※この作品はR-18です。

アルベドのお食事   作:dolph

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何とか八月中に投稿
本話10k


げふー ▽アウラ+シャルティア♯3

「ぐふっ!」

 

 男がアウラを抱えると椅子が少しだけ沈む。シャルティア椅子は沈んでもすぐ元の高さに戻った。

 男の膝に乗せられたアウラは体を固くする。

 

「私に罰って何するつもり?」

 

 言いつつも、いやらしい事であるのは察しがついている。現にシャルティアは素っ裸だ。

 いやらしい事は今まで何度もされてきた。罰という名目でされるのはとても気に入らないが、厳しすぎるとは思わない。ブリッジしてその上に座られてるシャルティアよりずっとマシ。そのシャルティアと一緒にあんな事をしてしまった事もある。エッチなことくらい恐れるに足らずなのだ。

 

「先ほど申し上げましたように、予習です」

「予習って何の!?」

 

 アウラの推測を裏付けるように、膝上に座らされたままズボンのベルトを外されていく。

 部屋は暗いままなので男の目には見えていないはずだが、アウラの目にはズボンのジッパーの隙間から白いパンツが覗き見えた。

 

「お忘れですか? 以前、アウラ様が小さいお体のままでも交われると申し上げたことがございます。アナルセックスの事ですよ」

「それって!?」

「おっほお! アウラの尻穴を開通するんでありんすね! アナルセックスならアウラがおチビのままでも」

「ふん!」

「ぐへっ!」

 

 アウラは体のバネを使って男の太ももから少しだけ体を浮かせ、勢いよく尻を落とした。衝撃は減衰することなくシャルティア椅子に伝わり、奇怪な音を響かせる。

 床に足がついていなくても、この程度は軽いもの。しかし、迂闊であった。シャルティアをやっつけて留飲を下げていたら、下半身が涼しいことに気が付いた。まさかと思って見下ろせば、自分の太ももが見える。

 

「いつの間に!?」

「脱がすために尻を浮かせてくれたのではなかったのですか?」

 

 体を浮かせた瞬間にズボンがひざ下までずり下されたらしく、靴に引っかかっている。

 

「ズボンを汚さないよう、靴もお脱ぎください」

「うう、重いでありんすー。アウラがズボンを脱げば少しは軽くなりんすのにー」

「それとも私が脱がせましょうか?」

「アウラは私を苦しめたいんでありんすね! およよ……、アウラを信じていんしたのにー」

「シャルティア様はあのように仰いましたが、今日は予習です。最後までする予定はありませんので、お気を楽にしてください」

 

 大して苦しくもないだろうに、シャルティアがわざとらしく呻く。

 シャルティアへの同情は皆無だが再三促され、アウラは靴を脱いだ。ズボンが床に落ちた。

 下手に抵抗するとろくでもない事になるのは、シャルティアを見ていれば誰しも学ぶのだ。

 

「ありがとうございます。それでは始めましょうか」

 

 頭上から響く声は、とてもいやらしかった。

 

 

 

 

 

 

「うわっ!」

 

 腰を掴まれたと思ったら一瞬だけ浮遊感があり、アウラは男の太ももの上で腹這いにさせられた。

 いわゆるお尻ぺんぺんのポーズである。お尻をぺんぺんするポーズなだけあって、とてもお尻が触りやすい。

 男の手が無遠慮に小さな尻を撫で始めた。

 

「アウラ様には少しだけ経験してもらっていますが、まず手順を説明いたします」

「おお? さすがのお兄ちゃんはアウラの尻穴をほじほじしたことがありんすね?」

「うるさい!」

「ひょわっ!?」

 

 アウラの頭はシャルティアの足側を向いている。アウラが振った手はシャルティアの膝裏にぶつかり、シャルティア椅子がガクンと沈んだ。

 不安定だが、すぐに復元するのがシャルティア椅子の良いところだ。

 

「危ないでありんしょう!!」

「だったら変なこと言うな!!」

「シャルティア様は随分と余裕がありますね。これでは罰になりそうにありませんね。やはり他の事をして頂いた方が」

「うー。腕がしびれるでありんすー。苦しくて苦しくて耐えられそうにないでありんすー」

「……さようですか。それではそのままでお願いいたします」

「わかりんした!」

 

 シャルティアは大変であるらしい。

 アウラは白い目でシャルティアの白い脚を見た。

 男はこほんと咳払いをして口を開く。

 

