※この作品はR-18です。

アルベドのお食事   作:dolph

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最高気温が30度下回ってたらもうちょっと早く投稿できたはずでした_(:3 」∠)_


慈悲を知らない淫らな女王 ▽アルベド・シズ+α

 慈悲を知らない炎天に炙られ果てしない砂漠を彷徨う絶望の只中に、清涼な泉へ飛び込むのはこのようなものかと思わされた。

 今にも爆発してしまいそうな緊張感は痛みすら伴っていたのに、アルベドに包まれた瞬間に痛みも苦しみも融け消えた。苦痛を慈愛の女神が引き受けてくれているかのようだ。

 

「いつもより固くなってるわね? 私のおまんこにあなたのおちんぽがいっぱいになっちゃってるもの。うふふ……、みっちり入っちゃって、こんなに大きくしちゃったら私のおまんこにしか入らないわよ? あの子達にもまた入れてあげられるように私のおまんこにいっぱいぴゅっぴゅしておきなさい♡」

「アルベド様!」

「あはっ♡ そう、そうよ! おまんこをいっぱいぐちゅぐちゅして! おちんぽミルクで私を満たして!」

 

 アルベドが優しく男を抱きしめ、男はアルベドの股間に腰を打ち付ける。

 二人の体が密着する度に鳴る水音は、男の脚が風呂に入ったままのせいか、それとも結合部で淫液が弾けるせいか。

 

 

 

 二人から三歩離れた距離で一先ず見に回ったシズは、「いつも」と聞いてやはりと思いつつも、やはり驚かされた。いつもと言うのなら、セックスはこれまでも何度となくしていると言うことなのだから。

 しかしプレアデスであるシズがどう思おうと、アルベド様が望んで且つアインズ様がお認めになっているのなら何も言うことは出来ない。例え前提条件が覆ようと何も言わなかったに違いない。アルベド様は、ご自分の後は私たちと仰ってくださったのだ。折角の機会を不意に出来ようはずがない。

 それにとても勉強になる。どんな顔をしてどんな声でどんな事を言ってあげれば男が悦ぶのか。サキュバスであるアルベド様の媚態は超一流で一瞬たりとも目が離せない。アルベド様のお気持ちが自分に移ったかのようで、見ているだけで体が熱くなってくる。

 リファラとキャレットもきっと同じと思って二人の方を見ると様子が違った。

 

「な、なに? リファラは向こうに行かなくていいの?」

 

 マットの上で体を起こしたキャレットに、無言のリファラが詰め寄っている。追い詰めているように見えた。

 

「アルベド様は無駄にしてはいけないと仰ったの。私だって恥ずかしいけど、キャレットとはキスしちゃったこともあるし……」

 

 自発的にしたわけではない。

 二人で一緒にフェラチオをした時、意図せずに触れていた。行為に夢中で気にならなかったが、唇のみならず舌も触れたし、互いの唾液を舐めとってもいる。

 

「いいい言わないでったら! せっかく思い出さないようにしてたのに私だって恥ずかしいんだけどぉっ!?」

 

 立ちかけたキャレットを、リファラがマットの上に突き飛ばす。キャレットは勢いよく尻もちをついてしまったが、薄いくせにショック吸収抜群のマットなのでお尻は問題ない。

 問題なのは、リファラに膝裏を掴まれて脚を開かされたこと。

 

「え? え? ええ!? ちょっとやだ、ダメだってぇ……!」

「自分じゃ出来ないでしょ? だから………………、じゅる……」

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!」

 

 リファラはキャレットの股間に顔を埋め、唇を突き出す。情交の名残で閉じきらない割れ目の下部に唇をつけ、優しく吸った。キャレットの膣内に残る精液が吸い出されていく。リファラはじゅるると吸って、喉を鳴らした。

 

 リファラはアルベドに見られていた。自分の中に残る温かい残滓を指に絡め、口へ運んでいたところを。

 リファラはアルベドに言われてしまった。これからキャレットの中に放たれるものを無駄にしてしまってよいのかと。

 さらにはアルベドにされてしまった。指で掻きだされて奥まで綺麗に。不思議なことに長い爪は内側を傷つけることなく、とても柔らかで官能的な感触だった。

 

 

 

 始める前だけは慈愛の微笑を浮かべて男を誘ったアルベドは、今や上位者の威厳も立場も忘れて快感に身を浸していた。ご褒美としておっぱいを飲ませてあげ、それがために大きくなってしまったものを癒やしてあげるために自分の体を差し出している。けれどもそれは自分も気持ち良いことなのだ。

 初めて目の当たりにするサキュバスおっぱいミルクの効果は思っていた以上で、ガチガチに勃起してしまった逸物を遠慮なしに突き立て技巧も忘れて腰を振っている。愛の言葉を交わしながら技術を尽くして交わるのが良ければ、理性をかなぐり捨てて獣のように交わるのだってとても良い。

 

