※この作品はR-18です。

アルベドのお食事   作:dolph

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本話17k字
字数が安定しないのはさせる気さっぱりだからです


シークレットで始まってシークレットで終わった、はず ▽シャルティア♯5

 組み伏したシャルティアがあんあんと喘ぐのを見下ろす。腰を打ちつけると、肉付きが薄いながらも白い尻が波打つ。

 とても官能的な光景だ。しかし、ちょっとした問題が発生した。

 

(飽きてきた……)

 

 であった。

 

 

 

 

 

 

 シャルティア様は少々乱暴なプレイをご希望のようなので、しゃぶらせて立たせたら前戯なしで即挿入。

 ブラウスは半脱ぎでスカートは穿かせたままの着衣セックスは、背徳的な香りがあって中々興奮した。

 具合が良くなってきたのも多分にある。

 シャルティアは小柄な少女体型なので、膣は狭くてきつきつだった。きついだけなら締め付け上々と言えるところだが、固いのだ。固いのに挟まれたら痛いものである。

 それが、以前より柔らかくなっていた。

 シャルティアとは何度もセックスしてきて、少しずつ変化の兆しを感じてはいた。あくまでも兆しであって微々たるもの。

 それなのに、前回から今回までの間に一体何が起こったのか。

 

 とても気持ちいいと褒めながら聞き出すと、手マンで奥まで突っ込むようになったからであるらしい。

 手マン用の新型ドレスグローブが完成したとかなんとか。ナザリックの世界一の技術力をそんなことに使っていいのだろうかと思わなくもないが完成してしまったのなら有効活用すべきだろう。

 シャルティアやヴァンパイアブライドたちは睡眠不要の吸血鬼であるため、毎夜夜通し新型ドレスグローブを有効活用しているらしい。鍛えられるわけである。

 

 そうして一度目は前から入れてたっぷり出してやった。

 全身をびくんびくんと震わせ、大いに満足したシャルティアは二回目をねだってきた。

 時間はまだあるし、さっきはヴァンパイアブライドたちへ九回も放っていた。自分にもそのくらいあって然るべきなのだ。

 

 二回目は後ろから。

 シャルティアの裸身はとても綺麗ではあるが、華奢な体つきはラナーを思い出してしまう。ちっぱいでこのくそアマと思っていた時代のラナーである。いくら綺麗でも、見続けるのは精神衛生によろしくない。

 後ろからの挿入もシャルティアは大層悦んだ。

 ブラウスは一度目より脱がせ、両袖を背中で絡ませた。腕を動かせない状態で後ろから挿入されるのは、暴力的に支配されて犯されている感が強くてとても好いらしい。

 シャルティアの白い尻をパチンと叩き、思うさま腰を振るのは気持ちよい。しかし、先述の通り飽きてきた。

 萎えはしないが射精の気配は遠い。

 

 精力が完全回復しても、とりあえず一度出せば十分である。

 複数回はやろうと思えば出来るのであって、しなければ治まらないものではない。

 先のヴァンパイアブライドたちと何度もしたのは、男のプライドを掛けた戦いだったからだ。

 それ以外で複数回する時は、目の前の女性が魅力的だから。シャルティアは大変魅力的ではあるが、女性ではなく少女である。ちっぱいよりおっぱいが好きな男だった。

 

 

 

 

 

 

「あっ、抜いちゃイヤでありんすぅ……。もっとおちんぽぉ、きゃん!」

 

 シャルティアの中からずるりと引き抜く。早速愚図ったので尻を叩いてやった。

 

「さっきはシャルティアの中に出したから、今度は口にしようと思うんだ」

「わかりんした! シャルティアのお口にいっぱい出してくんなまし♡」

 

 立ち上がった男の前に、シャルティアは膝立ちになった。

 顔の前に突き出された逸物はへそまで反り返って、精液とシャルティア自身の愛液が混じり合った淫液で濡れている。シャルティアはにっこりと嬉しそうな笑みを浮かべ、男の顔を見上げながら逸物をしゅっしゅと扱いた。

 目を閉じてから牙が当たらないようあーんと大きくお口を開けて口に含む。

 吸血鬼の冷たい唇に、勃起した逸物は焼けるように熱い。口と舌で熱さと逞しさを感じながら、喉の奥まで迎え入れた。

 

「んん……、れろれろ、んっんっうぷぅ……、んっんっ、ぷはぁっ。お兄ちゃんのおちんぽだーい好きでありんすよ♡ ちゅっ、ちゅっ、……んんっ♡」

 

 舌で敏感な裏筋を舐め、口をすぼめて頭を振る。

 水気が多いシャルティアはたっぷりと唾をまぶすので、卑猥な水音がじゅぽじゅぽと鳴る。小さなお口に大きな肉棒が出たり入ったりを繰り返す。

 口淫なのに甘い声を漏らすのは、しゃぶりながら弄っているから。シャルティアの手はスカートの内側に消えていた。

 

(この前はアウラの口に出したとか聞きんしたから、ここは一つ私とアウラの格の違いを見せ付けてあげりんしょう! ああ、お兄ちゃんのおちんぽおっきいでありんすぅ♡ ……こんなおっきいのアウラに咥えさせて、顎が外れるんじゃないでありんしょうか? まあ? このシャルティアなら余裕でありんすけど? ……んん? お兄ちゃんの手がシャルティアの頭に?)

