※この作品はR-18です。

アルベドのお食事   作:dolph

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三回書き直しました_(:3」∠)_
質がどうかは知りません


誤算! ▽エンリ♯2

 芳しい女の体が腕の中にある。劣情の滾りに任せて奪いたくなるのをぐっと我慢する。

 ソリュシャンならまだしも、エンリ大将軍なのだ。自分だけが満足するのはいけない。悦んでもらう必要がある。

 それに、初心な処女から人妻になったエンリがどう変わったか楽しみたくもあった。

 

 体を寄せて愛撫を交わし、淫らなダンスのようにテーブルを一周する。

 男は上着を脱いで椅子に座った。エンリは立ったままだ。

 

「見せてくれるかな?」

「はい……」

 

 のぼせた顔で頷いたエンリは、シュミーズのボタンを外し始めた。

 

 夜着に身を包むエンリを一目した時からそうではないかと思っていた。寝る時にだけ着るシュミーズは生地が薄いのだ。なのにストール等を羽織らず、エンリの胸の膨らみには乳首の突起が浮いていなかった。それだけならネムちゃんのようにインナーとして何かしらを着けている可能性もあったが、尻を撫でて確信した。

 エンリの尻は張りに加えてまろみがあった。夫婦の生活を送り続けた成果だろう。意図せず猛ってしまった現状では、処女を相手にする細かな気遣いが不要となって大変ありがたい。

 が、気付いたのは全く別のこと。尻を包む薄布がとても滑らかな手触りだったのだ。

 

「この前アインズ様のところで頂いて、いつも着けてるわけじゃないんですけど今日は特別に……、って言うわけじゃないんですけど!」

「わかってるよ。エンリさんがそれを着たのは偶々。でも、その偶々を見ることが出来たんだ。とても運命的だね」

「運命……」

 

 シュミーズを脱いだエンリは、前回は頑なに見せたがらなかった下着姿になっている。

 健康的でいてそこそこのボリュームがある乳房はハーフカップのブラジャーに包まれ、乳肉を寄せて上げて深い谷間を作っている。

 人妻になって丸みが出てきた腰回りから太ももに挟まれた三角地帯は、ブラジャーと同じ純白の薄布が隠す。ラキュースと違って毛ははみ出てない。

 どちらの下着も花柄の刺繍が施され、縁をレースが飾っている。カルネ村で手に入る下着ではない。帝国貴族の婦女子どころか、後宮の女たちでも手に入れられないだろう。間違いなくナザリック製の下着である。

 

 エンリたちがナザリックに招かれた折、ナザリック最後の良心が手土産にとプレゼントしたのだ。

 服や装飾品だとカルネ村では悪目立ちする。しかし、下着ならその用途から人目に付かない。裸身を飾るだけでなく、着けた時の快適性や体のラインを綺麗にする効果も見込める。

 こっそりプレゼントされた下着を、エンリは時々こっそり着けることがあった。今日着けているのは本当に偶々だ。

 自分に女の悦びを教えてくれた人と再会して、微塵も期待していなかったとは言えない。しかし、夫がいるのだから可能性はゼロに等しかった。

 だけれども、再会は高揚をもたらした。何事もなければ夫とベッドに入っていたのだから、見せようと思っていたのは当然夫だ。なのに見せているのは夫とは違う男。

 

「とてもよく似合ってるよ。とても綺麗だ。ンフィー君は毎晩こんなに綺麗なエンリさんを見れるんだね」

「……ンフィーにはまだ見せたことないんです」

「それなら私が初めてか。嬉しいよ。ますます運命的だね」

「運命……」

 

 もらったばかりと言うわけでもないが、とても高品質でエンリからすれば下手なドレスより高価に見える下着はおいそれと着けることが出来ない。気分転換にちょこっと着けることはあっても、夫婦の時間に着けてしまうと汚れてしまうかも知れないのだ。

 

 多少汚れたとしても、そこはナザリック製の下着である。泥汚れだって簡単に落ちる。とても丈夫で耐久性も抜群。魔法が掛かっているのでサイズを自動調整してくれる。そんな素晴らしい下着を上下5セットも頂いていてしまった。

 エンリが一生使い続けられる宝物だ。むしろ代々受け継ぐべき家宝である。

 

 シュミーズを着ていた時はわからなかったが、下着姿になれば体のラインがよくわかる。

 尻がそうだったように、全体的に丸みを帯びてきた。けして太ってるわけではない。腰は細く括れている。腰は細いけども、腰回りは豊かになって、胸も記憶より大きい。

 夫婦の生活がエンリの体を変えてきたのだ。

 

「近くに」

「はい……」

 

 下着姿を鑑賞されてる間、赤い顔で所在なげにブラジャーの肩紐を弄んでいたエンリは、素直に男へ近付いた。

 一歩二歩と近付いて爪先同士が触れる。

 

「エンリさん、私の可愛い人、今夜のあなたは私のものだ」

「あっ…………、はい。今夜の私はあなたのものです♡」

 

 男が身を乗り出して抱きついてくるのを、エンリは満ち足りた顔で受け止めた。今夜一晩だけであろうとも、心を砕いて尽くさなければならない。

 運命との言葉に酔ってしまったのもあるし、疑心を膨らませて薬を飲ませてしまったのは自分なのだから責任を持って癒やしてあげなければならないと強く思っている。

 運命と使命感が合わさって、エンリは無敵になった。

 

 

 

 

 

 

