本話約12k字
食休みの間、美容品の品揃えに生産量や販売方法を考える。当面は需要を掘り起こす形になり、以降は様子を見つつ加減していくことにする。
その後はお風呂。構って欲しそうな双子幼女と一緒に入った。
「ご主人さまのお背中はウレイがあらいます!」
「それならお腹はクーがあらいます!」
「頼むよ。お礼に二人は俺が洗ってやろう」
「「ふにゃぁ……♡」」
ウレイリカとクーデリカの全身を洗いながら、この体に欲情するよう努力したのは徒労だったなと振り返った。
のぼせたのかはしゃぎ過ぎたのか、風呂を出るなりダウンしてしまった双子幼女を自室のベッドに寝かせ、かつてのアルベド様のお食事部屋に向かった。今では単なる奥の間だ。いずれソフィーの部屋になることだろう。
見学希望のカルカは部屋に入っていれば良かったのにドアの前で待っていた。
「よろしくお願いいたします!」
紅潮した顔を深々と下げる。カルカも風呂を使った後らしく、しっとりとした肌から濡れた香気が漂ってきた。就寝前であることからナイトガウンを羽織って、喉と鎖骨が少しだけ覗いている。上乳見せのドレスより色っぽく見えるのは視覚の不思議だった。長い髪を緩くまとめて肩から前に流してているのも新鮮だ。
男は口の前に人差し指を立てる。ドアノブに手をかけ慎重に回した。
(みるくみっるくー♪ おとうさまのおいしいみーるくー♪)
ドアの隙間からソフィーの歌声が聞こえてくる。
自他ともに音痴と認める男の歌と比べれば、暗黒神話と春の夜明け。歌詞は兎も角として、旋律も拍子も声質も上の上。聴いているだけで心が踊ってくるのは純粋な喜びを歌声に乗せているから。
しかし、男は渋面を作った。薄っすらと感じていた懸念が危惧となって姿を現そうとしている。
しかし、約束である。ソフィーとではなく、アルベド様とのお約束なのだ。
未だソフィーに吸精させていないことを知ったアルベドは、男を叱りつけた。
『ソフィーは私と同じサキュバスなのよ。それなのに一度もミルクを与えてないですって? 私のミルクを卒業したら次はあなたのミルクと言ったでしょう! あの時のソフィーはおかしなことを考えて失敗しちゃったけれど、あなたの方がいつまでも引きずっていてはダメよ』
ソフィーとは実の父と娘である。父娘でそのような事は倫理に云々と思う男ではない。実の妹と散々やってきた。
アルベド様からも指摘されたように、苦しかった時の寸止めが激しく尾を引いていたのは事実。
だけれども、それだけではなかった。
「あっ、お父様♪ もう遅いですよ。準備は出来ていますから早速始めましょう!」
「…………ああ」
ソフィーの後ろではヴァンパイア・ブライドお仕着せのエロ衣装に着替えたジュネが控える。
ソフィーはいつぞや見せたサキュバススタイルの黒ビキニ。布地は以前より小さく薄い。始める前から立たせているわけではないだろうに、乳房の中央に小さな突起が見える。パンツは大部分が紐。ほとんど裸でとても挑発的な格好であるのに、男の声は歯切れが悪く、顔には微かな諦念が過ぎった。
「ソファでいいか?」
「いいですよぉ。そっちの方が楽なくらいです。ささ、座ってくださいね」
男は大きなソファに浅く座り、近づこうとするジュネとカルカを手で制して視界に入らないよう後ろに下がらせた。
るんるんしてるソフィーはそんな事を気にしない。男の前にペタンと座り、男が羽織るナイトガウンの腰紐を解いた。ペロリと舌なめずりをして、一思いに開く。
カルカと違って下に何も着てない男である。ソフィーの前に、男の下半身が曝け出された。
ソフィーは目を丸くして股間を凝視し、父の顔を見上げ、もう一度股間を見つめる。視線が往復する度にぱっちりしたお目々が細められ鋭さを伴った。
「小さいじゃないですか! 前は大きかったのにどうして小さいままなんですか!?」
「oh………………」
男は天を仰いだ。危惧していたのはこれだったのだ。