「あんっ♡ あんっ♡ スゴい激しくてぇっ……♡ こんなのわたしじゃなかったらおまんこ壊れちゃうわよ? でもアルベドのおまんこは大丈夫だからぁ……、もっといっぱいかき混ぜて? あっ、ああぁぁあん♡」

 

 奥まで突かれて視界に白い火花が散った。

 幸せの国の入り口が開いたらしく、自分をここより遠くて高いところに連れさろうとしている。アルベドは躊躇なく足を踏み入れ、全身を駆け巡る多幸感を受け入れた。

 爪先から髪の毛一本一本まで、自分の体なのに自分のものではなくなってしまう。誰のモノになったかと言えば愛しい男の所有物に成り下がって、二人が築く愛の結晶のモノと成り上がる。ここに至り、アルベドは己は己のモノではないと悟った。愛しい男から思いのままにされる所有物であり、愛の奴隷である。

 常であれば冷徹なナザリックの守護者統括でいられるが、セックスは愛の行為と言われるだけあって己の心と幸せをこれでもかと強くわからされる。

 

 愛しい男は固くて太くて熱くて逞しくてとっても素敵で、何者も通さない女の道を通って体の中心を貫いてくる。

 膣を押し広げられているのがわかるし、自分の体より熱いのがわかる。どう言葉を繕おうと紛れもない異物が体の大切なところに入ってきているのに、異物感は全くない。それどころか、これが正しい形なのだとわかる。

 逸物を膣の深くに挿入されて二人が一つにつながっている今こそが本当なのだ。

 

「あっ♡ あっ♡ あっ? はなれちゃいやぁ! もっとぎゅっとして欲しいのぉ!」

 

 淫らな女体にしがみついて腰を振っていた男は上半身を起こす。すぐさまアルベドが切なそうに眉根を寄せて懇願してきた。

 起こしかけた体を再度倒し、物欲しそうなアルベドの顔に近づいた。

 キスをされるとわかったアルベドは嫣然と微笑んでからあーんと大きく口を開いて舌を伸ばす。唇よりも先に舌が触れ合って、唇同士が重なった時には口内で舌が絡み合っていた。

 塞いだ口の中でくちくちくちゅくちゅと二人だけに聞こえる水音が鳴る。離れた時には銀色に光る糸を引いて、千切れるとアルベドの唇を汚す。

 アルベドが妖艶に唇を舐め回している間に、男は改めて体を起こした。

 

「……んふふ、あなたはこれがしたかったのね? 好きにしていいと言ったのは私だから仕方ないわね。あなたは私のおまんこだけじゃなくておっぱいだって好きにしていいのよ?」

「そうさせていただきます」

「おまんこも忘れちゃいや。あんっ♡ いいわもっとしてぇ♡」

 

 男はアルベドの両手首を捉えた。手のひらを合わせて指を絡める恋人握りをしてセックスするのはよくあるが、今回は違う。アルベドの腕を交差させた。それによってアルベドの大きな乳房が二の腕によって寄せられた。

 体を密着させない正常位でおっぱいがぷるんぷるんとダイナミックに揺れるのも良いが、ただでさえ大きなおっぱいがぎゅっと寄せられ突き出されるのも大迫力である。乳房の谷間は底が見えないほど深く、奥には一体何があるのかと探究心をくすぐられる。

 得も言われぬ美しい色合いの乳首は弾けそうなほど膨らんで、爛々と輝くのは内から光を放っているかのようだ。

 乳首に吸い付きながら谷間に逸物を挟みたい。しかし残念ながら、人体の構造上不可能である。個別に達成するとして、今はアルベドの中に入っている。

 

「あっ♡ あっ♡ あっ♡ くっついてたいけどっ、おまんことおちんぽだけが一緒なのも……♡ 離れてるのに一つになってるぅ♡ おまんこいいのぉ♡」

 

 アルベドは淫蕩に笑み崩れながら快感を口にする。偽りはただの一つもない。

 奥に入ってくる時は受け入れるために緩めて、抜かれる時は逃さないと言わんばかりにきゅうと締まる。男が往復する毎にしているのは、淫肉が二人のためにアルベドの意思に依らずして蠢いている。

 引き抜かれる度に締めるものだから、膣内で撹拌されたアルベドの愛液と男の先走りの汁が逸物のカリ首に掻き出されて二人の股間を白く汚した。

 

「あっ、はぁっ……! あっ、あっ……、ああっ!! あん、あんっ……あんっ!」

 

 男だけを見つめるアルベドの顔が惚けていく。

 怜悧な瞳はとろりと愛欲に濡れ、薄く開いた唇からは快感を伝えるためだけの嬌声だけが吐き出される。

 大きく開いた股は頻繁に小刻みに震え、爪先を折りたたんできゅうと力を入れた。

 

「あっ、はぁっ……! あっああぁぁぁあああああああぁぁあああああーーーーーっ♡」

 

