ナンバリング要らないんじゃないかと思わなくもないですが目安として
ナザリックから遠く離れた帝国は帝都のお屋敷こと魔導国の公館では、お嬢様が不在でも通常通りに回っている。
かつていらしたソリュシャンお嬢様は常にピリピリしており、使用人に微笑み掛ける事はただの一度もなかった。加えて失敗すればとてもとても厳しい叱責が叩きつけられた。皆が皆、非常な緊張を強いられたものである。
そのソリュシャンお嬢様がエ・ランテルに戻り、交代でやって来たのがソフィーお嬢様。
ソフィーお嬢様は笑顔を絶やさず天真爛漫でとても愛らしく、使用人にきつく当たる事もない。しかし、自由過ぎていつ刺されるかわからない怖さがある。角と翼がある事からも明らかに人間ではなく、伝説のアンデッドを無造作に転がす強さがある。帝国四騎士の一人が全てを諦めた透明な笑みを見せたものだ。
交代直後は軽く見る者もいたが、今やそのような事は誰も出来ない。
そのソフィーお嬢様が不在だと、使用人たちが気を緩めてしまうのは仕方ない事だ。
お屋敷の若旦那様の妻なのか愛人なのかするカルカなら使用人たちを律する事は容易い。元は一国の王だったのだから、その程度出来なくては困る。が、しないしさせない。カルカは外様の自覚があり、自分にそのような役割が求められていないこともあって、けして出しゃばらない。
お屋敷のメイド長であるシクススが頑張った。けどもシクスス自身は自分がメイド長に向いてない事を弁えており、メイドたちを御せない、とまではいかないものの少々の甘えを許してしまった。
許容範囲であり問題は生じず、むしろそれを切っ掛けに若旦那様がお金を稼ぐ手段を広げられたので結果としては良かったとさえ言える。しかし、シクススは内心で忸怩たる思いを抱いていた。
そして再度のソフィーお嬢様の不在。お嬢様なのにフットワークが軽すぎて何処にでも飛んで行けるお嬢様である。今回は謹慎であるので、一定期間は戻らない事が確定している。
シクススはメイドたちを律するために多大な苦労を、とはならなかった。
「あなた達がお仕えしているのはアインズ様なのよ。そんな仕事振りで許されるとでも思ってるの? もっとキビキビ動いて!」
頼りになる援軍、フィースである。
若旦那様と取り引きをして帝都のお屋敷にやって来たフィースは元気いっぱいだ。
帝都のお屋敷に勤めていると、最低でも週に一度はアインズ様が訪問なされ、少なくない時間をお過ごしになられる。その際は有り難くもお言葉を賜ることが珍しくない、どころか毎回である。しかもアインズ様は大変にお寛ぎになっていらっしゃるご様子であり、ナザリックやエ・ランテルのお城にいる時よりも気安く接してくださる。それが大変恐縮でありながらも光栄であり喜ばしくもあった。
フィースはずっと絶好調である。若旦那様との裏取引に乗ったのは大正解だったと自賛した。
フィースのおかげでシクススの負担はとても軽くなった。夜になって眠る時もベッドに倒れ込むことはない。もうひと頑張り出来そうなくらいに余裕がある。
「今日はこれくらいにして、明日することは……」
シクススは自室の机に向かって書き物をしている。日報作成と、明日の予定の確認だ。シクススはメイド長すなわち管理職なのだから、こういった仕事も当然ある。
フィースのおかげで問題らしい問題はなし。本人も毎日楽しく働いているし、シクススは大助かりだし、よく来てくれたものだ。臨時ではなくずっとここにいて欲しい。それよりも自分がメイド長の座を降りてエ・ランテルかナザリックに戻り、と言うのを考えなくもないが、帝都で勤めるメリットを考えると決めかねる。フィースが感動してるアインズ様のご訪問もそうだし、若旦那様も毎日いらっしゃる。
現在の若旦那様はソフィー様の監督で帝都に来られない。それはそれとして、目や耳が多いエ・ランテルやナザリックでは気が引ける楽しみがある。
特にしばらくはソフィーが不在だ。強く言った甲斐あって今までも乱入された事はないが、いないなら絶対に大丈夫である。