「アウラ様の肛門に指を入れたことはありますが、今回もほぐすところから始めます。何度セックスしようとも、始める前に前戯が必要なのと同じですね。いきなり中には入れず、まずは入り口を撫でていきます。ある程度ほぐれたら指を挿入します。今日は二本入るところまで目指しましょう。注意点として、肛門はおまんこと違って潤滑液が出ません。ほぐれても潤滑液なしで挿入しようとすると痛みます。そこはシャルティア様に協力願います」

「とっても苦しいでありんすが、アウラのためなら何でも協力しんすよ!」

 

 ブリッジして椅子になっているのに、シャルティアは元気だ。

 その元気の半分でいいから分けて欲しいと思うくらいに、アウラは追い詰められていた。

 

 まだパンツを穿いているとは言え、お尻を出した格好でこれからされる事を宣言されるのはとても恥ずかしいし屈辱を感じる。

 それなのに、さわさわとお尻を撫でられるのが悪くないと思えてしまうのがわからない。もっと違うパンツを穿いてきてたら、と思ってしまった時は自分が信じられなくなった。

 今日のパンツは快適さだけを追求してデザイン性は皆無。刺繍やリボンなどのワンポイントは全くなしで、お尻全体をさらさらの生地が包んでいる。

 

「あっ!」

 

 幸か不幸か、パンツに言及されることなく脱がされた。

 男の手が直にお尻に触れている。

 撫でるだけだったのが揉み始め、尻の割れ目に近付いてきた。

 

「始める前ですから、固く締まってるのがわかりますよ」

「そんな事言わないでよぉ……」

 

 男の指が尻の割れ目を這い進む。指先はすぐに窄まりを探り当てた。固く閉じた入り口は、何も出さない何も入れないとばかりに締まっている。

 けれども、ここには確実に穴が空いている。

 入り口にあてがわれた指は、幾本もの皺を伸ばすように優しく動き始めた。

 

「アウラ様は私の大きさをご存じでしょう? 今は固く閉じていますが、あれが入るくらいには開くようになるんです」

「…………」

 

 アウラは、知らず湧いた唾を飲み込んだ。

 信じがたいと思うだけではなかった。

 

 大きくなったあれを、何度か見ているし触っている。口でさせられた事もあった。太さと長さを体が覚えている。

 あんなに大きいものが閉じ切ったあそこに入るとは思えない。だけども本当に入ってしまうのだとしたら。

 

「?」

 

 肛門を撫でまわす男の指が、時々離れるのには気付いていた。

 離れている間に何をしているかは触られてる場所が場所なので見えないが、離れている間にくちゅくちゅと水音が鳴るのは聞こえた。

 下半身だけを全部脱がされた変態的な格好でお尻を撫でられ、おかしなところを触られて、何も思わないでもないアウラだ。

 けれども、あんな音がするほどになっているわけがない。仮に少々湿ってしまったとしても、触られていないのだから音がするわけがない。

 何だろう、と思ったところで気が付いた。

 

 エッチな事をされて体が熱くなって、触られているところも熱を持って、特にお尻の割れ目というところは尻肉に挟まれているので汗をかきやすい。だからと思っていたのだが、違った。

 指の動きが滑らかになっている。ぬるつく汁のようなものが塗りたくられている。

 

「んちゅぅ……ちゅぷっ」

 

 尻の方から聞こえる音は、自分が立てている音ではない。シャルティアだ。シャルティアがくちゅくちゅと鳴るような事をしている。

 肛門を湿らせているのは自分の汗ではなく、シャルティアの唾であると気付いてしまった。

 

 男はアウラの肛門を撫でる指をシャルティアの口に突っ込み、たっぷりと唾をまとわせてアウラへの愛撫を再開する。

 何度も繰り返した甲斐あって、アウラの肛門は直に舐めたのと変わらないくらいに濡れてきた。

 アウラのほぐれ方も順調だ。大人形態の時に指入れまではしてあるし、そうでなくとも指くらいは軽く入るくらいに広がる部分でもある。

 触れる部分を指の腹から指先に変えた。

 

「まっ……」 

 

 待てと言われて待つわけがない。指先は軽い抵抗を押しのけて小さな穴に侵入した。

 第一関節を越えて第二関節まで入ると、指先は広いところに辿り着く。入り口の圧は強いのに、奥は広がっているのがもう一つの穴と違うところ。

 

「そう言えばここはどこなのですか? ナザリックの中ではありませんよね?」

「えっ?」

 

 絶対にいやらしい事を言われると思ったのに、唐突な話題転換。

 

