※この作品はR-18です。

アルベドのお食事   作:dolph

262 / 268
時速2kとして12.5時間
おそらく過去最長


無垢な欲望 ▽ウレイリカ・クーデリカ

 双子はしばらくの間、何が起こったかわからないようだった。

 不思議な青いキャンディーを舐めるのは二度目でも、一度目は何もわからない内に効果が切れた。奴隷商の元で生活していた影響が抜けきらない頃でもあった。

 今や恵まれた生活と穏やかな日々のおかげで精神が変調を起こす事はない。自分がウレイとクーのどちらであるかもちゃんとわかっている。

 

 双子は突如高くなった視線に慌て、大きくなった手のひらを見て誰の手だと驚愕し、隣に座る姉妹を見て目を見張った。

 

「クーが大きくなってる!?」

 「ウレイも大きくなってるよ!?」

「二人ともキャンディーの事を忘れたのかな? 今舐めたのは大人になれるキャンディーなんだ。ずっとじゃないからその内元の体に戻るよ」

 

 男は興味深く双子の変貌を観察した。不思議な青いキャンディーの使用者はこれで三例である。

 キャンディーの効果は大人になる事なので、顔立ちや体付きに変化があるのは当然。男が注視するのは髪である。

 

 アウラの髪は長くなった。舐める前は毛先が肩に届かないミディアムショートだが、舐めた後は背の中ほどまで伸びた。

 クレマンティーヌは変わらない。舐める前も後も、子供形態のアウラより少し長いくらいだ。

 ウレイリカとクーデリカは、どういうわけか短くなった。

 双子の髪型はカルカが手慰みに色々と手を入れるので頻繁に変わる。編んだり結ったりするためにそれなりの長さが必要となり、キャンディーを舐める前は肩を越えていた。舐めた後はアウラと同じくらいのミディアムショート。髪質が違う上に真っすぐ切り揃えられているので印象は大分異なるが、長さだけ見ればそのくらいである。

 使用者によって髪の長さが大きく異なった。

 

 はて何故だろうと、男は意味のない考察に耽る。

 大人になるのだからアウラと同じように伸びるのが正常と思われる。クレマンティーヌのように変わらないのは何とか受け入れられる。しかし短くなるのは何故なのか。

 短くなった髪もよく似合っているが、まさか使用者に似合う髪型になるとも思えない。或いは使用者が未来に取り得る姿を現在に持ってきているのか。そうすると一時的に肉体が大人になると云うよりも未来の情報を現在に持ってきている事になる。使い方によっては未来を知る事が出来るかも知れない、と考えて馬鹿馬鹿しいと投げ捨てる。

 妥当なところで、本人が望む髪型になるのだと思われた。双子の髪はやや長く、まだまだ幼女なので手入れが大変そうなのだ。

 

「あっ、すごい……。おっぱいも大きくなって、変な感じ……」

 「んっ……やわらかいよ。カルカお姉さまみたいにできる……」

 

 男がつまらない事を考えてる間におかしなことになった。

 ウレイリカもクーデリカも、さっきまでは存在しなかった乳房の膨らみに手を乗せてふにふにと揉んでいた。

 

 幼女な双子の体型は、上からスルッシュッストンである。

 胸には乳房の兆しすらなく、腰に括れはなく胸囲と腹囲はほとんど同じで、お尻はちゃんと二つに割れている。

 それが大人の体になったことで、ネグリジェの胸部がしっかりと盛り上がった。大きいとは言えないがシャルティアが舌打ちするくらいにはある。

 

「……二人とも何をしてるのかな?」

 

 男が双子にキャンディーを舐めさせたのは、キャンディーを持っていて、そこに幼女がいたからだ。

 つまりは単なる思い付きであり魔が差しただけ。強いて言うなら舐めた後の髪がどうなるか確かめたかった。

 

 日中はシクススを抱いて、カルカに69を教え、レイナースは後ろから責めた。フィースはまだシクススのゴーサインが出ていない。

 寝室に戻る直前は上達著しいソフィーのお口に放ち、ジュネと三回も楽しんだ。

 寝室に戻ったのは寝るためである。双子幼女が大人の体になっても、幼女だった時のように抱き枕にするつもりでいた。

 それが何故か、自分の乳房を揉んでいる。揉み続ける内に目がとろんと蕩けてきた。

 予想出来なかった展開である。何も考えてなかったとも言う。

 

「おっぱいさわるとおかしな感じします」

 「カルカお姉さまも同じに感じてるんですか?」

 

 カルカは双子の前で自分の体を慰めるらしい。処女のまま淫乱計画が上手く行きすぎたようだ。

 なんて教育に悪い女なんだと男は思ったが、双子幼女の目の前でカルカに口を使わせ、クーデリカには勃起した逸物にローションを塗らせ、カルカの胸を使って出した男である。この男が言っても思ってもいい事ではなかった。

 それにカルカは双子が寝てから自慰をする。あえて見せているわけではない。双子が寝たふりをして盗み見しているのだ。それでも双子がいる部屋で始めるのだから、カルカが淫らになったのは疑いようがない事実である。

 

「あっ! クーのおっぱい、何かついてる?」

 「え? ウレイだってついてるよ!」

 

 帝都のお屋敷では現地で雇ったメイドたちにすら魔法が掛かった衣服が支給される。

 男が買ってきた双子はお屋敷の最上階で寝起きする事を許されている。着用する衣服は当然の如く全てナザリック製だ。レースで縁取られた白いネグリジェは、体の変化に合わせて大きくなった。

 その下はパンツを穿くだけである。そもそもブラジャーが必要な体ではない。日中のインナーはスリップだ。

 薄衣は双子の変化を如実に反映した。

 

「それはだな……」

 

 何と答えればいいのかわからなかった。

 

 今より小さかった頃のネムに色々教えた事がある。そろそろ教えられても良い年齢だった。ある程度の実践を伴ったのはネムの希望とその時の流れである。

 しかしウレイリカとクーデリカはその時のネムより幼い。あと十年とまでは言わないが、当分は必要ない知識だ。しかしキャンディーを舐めて大人になった双子は、今のネムより知識を必要とする体になった。

 貪欲に知識を貪り、無駄に頭を使ってあらゆる事を考察している男であるが、経験した事がなければ予想も出来ない事態には割と弱い。

 