 一際大きな叫び声は露天風呂の隅々にまで響き渡り、長い足を男の腰に回して引き寄せる。深イキの時は一番奥まで届いていて欲しいのだ。

 アルベドが深く達すると同時に膣肉が逸物を締め絡みつく肉ひだが淫らに蠢き、吐き出されるであろうものを奥へ導こうとする。

 それが止めとなって、子宮口に押し付けられた尿道口から熱い精液がどぴゅどぴゅと吐き出された。

 子宮口を熱く打たれたのもアルベドの快感を引き上げる。膣と言わず腰と言わず、全身をぴくぴくと震わせた。

 

「ああっ!? 出したばかりなのにスゴいわ! ……あっ、やっ、ダメまってぇ!」

 

 射精直後、どころではない。アルベドの膣内でぴゅっぴゅと吐き出しながら逸物が抽挿を再開した。一瞬たりとも萎えていない。最初に挿入したのと同じ力強さを保っている。

 サキュバスおっぱいミルクの効果は、一度や二度ではどうにもならないことをアルベドは知らなかった。

 

(おまんこにあんなに出されたのに全然大人しくならないなんて。おちんぽミルクの量もいつもの倍近いわ。ダメって言ってるのに続けるなんて……。ダメはもっとって教えたのは私だったわね)

 

 精液の量が多かったので子宮内に取り込めきれていない。半分以上は膣内に留まってかき混ぜられている。このままだと吸収しきる前に逸物で外に掻き出されてしまう。それはとても勿体ないことだし、サキュバス的におまんこから精液をこぼしてしまうのはとてもはしたないしみっともないし未熟の証でもあって、同族に知られたら後ろ指を刺されながらヒソヒソと「アルベドちゃんておまんこから精液を垂らしちゃったんだって。なんかこの前もそんな事あったよね。もしかしてアルベドちゃんはサキュバスじゃないんじゃない? それって角と翼があるだけのエッチな女の子だよね。それとも好きな男が相手だとただの女になっちゃうとか? そう言えばサキュバスがマジ惚れすると只の女に堕ちるって伝説があったっけ。じゃあアルベドちゃんはもう……………………(以下、深刻過ぎる話題であるため誰も口にしない)」と噂されてしまう。

 なんとしても避けなければならない。アルベドはサキュバススキルを発動した。

 

《サクリファイス・イグゾースト!》

 

「うっ!」

 

 熱心に腰を振っていた男が瞬間止まり、温かいアルベドの中へまたもどくどくと精液を吐き出した。

 サキュバススキルの「サクリファイス・イグゾースト」は自身へ挿入している逸物へ強制的に射精をさせるのだ。しかしサクリファイスの名がつくように代償が必要である。それは自身の絶頂。

 突然訪れた絶頂に、アルベドは顎を上げて細い声を漏らした。逸物を突き立てられている膣をピクピクと痙攣させて意識を飛ばし、真っ白な世界に彷徨った。

 

「ああああっ!? ダメダメほんとにらめらかぁああぁぁぁああああああぁぁ!!」

 

 そして男の抽挿が再開した。止まっていたのはほんの一瞬。どぷりと熱い粘塊をアルベドの子宮口に打ち付けたら温かい肉の中を往復し始める。

 サキュバスおっぱいミルクの効果は二度や三度では薄れないことをアルベドは知らなかった。

 

「あぁっっ!? やぁああん、こんな格好……。入ってるところ見られてるぅう♡」

 

 男を押し止めようとアルベドが伸ばした手はあっさりといなされて、男はアルベドの太腿を抱え持った。

 横たわっていたアルベドの体が90度回転し、左脚は風呂に入れ、右足は男に持たれたまま高く上げられた。大股を開く体勢で、結合部が周りからよく見えてしまう。

 男は腰を振り続ける。肉が肉を打つ音よりも、息も絶え絶えなアルベドの嬌声が観戦している三人の耳に届く。それよりもよく聞こえるのが、ぐちゅぐちゅにちゃにちゃといった粘着質な水音。

 膣内に射精された精液はアルベドが吸収する前に掻き出されて結合部を白く汚している。二人の股間や内股に付着し、二人が深く重なる度に幾本もの糸を引いて、糸が千切れる前に二人はまたも重なって。

 何度も何度も繰り返すうちに汚れた部分が広がっていく。

 

「あっあっあっ、おまんこでかき混ぜられて……♡ おまんこで、アルベドのおまんこでぇ♡」

 

 アルベドの右手が、石畳をカリと掻いた。

 左手は最早男を押しのけようとはせず、自分の太腿に添えて大股開きを手伝っている。

 美顔は快感に蕩けていた。サキュバスの矜持はどうでもよくなった。

 そんなちっぽけな事よりも、自分が愛されて幸せで圧倒的な快感を共有して、彼を愛して幸せにしている事だけが本当のこと。

 潤んだ目で男を見つめる。気持ちが伝わり、赤と青の異色虹彩が近づいてきた。

 

「ちゅっ……あむぅ…………。れろ、ちゅるる……。んんっ、ちゅる、んふうぅ…………。んーーーーーーーっ♡」

 

 深く口付け、強く抱きしめ、奥まで迎えている男を離すものかと締め付けた。

 唇も胸も体も下腹も股間も互いの性器も、そして心も。何もかもを一つに重ねて、アルベドは自分の中で男が脈打つのを感じた。

 

「あっ……」

 

 唇が離れ、男はアルベドの首筋に顔を埋める。

 長い髪をまとめていたタオルを剥がし、長い髪をかき揚げ形の良い耳に唇を触れる。

 

(愛してる。お前は俺の女だ)

(!!)

