※この作品はR-18です。

アルベドのお食事   作:dolph

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なんでシャルティア回がこんなに続いてるんだろうと思わなくもないです


しゃるてぃあのちょうせん

 シャルティアは同性愛者にして異性愛者である。嗜虐癖があれば被虐嗜好もある。屍体愛好者であっても生者を愛せないわけではない。

 見られるのは好きだ。こっそり覗かれるのが好ければ大勢の前で交じり合うのも好い。見てるだけなのに満更でもなかったのは意外だった。あれは放置プレイとの合わせ技か、何度か浅イきしてしまった。

 反対に見せないようにするのも乙だ。これを隠姦と呼ぶ。見つかるかも知れないスリルが高ぶらせる。

 お姫様のように恭しく愛でられるのが好ければ暴力的な陵辱も捨てがたい。愛してると囁かれながら達するのは正に至福。それなら首締めックスは涅槃の境地か。

 被虐嗜好があるのだから羞恥系シチュは大好物だ。屋外で露出して公開オナニーを命じられたら想像するだけでイってしまう。それとも屋内で剥かれてから目隠しで外に連れ出される方が好いのではないだろうか。なんと恐ろしいことだろう。考えただけで濡れる。

 リョナはするのもされるのもどちらでもイケる。痛い目に遭わされて屈服してしまうのは屈辱だ。生意気な女を痛めつけて屈服させるのは最高だ。先の調教競争でティナを教育するのはとても楽しかった。結果として負けてしまったのは残念だが、罰ゲームは余裕で完了。このシャルティアを脅かす者は存在しない!

 ここでバブみを忘れてはいけない。お兄ちゃんだけどパパになってもらうのも好いのではないだろうか。それとも自分がママになるべきか。おっぱいが足りない気がしないでもないがきっと気のせいだから問題ない。

 自身が少女体型であることからおにロリは基本。おねロリも好し。しかしおねショタはない。シャルティアに妹萌えはあっても姉萌えはないのだ。

 

 また、シャルティア自身が嗜好するわけではないが、させるのなら異種姦すなわち獣姦から蟲姦にも理解がある。

 ネクロフィリアから更に進んで禁断のカニバリズムも忌避するものではない。

 

 あらゆるシチュを創造主であるペロロンチーノから仕込まれたシャルティアは、自身の嗜好がやや(アブ)ノーマルなのを知っている。それ故なのだ。異常を知るからこそ正常を知っている。

 お兄ちゃんを誘惑してエッチな気分にさせるのは王道が正解。

 王道と言ってもセクシースタイルは適なさい。さっきまでヴァンパイアブライドたちとあれだけ交じり合っていたのだから、少々蠱惑的な仕草をしたところで響かないだろう。

 直接愛撫できれば話は早い。十回出した後のやわやわでもカチカチにする自信がある。

 しかし、それを選べるくらいなら最後の命令としてエッチな誘惑をするようになんて言わない。

 わざわざポーションを飲んで完全回復したのだ。直接攻撃は王道だが邪道なのだ。ペロロンチーノ様に創造された自負が邪道を選ばせない。

 

「NL・GL・BL・TS、NTR・BSS。タチ・ネコ・リバ……、CMNF・CFNM…………、アヘアヘトロイキ!」

 

 しゃるてぃあはふしぎなじゅもんをとなえた!

 

 あらゆるシチュエーションを想起する。

 王道とは何か。セックスに至る過程に何があるのか。ペロロンチーノ様から与えられた叡智を片端から確認し、状況に適した行動を模索する。

 

 シャルティアはけしてお馬鹿ではない。知恵の使いどころが間違ってるだけなのだ。

 何事に対してもこのように深く思索してから行動すれば、知のシャルティアと呼ばれるのはけして夢ではないだろう。しかし、それが出来ないからシャルティアなのであった。

 

「閃きんした。着替えてくるからちょっと待ちなんし」

 

 シャルティアは透明な微笑を見せてバスルームへ向かった。

 今のシャルティアにはペロロンチーノの叡智が降りている。崇高な使命に身を捧げる信仰者の趣があった。

 

