どうして文字数が膨れるのだろうと思いますが謎は解けません
カルカは妙齢の美女である。かつてはローブル聖王国の聖王でありカルカ・ベサーレスを名乗っていた。今ではただのカルカだ。
ただのカルカになろうとも、ローブルの至宝と謳われた美貌はいささかの陰りもない。それどころか以前より磨きがかかっている。お屋敷のメイドたちがカルカの美貌にほうと溜息を吐くのは珍しいことではなかった。
魔導国から無制限に提供されるドレスに装身具が身を飾り、一国の王であったカルカですら手にすることが叶わなかった美容品の数々が肌と髪を磨く。一番の理由は恋しい殿方が出来たからだ。
数々の美容魔法を編み出し半生を掛けて己の美貌を磨き続けてきたのはいつか出会う旦那様のため。
幸運を越えた僥倖は死んだ己を愛しい殿方に引き合わせてくれた。対外的とか飾りとか、余計な言葉がついているがその御方の妻となることが出来た。
しかし、やはり飾りである。妻と夫が為すべき男女の行為は一度として行われなかった。
もしもカルカがもっと年若で、恋は知っても色を知らない年ならば寂しさに枕を濡らすだけで済んでいた。
けれども、如何に箱入りであろうと齢を重ねれば体が訴えてくる。聖王としていつかは然るべき殿方との結婚を望まれていたので、必要とされる教育は受けてきた。その上、帝都のお屋敷に連れて来られたその日、ソリュシャンが旦那様にしていたこと見てしまったし、ルプスレギナ様がアルベド様のご命令でソリュシャンからされていたことを見てしまった。
殿方の体にはあのようなものがついていて、女の体はあのようなことで悦ぶように出来ていると知った。
自分で確かめたことも何度となくある。
メイドをお供にして一人でお屋敷の外に出ると誘惑されることは稀ではなかった。美しいカルカに下心から近寄ってくる男は多かったし、魔導国の要人と近しくなりたいと思う者も多かった。
カルカはいずれの誘惑も跳ね除けてきた。
絶対に有り得ない仮定として、誘惑に乗ってしまえば怒り心頭になったソリュシャンと満面の笑みを浮かべたルプスレギナが然るべき処置を施し筆舌に尽くしがたい過程を経て最後は大地に帰る事になる。
理性があり十分に聡いカルカはそんな愚かなことをしなかった。何よりも、愛しい旦那様以外の殿方とそのような事になるは想像も出来なかった。
とは言え、体を持て余しているのは事実。
アルベド様は旦那様へ「その女を孕ませては駄目よ」と仰ったが、そこはソリュシャンが庇ってくれるらしい。それに、そのような事をしたからといって必ず孕むわけではないことくらい知っている。
問題はそのような事が一度も起こってないことだ。
ソリュシャンが言うには、「お兄様は多情だけども受け身、女から迫らないといけない」らしい。
箱入りの処女で清楚清廉であることを望まれ続けてきたカルカにはハードルがとても高い。カルカの想像では、そのような事は殿方の方から万事為さってくれるものと思っていた。
しかし、今日。
ウレイリカとクーデリカの応援を受け、ソフィー様のお食事(?)に同席させていただき、ついに旦那様を誘うことが出来た。
一瞬だけ見せた凄みのある笑みに怯んだが、旦那様は了承してくださったのだ。
一応の知識として、一度果てた殿方は力を取り戻すのに時間が掛かるものらしいと知っている。もしかしたら今日は最後まで頂けないかも知れない。だとしても、次に繋がる一歩には違いない。
これから起こることを想像して、カルカの胸は高鳴っている。
腰を抱く旦那様の腕はとても逞しい。
旦那様も自分もナイトガウンを羽織って、連れ立って寝室に向かっている。客観的に見れば、その後どうなるかは確定したも同然。誰かに今の状況を見られるのはとても恥ずかしいが、それでも誰かに見て欲しいと思ってしまう。
旦那様が寝室の扉を開き、カルカは一度も入ったことがない部屋へ踏み入った。
魔法の灯りが仄かに照らす寝室はカルカの部屋より広く、ベッドも大きい。優に倍以上の大きさがある。これから自分はあのベッドに横たわるのだ。
そう思えば、為される事が具体的に脳裏を過ぎってくる。期待が高まって体が熱を持ち、夢の世界に来てしまったような浮遊感がある。
それが一瞬で現実に引きずり落とされたのは、部屋が明るくなったからだ。
ベッドの輪郭だけを浮かばせていた仄かな灯りは真昼のように強くなって、部屋の隅から隅までを照らし出した。隅はどうでもよい。問題なのはベッドの上。ベッドには先客がいた。
カルカの専従メイドであるクーデリカとウレイリカが、ベッドの上で健やかな寝息を立てていた。
「だ、旦那様……、ウレイとクーが……!」
「ああ、構って欲しそうだったから俺の部屋で寝かせたんだ」
動転しているカルカと違って、男は冷静に答えた。クーデリカとウレイリカが自室のベッドで寝ているのを承知した上でカルカを誘ったのだ。
以前、カルカが尻を触られて泣き出したのは、クーデリカとウレイリカに見られていたからだと察しがついていた。カルカは二人に見られるのが嫌なのだろう。人が嫌がることを率先してやるのだから、ソリュシャンが常々言っているように根は悪い男なのだ。ソフィーとジュネに弄ばれて溜まった鬱憤を、カルカを苛めることによって晴らしたかったのもある。
「私の部屋に――」
「おっと」
逃げようとするカルカの腕を取る。
引き寄せ、顎を掴んで目線を合わせた。
「ウレイと、クーが……。旦那様……。ここで…………?」
貞操観念が強ければ羞恥心も強いカルカだ。誰かに見られるのはとても抵抗がある。それも幼いクーデリカとウレイリカに。なんとしても避けたいと思っていた気持ちが、急速に霧散していく。
眼の前に愛しい殿方の美貌がある。赤と青の瞳は星々の海のようで、夢見た世界に溺れてしまう。
カルカの美貌が磨かれ続けているならば、この男も同じ。生まれついての美貌は覚醒した大淫魔の寵愛を得て、魔性を帯びている。エンリ大将軍の精神防壁を耐性無視防御貫通必中致命確定臨界攻撃にて一撃で貫いたこともある。