「さて、と……」
シクススは作成した日報や文具などを机の引き出しに仕舞う。これで机の上には何も乗ってない。今日の仕事は完全に終了した。あとは寝るだけである。が、フィースのおかげで体力にまだ余裕がある。
すっと目を閉じ、気持ちを切り替えた。
おもむろに目を開き、日中はメイド服のポケットに仕舞ってある鍵を手にする。机のサイド最下段の引き出しの鍵である。鍵穴に差し込み90度捻って鍵を外し、中に納められていた黒いケースを取り出す。シクススの机の引き出しに合わせて作られたケースなので、サイズがピッタリだ。
ケースはシクススの私物であり、若旦那様からのプレゼントである。貰った時は「ここまでして欲しいとは言ってません!」と強く言ったものだが、今となっては十全に活用している。それから少しずつ増えていき、ケース一つでは足りなくなりそうである。
シクススはケースを机の上に置き、引き出しを元に戻す。ケースのロックを外し、パカリと開いた。
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本体と蓋側に分かれたケースは、それぞれが黒いシートで封をされている。まずは蓋側のシートを剥がした。
内部は幾つかに区切られ、それぞれが様々な形状のパーツを納めている。蓋側はアタッチメントを収納しているのだ。
一つ目のパーツはすぐ手にとった。ゆるく湾曲した細長い板である。小さい平皿の断面のような形状をしており、幅は指二本分程度である。
二つ目のパーツは選ぶのに時間が掛かった。ハンドルではなくロックと決めていたが、これも選択肢が多い。
アタッチメントは大別して二種類ある。一つ目が下部で、二つ目が底部だ。
下部は文字通り本体のすぐ下に取り付けるアタッチメントである。基本は深く入りすぎないためのストッパーだ。今夜のシクススが選んだのがそれである。
下部は他にもフロントとバックの分類がある。フロントは前部の敏感な部分を刺激するアタッチメントだ。形状や触れた時の柔らかさや弾力が様々にあり、選ぼうとすると熟考を要す。主にハンドルを使用する時に用いられるため、ロックである今日は使う予定がない。
バックは後ろを刺激する。ただし、シクススはそちらを未開発であるため、使用したことが一度もない。一応、こちらも様々な種類がある。入り口だけを刺激するものから中に入ってくるものまで。後者でそれなりの物を本体に接続すると、ほとんど二叉である。
シクススが悩んでいるのが底部のアタッチメントだ。接続しなくとも使用は可能だが、きちんと付けたほうが使いやすい。
ハンドルは手で動かす時用である。単に棒になっているのと、リングになっているものの二種類だけだ。ただの棒とリングなのに、シクススの手の大きさや形を考えて作ったらしく、どちらであっても持ちやすく、動かしやすい。
もう一つがロック。どこかに固定して使用する時に用いられる。
固定先は、表面がツルツルして脆くないものなら何でも可能である。ただし、固定するための操作は本体接続前でなければならない。途中で気分を損なわないために、予め固定しておくのが望ましい。固定する方式はファンデルワールス力と聞いたが、シクススに詳しい原理はわからないので忘れてしまった。きちんと使えればよいのだ。
そのロックであるが、これも様々なのだ。末端が固定先と離れないのはどれも同じだが、その上が違う。例えば本体を接続したとして、全く動かなくなるものがある。シクススが軽く触っただけで90度曲がるものもある。離せば勿論元通りだ。この曲がり方と固さが様々であって、シクススが体重を掛けても30度程度しか曲がらないものもある。どれが良いかはその時の気分次第なので何とも言えない。多すぎる選択肢を与えてくれた若旦那様を恨めしく思う時もあった。
最終的に選んだのは、少し力を加えれば90度傾くソフトロックタイプにした。ハードロックは風呂の壁が主である。
「ふぅ……」