 

 

 

 

 

「シャルティア様のそのような装いは初めて拝見しました。大変よくお似合いです」

 

 男の言葉はお世辞ではない。面白仮装をしてた時のように騙すためでもない。本当によく似合っていると感じた。

 しかしシャルティアはちょっとだけ頬を膨らませ、突き出した唇に人差し指を立てる。

 

「私は黙って見ていろ。そう言うことですか?」

 

 シャルティアは二度頷く。

 男から二歩離れて、始まった。

 

 大きく両腕を広げて息を吸い込み、目を瞑って両手を胸元で組んでからほうと息を吐き出す。

 顔を上げて男と視線が絡む寸前、ぱっと横を向いてしまう。

 俯きがちに上目遣いでちらちらと男の顔を伺って、何度目かに反らさず合わせた。

 両手は胸元でぎゅっと握りしめている。

 頬は紅潮して真剣な表情。目元には涙が溜まっていた。

 

「シャルティアは……、お兄ちゃんがずっと好きでありんした! シャルティアはお兄ちゃんが好きでありんすから……、お兄ちゃんにどんなことをされても、覚悟していんす……!」

 

 シャルティアの選択は、王道の清楚系美少女の告白であった。

 

 服装は漆黒のボールガウンから、純白のブラウスで首元に黒いリボンタイ、下は優雅に広がる黒のフレアスカート。頭はリボン付きヘッドドレスだったのがレースのベールになっている。こちらも純白でウェディングベールのようだ。

 黒系から白系に。あなた色に染まります、清純です、純潔です、か弱い乙女なんですアピールである。

 高慢な気配を消し去って清楚な風を装うシャルティアは、絶世の美少女であることもあって庇護欲をそそられる。それが涙を溜めながら告白して、覚悟しているとさえ言うのだから。どこまで手を出すかは別にせよ、抱きしめたくはなるだろう。

 

「…………………………それで?」

「それで!? 今のを見て聞いて出てきた言葉が『それで?』!? 一体どういう事でありんすか!?」

「いえ、それをお聞きしたいのは私ですよ。好きと言って覚悟して、それからどうやって私をその気にさせるおつもりですか?」

「なん・・・だと・・・!」

 

 シャルティアはくらりとよろめいた。

 今のはペロロンチーノ様の叡智を駆使して繰り出した技だ。耐性貫通してクリティカルの手応えだったのに、あっさりと避けられてしまった。ショックは大きかった。

 

 もしも真っ当な人生を歩んできた男なら、例えシャルティアと初対面であってもクリティカルが発生した可能性は高かった。

 しかし、生憎真っ当な人生何それな男である。

 好意がなくてもセックス出来るし、好意があってもセックスしないこともある。例えば、ネムちゃんは可愛くて好きだがセックスしたいとは思えない。

 好きだから、だから何だと言う話である。

 

「うっ…………! ゲホゲホッゲホォッッ!!」

「シャルティア様!?」

 

 その場に崩れ落ちたシャルティアが、突然激しく咳込み始めた。

 シャルティアは駆け寄ろうとする男を手で制し、掠れた声でこう言った。

 

「この病は誰にも癒せんでありんす……。シャルティアの命はあとわずか……。だから、シャルティアの最後の思い出に……、シャルティアが生きた証をお兄ちゃんに……。どうか、シャルティアを抱いてくんなましえ……」

「…………………………あっそう」

「あっそう!? あっそうってどういう事でありんすか!? シャルティアは明日死ぬんでありんすよ!? そのシャルティアが最後のお願いをしてるのに『あっそう』!? お前はシャルティアが死ぬのが可愛そうとか思わないんでありんすか!? まさか本当は死なないからとか思ってないでありんしょうね!!」

「いえ、お芝居だとちゃんとわかっています。死んでしまうのは勿論可愛そうだとは思いますよ。ですが、すぐ死ぬんでしょう? どうせすぐ死ぬなら私が払う労力は無駄になります」

「むだ・・・だと・・・!」

 