 椅子に座ったままなので、顔がエンリの乳房に埋まる。すぅと息を吸い込めば女の匂いが胸に満ちた。

 日中は暑く感じることが増えても夜半はまだ涼しい季節。屋内とは言え肌寒いと思われたが、エンリの肌は火照って胸の谷間は薄く汗ばんでいる。

 ますます滾ってくるが、エンリの準備はこれからだ。すべらかな背中を這っていた手が上に下にと滑っていき、左手がブラジャーのホックを外した。

 

「あっ」

「外して」

「…………はい」

 

 エンリはしばらく四苦八苦したブラジャーのホック外しを片手でされて、手慣れていると思ったけれど口にはしない。

 乳房を包んでいるカップが落ちないよう片手で支え、左右の肩紐を外す。ブラジャーはカップを重ねて後ろ手にテーブルに置いた。

 ブラジャーを外しても、張りのある乳房は垂れたりしない。つんと上向いて、キスで高ぶった気持ちが先端に集まっている。

 

「一年前に見た時より綺麗になってるよ。少し大きくなったね」

「そんな……、恥ずかしいです……。大きくって言われても、ひゃぅうっ!」

 

 男に初めて肌身を晒した時と違って、今のエンリはもう人妻だ。夫には何度も見せているし、触らせてもいる。

 一度だけとは言え体の隅々まで知られてしまった男に胸を見せても、処女だった時のように取り乱したりはしなかった。

 それでも、間近でじっくり見られて感想を言われるのは恥ずかしい。

 恥ずかしさに興奮するわけではないだろうに、乳房が張ってくる。乳首は物欲しそうに立ってしまって、触られただけで声が出てしまいそうだ。

 それなのに、甘美な刺激は触るどころではなかった。

 

(あっ、ダメ! 本当にダメなのに、ダメって言えない。もっとして欲しいって思っちゃってる。だって、気持ちいいし……、おっぱい吸われてるだけなのに。あぁ、乳首ジンジンしてるぅ……。ジンジンして熱くて張ってて痛いくらいなのに。ンフィーでこうなったこと一度もないのに。ダメぇ……、本当にもう…………、濡れてきちゃった……)

 

 乳首に口付けられ、ちゅうと吸われた。吸われながら、口の中でぬめる舌がつついて転がし。

 もう一つの乳房には逞しい手が鷲掴みして乳肉に指が埋まり、好き勝手に形を変え始めた。

 夫と、まだ見ぬ自分の子供以外は触れてはいけない乳房を、夫ではない男が弄んでいる。尖った乳首をたっぷりの唾液に塗らし、指で摘んではこねくり回している。

 自分に女の悦びを教えた男の愛撫は、されているのが胸だけなのに声が抑えられない。甘い痺れが下腹を疼かせる。

 

 キスをしていた時から潤っているのは感じていた。しかし、そこを触られる前に脱がされるだろうから大丈夫と思っていた。

 履いているのは、おそらくはとても高価で貴重な綺麗な下着。これまでなるたけ汚さないよう気を付けて履いてきた。夫婦生活で履かなかったのは汚す可能性が高いからだ。

 なのに、とろ、と溢れた。ような気がする、ではなくて確実に濡れている。

 今すぐに脱げば、ちょっとだけ付いてしまったで済むはずだった。

 

「ああんっ! だめぇ……、ダメなんです! おまんこいじらないでぇ! ふあっ……んっ……、んあぁぁあんっ♡」

 

 股に差し込まれた長い指が、下から股間を掬い上げた。

 下着の上から撫でられて、開き始めた割れ目に薄布ごと沈もうとする。奥からは次から次へと溢れているのに、そんな事をされたら染みてしまう。

 自分の体はちっとも言うことを聞いてくれない。

 濡らしたら汚しちゃうと思っているのに、体は悦んで勝手に応えてしまう。彼を迎えたいと訴えている。

 火照った体は心を引きずった。エンリは自分からキスをした。

 

「んっ、あっ…………、ちゅっ……ちゅっ……、ちゅる、れろぉ…………ぁん♡ じゅるる……、はぁはぁ……あむぅ♡」

 

 男の膝に跨り、正面から抱きつく。

 両手を首に回して引き寄せるのは、夫にもしたことのない情熱的なキス。自分から唾を啜って啜られて、貪るように舌を吸う。

 

「あっあっ、おまんこいいですぅ♡ あっ、そこっ、きもちよくて……♡ ああぁんっ♡ やだぁ、くちゅくちゅいってるぅ♡」

 

 エンリよりナザリック製の下着に詳しい男だ。

 耐久性が抜群なら伸縮性だって十分である。男はショーツの隙間から指を入れ、エンリの膣に突き立てた。

 少し前に、妹の膣に入っていたのと同じ指。妹の好きなところを擦れたのは姉との経験があったから。

 指は温かいエンリの中でふんわりと包まれる。一年前に比べたら固さがとれて柔らかい。

 少女が女になった理由は火を見るより明らかだ。

 

「エンリのここは前よりも良くなってるよ。ンフィー君と何度もしてきたんだね」

「っ!! そんな、こと…………」

「責めてるんじゃなくて褒めてるんだよ。正直に言ってごらん」

 

 夫ではない人とこんな事を。自分のふしだらさや不実を責められたと思ったが、男の声はどこまでも優しくて、愛おしげに髪を撫でてくれる。

 