 

 男の両手が、跪くシャルティアの頭をしっかりと押さえた。

 アウラと違って、シャルティアはこれから起こることをわかっている。根元を押さえていた左手もスカートの中に隠れ、体から力を抜いた。

 

 シャルティアの頬がぷくりと膨れた。

 詰め物はとっくに処分済み。頬の内側を亀頭でつつかれ膨らんでいる。

 右側をこすり左側をこすり、抜けてしまったらシャルティアから咥えなおす。

 期待に満ちた目で男を見上げる。準備万端、いつでもオッケイ。自分の口を道具のように使って欲しい。

 

「んぐぅうううぅうぅーーーーっん♡」

 

 口の中を探っていた逸物が、喉の奥まで押し入ってきた。

 シャルティアの頭は動いてない。男が腰を振っている。

 先日、シャルティアがアウラに話したイラマチオの別バージョンである。

 

(このシャルティアの口が精液を吐き出すためだけのオナホ同然に使われるなんて………………、さいっこうでありんす! シャルティアのお口はお兄ちゃんのおちんぽ専用の口まんこでありんすからもっともっと容赦なく犯してくんなましえ♡)

 

 シャルティアに遠慮なんてしない。下の口へするのと同じに激しく打ち付ける。

 突き入れると、シャルティアの顔が下腹を打つ。その度に少女の美貌は少しだけ苦しそうに歪んで、それ以上の愛欲に蕩けていく。

 シャルティアは吸血鬼なので、上も下も冷たいのが僅かな欠点。欠点を覆い隠してしまえるのが、美貌の少女を犯せることと、シャルティア自身が淫欲に墜ちていること。

 アウラは苦しさに涙を流したというのに、シャルティアは恍惚と逸物を受け入れている。口を犯されながら頬を染め、赤い目を潤ませてうっとりとこちらを見上げる。スカートの中に潜らせた手は熱心に動いているようだ。

 とりあえずの射精をするためのイラマチオなのに、こうも悦ばれれば嬉しくなる。

 シャルティアへの報復は完了した。苦しませたくてやってるわけではないのだ。

 

「んんーーーーーーっ♡」

 

 男の小さな呻きは、シャルティアのくぐもった嬌声にかき消された。

 シャルティアの頭をしっかり押さえて股間に押しつけ、口内へどぴゅどぴゅと射精した。

 

「んっ……んっ……、んっく。……ちゅるる、れろぉ……んん……」

 

 口に出されたらどうすればいいかもシャルティアはよくわかっていた。

 喉を鳴らして熱い精液を飲み干し、尿道に残ってる精液もちゅるると吸い出す。

 お掃除フェラを終えても口は離れない。子供があめ玉を舐めるように舌を動かしている。

 

「あんっ! もっと舐めてたいでありんす! ……? どこに行くんでありんすか?」

 

 不満げに頬を膨らませたシャルティアを後目に、男はベッドから飛び降りた。

 ぽけっとしているシャルティアに手を伸ばし、抱き上げる。

 シャルティアは逆らわず、男の首に腕を回した。

 

「部屋から出られるようになるまでまだ時間はありますが、そろそろ出る準備をしましょう」

「あ゛? まだ一回しかしてないんでありんすよ? 私のお仕事までまだまだ時間がありんす。それなのに、終わり……、だと?」

「シャルティア様のドレスを整えるのに時間が掛かりますから。それと、まだ終わりではありませんよ。シャルティア様にお楽しみいただける事を考えておりますから」

「……本当でありんしょうね?」

「本当です」

 

 シャルティアに突っ込むのが飽きてきただけであって、シャルティア様へのご奉仕がイヤになったわけではない。

 労せずしてシャルティア様に大変悦んでいただける妙手を思いついたのだ。

 

 

 

 

 

 

 シャルティアの一人芝居に濃厚セックス。その後はちょっと飽きてきたのでイラマチオをしてとりあえずの射精。

 それから二人でバスルームに入り、軽く体を清めた。

 シャルティアの輝く銀髪を濡らしてしまうと拭いたり乾かしたりがとても面倒なので、シャワーで流すのは胸から下。シャルティアの胸も男の胸も、相手の唾液に濡れている。

 下半身はシャルティアのおつゆが多いのできちんと流した。

 

 男の着替えは簡単だけどもシャルティア様はそうはいかない。

 シャルティアの着替えを手伝う男の手付きは、意外なほど巧みだった。

 ただし、ビスチェのカップに胸パッドを入れるのは手伝わせなかった。男をバスルームから追い出してから一人で調整する。シャルティアにだって乙女心はあるのだ。

 ベッドに腰掛けるシャルティアの太股に、紫のガーターリングを着けてからストッキングを履かせる。

 それから漆黒のドレスを着せられるのを、シャルティアは首を傾げながら見ていた。

 ヘッドドレスも整えて、お着替えは9割9分完了。但し、まだパンツを履いてない。

 ドレスを着たままも乙であるが、わざわざ整えてから乱すのは疑問を抱かせた。

 シャルティアの疑問に、男は快く答えてやった。

 

 それからしばらく。

 シークレットセーフティルームに入室してきっかり三時間が経過。

 二人の姿はナザリック第九階層、絢爛豪華たるロイヤルスイートに戻っていた。

 

 

 24時間営業のナザリックでも昼夜はある。

 夜が明けた朝になれば動きが活発になる。逆に夜になると活発化する者もいる。それ以前に睡眠不要の者も多数いる。ナザリックは24時間営業なのだ。

 ともかく、早朝と呼べる時間は過ぎて、昼型が動き始めた時間だ。

 二人の姿は、昨夜も訪れたレストランにあった。

 

 シャルティアは飲食不要で、男の方はナザリック製レーションを少し前にぱくついている。どちらもお腹は減ってない。

 行き交うメイドたちを眺めながら隅のテーブルに着き、シャルティアは紅茶を、男はそれに加えてクッキーを楽しんでいた。

 

「折角用意してもらったのです。シャルティア様もどうかお楽しみください」

「…………」

 

 シャルティアの目の前には香気を上らせる澄んだ紅茶が置かれている。

 男はカップを傾け、クッキーを口に放り込んでいるのに、シャルティアは手を着けようとしない。

 椅子に浅く座り、両手は膝の上でぎゅっと握られている。

 

