※この作品はR-18です。

アルベドのお食事   作:dolph

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19k強


問題解決 ▽ルプスレギナ+

 お屋敷の書斎はアインズの設計で新生し、ついでに様々な加護の魔法を掛けられ、諜報対策は抜群である。明るい時間でも窓の外から中を窺う事は出来ないし、ドアに耳をつけても盗み聞きは不可能。新生した直接の理由は書斎が崩壊したためなので、同じ轍を踏まないよう防御性能もやたらと高い。

 アインズ専用バックドアがあったりするのはご愛嬌である。

 

 そのため、内緒の事をするには各々の私室より適している。書斎以上を望むならアルベドのお食事部屋しかない。

 アルベドの部屋を勝手に使おうとすればお屋敷の若旦那様が断罪の剣を持つ。必然的に色々な事は書斎で行われるようになる。一応は書斎の主である若旦那様の意思はあまり関係ない。若旦那様の使い方を周りが倣ったとも言える。

 

 端的に言えば、お屋敷の書斎は利用頻度が高いプレイルームになっていた。改めて言及するまでもない周知の事実である。

 

 

 

 

 

 

「二人揃ってどういうつもりだ」

 

 男は書斎の寝椅子の上で縛られていた。両手を腰の後ろに回され、手首同士が繋がれている。

 

「ルプーの発案です。お兄様を不自由にさせてしまうのは心苦しいのですが、私たちの気持ちの表れと思ってください」

「それちょっと違うっすけど、おにーさんは楽にして私たちに任せてくれればいいっすよ?」

 

 ルプスレギナはいつも着ている改造メイド服姿。

 ソリュシャンは珍しい事にお嬢様ルックの刺激的なドレスでも煽情的なネグリジェでもなく、プレアデスの正装である上乳見せミニスカ魔改造メイド服である。

 

「ご飯食べてお風呂も入った後だし、おにーさんもわかってるんじゃないっすか?」

 

 食事も風呂も一人で構わない男だが、お屋敷にいると必ず誰かが付き添う。食事は皆でするのがほぼ慣習化し、風呂はソリュシャン率がとても高い。

 この日の風呂はミラだ。体温が低いため、暑い時期は重宝する。暑さが終われば使用頻度は下がるだろう。

 風呂を終えて後は寝るだけなので、男はナイトガウンを羽織っただけの姿である。

 寝る前に行われる事は、男の生理的欲求と皆の期待が合わさってやはり慣習化している。例外は、ンフィーレアに贈る強壮剤の試験などで必要となり、男が皆を説き伏せて納得させた時だけである。

 

「わかるが、これじゃ俺が動けないだろう?」

 

 二番目に活躍する手指が封印されてしまった。彼女らを楽しませる以外にも、手で感じるのはとても重要である。頑張れば腰を振れなくもない。自由度が大分制限されてしまうが。

 

「大丈夫っすよ。おにーさんはじっとしてるだけで、ちゃーんと私が良くしてあげるっすから」

「私が抜けてるでしょ!?」

「私とソーちゃんで、っすね。私が先でいいっすよね?」

「ルプーが言い出した事だからそれでもいいわ。でも何度しても最後は譲らないわよ」

「はいはいっす。じゃ、ちょっと動かそうっすかね。ソーちゃんはそっちよろしくっす」

「落とすなよ?」

 

 男が座ったままの寝椅子を二人掛かりで持ち上げて机の隣に移動させる。机の傍が望ましいらしい。

 

「それじゃ、始めるっす」

 

 ルプスレギナは帽子を脱ぎ、ピコンとしている狼の耳を見せた。机と椅子に座る男の狭い隙間に立ち、ニヤニヤと嗜虐的な笑みを見せながらスカートのスリットに手を入れる。

 ルプスレギナのスカートは足首まで届く反面、深いスリットが腰まで入る。そこからパンツのサイドが見え隠れするのは珍しくない。ソリュシャンほどではないが羞恥心が息をしてない。見えない時は穿いてないか、余程に角度が急なのか。

 ややあってスリットから出てきた手は、黒く小さな布切れを摘まんでいた。布切れからは長い紐が伸びている。サイドで結ぶ紐パンであったらしい。

 紐パンは帽子と一緒に机の上に置き、その場に跪いた。男にはルプスレギナがしてくれる事の予想がついたが、それなら元の位置で構わないはず。どうしてわざわざ狭い場所に移動したかはわからない。

 

「お兄様、私を忘れないでくださいませ♡」

 

 寝椅子なので横に長い。男は端に座らされ、このまま横になるのかと思ったがソリュシャンが真後ろに座る。背後から手を伸ばし、ナイトガウンの内側に入ってきた。脚の側から入る手はルプスレギナ。

 

「まずはおっきくしてからっすね♡」

 

 しなやかな手は、まだ柔らかい肉棒をそっと握った。

 

 

 

 このままでは猿になると危惧したルプスレギナが考えに考えて思い出したのは、帝都にいた頃だった。ナーベラルから猿がどうのと言われたのも帝都だったので、そこから記憶を辿ったのかも知れない。

 帝都に行ったばかりの頃はソリュシャンがおらず、アルベドの訪問もなかった。臨時の客を除くとナザリック出身で最上位がルプスレギナであったため、それはもう好きなように出来た。但し、毎日ではない。毎日では体が持たない。秘薬を飲ませなくてもそうだったのだ。

 シクススにミラもいたが、彼女たちを合わせても毎日ではなかった。では最後までしない日はどうだったのか。手や口で満足してもらった。ソリュシャンが来てからはその役目を一人で果たしてしまうため、迂闊にも忘れていた。

 あまりにも良すぎて幸せになってしまうのはあちらから色々されてしまうからであり、こちらからするだけならそこまでにはならない、はずである。

 

 ルプスレギナが思い付いたのはメイドの基本中の基本。

 ご奉仕であった。

 

 

 

 

 

 

 目当てのものは握っただけで熱を持つ。指先で先端を摘まみ、軽く上下に動かせば膨らんでくる。それなりの固さになったら竿を握って上下に振る。それだけで起き上がり、股間を覆う生地がこんもりと盛り上がった。ここまでで一分の半分も掛かってない。

 

「さっすがおにーさん♪ もうちんちんがおっきくなってきたっすよ?」

 

 ルプスレギナは、最初からギンギンでいてくれるのが好きだ。激しく求められてるようで嬉しくなる。

 自分で育てるのも好きだ。おにーさんのためになれている事が目に見えてわかる。

 

「もう入っちゃいそうっすけど私の準備もあるから……、ちょっとお口でしてあげるっす♡」

 