選ぶのに集中するあまり、シクススの額に汗が浮かんだ。
「あ、忘れないようにしないと……」
アタッチメントを選び終えたのでケースの蓋側のシートを戻そうとして、端に入っているプレートを取り出した。底部を固定する用のプレートである。
風呂で使うなら必要ないが、ベッドの上では必要だ。ベッドにツルツルして硬く平たいものがあるわけがない。ただ、プレートをそのまま使うのは味気ないので、シクススはいつもひと工夫する。
まず、毛布をたたんで丸めて解けないよう上下をベルトで縛る。丸めた毛布の太さは成人男性の腹部くらいが理想だ。
次に毛布の中央にプレートを乗せ、ずれないようストラップでしっかり固定。若旦那様に用意してもらったものだ。
そして底部のロックをペタリと貼り付け、上部のボタンを押し込む。下部や本体を接続すると隠れる部分であるため、先の操作が必要となるのだ。
プレートに貼り付けた底部が完全に固定されてることを確認してから、ノーマルな下部を接続。あとは本体を接続するだけである。今日使う予定の本体は決まっていた。
机に戻ったシクススは、ケースの本体側のシートを剥がす。そこには大小様々な円筒が納められてあった。どれもうっすらとピンク色をしているのは、表面塗装にドラゴンの角の粉末を混ぜると染まってしまうらしい。その効果は確かなもので、触るとほんのり温かい。
純白なのは最初にもらった象牙製だけだ。アタッチメントを接続することが出来ず、最近はめっきり使用しなくなった。シクススはそれを軽く撫でてから、目当ての本体を取り出した。
本体もアタッチメントと同等に種類が多い。太さ長さに先端の形状が異なる。硬さも様々で、指で叩けばコンコンと音がするほど硬いものからグニグニと柔らかいものまで。
今日のシクススは一番太くて一番長いもの。若旦那様と同じ大きさだ。硬さもガチガチである。
本体を丸めた毛布にくっつけたアタッチメントに接続し、もう一度机に戻る。今度はおしゃぶり用とクニクニ用を選ぶのだ。
おしゃぶりはちょっと細めで短く柔らかいもの。クニクニは大きさより先端の形状が重要だ。小さな溝が入っていると挟めるのでそれにする。
「ふぅ……。これでいいわね」
選ぶだけですっかり汗ばんでしまった。終わったら軽く汗を流すつもりなので問題ない。
部屋の明かりを少し暗くしてから、シクススはネグリジェを脱いで椅子の背もたれに引っ掛けた。ブラジャーも外す。パンツも脱いだ。自室で一人きりなのだから、裸になることに恥じらいもためらいもない。
ブラジャーは形が崩れないようカップを重ねて椅子に置き、その隣に脱ぎたてのパンツを置く。
シクススは両手にディルドを持って、極太ディルドを設置したベッドに向かった。
▽
「んっ……。ご主人様ったら、シクススのおっぱいにおちんちんを押し付けて……。エッチなんですから♡」
シクススは目を閉じて、丸めた毛布に跨った。
左手は豊かな乳房を鷲掴みにして、右手はおしゃぶり用の短いディルドを持って乳房に押し付ける。柔らかな乳肉に薄ピンクの先端が押し込まれ、早くも勃起した乳首を擦り始める。
右がそうなのだから、左は更に先へ行く。親指と中指で乳首を摘み、優しく引っ張る。
「あっ、ダメですよぉ……。そんなにされたら乳首とれちゃうぅ……。んっ、あんっ! やさしくって言ったのにぃ。ご主人さまのイジワル……♡ だいじょうぶです。シクススのおっぱいはご主人さまの好きにしていいんですから。ご主人さまはシクススのおっぱいを触っておちんちんおっきくしちゃったんですよね?」
ディルドを乳首にあてがい強めに押し込む。ドラゴンの角の粉末効果で常時温かいディルドだ。触れる箇所が温かい。それが繰り返す内に、温かさを感じにくくなった。ディルドの温度は変わらない。シクススの乳首が熱を持ってきた。
うっとりと目を瞑るシクススは、胸に逸物を押し付けられたことを思い出している。何度もされてきた。鮮明に思い出せる。感触を思い出せれば、言葉も覚えている。