「あちらの方、ピッキー様と仰いましたね。私が頻繁に世話になっているポーションもピッキー様が作ってくださったとか。ここの副料理長でもいらっしゃるのでしょう? そのピッキー様が直々に煎れてくださった紅茶ですよ? シャルティア様がお口にしないのを心配そうに伺っているのが見えませんか?」

「……そうでありんすね。飲まないのはピッキーにぃいいいぃ♡ ………………ピッキーに、悪いで、ありんす」

 

 シャルティアは言葉の途中で背を反らせ、高い声を上げた。

 何事かと周囲の目が集まる。

 さすがのシャルティアでも、奇声を上げてしまったのは恥ずかしいらしい。顔を赤くして俯いた。

 

「どこかお加減が悪いのでしょうか? 私に出来ることはありますか?」

「だっ、いじょうぶで、ありんすよ? 紅茶を、飲みんす。…………っ♡ うぅ……、おいしい紅茶で、ありんすよぉ♡」

「ええ、本当に美味しい紅茶です。茶葉から抽出する温度管理が完璧なのでしょう。煎れる時の温度から口に運ぶときの温度まで計算してあるのかも知れません。カップも温めてあります。その他に抽出時間も大切ですね。これらをそつなくこなすには、やはり手際がよくないと。先ほどのピッキー様が紅茶を煎れる様子は優雅ですらありました」

「ピッキーは飲み物全般が完璧でありんす。昨日は行きんせんでありんしたが、バーのマスターもしていんす。次があったら連れていきんしょう」

「楽しみにしております」

 

 昨夜この男を案内したのはシャルティアではなくインスタントヴァンパイアガールのイバルだったはずなのだが、シャルティアは忘れているようだ。

 

 朝早くからシャルティアがロイヤルスイートのレストランに顔を出すのは非常に珍しい。

 朝食をとっていたメイドたちや使用人たちは物珍しそうに、けども失礼にならないよう控えめに視線を飛ばす。

 不意の奇声に驚かされはしたが、シャルティア様はシャルティア様であるし、普通に談笑を続けているようだ。

 

「あっ♡」

 

 カップを口に運ぼうとしたシャルティアの手が、突然震えた。

 紅茶が波打ち、僅かに零れる。

 

「私が拭きますのでシャルティア様は動かないようお願いします」

「わか……わかりんした。……んっ……ふぅ♡ ふふふ……♡」

 

 ジャケットのポケットからさっとハンカチを取り出す。見た目よりずっと広いポケットには何でも入っている。

 シャルティアのドレスは光沢ある漆黒に紫が入った色なので、よく見ないとどこに零れたかわかりにくい。胸元はぽんと優しくハンカチで叩き、下腹からスカートは丁寧に拭き取った。

 

「水気を弾くドレスで良かったです。下手をしたらシミになっていたところでした」

「そうでありんすねぇ。いっぱいシミが出来るところでありんした♡」

 

 シャルティアは、うふふと笑った。

 

 二人は言葉を交わしながらゆっくりと紅茶を楽しんでいる。

 紅茶一杯で長く居るものだから、多数のメイドたちがシャルティアと男の姿を目撃した。

 男の姿は、ほうと唸らせる美貌は相変わらずどころか磨きが掛かっている。一方のシャルティアは、風邪でも引いたかのように顔が赤く、時折体をくねらせて苦しそうに呻く。

 吸血鬼であるシャルティアが風邪を引くわけがないので、飲んでる紅茶に何かあるのではと思われた。吸血鬼にとって、あの男の血はとても甘美であると聞いたことがあるメイドがいた。速やかに話が広まり、そのようなものかと納得した。

 

「長居をしてしまいました。シャルティア様のご予定もありますから、そろそろ移動しましょう。最古図書館で書物を受け取ってからアルベド様へご挨拶した後に、私の送還をお願いいたします」

「アルベドのところにも行くんでありんすか? …………このまま?」

「勿論です」

 

 ナザリックに来ているのにアルベド様にご挨拶をしないとか何を言ってるかわからない。そんなことがまかり通ってしまえば全ての死者が墓から這い出て空からは無数のドラゴンが襲来し、高々と大笛が鳴った末に世界の終末と創世が始まってしまう。

 

「行きましょう」

 

 先に立った男が、恭しくシャルティアへ手を差し伸べる。

 シャルティアは優雅に男の手を取って、ゆっくりと立ち上がった。

 立ったはいいが、動かない。ぽうっと上気した顔で、どことも知れない虚空を見ている。

 

(シャルティア様、皆が見ています。動かないと不審に思われますよ?)

(………………垂れてきんした。ガーターリングまで来ていんす。……触るから、さっき、……あひっ!)

 

 シャルティアは咄嗟に口を押さえた。

 ぎりぎり声は漏れてない。周囲からは咳払いか何かだと思われている、はずだ。

 

 シャルティアは階層守護者で、この時間にここにいるのが珍しいことから、どうしても視線を集める。

 隣にいる男も、注目を浴びるのに一役も二役も買っている。

 まさに衆人環視だった。

 皆の目に晒されながら、シャルティアは優に二桁は達していた。

 

 

 

 

 

 

「ここなら大丈夫でしょう」

 

 逃げるようにレストランを離れた二人は、第九階層の一角にいた。

 周囲に人目はないが、どこかの部屋に入ったわけではない。言ってしまえば路上である。

 

「ここでありんすか!?」

「私が勝手に空いてる部屋を使うわけには参りません」

「それなら私が何とか言えば……」

「シャルティア様がそうお望みでしたらそのように。ですが、ここの方がスリルがあるでしょう? 危険を恐れるなんて、シャルティア様らしくありませんよ」

「別に怖くなんて……」

 