 

 アルベドだけに聞こえる囁き声は艶かしく耳朶を打ち、アルベドの心と体へ染み込んでいった。凍えた体に血が流れるが如く、アルベドの心と体を熱していく。

 

「あ…………ああ………………」

 

 アルベドは何も言えなかった。全身で男を感じながらぱくぱくと口を開閉させ、掠れているけども熱のこもった音をこぼれさせる。

 

「っ!」

「はああぁぁぁっ!?」

 

 アルベドのサキュバススキルが発動した。少なくともアルベドが発動させようとしたわけではない。完全に無意識での発動。あるいは条件を満たしたがための自動発動。

 アルベドに深く刺さっていた逸物が、一度も抜けることなく四度目を放った。代償は先に払っている。アルベドは囁かれただけで、歓喜に涙した。

 

 抜かずに複数回は今までもあった。

 サクリファイス・イグゾーストを連続で五回使ったことがある。同時イキして絶叫したこともある。いずれの時も、膣内に放たれた精液を子宮に導いて吸収することが出来た。

 余裕があったし、余裕がなかった時も射精と射精の間があった。

 今回は違う。

 一回一回の量が多くて、子宮内は愛しい男の精液に満ちている。意識しなくてもサキュバスの生理として少しずつ吸収出来ているが、供給に追いつかない。

 そして、全く持って余裕がない。

 深い絶頂はまだしも、愛の言葉が全身を痺れさせた。サキュバスの本能を忘れてしまうほどに愛しい男の言葉に酔っていた。

 陰唇の内側は白濁して泡立つ粘液まみれになっているし、それと同じ汁が下腹や内股にも飛び散っている。

 男が引き抜かれても膣口は閉じきらず、喘鳴をあげるように開いては閉じ、濃厚な粘液をこぷりと溢れさせた。

 

 

 

 

 

 

「こっち」

 

 シズが男の手を引く。

 アルベドは目に腕を乗せて喘いでいる。気を利かせてなのか煩わしいのか、二人を追い払うように手を振った。

 アルベドに追い払われた男はショックを隠しきれないながらも股間のものは屹立させたままだった。アルベドへ四回も出したと言うのに収まる気配がない。

 前回アルベドの母乳を飲んで勃起させてしまった時は、六人の女相手に三巡した。ルプスレギナがこまめに回復魔法を使ったせいだ。それさえなければ四回も出したら落ち着いていたはず。なのにその四回を、しかも至高の名器であるアルベドへいつも以上の量を絞られているのに全く萎えない。

 飲んだ直後の爆発しそうな緊迫感はなくなったがそれだけだ。肉体の変化は精神にも影響を与え、欲情も収まらない。それがあったからアルベドへ放った直後も抽挿を続けてしまった。

 今も同じである。裸身の美少女が手を引いている。透き通った白い肌に、幼いながらもくびれた腰と可愛い小尻。

 

「シズさん」

「あっ……。もうちょっと、我慢して」

 

 我慢できず、背中から抱きしめた。

 腰を落として反り返った逸物を小尻に押し当て、小さくても揉むくらいはある乳房に手を這わせる。

 

「だ、だから、ガマン…………、んぁっ!」

 

 尖った乳首をきゅうと摘む。シズは尻から伝わる熱さと乳房を犯す快感に耐えながら、湯をかき分けて数歩進んだ。

 男とアルベドが交わっていたところより大分上流で、風呂の深さはシズの股間が隠れないくらいになっている。

 

「ここ……。また私に、シテいいから……」

 

 男に嬲られながら、シズは風呂の縁に手を着いた。尻を上げ、肩越しに男を見る。

 シズがちらと見せた顔はアルベドに大いにあてられ、頬は上気して目は淫欲に潤み、唇を固く結んでいるのは気が急いているから。

 逸っていても準備は不十分とわかっているようで、足を肩幅に開き、後ろ手に回した右手を尻の割れ目に添えてぐいと引いた。着色皆無の可愛らしい肛門と、先程挿入されたばかりとは思えない未成熟な性器が露わになる。未成熟でも女の色香を放って、濡れたピンク色を覗かせた。

 

「アルベド様は私にも、と仰せでした。だから…………ん……、ひゃん!」

 

