※この作品はR-18です。

アルベドのお食事   作:dolph

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デュラハンプレイ ▽ユリ♯4

 脈打つ逸物が落ち着いてから、ユリは乳圧を緩めた。

 胸の谷間には大量に吐き出された精液がべったりとこびりつき、乳房と乳房の間で幾本もの糸を引く。精液の糸は見る間にたわみ、下腹へと落ちていった。

 谷間の精液も粘塊が混じって如何にも重そうだ。白い肌に濡れた跡を残してゆっくり流れていく。

 

「君は向こうでおちんちんを綺麗にしてきなよ。そこに引っかけてあるタオル使っていいから。ボクがいいって言うまでこっち向くんじゃないぞ!」

 

 悔しそうな男が背を向けてから、ユリは頭を振って長い髪を後ろへ流した。

 頬に触れる髪も掻き揚げ耳に掛ける。そのまま両手で側頭部を押さえ、

 

「えい!」

 

 頭を引っこ抜いた。デュラハンであるユリの頭は取り外し可能なのだ。

 取り外した頭は前後を入れ替え、胸の前に持ってくる。

 雄の臭いが強く鼻を突いた。

 

(おっぱいにこんなに出しちゃって……。おっぱいがそんなに好いの? それともボクのおっぱいだから? ルプーも触りたがるし、シャルティア様はちょっと困るけど。仕事が残ってなかったら顔に出させてあげても良かったかな)

 

 乳房を汚す精液を目の当たりにして、ユリの艶やかな唇が小さく開き、赤い舌が伸びた。

 下腹にまで垂れようとした精液に、舌の腹が乗せられた。

 

(タオルがちょっと汚れたくらいなら簡単に洗えるけど、こんなにいっぱい拭き取っちゃうと、ね?)

 

 粘性が薄い部分なら軽く舐めとれる。しかし、こびりついてる粘塊はそうもいかない。唇を窄めて突きだし、じゅるると吸った。

 白濁した精液がユリの口の中へ消えていく。

 何度か繰り返して口内に溜まった精液は、飲み干す前に舌でかき混ぜた。

 

(精液ってこんな味なんだ。味って言うよりねとねとした感じの方が強いかな。ソリュシャンがあんなに美味しそうに飲んでたんだから悪いものじゃない、よね? 普通だよね? 綺麗にしなきゃいけないし仕方ないよね?)

 

 セルフパイ舐めならソリュシャンにも出来る。

 しかし、セルフ下乳舐めはソリュシャンにもハードルが高い。やろうと思えば出来るだろうが、首の長さがあれな事になって特異な形状とならざるを得ない。そんな事をするくらいなら、素直にタオルを使って拭ったり、肌から直に吸収を選ぶ。

 ユリはおっぱいに出された精液を片付けるために、高度なセルフパイ舐めを選択したのだ。

 

 粘塊をあらかた吸い取ったら残滓を舐めとる。

 乳首にも少しだけ付いていた。

 裏筋を擦ってあげたときについた先走りは乾いてきたが、谷間から解放された逸物が少々暴れて飛び散った。

 ユリは少しだけ考え、気持ちよくなりたいんじゃなくて綺麗にするためだからと誰に聞かせることもない言い訳をする。

 目を閉じて乳首に吸いついた。

 

 頭を外しても、体で感じることはいつも通り。

 乳首に感じるむず痒いようなくすぐったさと、甘い刺激。舌に触れる媚肉の弾力は楽しいと言えなくもない。

 乾き始めた汁は味も臭いも強かった。美味しいとまでは言えないけれど、不快ではない。もっと舐めてあげてもいい。

 ちゅうと強く吸ってから隣の乳首へ。

 ユリの口から現れた乳首は、口付けする前より固く尖っている。

 

「ひゃん!?」

「おっと」

 

 両乳首を綺麗にしたユリは、不意の感触に驚いて頭を落としてしまう。

 頭はベッドに転がる前に、男の手が受け止めた。

 