 反射的に言い返しはしたものの、シャルティアの目は揺れている。

 威張らないイバルは一晩中あれこれと命令され続けていた。その甲斐あって、今のシャルティアにはちょっぴり弱気になって強く出られると折れてしまうバフが掛かっている。

 

「早くしないと誰かが通りかかるかも知れません。お早く」

「……わかりんした」

 

 シャルティアはきょろきょろと左右を見回し、スカートの前をぎゅっと握った。

 黒いスカートがゆっくり上がっていく。紫のストッキングに包まれたシャルティアの脚が現れ始め、折れそうなほど細い脛から膝までが露わになると、淫臭が漂い始めた。

 スカートは尚も上がる。膝の上までめくられると、ストッキングの所々に変色している部分が目に付いた。変色している部分は上に行くに連れて多くなり、リボンがあしらわれたレースのガーターリングは明らかに湿っている。

 左太股のガーターリングからはピンクの紐が伸びていた。光沢ある紐はコードであって、一端はガーターリングに挟まれた親指大のボックスに繋がっている。

 もう一端は、シャルティアがスカートを完全にたくし上げて明らかになった。

 

 コードのもう一端はパンツの中に入っている。

 紫色で上品な刺繍が施されたアダルトなシースルーショーツは、びしょ濡れだった。

 特に、尻の側が酷い。水溜まりに座ったかのように濡れている。

 パンツがそれなのだから、太股だって濡れている。パンツから染み出した液体が太股を伝って、ガーターリングまで濡らしていた。

 

「シャルティア様は多い方だと思っていましたが、すごい濡れようですよ? こんなに濡らしてしまうほど感じていたんですか?」

「余計な話はしないで早くしなんし!」

「かしこまりました。そのままスカートを持ち上げていてください」

 

 シャルティアの前に片膝を着き、ポケットから取り出したのはさっきも使ったハンカチ。だけども一枚では足りそうにない。二枚取り出した。

 

「ぅっ……」

 

 ハンカチが太股に触れ、シャルティアは小さく呻く。口を押さえたいが、生憎両手はスカートを握っていて塞がっている。

 

「もう少し股を開いてください。特に濡れてる部分が拭けませんから」

 

 ぴったりと閉じていた股を開いた。太股と太股の間で、細く短い糸が何本も生まれてはすぐに千切れた。

 

 パンツとガーターリングの間の絶対領域を優しく拭う。

 右の太股を拭いたらハンカチを裏返し、左の太股へ。

 

「ぅあんっ♡ あぁ……、意地悪しないでくんなまし。エッチな声が出ちゃうでありんすからぁ」

「私は何もしていませんよ」

 

 シャルティアのパンツは濡れそぼって、滲むどころか滴り落ちるほどになっている。

 前の方はおつゆの発生源が近いので濡れているわけだが、後ろの方は違う。出張っているので染み出たおつゆがそちらへ伝ってしまう。

 ピンクのコードが前の方に伸びていれば、後ろは円柱らしきものがパンツの繊細な生地を押し出していた。

 

「位置も確認したいのでパンツを下ろしますよ?」

「ここで、脱がすんでありんすか? 誰か来るかも知りんせんのにぃ……、お兄ちゃんはきちくでありんすよぉ♡」

 

 頬を染めて男を見下ろす。けども、周囲の警戒も怠れない。

 右を見て左を見て下を見て、スカートはたくし上げたまま。

 そうこうしている内に、パンツがガーターリングの位置まで下ろされた。

 シャルティアとパンツの間で、とろりと長い糸を引いた。

 淫臭が溢れ出た。

 

 ピンクのコードは、シャルティアの割れ目の中へと伸びている。

 後ろの穴には、ピンク色の棒が突き立てられている。

 

 シャルティアは、エッチなアイテムを装備していた!

 

 ただのアイテムではない。

 美神にして大淫魔であられるアルベド様がクリエイトサキュバス御用達アイテム(淫具創造)で作ったアイテムなのだ。

 コードが伸びているのはローター。ガーターリングに挟まれているボックスは操作用のスイッチで、本体は小さな卵形。シャルティアの膣内に収められている。

 ピンク色の棒は、ディルドのようだがちょと違う。バイブである。うねうねと動くのだ。

 ローターだってもちろん動く。微細な振動を装着者に送り続ける。

 

「あひっ! 動き始めたぁ♡ うぅ……、あっぁん♡ いいでありんすよぉ……♡」

 

 ローターもバイブも振動の強さが弱中強の三段階あり、それらをランダムに発生させることも出来る。

 シャルティアはランダム設定のローターとバイブを、シークレットルームを出る前からレストランにいる時も、ずっと着けていたのだ。

 衆人環視の中で、体の深いところで起こっているあまやかな刺激を受け続けていた。

 

 こんなものがありますと見せられ提案され、シャルティアは一も二もなく乗ってしまった。

 人前でこんなエッチなことをして、知られたら大変なことになるので知られてはならず、声も態度も抑えなければならない。

 所詮は道具だと思っていたのに、想像以上に気持ちいい。

 何度も達してしまって、声を抑えるのは思った以上に大変で、快楽に身を投げ入れたいのにしてはならないのは苦行にも似ている。

 ほんの少しだけ後悔している。しかし、二律背反の禁忌の快楽は、他の手段では得られそうにない。

 これこそが隠姦であると、八度目に声を抑えたときに気が付いた。

 

「ローターが少し下がってるかな? 位置を直しますよ?」

「ひぅっ……ぅ…………くぅ……、んあぁ…………!!」

 

 男の中指が、シャルティアの中へと伸びるコードを辿った。

 柔らかな媚肉と愛液に包まれて、指先が固い物に触れた。固くても表面はつるつるだ。

 もう一方の手ではシャルティアの下腹を撫で、このあたりかな、と言うところまでローターを押し込んだ。

 