 男が近付き、尻に熱いものが触れる。そのまま入れてもらえると期待していたのに、背筋をなぞられたのは不意打ちだった。

 驚きともつかない声が出てしまって背が跳ねる。キッと男を睨みつけたが、涼やかでいやらしい笑みを見せられると何も言えなくなってしまう。

 

「後ろからする時はさっきのシズさんだといまいちで、今のように背中を反らすんですよ」

「こう?」

 

 言われた通りに背中を反らすと、突き出した尻がやや上向く。

 シズが男と交わった時は僅かな正常位とほとんどは騎乗位で、後ろからは一度もなかった。そこへ加えて風呂の中であり、二人とも立っているため必然的に立位となる。少々の不手際は許容されるべき。

 

「ん……、おちんちん熱い。さっきしたばかりだから準備はできてる。焦らさなくていい」

 

 男の両手がシズの細い腰を掴み、熱い先端を擦り付ける。シズの宣言通り、割れ目は柔らかく開いて中は潤っている。力を入れて押し込む必要はない。入り口に触れるなり抵抗なく沈んでいった。

 後背位で挿入すると、後ろからは入っていくところがよく見える。小柄なシズの小さな穴が目一杯広げられ、太い亀頭をぬぷりと飲み込む。

 シズは入り口が狭ければ中も狭くて、けども男が通るに十分な道を開けていく。開いた道は狭くもきつくもなく男に絡みつく。

 

「んっ……」

 

 奥まで行く前に、一旦引き抜いた。シズが甘えた声を上げるのは、丁度好みのところを擦られたから。

 湯でアルベドとの淫液を洗い流した逸物は、またもシズの愛液に濡れている。

 

「んぁっ……」

 

 男の下腹がシズの尻に密着して、長い逸物は全てシズの中に隠れた。

 シズがちらちらと後ろを伺う。さっきのように動いて欲しいのに、奥まで来ただけで動いてくれない。

 もの言いたげなシズの視線に答えてか、男は来た道を戻っていく。そしてそのまま出ていってしまった。

 引き抜かれて跳ね上がった逸物は男の下腹を打ち、もう一度手を添えて位置を合わせる。シズの股間を下から上へ舐めるようになぞり、圧力が掛かったのはシズが思いもしない場所だった。

 

「あっ!? そこ違う! そっちはお尻のぉ……!」

 

 男が狙いを定めたのは、先程入っていたところの少し上。無着色の可愛い窄まり。シズの肛門だった。

 シズの肛門は圧力に耐えかね、幾本もの皺を伸ばされこじ開けられていく。

 

「んぅっ!!」

 

 縁石を掴むシズの手に力が入る。

 こじ開けられたシズは一番太いところの通過を許し、後の抵抗は無力だった。肛門で一番きついのは入り口で、そこを通ってしまえば奥は広がっている。

 シズの膣に挿入されていた逸物は、数秒後にシズの肛門へ根本まで突き刺さっていた。

 

「前も言ったでしょう? シズさんのここは入れるところだって。ちゃんと全部入りましたよ」

「で、も……。きつい……。お腹いっぱいで……、広がって……。おちんこが熱くないのに……、熱い?」

 

 熱に依らない熱がシズの体を灼いている。

 肛門に受け入れるのは初めてのシズだ。膣に感じるのとは違う異物感と圧迫感。初めての経験は愛されると言うよりも、使われていると言う被虐心を駆り立てた。

 

「前回は指を入れましたが、ちんこは初めてでしたよね?」

「はじめて……。へんな、かんじ……」

「アナルの処女も頂いてしまったわけですね。おまんこと違って、こっちは処女膜がついてないから楽でした。簡単に入ったでしょう?」

「簡単じゃ、ない。すごく……きつい……。おちんこおっきすぎるぅ……!」

「すぐに慣れますよ」

「あ、あうぅっ! あっ! うごかな、はうぅぅっ!!」

 

 シズは腰を振り始めた男を止めようと手を伸ばしたが、そもそも手を伸ばせなかった。

 腰を掴まれたまま男の手が上がって、足が風呂の底から離れた。両手と、肛門に挿入されている逸物だけで体を支えているようなもので、縁石を掴む手を離してしまうとバランスが崩れてしまう。出来るのは無残にも尻の穴を嬲られ、苦しさに呻くだけだった。

 

 肛門を陵辱されている屈辱が頭を熱し、圧迫感と異物感は消えないまま体に馴染んでくる。

 シズの肛門は入れるところと何度も言われ、そうなのかも知れないと納得してしまう。これが正しい使い方だと言われて、そうだと思ってしまう。苦しさは消えないのに、入っているのが強く感じられるのは悪いものではないと思ってしまう。何度も往復される内に体の強張りが抜けてきた。肛虐に身を任せるのは、悪いものではなかった。

 

 

 

 シズが新たな扉を開いている時、アルベドもまた新たな扉を開かされていた。

 