「なにするんだ!」

「それはこっちのセリフだ。俺を忘れて乳首吸ってたのはユリだろう」

 

 ユリを見下ろす男は、いやらしく笑っていた。

 

 タオルを水差しの水で少々湿らせてから、二度三度と拭えばそれで終了。

 こっちを向くなと言われたものの、ユリの裸を見ないなんて不可能だ。

 タオルを元の場所に戻してから堂々と振り向くと、ユリは自分の頭を外して、自分のおっぱいを舐めていた。物凄く高度なプレイだった。

 

 舐めるのに夢中なユリは男が近付くのに気付かない。

 男はそっとユリの後ろに回り込み、まずは首の断面を確認。

 人体の切断面らしきものが見えてしまうのだろうかと戦々恐々だったが、予想は大きく外れた。白かったのだ。

 単に白いのではなくて濃淡があり、刻々と変化している。奥は見えず、断面からは白いもやのようなものが湧いている。

 

 ユリの頭は取り外し可能であっても、胴体とはきちんと繋がっている。そうでなければ頭部だけで話せるわけがない。また、口から入った物はきちんと体の方へ入っていく。

 逆に体で感じることを頭部は把握して、今のように乳首を摘ままれたら甘い声が出てきてしまう。

 

「とりあえずユリの頭を置いていいかな? ベッドに置くから股を開いてくれ」

「元に戻してくれたらいいじゃないか!」

「ユリとしか出来ないことをしたいんだよ」

 

(そんな事言ってこの前は頭が外れてると気分が出ないとか言ったくせに!)

 

 ぶつぶつ呟きながらも、言われた通りに正座していた足を開いた。

 頭は太股の間に、体を向いて置かれる。目の前に自分の股間があるのはとても気恥ずかしい。

 

「脚はこうして」

「何するの!?」

 

 膝を掴まれ、立たされた。

 股を開いて両膝を立てて座る姿勢をM字開脚と言う。男はいつもさせてる姿勢だが、ちょっと違うのは股間と向き合ってるユリの頭。

 

「自分のまんこをじっくり見れるのはユリだけだ。鏡を使ったってそんな間近じゃ見れない。自分がどうなってるかよく見るんだ」

「そんなの見なくていいよ!」

「実を言うと見て欲しい。俺は上手いつもりでいるし悦んでもらってもいる。でも、どんな事をしてるか見てもらったことは一度もない。もしかしたら不味いことをしてやいないかと気になってる。ユリにしか頼めないんだよ」

「………………そう言うことなら」

 

 股間を見つめさせられているユリは、男が邪悪に笑ったのに気付かない。

 勿論のこと、男の言葉は真っ赤な嘘。不味いことをしてたらとっくに修正が入ってる。ユリに見せるための方便に過ぎない。パイズリではユリにしてやられたので、それ以上にやり返したいのだ。

 どうなっているか間近で見せれば羞恥を煽って互いに興奮できるし、それ以外の目的もある。

 

 ユリが見守る中、股間に男の指が伸びてきた。

 

「んんっ……!」

 

 真っ直ぐに伸びた中指がパンツ越しに敏感なところを擦っている。

 擦る毎に刺激が強くなって、ユリが声を上げたと同時に離れてしまった。

 快感に耐えようとしたのか、キスの時と同じように集中したかったのか、ユリは目を瞑っていた。目を開くと、指摘されるまでもなく僅かな変化に気が付いた。

 

「クリトリスが立ってきたのがわかるかな?」

「っ!」

 

 ユリと来れば大きなおっぱいの他に大きなクリトリス。ユリがクリトリスを勃起させると、割れ目の中から顔を出してパンツの上からでもわかってしまうほどに膨らんでくる。

 股間にぴったりと張り付く青い薄布に、小指の先ほどの小さな、けども大きな突起が現れていた。

 

「ユリのクリトリスだ」

「あひっ!」

 