不満を訴えるソフィーはケーキに苺が乗ってないと騒ぐ子供そのものである。
ネムちゃんだってもう少し気の利いたことを言った。とすればソフィーはネムちゃん以下か。子供と言えどネムちゃんはもう十二歳。生まれたばかりのソフィーよりずっとお姉さんだ。
ソフィーは蠱惑的な美少女である。ソフィーに誘惑されてその気にならない男はいないだろうが、誘惑の仕方があるというもの。脱がされたらすぐにその気になれるほど男という生き物は単純に出来てない。
サキュバスにとって口淫による吸精は食事である。と同時に、紛れもない性行為でもある。アルベドはその事をよくわかっていたし体現していた。男へ口も目も開くなと命じていた頃から吸精時には股を濡らして自分で慰めてもいた。
対するソフィーは、口淫は食事であって性行為とは思っていないようだった。
成長したソフィーと初めて会った時は恥じらいに頬を染め顔を逸らしたものだったが、嫌な方に擦れてしまった。それとも子供らしい純朴を発揮するようになったと言うべきか。
小さな体が相手でも大きくなれるよう訓練してきた。アウラ様にだって飲ませたのだ。それはあくまでも見た目に慣れるだけに過ぎなかった。見た目ではなく、中身がお子様でも大きくする訓練はしていない。
天を仰ぎ背もたれに頭を乗せ、後方を見やれば二人の女が目に入る。
「ジュネ、手伝ってやってくれ」
「かしこまりました」
ジュネを呼んだのは大正解だった。
「カルカは邪魔をしなければ好きにしていい。それとも隣に来るか?」
「は、はい! お隣を失礼いたします」
大きく脚を開いているので、カルカは一人分空けて隣に座る。
男の前には、唇を尖らせたソフィーと、妖艶に微笑むジュネが跪いた。
▽
「ずっと大きいままでいるものではありません。まずはマイスターに大きくしていただいてからでございます」
「それじゃ小さいのはお父様が大きくしようとしてないからなの!?」
「それはこちらから準備を整えるべきなのです。ソフィー様はアルベド様からご教授いただけなかったのですか?」
「……大きくなったらどうするかは教えてもらってるけど」
父の逸物の扱き方と舐め方を教える母と教わる娘。サキュバスなのだから当然である。
「大きくなっていただくまでは簡単です。お教えいたしますからその通りに為さってください」
「はぁい」
「まずは上を向かせておちんぽの竿を優しく扱いてください。先端を舐めても構いません。アルベド様から注意があったと思われますが、優しく繊細に扱うのが大切です。ソフィー様でしたらすぐに大きくさせられると思います」
ジュネの指導の元、ソフィーは細い指で男に触れた。
まだ柔らかい肉棒を親指と中指で摘んで上向かせ、先端へは舌を伸ばす。何の味もなかったようで難しい顔を作り、それでもペロペロと舐め続ける。
摘んだ指は根本へ下がる。まだ握れるほどの固さはない。二本の指で挟みながら上下に動かした。
うなだれていた逸物に少しずつ血が通っていく。目に見えて膨らみ、指で支えなくても上を向くようになってきた。
「失礼いたします」
「あっ!」
横からジュネが手を出した。
人差し指をピンと伸ばし、軽く一撫で。それだけで先端がジュネの舌から遠ざかり、跳ね上がる。
ソフィーが初めて見た時のように、逸物は雄々しく反り返り勃起した。
「なんで!?」
「oh………………」
ソフィーは頬を膨らませた。
頑張って少しずつ大きくしていたのに、ジュネが指一本で力を与えたのが不満であるらしい。
「あのな、ソフィー。そーいう風に一々むくれられると立つものも立たなくなるし出るものも出なくなる。もう少しこう…………、ジュネから色々教わってくれ」
「……わかりましたぁ……」
ジュネがしたのは最後の一押し。撫でたのは敏感な裏筋。ソフィーの温かい指にジュネの冷たい指が鮮烈だった。などなど理由はあるが、一番はソフィーが未熟だからである。
未熟ならいずれは熟すはず。
不満そうなソフィーだったが、逞しく勃起した逸物を前に頬を緩めるのは母と同じ。口より先に逸物へ口付けるのも母と同じ。