(まあいいか)

 

 同時に頭の回転が異様に早く、考えてもわからない事は考えない事を方針としている。結論を出すのに要した時間は短かった。

 

 寝室である。男がベッドに上って手招きすれば、双子もよじ登ろうとしてベッドの上に倒れた。さっきまでと手足の長さが違うのでいつものように上手く上れなかったらしい。

 ふかふかベッドなので飛び込んでも怪我はしない。双子はすぐに顔を上げて手を伸ばし、四つん這いで男ににじり寄った。図らずも雌豹のポーズである。ネグリジェの襟が垂れて乳房が覗くのは気付きもしない。

 抱き枕にされてる時のように、男の体に抱き着いた。今までになかった柔らかな膨らみを押し付ける。

 

「ごしゅじんさまぁ、抱っこしてください」

 「クーもぎゅってして欲しいです」

「わかってるよ」

「「んっ」」

 

 漏らす声が艶めいていた。

 大人の体になったとしても、中身は幼女である。幼女が出して良い声ではないし、そもそも出ないと思われた。

 そこは男が知らず、自覚もなかった事がある。

 

 双子はカルカが男に開発されている場面を度々盗み見していた。カルカが自分を慰めているところも見ている。例え眠っていようとも幼女がいる部屋でそんな事を始める大人が悪い。

 あえぐカルカを見て、あれは気持ちが良いから出ている声だと双子は知識として知っていた。教えたのがこの男だ。

 カルカが勇気を振り絞って男の寝室に初めて乗り込んだ夜、カルカは男に舐められ大いに乱れた。悲鳴のような嬌声を上げて眠る双子を起こしてしまった。双子はご主人様がカルカお姉様を虐めて泣かせたのだと思ったのだが、全くの反対で気持ち良いから出た声だと教えられた。

 叫んでしまうほど気持ち良い事があると知ってしまったのだ。好奇心をいたく刺激した。

 自分たちでもそうなれるのかと、ない胸をさすったり互いの尻を撫で合ったり。股を刺激することはなかった。おまんこなる単語は二人から聞き知って後に改めてカルカに尋ねたが、カルカは怒ったように顔を赤くしてまだ早いというばかりだった。

 そのように知ってる事を色々試しても、くすぐったいだけで嫌ではないが良くもない。楽しくはあってもカルカのような声が出るわけがなく、出てくるのは笑い声。

 やり方が稚拙だし、体も幼い。

 

 主因はやはりこの男である。

 覚醒した大淫魔の寵愛を受け、男自身の過去と素質が混じり合い、魔性を帯びてきた。その上で、傾城を越えた傾世の美女たちすら見惚れる美貌の男。傍に居るだけで幼子は体を火照らせた。

 この男の抱き枕になっていれば、否応なく女を刺激され応えようとする。

 そこへ突然応えられる体を得た。

 当然の帰結だった。

 

「いつものようにウレイが左でクーが右になってくれ」

「「わかりました!」」

 

 大人の体になってもお返事は元気な双子である。

 

 風呂を使う時や就寝時だとどちらがどちらか全く見分けがつかない。よって、位置で区別するようになった。

 但し、入れ替わってもわからない。双子は子供らしい悪戯心を発揮して入れ替わる事が度々あった。見破られた事は一度もない。カルカですらわからないのだから、この男にわかる道理がない。

 

 この時は言われた通りに左がウレイリカで右がクーデリカ。男の両隣に座った。椅子代わりにクッションを大きな枕に重ねてる。

 

「「あっ!」」

「二人とも俺と同じようにしてごらん」

「「はい!」」

 

 男は隣に座った双子の肩を抱き、近付いてきた頬に一度ずつ軽いキスを送った。

 双子はもう一度を期待して離れない。肩を抱いた手は双子の背中を回って脇から出てきた。

 手のひらを開いて少し上げれば、今まではなかった膨らみに届く。

 重要な手順として、いきなり掴んだりはしない。輪郭をなぞるように撫で回し、膨らみに触れる指を増やしていく。

 

「二人のおっぱいはまだ膨らんでなかったからね。ゆっくり優しく触るんだ。乱暴にすると痛くなる。二人とも痛いのは嫌だろう?」

「……ちょっとくすぐったいです」

 「あとちょっと……、変な感じします」

「始めはそれでいいんだよ」

 

 左に座るウレイリカには左の乳房を、右に座るクーデリカには右の乳房を。

 男が触れない方は、それぞれが自分の手で。男の優しい愛撫がもどかしいのか、自分で触る方は少しだけ力が入った。それに合わせて男の触り方も変わっていく。

 輪郭をなぞっていたのが乳房に触れるようになり、触れるにせよ包むだけだったのが柔らかさを感じるようになる。男が柔らかさを感じると同時に、双子は男の指を感じた。柔らかな乳房が形を変えられるようになった。

 

 男に胸を触られた事は何度もある双子だ。一緒に風呂を使って、体を洗ってもらった事がある。くすぐったくて、気持ち良かった。

 今は全然違う。

 始めこそくすぐったさを感じたものの、いつの間にか違うものが取って代わった。

 

「んっ。ごしゅじんさまぁ……、ウレイからもしたいです……」

 「クーもチュッてしたいです。でも触ってて欲しいです……」

「もう少し我慢するんだ。二人をびっくりさせる準備をしてるところだからね」

「「……わかりました」」

 

 時折、男は双子の頬にキスを送った。ついでに柔らかな金髪に顔を埋める。甘ったるい匂いがした。香料とは違う双子の体臭。

 双子は幼いので甘いお菓子が大好きであるが、だからといってお菓子の匂いをさせているわけではない。言うなれば乳臭い。幼い子供だけがまとう甘い匂い。

 体は大人になっても本当は幼女であるからか、体臭までは変わらなかったらしい。

 初めての体験である。体臭まで自由自在なソリュシャンなら再現出来るだろうが、そんな事は考えた事もなかった。

 

