アウラは覚悟を決めた。
シャルティアがここまで強気に出るのだから、間違いなくネックレスの所在を知っている。おそらくシャルティア自身が持っている。もしも持ってなかったらぶっ飛ばしても無罪。
元はと言えばネックレスを落としたのに気付かなかった自分が悪い。こっそり拾って脅迫してくるシャルティアも悪い。一番悪いのはタイミングだ。あの時シャルティアが来なければ。
しかし、過ぎたことを言っても仕方ない。
ここでシャルティアに付き合ってやれば万事解決するのだ。少々の恥ずかしさは甘んじて受け入れなければならなかった。
アウラはきりりと真面目な顔をして話し始めた。
「昨日、私があいつのとこに行ったのは相談があるとか言われたからで私から行った訳じゃないから」
「なんの相談でありんす?」
「詳しくは話せないけど仕事の話。それで抱き上げられて」
「はあ?」
いきなり話が飛躍した。
仕事の相談をしていたら抱き上げられる。理解出来ない。シャルティアだから理解出来ないのではない。きっとアルベドであっても理解出来ないことだろう。
「机の上に色々広げて、私ってその……まだ背があんまり高くないから」
「チビってストレートに言いなんし」
「うるさいなぁ、黙って聞いててよ。広い机だったから反対側に置かれたのは見辛いだろうって、それで抱き上げられたの。私がしてって言った訳じゃないから!」
「はいはい、アウラは無罪でありんすよ。抱っこされて、それで?」
「抱っこじゃなくて抱き上げられたの!」
「……どっちも同じでありんしょう」
アウラ的こだわりである。
抱っこでは如何にもお子様扱いではないか。あれは抱っこではない。抱き上げられたのだ。別名をお姫様抱っこと言うので抱っこでも正解なのだが、アウラの中では抱っこではなかった。
「両手で抱き上げられてたけど、時々ペンを使うから落ちないようにしがみついてろとか言って。あいつの首に、こう……」
「イチャラブでありんすねぇ」
「イチャイチャとかじゃないし! しろって言われたからしただけなの!」
「一々言い返すのは止めなんし! 話がちっとも進まないでありんす!」
「シャルティアが変なこと言うからでしょ!」
「「う~~~~~~っ!!」」
睨み合う二人。いつもならこの辺りから罵りあいが始まってキャットファイトが勃発する。
しかし、今日はそうもいかない。アウラが歯軋りして目を反らした。葡萄の隣にあったさくらんぼを口に放り込んでから口を開く。ちなみに種なし品種である。
「そんな風に何回も抱きついて、そしたらあいつが変なこと言い出して……」
「変なことって何でありんす? そこは抜かしちゃいけないとこでありんしょう?」
「……前のこと思い出すとか。前の事ってシャルティアと一緒の時の事じゃないから初めて帝都に来たときの事だから!」
「ほーん……」
変なことは、アウラとあの男が抜け駆けして帝都に先行した時のことらしい。
その頃から変なことをしていたとは。アウラにも手を出すあの男の節操のなさに感心すればいいのか、受け入れたアウラに驚けばいいのか。
「女性の体がどうのこうのって話で。それで……まあ……その……。よろしければって」
「よろしければ?」
「……………………わかるでしょ?」
「さっぱり」
本当にわからない。よろしければ、の一言で詳細を把握するには読心術か精神支配の魔法が必要となる。
「だからぁ……その……。う~~~~~………………!!」
言いよどむアウラは、段々顔が赤くなっていく。
覚悟を決めたって、恥ずかしいものは恥ずかしい。こんなにも恥ずかしいのに、なんであの時あんな事をシャルティアに相談してしまったのか、自分の事ながら訳がわかからない。きっと変な勢いがついてしまったせいだ。
そしてそれ以上の最大の要因が、不思議な青いキャンディーを舐めて姿を変えたことである。
服を変えるだけで気分が変わる。仮面を着ければ大胆になる。そこへ姿形そのものを変えてしまえば、いつもとは全く違う行動に出てしまってもおかしくない。
今はドーピングに頼れない。素のアウラが打ち勝たねばならない試練だった。
「あいつが……私の…………。もういいじゃん! 十分話したでしょ!」
「話になりんせん。それともアウラは? 自分で約束したことを自分から破るんでありんすか? アウラにとって、ぶくぶく茶釜様からいただいたネックレスは簡単に破れる約束くらい軽いものなんでありんすか?」
「そんなわけないじゃん!」
「だったら」
くいと顎をしゃくって先を促す。
アウラはギリギリと歯軋りをして、うーうーと唸って、肩を落とした。
決めたはずの覚悟が未だ定まらないがどうにもならない。諦めたとも言う。