 ナイトガウンの腰紐は、後ろから男の体を撫でまわすソリュシャンが解いた。

 ルプスレギナはナイトガウンの前を開く。引き締まった裸身よりも、姉妹の目を引くのは男のまたぐら。そそり立った逸物が解放され、ルプスレギナの鼻先に熱が届いた。

 ルプスレギナは無意識に舌なめずりをして唇を濡らし、あーんと口を開いた。男の腹をピコンと立った狼の耳がくすぐった。

 

「あむぅっ……。んっっふぅ……んっ……、れろ……」

 

 赤い口の中へ膨らんだ亀頭が導かれ、熱く包まれた。体温が高めなルプスレギナは、口の中も温かい。裏筋をレロレロと舐める舌はざらついて刺激的。但し深くは咥えず、右手で茎部を握って扱く。左手は自身の下半身に伸びた。ルプスレギナのスカートは、左側にスリットが入っている。

 

「んっ♡ んんっ……、じゅる……、んぅっ……」

 

 ルプスレギナは男の股の前に跪き、膝と膝は肩幅程度に開いている。尻は床から少し浮く。紐パンはさっき脱いだ。指先が熱いところに届く。

 

(もう濡れちゃってるっすよぉ……。おにーさんのちんちん舐めるだけで……。舐める前からじわっとしてたっすけどぉ。でもこんなの普通っすよね? これからおまんこに入れるんすから、って想像しただけでもう♡ あぁっ、静かにしてるとくちゅくちゅいってるのわかっちゃうっす!)

 

 伸ばした人差し指がそろりと入り口に入る。ぬるぬるに濡れてとろとろに柔らかくて、指に熱さが伝わってくる。

 引き抜いた指はじっとりと濡れて開きかかった入り口から糸を引き、穴より少し上に触れると小さく水音を立てた。触れたところは中と同じくらい柔らかかったが、指で撫でるに連れて押し返すようになる。肉芽が膨らんできた。自分で慰めてるだけなのに、痺れるような快感が走る。穴から垂れる汁も増えてくる。

 

 ルプスレギナは左手に集中して右手は漫然と扱き、舌はミルクを舐める犬のようなのに、逸物は一層固く熱くなっていく。咥えた直後はひんやりと感じた肉棒が、口の中より熱い。舌に味が乗るようになった。先走りの汁が滲んできている。

 ちゅうちゅう吸って、味がなくなると責めるように男を見上げた。熱っぽい目と目が合った。

 

「ルプー、そろそろいいだろ?」

「えーーー、もう我慢出来ないんすかぁ? ってやりたいんすけど、今日はおにーさんに気持ちよくなってもらう日っすからね♡」

 

 欲しくなったのはルプスレギナも。

 くふっと笑って立ち上がり、男の顔に左手を突き出した。

 

「ルプーのおまんこもちんちん欲しくなっちゃってるっすからぁ……」

 

 ルプスレギナの左手は、人差し指と中指が根元まで濡れている。夜だろうと書斎は魔法の灯りが照らし、ルプスレギナの指を光らせた。

 男が見守る中で、ルプスレギナは左手の中指をれろりと舐める。指の腹を舐め、背を舐め、最後にしゃぶってちゅうっと吸った。

 

「おにーさんのちんちんはぁ、ルプーのおまんこで良くしてあげるっす♡」

 

 ルプスレギナはくるりと背を向ける。右手を背後に回し、スカートに深く入ったスリットに入れたと思ったら大きく捲り上げた。褐色で艶々の健康的な尻が男の目の前にさらけ出された。脚を開いているものだから尻の割れ目も軽く開き、褐色よりも色濃い窄まりまで見えてしまう。

 

 男の後ろから抱き着いて乳房を擦り付け耳たぶを食み、熱い吐息と同じくらい熱い愛の言葉を囁いて、男の胸板をまさぐるソリュシャンは、ちんちんと呼ぶのは少し幼稚、と思うが口にはしない。あれがルプスレギナの味の一つ。

 

「すぐ入れちゃってもいいんすけど、こーいうのはどうっすか?」

「……悪くない」

「えへへ♡」

 

 ルプスレギナは机に手を突いて、男の脚の上に尻を落とした。寝椅子を机の傍に寄せたのは体を支えるためだった。

 尻を乗せて奥へ進めれば、すぐに逸物にぶつかった。ルプスレギナは尻を浮かせて受け入れる前に、尻の割れ目で逸物を挟んだ。その上で右手を後ろに回して逸物に触れ、尻へ押し付けた。

 

 逸物を尻の割れ目に挟んで腰を上下するのは、正しく尻コキである。

 これはこれで悪くないと思う男だが、あくまでもこれはアクセント。メインのプレイではない。

 

 ルプスレギナもわかっている。

 尻の割れ目できゅっと挟んでいるものだから、熱さも太さもよくわかる。尻を振る度に熱さが移ってくるようだ。

 触らずとも潤んだ秘部が乾くわけがなく、むしろ増えてる。腰が痺れて子宮が疼いた。

 五回も尻で扱けば堪らなくなってきた。

 

「入れるっすよ?」

 

 腰を上げれば、尻の割れ目を亀頭がなぞった。何度も犯された尻の穴で迷うように動きが鈍り、そこからほんのちょっとだけ先に。熱いところに熱いものがやってきた。

 

「んっ…………」

 

 膣口が悦んで口を開く。吸い付いて大きく頬張り涎を垂らす。上の口も緩んでいやらしい笑みを浮かべた。

 

「こーしてさきっちょだけするのも好きっすよね♡」

 

 尻は落としきらない。入り口で先端だけをしっかり咥え、浅いところで上下に動く。少しずつ深くして、深さに応じて熱く大きくなっていくようだ。

 じっくり動いて良いところを擦るのはいつもされている。ルプスレギナが上になるとすぐに深くしてしまう。今日は我慢出来た。我慢にも限度があって、ルプスレギナの自制心は儚かった。

 じっくり受け入れ半分まで来たところで尻を浮かせる。浮かせ過ぎて抜けてしまうが、右手で竿を触れたまま。すぐに入れ直し、背筋を伸ばす。体も真っ直ぐにした方が深く入る気がした。

 両手で机の縁を掴み、尻を落とした。大きな尻が男の下腹にぶつかって、パンと鳴った。

 先端が奥を打つ。ルプスレギナの背が反って男の胸にもたれかかる。顎は上がって口を開き、深い息を吐いた。

 

「あハッ♡ おにーさんのちんちん、ちゃーんとルプーのおまんこに帰ってきたっすね♡」

 

 ルプスレギナは振り向いてにっこり笑った。

 いくっすよ? と宣言してから机に両手を突いて姿勢を正し、尻を上下に振り始めた。

 乾いた音が断続的に鳴り、尻の振り方が変わっていく。上下に振っていたのが前後になる。背面座位だったのが後背位に。ルプスレギナの好きな体位だ。

 