 突起を軽く弾く。

 ユリを良い声で鳴かせてから、親指と薬指で根本をしっかりホールド。逃げられなくなった肉芽を、人差し指で撫で始めた。

 

「あっ! あっ! あぅっ! こえっ! おさえ、らんないぃっ! ああんっ!」

 

 痺れるような快感が足腰の力を萎えさせ、抑えたいと思っているのに口をこじ開ける。

 手で押さえようにも、口は股の間。

 頭部に出来るのは艶やかな嬌声を上げ続けることと、自分の股間を見続けること。

 

 一度だけ中指が割れ目をなぞった。

 指が青い下着に隠れるくらいに沈んで、下から上に撫でていく。

 上にたどり着いた指は再びクリトリスを撫で始めたが、ユリの視線は指が這っていた部分に釘付けになった。

 色が濃いブルーの下着だ。淡い色と違って多少濡れても変色しない。目と鼻の先で見てるユリにはわかった。

 指で押し込まれたところに、シミが出来ている。

 小さな小さなシミだったのに、段々と上下に伸びて広がっていく。

 

(おまんこ濡らしちゃってる! だってだって気持ちいいんだもん! こんなの絶対濡れちゃうよ! 濡れちゃうけど……、恥ずかしい。おまんこがおちんちん欲しがってるみたいで……。欲しくないわけじゃないけど……、でも恥ずかしいのは恥ずかしいよ! こんなの見せなくたっていいじゃないか! ……………………え?)

 

 男の手がクリトリスから離れ、ユリの腰に回った。

 親指をパンツの両サイドに差し込み、ずり下げていく。

 

「あの……あの…………あの!」

「尻を上げて」

「…………うん」

 

 ユリが開いた太股を閉じて、尻を上げる。

 青い下着が太股を通り、膝を抜け、足首まで下ろされて、つま先を抜けた。

 

「へえ……」

「やだ見ないでよ!」

「乱暴しないって約束したろ?」

「だって……恥ずかしいんだよぉ」

「パンツを濡らしたのがか?」

「言わないでよぉ……」

 

 ユリのパンツを裏返し、秘部を覆っていた箇所を広げてみた。割れ目より広い範囲でしっとりと濡れている。

 鼻を近づければ甘い香り。

 ユリはデュラハンでアンデッドなため、愛液が少し違うようだ。それでも、オートマトンのシズと比べれば生々しい臭い。

 

「!!」

 

 ユリは、もう一度股を開かされた。

 今度はパンツを着けてない。自分の生々しい部分を目の当たりにさせられた。

 

「ユリのまんこはどうなってる?」

「…………」

 

 大きく股を開かされているので、割れ目が少し開いている。

 目に付くのは、大きく勃起したクリトリス。包皮が剥けきって、充血した肉の豆が膨らんでいる。乳首と違ってつるつるしているのが内側に隠れているべきものに思えて、そんなものをさらけ出してしまっていることに、どうしようもなく羞恥を感じる。

 ぬらりとした内側の肉は、下の方に小さな穴が開いている。

 内側を濡らしている汁は全てそこから分泌され、今も透明な汁を湛えている。

 男の指が穴に入っていくと、穴の中の汁が押し出されるのが見えた。

 汁は白い肌をトロトロと伝って流れ、シーツに吸い込まれていった。

 

「はぁっ!? あっあっあぁっ! あっ、やあぁん! らめ、ゆっくりぃ!?」

 

 一度だけとは言え、じっくり使ったユリの雌穴は二本の指を難なく飲み込んだ。

 くちゅくちゅと指を抽送し、同時にクリトリスも弄ってやりたいところだがおっぱいも外せない。左手ではユリのたわわな乳房を鷲掴みにして揉みしだく。

 

 巨乳と来ればソリュシャンも大きいが、ユリのおっぱいはどこか違う。大きさはユリの方が若干上。柔らかさはソリュシャン。勃起した乳首の固さはユリ。形はどちらも極上でだらしなく垂れたりしない。