「ナザリックの近くだけど……」

「私も知ってる場所でしょうか?」

「多分知らないと思う」

 

 ここはナザリック近くのダミーナザリックである。

 

 異世界に転移した当初のナザリック勢は外敵の目を欺くため、ナザリック地下大墳墓には隠蔽工作を施した。外敵を誘導するため、周辺の土を盛り上げてナザリックに見えるような施設を作ろうとした。

 が、必要ないと判断したのかそれ以外の要因があったものか、ダミーナザリックの建設は途中で放棄。代わりにトブの大森林内に緊急時の避難所を建設した。

 放棄されたダミーナザリックには利用者のない小屋が幾つか並び、ここはそんな小屋の一つだと云う。

 守護者統括相談役である立場上、避難所は知っていた男だが、ダミーナザリックは知らなかった。

 

「前回アウラ様にお会いした翌日に、オーケストラのヴァイオリニストであるセシルさんからクラシックギターを習いました」

「へーーー、弾けるようになったの?」

「セシルさんの視聴に耐えうる程度にはなっています。機会があればアウラ様にもお聞きいただきたいですね」

「うん、楽しみにしてるね」

 

 楽団員の数は多く、直接関わらないアウラは全員の顔と名前は一致していない。

 けども、セシルはソリストを務める。オーケストラの中では指揮者の次に目立つポジションだ。氷の悪魔に相応しく玲瓏の言葉が似合う美貌で、冷静沈着なイメージが強い。それなのに奏でる音色は情熱的だ。

 今度、音楽室に遊びに行って何か曲を聞かせてもらおうと思いついた。

 

 そんな風に他愛ない言葉を交わす内に、アウラは今どうなっているか忘れつつあった。忘れたかったのかもしれないが、意識しなくなったのは確かだ。

 指を挿入された直後は異物感が自己主張してどうしても意識がそちらに割かれてしまった。

 今や全く気にならない。中に入った指が動くことはなく、入れられている事すら忘れていた。

 だから、全くの不意打ちになった。

 

あんっ♡

 

 アウラは慌てて口を押える。出そうと思って出した声ではなかった。得も言われぬ感覚が口をこじ開けた声。

 排泄感のようで、とはいえそれだけではなく、自分が知っている快感とは違う種類の、初めて知る未知の快感だった。

 されたのは、会話の途中で指を引き抜かれただけ。

 肛門から指が出ていくのが気持ちよく、肛門に指が入っていたことを思い出して恥ずかしくなり、肛門への刺激で気持ちよくなってしまったのが一層の羞恥を煽る。

 

「アウラ様はアナルセックスで感じる才能をお持ちのようで」

「変な事いわないでぇっ……んっっ」

 

 出て行った指が間をおいて入ってきた。

 今度は入ってくるだけではない。ゆっくりと出たり入ったりを繰り返す。

 指は完全に抜けきって、少しの間をおいて入ってくる。

 少しの間にはさっきと同じ卑猥な水音が響き、シャルティアに指を舐めさせていると察せられた。

 

 お尻の穴に入った指をシャルティアに舐められている!

 

 思い至れば全身が熱を持つ。

 肛門に入ってくる指が焼けるほど熱く、全身を内側から焼いているかのように錯覚した。

 

「あっ、やぁだめぇ……くぅっ……!」

 

 いやらしい声を聞かせまいと、口を押えた。

 入ってきた指は出て行かなくなり、入ってはいけない場所で往復している。

 抜ける時の快感と、入ってくる時の圧迫感を伴う快感が何度も何度も続けられる。

 今度こそいやらしい事も言われるようになった。

 

「アウラ様の肛門は私の指が馴染んできたようですね。指への締め付けが段々弱くなってきていますよ? もっと太いのが欲しいですか?」

「ちっ、力が抜けちゃってるだけだからぁ!」

「そうは仰いますが、おまんこが湿ってきていますよ? 肛門に指を入れられて、濡らすほど感じているんですね」

「あぁ……、そっちさわらないでぇ……」

 

 入っているのは中指。人差し指と薬指は空いている。

 肛門のすぐ下にはアウラの幼い筋があり、男の指は問題なく届いた。二本の指で筋を開けば、幼い穴から染み出た汁がつつつと零れる。

 

「あうぅっ! く、くるしい、から……」

「おまんこを触るなと言われてしまいましたので、こちらの注力することを望まれているのかと。大丈夫です。すぐに馴染んできますから」

 