その上、追撃があった。
「いいか、よく聞け。お前は俺のものだ。頭の天辺から爪先まで、髪の毛一本に至るまで俺のものだ。お前に拒否する権利はない」
「………………はい」
権利を許さず単なる所有物扱いする乱暴な言葉を、カルカは夢うつつに頷いた。
こちらは男が元々持っていた性向に加えて、ソリュシャンが読ませ続けてきたロマンス小説の影響が大いにあった。
三桁に達するロマンス小説群にて、主人公であるヒロインの相手役は、ほとんどが強気で傲慢で大上段から女を翻弄する男ばかりだったのだ。
男性向けではなく女性向けの小説である。同じものをシクススも読んでいたので間違いない。すなわち、女性はそのような男を好むと察せられる。
アルベドからラキュースまで、組み敷かれる事を好む女は多いのであながち間違いとは言えないだろう。
聖王であった頃から素敵な旦那様を夢見てきたカルカの理想は、紳士的で優しくていつだって気遣いを忘れない素敵な殿方。グイグイ来る俺様系への耐性は皆無だった。
ここで我を通せるくらいなら聖王国は分断し続けることなく、あのヤルダバオトと交渉することすら出来たかも知れない。
そうはなってない以上、カルカに出来ることは何もない。
ナイトガウンが床に落ちて、カルカはベッドの上に突き飛ばされた。
▽
ベッドは広い上に、双子幼女は並んで端に寝ている。大人二人が暴れまわる空間は十分空いていた。
「いつもその格好で寝てるのか?」
「い、いえ……。この上にナイトウェアを着ます。これは肌着ですので……」
ガウンの下はシュミーズだった。シュミーズで寝る者もいるが基本的には肌着である。文字通りに肌の上に着る衣服。薄布の下にはカルカの素肌がある。
肩紐で吊るしているため肩はむき出しだが、透けることはなく体を締め付けない作りなので体のラインはわかりにくい。ただし、突き出た胸と尻の丸みはあらわになっている。
「さっきはこの上から触ったわけか」
「は、はい……」
ソフィーとジュネにフェラチオをされながら、カルカの胸をもてあそんでいた。
カルカの尻を触ったことはあっても胸は初めてだった。初対面時にアルベド様から脱げと命令されたカルカなので、裸を見たことはある。それなりにあると思っていた胸は、触ってみるとまた別の感慨があった。
「そこは、今度は直に触ってください、だ。やってみろ」
「ぅ…………、わかり、ました」
男を誘う言葉を吐いて、その通りにしなければならない。
暗かった部屋は明るくなって、全てを見られてしまう。とても恥ずかしいのに、散ってしまった期待が戻ってきた。
さきほど戯れで触られたのが、自分で触るのと全く違ったのだ。あれをもう一度と思うだけで体が熱くなってくる。
顔が熱くなっているのは羞恥だけではなかった。
「私の胸を、どうか直接触ってください……」
左腕で胸を抱き、右手で左の肩紐を外した。次にシュミーズがずり落ちないよう右腕で押さえ、左手で右の肩紐を外す。
男の顔を真っ直ぐに見るのは恥ずかしくて、けども目を逸らすことは許されない。さっきと同じように顎を掴まれる。
カルカは目に涙を溜め、自分の手でシュミーズを引き下ろした。
「へぇ……」
「うぅ…………。あの、いかが、でしょうか?」
胸を見られている。
初対面時のドタバタでアルベド様のご命令で裸を晒しているが、こんなに近くで見られるのは初めてだ。
磨き続けたのは肌や髪だけでなく胸の形を含むプロポーション全てなので、綺麗に整っている、はずだ。
肌は透き通るように白く傷一つない。年齢はそこそこ行ってしまって最早娘を名乗れる年ではないが、誰にも触らせたことのない乳首は黒ずむことなく入念な管理の甲斐あって透明感のあるピンク色だ。
「色も形もいい。いいおっぱいだ」
「あ…………、ありがとうございます……。あんっ……」
「肌触りもいい。張りより柔らかさがあるのも悪くない」
正面から、むにゅんと左の乳房を鷲掴みにされた。
男の手が自分の胸を掴んでいる、揉んでいる。異様な雰囲気に流されたさっきとは違う。自分だけが愛撫を受けている。
「こっちも触ってやらないとな」
「あっ!?」
望んだことなのだから、胸を触られるのは歓迎するところ。
予想外だったのは、はっきり言えば望まなかったのは、体の向きを変えられたこと。
ベッドの上で互いに向き合っていたのに、カルカは男へ背を向けさせられた。背中に男の胸板を感じる。彼もガウンを脱いだのか、それとも前を開いたのか。
後ろから回ってきた手が右の乳房も左の乳房も包んで好き勝手に形を変え始めた。
「あっ……そんな……、旦那様……。お許しを……」
「ダメだな」
「はぅっ……、あぁ……。あうぅっ!」
許されないとわかっていても許しを乞うてしまう。
体を見下ろせば、自分の乳房に男の指が張り付いて、指の隙間からピンクの突起が見えた。見る間に充血して色味が増し、むくむくと尖ってくる。
直に触れる手指は自分の体に溶け込むようだ。気持ち良いところを的確に触れているのか、気持ちの良い触り方なのか、この方だから気持ち良いのか。性的な快感が、触れてもいない乳首を立たせてくる。
前を見れば幼い双子。
二人はゆったりしたワンピースを着て並んで眠っている。襟にはリボンが付けられ、青がクーデリカ、赤がウレイリカ。メイドのお仕着せを着てる時は髪に色違いのリボンを結わえている。
カルカは、幼子の前で乳房を揉みしだかれ、喘いでいる。
そんな事は絶対にしてはいけないことだ。なのに、してしまっている。快感と多幸感で体を熱し、淫らな声を上げている。
禁忌を犯す罪悪感はカルカを悩ませ苦しませ、さらなる快感への呼び水となった。
「あんっ! そんな、つままれるとぉ……、あぁんっ……。声が、でてしまって……」
「俺に聞かせたくて喘いでるんだろう?」
「っ! ですが、乳首がぁ……」
充血した乳首は親指と中指に挟まれている。親指が引けば中指は進み、中指が引けば親指が進む。乳首を擦られ転がされ、しゃぶりながら触っていたソフィーとジュネより張り詰めている。