「うぅ……。そうです……。シクススはご主人さまのおちんちんを触ってるだけでエッチになっちゃうんです……。シクススはエッチな子猫ちゃんなんですから、そんなにいじめないでください……。ご主人さまにいっぱいエッチな事を教えられて、いっぱいエッチになって、いっぱいエッチなことも覚えちゃいました。んっぅ……、はぁ………………。ご主人さまのおちんちんを……お口で奉仕させていただきますからぁ♡」
乳首をこねていたディルドを、口に運んだ。目をつむったまま、あーんと大きく口を開く。舌を伸ばして、先端をレロレロと舐め回す。
おしゃぶり用は柔らかい素材で、絶妙な弾力がある。温かいことといい、再現度がかなり高い。舐め続けても硬さは変わらないが、そこまでは求められない。そこまで欲しくなった時はご主人様におねだりする。
「れろ……。ちゅっちゅっ。ご主人さまのおちんちん、いっぱいぺろぺろしますね。子猫ちゃんはぺろぺろが得意なんですよ? あむっ……、んぅ……、ちゅうぅっ……、じゅぷ、じゅぷぷ♡」
温かいこともそうだが、表面塗装がスゴイ。少しでも濡れるとすごく滑るようになる。ツルツルとは違ってヌルヌルだ。何か変なものが出てるのかと聞いたらその通りであるらしく、水と親和性がある物質が反応して表面がヌルヌルになるらしい。完全に無味無臭で無害であり、計算上では水の中に十年放置しても大丈夫らしい。シクススが本来の用途に使うだけだったら、半永久的に使える。ヌルヌルが消えても再塗装すれば完全復活。
少し困るのは水で濡れてもヌルヌルなので、洗ってもちゃんと綺麗になったかどうか確認しづらいことである。基本は水洗いして乾かせば良いとか。ほんのり発熱してるのですぐに乾く。
「んっんっんっ、えぅ……。んーーーーーーっ♡ ぷはあっ……、けほっ。シクススのお口が良かったですか? えっ、もう一度ですか? ……はい、何度でも♡ あむぅっ♡」
シクススの艶やかな唇を、太いディルドが何度も往復する。
フェラチオをしてる時のように、きちんと吸い付いて舌も絡める。唾もたっぷりと塗し、ディルドが薄明かりに照り輝く。唇の端からも垂れてきた。
左手は熱心に乳房を揉んで乳首を摘む。それに飽きたわけではなかったが、手が離れた。もっと触りたい箇所があった。
「あぁ……ご主人さまぁ……。シクススの子猫ちゃん……いじめちゃうんですか?」
右手のおしゃぶりディルドを左手に持ち替え、右手はクニクニ用ディルドを逆手に持つ。
かつてルプスレギナがくすねたディルドと先端の形状が似ている。ぷにぷにの柔らかい素材なのも重要だが、一番は先端に刻まれた溝である。小さな溝に見えて案外深く、柔らかいので簡単に広がる。シクススがレロリと伸ばした舌でも広げられるほどだ。
シクススは右手のディルドの先端だけを口に含んで唾を塗りたくり、溝にも舌を差し入れ奥まで丁寧に濡らす。そこまでしなくても目的地は濡れているが、こうした方が気分が高まる。
「あっ、そんなぁ……。いきなりおちんちんでいじめるんですか?」
先端の溝は中央から裏面に掛けて刻まれている。溝を有効に使うなら裏面を自分に向けるべきだ。体をくねらせながらも、シクススに抜かりはない。逆手に持ったディルドを、毛布に跨る股の下へ差し込んだ。割れ目の上端にある肉芽が、ディルドの溝に挟まれた。
「あんっ……、そこしちゃうんですか? そこって……、クリトリスです……。ご主人さまがイジワルするからクリトリスも感じやすくなっちゃって……。あぁんっ♡ エッチな声でちゃいますからぁ♡」
いじりやすいように、軽く背を後ろへ倒す。隠れていた秘部が前を向き、そこへディルドをあてがう。先端を割れ目に沈めれば唾ではない液体が滴るほどに塗りたくられる。
シクススは自分の股を覗きながらディルドを動かし、肉芽の根のあたりを溝で挟む事に成功した。前後に動かせばちょうどいい位置である。少し押し込んで入り口の方まで行っても、真っ直ぐ引けばいい所に戻ってくる。