まさかネックレスを諦めたわけではない。自分の自尊心とか羞恥心とか魂の尊厳とかシャルティアへの優位性とか、諸々の大切なものを諦めたのだ。
「私のズボン脱がせて…………。パンツを…………」
ようやっと本題に入った。
シャルティアの目がキラリと光った。
▽ ▽
アウラが真っ赤な顔を俯けてポツリポツリと語るのは、シャルティアの嗜虐心を大いに煽った。
勝利に酔いしれ高笑いしてアウラをなじってやりたくなるがぐっと我慢。
まだまだ序章である。行けるところまで行くつもりだ。
「パンツの上から触ってきて……」
「どう触ったんでありんす? ちょっと実演してくんなまし」
「えっ!? やだよそんなの出来るわけないでしょ!」
「自分にしろとは言んせんよ」
シャルティアは自分のスカートをたくし上げ始めた。床まである長いスカートが少しずつ上がって、シャルティアの細い足が現れ始める。
アウラが何してんの! と思った時には真っ白な太股までめくられ、尚も上がっていった
「な、な……、何その……すごいの……」
「アウラはこーいうの持ってないでありんしょう? 変身用に少しは持ちなんし」
シャルティアのパンツはスゴかった。
とりあえず、色はドレスに合わせた黒。透けてるようなことはなくて、秘密の小窓がついてるわけでもない。サイドに少々フリルがついている。
スゴいのは大きさ。布地面積が凄く小さい。具体的にはスーパーローライズ。申し訳程度に秘部を隠している程度、と言うか隠しきれていない。割れ目の上端が見えている。
無毛のシャルティアだからこそ履けるパンツだ。
あの時アウラが着けたセクシーランジェリーはシャルティアの提供である。未使用であることをくどいほど念入りに確認した。
当然のようにシャルティアは着たことがある。シャルティアの出したおつゆと出されたおつゆでぐちょぐちょになったりもしたが綺麗に洗ったので何の問題もない。最後に洗ってからは着てないので嘘は言ってない。
「ほら」
「あっ!」
シャルティアに手を取られ、呆気に取られている内に触らされてしまった。
「私とアウラはおまんこを舐め合った仲でありんしょう? 触るくらい構いんせん。アウラがされたようにやってみなんし」
「そそそ、そんなこと、言わないでよ……」
シャルティアは触りやすいように股を開いてやった。アウラは目を丸くしてスカートの中を見ている。
人差し指がちょんと触れているだけだったが、やがて人差し指と中指と薬指の三本が揃えられ、シャルティアの秘部を覆うように乗せられた。
(くふふ……。まさかアウラに手マンさせる日が来ようとは! もぉっと色んなことを教えてあげりんすよぉ?)
シャルティアはシャルティアである。最早当初の目的は頭から消えていた。
いや、目的と言ってもネックレスをダシにしてアウラをからかいたかっただけなので、現在進行形で目的達成していると言えなくもない。
シャルティアは、アウラにマウントを取るためだったら何だってしてしまえるのだ。
「お兄ちゃんはアウラのおまんこをどんな風に触ったんでありんす? アウラのことも、お兄ちゃんのことも、ぜぇんぶ教えてくんなまし」
「だって……そんな……!」
「アウラがされたようにするだけでいいんでありんす。おまんこに触ったんだからぁ、クリトリスもされたでありんしょう?」
「くりっ……!」
「ほらぁ、クリトリスをこすりなんし♡」
アウラの手指がゆっくりと上下に動き始めた。
幼い美貌は微妙に歪んで、顔にイヤですと書いてある。渋々とさすり続ける内に動きがスムーズになってきたのは、シャルティアよりもパンツの生地が気になったからだ。
(なんかぬめぬめするけどこれってシャルティアが濡らしたんじゃないよね? 濡れてないのにぬるってして指に吸いついてくるみたい。こんなパンツ履いたら履き心地とかどうなんだろ? 気持ちいいのかな? でもどうせだったらこんな小さいのよりもっと大きい方が)
ぬめぬめの生地で作った全身スーツを想像して、アウラは首を振った。
シャルティアとこんな事をしてるせいで、思考が大分あちらへ傾いている。
「……雑過ぎるでありんしょう? お兄ちゃんはそんな下手じゃありんせん。手本がいりんすか?」
「だって!」
「あーん?」
「…………わかった。ちゃんとする」
自分がされたことを思い出し、アウラは中指だけに少しだけ力を入れた。
ふにふにしてるシャルティアの秘部に少しだけ沈む。パンツ越しにシャルティアの割れ目に沈んでいる。
上下に撫でて割れ目の形を確認してから、上の方であたりをつけた。指先が小さな円を描く。
「アウラのクリトリスはその辺りでありんすか? 私はもう少し下でありんす」
口を開けば辱められる。
アウラはぶっ飛ばしたくなるのを我慢して、言われた通りに少しだけ下を探り、そこだと言うところを撫で始めた。