「大きくなったならソフィー一人で出来ます。ちゃんと出来るから見ててくださいね。あーん……」
可憐な唇を開いて男の股間に顔を埋めた。
そのまま頭を上下すると角が刺さりそうなので、角も翼も消している。正確には見えず触れずの状態にしているわけだが、当人以外にはどちらも同じこと。
亀頭を口に含んでレロレロと舌を蠢かせる。根本を握った両手は上下に振り始めた。
幼くても流石にサキュバスで、柔らかな舌が絡み吸い付いてくる。アルベドに習ったのは本当であるようだ。
「お父様、ソフィーのお口は気持ちいいですか?」
「ああ、その調子で続けてくれ」
「はぁい。ソフィーのお口でいっぱい気持ちよくなって、いっぱいミルクを出してくださいね♡」
あどけなく笑って口付ける。
父の逸物に触れるのはこれが二度目。一度目の時はいきなりで驚いたのと母への対抗意識が首をもたげて上手く出来なかったが、ちゃんとやれば出来るのだ。
勃起させるのにジュネの手を借りたのは少々悔しいが、手伝ってくれたと思って良しとする。
大きくなりさえすればこっちのもの。舌を動かす度に手を動かす度に、より固くより熱くなってくる。
ずっと咥えていると口が形を覚えるようだ。ちゅぷんと口から離し、まじまじと見つめる。
丸みを帯びた亀頭は膨らんで先端の小さな割れ目が尿道口。ここから精液とおしっこが出てくる。その真下にある筋は感じやすいところであると母から教わった。さっきジュネが撫でたのもこのあたり。長い竿の部分には血管などの筋が幾本も走っている。全体に濡れているのは自分の唾液だ。口に含んでいたからこそ唾液に濡れている。
これをしゃぶってしまったことに、恥ずかしくも嬉しくなる。
観察している間もしゅっしゅと扱いていた手を止める。根本だけを握って自分へ向けた。
「あむっ! んーっちゅぅ……、んんっじゅるる……」
ぱくりと咥え、頭を下げていく。
先端だけを咥えていた時と違って、太くて長い逸物を口内に迎え入れる。
ちゅうちゅう吸って頬の内側を熱い竿に密着させる。なおも受け入れ先端は喉に届いた。
喉奥を突かれれば苦しいものだが、そこは母と同じくサキュバスであるソフィーだ。サキュバスの体はおちんちんをしゃぶって苦しくなるようにはなってない。
両手は離して男の太ももに乗せ、唇は根本を包んだ。
「ソフィー?」
アルベド様にもしていただいたディープスロート。娘であるソフィーも同じことが出来て不思議はない。けどもソフィーの動きはそこで止まってしまった。
苦しいのであれば何かしらの反応があると思われるが、ソフィーは苦もなく根本まで咥えて微動だにしない。舌は微かに動いているので動けなくなったわけではないだろう。
しかし、問いかけても応えがない。
「ジュネ、ソフィーを引離せ」
「かしこまりました」
「ああっ!?」
ジュネがソフィーの頭を掴み持ち上げる。ソフィーは気を失っていたわけではないらしい。逸物から離されるなり未練がましい声を上げた。
「どうして邪魔するの!? 折角お父様のおちんちんを味わってたのに!」
「味わうも何も、あれはあれで良かったがあれで出るわけないだろう」
「えっ?」
娘の口内は温かくぬめって包まれて、とても良い感触だった。それはそれとして、それが射精に繋がるかと言えば否である。
「あの……、ちゃんと出来てなかったですか?」
「途中までは良かった。さっきは動きが止まって心配だったぞ?」
「えっ?」
「……まさか覚えてないのか?」
「すごく美味しくていい匂いがして……。でも上手に出来てたと思ったんですけど?」
「止まってた」
「えっ」
ソフィーは隣のジュネを見る。頷かれた。父の隣に座るカルカを見る。真っ赤な顔で頷かれた。最後に父の顔を見上げた。やはり頷かれた。中断してしまったのは本当であるらしい。
サキュバスであるため、ソフィーの羞恥感情は普通の女とは大分違う。