「あぁ……ご主人さまぁ♡ シクススの子猫ちゃんはどうですか? きれいですか? エッチですか? エッチな子猫ちゃんでも嫌いにならないでくださいね? ご主人さまを想ってこんなに泣いちゃってるんですから♡ んっ、あむぅっ……ちゅるる……♡ んっ、あんっ♡」
右手はクニクニディルドを前後させ、左手はおしゃぶりディルドを口に運ぶ。股ではクチクチと鳴り始め、口ではじゅぷじゅぷと鳴らしている。
全身をいやらしく上気させ、柔らかな乳房では乳首をずっと固く勃起させたまま。時々思い出したように左手のディルドでつつき、先端に唾を塗りつける。
口を塞ぐものがなくなれば、事更に卑猥な言葉を口にする。
「あんっ! はい…………。子猫ちゃんじゃなくて、おまんこですぅ……。シクススのおまんこはエッチなおつゆで……、まんじるで……濡れちゃってますぅ……。おまんこから出てくるおつゆで……、ご主人さまのおちんちんを入れてほしくて……。ご主人さまのとっても固くておっきいおちんちん、シクススのおまんこにいれてください……。お願いします。おちんちん欲しいんです! おちんちん入れてくれるなら……いつかお尻の処女も……。シクススの全部をご主人さまに捧げますから、どうかお願いです。シクススと……エッチしてください♡」
シクススは腰を上げた。丸めた毛布に跨った膝立ちのまま少しだけ後ろへ下がり、真上に来る。
ゆっくり腰を下ろせば、先端が割れ目に触れた。
「あぁっ♡ ご主人さまの……すっごく固くておっきぃです♡ いいんですよね? 入れちゃいますからね? シクススのおまんこはご主人さまに作り変えられちゃったんですから、ご主人さまがどんなにおっきくても全部入っちゃうんですよ? シクススはご主人さま専用になんですからね? もう入れちゃ…………いれちゃい、ますぅ♡ あぁっ……おっきぃ、ですぅ♡」
太いディルドがシクススの膣をこじ開け、ずぶずぶと入っていく。
中程まで入れたら一旦入れるのを止めて、小刻みに上下に動く。焦らすのと、気持ちいいところを擦るのを兼ねている。
シクススの体全てを知った男が作ったのだから、ただの円筒に見えてシクススが楽しめる形状になっている。奥まで入れてもよし、途中で擦るのもよし。但し、コレクションの中で一番大きいこれは、奥まで入れることを前提としている。最大限の効果を発揮するには最奥まで入れる必要があった。
シクススは腰を落とした。長いディルドが全てシクススの膣に入りきった。
「あっ…………あぁ…………。ぜんぶ、はいっちゃいました……♡ おっきぃから、おくまできて……♡ おまんこぎゅうぎゅうになって♡ あっあっ、だめっ♡ 腰がとまんないですぅ♡ あぁんっ♡ あんっ♡ あんっ♡ いっぱいずぽずぽしてえぇぇ♡」
極太ディルドに跨って、シクススが腰を振り始めた。
前傾になっても後ろへ倒れても、体に負荷を掛けることなくディルドはちゃんとついてくる。底部のロックを吟味したおかげである。
膣内の肉ひだは無機質なディルドに絡みついて締め付ける。愛液はとめどなく溢れ続け、表面塗装と反応してとろみを増し、腰の動きを大いに助ける。
シクススはいつも終わった後に思うことであるが、ディルドは液体と反応してヌルヌルにさせるだけでなく、エッチな気分にさせる何かも出してるのではと疑っている。若旦那様に聞いてもそんなことはないと言われたし、そもそもそんな薬を知らないと言う。
だけれども、プレゼントされたこれらを使うと、手でする時よりも遥かに良い。最初期ロットである象牙製を使った時だってこうはならなかった。子猫ちゃんになって大好きなご主人さまに可愛がってもらってる時とかなり近い。だからこそ、一人遊びなのにいやらしい言葉が自然と口に登るし感じてしまう。疲れてる時でも疲れを取るために手が伸びる。疲れてない時は今夜のように。睡眠時間を削るまでいかないのは幸いだ。しかし、ご主人さまから可愛がってもらっていなければそうなっていたかも知れない。