 シクススが尊厳に致命傷を負いながら同じように体位を変えた事がある。致命傷であって死んではいない。その後、フィースから止めを刺されたのは今は関係ない話である。

 

「お兄様、こちらをお向きになって」

 

 ルプスレギナには勝手に尻を振らせ、ソリュシャンは男の後頭部を豊かな乳房に向かえながら上を向かせる。

 男の目の前にかざしたのは白い液体に満ちた小瓶。ソリュシャンたちが秘薬と呼ぶそれの正体は、アルベドがスキルを用いて自らの乳房から搾った母乳である。アルベドの母乳が出てくる日であろうことを、男は察していた。

 ソリュシャンは嫣然と笑いながら小瓶の蓋を開け、自ら煽った。始める前に飲んでもらうなら兎も角、愛しのお兄様は手が塞がっている。口移しにしなければ零してしまう。

 量は小さなグラスに一杯分。全部を口中に溜めるには多い量だが、中身スライムなソリュシャンなら量の過多は問題とならない。

 上を向かせた男に口を開けさせ、ソリュシャンはその上で赤い唇を窄める。白い液体をとろとろと垂らし、男の舌が受け止めた。

 男が小さく震え、ソリュシャンは自身の唇を舌で一周させる。深く咥えたままのルプスレギナは、喜色を浮かべて振り向いた。

 

「あっ♡ おっきいのにもっとおっきくなってきたっす♡」

 

 口を開いて舌を垂らし、愛欲に蕩けるルプスレギナは発情した犬のようだ。事実、発情しきっている。

 ブラウスの下にブラジャーを着けないものだから、先端を尖らせたのが見て取れる。

 女の穴は上の口と同じように涎を垂らし、深く貫かれるのを悦んでいる。スカートは大きく捲ったままなので、尻の穴がひくつくのを隠せない。

 

「おにーさんのちんちん、ルプーのおまんこでぴゅっぴゅさせてあげるっすよ♡ んっ、んっ、あっ……♡ おまんこイッても、ちゃんとイカせるっすからぁ♡ 」

「……ああ」

 

 覚醒サキュバスのスキルでもって作成された母乳を飲んだ男は、飲む前以上に血が通うのを実感した。固く勃起していたのに、新たに血が流れ込む音を聞いた。眩暈がして爆発するようだ。

 けれどもルプスレギナに挿入している。泉の中で飢え乾き、乾きながら癒されている。熱く熟れた膣肉が逸物を柔らかく締め付け熱心に蠢いた。

 本格的に腰を使い始めたルプスレギナの尻も壮観だ。

 前後だったのは自分のためだったようで、搾り取ろうと頑張る今は上下に戻った。

 パンパンと乾いた音が絶え間なく鳴り響き、ルプスレギナの股の間に屹立した逸物が現れては隠される。

 

 ルプスレギナは少しだけ体の向きを変え、後ろを窺いながら腰を使う。

 男の目が自分の尻に向いているのを見て、辛そうだが気持ち良い顔をさせるのを見て、にんまりと笑った。

 手や口で何度も出してあげてきた。それを女の穴を使ってあげてるのだから、良くならないわけがない。具合が良いと何度も褒められてきた。気持ち良い穴で気持ちよくさせてこっちも気持ち良くなれる一石三鳥。

 子宮が疼いて湧いた熱は、自分の中から出て来たのか、中に来ている男の体で炙られたのか、わからなくなってくる。全身が熱いのは確かだった。

 

「あんっ、あんっ、あはっ♡ こっちはっ、おあずけっすよ?」

 

 ユリをスイカップと呼ぶルプスレギナは、自分だって巨乳に分類される。

 体を倒して机の上に乳房を乗せると、大きな乳房がむにゅんと潰れた。机に突いていた両手は後ろに回す。手は左右から伸びて尻肉を掴み、それぞれの方向へ引っ張った。尻の割れ目広げ、茶褐色の肛門を見せ付けた。

 

「きょうは、おまんこで出してもらうんすからぁっ♡ あっあんっ♡ あっはぁあんっ♡ あんっ♡ あんっ♡」

 

 卑猥な言葉で浅く達して、後ろの穴もきゅっと締まって皺が深くなった。

 尻穴を締めるのだから前の穴でも締め付ける。ルプスレギナは尻を震わせて動きを止めるのに肉ひだは蠢いて、奥まで届く逸物をしゃぶるようだ。

 

「ルプー! まだでしょ!?」、

「あ……、はいっす♡ んっ……、んあっ! あっ、あんっ! あぁんっ! おまんこで、よくするっすからぁ♡」

 

 ソリュシャンの叱責で、甘い余韻に浸っていたルプスレギナは我に返る。震える体に鞭打ち尻を振った。パンパンと鳴っていたのがぱちゅんと変わった。

 ルプスレギナは全身が汗ばんできたし、結合部から溢れる淫液は乾くことなく増え続ける。

 肉ひだは蠢いて膣肉は逸物を締め付けて、けれども入ってくる時だけは柔らかく緩んだ。ルプスレギナの意思とは無関係に勝手に動いた。

 

(あぁっ……、もうダメっす! お尻の穴見せたのが悪かったんすか? 見られて入れられるの思い出して、もう……♡ おにーさんまだなのに、もう五回も……。絶対気付かれてるっす! ルプーのおまんこ何回もイッちゃってるのにぃ。おにーさんのちんちん、絶対いつもより気持ちいいっすよぉ。触られないでおまんことちんちんだけなのにぃ。やっぱりアルベド様の秘薬っすよね。立たせるだけじゃなくてちんちんまで凄くするなんて、さすがアルベド様っす! でも負けないっすからぁ!!)