 双子は目を潤ませ体を熱くして男の横顔を何度も見上げる。

 自分たちだってキスを送りたいが、体を動かしてしまうとご主人様の手が離れてしまう。ウレイリカもクーデリカも試そうとして、手が遠ざかったので慌てて座り直した。

 次に見るのが自分の体と姉妹の体。乳房の先端に何かが付いている。始めは見なければわからなかった。今は見なくてもわかる。

 二人とも風船のようだと思った。何かを吹き込んで内側から膨らまされている。膨らんで膨らんで、いつか風船のように破裂してしまうのではないか。

 けれど最初は勝手に膨らんで、今はご主人様に膨らまされている。大好きなご主人様が破裂させるわけがない。信頼が怖さをかき消した。

 怖くはなくてもわからない。じんじんと熱が溜まる。熱いのがわかる。ご主人様の指が近くに来ると体が強張った。

 どうしてこうなっているのかどうなっているのか、気になって仕方がない。片方は自分たちの手で触っているから、触ってもいいかも知れない。自分たちが触り方を変える度にご主人様の触り方も変わっていったのを、双子は気付いていた。

 ウレイリカは尖った部分を摘まもうとして親指と人差し指を開き、クーデリカは人差し指を伸ばしてちょっとだけつつこうとして、

 

「きゃうんっ!」

 「んっ……」

 

 一秒の十分の一だけ男が先んじた。

 ウレイリカの突起は親指と中指できゅっと摘まみ、クーデリカの突起は中指で軽く弾く。

 これまで右手と左手の動きは完全に同期させて、双子の乳房を同じに可愛がっていた。動きを変えたのは初めてだ。外見は瓜二つの双子であるが、内面は少しだけ違いがあるらしい。ウレイリカは大胆に摘まもうとして、クーデリカは慎重に触ろうとしていた。

 中身が幼い上に全くの未経験であるが、焦らしに焦らして我慢させた甲斐があったようだ。

 双子は可愛らしい声で鳴いた。

 

「二人のおっぱいに何かがついてたわけじゃない。二人とも乳首はわかるだろう? 乳首が膨らんで立ってきたんだよ」

「あぅぅ……、びっくり、しました……。んっ……」

 「クーは、いまの、好きです。ピクってなって……」

「実際に見てみようか」

「「はい!」」

 

 ネグリジェは肩紐で吊るすだけだから、二人の上半身が露わになるのは一瞬だった。

 やや小振りでも形の良い乳房は執拗な愛撫でうっすらと上気し、先端を飾る愛らしい乳首は背徳的に勃起している。立たせる前は淡いピンク色だったが、充血して赤みが濃くなった。

 大人の体になっても本当は幼いからか、とても綺麗な色をしている。

 アウラはダークエルフなので色が濃いのは仕方ないとして、クレマンティーヌもまた透明感のある綺麗なピンク色。乳首と来ればシズは外せない。蛍光ピンクの赤みが増していくのは玄妙と言う他ない。立たせた後の色だって勿論綺麗だ。

 尤も、一番はアルベドである。朝露に濡れた深紅の薔薇でさえ己を恥じて枯れ落ちる。

 

「二人とも立ってるね。当たり前の事だからおかしな事じゃない。気持ち良くなってくるとこうなるんだ。で、立ってくると一層敏感になる」

「あっ……、なんか、むずむずします。んっ……」

 「んんっ!!」

 

 今度は反対。ウレイリカの乳首は中指で転がすに留め、クーデリカは摘まんでやった。

 双子でも性格に僅かな違いがあるようで、ウレイリカは甘い声を聞かせてくれるのに、クーデリカは両手で口を押えた。

 

「クーは痛いかな? 痛かったらちゃんと言うんだぞ?」

 「……へいき、です」

「それなら良かった」

 「ひゃんっ! んっんっ……!」

「あっ、あっ、ごしゅじんさまぁ……。これが、きもちい、なんですか?」

「ウレイが感じてる事はわからないな。ウレイがもっとして欲しいなら気持ちいいのかも知れないね」

「もっと、もっとしてほしいです……。あっ……」

 

 どちらもふにふにで形があるだけの突起だったのに、立たせた今は小さいながらもしっかりとした弾力がある。柔らかさの中にある主張が指に伝わり、触れているだけで楽しくなる。

 ウレイリカの甘い声も楽しく、クーデリカが声を押し殺すのも健気で可愛らしい。

 全く違いがない双子と思っていただけに、違いを発見できたのが嬉しくもあった。

 

「ごしゅじんさまぁ……ウレイも、ウレイも……。ちゅっ……」

 

 感極まった様子のウレイリカが、体の向きを変えて男に抱き着いた。乳房を触っていて欲しいから自分からのキスを諦めたのに、高まる何かが耐えられなくなった。

 男の体に乳房を押し付け、尖った乳首がナイトガウンに擦れて切なさを訴える。唇を尖らせて男の頬にちゅっと触れ、それ以上はよくわからなくて男の胸板に頬擦りをした。どこかが触れているだけで気持ち良い。心が幸せになってくる。

 

 「あっ!? いま、なにか……ひぁんっ!」

 

 知らない事が起こった事をクーデリカが伝えようとした隙に、摘まんだまま優しく捻られた。鳴き声はウレイリカとよく似ていた。

 

「どうしたんだ?」

 

 クーデリカの隙を狙っていたくせして、男は何食わぬ顔で聞き返した。

 鳴き声を聞きたかったのは確かでも、クーデリカに意地悪したいわけではないし双子が嫌がることをしたいわけでもない。二人がここまでと言った瞬間に止めるつもりでいる。双子のおっぱいを触りたくて不思議な青いキャンディーを舐めさせたわけではないのだ。

 男を見上げるクーデリカは、目に涙を滲ませていた。

 

 「何か……出ちゃった、です。でもおしっこじゃないです!」

「それもおかしい事じゃないよ」

 

 滲んだ涙が零れる前に、男はクーデリカを抱きしめた。

 

 知識がなく経験もない事なら多少の変化に気付けない。目の前に突き付けられたら無視出来ない。

 幸せで気持ちいのに、どこか切なくて喉が渇く。下腹の奥に何があるのか知らず、けれども生まれる熱が体中を熱くする。甘い疼きが何かを訴えて、湿ってきたのは気付かなかった。

 知らない内に増え続けて、ついとぬるりと降りてきた。

 体は大人になっても初潮をまだ迎えていない。何かが出てくるところではなかったし、ある事すら知らなかった。

 