なめらかな肌が良ければ、柔らかな乳首が弾力を増していくのもとても良い。
柔らかなおっぱいと来ればソリュシャンだが、あれは大きくて手に余りすぎる。大きさはナーベラルが近いが、あちらは張りが勝る。処女なのに熟れた体をしているのは年齢によるものか。とは言っても、染みも皺も傷もない。匂い立つ女の甘い肉。
長い髪をまとめて前に流してくれているのが良かった。
肩に顎を乗せ、白い首筋を強く吸う。微かに唾液が濡らして、それ以上に残ったのは赤く鬱血した痕。自分のものなのだから、印をつけなければならないのだ。
「ああ、だんなさま…………」
カルカが潤んだ目で振り返る。目を閉じ、赤い唇を薄く開き、両手を男の手に重ねた。
温かい吐息が頬を撫で、唇で感じ、柔らかな唇同士が触れ合った。
「んっ……ちゅっ……、舌を……、あむっ、れろ……」
押し付け合う唇はゆるく潰れて形を変え、ぬめる舌は唾液を伴って絡み合う。
「初めての接吻でした。あっ、んっ……」
「初めてなのに舌を入れるのは知ってたのか?」
「ずっと……、旦那様とこうなることを、想像していました。あんっ……、接吻も、体を触っていただくのも……」
「他にはどんなことを?」
「それは……」
舌先が触れ合える距離で言葉を交わす。なまぬるい互いの吐息を互いに吸って、口を開く度に唇同士が掠めて、相手の瞳には自分の瞳しか映らない。
言葉の合間にどちらからともなく唇を重ねる。
カルカからも積極的に舌を入れた。強く吸って唾液を啜った。無味であるはずの唾液がとても甘い。自分の中に男を取り込んでいるようだ。
もっと言葉を交わしたい。想いを告げて、もっと先へ進んで欲しい。だけどもキスを止められない。
乳房を触られ揉まれるのは自分でした時とは段違いに感じるものがある。それよりも体の内側で、粘膜同士が触れ合うのは、カルカの想像の延長にはなかった。完全に未知の快感。とても安らいでとても幸せでとても気持ちよくて、叶うならばずっと続けていて欲しい。
「ひゃうぅっ! ……あぁ、乳首がピリピリしてしまって」
ずっと摘まれていたと思った乳首は、いつの間にか開放されていた。乳房だけを揉みしだかれ、張り詰めたところを指先で弾かれた。
キスを続けていたくても、快感に喘がずにはいられない。
「それで? 他には?」
「私の………………。あそこを……」
「そこを? 触られるのを想像してたのか?」
「……………………はぃ。あっ」
男の右手が乳房から離れて下がっていく。腹を撫でへそを通り過ぎ、脱げきれてないシュミーズの内側へ滑り落ちる。
カルカは、下腹に男の手のひらを感じた。
キスをしたいし、自分を見つめる男の顔を見ていたい。けども、手の行方を確かめずにはいられない。
「あっ……そこ……はぁ…………。はぁ……」
背中を男の胸に預けて腰を少し突き出した姿勢。
ぴったりとあわさっていた太ももは自分から開いた。はしたないとは思ったが、シュミーズで隠れているのが力になった。
そして脚の付け根の体の中心。尻を撫でられた時に触られた大切なところに、男の指が触れてきた。
「あ……、指が……優しくて……。わたしこんな事を想像してしまって、はしたないと思われないでください……」
「想像したのは俺の指だけなんだろう?」
「はい……。旦那様の指を想像して……、自分で……触れることも……」
「それなら許してやる」
「あ……ありがとう、ぞんじます……。んっ……」
左手ではカルカの乳房をたぷたぷして、右手でカルカの股間に触れている。
股を開いているので手を差し込む隙間が十分にあり、三本の指を揃えて下着の上から優しく撫で回す。
最早冬ではないので下着の生地は薄く、被覆面積も小さいようだ。そのおかげでカルカの感触が損なわれることなく指に伝わってくる。さらさらで肌触りのよい下着もまた良し。
カルカで一番したいことはこれだったのだ。
以前触った時は直に少しだけ。
少しだけでも、カルカの秘部が肉厚でぽってりしてるのはわかった。肉厚でも女の柔らかさはそのままだ。女の体で一番柔らかい部分に触り応えと揉み応えがある。
触っている内にしっとりとした熱気が指に絡みついてきた。胸を揉まれて唾を啜り合い、それなりに感じているようだ。
「ひゃん! ……い、いまのは? あぁんっ、またぁ……!」
中指だけで割れ目をなぞった。厚い肉に包まれた割れ目を掻き、敏感な部分に触れたらしい。
一度すれば位置を覚える。同じところを掻いてやれば、カルカは良い声で鳴いた。
「自分で触ったことがあるんだろう? 今触ったのは」
「うーん…………」
「っ!?」
カルカが全身を硬直させ、息を呑んだ。
男の方も何が起こったのかと手を止める。
「…………ウ、ウレイ?」
カルカの股間から目を上げれば、眠っていた幼女の片割れが寝返りを打ってこちらへ背を向けたところだった。
カルカの声が大きかったらしい。しばし耳を澄ますと寝息が聞こえるので、起きたわけではないようだ。
「あんな声を出して。クリトリスが良かったみたいだな?」
「仰らないで……! これ以上は、ウレイとクーが、あんっ……」
「俺が言ったことを忘れたのか? お前は俺のもので、拒否する権利はない」
「そんな……、んっ! あっ、むぅ……。んっふぅ……、」
双子を意識させるための体勢だが、意識されすぎて一々中断するのも面倒である。
男は開いた脚の間にカルカを横向きに座らせて、花びらのような唇を貪った。
左手は細い肩を抱いているのでおっぱいを触れなくなるのは残念だが、右手は動き続けている。
「んうっ!」
陰核を掻いた中指を伸ばし、押し付ける。
下着越しに割れ目が開き、中指全てが沈んでしまった。しっとりとした熱気がじっとりと蒸れ始め、湿り気とぬめり気が指に届く。
これだけ肉厚なのだから素股をさせればさぞ気持ちいいだろうと思われた。そんな事を考えたせいだろう。
ナイトガウンは前が開けて上半身があらわになっているだけだったが、密着しているカルカには男の変化がわかってしまった。