「ひああぁ……………………」

 

 シャルティアの性感帯を、外も内も知ってる男だ。

 ローターが一番効力を発揮する位置に戻された時、計ったように激しく震え始めた。

 薄い肉壁越しに、尻の穴でうねるバイブを感じた。

 

 シャルティアは、耐えられなかった。

 あえなく甘い叫びを上げ掛けて、両手で口を押さえた。

 男の頭に、スカートがはらりと落ちてくる。

 

「ひぅ…………!! くひぃ…………♡ んん~~~~~~っ♡ らめ…………、らめれ、ありんしゅぅ♡ ふうぅ…………!!」

 

 スカートの中で何をされているものか、両手で口を押さえてなお、くぐもった声が漏れてしまう。

 シャルティアの膝から腰がガクガクと震え、口からは涎を垂らして手のひらの隙間から垂れてきた。

 その時、吸血鬼の優れた聴覚が遠くに足音を捉えた。だけどもシャルティアは動けない。

 聞こえているのはわかっている。動かなければならないのに動けない。否、動かない。

 この快楽を中断するくらいなら、こんなところでこんな事をしてしまっていると知られてしまっても。

 

「あ…………」

「ここまでにしましょう。最古図書館に行きませんと」

 

 スカートの中にいた男にも足音が聞こえたのか。

 シャルティアの足元から転がり出てきた男が、両手をハンカチで拭いながら立ち上がった。

 

 ややあって、メイドの一団が現れる。

 彼女たちは階層守護者であるシャルティアに深く頭を下げてから通り過ぎようとして、

 

「ひゃん!」

 

 シャルティアの奇声に目を丸くした。

 

「な、何でもありんせん。早く行きなんし!」

「かしこまりました。失礼いたします」

 

 メイドたちは気付かない。

 シャルティアの隣に立つ男が、シャルティアの尻をポンと叩いたことを。

 

 尻を叩かれたシャルティアは、メイドたちの目の前で、バイブを尻穴の深くに押し込まれた。

 

「彼女たちが来たのでパンツを履かせることが出来ませんでした。ローターとバイブが落ちないようにしっかり締め付けてください」

 

 シャルティアは頷く他ない。

 シャルティア自身が望んだことなのだ。

 見つかるかも知れないスリルは、多淫なシャルティアをして未知の世界に導いた。

 

 

 

 

 

 

 パンツ半脱ぎのシャルティアは普通には歩けない。

 男に手を引かれゆっくりと歩く様は高貴な令嬢を思わせる。

 常とは違う品の良さに、目撃した者たちは意外に思ったし、あのような態度もとれるのかとシャルティアの評価を上方修正する。

 しかし肝心のシャルティアは、

 

(おまんこと尻をぎゅっとしてるから中でぐりぐりゴリゴリしてるのがわかりんす。おっ……、おっ……、くぅう! ……今のはぁ……、ヤバかったでありんすよぉ♡ 目がチカチカしてるでありんす。お兄ちゃんが手を握ってくれてなかったら転んでたところでありんした。今ので……深かったのが7回目。浅いのはもうわかりんせん……。お兄ちゃんはシャルティアの手を握ってるだけなのに、シャルティアをこんなに気持ちよくしてくれて……♡)

 

 夜通しヴァンパイアブライドたちと戯れても、こんなにイったことはない。

 中で激しく動いてるときは数歩進むだけでイってしまう。動けなくなってよろめいて、男の体にもたれ掛かってしまう。

 

 遠目には体調を崩しているように見えなくもない。

 実態はイき狂っていた。

 なにせ大淫魔のアルベドが創造したアイテムだ。並のローターやバイブではないのである。

 

 最古図書館では借りた本を受け取るだけだったので時間は掛からなかった。借りた本はティトゥスが気を利かせて手提げ鞄に入れてくれていたので、男は片手でシャルティアの手を引き、片手で鞄を持つ。

 しかし、階段を下りる時は大人しかった淫具が上る時になって反逆。シャルティアは男に引っ張られなければ階段を上れなかった。

 シャルティアはお漏らしをしたように溢れさせ、膝を越えて脛まで来た。点々と滴を落とした。

 

 

 

 

 

 

「これから帝都に帰還いたしますのでご挨拶に伺いました」

「そう」

 

 アルベドの執務室では、既に女主人が仕事に取りかかっていた。

 昨日と同じように書類の山と格闘し、お骨の方々が忙しく働いている。

 

 昨日とは違って、アルベドは手元の紙面から顔を上げる。

 愛しい男の顔を見て、隣のシャルティアを見て、一瞬で看破した。とてもエッチな大淫魔は全てを見通す。

 この男は、シャルティアと何かしらのプレイ中である。

 苛立ちがこみ上げた。

 

「もうお前の顔は見たくないわ」

「?!?!??!」

「アルベドが捨てるなら私が貰いんす! 守護者統括相談役は即日解任して今日から私の」

「冗談よ」

 

 朝からアルベド様に拝謁できる天国から地獄へたたき落とされ、直後にすくい上げられた。

 凄まじい乱高下は心臓に悪い。掠れた声で退室を告げた。

 部屋を出る間際に、

 

「覚えていなさい……!」

 

 美しくも情念の籠もった声が耳に届いた。

 

 

 

 

 

 

「これからこいつを帝都に送ってきんす」

 

 ナザリック第九階層から表層分のログハウスへ。

 番をしているメイドに告げ、シャルティアは男の手を引いて外に出た。振り返れば高い壁に囲まれた巨大な霊廟。

 シャルティアは男の手を引いたまま歩き続ける。正門から離れて壁を伝って進み、一つ目の角を曲がってから数歩のところでようやく止まった。東側なので目映い朝日が照りつけている。本日は晴天なり。