「……ウレイも何か出ちゃった感じします」

 

 ご主人様に抱き締められるクーデリカが羨ましかったのか、自分も同じなのに姉妹だけに告白させるわけにはいかないと思ったのか、ウレイリカも同じ事を言う。

 男は双子を抱きしめながら教えてやった。かつてネムに教えた事でもある。

 

「二人はおまんこがわかるかな? ……そう言えばカルカに教えてやれと言ったと思うが」

「カルカお姉さまは教えてくれなかったです」

 「まだ早いっていわれました」

「……そうか」

 

 実際早過ぎる。この男をして、流石に迷った。

 

(まあいいか)

 

 そして次の瞬間には決断している。吹聴されておかしな事に巻き込まれたら困るが、双子は分別がつくようになるまで屋敷内で育てることが決定している。外に出せるようになるのはまだまだ先の事だ。多少早まっても問題ないと考えた。

 

「女の子のおまんこには膣という穴があって」

「穴があるんですか!?」

 「ウレイとクーにも!?」

「隠れてるけどあるんだよ」

 

 本当は幼女である。そこからか、と言うところから教えてやった。

 子供には甘く、基本的には誰が相手でも真摯な男だ。双子がどこまで理解出来るかは不明だが、誤魔化さずに全てを教えた。

 

「おちんちんが入るんですか?」

 「だからぬるぬる?」

 

 愛液の機能を話すのだから、目的を省くわけにも行かない。

 双子は生まれが良いのか育ちが良いのか、或いはカルカからの教育が良いのか、実年齢の割に頭が回った。辛い経験が影響しているのかも知れない。言葉の全てがわからなくても要点はしっかり掴んだ。

 

 実のところ、クレマンティーヌと真逆である。

 クレマンティーヌは、本当は大人なのだが子供にされた。幼女クレマンティーヌは、色々な事をしっかり観察してきちんと考えれば自分の安全は保障されているとわかっただろうに、誤解や勘違いを重ねていずれ処刑されると思い込んでしまった。

 本当は幼女なのに大人になった双子は、幼女の時より頭を使えるようになっていた。今の肉体年齢は二十歳になるかならず。同年齢の他者と比べたら知識と経験の圧倒的な不足から幼く見えるのは仕方ない。

 

「だから二人が濡れるのは普通の事なんだよ」

「カルカさまのお股がぬれてたのはおまんこがぬれてたんですね」

 「おちんちんに入ってきてほしいって思ってたんですか?」

「まあ……そういう事だな」

 

 双子は、カルカが男を胸で扱きながら股を濡らしていたのをよく覚えていた。

 毎日新しい事でいっぱいの幼女は昔のことをすぐに忘れてしまうけれど、あの夜は簡単に忘れられない衝撃的な光景だったのだ。

 

「……それじゃウレイのおまんこがぬれてるのは」

 「……クーもぬれてます」

 

 男の苦笑が深くなった。大人の体になったので色々教えてしまったが、それは流石に早過ぎる。

 

「俺のが大きくなったらね」

「あんっ……。へんな声、でちゃいます……」

 「へんじゃ、ないですよね? んぅ……」

「可愛い声だよ」

 

 男は双子に押し倒されて、左右それぞれから抱き着かれた。

 双子が着ていたネグリジェはとっくにどこかへ行った。今は染みが増えつつあるパンツ一枚。

 

 男はあやすように双子の背中を優しく撫でていたかと思うと、触れるか触れないかで背筋をなぞって仰け反らせ、尻に届いた。

 大人になっても小柄な双子だが、女の柔らかさがそこかしこに現れた。ストンとしていた尻にもしっかりと肉が付き、丸みを帯びている。但し、穿いてるパンツは女児用のお尻をしっかり包むものである。身に着ける双子が楽しくなれるようフロントには小さなリボン飾りがあった。

 

「ウレイのお尻はどうですか?」

 「……クーもいっぱいなでなでして欲しいです」

「柔らかくて楽しいよ」

 

 可愛らしい双子は美人と言って差し支えない姿に成長するようだ。その双子が顔を蕩けさせてパンツ一枚で抱き着いている。

 例え小振りだろうと以前と比べたら格段に大きくなった乳房を男の体に押し付け、乳首が擦れると甘い息を漏らす。

 本人たちの申告を信じるなら濡れているらしい。現在進行形で増えていると思われた。男は両膝を立て、それぞれを双子の股に押し付けている。圧すだけでは能がないので、体を揺すって緩急を付ける。

 尻肉を撫で回していた手は、掴むようになった。女の柔らかさを備えた尻は、少しくらいなら握られても痛くないようだ。乳房を揉むのは少々の注意が必要でも、尻肉なら好きに揉んでも問題ない。

 

「ご主人さまは大きくなってないです……」

 「クーは覚えてます。大きくなると形がちがって立つんですよね」

「ウレイも覚えてました!」

「二人ともよく覚えてるなあ」

 

 双子はされるだけでなく、自分たちからしてもいた。

 男が着るナイトガウンは押し倒された時に腰紐を解かれ、合わせを開かれた。双子が乳房を押し付けているのは男の胸板だ。

 押し付けるだけであるわけがなく、下では左右それぞれから手を伸ばし、男の股座から生える肉棒を優しく撫でていた。

 

 実は女の体より男の体に詳しい双子である。

 女については肉体的にまだまだ成熟していないので担当であるカルカは不要と判断している。

 男の体については、ご主人様とお風呂を一緒して洗う時に注意があった。そこは丁寧に優しく扱うよう言われている。二人が失敗したら俺は死ぬとまで言われた。これってゆで卵とどっちが固いんですか、などとは絶対やらない。

 ボディソープをめいっぱい泡立て、撫でるように洗うのだ。その経験が活きている。

 

 なのに男は立つ気配がない。

 成長して美人になろうと幼女であった双子をそのような目で見れるわけがない。かつては幼女相手に欲情できるよう訓練した日々もあったが、幸いなことに不要となった。ソフィーのお口はとても良いのだ。

 そのソフィーの口に放ち、アルベドの影を踏めるジュネを三回も抱いた後なのだ。余力があっても男自身の強い意志か、もしくはジュネのような妙技がない限り立つわけがなかった。