 指が二本に増えた。一本から二本になったのだから、太さは倍。

 気持ちいいと感じる余裕さえあった圧迫感が、自分を押し潰そうとしているかのよう。

 

 指二本でこれなのだから、彼のものを入れられたらどうなるか、と考える余裕はアウラにはなかった。

 時間が経つにつれて馴染んでいく自分に驚いているのもあるが、さっきからずっと静かなシャルティアが気になった。

 お尻の穴であんな声を出してしまったら、シャルティアは絶対に揶揄ってくる。けども何も言われてない。

 意識すれば男が小刻みに震えているのを感じる。正しくは、男が座るシャルティアが震えているらしい。

 何が起こっているのかと、背を反らして顔を上げたら答えがあった。

 

 

 

 男は椅子に手を突いていた。

 

 アウラを責めているのは右手だ。

 左手はアウラの頭を撫でることなく、ずっと椅子に突いていた。

 男が座っているのはシャルティアの腹の上。

 手を突いたのは下腹の上。

 男の手は、触られているシャルティアが気付かないほどにゆっくりと下腹を滑り、無毛の股間に辿り着いた。

 割れ目の上にあてがわれた指は、ゆっくりと沈んでいく。

 シャルティアが男から手マンの練習を受け入れた時と同じで強い刺激は一度もなかったのに、シャルティアは息を荒げていた。

 

 下腹の奥が疼き、甘い痺れが四肢を走って力が抜けそうになるのを必死に耐える。

 鳴いてしまいそうになるのは歯を食いしばった。そうでもしなければブリッジを保てなくなる。

 アウラが指を入れたままにされている時、シャルティアはクリトリスを弾かれていた。

 何度かあひぃと鳴いたのを、アナルに夢中になってるアウラは聞いていなかったらしい。

 しばらくしてから、口の中に指を突っ込まれたのは試練だった。

 

(まさかアウラの尻穴に突っ込まれた指を舐める日が来ようとは! おまんこは舐めたことがあってもアナルはまだでありんしたね。今度レズックスする時はそっちも責めてやってもぉっ!? おっ……お兄ちゃんの指が、おまんこにぃ……! お兄ちゃんは、わたしを椅子にしてるのをぉ、くうぅううううぅううっ! こんなになってもお兄ちゃんの指はきもちいでありんす! 指から変な汁が出てるんじゃありんせんか!? お兄ちゃんの汁がわたしの中に……。うへへへへ!)

 

 口に入ってきた指は二本だ。アウラに二本入れるらしい。

 どうなっているか見たくなって横を向いても、アウラの尻は見えない。代わりに、ぽたりと雫が落ちる音を捉えた。

 自分のお股はとっくに大洪水。尻の割れ目や太ももを伝っているのを感じている。ぽたぽたしていても不思議はない。

 けども、シャルティアは見た。

 アウラの股の真下に、小さな水滴が落ちているのを。

 アウラは肛門を弄られて滴るほどに感じている。

 その事実は、シャルティアの興奮を否応なく激しく煽った。

 同時に、入っている指が中で曲げられ、膣壁の敏感な部分を引っ掻いた。

 

「あひゃぁあっ♡」

「うわっ!?」

 

 手足から力が抜ける。

 ブリッジが崩れ、アウラが驚きの声を上げ、背中が床にぶつかる寸前に四肢に力を入れて数秒は拮抗していたが、

 

「げふーっ!」

 

 背中が床に激突した。

 柔らかいお腹に成人男性一人分と幼女一人分の体重が押しかかる。

 シャルティアが見た目通りの少女だったら割と致命的な事態になった可能性は高かったが、シャルティアはとっても強いのだ。呻くだけで大事にはならなかった。

 

 

 

 

 

 

「大変そうなのは演技だと思っていたのですが、シャルティア様への負担は思ったより大きかったようですね」

「お兄ちゃんがあんな事するからでありんしょう!」

 

 ブリッジ中に手マンをされていなければ、体力的には一晩続けても問題なかったはずである。

 なお、アウラは男に抱き上げられ、どこもぶつけていない。吠えるシャルティアから目を反らし、床の上に膝立ちとなって股間を両手で隠している。

 

「わかりました。今度は楽な姿勢でお願いします」

「また私に座るつもりでありんすか!?」

 

 ブリッジよりずっと楽なので却下された四つん這いである。

 鬼畜と思っていたがそこまでか、と驚愕するシャルティアに、男は苦笑して首を振った。

 