 ソリュシャンは中身スライムと知っているので、意識の差が一番かも知れなかった。

 どちらであれなんであれ、ユリのおっぱいは素晴らしい。

 

 鳴き声の高さと震え具合から、クリトリスで何度か達したのは察している。

 ユリは経験が少ないので中よりクリ派かも知れない。中の良さを十分知らしめる必要がある。膣内で指を折り曲げ、肉ひだに埋もれた性感を教えてやった。

 ユリは良い声で鳴いた。

 

「あっ、あっ、あっ? おちんちん立ってるぅ♡」

 

 ユリは背中を男の胸に預けている。真後ろでそんな事になれば体に触れる。

 ユリの腰に、熱くて固い棒状のものが触れていた。

 膣をかき回されて胸を揉まれ、嬌声を上げるだけだったユリは、後ろ手に男の逸物を握った。さっきしてあげた時と同じ固さと圧力。

 自分の体で興奮してくれたことに心が悦ぶ。

 

「ユリの準備は十分みたいだから、俺のをしてくれよ」

「うん。……でもこのまま?」

「このまま。ユリのおっぱいを触ってたいんだ」

「エッチ。……おちんちんシコシコしてあげるね♡」

 

 後ろ手ではどうしても動かしづらい。

 手付きは拙くストロークは僅かで、それでも勃起を保つなら十分だ。

 このままの姿勢で、ユリにやって欲しいことがある。

 

「え?」

 

 男の手が胸から離れた。

 それだけだったら他のところを触るのかなと思うだけだが、男の手は頭を掴んだ。

 そして、前方に引き寄せてくる。

 

「ちょっと……やだ、止めろよ!」

「俺はユリのまんこを舐めたことはなかったかな? 俺がするより先にユリに味合わせてやろうと思うんだ」

 

 ユリの頭は、股間の真ん前にあった。

 それを引き寄せられると言う事は、自分の体に触れてしまうと言うこと。

 

「そんなのしなくていいから!」

「舐め方をシャルティア様に習ってみるか? きっと喜んで教えてくれるぞ」

「うっ……」

 

 シャルティアに狙われている自覚があるユリだ。

 ユリに同性愛の嗜好はない。なのに舐め方をどうのと言ってしまえば間違いなく襲われる。

 

「俺のちんこは扱かなくていいから自分でまんこを広げてみろ」

「…………」

 

 ためらいがちに、けども言われた通りにしてしまった。

 割れ目の両側からユリの指が伸びて、ふにっとした陰唇を押さえる。押さえながら、くいと引っ張った。内側がくぱあと開いた。雌の匂いが濃くなった。

 

「あ……あ……、うぷ……」

 

 股間に顔を押し付けられた。

 唇に陰部が触れている。口はまだ開いてない。

 

「やれ」

「うぅ…………。んっ……、れろ……」

 

 唇を自身の愛液が濡らす。

 おずおずと口を開き、舌を出した。

 内側の肉は舌よりも柔らかく、とろけるようだった。

 

 セルフパイ舐めはある程度以上の巨乳なら出来る技だが、セルフクンニリングスはユリにしか出来ない技だ。

 これをさせたかったから、ユリの頭を戻さず股の間に置いたのだ。ユリが精液を拭かずに舐めとったせいである。自分の精液を舐めた口にキスをしたくなかったから、愛液で上書きするために舐めさせている。

 これがアルベド様やソリュシャンなら精液を完全に吸収して味も臭いもなくなるのだが、二人以外の口に出した時は必ず口をすすがせている。

 トラウマがあるのだ。

 

 ラナーに囚われていた後年は記憶の宮殿に潜ることを覚え、火傷の痛みに襲われていても体を動かせるようになっていた。

 しかし、それ以前は激しい痛みに自意識を保つのがやっとだった。黒粉が切れているときは体を起こすことすら出来なかった。

 そんな時でも、ラナーは嘲笑を浮かべて乗ってくる。

 口でする時も多々あった。苦しんでいるのに下半身は反応して、ラナーの口に放ったものだった。様々なことを学んだ今になって振り返ると、死の影が見える苦痛に抗おうと、子孫を残すために生存本能が働いたのだろう。与えられていた食事に何かが含まれていた可能性もある。