 熟れた体になろうとも経験皆無な双子に後者は絶望的。双子は握ることすら思いつかなかった。

 前者は男自身の意思が全くない。但し、二人の中で芽生えるものがありそうなのでもう少し可愛がろうとは思っている。

 

「無理にしなくてもいいんだぞ? 二人が気持ちよくなってくれればいいんだ」

「ご主人さまにも気持ち良くなって欲しいです」

 「大きくなった方がうれしいんですよね」

「二人と抱き合ってるだけで十分気持ちいいよ」

 

 女の柔らかな体にしがみつかれ、甘い吐息にくすぐられる。

 ぷにぷにで温かい小さな体を抱き枕にするのが良ければ、これはこれで悪くない。女たちを抱く事は無数にあっても、一緒に眠る事は案外少ない。この夏はミラを抱き枕にして涼をとった。それを除けば、積極的に同衾したがるのはソリュシャンくらいだ。

 双子の尻を揉みながら、偶にはキャンディーを舐めさせて眠るのもありと思っていた。

 そんな事を考えていたものだから意表を突かれた。双子にそんなつもりはなく、男の存在を一時忘れて相談しただけだった。

 

「おちんこって固くなるんだよね」

 「おっきくなったおちんぽペロペロしたいな」

「カルカさまがしてたよ?」

 「クーもおちんぽの白いのなめたいの」

「ウレイもなめたい」

「うっ!!」

「「ご主人さま!?」」

 

 男は小さく呻いた。顔を背けたかったが左右どちらを向いても同じ顔。手で隠そうにも双子の尻を撫でている。固く目を瞑って歯を食いしばることしか出来なかった。

 

 今のは凄いセリフだった。

 大きくなっても中身は無垢そのものな幼女なのだ。それがあんな下品な、もとい卑猥な言葉を口にするとは。

 道を外れてしまった背徳感が凄まじい。

 一言で言って興奮させられた。

 そこで留まらなかった。

 

「あっ! ご主人さまのおちんちんが熱くなってきた!?」

 「おっきくなった! すごくかたそう……」

 

 双子が見守る中、柔らかく眠っていた逸物に血が通い、上向いてきた。

 双子は手を休めず逸物を撫で続ける。立つ前だったら弱い刺激に過ぎなかったが、立ってからだと立派な愛撫だ。竿だけに触れるならまだしも、膨らんだ亀頭にまで指を這わせる。

 熱くなって上向くだけで終わらず、固くそそり立った。立ってしまった。

 

(なん・・・だと・・・!?)

 

 立たせた男は愕然とした。卑猥な言葉に来るものがあったのは確かでも、立つとは思わなかったのだ。

 しかしながら、如何に中身が幼女であろうと半裸の美女二人に絡みつかれ、愛欲を滲ませる声で立って欲しいと言われ続け、じれったい愛撫を受ける。当然と言えば当然であったし、異常と言えば異常でもあった。

 

「おちんちんペロペロしてもいいですか?」

 「クーが先にしたいって言ったのに……」

「いっしょにしよ?」

 「……うん」

「あ……、ああ。していいよ」

 

 双子はキャッキャと男から降りた。

 双子は楽しそうでも、男は頭を抱えたかった。

 立たされたのは良くないが良いとして、どうやって鎮めるかが問題だ。

 以前は時間経過や気分の変化で落ち着いたものだが、いつしか出さないと治まらないようになってきた。定期的に摂取させられるアルベド様のミルクの副反応だと睨んでいる。しかし、アルベド様のおっぱいを要らないと言えようものか。むしろそれだけ飲んで生きていたい。

 こうして立たされた以上、出さなければならない。

 

 シクススは時間的にもう寝ている。フィースも寝てるだろうし、シクススのゴーサインが出てない。カルカはまだ焦らしたい。レイナースは帰った。

 ジュネなら間違いなく起きてるし歓迎するだろうが、固く口留めしない限りソフィーに話す。ソフィーの反応が、笑うか呆れるか感心するかのどれになるかわからないが、出来るならば知られたくない。

 娘に張る見栄は、この男でも持っていた。

 

「れろぉ……。すごくかたくなってます」

 「さきっちょはちょっとぷにぷに。それよりあっついよ?」

 

 双子は男の下半身に陣取って、根元から先端までを交互に舐め上げる。右に位置するのだから、おそらくはクーデリカが亀頭の形に目を付け、唇だけで甘く食んだ。

 本当は無垢な幼女だ。煽情的と云うよりも背徳的で、興奮を煽られた。男は思わず手を伸ばし、中空で固まった。

 何も知らない好奇心だけの口淫は、甘くはあっても刺激が弱い。その上ジュネを抱いたばかりなのだ。カルカの口を使っても出すまでは時間が掛かるだろう。

 

「あっ……。クーのよだれなめちゃってる……」

 「クーだってウレイのよだれなめちゃってるもん!」

「でもご主人さまのおちんちんペロペロするの楽しいから」

 「クーも楽しいの! ご主人さまはおちんぽもすごいです!」

 

 クーデリカは亀頭に口を付けながら男の顔を見上げ、艶やかに笑った。

 何がきっかけで勃起したかわかっているらしい。笑みも少し違う。無垢であるからこそ、何かが混じればすぐにわかる。どこか挑発的で、勝ち誇るような気配があった。

 

 クーデリカは笑いながらもちゅっちゅと口付けを繰り返し、唇で包む範囲が増えていく。

 工夫もするようになった。勃起した逸物は反り返っているので、唇で包むのは限度がある。優しい手つきで竿に触れて向きを変えようとすれば、力強さに目を丸くした。男の顔を窺って、ダメではないとわかれば遠慮なく。

 逸物を真上に向かせ、クーデリカは亀頭に口付けた。可憐な唇と逸物の間から、泡の少ない透明な唾液がとろとろと溢れてくる。

 とろりと流れる涎を追うように、クーデリカの頭がゆっくりと下がった。

 双子はカルカが口淫しているところを見ている。逸物は口に含んでしゃぶるものなのだ。

 繊細な部分と何度も聞かされたから歯を立てる無粋をしない。温かい口内に亀頭全てを迎えたら、レロレロと舌で舐め回した。

 そこまでは出来ても知識がないため、しゃぶったまま頭を振ったり、手で扱いたりは出来なかった。キャンディーを舐めるように夢中で舐めた。

 