 アルベドが二人を追い払ったのは涙を見せないためだ。二人きりなら兎も角、この場にはシズとリファラとキャレットがいる。

 絶頂の余韻に浸るように見せて目元を隠し、気付かれないよう目元を拭う。

 横たえていた体を起こすと、二人は離れたところで背面立位を始めていた。そして違う二人が目の前にいた。

 

「アルベド様も少し汚れてしまっています」

「私たちより長かったですから、何回も出されていたのでしょうか?」

「折角の精液を無駄にしてはいけないですよね?」

「私もリファラにされてしまいました。アルベド様にご返礼いたします」

「………………え?」

 

 アルベドの下半身は達した時のままだ。尻を風呂の縁に乗せ、太股の半ばから先を風呂の中に沈めている。最後は正常位だったものだから、股を大きく開いていた。立ち込める風呂の湿気に淫液は乾かない。撹拌された愛液と精液の混合液が内股に点々と散らばり、開いたままの陰唇はそれよりも濃厚な白い粘液を垂らしている。

 リファラとキャレットの二人が座るのは、アルベドが開いた大股の内側だった。

 リファラがアルベドの右膝に手を添え、キャレットは左膝に手を添える。アルベドの股は更に優しく開かれて、二人の女はアルベドの柔らかな内股に唇を付けた。

 

「な、何を!? ダメよそんなこと!」

 

 上目遣いにアルベドを見た二人は、互いの顔を見合わせて力強く頷いた。

 

「「お任せください!」」

「ひぅっ!?」

 

 『女がダメって言うのは、もっとしてちょうだいってことなの♡』と言ったのはアルベドである。

 放たれた精液を無駄にしてはいけないと言ったのもアルベドである。

 直接的な言葉にしたわけではなかったが、キャレットに膣内射精された精液を吸取れとリファラを唆したのもアルベドである。

 二人の口淫を拒否する術はどこにもなかった。

 

 

 

 

 

 

「ふう……」

 

 男はシズの中から自身を引き抜く。

 抜いてもシズのアナルは開いたままで、中に放った精液がとろりと溢れてきた。

 性の何たるかを全く知らない幼気な少女に見えるシズなのに、肛門がぽっかり開いて精液を垂らしているのはとても倒錯的で背徳的な香りがあった。

 そう感じるからこそ、シズとのアナルセックスは中々興奮出来た。

 

 至高の名器を誇るアルベド様の後では、誰であろうとノーチャンスだ。比べるのが失礼だと思っても違いを認識してしまうのはどうにもならない。だからシズのアナルを使ったのだ。

 シズのアナルは処女でこれと言ってほぐしはしていないが、前回はあっさりと三本の指を飲み込んだ。

 シズはオートマトンであり戦闘職でもあり体は丈夫だろうから多分大丈夫だろうと思って試したら、想像以上の具合だった。

 下半身を持ち上げてプレイしたのもこちらが好き放題出来ている感があって中々のもの。シズの体は見た目よりも重いのだが、その程度なら意に介さない程度の力を付けてきた男である。

 

「私のお尻の処女…………、奪った」

 

 尻の割れ目に手を被せたシズが、ジト目でそんな事を言う。

 

「おまんこの処女は私からシテと言った。でもお尻の処女はそんな事言ってない。無理やり奪われた」

「でも良かったでしょう?」

「そういう問題じゃない」

「ではどういう問題ですか?」

「心の問題」

 

 シズの口から物凄い難題が飛び出してきた。

 

「私の傷つけられた心を癒やす事を要求する」

「いやそれ嘘でしょう。シズさんの心がこんな事で傷つくわけが」

「侮辱罪追加。私のハートはガラス製」

「それって防刃防弾対魔力対物理不朽不滅処置が施されてますよね」

「む! 今の暴言で私の心は砕けた。不眠不休での修復処置を要求する!」

「………………手先は器用なつもりです」

「期待しておく」

 

 知を競う論戦ならデミウルゴスと伍し、思考速度なら上回ると当のデミウルゴスに言わしめた男であるが、こと感情が絡むとお手上げだった。

 完勝したシズは満足そうに口角を上げ、次いで視線を落とす。

 視線の先には、たっぷりと中に出させてあげたのに萎える気配もなく反り返った逸物があった。

 

 アルベド様に四度出してシズに五度目。如何にサキュバスおっぱいミルクの効果であろうと落ち着くと思われるのに元気なまま。

 今更ながらに温泉の回復効果によるものであると思い出した。忘れていたのはミルクの効果で興奮していたからだ。落ち着かせるには風呂から出た状態で何とかしなければならない。

 風呂の中でいたしたキャレットは初体験の余韻に浸ってはいたが元気なままで、風呂に足だけ入れていたアルベド様はぐったりと横たわっていた。足だけ入れている状態だと回復効果は弱いのかも知れない。そう結論づけた男は、一先ず縁石に腰掛けた。