「あ…………、旦那様も……♡」
体が触れていればわかるだろうし、触れていなくても大きいのだからわかってしまう。
カルカがちらと視線を落とせば、男の股間がナイトガウンの厚い生地を盛り上げていた。
始めこそその気はなかったが、カルカの体が思ったより良かったのだ。自分で慰めていたと白状したカルカは、処女なのに開発が進んでいるらしく良い反応をしてくれる。
今日はソリュシャンとルプスレギナに絞られ、ついさっきはソフィーが初めてのお食事をしたばかり。しかし、エ・ランテルを離れる直後にルプスレギナから回復魔法を受けていた。ソフィーが初めてのお食事を迎えるということで、ルプスレギナなりの餞別だったのかも知れない。
その後はジュネの口に一度だけ。たっぷり出したが残弾多数。立ってしまった以上、出さなければ収まらない。
「カルカの魅力がこうさせるんだ」
「あぁ……、嬉しいです♡ あっ?」
カルカの手を取り、ガウンの腰紐に触れさせた。
それだけで言わんとする事は伝わった。細い指が結わえた紐を引っ張り解く。ちらちらとこちらの顔を覗いながら、ガウンを開いた。
無毛なのはまだ慣れない。
カルカはそんな事が気にならないようで、男の股間を凝視している。カルカに女を教え込む男の器官が、真っ直ぐに屹立している。
「触ってみろ。俺とするのを想像してたんならちんこを想像したこともあるんだろ?」
「ちん…………! そこまでは、まだ……。でも、してみます!」
汚れを知らない清い手が、男の欲望を優しく包んだ。
立っているところはさっき見たばかり。
触れるのは勿論初めて。まず熱さに驚いた。肌よりも明らかに温度が高い。
立っていない時は見るからに柔らかそうだったのに、今はとても硬くなっている。それなのに生々しい肉の感触を失わない。
「ああ……、こんな……大きくて……! 旦那様の…………」
「俺の?」
「お…………、おち……、こ…………です」
「何だって?」
「旦那様の、おちんこ、です。とても熱くて、とても硬くて」
「カルカのまんこは柔らかいな。肉厚でぷにぷにしてるのがいい。濡れ方も十分だ。愛液は少しさらさらしてるかな」
「そんな事仰らないで!」
真っ赤になって顔を伏せた。
顔は伏せても目は閉じず、薄く開いて男の股間を覗いている。距離が近くなり、股間の熱気が顔まで届く。
はぁと熱い息を吐き、先程見て覚えた手付きで上下に扱く。
頭の上から強く握れと声が降ってきて、言われた通りに力を入れた。力を入れた分だけ手のひらを押し返される。
「あ…………。はい……」
張り付いていた男の手が離れると、カルカは軽く尻を浮かせる。
尻の下からシュミーズが抜き取られ、ベッドの下へ放り投げられた。
小さなショーツはカルカの手で太ももまで下ろし、そこから先は男が指を引っ掛けてくれたので、左右の脚を交互に抜いた。
男は丸まったショーツを丁寧に開いてからカルカに手渡した。
「ちょっとこれを持ってみろ。親指と人差指を開いて穴に引っ掛けて」
「そんな! どうかご容赦を!」
「ダメだと言ったろう」
「うぅ…………」
言われた通りにせざるを得ない。カルカは泣く泣く広げたショーツを両手で持ち、内側を男へ向けた。
薄手の白いショーツだ。僅かでも濡れれば染みになるし、部屋の灯りを反射して光って見える。
太い筋状の染みが真ん中についている。生地が二重になって他より厚くなっている部分なのに、染みは裏から表へ届き、カルカの側からも濡れているのがよく見えた。
「ここから出てきたのが濡らしたんだ」
「ああっ!? そんな、いきなり……。いやぁ……、仰らないでぇ……」
ショーツの一番濡れている部分が包んでいたところに、男の指が潜り込んだ。
薄布を挟まず、今度は直に。
女の一番柔らかな肉は熱くぬめって、ふっくらした陰唇が伸ばした指を全て包んでしまった。
「そうして見せつけてくれるのもいいが、忘れないでくれよ?」
「は、はい」
カルカはショーツを丸めて枕の下に押し込んだ。
パンツを広げて秘部を覆うクロッチを見せつけるのを、異界の用語で「パンツであやとり」と言う。シャルティアが度々披露して啓蒙したのだ。
シャルティアは誇らしげにしたものだが、カルカのように恥じらいと戦いつつしてくれるのも良い。
「あっ、あっ、ゆびがぁ♡ あぁ、だんなさまのも……♡」
潜った指が往復する毎にカルカの声が蕩けていく。
カルカの手も働いて、両手で逸物を握っている。
横を向いていたのがいつしか向き合って、口付けを交わしながら互いの性器を愛撫する。
「あぁっ! ゆび、ゆびが、……わたしの中に…………」
厚い肉に隠れていようと、奥には女の穴が開いている。
割れ目に潜った中指が第二関節で折り曲がり、指先を窮屈な穴に忍ばせた。
「カルカはちゃんと処女だな。俺の指が処女膜に触ってるのがわかるか?」
「わっ、わかりませんっ。入ってるのは、わかります。はぁ…………、中に、きてます」
「指だけだと膜は破れないんだ。処女のカルカに入るくらいだからな」
指を包む肉は舌よりもなめらかで柔らかい。
期待に潤んでいるのはカルカの顔も。
清楚な美貌を淫靡に染めて、ひたと男の顔を見つめている。
「破くには……旦那様の?」
「そうだ」
「きゃうぅぅう♡」
中指が膣壁を擦り、外からは皮を剥かれたクリトリスが擦られた。
悲鳴じみた嬌声を上げ、カルカの背が弓なりに反る。
男の手はカルカを支えず、カルカはそのままベッドに倒れ込んだ。すぐ隣でウレイリカが眠っているというのに。
「あ……あ……♡ 私の、処女膜を…………破っていただけるのですね?」
男は答えず、カルカの脚を押し広げた。
「ふーむ……」
男は意外な真理の端緒に触れた哲学者のように唸った。
たっぷりほぐして指まで入れたのにカルカの割れ目は閉じたまま。処女なのでおかしいことではないが、やはり肉厚だからと思われる。
ふっくらした陰唇を指で撫でる。ふにふにと柔らかく、つるりとしている。脱毛が完璧なのだ。
「ここの毛はどうしたんだ? 生えないのか? それとも剃ったのか?」