 事実、この男にそんな事を責めるつもりも責めてよい道理もない。苦しむ自分のために体を張ってくれているのだから感謝している。

 エンリに訊ねているのは推測の確認、と好奇心。ンフィーレアとどんな事をしているのか興味があった。下世話な野次馬根性と違って、夫婦生活改善のためのアドバイスが出来ればと思ってのこと。エンリにはンフィーレアと良い夫婦でいて欲しいと願っている。

 

「ちゃんとここを使ってるんだろう?」

 

 根本まで挿入した中指を、第二関節で折り曲げた。指先が肉ひだを掻き、エンリは鳴いた。

 

「あんっ! …………はぃ。使ってます……。でもこんなに良くなくて、んぅっ……!」

「どんな風に使ってるんだい?」

「あ………………」

 

 中でゆっくりと指が蠢く。

 残酷な質問で冷えたかと思った心は熱いまま。きゅうと締めてしまったのを、してしまってから気が付いた。

 自分の体に気付かなかったのは、彼がズボンのベルトを外したのを見てしまったからだ。

 エンリが答えられずに見入る中で、窮屈そうに押し込められていたものが跳ね上がる。

 そっと手で触れ優しく握れば、火傷しそうなくらいに熱くなっている。

 

「私のここに」

「ここって?」

「私のおまんこに、ンフィーのおちんちんを入れて、ンフィーが動いて。中で出してもらってます……」

「それだけかな?」

「初めての時はンフィーはよくわからなかったみたいで、私が入れる場所を教えてあげました。…………あなたが私にしてくれてたから、教えてあげられたんです」

 

 夫との情事を語りながら、熱っぽい目で男を見た。

 夫はンフィーレアだけども、初めての男はこの人だ。

 

 そんな心情を読めない男は、純粋な疑問を口にした。

 

「口を使ったりしないのか?」

「う………………。あなたにしてもらったのは凄く良かったんですけど、ンフィーからは一度も。いつも手で、それで……。濡れ方が足りない時はこっそり自分でしてみたりして」

「して欲しいって言ったらいいじゃないか」

「言えませんよそんな事!」

 

 男の逸物を握って膣には指を咥えているのに、エンリは真っ赤になって訴えた。それとこれとは恥ずかしさの方向性が違うのだ。

 

「ふーむ…………」

 

 どうやら夫婦間のコミュニケーション不足であるらしい。

 エンリは自分がして欲しいことを主張すべきだ。そこの練習をすべきなのだが、ゆるゆると扱かれてるせいでもっと刺激が欲しくなってきた。

 それに、気にかかる部分は他にもある。

 

「エンリが口ですることはないのかな?」

「私が口で、ですか?」

 

 エンリの知識にはないことだ。

 しかし、自分が口でされるのは、された経験もあって何のことだかわかっている。それを自分の方からするというのは。

 脳裏に浮かんだ映像は、セックスと同等以上に刺激的だった。

 

「あ、あ、あの……。おちんちんを、舐める…………。ですか?」

「正解」

「あうぅ……」

 

 人妻なのだからセックスは日常である。勃起した男性器を見るのも触れるのもいつものこと。

 けども、舐めたことは一度もない。

 自分はされたことながら、自分からするとなれば想像の範囲外の行為で恥ずかしくなる。抵抗もなくはない。

 

「してみようか?」

「……………………はぃ」

 

 今夜はこの人に尽くさなければと思い極めているエンリである。

 拒否できるわけがなかったのだが、

 

 

 

「…………………………ここで、ですか?」

 

 体を竦めて息を殺し、囁き声で問いかけた。

 

「ここで、だよ。見えないし聞こえないから大丈夫。朝まで起きることはないよ」

「で、でもでもぉ……」

 

 エンリのお口の練習なのだが、エンリもお口でされたいらしい。

 どちらかだけならダイニングで出来るが、両方同時だとベッドがいい。

 

 来客予定はなかったのでゲストルームの準備はしていない。ベッドの用意があるのは夫婦の寝室だけだ。

 二人が上ったベッドの隣では、顔に赤い包帯を巻いたンフィーレアが眠っている。静かな寝息が聞こえてくる。

 妻であるエンリには夫が深く眠っているのがわかった。彼の言う通り、滅多な事では起きないだろうし、何もなければ朝まで熟睡してるだろう。

 

「俺が下でエンリが上。注意したことを覚えてるかい?」

「……はい。覚えています」

 

 ベッドには男が先に横たわった。

 エンリは股を開いて彼の体を跨ぐ。両手両膝をベッドに立てたままで、覆いかぶさるまでは至ってない。

 

「ほら、言われた通りにしてごらん」

「は、はぃ……」

 

 エンリの肘が曲がって、ゆっくりと男の体に近付いた。

 顔と顔とが近付くのではない。頭の向きが上と下とで反対だ。エンリの顔が近付くのは男の股間。エンリと同じく、彼も衣服を脱ぎ去っている。

 エンリの口に、勃起した逸物が近付いてきた。

 

「ひぅっ!」

 

 開いた口へ含む前に、尻を叩かれ小さな声を漏らした。

 お尻を叩かれるのは注意の意味だ。エンリは忘れていたことを思い出した。

 

「これから私の口で……おちんちん、しゃぶります……。上手く出来るかわからないけど、頑張ります」

 

 反り返っている逸物を握って向きを調整。唇に熱気が届く。

 勃起した逸物をこんなにも間近で見るのは初めてだ。

 案外かわいいと思ってしまうと同時に、熱さや固さには逞しさを感じる。見ているだけで感じるものがある。この逞しさが自分を愛してくれるのだと思うと、下腹に疼く熱が暴れそうになる。