 すぐ隣にシズが座る。男の股間へ手を伸ばしてきた。

 

「まだまだ元気。あと五回くらい出来そう」

「……シズさんは何回したいですか?」

「私は後回しでいい。アルベド様と、リファラとキャレットがいる。でも……」

 

 シズは小さな手で男の逸物を扱きながら、女の顔をして男の耳に唇を近付けた。

 

(埋め合わせと貸しと責任と私の心の修復処置と他にもいっぱい。忘れるな)

 

 男の耳を白い歯で軽く食み、耳孔へレロリと舌を差し込んだ。

 手コキは止まらない。少し強めに握ったまま、上下に扱き続ける。

 

「んーーー。れろぉ…………」

 

 口内に溜めた唾を亀頭めがけて垂らす。にちゃりと粘った音を立てた唾を手で塗り伸ばし、滑りを良くして動きを加速させた。

 

「ん……、ちゅっ……。んんっ! おまんこ、くちゅくちゅしてる……。はぁ……」

 

 シズが扱くなら、男の手はシズの股間に伸びて、さっきは使わなかった雌穴をほじりだした。

 太い逸物を飲み込んでしまった穴なのに、指を入れても緩いとは感じない。肉ひだが吸い付いて舐められているようだ。

 

「あっ……? おまんこ使う? あふぅ……!」

 

 使われると思ったのは、扱いていた手を退けられたから。それなのに使われる気配はなく、手で責められている。

 シズの性器は彼の性器で成形されたのだから、サイズがピッタリなのは自明の理。奥まで来られると文字通りに雄と雌が噛み合って、女の体に生まれた意味と喜びと幸せを教えてくれる。

 それはそれとして、手でされるのもとても良い。暴力的に蹂躙されるのと違って、繊細に内側を嬲られるのは的確にこちらの快感を引き出してしまう。

 前回はその果てに盛大に潮を噴いてしまって心が傷つきもしたが、幸せの代償と思えば許容範囲。

 股間を覆う手にシズが手を重ねたのは、もっとしてと言っているようだった。

 

 男は男で至福に身を浸している。

 シズの手を払ったのは男の前に陣取る二人、リファラとキャレットだ。二人は男の逸物に、それぞれ左右から口付けていた。

 

 アルベドへの奉仕を終えた二人は、二人のアナルセックスを観戦して自分たちがされてしまったらどうしようと相談しつつも結論は出ず。終わったらしいのに未だ勃起させている男へ奉仕するために近付いた。

 今日この場で何度もセックスしている男だが、口でされたのはアルベド様が綺麗にしてから立たせた一度きり。異本では必ず口内射精を伴っていたのだから、口を使うのは必須である。

 リファラは口でよがり狂うほどされているし、さっきは二人でアルベド様へお口でご奉仕した。その場の雰囲気と勢いと、お尻はまだちょっとと思っているのでそちらを回避するためと。諸々の事情があっての口淫である。

 

「私たちがお口でご奉仕しますね」

「お風呂ですから、顔に掛けてくださっても大丈夫です♡」

 

 キャレットは僅かに緊張を滲ませ、リファラはにっこりと顔射をねだる。

 二人はちゅっと亀頭に口付けた。

 艶やかな唇を少しだけ開いて左右から亀頭を甘く食む。そのままつつつと竿へ唇を滑らせ、根本まで来ると上がっていく。

 二人の動きは完全に同期しているが、口内の動きは違った。キャレットはちゅうと強く吸い、リファラはレロレロと舌を使って唾液を塗りたくっている。

 もう一つ同じなのは、フェラチオをしながらの上目遣い。

 物欲しそうな期待の眼差しは、愛欲に潤んでいる。交互に逸物へしゃぶりつき、口が空いたもう一人はにんまりとした笑みを見せる。

 

「あっ♡」

 

 左に位置するリファラの頭だけを撫でてやったのは贔屓のつもりではなく、右手はシズに使っているからだ。

 それをずるいと思ったのか熱意を主張するためか、キャレットが激しく頭を振って、

 

「!?」

 

 突然体を引き倒された。

 シズの中から抜けてしまったが、何度か達してピクピクしているから問題ないだろう。

 

 両手が使えず後方へ倒れ、しかし頭を石畳に打つことなく柔らかくて良い匂いがするふわふわのすべすべに迎えられた。

 見上げる視界には、アルベド様が慈悲と慈愛と愛欲の微笑を浮かべておられる。

 その手前に聳える大きな双丘に視線が反れるのは仕方ない。

 

「うふふ……、頑張ってるわね。さっきのあなたはとっても素敵だったわ♡」

 

 アルベド様へ三度目の中出しをした際に囁いた言葉は、今までの経験からお喜びいただける言葉を選んだつもりだった。膝枕をして優しく頭を撫でてくれているのだから、選択は正しかったようである。

 

「あなたがもっと頑張れるように応援してあげるわ♡」

「!!」

 