 クーデリカが独占しているのにウレイリカは何も言わない。

 男の股に顔を埋めるのはクーデリカだけだ。ウレイリカは四つん這いを止めてベッドの上に立っていた。

 

「ウ、ウレイ? 何してるんだ?」

 

 聞かなくてもわかることをあえて聞くのは馬鹿だと思う男であるが、聞かざるを得なかった。

 立ち上がったウレイリカは、唯一身に着けていたパンツのサイドに指を入れ、ずり下げるところだったのだ。

 肉が付いた太ももで、白いパンツが巻かれるように小さくなって下ろされていく。最後までウレイリカに触れていたクロッチ部が離れると、銀色の糸を引いてすぐに千切れた。

 

 「あっ!? さっきよりかたくなってきました!」

 

 男の目は、ウレイリカの股間に釘付けになった。

 女の股は何度も見ている男である。今更濡れた秘部を珍しく思うわけがない。

 なのに目が離せないのは、ウレイリカの股間を淡い茂みが飾っていたからだ。

 大人になったウレイリカは、陰毛が生えていた。

 

 アウラには生えた。

 クレマンティーヌは生えなかった。

 ウレイリカは生えている。

 

 規則性がわからないと首を捻るよりも、アウラやクレマンティーヌと違って正真正銘の幼女であるウレイリカが陰毛を生やしているのは、官能的なのか背徳的なのか、言葉にし難い衝撃があった。それをどう感じたかはクーデリカが報告してくれた。

 パンツを脱ぎ終えたウレイリカは、ご主人様からの質問を忘れなかった。

 

「おちんぽはおまんこに入るって教えてもらいました」

 「クーもおちんぽ入れてほしいです」

「お……、おおう…………」

 

 言葉にならなかった。

 無垢な美女二人が股を濡らし、愛欲に潤んだ目で誘惑してくる。応えないでいられるわけがないのだが、本当は幼女なのだ。そこまでするつもりはなかったし、して良い事でもない。

 この男をして現状を理解するのに時間を要し、その間にクーデリカも下着を脱いだ。

 

 子供らしくこてんとその場に寝転んで、太ももからパンツを抜くときは両脚を上げた。意図してやったわけがないだろうが、男からは股が丸見えだった。

 経験がない処女な上に脚を閉じているから、割れ目は開かず本人の心と同じ無垢な筋。しかし男の目は、クーデリカの股にも釘付けになった。

 筋状の秘部だって何度も見ている男だが、クーデリカの筋はうっすらとピンクがかっていたのだ。まるで内側の色が滲み出ているよう。

 色白で、本当は幼女であるからか、それともクーデリカはこうなのかはわからない。そうなっているのを見るのが初めてなのは確かだった。

 初めてのものに挑戦するのは、なんであれ心が踊るものである。

 

「あっ……ご主人さまのおちんぽがピクってしました」

 「こんなになって苦しくないんですか?」

「ウレイのおまんこはぬれてるからおちんぽ入りますか?」

 「クーだってぬるぬるになってます!」

「……そう、…………だな」

 

 葛藤は深かったが、決断に至る時間は短かった。

 過去も未来も忘れて現在だけを見つめれば、二人の求めに応え二人の体を求めるのは、それ以外にあり得ない結論であった。

 

 だからシクススに「若旦那様は隙がありすぎる」と怒られるのだが本人には全く自覚がない。

 

「二人とも大人の体になったけどウレイもクーも初めてだ。俺のは大きいし、間違いなく痛いだろう。それでもか?」

「「はい!」」

 

 元気いっぱい、喜色満面、愛欲と期待を際限なく高められてのお返事である。

 

「……わかった」

 

 可愛らしくて可愛がってる双子である。いつか然るべき縁を見つけて送り出す時は寂しいかも知れないと思うこともあった。

 このまま手元に置いておけば、いつかベッドで可愛がるかも知れないとも思った。それが早まったと思うことにした。

 

「まずはキャンディーをもう一度舐めるように。今度は二個ずつだ」

「「わかりました!」」

 

 逸物をいきり立たせて一層硬くさせられ苦しさを覚えても、冷静を失わない男である。まずはキャンディーを追加で舐めさせて時間の延長。アウラの時のように途中で効果が切れたら大変なことになる。まだまだ効果時間は残っていたが、二人いるのだ。念を入れるのは当然である。

 二個舐めさせたので、増えた時間は元の時間の七割五分。倍弱である。十分だった。

 

「最初にパンツを脱いだのはウレイだったから、ウレイからにしよう。俺の手は二本あってもちんこは一本だからね」

「はい!」

 「…………はい」

 

 いつでも一緒な双子である。

 先にと聞いてウレイリカは元気なお返事だが、クーデリカは影が差した。

 

「クーには少し待っててもらう。どういうことをするのかよく見ているんだ。怖くなったら止めても構わない。もちろんウレイも痛くて無理だと思ったらちゃんと言うんだぞ?」

「いたくても平気です!」

 「ご主人さまならいたくされてもいいです」

「……そうか」

 

 男は双子を順番に抱きしめた。三人とも全裸になったものだから、熱い逸物が双子の下腹に押し付けられる。双子は奥を熱くして、通る場所をざわめかせた。

 男は二番目に抱きしめた姉妹をすぐに離さなかった。

 

「クーデリカだな?」

 「……はい。クーです」

 

 どちらがどちらであるか目で追っているが、外見も仕草もそっくりな双子なのだ。順番を決めた以上、確認は大切だ。

 

 問われたクーデリカは、ウレイであると答えようかしばし迷った。そうしたらウレイリカが違うと言うだろうが、見た目ではわからないのだ。自分がウレイリカと思ってもらえれば先にしてもらえる。けども、ご主人様を騙すこともウレイリカを裏切ることも出来なかった。

 正直なクーデリカにご褒美があった。

 

「クーには少し待っててもらうから、こっちは先にしてあげよう」

 「……? なんですか?」

「顔を上げて俺の顔を見るんだ。口を開けて……いや、少しだけでいい。目は開けていても閉じていても好きな方を」

 「わかりました?」

 

 わからないけどわかった。ご主人様とは身長差が大きいのでうんと見上げて、言われた通りに口を開ける。

 