 

 決意と共に体に力を入れた。

 

「うっ……、そろそろ」

「っ!? いつでもいいっすよ! 早く欲しいっす!」

 

 込めた力は膣肉もきつく締め、逸物に絡みつく。それが促したらしい。

 苦しそうな男の顔を見ながらルプスレギナは腰の動きを加速させ、完全に無意識で結合部に手を伸ばした。

 左手は人差し指と中指を開いて淫裂に添え膣口を広げるようだったのに、右手はその少し上。包皮が剥けたクリトリスを中指と薬指で押さえつけた。

 右手の指は円を描き、大きな尻を何度も男の下腹に打ち付けて、中の肉が予兆を嗅ぎ取った。

 

「あああぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっ♡♡」

 

 狼が遠吠えするように高く顎を上げ口を開き、甲高い声で叫んだ。

 深く腰を落としたと同時に子宮口をどぴゅどぴゅと迸る熱い精液で打たれ、絶頂した。

 ルプスレギナの尻がプルプルと震えても射精は止まない。ぴゅっぴゅるると子宮口へ掛けている。

 膣肉も痙攣して締め付けが強くなっては緩まり、膣内に収まりきらない精液が結合部から溢れてくる。

 

「ルプー。次は私よ。お兄様はまだなのだから、急がないと」

「は……、はいっす……」

 

 絶頂しても、動けないではなかった。ルプスレギナはのろのろと男の股から尻を上げ、膣から引き抜かれた逸物がぶるんと跳ねた。射精直後なのに全く萎えてない。アルベドの母乳の効果だ。

 

 

 

 三回出せば一先ずいつも通りの固さに戻り、五回出せば何とか鎮静化出来る。黒粉を長年常飲し、常人を二匙で廃人にする魔酒を常飲する男の精神力だからこそ可能なのだ。

 精神の力で耐えに耐えてそれなのだから、油断すれば元通り。

 ルプスレギナが尻尾を生えさせられた日は、ルプスレギナとソリュシャンとシェーダの三人に五回出し、人心地ついた。

 その後ラキュースを二度使い、ソリュシャンの口に吸いつかれ、クレマンティーヌはゾーサンに夢中だったのでもう一度ソリュシャンを使って夜を迎えた。

 夜はミラとエントマに、お仕事を終えたリファラとキャレット。一巡して二周目のエントマが興奮したか我を忘れたかで男の前腕をパクリ。痛みに強い男で傷は深くとも出血はなかったが、エントマは焦った。ご褒美とのトレード用に持っていたポーションを掛けてしまった。腕は元通りになり、消費した精液も回復した。

 ミラはベッドに沈んだ。ヴァンパイア・ブライドであり睡眠不要のアンデッドなのに翌朝まで起きなかった。

 エントマはダメな子になった。

 リファラとキャレットは力を合わせ、胸を合わせ貝も合わせて落ち着かせることが出来た。

 

 

 

 つまり、一度だけではどうにもならない。

 そんな事情とは関係なしに、ソリュシャンは真正面から男に抱き着いた。

 

「落ち着けソリュシャン! 倒れる!」

「ああ、お兄様、お兄様、私のお兄様♡ 私の中を好きなだけ味わってください♡」

 

 ソリュシャンの魔改造メイド服はスカートが非常に短い。股下指三本か四本か。階段を二段飛ばしで上がれば前から下着が見える。膝を曲げずに床へ手を伸ばせば後ろから下着が見える。

 スカートを捲らずとも男の脚を跨ぐのに不自由はなく、腰を落とす前にスカートの中へ手を入れて下着をずらした。脱ぐ手間を嫌って、ずらすだけで挿入した。

 

 ルプスレギナは最初から濡らしていたが、挿入前に少しは自分で準備した。

 ソリュシャンはその必要がない。いつでもどこでも受け入れられる。固く熱いままの逸物を、一息で一番奥まで受け入れた。我慢できなかった。

 姉が始めた時は、順番だから仕方ないと大人しくしていられたが、男へ秘薬を飲ませてからは多大な努力が必要となった。

 姉も男も幸いなことに前を向いていたので、ソリュシャンは顔を見られなかった。男の背中にすがっていたソリュシャンは、怖いほどの真顔でいた。

 男と交わる姉への嫉妬ではない。ただただ自分を求めて欲しかった。体が疼いた。滅茶苦茶にして欲しくなった。顔にも口にも胸にも膣にも尻にも背中にも、体中に熱い精液を掛けて欲しくなった。

 女の体が擬態であるはずなのに、乳房が張って乳首が勃起する。淫裂が緩く開いて潤んだ内側が薄いショーツに貼り付いた。クリトリスは勃起して勝手に包皮が剥けてくる。女の穴からは、甘いだけでなく雌の匂いを多分に含んだ汁が溢れてきた。

 欲情していた。

 

 これが肉の体を持つルプスレギナだったら自分の手指で慰められたが、ショゴスであり実体は粘液であるソリュシャンは自身の手指で悦びを得られない。

 与えてくれるのは世界でただ一人。

 ルプスレギナが男の上から降りるなり、すぐに乗った。

 欠けたものを満たされ与えられる悦びは、言葉に貶められるものではなかった。

 

「ああ、お兄様、お兄様♡ ソリュシャンはお兄様を愛してます♡ 愛してます♡ 愛して、んちゅぅぅぅううう♡ んんっ、んっ、んっ♡ んふぅっ♡」

 

 男は後ろに倒れそうになるのを必死に耐えて、そこへソリュシャンは愛を語りながら情熱的な口付けを送る。

 強く吸って舌を伸ばして、口内の隅々まで舐めとって唾を啜って送ってかき混ぜあったのを飲んで飲ませて。

 すぐ上の姉よりちょっぴり大きなお尻を上下に振って、自身の膣肉を使って愛しい男の逸物を丹念に扱く。

 思い出したようにメイド服の胸元をずり下げて濡れた乳首を見せ、さらにずり下げ乳房全体をポロリとこぼれさせる。ピンクの乳首は勃起しきってぬめる汁に濡れている。

 乳房を男の裸の胸に押し付ければ柔らかく潰れ、尖った乳首を擦り付ける。繰り返す内に、男の胸板とソリュシャンの乳首とで糸を引くようになった。乳首から分泌する汁は、粘性が高いらしい。

 まさか溶解液であるわけがない。ソリュシャンがいつも男に飲ませる甘い汁だ。

 

 中身スライムであるソリュシャンは、吸収した物を体内に留めておくことが出来る。その応用で、飲食した甘いものをソリュシャン自身が分泌する汁と混ぜて体のどこからでも出す事が出来た。乳首の先端から滲むように分泌して、男に飲んでもらうのが常である。

 飲ませようと分泌したわけではない。ソリュシャンの意思とは関係なく出てしまっている。

 発情して興奮して愛欲が高まって堪らなくなって、出てきてしまった。愛液のようだった。

 

「あんっ♡ あんっ♡ お兄様におちんぽを入れてもらって、ソリュシャンは幸せです♡ ソリュシャンのおまんこは、お兄様のためだけにあるんですから。いっぱいいっぱい愛してください♡ あむぅぅうっ…………♡ じゅるる……、ちゅる、ちゅぷぷ……れろぉ……。んっ♡♡」

 

 男は両手を縛られたままだ。寝椅子に倒れると腕が下になってしまい、ちょっと痛い思いをする。それを避けんがために頑張っていた。一息ついて股を拭いたルプスレギナが支えてくれた。