「そう、そこでありんす。そこに私のクリトリスがあるんでありんすよぉ? ちゃあんと覚えなんし。んんっ……、クリトリスがアウラにこすられてちょーーーっとだけ好くなってきたでありんす♡」
何を言われても、アウラは無言で指を動かし続けた。
無心でしていればいつか終わるはず。それまでは自分の心に蓋をして、シャルティアに言われた通りにしていればいい。そうすればネックレスを返してくれるはず。ここまでさせて返しませんとか言ったら命の遣り取りが始まるのはシャルティアにもわかっているだろう。
(……透けてないからしっかりしたパンツだと思ってたのに滅茶苦茶薄いじゃん! シャルティアのくくくく……くりが、……立ってるのわかっちゃうよ……。何で私に触らせて感じてるのよ。変態じゃん! ………………そう言えば変態だった)
アインズ様の御前で下着をぐしょぐしょにしていたシャルティアである。並の変態ではなかった。
シャルティアが変態なのを思い出したアウラは、もしやと思って指を進めた。
「あんっ♡ アウラは大胆でありんすねぇ? アウラに触られて濡れてきんした……。シャルティアのおまんこが濡れているのがわかりんすか?」
シャルティアのパンツは相変わらずぬめっている。ぬめる感触が、少しだけ違ってきた。
顔を背けてシャルティアを撫でていたアウラは、思わず手の先を見てしまう。
シャルティアの太股は真っ白なので、黒いパンツがとても映える。パンツの生地は光沢があって、けども光り方が少し変わった。
一番違うのはアウラの指。何かに濡れて、光っていた。
「アウラは他にどんなことをされんした? 撫でられただけじゃないでありんしょう?」
「うぇっ!?」
「手がお留守でありんす。ちゃんと動かしなんし」
「う、うん。他には……」
シャルティアが濡らしているのに気付いて、反射的にアウラが手を離れさせようとする。
そうはさせまいと、シャルティアはアウラの注意を逸らす。熟練の近接戦闘者は流れを支配するくらいお手の物なのだ。
アウラの注意は、自分の指先より昨日の思い出に向けられた。指が濡れているのも、何に触れているのかも忘れて。
「ええっと……。それも実演するの?」
「まずは話しなんし」
「私の、乳首を……」
「ほう! アウラの乳首!」
シャルティアは右腕をアウラの肩に回しているので、左手で自身の大きな乳房に触れた。
おっぱいが大きいのはパッドをいっぱい詰めてるからだ。シャルティアの標準装備だ。パッドを入れないのはあの男とベッドに直行する時くらいである。
アウラに乳首責めをさせるのはとてもそそる。しかし、パッドごとブラジャーを外すのはちょっと面倒。
なお、アウラはシャルティアが濡らしていて、自分の指が濡れているのにも気付いた。しかしシャルティアが濡らしてからも擦っていたので、少しくらい指が濡れるのはもう今更と言う奴だ。
シャルティアの策は見事に成っていた。
「それなら私がアウラの乳首をいじりんしょう!」
「え、やだよ!」
シャルティアの目がキラリと光る。
じゃーんと両手を包む白いドレスグローブを外して、磨き抜かれた鋭い爪を見せつけた。
カタナブレイドの一撃さえ受け止める爪だ。近接戦闘時のメイン武装の一つでもある。
「シャルティア、爪! そんなんで触ったら怪我するでしょ!」
鋼さえ抉る鋭い爪だ。
100レベルのアウラなので柔らかい肌はそれなりに丈夫だが、あの爪で触られたら絶対に怪我をする。
「安心しなんし。こんなこともあろうかとこーいうものがありんす。じゃじゃーん♪ ドレスグローブ型スキングローブゥ!」
白いドレスグローブをテーブルの上に放り、インベントリから取り出したのはさっきまで着けていたのと全く同じに見えるドレスグローブ。
先ほどのものと同じように両手に着ける。両の指をわきわきと動かして、着け心地を確かめた。
つんつんとアウラのほっぺをつついてやった。
「痛くないでありんしょう?」
「……それ、さっきのと何か違うの?」
「同じに見えて、こっちの方が薄いんでありんす。素手で触っているのと同じに感じんす。それにほら、さらっさらでありんしょう? 手触りも抜群でありんすよ」
世界一の技術力を誇るナザリックだからこそ可能な外側に向けるべき防御力を内へ向かわせた狂気的設計である。
これを着けていれば、爪が鋭くても何かを傷つける心配がない。スキンと言うくらい薄いので素手で触っているのと同じ繊細な感触を把握できる。
これならば、爪が長くても手マンが可能。
シャルティアは真の目的を隠して、ナザリック技術班に発注していたのが、ようやく完成したのである。
「これならアウラを触っても怪我させないから問題ないでありんす」
「うん、まぁ、それなら。……………………あれ?」
計画通り!