作り手は否定するが、シクススのために手ずから作ったものであって、それが物理を超えた作用を及ばしている可能性は否めない。それを検証するには、シクススが他のディルドを使って試す必要が出てくる。しかしシクススは、コレクションかご主人さま以外を受け入れるつもりが全くない。検証は不可能であろう。
「あっ♡ あっ♡ あんっ♡ あっ♡ あっ、そこぉっ♡ あぁ、ご主人さまぁ♡ シクススは、おまんこがきもちいです♡ おまんこぴくぴくして、何回もイッちゃってますぅ♡ あんっ、んっんっ、あぁ、またぁ……あっ、いく……! イッちゃっいますぅうぅ♡」
シクススは仰け反って快感を叫んだ。股はディルドのストッパーに受け止められ、じわりとぬるつく汁が溢れてくる。
両手は豊かな乳房を揉みしだく。絶頂時にはぎゅっと握って乳肉に指が埋まるが、余裕がある時は乳首を摘んでこねる。
全身が汗ばみ、乱れた髪が体に貼り付く。愛し合う時は気に掛けてもらえるが、一人で悶える今は乱れたままだ。
「あぁそんなぁ……。まだ、なんですか? おまんこでおちんちんいっぱい扱いてるのにぃ。その、お……おちんぽ……。おちんぽ、まだなんですよね?」
いつもは使わない言葉だ。一人遊びで人目はないのに、羞恥で頬を染める。恥ずかしくなっても、誰も見てない。誰も見てないから拍車が掛かった。
「おちんぽが奥までずっぽり入って、シクススの中に出したいんですよね? シクススのおまんこはご主人さま専用です♡ いつだってご主人さまのおちんぽ入れてください♡ ご主人さまのエッチなミルクをたっぷり飲ませて欲しいんです♡ んふふ♡ んっ……、あっあっあっ、あぁっ、クリもぉ♡」
右手が股に伸びた。
始める前はディルドを使うことでされている感を演出するが、始まってしまえば構わない。中指を勃起した肉芽に強く押し当て、熱心に擦り始める。腰を下ろす度にストッパーにぶつかるが、敏感な所にぶつかる部分は柔らかい素材だ。愛撫の邪魔にならない。
肉欲に支配されながらも心の奥で、今度はフロントに装着して使おうと次の予定を考えた。
ディルドは下部のストッパーも底部のロックもシクススの垂らした汁に濡れ、更に下のプレートまで濡らしている。毛布にも多少散っているが、今夜の使用に堪えないほどではない。明日には洗ったほうが良いだろうが。
「あっ、もうっ、またっ! いくぅ……! おまんこイッちゃいますぅ! おちんぽいれられて、シクススのおまんこがぁぁぁんっ♡ イッちゃうんですぅう♡ あっあっあっ、もう……、いく……いくぅ……♡」
シクススの両手はディルドも陰部もいじってない。しっかり縛った毛布に突いて、腰だけを上下に激しく振っている。
女の穴を太いディルドにみっちりと埋められ、先端が子宮口を叩くところまで腰を落とす。
目は固く閉じているのに口は大きく開き、物欲しそうに舌を伸ばす。何かの加減で我に返り慌てて唾を飲むが何度も垂らした後だと気付かない。
可愛らしい顔は淫らに崩れ、発情した雌になっている。高まるにつれ徐々に眉根を寄せ、悩ましそうに苦しそうに歪ませる。
「いくぅっ! イきますっ! シクススのおまんこイキますからぁぁあっ! あぁぁぁああああああーーーーーーーっっ♡♡」
両手が毛布をぎゅっと握り、顎を上げて背をのけぞらせ、シクススは高く叫んだ。
膣肉は痙攣して奥まで届くディルドを締め付ける。本物と違って出たりしないが、入れていると温かい。萎えもしないので、ずっとこのままでいたくなる。
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シクススは荒い息を吐きながらたっぷりと余韻を楽しむ。
体は倒れて毛布に抱きつく。ずっとディルドを咥えたままだ。ベッドでする時はこうなるため、ディルドのロックはソフトタイプを選ぶ。しかしソフトの中でも固めであるため、元の位置に戻ろうとする。それが時間とともにきつく感じるようになって、シクススは体を起こした。
「あぁ…………今日もやっちゃったぁ…………」