「そのまま」

 「!!!!」

 

 抱き締める力が強くなって背中が反って、赤と青の目が近付いてきた。無数の星々が降ってくるようだと思った。

 薄く開いた唇に唇を合わされて、開いた口から柔らかいものが入ってきた。口の中を隅々まで這い回り、縮こまった舌はあっと言う間に見つけられた。

 しばらくつつかれてから強く吸われると、自分の舌がご主人様の口の中に入ってしまう。舌と舌とで触れあって、内側の粘膜を舐めあった。

 体液も交換する。じゅるじゅる泡立つ唾が互いの口を行ったり来たり。口の中でかき混ぜているものだから、クーデリカは頭の中でぐちゅぐちゅと粘着質な音が鳴るのを聞いた。

 

 「んっ、んっ、ちゅるる……、んあぁっ。はうぅ……。んぅっ」

 

 息継ぎで口が離れても、すぐに繋がり直した。

 体全部が熱くとろけて、ドロドロになってしまった。そんな様で立っていられるわけがない。

 足腰の力が抜けても力強く支えられ、倒れた先はベッドの上。

 

 「あっ……あっ、あんっ! あむうぅっ……。んぅ……」

 

 開いた脚の間に男が膝をつき、クーデリカの股を圧す。

 快感と興奮で少しだけ膨らんだ乳房を優しく撫で回し、先端へは優しさを忘れてきゅっと摘んだ。

 

 クーデリカは、かつて聞いたカルカのような声で鳴き、すぐに口を塞がれた。

 じゅるじゅるくちゅくちゅと鳴って、熱く火照った体は悩ましく悶えた。昨日までならわけもわからず太ももをすり合わせるだけだったが、答えを得てしまった。圧されているところを触ればいい。

 双子は幼女であるが、女であるのは間違いない。正しいやり方を教えられていたら、高まり果てるのは無理としても、快感を得ることは可能だった。

 

 疼いているのが子宮とは気付かない。

 ただただ翻弄されて、快感の波にさらわれる。

 クーデリカは全くの無抵抗で受け入れた。

 

 「はぁっ………………」

 

 男は押し付ける右膝が、温かいだけでなくぬめっているのをとっくにわかっていた。

 ひくひくと震えるのも感じた。

 唇を離してクーデリカを見下ろせば、放心したようにうつろな目で遠くを見上げ、熱い息を吐いた。

 幼女が出来る表情ではなかった。今のクーデリカは確かに大人の女になっているのだ。

 

「休みながら見ててごらん」

 「………………はい。……すごかったです」

 

 クーデリカに軽いキスを送って次はウレイリカ。

 

「ウレイ」 

 「……はい」

 

 名を呼ばれたのに、ウレイリカの返事は元気がなかった。

 嫌なわけがなく、怖くなったわけでもない。

 よく知っているはずのクーデリカの変わりように圧倒されていた。あんな声を出してあんな顔をして、とても羨ましくなった。同時に嬉しくもなる。

 一心同体の姉妹が悦んでいれば、ウレイリカだって歓べる。

 双子の共感は深く、クーデリカの悦びはそのままウレイリカの悦びとなった。

 二人の口付けを見ていたウレイリカは足を崩してベッドにペタンと座っていたものだから、純白のシーツに染みを広げた。未経験で閉じた秘部なのに、深いところから期待が形を伴って溢れてくる。

 

「こう、ですか?」

「それでいいよ。ウレイは初めてだから、入る部分をよくほぐさないといけないんだ」

「わかりました」

 

 体は熟れてもどこに入るのかすらよくわかっていない。それを教えて、準備をしなければならなかった。

 ウレイリカはベッドに横たわり、股を開いて両膝を立てた。ウレイリカの筋もクーデリカと同じで内側の色が滲み出ている。

 男はふにっとした陰唇に触れ、そっと広げた。

 

「あっ」

 

 初めてのことをされ、ウレイリカが恥ずかしそうな声を上げる。

 男はくらりと来た。

 己の背信を告白するようで忸怩たる思いがなきにしもあらずだが、アルベドの割れ目を広げた時でさえこうも感じ入るものはなかった。

 

 ウレイリカの内側はしっとりと潤っていた。

 ピンク色が急激に濃くなって赤みを増す。濡れた肉色は艶かしく、背徳的だった。

 無垢で幼いウレイリカに、どうしてこうも淫らなところがあるのか。

 何かを受け入れたことも濡らしたことすらもないだろうに、媚肉が作る膣口は埋もれずに小さな口を開いている。

 白味がかった薄い処女膜もあった。膜にはきちんと穴が空いて、奥から愛液を溢れさせる。

 肉芽が包皮で隠れているところだけは幼く見える。

 

「……ウレイはお風呂でちゃんと綺麗にしてきたかな?」

「しました! お風呂を出てからおしっこもしてないです!」

「……そうか。おかしな事を聞いて済まなかった」

 

 幼くても女の子。汚いなんて言われたら心が傷つく。男はすぐさま謝罪した。

 

「ウレイとクーにしてもらったことをするから一応ね」

「ふえっ?」

 

 立てた膝の間にご主人様の顔が覗く。顔は見ている方へ近付いた。

 顔だったらさっきのクーデリカがしてもらったのと同じ。ウレイリカに近付くのは太ももの間。

 段々近くなって、向こうから太ももを掴まれて親指はさっきのところを触ってきて、いつの間にか生えていた下の毛が吐息にそよぎ、体の真ん中に温かくてぬるぬるしてじゅるりとなって。

 何が起こったか把握すると、困惑する前に浅く達した。

 

「ごっごしゅじんさまっ! そこおしっこのぉっ! ふあっ!? んっ……、あぁんっ!」

 

 開かれた割れ目の中を、男の舌が舐めていた。

 どこまでも頼りなく柔らかい媚肉は艶かしくなめらかで、女の味と匂いをさせる。ウレイリカ自身の匂いは甘ったるい。幼さと成熟が同居する矛盾を体現していた。

 小さな穴が淫靡にひくつき汁を垂らす。舌先で探れば薄い処女膜。舌で破れることはないだろうけど、膜の穴は小さくて舌は入りそうにない。

 唇を窄ませじゅるりと吸って生まれたばかりの汁を味わい、舌はゆるりと上を目指した。

 鼻先に陰毛が触れ、女と幼女の匂いが渾然とした香りを吸い込む。舌は触れてもわからないくらいに小さな肉芽へ。剥くのもつつくのも先のこと。舌の腹を押し当て起きてくるのを待ち構えた。