 それでようやくソリュシャンに集中できた。何か言ってやろうにも口を塞がれてばかりで言葉を出せない。

 愛欲に溺れ切ったソリュシャンの顔が迫ってくるのは良いもので、興奮が高まってくる。押し付けられる柔らかな乳房も、逸物を包む肉も気持ち良い。

 

 但し、男の後ろからソリュシャンを見ているルプスレギナはちょっと引いた。ソリュシャンは目が完全に逝っていた。ルプスレギナの視線に全く気付かないで男の体に溺れている。

 

 ソリュシャンはアルベドから渡された秘薬を口移しで男に飲ませた。全て飲ませたわけだが、口中に少し残った。それを飲んだ。口内を通って体内に入り、全身に行き渡った。

 覚醒サキュバスが淫らな目的で搾った母乳だ。男へは特攻しても、女にはこれといった効果はない。それでもアルベドの淫の気が込められている。そしてソリュシャンでなければ、ここまでの効果は表れなかっただろう。

 最後の一押しだったのかも知れない。

 

 

 

「うふふ♡ お兄様はまだまだ満足なさいませんわよね。もっと愛していただけるのがソリュシャンは幸せです♡ でも私だけが幸せになってお兄様に楽しんでいただけないのはいけませんから……、このような趣向は如何でしょう?」

「……使っても良いが、俺に話をしてからにしろ」

「あぁ、お許しください……。如何様な罰もお受けします」

「今の注意だけで十分だよ」

「ありがとうございます♡ お兄様、愛しております♡」

 

 ソリュシャンの腰遣いはルプスレギナより激しく情熱的で、男はルプスレギナの時より早かった。それでもまだ二度目だ。ソリュシャンの中で固くそそり立っている。

 ソリュシャンはアルベドと同じく精液を吸収出来るので、ルプスレギナのように溢れてくることはない。このまま続けて出来るし、続けて放った事は何度もあった。

 今回のソリュシャンは男の上から降りた。

 そして取り出したのは真っ赤な包帯。血で染まった色だが綺麗に洗濯済みで清潔である。これでもマジックアイテムであり、目を覆えば完全に光を遮断し、耳を覆えば音を絶つ。男がデミウルゴスからもらったプレゼントについてきたおまけである。

 それで男は目隠しされた。

 

「誰が乗っているのか当ててみてください♡」

 

 そうして耳まで覆われた。

 見えず聞こえず、けども柔らかな女体が絡んでくる。

 ソリュシャンが降りたところに、早速誰かが乗ってきた。

 

 見えなくてもすぐにわかる。ソリュシャンの前に味わったばかりだ。そうでなくとも熱さが違う。

 膣内が熱く、逸物の角度も上より前を向かされた。これもさっきと同じ体位。

 ルプスレギナだ。

 

 次に乗るのは蕩ける柔肉。乳房を押し付けてキスをねだるのも全く一緒。

 腰を振ってないのに、膣肉が蠢いて扱く技は中身スライムであるソリュシャンにしか出来ない。

 

 狭いようなのにふんわりと柔らかだ。但し、根元まで入りきらない。

 ラキュースのように激しく責めて回復魔法かポーションを併用していけば、いつかは深くなるかも知れない。

 浅くても名器なのはエントマだ。

 

 次は触れた瞬間にわかった。体温が違いすぎる。現在のお屋敷で、冷たい肌身を持つのはミラしかいない。

 これがSVB47の誰かを当てろと言われたらわからないが、ミラとジュネなら同定出来る。

 

 次は難題だった。三人までは絞れるがそこからが難しい。

 シェーダとリファラとキャレットは、髪色は全く違うのに顔と体が非常に似通っている。中の具合も当然近しい。もしも正常位だったらお手上げだった。

 しかし、今は上に乗られている。腰遣いに性格が出た。

 シェーダは初体験が騎乗位だったからか、上に乗ると意外に巧みだ。

 キャレットは一生懸命。拙くも力強さがある。

 リファラは割と自己本位。動きが緩やかで、自分が気持ち良いところを優先して擦っている。

 

 温かくも強い締め付けで、意外に思った。

 自分で育ててきた穴なのだから誰であるかはよくわかる。意外なのはこの場にいる事だ。ソリュシャンが呼んだのだろうか。

 初体験時は入りきらなかったが、育てた今は根元まで受け入れる。背面座位は初めてのはずだが上にさせた事が何度もあったため、リファラより早かった。

 離れる前に口で清めるのはラキュースだ。厳しく躾けた成果である。

 

 もう一度ソリュシャン、の前に落ち着きかけていたところへ力が滾ってくるのは回復魔法を受けたかららしい。

 ソリュシャンは三度目も対面座位。全身で絡みたいようだ。服が擦れる感触がなかったのは、全部脱いだからだろう。

 他に何人もいるらしいのに、ソリュシャンは全く気にならないようだ。

 

「こ……、これは……!」

 

 続く女も対面座位。

 ぬかるんだ雌穴に深く受け入れ、柔らかな乳房を押し付けてきた。

 女の穴は柔らかく温かく、肉ひだが逸物に絡みついて子宮口が先端に吸い付いてくる。

 入れる前に芳しい体臭でわかった。

 膣の具合でわかった。

 乳房の柔らかさと大きさでわかった。

 唇の感触でわかるし、舌に絡んでくる舌の滑らかさでわかった。

 唾の味でわかった。

 それに、キャレットが乗っていた時から背中に柔らかなものを感じるようになった。誰かが胸を押し付けたのだ。ナイトガウン越しに感じられるものではない。脱がされたにせよ、両手首が繋がったままでは不可能。

 こんな芸当はあの方にしか出来ない。

 しかし、わかるわけにはいかなかった。

 

 こちらの目と耳を封じて、他の女に混じって順番を待っていたのだ。他の女と同じように扱えと言う事に他ならない。

 

 縛られた両手を上げて肩を回そうとすれば、誰かが拘束を解いてくれた。

 自由になった手で女の尻を掴み、下から激しく突き上げる。

 耳は聞こえなくても、女の叫びが空気の振動となって肌を刺激した。

 女の中に放っても回復魔法を受けたばかりで固いまま。再度受けなくとも二巡は出来る。

 

 離れようとする女を捕まえ、その場に跪かせる。頭を掴んで股間に押し付ければ、何を言うでもなく口を開いて逸物にしゃぶりついた。

 頬の内側の粘膜が逸物に密着し、柔らかな舌が絡みつく。頭を押さえたまま乱暴に前後に振っても抗わない。角が触れたような気がするのはきっと気のせいだ。それは気付いてはいけない事である。

 女は手を離しても頭を振って、丹念なフェラチオを続けてくれた。

 