 はぁはぁ、と熱い息を逸物に吹きかけ、エンリは膨らんだ亀頭と同じくらいに口を開いた。

 そのまま頭を下げ、口の中へ入れていく。途中で唇が少し掠めた。

 半分も入らない内に先端が口蓋の奥に触れた。喉の方へ来るよう角度を上手くすればもう少し行けそうな気がする。

 少しずつと言われていたので無理はせず、パクリと口を閉じた。

 

(わたしわたしおちんちんしゃぶっちゃってる!! ここからおしっことか出るんだよね? でも舐めちゃってる! こんな、こんないやらしいこと……。おちんちんをお口になんて……! でも、やれって言われちゃったし………………してあげたいし。私の口で気持ちよくなって欲しい。あっ、しゃぶってるだけじゃなくて動かなくちゃ)

 

 唇を窄めて竿に圧を掛けながら頭を上げる。唇に亀頭のエラが引っかかるところまで戻ると、もう一度頭を下げた。

 強く吸っているので時折じゅずずと大きな水音が鳴る。

 自分の口がそんな音を立ててしまったことに恥ずかしく思うが、気持ちよくなってもらうのを優先してエンリは頭を振り続け、尻をピシャリと打たれてきゃんと鳴いた。

 

「あ、あの……。ダメだったですか?」

「いや、フェラチオはそれでいいんだ。エンリは他に忘れてることがあるだろう? 言ってくれないとこっちは何も出来ないんだよ」

「あっ……」

 

 エンリには、おちんちんをしゃぶる以外にしなければならないことがあった。

 

 二人は頭の向きを逆にして重なっているのだから、エンリの顔に男の逸物が来ているように、男の顔にはエンリの股間がある。

 エンリは男の顔を跨いでいるのだ。

 

「言わなきゃダメ、ですか?」

「どうしても言えないなら仕方ないけど、エンリの練習なんだ。頑張って言ってごらん」

「はい……」

 

 彼に言われると、どんな事でも許諾してしまうことをエンリは疑問にすら思わなかった。

 見つめ続けると魂を遠いところへ連れ去られるような美貌なのだ。まともな精神をしていたら抗えるわけがない。

 今のエンリが見詰めているのは顔ではなく股間であるが。

 

「あ………………あの!」

 

 エンリは深呼吸してから口を開いた。

 顔が見えないのが幸いしているのかどうか。顔が見えていたら恥ずかしくて堪らないが、反対に自分でも気付かない内にしてしまっているかも知れない。

 どちらであれ、自分の意識はしっかりしていると思っている今のエンリには、口にするには決意が必要だった。

 

「私のおまんこ………………なめてください!」

 

 逸物を見詰めて握って無意識に扱きながら、エンリは言い切った。

 尻を優しく撫でられ、股間を温かい吐息が撫で、もっと柔らかくて温かいものに覆われた。

 

 

 

 舐められながら舐められるのはシックスナインだけである。

 そこへもう一つ、エンリがンフィーレアに出来ていないらしいおねだり練習を加えた。名付けて一石三鳥プレイ。

 エンリのフェラチオは初めてなのでまだまだ拙く、勃起を維持させる意味合いが強い。まずは舐める事に慣れさせるのでこれでいいのだ。

 クンニリングスで悦ぶのは当然エンリ。

 おねだり練習もエンリのため。

 全てエンリのためである。長く奉仕生活を続けていたので、奉仕の精神が根付いている男なのだ。当然のことながら、ソリュシャンやルプスレギナではなくエンリ大将軍が相手というのも大きい。

 

 目の前にあるエンリの秘部は、やはり処女だった時と違っている。

 股を大きく開かせ、指を入れてほぐしたのを差し引いても、淫裂が以前より大きく開いて濡れた内側を覗かせる。小陰唇も少し伸びてきた。

 人妻になったことで使い続けた結果、少女から大人になってきたのだ。

 感じ方も乱れ方も成長したらしく、舌の腹に乗せた小さな肉の豆はピクピク震え、雌穴はくぱくぱと開いては愛液を垂らす。

 尻を揉みながら舌を差し込むと、エンリは背中を仰け反らせて高い声で鳴いた。

 舐め始めて最初のうちは宣言通りにフェラチオを頑張れたが、舐めるのに吸うが加わると口は止まってあえぐだけ。手を離さないのだけは偉かった。

 

「はぁ…………はぁ…………、もう……、くらさい……。いじわるしないで……。おちんちん、いれてください……」

 

 エンリは男の股に顔を埋めながら、息も絶え絶えにそんな事を言う。

 

 おちんちんを舐めるのを頑張るはずだったのに、気持ちよくなってしまって何も出来なくなってしまった。

 同じ部屋で夫が寝ているのも忘れて、甲高い声で何度も何度も叫んでしまった。

 自分だけ気持ちよくなってしまったのが申し訳なくて、でも口では頑張れそうになくて、それだったら自分の体を使って良くなって欲しい。

 クリトリスへの愛撫は自分でするより遥かに良かったが自分でも出来ることであって、自分では出来ない深いところに欲しいと思う気持ちも大いにある。

 

「練習だよ。ちゃんと言ってみなさい」

「はい……♡」

 