 吸血鬼であっても、太陽を苦にしないシャルティアには何の痛痒ももたらさない。

 

 シャルティアはくるりと振り向いて、壁に背を預けた。

 ここまで何とか保っていた顔は、苦しみを訴えていた。切なそうに眉根を寄せ、半開きの口からは荒い息を吐く。目は潤んでいる。今にも泣き出しそうだ。

 

「お楽しみいただけたでしょう?」

「……最後が残っていんすよね?」

 

 ほとんど懇願するような声音だった。

 

 道中で何度も達していたのは、大淫魔が創造した淫具だからと、言うだけではない。道具で責められるだけだったら始めは気持ちよかったろうが、数度で飽きただろうし、虚しくもなっただろう。

 苛められていたからだ。

 シャルティアにだけ聞こえる声で、「今いきましたね?」「どっちでいきましたか?」「ローターがいい仕事をしているでしょう」「あのメイドはシャルティア様の様子がおかしいことに気付いていますよ」「尻をしっかり締めてください。また押し込んだ方がいいですか?」等々。

 淫具だけではここまでたどり着けなかった。

 

 朝日が照らしていたシャルティアの白い顔に、影が落ちた。

 太陽を背に、男が目の前に立っている。両手を壁に突いて、シャルティアは閉じこめられた。

 

「すごい好かったでありんす。あんなに何回もイったのは初めてでありんした。だけど、最後は……、シャルティアの中に」

 

 ナザリックの霊廟を囲む大壁を背にして、けども周囲は草原が広がっている。

 夜ではなく朝だ。暗視の能力がなくてもよく見える。

 それなのにシャルティアは、躊躇なくスカートをたくし上げた。

 

 無毛の股間は濡れていた。

 陰唇が僅かに開いてるのは、ローターが入っているからか、何度も達しているからか。

 見ている間にも、ぽたりと透明な滴がパンツへ垂れる。太股まで下ろされているパンツは水に浸したようだ。

 尻から覗くピンクのバイブは、小刻みに動いている。

 

「お兄ちゃんのおちんぽが欲しいでありんす。道具だけじゃ嫌でありんす。お兄ちゃんのおちんぽで、シャルティアのおまんこをいっぱい可愛がってくんなまし。……あっ」

 

 手を取られ、スカートを下ろされた。

 このまましないつもりなのかと、顔に朱が入る。

 

「あっ♡」

 

 直後に蕩けたのは、男の手が尻に回ってきたから。

 スカート越しに尻を撫でた手は、スカートを手繰り始める。

 スカートは徐々に上がって、男の手がスカートの中に入ってきた。

 

「あんっ♡」

 

 生尻を揉まれている。

 バイブを摘ままれ、上下に動かされる。

 シャルティアからも触った。

 白いドレスグローブをした繊細な手で男の股間に触り、優しく撫で始めた。すぐに膨らんできた。

 

「あむっ……ちゅっ……」

 

 尻を揉まれて、男の股間を愛撫して、唇を交わす。

 愛液を垂れ流して喉が乾いていると思われたのか、口内に差し込まれた舌にはたっぷりと唾液が乗っている。シャルティアはれろりと舐めてはちゅるりと吸って、喉を鳴らして飲み干した。

 赤い舌を絡ませながら、ズボンを下ろす。

 今や愛欲しか頭にないシャルティアには難しいので、ズボンのベルトは男が外した。シャルティアはズボンをずり下ろしただけである。

 

 服を脱がす手付きは覚束なくても、こちらの方は問題なし。

 ズボンを脱がすなり跳ね上がった逸物を両手で包む。右手は亀頭をふにふにとマッサージして、左手は竿を扱き始める。太くて長くて、尻に入ってるバイブより少し大きい。

 

「シャルティア様は何度も達していたでしょうに、まだ欲しいんですか?」

「お兄ちゃんのおちんぽは違いんす! お兄ちゃんのおちんぽを入れると気持ちいいだけじゃなくて……、何だか幸せになりんす。……………………シャルティアが演技で言いいんしたのは、全部が演技と言うわけじゃありんせん」

「本当の言葉もあったという事ですか? どれが本当だったのでしょう?」

「そんなの自分で考えなんし!」

 

 目元を赤くして睨みつけた。少し怒っているようだ。

 怒られる謂われはないと判断した男は、軽く笑い流す。

 

「どの言葉が本当だったのか、宝探しのように楽しみながら探すことにします。それではシャルティア様、壁に手を突いてください」

「……わかりんした」

 

 シャルティアは反り返った逸物の先端を指でつついてから背を向けた。

 白いドレスグローブに、透明な汁が僅かに付着している。微かな塩気と、微量なのにはっきりとした粘り気が舌に残った。

 

 胸の高さあたりに手を突いて、尻を持ち上げる。

 背後でばさりと音がした。スカートに包まれていた尻に外気が触れている。

 

「ひゃぁん♡」

 

 バイブを抜かれ、ローターを引っ張られた。

 ずっと入っていたものがなくなるのは、何とはなしに喪失感があった。けども、これからそれよりずっと好い物が入ってくる。

 

 男はローターとバイブを数度振って水気を切り、ポケットから取り出したハンカチに包んだ。

 少し考え、ジャケットの左ポケットにしまった。

 ちなみに、右ポケットにはポーションなどの大切なアイテム。左ポケットには身嗜み用品。最重要アイテムは万が一にも落としたりしないよう内ポケットに入れる。アルベド様から下賜されたエンゲージリボンの他に、ローターとバイブも入れていた。だけども、シャルティアの愛液に濡れたアイテムを内ポケットに入れるのはためらわれた。

 

「あぁ……、お兄ちゃんのおちんぽがおまんこにくっついてるでありんすぅ♡」

 