シャルティアはアウラの注意を乳首から爪へ、爪からドレスグローブ型スキングローブに反らすことによって、要求を貫いたのだ。
シャルティアはけっしておバカではなく、知恵の使いどころが間違ってるだけなのだ。いつもこのように頭を使うことが出来ていたなら、今頃は知のシャルティアとしてアインズ様にも一目置かれていたことだろう。現状ではやまいだれがついているが。
「アウラはお兄ちゃんにされたことを続けなんし。こっちは私に任せて構いんせんから」
「でも続けるって……、中に……?」
「ほう? パンツの中でありんすか? それともおまんこの中でありんしょうか? お兄ちゃんがしてくれたことをしてくんなまし♡」
「あっ……、ちょっとぉ!」
アウラの手を取って、ほりほりと股間に押し付ける。
アウラは何度目かの諦念の息を吐いて、小さな手を小さなパンツの中に潜らせた。
シャルティアの股間はアウラと一緒のつるつるで、今はしっとりと濡れている。ひたすらに柔らかくてぬるぬるしている。顔を背けて目を瞑って中指だけを伸ばし、内側の肉を進んでいく。
指先が、小さな穴を見つけた。
(入れなんし♡)
耳元で囁かれ、言われた通りにしてしまった。
アウラの指を柔らかく包むそこはひんやりしていた。
アウラは、自分も含めて女の子の中に指を入れるのは初めてだ。
抵抗なくぬるりと入って、指先を動かす余裕がある。
パンツの上から触った秘部も柔らかかったが、こちらはまるでとろけるようだ。
シャルティアのおまんこが、とか、シャルティアの愛液が、とかを気にしなければ、官能的な柔らかさと言える。
「んぅ……♡」
すぐ隣で甘い声。
シャルティアの声はくぐもって、声とも言えない声になっている。
自分の指がシャルティアをこんなにしてしまった事実に、アウラは混乱した。
「ひゃん!? いきなり抓らないでよ!」
「アウラがぼーっとしていんしたから。好い声でありんすよぉ? もっと聞かせてくんなまし。アウラも私を鳴かせなんし♡」
同時に二つの事には集中できない。目を瞑っているのもよくなかった。
アウラが指に集中している間に、シャルティアはアウラのズボンのベルトを外し、インナーの内側へ手を滑り込ませていた。ズボンインシャツをしてたわけではないのでベルトを外す必要は全くない。
華奢な体を這い上がり、小さな膨らみの小さな突起をきゅっと抓った。
「くふふ……、優しくしんすよ♡ こーして乳首をコリコリされると気持ちいいでありんしょう? お兄ちゃんにたっぷりいじってもらいんしたかぁ? ちっぱいでも乳首は生意気にも感じるんでありんすねぇ♡」
アウラの膨らみはないではないので、無乳よりの微乳。しかし、いつの日かの豊乳が約束されている。
シャルティアはさすがに今のアウラよりあるが、百年後も貧乳のままである。
シャルティアは左手を伸ばしてアウラの胸を撫でているので、インナーがめくれて白いお腹が出てしまっている。
「アウラの可愛い乳首が立ってきんしたよぉ? 乳首がビンビンになるとコリコリもしやすいでありんす。ほら、鳴きなんし♡」
「あうぅっ! いっ、いたいから、やさしく……」
「ちょぴっとだけ痛いと気持ちいいのが大きくなりんすよ。アウラも手を動かしなんし。……そこで指を曲げて内側を引っかくように、あんっ♡ いいでありんすよぉ? もぉっと私のおまんこをくちゅくちゅにしてくんなましえ♡」
「んんっ……! 集中できないから……、手、やめて……」
シャルティアはにんまり笑って、アウラの肩から手を外した。
股間からアウラの手をどけて、スカートの中に両手を入れる。するするとパンツを下ろした。
「アウラも」
「なんで!?」
「いいから! それとも、これはいりんせんか?」
「!?」
シャルティアが首元のリボンタイを緩め、胸元から取り出したのは金色のどんぐりネックレス。
アウラの目が丸くなる。持ってるだろうと思っていたが本当に持っていた。アウラの手が伸びる前に、ネックレスは胸元へ仕舞い込まれてしまった。