 エンリの下から男が抜け出し、エンリが下になった。

 互いの股間を口で愛撫しあってる時は、手や膝を立てていたので密着度がいまいちだった。今度は違う。

 エンリは男の背中を抱きしめて、乳房は胸板で潰れ、下腹には逸物が押し付けられて熱くなって、脚と脚は絡んでいる。

 勇気づけるように口付けされる。

 

「あんっ♡ んっちゅっ……ちゅる……。あの……、私のおまんこに……」

 

 男が体を起こして、エンリは股を開いた。

 たっぷり可愛がられ、濡れそぼって開いている女の割れ目を晒している。それだけでなく、指を添えて左右へ開いた。

 割れ目を開くだけのおまんこくぱあより一歩先。エンリの指が広げたのは自分の膣口だった。

 童貞だったンフィーレアとの初夜は、こうして場所を教えてあげたのだ。

 

「ここに、あなたのおちんちんを、いれてください♡ あっ…………あぅ……、ああぁっ♡」

 

 示した場所に、期待通りに入ってくる。

 開いていた入り口を更に押し広げて、エンリの穴を満たしてきた。

 太ければ長さもあって、どこまでも入ってくる。体の全部に侵入される。圧迫感がとても自己主張して、自分の中に自分のものではない異物が入っているのだと教えるのだが、異物だとは思えない。

 自分から離れていた自分の一部が帰ってきたかのよう。

 

「エンリの奥まで入ったよ。大丈夫かい?」

「はいぃ……。ちょっときついけど、平気です。ンフィーのじゃここまで届かないから……。大丈夫ですから、動いてください。動いて欲しいんです。…………私のおまんこで、おちんちん良くなって……あっあんっ♡」

 

 処女の時は耐えるような仕草を見せたが、今のエンリは満ち足りた顔で微笑んでいる。

 文字通りに空いた部分を満たされたのだ。一つになれた幸福感は言葉に尽くせない。

 もっともっと感じられるように男を抱き締め、受け入れた男を締め付けた。

 

 指を入れた時から察していたが、挿入するとエンリの中がよく感じられた。

 何度も使ってきたことで、会わなかった一年の間に熟れてきたのだ。

 エンリの膣は逸物を根本まで受け入れる深さはないが、咥えてる部分は隙間なく密着して、けども固さはなく柔らかく締め付ける。

 使い続けてるなら娼婦もそうだが、あちらと違ってエンリは擦れてない。媚が拙いとも言える。それなのに膣は熟れて、エンリなりに媚びてくるのが可愛らしい。

 エンリは自分の恋人や妻ではなく、ンフィーレアの妻だ。

 エンリとこうしてセックスしているのは互いの利益が重なったからであるが、他人の妻を支配する優越感が湧いてくる。

 何年も久しく覚えなかった感慨を、おそらくはラナーに囚われる以前の幼少期以来に、他人のものが欲しくなる気持ちを思い出した。もう子供ではないので、その後の手間を十分承知しているが。

 

「エンリの中はとてもいいよ。ンフィー君が何回も何回もちんこを突っ込んできたからだね」

「はっ、はぃっ……。ンフィーと何回もセックスして、いつもおまんこの中に出されてっ、あっ! あんっあんっ♡ おくに、きてますぅ♡ おちんちんが、おまんこの一番おくにぃ♡」

 

 エンリは処女の時から中々だった。

 汁気が多くて逸物に絡みつき、膣へ突き入れる時はふわりと緩むのに奥まで行くと締め付ける。蠢く肉ひだは奥へ奥へと導くようだ。

 引き抜く時は逃すまいときゅうと狭くなるが、すぐに緩んで抽挿を妨げない。

 緩急つけて締め付けてくるのがとてもいいのだ。

 それが人妻になって熟れたことで、処女の時に見られた固さはどこにもない。

 

「ンフィー君のちんこが育ててくれたおかげで、エンリのまんこは良くなってきたんだよ」

「あっ…………はぁ……はぁ……。そう、なんですか? 私のおまんこ、いいですか?」

「とても、ね」

「うれしいです♡ でも、私も…………。ンフィーのおちんちんより………………。あなたのおちんちんの方が……ずっと♡ ンフィーのおちんちんは奥まで来ないですし、太さもそれほどじゃなくて……。こうして入ってるだけでも幸せで、動いてくれると気持ちよくて♡」

 

 言葉を交わしながらなので、激しくは動かない。

 淫らに誘うエンリに媚肉からゆっくり離れ、ゆっくり戻る。

 奥まで戻ればきゅうきゅうと締め付けてくる。最奥の子宮口は亀頭に吸い付いてくるようだ。

 

「入ってなくても抱きしめてくれるだけで、温かくて幸せなんです♡」

 

 エンリはうっとりと目を瞑って、背中に回した腕に力を込めた。

 始めは股を開いていただけだったが、脚を男の腰に回してきた。全身を使って男の体にしがみついている。

 

「あっ!? やぁん!」

 

 くっついているのが幸せと言ったのに、男の体が離れていった。

 追いかけるように腕を伸ばし、伸ばした腕を取られて引かれ、あれと思った時には上下が逆になった。

 挿入はしたままだ。

 男の腰の上に、エンリが跨っている。

 エンリは女が上になるこの形を知らなかったが、体位の基本形の一つとも言える騎乗位である。

 

「エンリが上になることも覚えようか。そのままエンリが好きなように動いてごらん。抜けたらまた入れてあげるから」

「はい♡ んっ、んっ……」

 