 小さく開いたシャルティアの割れ目は、肌が白いだけに赤みが映える。体を開いて内側を見せているようだ。

 片手でシャルティアの腰を掴んで高さを合わせ、片手は逸物を摘まんでシャルティアに合わせる。

 亀頭が割れ目を上下になぞる。入れてもないのにシャルティアの愛液が絡んできた。

 

「あっ……あっ♡ 入ってくるぅ♡ おっきぃおちんぽがシャルティアのおまんこにぃ♡」

 

 ずっとローターを入れていたシャルティアの膣は、十分すぎるほどにほぐれている。

 太い亀頭を飲み込むために小さな雌穴がめいっぱいに口を広げ、ゆっくりと沈んでいく。

 シャルティアはおつゆが多いので、一息に入れてしまうと膣内のおつゆが飛び散ってしまう。ゆっくりと挿入しても、亀頭に押し出されたおつゆが逸物に絡みながら流れていくのを感じるほどだ。

 少女の膣を掘り進め、奥の壁にぶつかった。

 

「一番奥にまで入りましたよ。ちんこがシャルティア様の子宮口に触れています」

「はうぅ……、指じゃここまで届かないでありんすよぉ。でもでもお兄ちゃんのおちんぽならもっといけるでありんしょう? シャルティアの全部を犯してくんなまし♡」

「……わかりました。行きますよ?」

 

 少々面倒なのだが、お望みなら仕方ない。

 スカートを尚もめくり上げ、シャルティアの細い腰を両手で掴んだ。

 抜ける寸前まで腰を引き、勢いをつけて、

 

「はうううぅぅうぅうぅううぅうううーーーーーっっん♡」

 

 シャルティアの尻に腰を叩きつけた。下腹が尻を打つ乾いた音が鳴った。

 少女の雌穴を突き進んだ逸物は淫液をかき分け最奥に届き、子宮を押し上げ、亀頭が子宮口にまで入ろうとしている。経験上、ここまですると鈍い痛みがあるようだ。

 しかし、シャルティアはとっても強い階層守護者。その上被虐を好む。多少の痛みは興奮をかき立てるスパイスにしかならない。愛を持って痛めつけられるのは大好きだ。全てを受け入れている充足感。暴力的に受け入れさせられている被支配感。

 シャルティアの太股を、チョロチョロと透明な液が伝った。

 

「あうぅ……、好すぎるでありんすよぉ♡ ずっとずっと我慢させられてたからぁ♡ 入れられただけで……。お兄ちゃんのおちんぽスゴすぎるでありんす♡」

 

 根本まで受け入れた逸物をきゅうきゅうと締め付けながら、小刻みに尻を震わせる。

 太股を流れる液体も止まらない。愛液ならこうはならない。シャルティアは、絶頂と同時に失禁した。

 シャルティアは吸血鬼なので固形物を口にしないが、血液や紅茶などの飲料は摂取する。シズと同じで、おしっこは出るらしい。きっと、レストランで飲んだ紅茶が効いてきたのだ。

 

「ここまでにしますか?」

「ダメ! お兄ちゃんのおちんぽぴゅっぴゅするまでするでありんす! あっ……、あっ! あんっ! あんっ♡ あぁん♡」

 

 とりあえず射精すれば満足するようだ。

 男が腰を使い始めると、シャルティアは甘い声で鳴き始めた。

 

 シャルティアの膣肉は毎日の手マンで柔らかくなってきた。絶頂直後なので体が弛緩し、女の穴も緩んでいる。太い逸物が行き来するのに丁度良い具合だ。

 欲を言えば、もう少し深い穴だと嬉しい。シャルティアの膣だと、奥まで入れても余ってしまう。そこまででも快感は十分なのだが、無理にでも全部入れて欲しいようだ。

 パンツは膝まで下ろしただけなので、シャルティアは大きく脚を開けない。そうでなくても身長差があるため、シャルティアが大股を開くと男の方で位置を合わせるのが大変になる。シャルティアは尻を突きだし、脚は揃えて閉じた状態だ。だから、すぐには気が付かなかった。

 

 尻の割れ目に隠れた穴が、小さく口を開いている。

 ずっとバイブを入れていたし、深イきして体が緩んでいる。こちらの穴も開こうというもの。

 焦げ茶のラナーと違って、シャルティアの尻穴は綺麗な白だ。ずっとバイブを咥えていたからか、今は赤みが差している。ぬらぬらと濡れ光っているのは、ローションか腸液か愛液か。とても食指を誘った。

 

「あっ、抜いちゃらめ! あっ? あっ! おほぉぉおおおおおぉぉおーーーーーーっっ♡」

 

 雌穴から引き抜いた逸物を、シャルティアの肛門に突き刺した。

 こちらも締め付け上々。膣よりよく広がって、奥が深い。締め付けるのが入り口付近だけで奥は広がっているのが、膣とは違うところだ。

 

「シャルティア様はこちらもお好きでしょう?」

「すきでありんしゅぅ……♡ おっ、あっ、くぅうん♡ あんっ、あんっ、おしりぃ、犯されてるで、ありんすよぉ♡」

 

 肛門の方が膣より位置が高いので、若干入れやすいと言うのもあった。

 

 シャルティアの滑らかな白い尻に、長い逸物が刺さっている。

 そこに穴が空いているから刺さるわけだが、シャルティアの肌の中に入っているようにも見えた。

 

 奥の壁を気にしなくて良いので、膣にする時以上に激しく腰を打ち付ける。

 シャルティアはあんあんと激しく鳴いて、時々叫んだ。

 

「シャルティア様、そんなに大きな声を出すとログハウスのメイドに聞こえますよ」

「ひああぁっ、そんなのらめっれありんしゅ! んひいぃっ、あうぅ、あぁん! ……おしりいいのぉ♡ んふぅ、ふううぅん!」

 

 シャルティアは、ダメであった。

 