 空いた両手を伸ばせばどちら手も誰かの腕を掴んだ。引けば抵抗なく抱き寄せられ、柔らかな乳房が脇腹に触れた。

 左の女は胸を触りやすい様に背を向けさせて、右の女は尻を掴む。尻肉の感触を楽しみ、汗ばんだ割れ目へ中指を伸ばせば尻の穴に触れた。

 

「机の左一番上の引き出しに小瓶が入ってる。中身を俺の手に掛けてくれ」

 

 誰かが慌ただしく走り、男の手に冷たい粘液が垂らされた。

 経験がある女のようで、量は手のひらの窪みから溢れない程度。十分すぎる。

 右の女の背で塗り伸ばし、腰を撫で、尻に届き、割れ目に指を沿わせて、後ろの穴に突き立てた。

 

「次はこの穴を使ってやろう」

 

 女がビクリと震える。安心させるように耳元へ口を寄せ、囁いた。

 

(ラキュースだろう? やっと尻の穴を使ってやれる)

 

 男には女の声も叫びも聞こえない。

 だからなのか、触れるもの全てがいつもより鮮烈だ。しゃぶらせている逸物に込み上げてきた。

 

 

 

「うっ」

「んーーーーーっ♡」

 

 男が短く呻き、しゃぶっていたアルベドがこもった声で鳴く。口の中で盛大に放たれ、頬が膨らむほどになった。

 何度出しても長い射精が終わって、アルベドは亀頭だけを唇で咥える。右手で竿を扱き、尿道に残る精液を吸い出している。

 

「まだだ」

「んんっ?」

 

 離れようとした頭を男が押さえ、口から抜けないようゆっくりと立ち上がった。

 回復魔法を受けて三度出したため、高すぎる緊張が和らいだからこそ出来る事だ。

 

「んーーーーーーーーーーっ!」

 

 アルベドの頬が口内射精された時よりもずっと早く、ほとんど瞬間的に膨らんだ。

 ごくごくと何度も喉が鳴っているが追いつかないらしい。溺れた者が空気を求めるように口を開いてしまい、そこから精液とは違うさらさらとした透明に近い液体が零れてきた。

 液体は喉を伝って顎を流れ、乳房の間を通ってへそで少し留まって、下腹を飾る淫紋を濡らしアルベド自身の淫液と混ざった。

 

「誰か舐めとってやれ」

 

 誰かと言われても、相手はナザリック序列二位である守護者統括。

 アルベドの口に放尿したのは衝撃だったが、男は誰であるかわかっていないはず。

 男のした事は良いとしても、アルベドの体を舐めるのは敷居が高い。はずなのにこの場の経験者二名。リファラとキャレットは、アルベドが吸収しきれず溢れさせたのを舐めとった事がある。

 

「かしこまりました。アルベド様、失礼いたします」

「ソリュシャンがしてくれるの?」

「はい。私は何度も口に出されてきておりますから」

 

 ソリュシャンは口目掛けて放尿され、溜まるペースより早く飲み干すのが特技である。口を閉じなくても飲み込めるスライムならではだ。ルプスレギナはドン引きした。

 

 ソリュシャンがアルベドの体を口と舌で清め始めた頃、ラキュースは後ろの処女を男に捧げていた。

 後ろの開発は早くから行われており、とっくに挿入可能な状態に至っていた。前の穴は長い逸物を根元まで受け入れるのに切れたり裂けたりしたのを回復魔法で癒し、少しずつ深くする必要があった。しかし、肛門から通じる穴は深く、始めから全部飲み込んでしまう。

 男の下腹がラキュースの尻を叩く音に、男がラキュースの尻を平手で叩く音と、ラキュースが上げる苦鳴交じりの喘ぎ声が重なった。

 

 理想的な姫騎士であった時代は凛々しく引き締まっていた美貌である。男に尻穴を犯される今は澄んだ緑の目が愛欲に潤んで涙を流し、だらしなく開いた口からは床へと細い糸を引き、犯されてる穴の名を連呼する。

 犬のような四つん這いで何度も背を反らし、大きく鳴いた。

 この場に呼ばれた光栄と、後ろの穴を捧げられた喜びと、そんなところと思っていた場所で得られる快感と、愛される悦びで、何もわからなくなった。一匹の獣に堕ちた。

 

 次の犬はルプスレギナ。

 ラキュースと一緒に囚われたのはルプスレギナだった。

 

「ああっっ!? おまんこって言ったっすのにぃぃいいぃイイぃんっ♡」

 

 ラキュースは後ろが処女だったので、特別にラキュースだけを相手した。ルプスレギナは何度も経験がある。ルプスレギナだけが抱かれる事はなく、挿入はされているものの、男の両手は別の女へ。男の背中に抱き着く女もいる。

 

 ルプスレギナから少し離れたところでは、アルベドが甘く鳴いていた。大きく広げた股の間にソリュシャンが顔を埋めている。

 下腹から乳房を汚した小水は、口の代わりに指で吸い取った。スライムであるソリュシャンは、体のどこからでも吸収出来る。手指はそのままアルベドの乳房を包んだ。優しく優しく揉みしだきながら宝玉のように輝く乳首を撫でまわす。

 アルベドの秘部まで届いた小水は愛液と混じり合ってしまったので、ソリュシャンはアルベドの汁全てを舐めとって、けども尽きることなく湧いてきた。

 淫裂の内側を丹念に舐め、陰核に吸い付き、愛液を溢れさせる膣口へと舌が伸びた。

 中身スライムであるソリュシャンの体は自在に伸ばすことが出来る。やろうと思えば男の逸物を伸ばした舌で二周も三周も出来る。通常の姿から遠くなってしまうので基本的にはやらない。但し、隠れる部分なら別である。

 アルベドの膣へ差し込んだ舌は膣内で長く伸び、舌先が子宮口を舐めた。

 男に愛されて好ましい部分を思い出し、同時にアルベドの反応を窺いながら狭い膣内を舐め上げる。

 分泌される愛液を直に味わいながら舌を使い続けると、何度も膣内が狭まった。愛液も増え、膣口から少し上の小さな尿道口から透明な汁が噴き出す。同性であるソリュシャンが聞いても官能的なよがり声が耳に届く。

 

「とっても上手ね。あの子に習ったの? おまんこが何回もイカされちゃったわ♡」

 

 アルベドは大きな乳房を揺らして妖艶に微笑みかけた。

 

 過日、ソリュシャンがルプスレギナを泣かせた時は後ろの穴も同時に責めた。アルベド相手では不敬である。それでも何度も達しているはずなのに余裕な態度。足腰が立たなくなることも、精神が彼岸へ出かけることもない。