 アルベドが上半身を倒し、男の顔が豊かな乳房に埋まった。

 

「わっ♡」

「きゃっ♡」

「スゴい……。いっぱい出てる♡」

「顔がベタベタ。リファラの顔を綺麗にしてあげる。チュッ♡」

 

 二人の唇に挟まれて射精したのは、Wフェラの気持ちよさとアルベドのおっぱいがもたらす興奮と。

 

「あんっ♡ 歯を立てちゃダメよ? 赤ちゃんみたいに私のおっぱいをちゅうちゅう吸いなさい? あなたのためにいっぱいおっぱいを出してあげるわ。私だけのエッチな赤ちゃん♡」

 

 アルベドのおっぱいは、二つあった。

 

 男はリファラとキャレットの顔に向けてどぴゅどぴゅと何度目かの射精をし、男の口に吸いつかれたアルベドの乳首はピューっと母乳を噴き出している。

 射精を果たしたばかりの逸物は萎えるどころか、一週間禁欲してからアルベドの裸体を目の当たりにしたかのようになってしまった。

 

「今度は私が口でします」

「あら?」

 

 互いの顔を舐めあっている二人を押しのけ、シズが口を付けた。

 小さなお口を大きく開き、長い逸物の根本を唇で包む。先端が喉奥を突いてもえづくことなく、シズは頭を振り始めた。

 

「仕方ないわね。私もおちんぽミルクを飲みたかったけれど四回も出してもらったばかりだし、シズに譲ってあげるわ」

 

 譲ってあげても自分の番が早まって欲しいわけで、アルベドはシズのサポートをする。

 男の体をさわさわと撫で、女よりも小さい乳首を爪で引っかききゅうと抓る。母乳を出し終えた乳首を男の口から離れさせ、もう一方の乳首を口に含ませる。

 男の唾液に濡れた乳首が薄明かりに照っている。アルベドは舌なめずりをしてから乳房を持ち上げ、濡れた乳首に舌を伸ばした。

 唾すら美味な男だ。自身の乳首からは玄妙な味がした。

 

「…………」

 

 膝枕をしている男と目が合う。

 男の頭の位置を調整して、アルベドは体を倒した。唾の味を軽く楽しんで、そっと囁いた。

 唇同士が掠める距離は、吐いた息が相手に吸われている。

 

(私もあなたを愛してるわ。私はあなたのものよ)

 

「んんっ!!」

 

 アルベドが囁くと同時に、シズの口内へ放たれた。

 突然で、それなりに早かった射精に驚いたシズは、それでも最初の熱い粘塊を喉奥で受け止めると、断続的に吐き出される精液へは亀頭だけを唇に包み口内に溜めていく。

 赤らんだシズの頬が膨らんでいく。限界に達する前にシズは何度も喉を鳴らして飲み込んだ。

 

「この子のおちんぽミルクは美味しかったでしょう? 今度は私が口に出してもらうわ」

 

 シズとアルベドの位置が入れ替わる。アルベドは男の股間に顔を埋め、シズは男の体に後ろから抱きついた。

 

「シズさん?」

「…………」

「精液の匂いがするのでうがいをしてきてください。イテッ!」

 

 後頭部にゴツンと頭突きをされてしまった。

 表情を落としたシズは男がいる上流の温泉に口を付け、ガラガラーとしてんべえと外へ吐き出した。大半の温泉と同じように、ナザリックの神造温泉も飲用可である。

 

 うがいをしたシズは、もう一度広い背中に抱きついた。

 

 

 

 アルベドの口に出し胸に出し、リファラとキャレットがアルベドの胸を綺麗にしている間にシズが得意な体位をもう一度。

 風呂の外で出した甲斐あって少しだけ落ち着いて来たのがアルベド的に面白くないらしく、もう一度風呂に浸かってアルベドと。

 勇気を出したリファラが後ろを申し出て、キャレットが続く。

 

 回数的には前回アルベドのミルクを飲んだ時より少ないが、量的に同じか多いくらい。

 休憩を挟む女達と違って、男は常に動いている。温泉の効果で回復しても疲労感があった。むしろ温泉の効果がなければ干からびて死んでいたかも知れない。

 そうして最後は水風呂に叩き込まれてしゃっきりしてから風呂を出た。

 結局体を洗っていないが、汗や汚れを落とす効果もある温泉なので大きな問題はないのである。行為に夢中になって肝心なことを忘れてしまった女達が誤魔化しただけとも言う。

 

 その後はゲストルームに案内され、昼近くまでぐっすり眠った。にもかかわらず疲労が抜けきらなかったのは、眠っている間に悪戯をされていたからである。

 首を傾げつつ朝食を兼ねた昼食を取り、気力を振り絞って最古図書館で本を借り、執務をしていらしたアルベド様とアインズ様に退去の礼をしてからナザリックを辞した。

 ラナーがどうのこうのと嫌なことを聞いてしまったが、とても満足行く滞在であった。

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