「以前は少し……生えておりましたが、適切に処理をいたしました」
「どうやって?」
剃り跡も毛根も見えない無毛の割れ目だ。恥丘から下腹へかけては小さな三角形が飾っている。髪と同じ金色の陰毛は短く、丁寧に手を入れている。
エンリもレイナースもラキュースも、馴染みとなった娼婦たちも、淫裂の周囲に生えていない者は一人もいなかった。処理したとしても、剃り跡や毛根まではなくせるものではない。
ラナーは例外で元々薄い質だった。産毛が立派な陰毛になるまで見届けてきたが、割れ目や尻には一本も生えなかった。脇に生えてきたのを指摘したら食事を抜かれたのは苦い記憶だ。脇で見たのはそれきりだった。
「それは……」
股を開きながら、カルカは語った。
不要な部分に生えてきたのは一本一本抜いて、開いた毛穴を冷やして閉じてから治癒魔法を掛けたのとこと。抜く際に毛根が僅かに傷つき、治癒魔法を掛けると傷が癒えると同時に毛根が消えるのだとか。
「今のようになるまで三年は掛かりました」
「……………………すごいな」
凄いとしか言えなかった。
もしも簡単に処理できるならラキュースに施そうと思っていたが、そんなに時間を掛けていられない。ナザリックを訪問して、アルベド様が陰毛を処理した時に用いた脱毛剤を入手するしかないだろう。
「……旦那様にお見せしてもおかしくないよう整えておりました」
出会ってまだ数ヶ月だが、処理をしたのは云年は前。けども、いつか出会える素敵な旦那様のために頑張っていたので嘘ではない。
「俺のためにしてきたなら好きにさせてもらおうか」
「そんなところを開かれるとぉ……!」
柔らかな割れ目に親指を添え、男は左右へ広げる。
隠れていても、内側にはカルカの女があった。美肌を最重要に位置づけているカルカの肌は白く、生々しい肉色との対比が鮮烈だ。
ユリとは真逆でクリトリスを勃起させても埋もれたままだが、開いてやればちゃんと顔を出す。小さな肉の豆は半分以上が包皮に覆われている。勃起させてこれなのだから、小さな時は完全に皮の中だろう。ぽってりして内側を包み隠す陰唇といい剥けきらない肉芽の包皮といい、慎ましいカルカらしい。
じっくり鑑賞した後は味をみなければならない。
「あぁっ!? そんな、口でだなんて! ふあぁぁっっ♡ くぅ…………。ふぅっ!」
隣にウレイリカが寝ているのを思い出したのか、単にはしたないと思ったのか、カルカは両手で口を塞ぐ。にも関わらず襲いかかる快楽に屈服し、声を抑えきれないでいた。
ずっと隠れていた肉芽はとても刺激に弱いらしい。指で弾かれただけでも鳴いた。今度は男の舌が乗っている。
舌先でつつき、れろりと舐める。舌と唇を使って包皮を剥いて吸い付いた。
顔を挟む太ももが汗ばんでくる。背が反って尻が跳ねる。顔をつけているので整えた陰毛が鼻先をくすぐって、蒸れた女の匂いが届く。ソフィーが酔ったのはこの匂いと同種のものか。
「んっ! んんっ! くぅぅうぅ…………! はぁ……はぁ……、ああんっ!」
抑えめにして、カルカが口から手を離した瞬間にもう一度。声を抑えられず、甘い悲鳴が響き渡った。
「あっ、あっ、じゅるじゅるなさらないでぇ! そんなおつゆを飲まれてはぁ♡」
声の高さに比例して愛液の量も増えてくる。
内側を舐めあげじゅるりと啜れば、カルカは口で拒否しながらも抗わない。
「手が空いてるなら自分で広げるんだ」
「は、はぃ……」
舐めてやるには広げないといけないカルカだが、それはカルカ自身にさせれば済むことである。
美顔を淫靡な悦びに染め、自分の手で秘部を広げて内側を男にさらけ出す。
愛欲に飢えた女そのものなのに、それでも清楚な雰囲気は失われない。磨き続けた美貌と守り続けた処女が今のカルカを作っている。
「ああっ、そんな、いやぁ……、ああん♡ こんな、こんなことってぇ……♡」
顔はカルカの股間に埋めて、両手は乳房を鷲掴みする。クンニリングス中の乳揉みは王道なのだ。
カルカは何度も痙攣したように背筋を反らせ、爪先までピンと伸ばしてはきゅっと折り曲げる。
乳首は痛々しいほどに尖っている。
溢れさせた愛液は男が啜りきれず、シーツに吸わせて染みを作った。
何度も達して視界さえおぼろげになっているのに、割れ目を広げる指は一度も離れなかった。
「あぁ……はぁ……はぁ……。だんな、さま?」
澄んだ嬌声は喘鳴になって、熱く乱れた息を吐き続ける。
カルカが体を見下ろすと、男が体を起こすところだった。
「あうっ……」
太ももを抱えられ、引き寄せられる。
男は膝立ちになっているので、股間がよく見えた。カルカが手指で愛撫した逸物が反り返っている。
これからあれが入ってくるのだと思うと、言葉にしきれない想いで胸が詰まった。
(ああ……、旦那様が私を抱いてくださるのね。旦那様が、やっと私を。今まで大変なことも…………苦しいことも、あったけど。私は旦那様にお会いすることが出来た。旦那様に処女を捧げる事が出来る。…………あんなに努力してきたのにどうして私にはと思っていたわ。でも全ては旦那様にお会いするためだったのよ。…………皆、ごめんなさい。そしてありがとう。私は、ただのカルカは、幸せになります♡)
「行くぞ?」
カルカは声が出せない。代わりに何度も頷いた。
入ってもらうために入り口を自分の指で開いた。男を歓迎する準備はとっくに整っている。
男が位置を合わせて先端を割れ目に潜らせると、カルカは予感に息を呑んだ。男の顔と股間とを視線が彷徨い、男の顔で止まった。
入ってくればきっと鳴いてしまう。その前兆か、今だけは静寂が支配していた。
一時間は鳴き続けたカルカが黙ったせいで、あってはならない音が聞こえるようになった。
▼
「ぐす、…………ひっく……。うぅ…………」
発生源はすぐ隣。
二人の男女が顔を向ければ、こちらに背を向けた幼子が震えながらすすり泣いていた。
「……ウレイ?」
「……………………」
カルカが恐る恐る声を掛けても返事はない。
ウレイリカは小さな体をぎゅっと丸めて声を殺した。