「違いますよ。シャルティア様にはアウラ様の予習に協力していただきますと申しましたでしょう?」

「またわたし!?」

「アウラの尻穴に唾を塗るだけじゃないんでありんすか?」

「尻穴って言うな!」

「尻穴は尻穴でありんしょう?」

「はい、そこまで。私の話が途中です」

 

 男は手を打ち鳴らして二人のじゃれ合いを止めた。

 

「アウラ様のアナルセックスのためです。以前、私は開発を一週間ほど続ければアウラ様でもお楽しみ出来るようになると申しました。ですがそれは、毎日開発を続けた場合です。残念ですが、毎日続けるのは難しいのが現状だと思われます」

 

 男が帝都のお屋敷にいた頃、アウラはお仕事の話もあって割とまめに男のもとへ通っていた。男がエ・ランテルに戻ってからは、急ぎの用事がないのと近いからと油断しているのもあって、一度も訪問していない。

 男がナザリックを訪問するのは図書館の貸し出し期限に合わせて月に一度。七度の開発を完了するのに七か月掛かる。そこへ加えて、間が空いてしまうと折角開発したのが元に戻ってしまうのだ。

 

 肛虐に凝っていた頃のラナーは、広がってしまってラキュースから回復魔法を受けないと日常生活が送れない状態になる事が間々あった。しかし、いつも都合よくラキュースが訪れてくれるわけではなく、ラキュースの訪問に合わせようにも我慢できない事もあった。

 そのような時は体調不良と云うことにして一日臥せっていると、何とか日常生活が送れるレベルに戻ってくれたのだ。

 

 つまり、開発をするなら出来る限り毎日する必要がある。

 なお、ジュネはティアを対象に一晩で未通からグーまで行けるようにしたが、あれは論外である。階層守護者であるアウラにそこまでハードな開発を出来ようはずがない。

 

「おわかりでしょうか? アウラ様には自習をしていただく必要があるのです。尤も、アウラ様が私との一時が遠ざかっても問題ないと仰せでしたら不要となります。アウラ様にお会い出来るのが月に一度だとしても、一年もあれば何とかなる事でしょう」

「私に自分で自分にしろって言うの!?」

「それとも私にアウラを開発しろと言いんすか!!」

「させるかバカッ!」

 

 シャルティアの目がアウラとは対照的にとても輝いている。夜が深くなってきたので、吸血鬼は元気になってくるのだろう。

 

「逸らないでください。ですから、そのための予習なのです。何もかも未体験のアウラ様に、いきなり開発をと言っても困難であるとわかっております。ですが、ここにはシャルティア様がいらっしゃいます。シャルティア様とは何度もアナルセックスをしているため、開発され切っていると言っても過言ではありません」

「……まさか……」

 

 愕然とするアウラを横目に、シャルティアの頭脳がピンク色に戻って高速で回転した。

 ここは下手な事を言わないで流れに任せるのが吉。この男なら、自分が口を挟まなくてもきっと最善の未来をつかみ取ってくれると信頼している。

 

「シャルティア様でしたら、アウラ様のやり方が少々拙くても大丈夫です。アウラ様はシャルティア様をお相手にほぐす練習をしていただきます」

 

 残酷で無慈悲な言葉に、アウラは固まった。

 シャルティアは、さっと顔を逸らす。今の顔をアウラに見せてしまったら、色々とこじれてしまうかも知れない。

 

「アウラ様がどうしてもお嫌のようでしたら、シャルティア様からアウラ様に実演していただきます。アウラ様にはその後で実習していただきましょう」

 

 シャルティアにするか、シャルティアにされた後で二人の前で実習するか。

 酷すぎる二択がアウラに突き付けられたが、どうしても絶対に何があっても嫌だ、と言えるほどの嫌悪感がないのが選択を一層困難にさせた。

 

 アウラはシャルティアと舌の練習をしたことがある。手付きの練習もしたことがある。具体的には舌を絡めるディープキスと手マン。

 そこから進んで、貝合わせをしてしまった事もある。

 その辺りの事に比べれば、アナルを少々は許容範囲と言えなくもない。

 二人きりではなく男の目があるが、それを言ったら初体験はシャルティアに付き添ってもらっている。

 

 シャルティアは素っ裸でアウラは下半身を露出して、暗くて狭い密室には淫臭が立ち籠めて、異様な現状はアウラから正常心を失わせ、

 

「…………わかった」

 

 と言ってしまった。

 

「それではシャルティア様はこちらに。アウラ様はそちらへ」

 