順調に行っていたはずのフェラチオが失敗してしまったのは、心に来るものがあった。母とは違って幼いソフィーは、自分の失敗を認められなかった。母も認められなかったかも知れないが、あれは夢の彼方に葬ってなかったことになっている。
失敗したのは自分のせいではない。失敗する要因は他にある。ジュネとカルカは見てただけで、ソフィーは全く気にしていなかった。それならば原因はもう一人の人物に依るに違いない。
「お父様のせいです!」
「なぬ?」
「お父様のおちんちんが美味しくて、いい匂いがして、匂ってるからうっとりしちゃって止まっちゃったんです!」
「人聞きの悪い事を言うな。ちゃんと洗わせた。おかしな臭いはしてないだろうが」
「おちんちんよりこっちです!」
ソフィーがビシッと指差し摘んだのは、男の陰毛だった。
「ここの毛に匂いがこもってるんです。いい匂いがしますけど私が言ってるのはそういうんじゃなくてサキュバスだけに感じる匂いの事なんです!」
「いやだってアルベド様は――」
「お母様と一緒にしないでください! ソフィーは初めてなんですよ? 初めてなんだから初めて用にしてくれてもいいじゃないですか」
「一理あります」
「ジュネ!?」
ジュネはソフィー側につくらしい。深く頷いて納得の素振りを見せた。
「……カルカはそんなの気にならないだろう?」
「え、あ、その、えっと、私も経験がありませんから、ソフィー様の仰る事が正しいのでは、と思われます?」
「嘘だろ……」
ソフィーは陰毛の匂いが気になって止まってしまう。であれば原因がなければよい。三対一でソフィーの提案が通ってしまった。
ここに多数決とは民主主義からかけ離れたものであることが証明された。多数決とは少数意見を抹殺する数の暴力であるのだ。
元々体毛が薄い男である。特に髭は全く生えない。顔を焼かれ、ポーションで回復しても髭の毛根は死滅したままだった。髭が生え始める前の幼い頃に焼かれた所為だろう。
体毛についてはソリュシャンが関わっている。今でこそ問題ないが、男と初めて会った頃のソリュシャンは、男に触れただけでうっかり溶かしてしまっていた。ソリュシャン的に無意識に溶かしてしまうほど肉も体液も美味だったのだ。皮膚が爛れるほどになれば然るべき手段で回復してきたが、皮膚が薄くなる程度ならそのまま放置。寝て起きれば元通りになるのだから、ポーションやスクロールなどの消耗品を使うのは勿体ない。
しかし、皮膚は元通りになっても体毛は溶けたまま。ソリュシャンが触ったところだけ体毛が薄く、それ以外は普通に生えている。自分でしたことながらとても見苦しいと感じたソリュシャンは、全部溶かすことにした。
頭部と股間以外の体毛はソリュシャンが入念に管理して、どこもかしこもつるつるである。脛毛がぼーぼーなんてことにはなってないのだ。脇だって生えてない。
しかして現在。
男は生娘のように両手で顔を覆っていた。
「ソフィー様、まずはこちらを塗って滑りをよくしなければなりません。それとも私がいたしましょうか?」
「これくらい大丈夫。これでも器用なんだから。ジュネは濡れたタオル持ってきて」
「かしこまりました。少々お待ちください」
「冷たいですか? すぐに終わりますからじっとしててくださいね」
「……………………」
ソフィーの手には鋭いカミソリ。危うげない手付きで男の下腹にあてた。カミソリが動くに連れて縮れた毛が根本から断ち切られる。実の娘にお股をショリショリされている。
こんな事はラナーにだってされたことはない。先日、ラキュースに剃毛してやった報いなのだろうか。
処理する面積は小さいのであっという間に終わった。濡れタオルでローションを拭い取られると、保護されていた部分に外気が直に触れるのを感じた。
見下ろせば無毛の股間。幼い子供に戻ったような、守られるべきが守られていないような、なんとも無防備な心細さを感じさせた。
「お父様のおちんちんかわいい♡」
「…………………………早く始めてくれ」
「はーい♪」