「ウレイ、クー。起きてるなら返事をしろ」
腫れ物に触るようだったカルカの声に対し、男の声は意思がこもっている。
双子幼女は大きく体を震わせてから、ぐすぐすとべそをかきながら体を起こした。二人の顔は涙に濡れて、泣き腫らした目は赤くなっている。長い間泣き続けていたらしい。
「二人共どうして泣いてるんだ?」
あれだけカルカが喘いでいたのだ。幼子とは言え、目は覚めるだろう。
双子が起きるのは男の想定内だったが、泣き出すのは想定外。双子に何かしたわけでなし、そもそも双子を泣かせたことは一度もない。
「ごしゅじんさまぁ」
「カルカさまを、いじめないでください」
「「おねがいします!!」」
双子の訴えに、カルカは体を隠すのも忘れて男の顔を見た。男も思わずカルカを見た。片やいじめられたとは思ってないし、片やいじめたと言えなくもないが痛めつけたわけでもなく同意の上だ。
と、大人二人は思っているが幼子にわかるわけがなかった。
性の何たるかを全く知らない幼い双子だ。
カルカの声は快感からの嬌声だったが、肉体の悦びに声を上げることを知らなければ悲鳴にしか聞こえない。
どうして悲鳴を上げるのか。虐められて苦しくて悲鳴を上げるのだ。許してと何度も言っていたのに許されずに虐められる。
大好きなご主人さまが大好きなカルカ様を痛くして泣かせている。しかし、ご主人さまがしている事を止められるわけがない。
幼い双子に堪えられる事ではなく、声を殺して泣くことしか出来なかった。
「私はいじめられていたわけではなくて……」
「でもカルカさま泣いてました」
「大きな声でずっと」
「ああ…………それは……ですね………………」
日中それなりにお仕事をいっぱい頑張って疲れ果て熟睡していた幼子が目を覚ますほどの嬌声だった。
言い淀むカルカは顔を真っ赤にして、説明しようにも出来ないでいる。まさかこんな小さな子供に男女の性について教えられるわけがない。
しかし、カルカには出来なくてもこの男は違った。
「クー、傍においで」
「………………はい」
これからという時に中断されたのに、男の声は優しかった。
カルカから離れてベッドの上に座り直し、近付いてきたクーデリカを膝に乗せる。
「俺はカルカをいじめてたわけじゃないんだ」
「でもカルカさまは……」
「大きな声で泣いてたって言うんだろ? あれは痛かったわけじゃない」
「……そうなんですか?」
「ああ」
クーデリカの背を支えて頭を撫でる。涙の跡は残っていても、顔からは深刻な様子が薄れてきた。涙を親指で拭ってやればくすぐったそうに笑みを見せた。
「ひゃん!!」
笑ったと思ったクーデリカが大きな声を上げた。
男の目は笑っている。
「どうしたんだ? 痛くはなかったろう?」
「でもくすぐったかったです!」
男がしたのは大した事ではない。頭を撫でられ気が緩んできたクーデリカの隙をついて、脇腹を撫でただけである。
不意に脇腹を触られるのはとてもくすぐったいのだ。
「カルカもそれと一緒だよ。カルカは痛かったわけじゃないんだ」
「くすぐったかったんですか?」
「まあ、そんなものだな。カルカはくすぐったがりで触ると大きな声が出るんだ。俺から触られる時だけくすぐったくて気持ちよくなるんだよ」
「わたしもくすぐったかったけどきもちよかったです!」
「また今度な」
気持ちよかったと聞いて、ウレイリカが羨ましそうに唇を尖らせた。
「そういうわけだから二人共心配しなくていい。これからカルカと続けるから、少し向こうに行ってるように」
「「はい!」」
元気のよいお返事は大変結構だが、カルカは大ピンチだった。
双子はベッドの隅に座ってこちらを見ている。
すっかり目が覚めてしまったらしく、寝てくれる気配がない。
双子が寝ているのにあんな声を出してしまった自分が悪いと言えば悪いのだが、双子がいるのにここを選んだのは旦那様だ。
その旦那様は、双子が見ているのに続けると言う。
「カルカ、来い」
「ああああああのあの! 二人が見て…………! どうか、それだけは!」
たとえ経験があってもカルカには受け入れられないだろう。その上記念すべき輝ける初体験。出来ることではないし、幼子に見せて良いことでもない。
「こうさせたのはお前だろう?」
「ああ、そんなぁ…………」
流石に幼女を膝に乗せていた時は萎えていたが、カルカを抱き寄せ女体の柔らかさを感じれば立ち上がってくる。
カルカはそれを握らされ、自分の意志では手が離せなくなった。
「でもまぁ、始めたら二人が眠れなくなる、か」
「はい! きっと私は声を出してしまって二人が眠るどころではないと思います!」
自分の淫らさを主張するようだが、カルカには乗るしかない。
しかし、立たせたものは治める必要がある。萎えさせるのは論外で、出さなければならない。
部屋を移るのも論外。それを選ぶくらいだったら最初から違う部屋を使っている。双子幼女の傍でカルカの痴態を暴くのが目的なのだ。
挿入するとうるさくなるだろうから、それ以外。
「それなら口でしてもらおうか。さっきソフィーとジュネがしてたのを見てただろう?」
「ぅ………………」
双子の前で交わるのと、男性器を口で愛撫するのとどちらがよいか。どっちもどっちだが、どちらかを選ばなければならない。
カルカは握っているものに目を落とし、小さく頷いた。
▽
「さっきは俺がたっぷり舐めたからな。今度はカルカの番だ」
「……………………はぃ」
(なめたってどこなのかな?)
(カルカ様がなめるところを見ればきっとわかるよ)
双子の囁きはカルカの耳にも届く。
双子の睡眠に気を遣って挿入がなくなったのに、双子は寝る素振りもなく目を輝かせてこちらを見ている。
双子の目の前で、口を使うのだ。
カルカは初心者なので、男はベッドに寝転がず立ち上がっている。横になった状態だと顔を下に向ける必要があり、髪が流れて邪魔になる。カルカへの気遣いであるが、双子からもよく見える。
(ご主人さまのおふろの時と形がちがう?)