アウラの目は揺れに揺れた。
力尽くで取り戻すことは出来ない。腕力ではシャルティアが上だ。自分はシャルティアの胸元からネックレスを引っ張り出して取り戻さなければならないのに、シャルティアはこの場を逃げるだけでいい。
逃げられたら最悪だ。誰かに仲介を頼まない限り、自分が幾ら言っても返してくれなくなるだろう。そうなれば必然的に他者の耳目に触れ、自分がネックレスを落としてしまったことを知られてしまう。
「……ズボンを脱いだら返してくれる?」
「アウラはお兄ちゃんにズボンを脱がされただけでありんすか? ちょいと帝都に行って聞いたら答えがわかりんすねぇ?」
「…………パンツも?」
「パンツを脱いで、おまんこをいじいじされたんでありんしょう? アウラがお兄ちゃんにされたのと同じ事と言いんしたよ?」
「………………」
「気持ちよくなって、イカされたんじゃありんせんかぁ? 私にされるのもよし、アウラが自分でするのもよし。私は? 他ならぬアウラの頼みでありんすから? とぉっても優しい気持ちになってるんでありんすよぉ?」
アウラの目に涙が溜まりつつあった。
シャルティアはとっても良い笑顔だ。
「何をそんなに迷っていんすか? アウラと私はキスもしたし乳首を舐め合ったしおまんこもくちゅくちゅし合ってお兄ちゃんのおちんぽミルクを一緒に浴びた仲でありんしょう? アウラは私に任せるだけでいいんでありんす。そ、れ、と、もぉ~~~~?」
胸元をぽんと叩く。
アウラの顔は、いっそ悲愴と言っていいほどだった。
アウラがへこめばへこむほど、シャルティアのゲージは上昇していく。
「アウラの悪いようにはしんせんから安心しなんし。それとも…………、そんなに私がイヤでありんすか?」
「えっ!? べつに、そういうわけじゃ……」
顔を伏せたシャルティアが目元を拭う。
あくまでもナザリック内では善良なアウラは、シャルティアを嫌っているわけじゃないとフォローしてしまった。シャルティアが伏せた顔を邪悪に歪めているのを知りもせず。
「私の創造主であられるペロロンチーノ様はアウラの創造主であられるぶくぶく茶釜様の弟君でありんした。ペロロンチーノ様とぶくぶく茶釜様のようにアウラと仲良くしたいだけなんでありんす……」
「シャルティア……」
ペロロンチーノ様とぶくぶく茶釜様は仲良し姉弟だろうけど、そんな仲じゃないだろうとは突っ込めなかった。
「アウラが私と仲良くしてくれんしたらネックレスはちゃんとアウラに返しんす。アウラが落としたのを見つけて、アウラのために何としても持って帰らなければと思いんしただけでありんす。アウラのためにしたことでありんすのに。アウラは私を…………よよよ……」
「…………」
シャルティアはちょっとやり過ぎた。アウラの目に不信が浮かんでいる。
落としたのを見つけたというなら、さっさと返せばいい。そうしていない時点で、信じるには色々足りない。
けどもアウラが落としたのは事実であり、拾ってくれたのはシャルティアだ。要求を飲めば返すと言った。
アウラは迷いに迷った。ネックレスとシャルティアと魂の尊厳とその他諸々を秤に掛けて、結論を出した。
「……わかった」
レズックス決定!
「やっとわかりんしたか!」
「うわぁっ!?」
ソファに座るアウラを引っ張り上げ、腕を掴んだままベッドにひとっ飛び。
アウラをベッドに押し倒したシャルティアは、妖艶に舌なめずりをした。
アンケートするほどじゃないんですが、サプライズはありかなしかで迷います
どっちであれたぶん展開はおそらく変わらないので、サプライズに感じるかも知れない話の前にこーいうフラグ立ててましたよって一覧を挙げるかどうかです(つづく以降でちらほら立ててました)
私は観てる作品のネタバレとか一向に気にしないけどもそれって少数派ではと思わなくもないです
無難なのは、その話を投稿した後で一覧羅列でしょうか
予定ではあと10話以内に「あまる」が終わるはずなんです、予定では