 膝をついてしまっているので、初めてのエンリには上下に動けるのがほんの僅かだ。

 している内に段々とストロークが長くなる。男の助言を受けて、前後に体を揺することも覚えた。

 

「はあ……はあ……、あっ♡ ここぉ……♡」

 

 息が荒くなってきたのは、慣れない動きで疲れたのか、気持ち良いところを擦れるようになったのか。

 たぷたぷ揺れる乳房を、男の手が下から支え、揉んでいる。

 

「ああぁぁあぁっっ♡ もう、だめ……」

 

 エンリは前に倒れて、男の胸に体を預けた。膣へ挿入されてる逸物は抜けてない。

 男の手がエンリの尻を掴んで軽く浮かせ、下から突き上げる。肉が肉を打つ音が響き、エンリは男の耳元で淫靡に鳴いた。

 

「あぁぁんっ♡ ま、まって、ください。すこし、やすませて……」

「疲れたかな? 俺のはまだ出てないんだ」

「気持ちよく、なっちゃって……。こんなの久し振りだから……。少し休んだら、だいじょうぶです」

「久し振りって大袈裟だな。五日前だろう?」

「一年前のことです」

 

 五日振りを久し振りだなんてアルベド様みたいなことを、と思ったら一年前のことだった。

 ンフィーレアとではなく、エンリが処女を失った時のことだ。

 

「ンフィー君とは良くないのかい?」

「頑張ってくれてるんですけど、あなたの方が、ずっと……」

 

 言われてみれば、十年は磨いて以降もあらゆる経験を積んで自己研鑽に励んだ自分と、エンリしか知らないンフィー君とでは、比較するのは無茶だろう。

 

 そんな男でエンリは初体験を果たしてしまった。

 

「だけど、さっきも言ったようにンフィー君が育ててくれたんだ。そのおかげでエンリの具合はとてもいい。優しくしてくれてるんだろう?」

「……はい。あの…………、聞きたい、ですか?」

 

 体を重ねて抱き締めあっているので、エンリは男の首筋に顔を埋めている。

 快感と自分が言ってしまったことに小さく震え、それが寒いと思われたのか体にシーツを掛けられた。

 エンリはシーツを引っ張って、頭の上まで持ってきた。

 夜なのもあって、ランプの薄い明かりだけでは照らしきれず真っ暗になった。内緒の話をするにはもってこいだ。

 

「是非聞かせて欲しいな」

 

 エンリの話に察しがついた。さっき中断した話を続けてくれるようだ。

 抱いた女性のほとんどは自分が初めての男で、他の男を全く知らない。ティアとティナはそうではないが、レズとショタの話は当てにならない。

 娼婦たちは経験豊富だが、客にそんな話を進んでするわけがない。聞かせてくれるよう頼んだこともなかった。

 エンリはどれとも違う。初めての男は自分だが、夫が他にいる。夫との回数のほうがずっと多い。

 

「えっと、はい。わかりました。……する時は、ですね。私からしようって言いたくてもンフィーは研究ばかりしてるから疲れてるし時間が合わないことも多くて……、ンフィーが言ってくれるのを待つんです」

 

 男に頭を抱かれて言葉を区切った。

 唇が男の首筋に触れ、無意識にちゅっと口付ける。

 

「ちゅっ……。それで、いつも最初から裸なんです。服を脱いでベッドに上がって、抱き合ってからキスをして。でもンフィーはキスで舌を使うの知らなくて。私から舌を入れるのも恥ずかしいし……。あんっ……、あむぅ、ちゅうぅ……、れろ……、こんなキスは、はむぅ……、じゅるじゅる……。んっ……、ぷはぁっ!」

「キスは覚えた?」

「……はい♡」

「復習しようか」

「はい♡ あむっ……ちゅるる…………。んっ……、んっ♡ あんっ♡」

 

 ンフィーレアへ教えるために、ンフィーレアが知らないキスの練習。

 れろれろと舌を絡ませあう。エンリは唾液を交換するのに夢中になった。ちゅるると唇を重ねるのは良いもので、エンリは満たされている。

 

 一方の男は、動かないことが少々苦しくなってきた。

 ずっと挿入したままだ。エンリの肉ひだが絡んで締めてくるのは良いものであると同時に生殺しでもある。

 エンリが動かないよう腰を抱き、腰を揺すった。中に入っているものが僅かに深くなって、浅くなる。

 

「ンフィーはおっぱいも、さわってくるんです。さわられると乳首が立っちゃって、あんっ♡ ……乳首を、つまんだり、ちゅーちゅーされたりぃ♡ あんっ、ふかくて……♡」

「少しずつ動いてごらん」

「はい♡ でも、お尻はあんまりさわらなくて、あっ? お尻つかんで……? やぁん! 広げちゃダメです、お尻の穴ひろがっちゃうぅ♡」

 

 エンリが腰を振るのを手伝おうと、男はまろみが増した尻肉を掴んだ。

 そこで上下に動かしてやれば手伝いになったのに、掴んだ尻肉を左右に引っ張った。

 エンリの後ろに誰かがいれば、肛門の皺が伸ばされきったのを目にしただろう。

 

「そっ、それから……、おまんこ、です♡ 前に、クリをさわられて、剥けてたからちょっと痛くて、はぁっあぁあん♡ 手のひらで揉むような感じで、ンフィーのおちんちんは、私が手でしてあげて。おっきくなってきたら……、あっ………………、イイ、ですぅ♡ お腹あつくなって……♡」