快感を貪ってしまった事にちょっとだけ自己嫌悪するが、してしまったものは仕方ない。そしてこれからもしてしまうのに決まってる。
良すぎるのが悪い。自分の体をこうした若旦那様も悪い。けれどよく眠れて翌朝すっきり目覚めるのだから、悪いことばかりではない。
色々と自己弁護して、シクススは腰を上げた。
その時、部屋のドアが静かに開いた。
「シクスス、起きてる? 明日のことだけど……」
「あ……」
お互いに何が起こったのか全くわからなかった。
わからなかったと云うよりも、何が起こったのか理解することを心が拒否した。
そのため、来訪者は何をするでも言うでもなくシクススを呆然と見つめてしまう。
シクススは取り掛かった行動を中断することなく続行する。すなわち、落とした腰を上げて奥まで来ていたディルドを引き抜いた。
「うわ!」
シクススの中から、太くて長い棒が現れた。その事実は来訪者に衝撃を与え、我に返らせた。あんなにえげつないものがシクススの中に本当に入るのかと云うか入っていたのが出てきたのだから入っていたのだ。
我に返った彼女の行動は素早かった。
ゴメンと短く言い捨て瞬時にドアを閉じる。そして脱兎の如く駆け出した。
彼女に遅れて30秒後。シクススも我に返った。
完全に感情を殺し、椅子に掛けていたネグリジェに袖を通す。ドアを開け廊下に出て、逃げ出した彼女を追いかけた。
▼
「ひっ!?」
シクススは乱暴にフィースの部屋のドアを開け放つ。夜半であるのに、ドアを閉める時はバタンと大きな音を立てた。メイド長にあるまじき振る舞いであるが、咎める者はどこにもいない。
無言無表情で部屋に踏み入り、ネグリジェ姿のフィースに詰め寄る。
フィースは後退った。シクススは尚も詰め寄る。フィースは更に後退る。シクススは尚も詰め寄る。フィースは壁際に追い詰めた。
「……なんでノックしなかったの?」
「そ、それは…………」
「なんでノックしなかったの!!!!!」
「ひぃっ!?」
シクススの顔は真っ赤だった。目には涙が溜まり、形相は怒りに歪んで鬼のようだ。怒りに荒れ狂いながら、どうやって口止めすべきか頭の中が高速回転している。
「なんで、ノック、しないの?」
「ご……ごめ……」
「なんでノックしなかったか聞いてるのよ!!」
「寝てるかと思って!」
フィースはめいっぱい顔を背けるが、シクススがそれを許さない。
「だったら小さくノックすればいいでしょ!?」
「それだったらシクススこそ鍵締めてよ!」
「そんなのするわけないでしょ!」
「なんで!?」
鍵を締めるのは主に防犯のためだ。
しかし、帝都のお屋敷の防犯体制は完璧である。特に夜半となれば、日中は本邸に勤めるメイドたちも別邸に戻って夜を過ごす。外からの侵入は絶対不可能。加えて本邸の三階に居住する者は非常に限られ、現在常駐しているのはシクススとフィースにジュネとカルカだけである。
シクススが彼女らからの犯罪行為を警戒するわけがなかった。
と云うのは建前で、本当は若旦那様が忍んでくるのを迎えるためである。若旦那様が帝都のお屋敷にいた頃に習慣づけられたものが、今も続いているのだ。
「だいじょうぶ……。絶対絶対絶対に誰にも話さないから!」
「当たり前よ!」
シクススの頭は高速回転し続けている。
フィースが誰にも話さないと言うのは信頼していい。しかし、見られた事実は変わらない。明日も明後日も、あんなところを見られたフィースと働き続けるのは些か苦しい。
かと言って自分かフィースのどちらかを配置換え、と言うのは難しい。不仲になったかとアインズ様に思われでもしたらとても心苦しい。配置換えがいずれあるにせよ、フィースは帝都に来たばかりだ。当面は望めない。
ならば答えは一つである。
思うところがないではないし、必ずしもフィースが望むとも限らない。
しかし、他に何も思いつかない。
やむを得ない。緊急措置である。
フィースにも自分と同じ所に来てもらうのだ。
今月は140k字程書いたようです
今まで週一一話10kとして月に45k
と云う事は三か月分