 反応した理由はさておき、たっぷりの精液を頬張ったラナーは、そのまま口付けしてくることが何度も何度もあった。

 飲み込める体力はないので最終的にはラナーが飲み干すわけだが、忌まわしき苦痛と屈辱の記憶である。

 

 

 

(自分で自分のおまんこ舐めるなんて……。やれって言われてどうしてしちゃったんだろ? やだって言えたはずなのに。でも、他の誰かの舐めるのより自分のだったら……、まだましかも。おちんちんより味が薄いかな? おつゆもネトネトじゃなくてさらさらしてる。おちんちんはあんなにガチガチになるのに、おまんこはトロトロしてるよ。穴の方は奥まで入らないからあれだけど、クリトリスは……。自分で舐めてるのに、ちょっといい、かも。……あっ、おっぱい触ってる! 触られると温かくて……、やん、乳首じんじんするよぉ! 痛いのにきもちい……。おまんことお尻をされちゃった時はわけがわからなかったけど、おっぱいは……。ボク、おっぱい触られるの好きかも……♡)

 

 ユリは両足首を絡め、自身の頭を挟んで股間に押し付けた。

 男に寄りかかっていた体は前のめりになっている。上半身が前傾すると、割れ目の位置が下がってユリの口にクリトリスが届く。

 もう指で広げる必要はなかった。

 代わりに、中断した手コキを再開している。両手を後ろに回して勃起した逸物をゆるゆると扱く。

 男の手は、ユリの体が前のめりになりすぎないよう乳房を掴んで押さえていた。

 たぷんたぷんと巨乳を揺らし、乳首を摘まんでは転がして引っ張って。

 男の手が胸を離れて下腹を撫で、太股を掴んだとき、ユリがあっと言う間に頭がベッドに倒れてしまった。

 顔は真上を向いている。

 ユリの上半身は前のめりに倒れ、両手をベッドについている。

 腰を持ち上げられて両膝をつき、頭の幅より広めに開く。

 

 M字に脚を開いていた時は、割れ目と肉に埋もれがちな肛門が正面にあった。

 両手両膝をついて四つん這いになってる今はどちらも後ろを向いているので、正面には股間を飾る陰毛が見える。毛先が滴に濡れている。顔にぽたりと落ちてきた。

 そこへぬっと現れたのが肉の棒。先端は整った陰毛を越えて、ここまで届くと見せつけているかのよう。

 

「あんな長いのが、ボクの中に……。あっ!」

 

 引かれた逸物が、突き出した股間にあてがわれる。

 ユリからはよく見えたし、先端が割れ目を潜っているのも感じられる。

 徐々に沈んでいくのが見えた。太い亀頭が膣口をこじ開けているのがわかる。

 さっきまで舐めていた膣口は舌先が入り口に入る程度の広さだったのに、男の体を迎えている。

 

「あ……あ……、入ってるの見えるよぉ……。おまんこの穴が広がって、おちんちん入ってる……。はうぅうぅっ♡」

 

 太い亀頭が膣を抉っていく。ユリの体にずぷぷと入っていく。

 ユリの耳には、淫液の泡が弾ける音さえ聞こえた。

 

「あっ……、あっあっあっ! あんっ、ああんっ♡ ぐちょぐちょしてるぅ! ぐっちょぐっちょて聞こえるよぉ♡」

 

 ユリの目の前で、逸物が前後に動き始めた。

 抜けるときは亀頭のカリが膣内の愛液を掻きだして、入るときは男の下腹がユリの尻を打つ。

 パンパンと乾いた音に、じゅぽじゅぽと粘着質な水音が重なった。

 股間と股間がぶつかるときは、卑猥な飛沫がユリの顔に降ってきた。

 