 

 蕩けそうな甘い声で、エンリは感じていることを告白した。

 下から何度か突き上げられ良いところを擦られて、覚えてしまった。自分からゆるゆると腰を振り、ンフィーレアでは届かないところに届かせる。

 擦らなくても、圧迫感を覚えるほど太くて長くて、締め付けに負けない固さがある。そこを圧されているだけでも快感が深くなる。

 

 僅かな隙間すらないように見える二人の結合部からは、白い汁が滲み始めた。

 精液よりサラサラしている。エンリが垂らした本気汁だ。

 

「わたしのおまんこがぬれてきて、ンフィーのおちんちんが立ったら……」

「ンフィー君が上になるんだろう?」

「そう、です。さっき、入れてくれたみたいに……。あんっ!」

 

 被ったシーツを剥ぎ取って、再度の上下逆転。

 真っ暗に慣れた目には、僅かな明かりでも互いの顔がよく見えた。

 

 エンリの顔は、声から察せられるように愛欲にとろけきって、潤んだ目はキラキラと輝いている。

 何度も何度も達しているのに、今以上を期待している顔だ。

 

「わたしが下で、ンフィーが上にきたら……。おまんこに、おちんちんを、入れてもらうんですっ、あっあぁぁぁああああん♡ あっあっ、はげしっ……、あぁぁんっ♡」

 

 エンリの語りに合わせて、男は腰を使い始めた。

 ンフィーレアが何度も使っていると語ったエンリの雌穴に、猛った逸物を行き来させる。

 肉が肉を打つ音にエンリの嬌声が重なって、穴から掻き出された愛液がシーツに染みを広げていく。

 

「ンフィーもおちんちんうごかしてっ、でも奥までこなくてぇ♡ あっあっ、あんっ、そこまでこなくてぇ♡ あっっはああぁあん♡」

 

 しがみついてくるエンリから何とか体を起こして太ももを抱え、腰を打ち付ける。逸物はきゅうきゅうと締め付けられ、出入りするたびに新しい愛液に濡れた。

 人妻になって柔らかさを増した乳房はぷるぷると揺れている。吸われ続けたことで若干の色味を増した乳首は、ブラジャーを外した時からずっと尖ったままでいる。

 乳房を掴んで揺れを止め、乳首の弾力を確かめてやれば、あぁんと鳴いた。

 

 エンリは日常となった夫とのセックスを疎うことはないし悪くはないと思っているが、こんなにも感じることは一度としてなかったのは確かだ。

 夫が隣で寝ているとわかっているのに、いやらしい言葉を口にして、快感に叫んでしまう。

 遮光遮音されて夫にはわからないはずだが、仮にされていなくても快楽に抗えない。自分の女が悦んでいる。今の自分は誰かの妻ではなく、悦楽を貪る雌なのだ。

 自分ではない自分にされるのは、新しく生まれ変わったようだった。

 

「あっ、だめっ、そこよくておまんこよくてぇ……、あっあっあひいいいぃぃいい♡」

 

 エンリの胸が上下すれば、下腹も上下している。

 下腹の奥では注がれるであろうものを導こうと、逸物に絡みつく肉ひだが蠕動し、膣は痙攣したように締まっては緩んでを繰り返して、腰全外が小刻みに震えた。

 口を閉じられず顎が震え、零れそうな涎は吸い取られた。

 真っ白に明滅する視界の中で、美しい男の顔だけがあった。

 

「まだだよ、私の可愛い人。もっと可愛い声で鳴いてごらん」

「はっ、はひ…………。あっ、あっ、あんっあぁあん…………あ゛っ♡ あっっっあ゛あああああああああぁああああああーーーーーーっ!!」

 

 男が伸し掛かっているのに目一杯背を逸らし、エンリは鳴いた。

 

「あっ、はぁ、ひぅ…………、おまんこ、すごく、よくてぇ……。おちんちんきもちいですぅ……。ンフィーのおちんちんより、あなたのおちんちんがぁ…………。あ……」

 

 快楽の海に揺蕩って戻って来れそうにないエンリが、突然理性を取り戻したわけではなかった。夫婦の夜の生活を事細かに語る時点で理性はとっくに溶けている。語りが途中だったのを思い出したのだ。

 セックスのために裸でベッドに入って、キスをして前戯をして準備が出来たら挿入して。中でいっぱい動いてもらって。最後には。

 

「おちんちん来たら、わたしのおまんこで、精液出すんです。熱いの、中で。おちんちんピクピクして。私のおまんこ……、ンフィーにいっぱい精液かけられてるんです。だから、私に……」

 

 エンリが何かしらを訴える目で見詰めてきた。

 乳房を揉み、下腹を撫で、太ももを掴んで股を開かせていた手をエンリの手に合わせる。

 手のひらが重なれば、エンリは指の股に指を入れ、きゅっと握ってきた。

 エンリの両手を握って体を倒せば、全身でエンリの肉体を囚えたようだ。

 

「エンリ、何が欲しいんだい? 言ってごらん」

「はい……。私のおまんこでおちんちん良くなって、精液をいっぱい出してください……。私のお腹に赤ちゃんの素をいっぱい出して………………。私にあなたの…………」

 

 真っ直ぐに見ていた目が泳ぐ。

 手は繋いだままなので、抱き締められない。

 エンリは少し顔をずらして頭を上げ、男の耳に唇を寄せた。

 

 そして小さな声で囁いた。

 