 シャルティアはくらりとよろめいた。

 この男には赤い血が流れているのだろうか。血の代わりに凍えた水銀が流れていると聞かされたら頷いてしまいそうになる。

 

 勿論、シャルティアが死んでしまうのは可愛そうだと思ってる。

 しかし、死んでしまったら自分の労力が無駄になると思ってるのも本当。その時にそんな気分だったら相手をするのは吝かではないが、今はそんな気分になるためにシャルティアが頑張ってる最中なのだ。

 そんな気分にさせてからするべき演技であった。

 

(手強い! お兄ちゃんならすぐにおちんぽギンギンになると思っていんしたのに。お兄ちゃんには人の情けがないんでありんしょうか? ……お兄ちゃんは人間でもナザリックの一員だからなくてもおかしくはありんせんね。いやいや、人の情けがなくても今のは最後の思い出にハメハメするべきでありんす! もしや着替えたのが裏目に出たか!?)

 

 清楚系、病弱系から被虐プレイには発展しがたい。シャルティアは苛められるのを捨てて、セックスを最優先したのだ。

 しかし、色よい反応は全くない。

 王道は万人に刺さるだろうが、例外もあると言うことか。

 それならそれで、やりようは幾らでもある。

 

 

 

▼ ▼

 

 

 

「べべべ別にお兄ちゃんなんて好きでもなんでもないでありんすけど? お兄ちゃんがシャルティアを好きで好きでどうしょもないって言うならエッチさせてあげてもいいんでありんすからね!」

「…………左様で」

 

「お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん! お兄ちゃんがエッチしてくれないなら死んでやりんす!」

「遺書の用意はありますか? 私の名前があるかどうか確認させていただきます」

 

「……シャルティアはお兄ちゃんとエッチしたいんでありんす」

「今回のは全く芸がありませんよ? どうしたんですか?」

「今のはクーデレって言うんでありんすよ!」

 

「私は千年後の未来から現代にやってきんした。私は未来を知っているんでありんす。今日ここでお前と私がセックスしないと世界が滅びるのが確定してしまいんす」

「それなら先ずは皆にエンディングノートの作成をお願いしないといけませんね」

「……エンディングノートってなんでありんすか?」

「死ぬまでにやりたい事や死んだ後にして欲しい事を書いておくノートです。似た言葉でラストノートがありますが、こちらは香水の最後の香りのことを指します。香水は時間経過で香りが変わりますからね」

「ほえ~~」

 

「ねえねえお兄ちゃん♪ シャルティアはお兄ちゃんが大好きだからぁ……、シャルティアといっぱい気持ちいいことしよ♡」

「着替えたのが裏目に出ましたね。とても可愛らしいのですが、装いと態度がミスマッチです」

 

「はぁ……はぁ……、シャルティア、なんだかおむねが苦しくなったでありんす……。お兄ちゃんにさすってもらったら楽になるかも知れんせん」

「…………………………はあ」

「はあ!? 今ため息吐いたな!? このシャルティアがせっかくお胸を触らせてあげようと……!」

「さすってもいいんですが、その後はベッドに寝かせて看病ですか? 水枕は用意できませんから濡れタオルでご容赦ください」

「……病人に無理矢理シチュもいいでありんすねぇ」

「私がその気になれば、の話ですね」

「ぐぬぬ……!」

 

 

 

▼ ▼

 

 

 

 手強い。

 超可憐で超可愛くて超美しい上にとっても強いこのシャルティア・ブラッドフォールンが誘惑しているのに全てかわされている。

 ブラウスのボタンを外してブラ見せや、スカートをたくし上げてチラ見せしても反応はない。

 もしや不能ではあるまいかと疑いたくもなるのだが、ヴァンパイアブライド47名とやりきったのを目の当たりにしたばかり。

 まさか自分は女の魅力が乏しいのではないか。いや、それはない。絶対ない。あり得ない。己はシャルティア・ブラッドフォールンなのだ。偉大なる至高の御方ペロロンチーノ様に創造されたこの身が魅力的でないわけがない。

 あり得ない事が起こっているのだから、そこには必ず原因がある。

 不能ではない。自分には女の魅力満載。ならば勃起不可避。

 

 お兄ちゃんは途中からベッドの脇に立て掛けてあったパイプ椅子に座った。

 深く腰掛けて、膝に片肘を乗せ顎を支えている。姿勢としては前屈みだ。

 前屈みとは、勃起を隠すポーズである。

 

 お兄ちゃんは、シャルティアに芸をさせるために卑劣にもおっきしたのを隠しているのだ!