 体力に優れたアルベドなのでルプスレギナより弱い事はないだろうが、果てが見えなかった。

 ソリュシャンの舌遣いが献身的なのは、アルベドに悦んでもらうためが多くを占める。それ以外の下心は表に出せない。

 

 そんなソリュシャンの胸中を知ってか知らずか、アルベドは気だるげに体を起こした。額に汗が滲み、長い黒髪が貼り付いているのをかき上げる。そんな仕草も妖艶だった。

 

「とても良かったわ。もう少しと思うのだけれど、ソリュシャンも向こうに混ざってらっしゃい。エントマが泣いてるわ」

 

 ルプスレギナは床の上に倒れて荒い息を吐いている。しばらくして整ったらしく、自分へ回復魔法を掛けて復活した。

 エントマは男に捕まっていた。

 男が縛られていた時と同じ背面座位。けれども、今度は両手を使える。

 エントマは下から男に貫かれ、背後から伸びる手に可愛い乳房と下腹から結合部を愛撫され、ぴいぴい泣いていた。まるで蜘蛛の脚が獲物を捕らえているかのようだ。

 

「ソリュシャンもよくしてもらいなさい。でもあの子をちゃんと気持ちよくさせないとダメよ? そうしたらいっぱいミルクを飲ませてもらえるんだから」

「あ……はい。かしこまりました。それでは」

 

 ソリュシャンはお先にと言おうと思ったが、アルベドはさっき二度も出してもらっていた。一度目は膣で、二度目は口で。口にはその後に違うものを注がれたが。

 

 アルベドはソリュシャンがエントマと交代したのを見届けると、舐められていた部分を指ですくった。ソリュシャンの唾液、あるいは特別に分泌した汁が混ざったのか、常の愛液より粘りが強い。仄かな甘もある。

 

 巧みな舌遣いで奥まで嬲られ、何度も達してしまった。リファラとキャレットに舐められた事はあっても、女の舌でイッたのは初めてだ。

 悪いものではないが、やはり物足りない。

 アルベドはサキュバスである。淫らな体を誇り、男の精を糧として、性の悦びを旨とする。

 女同士も悪くないと思ったが、深いものは男の体でなければ得られない。それに幾ら良くしてくれたとしても、女は射精しない。

 しかしそれでも、悪いものではなかったのは確かである。

 

 アルベドもソリュシャンも、シャルティアとは違って同性愛の気はない。同性に裸体を晒す抵抗がなく、濃厚な接触も厭わないと言うだけで。今この場でそちらに傾けるのは、シャルティアの元にいたミラと、初体験が複数で濃厚だったリファラとキャレットくらいだ。

 だが、悦びが大きくなるならそれで良いと思える寛大な心が、アルベドにはあった。誰かに幸せのお裾分けをしてやりたくなった。

 

 そう思って書斎内を見渡すと、アルベドが声を掛けたラキュースは床に突っ伏している。

 泣いていたエントマは解放されて一息と思いきや、床の上にペタンと座ってソリュシャンと男に目を向ける。

 回復魔法で体力を戻したはずのルプスレギナは、ソファーにもたれる。

 ミラは正座して男に膝枕。頬を赤く染め、真剣な顔で交わりを見守る。肌が蒼白なだけ、乳首の赤みが目を引いた。

 シェーダは少し離れて静観している。順番待ちであるらしい。

 リファラとキャレットは長椅子の上で体を寄せ合う。時々二人で見つめ合って唇を交わし、互いの体を撫で合った。見ているのはやはり床上で交わる二人で、次を待っているようだ。

 

 そこでアルベドの頭脳が優秀を発揮した。

 彼は一巡してから回復魔法を受けた。それからソリュシャン、自分に二度。ラキュース、ルプスレギナ、エントマと来て今は再びソリュシャン。

 サキュバスおっぱいミルクを飲ませたとは言え、そろそろ尽きてしまうのではないだろうか。

 それならもう一度回復魔法をと思うのだが、ルプスレギナは呆けている。

 まだミラとシェーダにリファラとキャレットが待っているし、自分だって後二回は欲しい。このままでは回ってこない。

 ルプスレギナに活を入れてもいいが、自分も何とかする手段を持っている。ルプスレギナは折角良い気持ちでいるのだからそうっとしておいた方が良いだろう。

 アルベドは立ち上がった。

 

 

 

 二人の交わりは、ソリュシャンが上の背面騎乗位。

 大の字に横たわる男の膝下にソリュシャンは自身の足を差し込んで、男の股に座る形。膝の曲げ伸ばしだけで尻を振りやすい姿勢だ。男の目が見えていたら、ぶるんぶるんと揺れる乳房の代わりに、大きな尻が波打つのが見えていただろう。

 愛しのお兄様に喜んでいただくのが一番に来るソリュシャンは、手や口と同じで上になった時の腰遣いも磨いていた。

 男に与える快感だけでなく、ソリュシャン自身も大いに悦んでいる。深く貫かれて内側を炙られ、抱かれる度に生まれ変わる。

 誰に聞かれようとも構わずに、悦びと愛の言葉を叫んだ。

 

「あぁ、おにいさまおにぁさまぁ♡ おにいさまのおちんぽでソリュシャンが愛されています♡ あっはぁあぁあんっ♡ あんっ♡ ソリュシャンのおまんこ、とっても気持ちよくなってるんです♡ おにいさまのおちんぽはいかがですか? ソリュシャンのおまんこで感じていただけますか?」

 

 男の耳を封じたのはソリュシャンだ。男には聞こえていないはずなのに語り続ける。

 聞こえていようがいまいが関係ない。ソリュシャンが男を愛しているのは事実なのだ。思いを口にして、自分の耳で聞いて、心と体で思いの正しさを確かめて、深いところから出てきた言葉を吐いている。

 遠い世界に浸った上に背面騎乗位のソリュシャンは、アルベドが近付いてきたことに気が付かなかった。

 

 アルベドは男の脇に脚を揃えて座ると、長い黒髪が邪魔しないようかき上げて体を倒した。男へ深い口付けを送った。

 

「ああぁあぁぁあぁ~~~~~~~~~~~~~~~っっ!??!」

 

 同時にソリュシャンが絶叫した。大きく見開いた目からハラハラと涙を流し、恍惚とした笑みで虚空を見上げる。全身を震わせ、男との結合部からとろとろと透明な汁を溢れさせる。豊かな乳房を彩る乳首からも汁が垂れる。何度かピュッと噴き出た。

 そしてそのまま、前のめりに倒れてしまった。

 

「ソリュシャン!?」

「ソリュシャン様!?」

 

 驚いたのはアルベドとミラだ。深く達したのだろうが、反応が大きすぎる。

 男を膝枕するミラは動けず、アルベドが様子を見ようとしたのだが、ソリュシャンに差し伸べた手を掴まれた。

 

