めると、男のズボンを脱がし始めた。メイドとして衣服の構造を熟知しているからか淀みない手つきだった。
(うわうそこんな大きいんだ!? 異本で読んだのはもっと小さかったのに。でもシクスス頑張って。私がここで頑張らないとあの子達がウース異本みたいなひどい目にあっちゃう。若旦那様は夢精しちゃうくらいに溜まってるんだからここでぬきぬきしてあげないと。こんなの初めてだけどこれもメイドのお仕事よ。ペロロンチーノ様の御本にあるんだから間違いないわ)
体を寄せたまま逸物を握り薄い本にあったように扱き始める。自分の行為に興奮してか漂い始めた男の臭いにあたってか、頬がうっすら染まっている。
逸物は熱くて固くて見るのも触るのもこれが初めて。熱が手のひらから体に伝わって、吐く息が熱くなった。
「若旦那様……気持ちいいですか?」
「……ええ。出来ればもう少し強めに握って」
「えっと……、こう?」
「もう少し……そのくらい。ペースを速くして」
「こうかな……、きゃっ?」
体はずっと密着中。シクススの目はずっと逸物へ。シクススの尻を男が撫でた。
「ちょちょっと何するんですか!」
「お尻をタッチするくらい笑って許してくれるのでは? それにこうした方が興奮して早く出せます」
「…………特別ですからね」
「特別ならこちらも」
「あっ……やぁん! おっぱいまではダメェ!」
左手は尻に右手は胸をわしづかみにした。触っても見た目に違わぬ巨乳で手が幸せになる。
(お尻だけなら我慢してあげるけどおっぱいまで触るなんて。やっぱり若旦那様はみんなが言うようにエッチなご主人様。んっ……、なんか変な気分。でもおちんちんが膨らんできた気がする。おちんちんがいくと精液が出るのよね? パンツについてたねちょねちょして変な臭いの。あれを私の手に出すの? 確か精液って……。おちんちんの先からぬるぬるしたのが出てる。んんっ、おっぱいもお尻も好き勝手に触って、お姉さんメイドは優しいから許してたけど私は)
「……あ、あまりもみもみしないで。おちんちんに集中できなくなるから。ひゃあっ!? 乳首もダメ!」
露出こそ皆無でも生地は薄い。ブラジャーを着けていてももまれ続ければ快感が溜まってくる。服の上から擦られただけでシクススは敏感に反応した。
今や男の腕の中。尻を揉まれて乳首を擦られ、体を熱く染めながら謎の使命感で逸物を扱き続ける。
金色の髪に顔を埋めて芳しく甘い体臭を胸一杯に吸い込み、もっと速く、これくらい?、裏筋もこすって、えっとどこ?、ここを指で、これでいい?、気持ちいいです、おちんちんが?、そうですよ、若旦那様のおちんちん大きい……、比べたことないな、異本で見たのより大きいよ、異本?、禁書よ。
手の中で脈打ち始め、射精など見たことはなかったけれど前兆と予感した。そろそろなのかと問うように見上げれば赤と青の瞳が見返して近づいて、
「んんっ!?」
唇が降ってきた。
同時に亀頭を覆った手の平にどぴゅどぴゅと吐き出される。逸物と同じ温度。繊手を汚す粘液は熱くて重かった。射精は長く、ぴゅっぴゅと手を汚し続ける。たおやかな手では貯めきれず、ぬるりとこぼれてエプロンを汚した。
その間も唇は重なっている。遠慮もためらいも何もなく、最初から舌を差し込む。シクススの唇はふっくらとして、舌はとても柔らかい。アルベド様やソリュシャンとのキスが脳裏を過ぎり、たっぷりと唾を注ぎ込んだ。シクススは目を見張りながら喉を鳴らして飲み込んだ。
射精が終わり、シクススの手の中で力を失い始める。
キスも終わり、唇を離せばたっぷりと飲ませた唾が糸を引いた。
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「ぐふっ」
呻いたのは男。体が離れると同時に鳩尾を肘で突かれて無様にその場に倒れた。丸出しの状態で、逸物を精液に濡らしたままで、無様の見本のような有様である。
シクススはキッと男を睨みつけると、手の平に残った精液に柳眉を寄せながら顔を近付け、口を付けた。じゅずずと鳴らしてすすっている。
(苦い。美味しくない。本当にこんなのが美容にいいの? でもペロロンチーノ様の異本には。それにしてもこの男、私に勝手にきききすスルなんて!)
そんなこと言われても嫌われていると思ったのに空き部屋に連れ込まれてこっそりちんちんしゅっしゅされればもしかしなくても好かれてると思うのはやむを得ず気分が高まってしまってそんな時にエッチな顔で見上げられればキスしたくなるのは男の真理である。
(こんなことフォアイルやリュミエールには絶対させられないわ! 私が若旦那様の射精管理をしてあげないと。でもでもウース異本みたいにその内お口やおおおおおおまんこもさせなきゃいけないの!? そんなのって。でも若旦那様の暴れん棒が暴れ始めたら……。ダメよシクスス、私が頑張らないと!)
シクススは謎の使命感を胸に誇り高く立ち去った。
ねっちょりしたパンツは持って行ってくれなかった。
次回登場やはり未定
一月半振りに他の書いたら文体がそっちに引き寄せられる
素人だしまあいいやの精神で