 

 シャルティアの可愛い胸に怒りが湧き出てきた。

 舐めた真似しくさってぶっ飛ばしてやる、と行きたいところだが、それをしてしまえば目的は果たせない。

 それに、おちんぽをおっきさせられないから半殺しにしたなんて余りに惨めではないか。もしも知られたら、ナザリックにおけるシャルティアの地位がアウラの下にまで沈んでしまう。

 それは、避けたい。

 しかし、胸中に湧き出る怒りはいかんともしがたい。

 

 その時、シャルティアの思考が反転した。

 

 これまでの芝居は、お兄ちゃんにエッチなことをしてもらうために誘惑するものだった。

 してもらうではなく、させるにすればいい。

 今のお兄ちゃんはシャルティアの一日ご主人様なので、階層守護者権限で命令することは出来ない。けれども、芝居に乗ってくれるかも知れない。

 加えて挑発的な命令にすれば、頭に来て苛めてくれる可能性は皆無ではない。

 かといって本当に怒らせてしまったらエッチしてくれなくなるかも知れない諸刃の剣。

 いいや、怒っているのは不正を働かれたこちらなのだ。

 正当な怒りを昇華して主張しなければならない。

 

 

 

「シャルティア様?」

 

 シャルティアは大きなため息を吐くと、気怠げな顔をしてベッドに座った。

 

「こっちを向け」

「……はい」

 

 いきなりの命令口調に面食らう。

 どうやら芝居は始まってるようだ。逆らうことなく椅子の向きを変えて、シャルティアと向き合った。

 椅子よりもベッドの方が若干高い。僅かにシャルティアを見上げる形となる。

 

「!?」

 

 シャルティアは、脚を組んでベッドに座っていた。

 ずっと被っていた純白のベールを投げ捨てると、組んだ脚を解き、男の太股に乗せた。靴を履いたまま。

 

「お前のような下賤な男に触れるだなんて……、ああ汚らしい。靴を履いていても悍ましさが伝わってくるようだわ」

「………………」

 

 男の眉間に皺が寄る。

 シャルティアは顎を上げて口角を歪に釣り上げる。唇は弧を描いても目は笑っていない。僅かに細められ、赤い目が冷たい光を放って男の姿を見下ろしている。

 

「この高貴な私に奉仕する栄誉を与えてあげる。咽び泣いて喜びなさい。お前ごときには身に余る光栄でしょう?」

「何だとこのアマ!」

「キャッ!」

 

 小気味よい破裂音が響いた。

 シャルティアは打たれた頬を押さえ、ベッドに倒れた。

 前に叩かれたときよりずっと痛い。じんじんと熱を持ってくる。体が熱くなって、すぐにでも欲しくなってしまう。しかし、我慢だ。もう少し演技を続けなければならない。

 

「なっ、何をするの!? この私にこんな事をして……」

「こんな事をすればどうなるのですか?」

「やめっ、止めなさい! いやあぁっ!」

 

 男もベッドに上がってきた。

 シャルティアはブラウスの胸元を強く掴まれ、押し倒された。

 ボタンが外れて前が開く。ブラジャーが見えてしまう。咄嗟に胸を抱いて隠そうとしたが、今度は腕を掴まれた。

 

「私をどうするつもりでありんすか!? まさか私に無理矢理おちんぽを入れるつもりでありんしょうか!?」

 

 男はちょっともにゃった。

 もうちょっと演技を頑張って欲しかった。

 