(スゴい……。おちんちんがボクのおまんこに入ってる。あんなおっきいのに入っちゃってる。あんなに激しく出たり入ったりしてるなんて……。あ、やだ! クリトリスがおっきいまま! 真っ赤にてらてらしてて、ボクのクリトリスってあんなにエッチなの!? ……だめだめ触っちゃだめぇえ♡ 体全部がおまんことクリトリスになっちゃうよぉお♡)

 

 ベッドに沈むユリの体を追いかけて、男は腰を振りながらユリの巨乳を掴み、勃起したままのクリトリスをこすりだす。

 挿入中のクリトリス愛撫は王道なのだ。

 

 ユリの腕が体を支えられなくなったなら、足腰も快感に痺れている。

 腰が少しずつ下がっていき、時々ユリの額に陰毛が触れる。

 本当に目と鼻の先で、自分の体が犯されている。鏡を使ったってこんな間近で見ることは出来ない。

 

 

 

 ファントムセンスと言うものがある。

 本来感じないはずの触感を、視覚情報による錯覚で触れているように感じてしまうことを指す。

 強い共感と見ることも出来て、自分が触られているわけではないのに触られている光景を見ることで、本当は感じないはずなのに自分が触られているように感じてしまう。

 

 ユリは今、自分が犯されているのを目の当たりにしている。

 雌穴がだらしなく口を開いて涎を垂らし、太い逸物が何度も何度も出入りしている。

 匂いもあるし、尻を打つ音と淫液がかき混ぜられる音も聞こえてくる。

 見ているだけでなく、自分の体なのだ。

 自分の穴を熱いもので埋められて、充足感と幸福感と、全身を虚脱させる快感に翻弄されている。

 自分の女が悦んでいる。歓喜している。自分の体にある女の証が解き放たれて、肉体を越えた次元で愛の歌を叫んでいる。

 

 逸物が奥へ進むと、膣内に溜まっていた愛液がピュッと噴き出す。

 急に湧いてきた愛液で、深く達すると出てきてしまう。

 

「あっ! あっ! あぅ……、はううぅうううん♡ いいの、おまんこいいのぉ! んむぅうう……」

 

 崩れていた両腕が、頭部の位置を調整した。

 目線が股間の結合部に合っていたのを、若干上にずらす。

 顔が下腹に潰されて、鼻は陰毛に埋もれてしまった。

 そして口は、自身の割れ目に。

 唇を突き出し、勃起したクリトリスに吸いついた。

 膣を抉られ子宮口を叩かれながら、ユリは自分のクリトリスを舐め始めた。

 自分の体は雌そのもので、快感を貪るためだけにあるのだから。

 

「~~~~~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡」

 

 胸に出されたのと同じ精液が、体の奥でどぴゅどぴゅと吐き出されている。膣で咥えている逸物が、ピクピク震えているのがわかった。

 クリトリスをしゃぶっていた口に、自分のとは違う味を感じる。

 子宮と膣で受け止めきれない精液が、僅かな隙間から滲み出てきた。

 

「あんっ♡ もっとレロレロしたかったのに!」

「それなら俺の舌にしてくれないか?」

「うん!」

 

 男はユリから引き抜くことなくユリの体を反転させ、唇を濡らした頭部をあるべきところへ戻してやった。

 

 正常位になるなりユリは抱きついてきた。

 たわわな乳房が胸板でむにゅんと潰れるのは大変嬉しい感触だったが、同時に重ねた唇からは、ユリ以外の微妙な味がした。

 熱心に唾液を交換したら、今度は手を繋ぎたがる。パイズリでした恋人握りがお気に召したらしい。

 唇が離れると、もっと欲しいと言わんばかりに舌を伸ばすのが微笑みを誘われた。

 