(あらった時は下がってたのに上がってる)
(カルカ様はあれをなめるの?)
(お顔を近くにしてるからたぶんそうだよ)
風呂に入った際、双子が熱心にこちらの体を洗いたがるので好きにさせていた。
背中を洗い始めたウレイリカに対抗してクーデリカは腹から胸。両腕は一本ずつ担当して足も同じく一本ずつ。となれば足の付根も洗うのは自然な流れだった。
「それでは、始めさせて、いただきます」
「ああ」
カルカは膝立ちとなって逸物を扱いていた。
宣言してから腰を落として顔を近付け、反り返っている逸物を自分の方へ向ける。
男性器を口に含むなんて想像も出来なかったが、しているところを目にしている。信じられないことであったが、実際に行われることなのだ。自分は単に知らなかっただけ。これからすることはおかしいことでも何でもない。極々当たり前に行われることだ。
そう自分に言い聞かせ、膨らんだ肉塊に口を付けた。
(やっぱりおちんちんなめるんだ!)
(カルカさまお顔が真っ赤。うれしいのかな?)
カルカは、男性器が排泄するところであることも知っている。とは言え、自分の体に導こうと思っていたくらいなのだから汚いと思うわけがない。
しかし、男性器を愛撫することが性的なことであることはよくよく知っている。恥ずかしいけれど素晴らしい快感を伴う淫らな秘め事。
秘すべき事なのに、幼子の前でしてしまっている。してはいけないことをしている罪悪感より、見られる羞恥心の方が遥かに大きい。
「手も口も止まってるぞ」
「は、はい。もうしわけ、ありません。…………あむっ、んっふぅ……。れろ……」
亀頭だけを口に含み、恐る恐る舌を使う。
どうすれば悦んでもらえるかわからず、子猫のようにペロペロ舐めた。
手はジュネを参考にした。両手で竿を握って熱心に扱く。手の動きで絞られたかのように、舌へ味とも言えない味を感じた。汗のような塩気はなく、唾液より粘り気が強い。小水でないのは確か。
(おちんちんをあんなにペロペロしてる……)
(おいしいのかな? わたしがあらったからきれいだけど……)
純粋な囁きを聞きながら口淫をするのは、カルカには不可能だった。しかし、しなければならない。どちらかを切り捨てるなら前者以外にあり得ない。
双子の声を聞かないようにするには、行為に夢中になるしかなかった。
(うーん…………)
カルカが熱心にしゃぶってくれるのを見下ろし、男は迷っていた。
初めてのフェラチオだから拙いのは仕方ない。舌は漫然と舐めてるだけだし、吸い付き方も今ひとつ。手で扱いているのは良いが、力の入れ方や触れる場所がずれて快感はそれほどでもない。
しかし、はらはらと涙を流しながらされるのはとても興奮する。手付きは拙くても扱かれ続ければいずれは達する。
だけれども、双子幼女に見せるには些か情操教育に悪いと思われた。
口淫を見せてる時点で今更だろうが、そこまでならこの男の中では問題なしなのだ。
色々わかってない双子幼女にカルカが泣いているところを見せてしまうと、これは悲しくて辛い行為と思われる危険性がある。幼女の未来にとってとても良くない。
カルカにさせるのが良くないのかも知れない。かといって、カルカの頭を押さえてこちらが腰を振るのは、初心者には厳しいと思われる。
こちらが動いて挿入を伴わず、カルカの負担が軽い行為。
全てに当てはまるものがあった。
「ウレイ、机の上の瓶を取ってきてくれ。蓋がついて半分残ってるやつだ」
「はい!」
ウレイリカが元気よくお返事をしてうんしょとベッドから降りると机に向かって駆け出した。幼女はご主人さまに命令されるのが大好きなのだ。
「もってきました!」
「あ、あの……旦那様……。何か、いけなかったでしょうか?」
小瓶を受け取って、しゃぶっていたカルカの頭を軽く押す。
中断されたカルカは、不手際があったのかと不安に目を揺らした。
「そういうわけじゃない。カルカはそこに横になってくれ。入れるわけじゃないから安心しろ」
「はい……」
カルカがベッドに横たわり、男は小瓶の蓋を開けようとして、クーデリカの視線に気付いた。
ウレイリカはご主人さまに命令されてお役に立てたのに、クーデリカは見てただけ。ご主人さまに命令されたいのはクーデリカも同じなのだ。
ウレイリカにとってのクーデリカは、クーデリカにとってのウレイリカも、最大の理解者にして二人で一人の片割れ同士であり、互いが互いの唯一無二の存在でありながら、最大の好敵手でもある。
ウレイリカだけが役に立って、クーデリカだけ見てるだけなのは、幼い自尊心を大いに傷つける。
「クーはこれを俺に塗ってくれ。よく伸びるからほんの少しだけでいい」
「はい! ご主人さまのおちんちんにぬればいいんですね?」
「そうだ」
「だ、だんなさま…………」
クーデリカは喜々として小瓶を受け取り、中身を少しだけ指先につけて両手で伸ばすと、躊躇なく男の逸物を握った。
幼子の小さな手が勃起した逸物を握っている。
幼子には行為の意味がわかってない。嬉しそうな顔で逸物を扱いている。カルカは目眩がした。
「さて……」
男がカルカの体を跨ぐ。膝をついて腰を下ろし、カルカの腹の上に座るような姿勢だが体重は掛けてない。
「あ、あの……あんっ♡ あ……、なに、を?」
カルカの上に乗った男は、ゆるく潰れた乳房を一揉みしてから左右から寄せて深い谷間を作った。
「十分だな」
谷間の深さを確認した男は体を前に倒し、乳房の間に逸物を乗せる。そしてもう一度左右から乳房を寄せ、谷間に逸物を挟ませた。
「カルカはこのまま胸を押さえて俺のちんこを挟んでるんだ。俺が動くから手を離すんじゃないぞ?」
「は……、はい」
「こうやってちんこを胸で挟んでこするのをパイずりと言う。またさせるから覚えておくように」
「わ、わかりました」
なめらかなカルカの肌に柔らかな乳房は挟むのに十分な大きさ。最強のローションによって滑りはよく、自分のペースで動かせる。カルカの顔を見ながら出来るのもよい。
二度三度試しに腰を動かしてから、男は本格的に動き出した。
カルカの深い谷間に包まれて、男の逸物がぬりゅぬりゅと往復する。
「あっ……ああ…………。わたしのおっぱいに……、ちゅっ……」
順番なので今度はウレイリカに命じてカルカの頭に枕を差し込んだ。顔が上向けば、近付いてきた逸物と口の距離が近くなる。何度か唇すれすれまで突き入れると、カルカは唇を突き出すようになった。
なお、枕の下に丸まったパンツを見つけたウレイリカは不思議そうな顔をした。どうして湿ってるんだろう?