「シャルティア様のご要望通りに心ゆくまでご奉仕させていただきますよ。私のやりたいようにですがね」

「あ……あ……そんな……。イヤでありんす! あっ……、キャァッ!」

 

 今度は反対の頬を張られた。

 シャルティアの目が潤んできた。

 痛みに怯えて浮かんだ涙なら可愛げもあるが、欲情して期待に濡れているのだ。

 

「幾ら殴られてもイヤで、ひゃあッ!」

 

 イヤと言えば叩いてもらえると覚えたらしい。

 ご希望通りに数度頬を張ってから、リボンタイを外し、ブラウスの前を開いた。

 ここに来る前はゴージャスな紫色のビスチェで胸パッドもたっぷりだった。今は、フリルが可愛らしい白いブラジャーになっている。胸パッドはゼロで、慎ましい膨らみに戻っていた。

 清楚を装うのだから、巨乳よりちっぱいが相応しいと判断したのだ。

 

「ああ、シャルティアのおっぱいがぁ……」

 

 ブラウスを着せたままで、ブラジャーをずり上げる。

 ただでさえちっぱいなのに、仰向けになっているとほとんど平坦になってしまう。青ざめた白い肌で、真紅の乳首が異様に目を引く。

 

「立っていますね」

「ちっ、違うんでありんす! シャルティアの乳首がビンビンなのはお兄ちゃんに摘まんだり抓ったりして欲しいからじゃなくて、ひゃあああぁぁぁああん♡」

 

 抓られ、あられもない声を上げた。

 

「シャルティア様は……、いえ。シャルティアは俺にいっぱい苛めて欲しいんだろう?」

「ちがっ………………、わないでありんす……。シャルティアはお兄ちゃんにいっぱい苛められていっぱいセックスしたいんでありんす♡」

「よしよし、今日のシャルティアにはいっぱい世話になったからね。いっぱいしてあげるし、いっぱいしてもらおうか」

「ふにゃぁ……、お兄ちゃん大好きでありんすぅ。……きゃうん♡」

 

 シャルティアの目が愛欲に染まりきった。

 早速頬を叩いてやった。

 良い声で鳴いた。

 

 

 

 

 

 

 出来るならば、もう少しシャルティアの一人芝居を観ていたかった。

 

 シャルティア様はシャルティア様だからと言われるシャルティアなのに、芝居は見応えがあった。相当な演技力である。

 面白かったし純粋に楽しかったが、それで興奮するかどうかと言えば別問題。

 しかし、途中でちら見せが始まったら下半身に血が集まり始めた。

 力尽きる寸前までセックスをしてきた直後だ。それでもポーションで体力万全となれば下半身は別の生き物と言うことか。単純な時間経過で復調したのもあるし、最後にはしてやろうとも思っていた。

 

 それなのに、途中で手が出てしまった。

 間違いなく偶然だろうが、シャルティアの仕草も言葉も表情も、在りし日のラナーとそっくりだったのだ。

 

 様々なバリエーションを含めて、あの類の事は累計で500回以上は言われてきた。

 シャルティアへしたように、「このおんなめ!」と罵って手が出たことがある。結果、食事を抜かれた。空腹で動けなくなった。

 懲りたので、次には「お前も下賤だ!」と言い返した。結果、黒粉を抜かれた。痛みで動けなくなった。

 

 あんな女に十年も監禁されていたのに、卑屈に身を縮めることなく生きてこられたのは、求めに応じてたっぷりと犯して自尊心を回復したのと、性根が善良だからだろうと自己分析した。

 自分はこんなにも善良なのにあの女はどうしてあんなにも邪悪なのか。

 王宮で蝶よ花よと大事に育てられたはずなので、きっと生まれが悪いに違いない。

 

 

 

 なお、カルマ邪悪のソリュシャンとカルマ凶悪のルプスレギナから、カルマ下限の極悪認定されている。

 間違いなくアルベドもアインズも同意する。

 善良な者は人類絶滅計画を立てたりなんかしないのだ。




三月は更新多かったのでしばらくサボってもと思わなくもなかったです
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