 おっぱいの感触は嬉しいが、目でも楽しみたい。

 体を離してユリを見下ろす。腰を打ち付ける度に、大きな乳房がぶるんぶるんと揺れるのは凄い迫力だ。

 膣内では先に出した精液と愛液が逸物で攪拌され、大小の泡が混じる白い粘液となって結合部から溢れてきた。

 ユリの凛々しかった顔が、淫蕩にとろけきっているのはとても可愛らしい。

 耳元でそう伝えてやると、ビクンと震えて逸物を締め付ける。

 ユリは甘く掠れた声で、ボクも、好き、大好き、愛してる、幸せ、気持ちいい、もっと、好き好き、全部、ボクは君の、全部あげる、だから愛して。

 

 正常位で出したらもう一度パイズリ。

 今度はユリが横になって、上に乗った男が乳房を押さえつつ腰を振る。

 精液と愛液で汚れた逸物が擦り付けられても、ユリは全く気にしなかった。

 ユリの頭はまたも外して、膣内に出した精液を吸い取らせた。

 シーツにはシミが出来ているがこれ以上こぼすのはどうだろう、と理由をこじつける必要はなく、やれと言ったら素直に従った。

 そしてユリが上に乗る。

 前回はソリュシャンが乱入して中断してしまった騎乗位の続き。

 長い髪を振り乱し、自分の乳房を揉みながら腰を振るユリは、何かが取り憑いたようだった。

 

 

 

 

 

 

 夢現の幸せな微睡みからユリが覚めたとき、窓に差し込む日はだいぶ傾いていた。

 

 デュラハンすなわち睡眠不要のアンデッドなのにどうして微睡むのか。それとも睡眠不要だからこそ多少の微睡みで済んだのか。

 太陽の傾きから時間の経過を知ったユリは、ベッドから飛び起きた。

 

「まずい! 全然仕事終わってない!」

 

 孤児院で子供たちの面倒を見ているユリが城まで来ているのは、ここでしか出来ない仕事をするためだ。

 厳密には孤児院でも出来なくはないが、必要な資料やら仕事のための環境やらで圧倒的にこちらの方が効率に勝る。

 

「仕事は机に広げた書類のことでしょうか? 一通り終わりましたよ」

「……………………へ?」

 

 ユリが残していたのは書類仕事。

 孤児院運営に必要な諸々を申請するための書類作成だ。

 

 孤児を入れる箱があり、面倒を見る人手がある。それだけで何とかなるなら苦労しない。

 人が生きるには最低でも衣食住の保証が必要であって、箱はあくまで住に過ぎない。

 それ以外は必要な数量をきちんと計算して書面に落として申請する必要がある。

 それらを一息に片付けるために城を訪れていたのだが。

 

「…………字が汚い」

「読めなくもないでしょう? 申請用に書式を整えてメモを添付したのがこちらです。数字だけは入れておきました。後はユリさんが空白をメモの通りに清書すれば完成です」

 

 筆記速度を五分の一にまで落とせば、ソリュシャンとルプスレギナ以外でも読める字になるのだ。

 十分の一まで落とせばもっとマシな字になる。

 しかしそこで頭打ち。五〇分の一にしても綺麗な字にはなってくれないようである。

 対して算用数字は元が単純な記号なので、五分の一で誰にでも通用する文字になった。

 

 ユリがペラペラと書類をめくる。

 真っ白だったのが本当に完成している。メモに書かれた字の汚さを見なければ、書式も内容も正式なものだ。

 穴あき部分に清書するのは、量があるのである程度の時間がかかるのはやむを得ない。それでもメモを丸写しすればよいので、早ければ十分。確認しながら書いても三十分で足りる。

 

「あ! ちょっと何するのよ!」

「そんな格好をしてるご自分が悪いと思いませんか?」

 

 ユリはベッドから起き上がった姿で、つまりは全裸のままだった。

 机の上に並ぶ書類を見ているので、下を向く必要がある。自然と長い髪が流れる。髪をかき揚げる仕草がやたらと色っぽい。

 全裸で書類を読むのも、していることと姿のギャップがミスマッチ過ぎてそそられる。

 