娘に下の毛を剃られて勃起を続けられる豪胆さはなかった。そそり立っていた逸物は萎れている。
立っていなくても自分の案が通ったからかソフィーに落胆はないようで、一度目より慣れた手付きで愛撫を始めた。
ソフィーの手も口も気持ちよく、すぐに元通りに立ち上がってきた。
実の娘と言えど娘として接した期間は短く、美少女が上目遣いに逸物をしゃぶっているのは目に楽しい。しかしどうしても無毛になった股間が目に入る。
「さっきより柔らかい気がするんですけど?」
「…………ジュネ、手伝ってやれ」
「む……、一人で出来ます!」
「初めてなんだろう? 何でも一人でやろうとするな。これから一人でする機会は幾らでもあるだろうし、二人ですることだってあるだろう」
「……はぁい。でもミルクは私が飲むからね?」
「承知しております。それでは私のお口もマイスターに味わっていただきます」
ソフィーの左隣にジュネの体が入ってきた。
ジュネは頭を振って髪を流し、横から竿へ口付けた。柔らかな唇で軽くついばみ、上へ下へと滑らせる。
「ソフィー様も同じように」
「うん……。ちゅっ……」
反対からはソフィーが口付けた。ジュネの動きに合わせて上下する。逸物は二人の唇に挟まれて扱かれている。先程濡れタオルで拭き取られたばかりだが、すぐに二人の唾液に塗れてくる。
左右から亀頭に口付け舌を使うと、二人の舌が触れ合う時があった。ソフィーは一瞬だけ固まったが、ジュネは構わず続ける。
交互に亀頭をしゃぶって、ソフィーはジュネの唾を舐め取ることになり、ジュネもまたソフィーの唾を舐めとった。
「ちゅぷ……、ソフィー様はマイスターの精液をお望みですが、精液を出していただく過程もまた重要なのです。心を込めて愛撫して、マイスターに気持ちよく楽しんでいただかなければなりません」
「……わかってるもん。んっ……、れろ……、ちゅるる……」
「楽しんでいただくのはおちんぽだけではありません。私と同じように為さってください」
「んん?」
濡れた逸物をしゃぶりながら、ソフィーは目を瞬かせた。
二人の愛撫によって逸物は一層固く熱くなり、尿道口からは先走りの汁が出ている。量は少ないながらサキュバス的には精液に負けず劣らずの甘露で、ソフィーの脳を痺れさせた。
それゆえ、少々判断力が落ちたのかも知れない。
「大したことではありません」
「!?」
にっこりと笑ったジュネは、衣装をずらした。
ヴァンパイア・ブライドのお仕着せは、乳房を白い帯が覆っているだけのエロ衣装。帯を少しずらすだけで白い乳房がこぼれ出る。
胸を出すくらいならソフィーのビキニは最初から八割以上露出している。ジュネが見せたのはそれではない。乳房の先端で色づく赤い突起だった。
「ソフィー様も同じように」
「う、うん……」
ソフィーはジュネを見て、父の顔を見上げ、扱いていた時とは違う覚束ない手付きで、乳房を支える黒いビキニに指を引っ掛けた。先端だけを隠していた小さな生地は、ほんの数センチ動かすだけで隠していたものを晒してしまう。
「とても愛らしくて綺麗な乳首でいらっしゃいますが……。私はマイスターのおちんぽをしゃぶっているだけで乳首を立たせてしまいましたがソフィー様はそうではないのですね。折角お見せしているのにそのままではまた隠れてしまいます。下着が引っかかるようにソフィー様も乳首を立たせた方がよろしいと思われます。お手伝いいたしましょうか? それともマイスターが為さいますか?」
「じ、自分で出来るから……。んっ……あむぅ……」
ソフィーは自分の胸を揉みながら逸物へ舌を伸ばす。
お母様ほどではないけれどそれなりを自称するソフィーの胸は、シャルティアが妬ましく思うくらいはある。見た目通りに柔らかい乳肉に細い指が埋まる。自分のものなので扱い方はわかっているらしく、揺するように優しく揉んでから乳首を摘んだ。喉の奥でんっと声を上げ口淫が一瞬止まり、摘んだものを緩急付けて小さく揉む。