(あなたの赤ちゃん…………、産ませてください♡)

 

 エンリは自分の言葉で感極まって、潤みきった目から涙を零した。

 体は心と言葉に応えるべく、子宮が下りて男に近付く。

 繋がっている部分は十数度目の痙攣をした。

 

 健気な囁きは胸を打ち、男に使命感を抱かせた。

 エンリの練習でペースを抑えたのは、エンリはとても良かったようだが入れてる方としては焦らされてるのと変わらない。

 ンフィーレアがしている正常位でエンリの中を堪能し、いつでも行けるほどに快感が込み上げている。

 出してやらねばならなかった。

 

「あぁっ!? 出て……、熱いの出て……? あ゛っ……ああああああぁぁあああああああああぁぁああああああーーーーーーーーーっ!!」

 

 子宮口に押し付けた尿道口から、熱い精液がどぴゅどぴゅと噴き出した。

 両手両足を使ってエンリが男へしがみつくように、逸物を包む膣も締まって中に出された精液を逃さない。

 エンリがねだった赤ちゃんの素は、入り口から狭い道を通って子宮へと注がれた。

 

 

 

 強壮剤のせいでいつもより量が多い。

 エンリの子宮を満たしてなお、どぴゅと断続的に吐き出す。みっちり埋まった膣がいっぱいになっても、痙攣しながらぴゅっぴゅと続く。

 太い逸物で目一杯広げられた膣口から、白濁した汁がとろとろと溢れ出す。

 

 温かいエンリの膣内の温度が変わり、ひとまず落ち着いた男は薄く開いたエンリの唇を貪った。

 唇を唇で食み、内側を舌でなぞって口内へ差し込む。

 絶頂した虚脱感からか、エンリの舌は応えなかった。

 

「とても良かったよ。たくさん出たのがわかっただろう? でも、まだこれからだ。あれだけ出したのにまだこうだ」

 

 射精して少しの間は固さが薄れたが、すぐに元通りになった。

 エンリの奥まで挿入したまま固さを取り戻したため、子宮へ注がれなかった精液全てが結合部から溢れた。

 エンリの尻の下はエンリの愛液が染みを作っているが、尻の割れ目に沿って垂れた精液はシーツに吸われきらず、泡が交じる粘塊となって溜まっている。

 

「このまま続けて欲しいかい? それとも………………? エンリ?」

 

 エンリの返事がない。

 

「エンリ? エンリさん? ……まさか!?」

 

 エンリの頬をひたひたと叩く。

 反応はない。

 呼びかけても応えはない。

 エンリの目は閉じられて、幸福の余韻が安らかな顔をさせている。

 

 エンリは深い絶頂と共に、気を失ってしまったのだ。

 

 

 

 

 

 

 エンリの体力は最低でも3と見積もっていた。

 処女だった時から3回も絞ってくれたのだから、人妻となった今では5はあってもおかしくない。

 それがたったの一度でダウンしてしまった。

 

 人妻になって体力は増強したかも知れないが、感度もまた増していく。

 夫との行為に満足出来ているとは言えないエンリだが、疎んではいない。自分から誘いたいと言うくらいなのだから好んでいる。

 好きでしている事なのだ。磨かれるのは自然である。

 エンリは一年前より淫らに、そして感じやすい体になっていた。

 

 エンリが成長しているように、この男も成長している。

 技術は元より、先日はアルベドの戯れもあったわけだが、一度で美神の精神を彼岸に飛ばした。

 

 体を重ねている間、エンリはじっくりと快感を与えられ、自分の語りでも感じ入るものがあった。

 男の方はエンリに付き合ったために焦らしに焦らされ、強壮剤の効果もあって最後は熱が入った。

 

 体力が多少増したとしても、減少した防御力に増加した攻撃力を重ねたらどうなるか。

 魂も精神も上書きされ、幸せの国へ旅立ったエンリが物語っている。

 

 

 

 男は気絶したエンリの中を数度往復した。

 エンリは微かに呻くが起きる気配はない。

 気絶していても体の方は多少の反応があったが、全身が弛緩しきっているので緩急つけた締め付けは望めない。

 時間を掛ければ行けるだろうが、気絶したエンリ相手に励むのは憚られた。

 

 予定としては、エンリの中に1。練習を兼ねて口で1。最後にもう一度中で1。

 三回出せば落ち着くはずで、中に出すのが2回ならエンリの体力も残ったはずだった。

 しかし、最初の1回で沈んでしまった。

 残り2回をどうすればいいのだろうか。

 

「そうだ! ネムちゃんがいる!」

 

 ろくでもないことを閃いてしまった。

 エンリと始める前、2回までだったらネムちゃんでも可能と判断していた。

 

 大急ぎで身支度を整え、前回と同じようにエンリの体を軽く拭いてやってから毛布を掛ける。

 あちこちが色々湿っているのは、エンリが起きてから自分で何とかしてもらおう。

 

 ネムちゃんが寝てしまう前に戻らなければならない!

 

 男は間男のようにこっそりエンリ邸を後にし、いきり立たせたまま短い帰路を駆け抜けた。




エンリパートが7k字以内だったら一緒にしようと思いましたが本話16k弱

基本的に一話先は闇でプロットなにそれですが、ラナーまでのロードマップを考えてみました
1.クライムイベント準備
2.クライムイベント
3.ラナー
たったのスリーステップ!
しかし各ステップを踏むのに10〜20くらい掛かりそう
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