「え? あっ。あぁんっ♡」

 

 ミラがそんな不敬をするわけがなく、アルベドを掴んだのは男の手だ。

 たちまち組み敷かれ、貫かれた。

 一度目より熱い。突かれる度に快感が深くなる。指が乳房に食い込むほど強く握られているのに気持ち良い。勃起した乳首を噛まれれば、それだけで漏らした。

 

「あう…………、うぅ……、んんっ……♡」

 

 アルベドのものではないうめき声が、アルベドの真下から鳴る。

 

 アルベドが押し倒されたのはうつ伏せになったソリュシャンの上。ソリュシャンの尻は男に掴まれ、長い指は尻の割れ目に消えていた。

 アルベドにソリュシャンを気にする余裕はなかった。

 自分が何を背にして何に触れているかわからないが、愛し愛されているのだから全ては些事に成り下がる。

 アルベドは、達した回数を両手両足の指の数まで数えられたが、それ以上はわからなかった。

 

 

 

 それから全員が、順番を待っていた者も、余韻に浸っていた者も、良すぎて自失していた者も、淫らに乱れた。

 大体アルベドの所為である。

 

 アルベドが男の体力回復に用いた技は、サキュバス式エナジーゲイン。覚醒サキュバスであるアルベドは、精を奪う事が出来れば与える事も出来るのだ。

 ただでさえサキュバスおっぱいミルクで勃起と飢えを強いられていたのに、そこへアルベドのエナジーゲインは過剰だった。

 

 加えてアルベドの存在がもたらした影響も大きい。

 過日、アルベドが乱れに乱れたベッドに残した淫の気で、女たちは同性との接触を厭わず乱れた。お固いと思われ自覚もあるシェーダが、男の尻の穴を舐め、女の股も舐めた。

 残した気配でそれなのに、アルベド自身が乱れている真っ最中なのだから影響が大きくなるのは道理である。

 初体験時にアルベドが指導したリファラとキャレットがエッチになったのも、アルベドの所為である。リファラとキャレットは、この日も力を合わせて貝を合わせて男を扱いた。出てきたのはシェーダが口で受け止め、三人で分け合った。

 

 とても汚れてしまった書斎の掃除は、翌日のラキュースとシェーダの仕事となった。

 

 

 

 

 

 

 その翌々日。我に返ったルプスレギナは頭を抱えた。

 男の手を封じてご奉仕すれば、戻ってこれないところまで行かないと思っていたのに行ってしまった。凄く良くて熱くて気持ち良くてこの世全てが思い通りになる全能感すらあって、と思うだけで股が濡れる。

 本当に濡れたのか確かめてみようと手が伸びかけて我に返る。

 本格的に頭を抱えた。

 本末転倒も程があった。

 忸怩たる思いで元凶に相談する事にした。

 

「別にいいんじゃないか?」

「は?」

 

 綺麗になった書斎で書き物をしていた男は、事も無げにそう言った。紙面から顔を上げてルプスレギナを見ているので、考えなしの生返事ではないようだ。

 

「ルプーがそんなに良くなってるのは俺としても嬉しいよ。何が困るんだ?」

「…………」

 

 この男もソリュシャンと同じである。

 ソリュシャンが色惚けなのは今に始まった事ではない。そう言えばこの男は、色惚けの域の遥か向こうにいる淫魔か淫獣だった。相談したこと自体が間違いだった。

 残るはアルベド様、もおそらく同じ。サキュバスに色事の制限を相談するのは、果たして意味があるのだろうか。

 

「ルプーが困ってるのは、不意に思い出してそんな気分になったり、ぼうっとする時間が増えたりする事だろ?」

「……そう言ってるっすよ」

「だけどソリュシャンはいつも通り。シェーダたちも次の日の朝からちゃんとしてるな」

「…………」

 

 翌日ぽやんとしてたのはルプスレギナとエントマだけで、アルベドは言うに及ばず、ラキュースを含むメイド組もミラも、調子を乱さず各々の仕事を始めた。

 

「一つ聞こう。ルプーが満身創痍でボロボロで疲れ果てて傷だらけで休みたくて仕方ないのにアインズ様から直々のご命令があった。どうする?」

「ご命令に従うのが当然っすよ! いくらおにーさんでも怒るっすよ? 私がアインズ様のご命令を無視して休むとか思ってるんすか?」

「つまりそういう事だ。ルプーは暇だからボケっとしてられるんだよ」

「はあ?」

 

 ルプスレギナのお仕事は、男の回復と書類などの清書。男の補佐をアインズから許され、もとい継続を認められた。

 しかし、回復魔法も書類仕事も毎日あるわけではなく、時間が余っている。

 ソリュシャンも同じように思えて、ルプスレギナにはない報告書の提出があった。こちらはソリュシャンがお屋敷に来た頃から続いている。ルプスレギナに回ってこないのは、分け合う程でもない仕事だからだ。

 

 メイドたちは日々の仕事があり、ミラはご主人様の護衛に命を懸けている。

 ルプスレギナは暇だから呆けていられる余裕があった。昨日のエントマも同じだ。今日のエントマはエ・ランテルの城に詰めている。もしも昨日が登城する日だったら、昨日の朝からシャキッとしていただろう。

 

「それが必要になったらルプーもしっかりするよ。今は必要ないから呑気でいられる。心配する事じゃない。大体アルベド様が毎日いらっしゃってるんだ。ルプーが腑抜けてると思ったらお叱りの言葉くらいある」

「……なるほど!」

 

 ルプスレギナが余韻に浸っていられるのは、誰もが認める合法的な事だったのだ!

 

 ルプスレギナの懸念は一点の曇りなく晴れ渡った。

 

「そういうことっすか♪」

「そういうこと」

 

 このままでいいと認められたのだから、ルプスレギナが遠慮することも躊躇うこともない。前からなかったが、これからは好きなだけ。今までも好きなだけしていたが、強いて言うなら深みが違う。

 ルプスレギナは早速男にしな垂れかかり、あむっと耳を甘く噛んだ。

 

「じゃ、目を覚ますために早速一仕事頼む。これを届けてくれ」

「えー、ミラでいいじゃないっすか。お使いはいつもミラにさせてたっすよね? てかそれなんすか?」

「冒険者組合に宛てたお手紙だよ」

 

 仲介依頼である。

 男は公人として然るべき筋を通して税金を払う義務があった。

 

 仲介してもらう相手は新生蒼の薔薇のティアとティナ。

 依頼の詳細は組合を通さず直接話す。

 

 秘めたる内容は、王都への潜入依頼である。




十月になっても三十度超え予報とか何事であろうか
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