充血して赤く染まった乳首は、母譲りの美しい色合いで透明感がある。
「んっ……」
「?」
股間に群がる女達の痴態に見入っていた男は、隣から聞こえた音に振り向いた。
カルカが頬を染め、真剣な顔でソフィーとジュネを凝視している。太ももをもじもじと動かし、両手は合わせて胸にあてている。ナイトガウンの合わせ目に右手が入っていこうとしたところで目があった。
「!?」
カルカは両手を固く握って膝に置いた。顔はさっきより赤い。額に汗をかいている。
女心検定は落第しっぱなしだが、カルカが何をしようとしていたかはわかる男だ。
「カルカ、傍に来い」
「えっ!? あのそのそれはその…………はぃ…………」
二人の女が群がっているので男は大きく脚を開いている。
カルカは膝を折ってソファの上に座り直し、一人分空けていた距離を埋めた。
肩同士が触れ合うなり、肩を抱かれて引き寄せられる。
「あっ!」
同時に、カルカが忍ばせようとしていたガウンの合わせ目へ、男の手が滑り込んできた。
逞しい手が乳房に触れる。
処女の柔肌が初めて男の手を許した時、下でも佳境に入っていた。
(この味覚えてる。ちっちゃい時お母様が飲ませてくれたのはやっぱりお父様のミルクだったんだ。でもそれよりもっと前から知ってる気がする。あれはお母様のお腹にいた時? お腹の中にお父様のミルクを届けるなんて……、それってあっちから、なのかな? お父様のおちんちんはお口で味わうから美味しいと思うのになんであっち? そっちもいいの? ああ、そんな事より早く飲ませて!)
幼くてもソフィーはサキュバス。ただの食事だと思っていた口淫の意味を体で悟りつつあった。
勃起した男性器をしゃぶる興奮に、立たせた乳首が張り詰める。固く尖って黒いビキニが引っかかり、ジュネが言った通りになった。
ソフィーがしゃぶって亀頭を舐め回している間、ジュネは横から竿へ口付けて舌を這わせている。さりげなく男の太ももに触れ、さわさわと撫でているのはソフィーの知らない技だ。しゃぶりながら早速やってみる。
「あんっ……」
頭上から振ってくる艶めかしい女の声。
フェラチオに夢中だったソフィーが見上げると、カルカが父の体にもたれている。父の手はカルカのガウンの隙間へ忍び込み良からぬ動きをしているのが察せられた。
自分はこんなに頑張っているのに、父は他の女を悦ばせている。嫉妬と呼べるほど確たるものではなく、けども何となく面白くない。
ジュネもそうだろうと思って隣を見れば、自信たっぷりに微笑んでいた。
「うっ」
今度の呻きは父の声。
父の怒張をジュネの唇が包み、頭を振る。
左手の中指と人差し指で根本を挟み、右手は竿を握って上下する。二人でたっぷり塗した唾がにちゃにちゃと粘着質な音を立てた。
「はぁ……、ソフィー様も同じように為さってください♡」
「うん……。はむっ、ちゅるる、れろぉ……。んんっ!? 何するの!?」
再開したフェラチオは、ジュネに乳首を撫でられて中断した。
「マイスターのおちんぽを舐めながらソフィー様も良くならなければいけません。立たせた乳首をいじりながらフェラチオをしてくださいませ。カルカ様にご説明いたしますと、おちんぽをお口で気持ちよくなっていただくことをフェラチオと言うのです」
「フェラチオ……」
「カルカにもその内覚えてもらおう」
「ぅ………………、はぃ……。あっ、抓られるとぉ!」
カルカが身をくねらせて男に抱きつく。
ジュネはそんな二人を全く気にせず、ソフィーもジュネに倣うことにした。言われた通りに胸を揉みながら口を使う。竿はジュネが扱いているので、両手を使う事が出来た。
「んっ、んっ、ちゅるる、はぁ……。おちんちんから、ぬるぬるいっぱい……♡ あむっ……」
尿道口から滲む先走りの汁が増えてきた。
亀頭に唇を付け、ちゅぅっと吸い取る。口内で舌を蠢かせ、じっくり味わいたいところだが肝心の逸物を放っておけない。
(ソフィー様は乳首を摘むのより引っ掻く方がお好きなのですか?)