女が動くパイずりと違って、自分で動くのは面倒でも好きなペースを維持できる。
女の胸で自慰をしているようにも感じた。
「ほら、ちゃんと押さえろ」
「はっ、はいっ! あぁ……旦那様のおちんこが熱くて……、おっぱいが火傷しないのが不思議なくらいです」
「そんなに熱いか? 今日はしないがカルカのまんこに入れて大丈夫かな?」
「それは! …………だいじょうぶ、です」
「そんな事をウレイとクーに聞かせて良いのか?」
「あっ!」
男は腰を使いながら、にやにやと悪そうな顔をして言葉で嬲る。
カルカは口にしてしまったことに焦るが、幸いなことに双子は言葉の意味がわからなかった様子。まんこってどこだろう、と言っている。
「まんこじゃなくて、おまんこって言うように。後でカルカに教えてもらえ。カルカだけから教わるんだぞ?」
「「はい!」」
「うぅ……だんなさまぁ……。あっ? あむぅっ!! んーんーー!」
素直な双子と違って反論しそうだったカルカの口に、逸物をねじ込んだ。
苦しくないよう三分の一ほど咥えさせ、カルカが舌を使い始めたら胸に戻る。
フェラチオの時は緊張からか口内が乾き気味だったが、パイずりでは胸を押さえるだけだから余裕があるらしい。舐めさせると、亀頭と舌で糸を引くようになった。
「はあ……はあ……。ああ、旦那様に、こんな事をしていただけるなんて……。光栄です……♡」
胸で挟んでいるだけなのに、カルカは息を荒らげて恍惚と目を潤ませている。
乳房に挟む逸物が熱い。
激しく往復しているので顔に近付いてくるのはすごい迫力だ。男の雄々しさと荒々しさに飲まれてしまう。
使われているのは乳房で性交とは言えないが、女として扱われる実感に歓びがこみ上げる。
こちらを見下ろす男の顔は美しく、真剣で、いやらしく、自分だけを見ていてくれる。
挟んでいる胸が熱ければ、たっぷりと嬲られた女の部分も熱く潤っている。
(あっ! カルカさまのおまたがぬれてる?)
(カルカさまはおもらししないよ?)
濡らしていることを双子に見られても気にならない。
口淫の時になりたかった夢中の状態になれている。
するよりもされるのが良いのだろうか。自分には被虐の性質があるのかも知れないと少しだけ思った。
「そろそろ出すぞ」
「はい!」
包む逸物が一層熱くなって脈打っている。
その瞬間は男の顔と胸の間とどちらを見れば良いのだろう。
どちらも見ていたかったが、男に頭を掴まれ上より下を向かされる。
充血して膨らんだ亀頭が目前に迫り、先端の割れた尿道口から透明な汁が滲んでいるのが見えた。
「あっ♡」
透明な汁を押し退けて、白い液体が吐き出される瞬間を見た。
乳房の間で小さく震えながら、どぴゅどぴゅと飛ばしている。あんなにも狭い尿道口からこんなにも勢いよく大量に出てくるのは奇跡のように感じた。
「あ…………はぃ。ちゅっ……ちゅるる……、れろ…………んっ……」
乳房から離れた逸物が近付いてきて、カルカは極自然に口に含んだ。
舐めるより吸えと言われ、尿道に残っている汁も吸い取る。
吸っている間に、頬に飛んだ粘塊が重みで流れ、落ちる前に指ですくって口に運んだ。
「その白いのなんですか?」
「白いからおしっこじゃないですよね?」
「おいしいんですか?」
「なめても平気ですか?」
「美味しいと言う方もいる。俺は舐めないけどな」
お掃除中のカルカに代わって男が答えた。
双子はお掃除しているカルカを羨ましそうに見たが。カルカは努めて気付かない振りをした。
▼
「色々終わったから、今度こそ二人はちゃんと寝るんだ。寝坊したら勉強時間を増やすからな」
「「わかりました!」」
双子は寝る前なのに元気いっぱいである。
興奮して目が冴えてしまったのかも知れない。それでもスイッチを切ったように眠ってしまったのは幼子には遅い時間だからだろう。
「俺たちは寝る前に軽く湯を浴びるか。カルカも来い」
「はい、旦那様♡」
最後までしたわけではないのだが、カルカの気分は旦那様と奥様である。
「カルカの胸は良かった。やっぱりパイずりは素晴らしい」
「お喜びいただけたのでしたら光栄です」
「今度は俺がしてやろう。さっきは口を使ったから、今度は指でしてやる」
「えっ? あっ…………、あああああああああああああぁぁぁああーーーーーーーーー♡」
アルベドに初めての敗北を与えた指である。
カルカは生まれてから今日までに達した回数と同じだけ達した。深さは過去最大の数百倍から無限倍。
極地に至り、カルカは女に生まれた意味を悟った。
翌日、首筋に付けられたキスマークをメイドたちに見られ、とても温かく且つ羨望の混じった目を向けられることになる。恥ずかしかったが、隠すことも消すことも許されなかった。
終始涙目だったカルカは、男の嗜虐心を大いに満足させた。
本年(22年)に投稿したのは132話〜190話(本話)の59話
平均字数を9k字として約530k字
総文字数は1.6m字超でとても長い
こんなに字数が嵩んで一話から読み始める人がいるのだろうかと思わなくもないです
上には上がいると知ってますがやはり長い
本年最後の投稿、皆さん良いお年を
次に行って欲しいとこは
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エ・ランテル(お屋敷組)
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エ・ランテル(その他組)
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帝都残留組
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ナザリック勢(カルネ村含む)
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まかせる