 シャルティアは四つん這いになり、アウラへ尻を向ける。

 アウラはシャルティアの後ろで床に膝を突いた。敷物がない硬い床板の上で素足だが、その程度を苦にするアウラではない。そんな事を気にしている場合ではない。

 これからシャルティアの肛門を弄らなければならないのだ。

 

「先ほど注意しましたように、肛門からは潤滑液が出ません。まずはアウラ様の唾を塗りたくってください」

「っ!」

 

 アウラが無言でシャルティアの尻に触れると、小尻は一瞬だけ小さく震えた。

 

 シャルティアの尻は白い。

 夜目に優れたアウラの目には、窄まりの皺さえよく見える。

 固形物を摂取しない吸血鬼であるためか、窄まりに着色はなく肌と同じで真っ白だ。

 狙いを外さないよう顔を近付ければ、尻の割れ目に何かしらの液体が通った跡が見えた。ブリッジしている時に何をされたものか、シャルティアは垂れるほどに濡らしていたらしい。

 罰じゃなくてご褒美だったじゃん、と思いながら頬を窄ませ唾を垂らそうとして、

 

「お待ちください」

 

 待ったが掛かった。

 

 男はいつの間にかシャルティアの前に座っていた。床に直に座っているのしては高さがある。

 いつも持っているショートカタナブレイドを使って椅子の足を切り落として高さを整えたのだ。雑に切ったように見えて、足の長さは完全に揃っている。

 

「シャルティア様の開発が十分でも、アウラ様が不慣れなのは変わりません。始めから指を使うのはお勧め出来ません」

「だったらどうするの?」

 

 きょとんとしているアウラと違って、シャルティアは先が読めた。小さなお胸がトゥンクと高鳴り、アウラには見せられない顔になる。アウラに向けているのが尻なのは幸いだった。

 

「力加減がわからないでしょう? 加減がわからないのですから、指よりも柔らかい部分が望ましいのです」

「は?」

 

 アウラの体で、指よりも柔らかくて、指のようにそこそこ器用に動かせる部分。

 どこであるか察しはついたが、頭が理解を拒んだ。

 

「舌です」

「はアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!?」

「あ……あうら…………」

 

 シャルティアは顔を伏せたまま、声は掠れている。

 

「あうらなら……かまいんせん……」

「シャルティア様はこう仰ってくださっています。アウラ様も加減を間違えてシャルティア様に苦痛を与えるのは望んでおられないのではないでしょうか」

「だ、だ、だ、だから、って……!!」

 

 アナルをほぐすのに、指ではなく舌。舐めると云うことだ。

 シャルティアに色々な練習を付き合わされたアウラだが、舌を使うのは口とだけ。女性器を口や舌で愛撫するクンニリングスは、されたことはあっても一度もしていない。それを、女性器から遠いようでとても近くにある肛門へ。

 

「アウラ様の懸念はわかっております。シャルティア様はアウラ様もご存知の通り吸血鬼ですから、肛門もその中も、とても綺麗ですよ」

「そ……そっ…………」

 

 そういうわけじゃないと言いたかったが、言葉にならない。

 クンニリングスは拒否したのに、アナル舐め。どちらのハードルが高いのか、アウラには全く分からない。

 男の言葉は一々アウラの良心を刺激して、訳が分からなくなってくる。

 

「あうら……。うぅ…………」

「シャルティア……」

 

 シャルティアの掠れた声は、柄にもなく怯えているように聞こえた。

 シャルティアは何を怖がっているのか。ほぐすのを失敗される事か、自分が拒否することか。

 

 真実は全然違う。

 期待が高まりすぎて、抑えないと喜びに叫んでしまいそうだからだ。

 シャルティアは耐えた。

 二人のやり取りに口を挟まないよう歯を食いしばって固く口を閉じた。開いてしまえば笑い声が漏れてしまう。

 それからどれほどの時間が経ったのか、無になっていたシャルティアにはわからない。

 

 

 

「…………………………わかった」

 

 アウラが頷いたのを聞いた時、シャルティアは浅く達した。




げふーと来ればフリーゲーム「おっさん or die」のボーナスタイム
今までいろんなゲームをしてきましたが、「おっさん or die」の閣下戦が一番燃えました
vs閣下のBGMのタイトルが「Love Violence」
↓から聞けます、投稿者は私じゃないです
https://youtu.be/ixbveDkyDuY?si=E41LNEWD9hnQJZBo&t=281
名曲と思うのだが、やはり100時間かけて閣下に辿り着かないとあの感動は得られない

それにしても暑い_(:3 」∠)_
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