(わかんない……)
(先程からそのようにしていらっしゃいましたので。勃起している乳首を拝見いたしますと、ソフィー様も良くなっているのではとお察しいたします)
(ちょっとは……)
(ソフィー様はまだ未通の処女ですから申し上げませんでしたが、おちんぽをしゃぶりながらおまんこをいじるのもとても良いものでございますよ)
「おまんこっ!?」
「あら、では私が」
どこまでジュネの仕掛けだったのか、おそらくは全てである。
今はソフィーへ精液を与えるために設けた時間であって、男はじっくり楽しもうとは思っていなかった。股間をとろけさせる女たちの愛撫に身を任せ、その時に至れば耐えることなく吐き出すつもりでいた。
ソフィーは初めてのフェラチオでありながら舌も唇も逸物へよく馴染み、触れているだけで吸い出される錯覚があるほどだ。無意識にサキュバス的エナジードレインでも使っていたのかも知れない。
ジュネは吸血鬼であることから唇も舌も冷たい。しかし、覚醒サキュバスの転生体に違いない異常個体である。手触りと舌触りが良ければ技は極上。そんなジュネがその気になればとっくに暴発していたはずである。
そうなっていないのは、ジュネが手抜きをしたわけではない。アルベドがしていたように、逸物の根本を抑えて射精を留めていたからだ。
耳元で「おまんこをいじるのもよい」と聞かされたソフィーはサキュバスでありながら処女の初心さを見せて逸物から口を離し、マイスターへのご奉仕を途切れさせてはならないとジュネが代わる。
咥えたのは先端だけ。赤い唇で亀頭を包み、尿道口がやや上を目がけるように調整する。逸物を扱く手を加速させ、根本を抑える二本の指をぱっと開いた。
開放された逸物は、熱い粘塊をびゅるるとジュネの口に吐き出した。
「あーーーーーーーーっ!!」
ソフィーが叫んでも止まらない。
ジュネの口の中へ、どぴゅどぴゅ、ぴゅっと断続的に精液を放っている。
脈打つ逸物が落ち着いても、ジュネの口は離れない。握る手をゆっくりと上下させ、最後の一滴まで絞り出すように扱き、ちゅるると吸ってから口を離した。
「うーーーーーっ!」
すぐ隣のソフィーは目を釣り上げている。
ジュネは顎を上げて、口を開いた。
「あ……………………」
赤い口の中に、白い粘液が満ちている。
大小のあぶくが混じって、見るからに粘度が高そうで、出したばかりなので吸血鬼の低い体温でも冷めきらず、ソフィーの鼻へ精臭が届いた。
ジュネが近付いてくるのを、ソフィーは避けられなかった。
ずっと欲しかった精液だ。ジュネの口の中にあるからと言って、価値が減じるわけがない。
「あ……、んっ……んっ、じゅるじゅる……、れろ……、んんっ……じゅる…………」
二人の唇が触れ合うのは必然だった。
ジュネはソフィーへ口移しで精液を与え、ソフィーは拒否することなく熱心に啜っている。
口内へ入ってきた精液を、喉を鳴らして飲み込み、もっと欲しいと言わんばかりに舌を伸ばしてジュネの口内を探りだした
▼
「ふう…………。はあ…………」
男は心地よい虚脱感から息を吐き、失ってしまった喪失感から溜息を吐いた。
「マイスター、ソフィー様は私がベッドへお運びします」
「ふにゃあ…………♡」
美しくも淫らな大淫魔の寵愛を一身に受け続ける男の精液である。まだまだ幼いソフィーには強かったらしい。ソフィーは幸せそうな顔で眠ってしまった。
今よりも小さかった頃、アルベドに口移しで与えられた時もすぐに眠ってしまっている。外身は大きくなっても、中身はその頃と余り変わりがないのかも知れない。
「まあ、余り無理をしないようにな」
「承知しております。ソフィー様の処女膜はマイスターに破っていただくべきでございますから」
「いやそういうわけじゃ…………、任せた。色々教えてやってくれ」