 男が後ろから、ユリの腰を抱いてきた。

 尻の割れ目に熱い物を感じる。と言うことは、この男は裸のままで書類を作っていたのだ。

 

「いいでしょう?」

「……いい、けど……」

 

 一日掛かると思っていた仕事が、ちょっとお昼寝したら終わっていた。

 なんて素晴らしい事だろう。

 余った時間を有効に活用しても悪いことは何もない。

 

 男が机に向かう椅子に座って、その上にユリが座って書類を清書。

 書き損じると不味いので手加減しているが、それでもユリの字はいつもより乱れ、提出したエルダーリッチから首を傾げられた。

 

 書き終えたら遠慮なく乱れに乱れ、部屋のそこかしこにユリが垂らしたシミが出来た。

 

 その後の二人は人目を逃れるように隠密行動を開始し、魔導国の物となってから新設されたシャワールームで互いの体を洗い合う。

 ユリのおっぱいで全身を綺麗にしてもらった男は、返礼にユリの髪と衣服を整えてやった。

 長い髪を結い上げる手際は、ユリが自分でするより早くて丁寧だった。ラナーにたっぷり扱かれてきたおかげである。

 

 日が暮れるまで二人は身を寄せ合う。

 ユリは何度も城の自室を振り返って、自身の戦場へ帰っていった。

 

 

 

 

 

 

「夜になりんしたねぇ? 私は一日お仕事で疲れんした。わざわざ魔導国から帝都まで往復して余計に疲れんした。疲れを癒すための特別な処置が必要でありんす」

 

 シャルティアがいやらしい顔で男を見上げる。

 ペロリと舌なめずりしてから男の胸ぐらを掴んで引き寄せ、ソリュシャンの声が掛かった。

 

「お待ちください。奥の間にてアルベド様がお待ちです」

「む…………」

 

 一応はアルベドの部下である。

 優先権はアルベドにあるし、一応はアルベドの相談役なのでお仕事の話だったら邪魔をするわけにはいかない。

 しかし手は離さず男を屈ませて、首筋にハムッと唇をつけた。

 ちゅううぅ…………っと強く吸う。

 自分の仕事に満足したシャルティアは、にっこり笑ってお休みの挨拶。

 手を振ってナザリックに帰還した。

 

 シャルティアが姿を消すなり、室内の空気は緊迫した。

 

「アルベド様がお待ちでいらっしゃる? いつから?」

「日が暮れて間もなくいらっしゃいました」

「………………」

 

 少なめに見積もっても、一時間はお待ちいただいたことになる。

 不在時にいらっしゃることは何度かあった。その時は伝言を残し、翌日以降に再訪していた。お忙しいアルベド様が、貴重な時間を自分を待つためだけに費やすとはただの一度もなかった事だ。

 

「覚悟した方がいいっすよ。アルベド様はちょっと……かなり? こわ……、じゃなくて怒ってるみたいだったっす」

「お兄様は一体何をなさったのですか?」

「シャルティア様にナザリックを案内してもらった際に挨拶をしただけだ。問答の時間が惜しい。すぐに向かう」

「お急ぎを」

「一応回復は…………行っちゃったっすね。首のあれは消した方がいいと思うんすけど」

「もしもお兄様がアルベド様に捨てられたら私がいるわ。心配する事は何もないわね」

「アルベド様がおにーさんをナザリックから追放したら? ソーちゃんは追っかけるんすか?」

「………………あり得ない仮定は止めて」

「アルベド様がおにーさんを捨てる方があり得ないっすけどねー。ま、そんな事になったら私も匿うのに協力するっすよ」

「……お兄様が逃げ出したときにどう確保するかが問題よね」

「ナーちゃんに協力してもらうのが手っ取り早いっすかね?」

 

 姉妹のつまらない、けども当人たちにとってはとっても夢が詰まった密談は、夜が更けるまで続けられた。

 奥の間に向かった男は、日付が変わっても帰ってこなかった。




三月四月を比べると三月はバフが掛かってました
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