 シャルティアとセックスしているのは全てのヴァンパイアブライドが知ってるのでナザリックでは周知の事だろうが、お仕事中のメイドにすることをしているのを見られるのも聞かれるのも気まずいだろう。

 そっと体を反らしてシャルティアの様子を伺うと、重力に従って頭を深くうなだれさせている。長い髪に隠れて顔は見えないが、大きく開いた口から舌が伸びているのが見えた。舌の先には涎が溜まって、ぽたりぽたりと滴らせている。

 上の口も下の口も水気が多い少女である。

 吸血鬼なので体温調整のために汗をかかないから水気が多いのかも知れない。今度、ミラで試してみようと考えた。

 

 それはそれとして、声を抑えてもらわないと色々まずい。

 

「はぁっ、はあぁっ……、はうぅん♡ あん♡ あぁ……!? ん゛ーっ! んんーーーーーっ!!」

 

 シャルティアの口を押さえた。

 手のひらに柔らかな唇が触れ、すぐにも冷たい唾液で濡れてくる。

 

「んーーーっ! んーーーーーっ♡ ~~~~~~~~~っ♡」

 

 指の隙間から涎が滴る。

 シャルティアはくぐもった声で鳴き続けるが、叫ばれるよりずっとよい。

 快感に悶えながら振り向くシャルティアは悪戯な顔をして、口を押さえる手のひらを、ぬるりと舐めた。

 

 腰を打ち付けるたびに尻肉が艶めかしく波打ち、目を楽しませる。

 シャルティアも動きを合わせている。動きは僅かでも前後に尻を振って、逸物を尻穴に呑み込んでいく。

 シャルティアの頑張りに、サービスしてやりたくなった。

 

「っ!! ~~~~っ!! ~~~~~~~~~~~~~っっ♡」

 

 シャルティアの股に手を伸ばし、涎を垂らし続ける割れ目の上端。尖りきって包皮が剥けてる可愛い肉芽に指を這わせた。

 小さいのにくにくにと弾力あるクリトリスは、柔らかくぬめった内側で自己主張している。

 人差し指と薬指で根本を扱きながら、本体には中指の腹を乗せてこすり始めた。

 

 シャルティアの反応が明らかに違ってきた。

 振り返る余裕をなくして顔を伏せ、何も咥えていない雌穴は断続的に滴を垂らす。

 尻がぷるぷると震えるし、クリトリスは勃起しきったまま痙攣する。

 尻穴がきゅうと締まっては緩むのが、程良い刺激になった。こみ上げてきた。

 

 欲しい欲しいと言っていたのだから、遠慮をするわけがない。

 シャルティアの腰を抱えて深く打ち付け、届く限りの最奥で、どぴゅどぴゅと射精した。

 

 ヴァンパイアブライドたちと、シャルティアへは二回と、これが三回目。

 昨日今日で、一番量が多かった。

 

「お兄ちゃんのおちんぽみるくが、シャルティアのお腹にいっぱい出ていんす……。あはっ、とぉってもあっついでありんすよぉ♡ お兄ちゃんのせーえきでシャルティアはあったかくなりんした♡」

 

 自分の涎で濡れた男の手をペロペロと舐めた。

 シャルティアの肛門から引き抜くと、あれほど広がっていた尻の穴はきゅうと締まって中に出された精液を閉じこめた。

 

「お掃除しんすね」

 

 イラマチオをした時のように男の前に跪き、まだ萎えきってない逸物を口に咥えた。

 赤い唇で亀頭を包み、ちゅうちゅうと尿道の残滓を吸い出す。

 そのまま根本まで唇で包み、数度頭を振って綺麗に舐めとった。

 最後に、ちゅっと亀頭に口付けをした。

 

 献身的なシャルティアを見て、小便をしてやったらソリュシャン以上に悦んで飲みそうだと思った。

 

 

 

 

 

 

 シャルティアのびしょ濡れパンツは結局脱がした。

 こうも濡れていると履いていても不快なだけだろう。

 脱がしたパンツは、生地が痛まない程度に優しく絞った。ぴちゃぴちゃと愛液だかおしっこだかが滴っていくのを、シャルティアは頬を赤らめて難しい顔で見ていた。

 

 シャルティアはパンツの予備を持っているようだが、その前に下半身を綺麗にしないとダメだった。

 お仕事の時間が迫っているので忙しいかも知れない。どうか頑張って欲しい。

 

 その後はゲートの魔法で帝都のお屋敷へ。

 書斎では、ソリュシャンとルプスレギナが書類仕事に励んでいた。

 

「おにーちゃん、おわかれのちゅーは?」

「お嬢様の仰せのままに」

 

 背伸びするシャルティアに合わせて身を屈め、ちゅっと触れあうだけの軽いキス。

 唇が離れた時、シャルティアの唇は邪悪に釣り上がっていた。

 

「これは今日の手間賃に貰っておきんす♪」

「それは!?」

 

 シャルティアの手にあるのは、ハンカチに包まれた二つのアイテム。

 キスで体を寄せた際、シャルティアは男のジャケットの左ポケットに手を突っ込んでいた。

 

「代わりにこれをあげんしょう。好きに使いなんし♡」

 

 男に投げ渡されたのは、搾りたてのアダルティーなシースルーショーツである。

 盗られた品と全く釣り合ってない。

 ピンクのローターとバイブは、アルベド様から下賜された品なのだ。

 

 取り返そうと伸ばされた男の手を、シャルティアはひょいと避けて黒い扉に姿を消した。

 一瞬後、そこにはもう、シャルティアの影も形もなかった。

 エッチな使用済みパンツだけが残されていた。

 

 がっくりと両手両膝を突いた男を、ソリュシャンは右から蹴ってルプスレギナは左から蹴った。




あと5話であまるが終わるか不安になってきました
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