「かしこまりました」
夕食時はソフィーがジュネを運び、サキュバスの食事ではジュネがソフィーを抱き上げて隣にあるソフィーの部屋へと連れて行った。
「……………………寝るか」
二人の口はとても気持ちよかったが、二人から弄ばれた気がしてならない男だった。
ナイトガウンの腰紐をしっかりと締め直して立ち上がる。
ベッドはこの部屋にもあるが、あれはアルベド様がお食事のために備えたベッドである。つまりはセックス専用ベッド。寝るためのものではない。
自室で眠ろうとして、
「あの……、旦那様!」
「ん?」
頬を紅潮させたカルカから呼び止められた。
射精直後は女に冷淡になるのが世の男の常である。しかし、この男はそこのところがしっかりと様々な方面から調教済み。面倒に思っても女を冷たくあしらったりしないのだ。
とは言え、カルカに何やらをしたわけではない。胸に触れたが、あれはスキンスップの範囲内。
「あの! その……、さっきは……さっきの…………うぅ……」
「何だ?」
カルカは何か言いたいことがあるらしい。清楚な美貌を羞恥に染めるのはとてもそそられるはずだが、生憎たっぷり出した直後。早く言えと思うばかりである。
「先程の……、私にしていただいたことの続きを、して……、いただけないでしょうか?」
「続き?」
オウム返しに答えた男だが、続きが何を意味するかは察した。
察していながら疑問なのは、前回があったからだ。
「胸を触った続きか? カルカは尻を撫でられただけで泣いて逃げただろう。それなのに続きをして欲しいのか?」
「あれは違います! 旦那様に触られたのが嫌だったわけではありません!」
「……そうなのか?」
「そうなのです! あの時の私は覚悟が足りていませんでした!」
淫乱の気があると言われて逃げ出したくなり、一部始終をウレイリカとクーデリカに見られたと知って泣き出した。
触られるのが嫌だったわけではない。むしろ望むことであった。
「ふーむ……」
男は腕を組んで思案の構え。
射精直後で寝ようと思ったくらいなのだ。そんな気には中々なれない。
たとえ最後までしなくても、カルカはまだ処女なのだから最初からそこまでしなくても良いと思われる。
いずれカルカにも手を付けなければと思っていたので、手始めに軽くするのは悪くもない。
「そうだな」
「っ…………。はい……」
男が十分の一秒だけ見せた邪悪な笑みに、カルカは怯みつつも頷いた。
男は、カルカが特別なことを思い出したのだ。
身近な女性は多い。
ソリュシャンとルプスレギナはいつも傍にいる。ただし、あの二人は部下ではなく補佐のために派遣されている立場だ。ナザリックにてプレアデスの名を与えられた戦闘メイドの次女と三女。無茶ことをしていいわけがない。
ミラとジュネは直属の部下であるが、シャルティア様から派遣されたヴァンパイア・ブライド。いずれシャルティア様の元へ戻る可能性は皆無ではなく、それなりに大切に扱わなければならない。
ソフィーも一応部下だが、アルベド様のご息女だ。そして自分の娘でもある。ソフィーについては言うまでもないだろう。
しかし、カルカは違う。デミウルゴス様からプレゼントされた女だ。自分の所有物と言っていい。
カルカには、何をしてもいいのだ。それこそ泣こうが喚こうが好きにしていい権利がある。
「それならしてやろう。俺の部屋に行く。ついてこい」
「はい」
ついてこいと言いながら、ソファへ座るカルカへ手を差し出してやる。
カルカの腰を抱いたのは逃さないためであって、そんな心中を知らないカルカはうっとりと男の腕に体を預けた。
R18Gや暴力は絶対に出てこないことをお約束します
次に行って欲しいとこは
-
エ・ランテル(お屋敷組)
-
エ・ランテル(その他組)
-
帝都残留組
-
ナザリック勢(カルネ村含む)
-
まかせる