 広げた割れ目は指を離すとすぐに閉じてしまう。隠れてしまっても、中にあるものが消えるわけがない。

 

「あっ、あっ、ごひゅ、ごしゅじんさまぁぁ……! ひんっ……! あっ!? どこ、に?」

 

 膜に空いた小さな穴から、男の中指が少しずつ侵入した。

 ウレイリカが存在すら知らなかった女の穴。なのに歓んで迎え入れ、入ってきた指を狂おしく締め付ける。

 

「指を入れたんだよ。ここにちんこが入るからじっくりほぐす。何度も言うが、痛かったり苦しかったりしたらちゃんと言うんだぞ?」

「ひゃいっ。わ……、わかりました……。ひっ……ふぅ…………。んぅ……。びっくりしたけどへいきです。ウレイにもおまんこの穴がちゃんとあるんですね。ご主人さまのおちんちん入れられるんですね」

「……ああ」

 

 舌を押し当てながら根を扱いた肉芽も膨らんできた。皮に隠れたままであるが、見てわかるようになった。

 入れた指に愛液が絡み、入り口からこぼれてくる。

 ウレイリカの声にも顔にも怯えはない。悦びと、歓びだけがある。安堵が伝わったのか、締め付けが緩んで肉ひだが蠢いた。

 

 順当に反応して進んでいるが、本当は幼いのだ。挿入するまでに、男は徹底して念を入れるつもりでいた。

 ウレイリカの呼吸を読み脈動を捉え、表には現れ難い内側の波まで知覚する。

 反射に過ぎない些細な反応も逃さず押さえて、ウレイリカが好むところを把握していく。

 

 きゅうと指が締め付けられ、咥えたままひくひくと震える。愛液も増え、尻の割れ目を伝ってシーツに吸われた。

 剥けてきた肉芽に唾を垂らせば尻が震え、一舐めしたら腰が跳ねた。

 息が段々荒くなり、甘い声には鋭さが混じってくる。

 

「はうぅ……、あうっ、あぁんっ♡ あっ……、あーっ! あ~~っ! あ~~~~~っ♡」

「クーも見てごらん。ウレイのここに入ってるんだ」

 「は、はいっ……。ホントに、指が入ってます……。クーにも穴があるんですよね?」

「ちゃんとあるよ」

「あぁあんっ♡」

 

 一本だけで始まった指は、薬指を合わせて二本になった。

 二本の指は根元がウレイリカの股にきている。ならば根元から先はウレイリカの中にある。本当に穴があるのを目の当たりにして、クーデリカは驚きもしたし、凄いと思ったし、羨ましいとも思ってしまった。ちらとご主人様の股を見れば、肉棒が反り返っている。よくよく見れば、先端が少し濡れてるように見えた。

 

 「……クーはご主人さまのおちんちんを触っていいですか?」

「もちろんだ。少しウレイに集中するからクーの相手が出来なくなる。先に軽く教えておこう」

 「はいっ!」

 

 クーデリカに握って扱くことを教えたら、ウレイリカに集中する。

 処女のウレイリカがどこまで感じるかわからないが、徹底すると決めたのだ。破瓜の痛みが気にならないくらいに感じさせる。

 思い出すのは、アルベドの秘部を初めて見た日。

 

(アルベド様、どうか私にお力を!!)

 

 長く使わなかった秘技を解放した。

 

「あっ? あっ! あっ! ごしゅっ! あっあっ、ああぁーーーーーっ♡」

 

 あの日、アルベドは意識が焼ききれ潮を噴きながら失神した。

 ウレイリカはあの頃のアルベドと同じ処女であるが、開発の度合いは天地の差。同じことは出来ない。しかし応用は幾らでも出来るのだ。

 

 剥けたクリトリスは吸うことも舐める事もなく、舌を押し付け小刻みに圧す。下腹を撫でまわすのは、ウレイリカが意識すらしてない子宮を起こすため。膣に差し込む指は中で曲げて膣壁を擦った。

 ウレイリカが好むところ全てとは言えなくも、何か所も把握している。指への締め付けと雌の匂いが答え合わせをしているようだ。

 

 ウレイリカの尻がベッドから浮き、つま先がきゅっと折れ曲がる。

 左手はクーデリカの手を握り返し、右手はシーツを掴んだ。力が入って皺になった。

 溢れる汁は男の顔を顎まで濡らす。自分がどうなってどこにいるかもわからない。あの夜のカルカより叫んでいる事も自覚がなかった。

 気持ち良さも快感もわからなくてただただ押し流され、けども体は反応している。膣は男の指を締め付けるし、固く尖った乳首は一向に治まらない。

 

 男はウレイリカに舌と指を使いながら、初めてにしては反応が良いと感じていた。指を入れた時も思ったより固さがなかった。

 間違いなく処女で、間違いなく自慰すらしたことがない体なのに、ウレイリカは乱れよがっている。

 己の技に自負はあっても自惚れはない。あるいはウレイリカが感じやすいのか。

 

 そこはやはり、この男が双子幼女を傍に置いていたからだ。

 魔性にあてられ体を火照らせ、強烈に雄を感じて雌であることを刷り込まれる。ネムと近しく、決定的に違うのは期間と時間。

 小さな体に際限なく注ぎ込まれたものが一瞬で花開き、開いたのだ。

 

「あっ、あうっ! あ……ごしゅじん、さまぁ……。あっ! ああっ!?」

 

 夢うつつに返事をしたような気がした。

 揺蕩っていた意識が戻ると、圧されていた。

 脚の間に男が入って、股が近い。

 ぐぐと圧しては引いていく。

 

「痛いかい?」

「だいじょぶです。おちんぽが入るんですね。ウレイのおまんこに入ってください……♡」

 

 行為の意味すら知らずに男を誘う。

 圧されても眉間に少しの皺が寄るだけで、苦しそうには見えなかった。

 

「あっ!! あ……、いま……?」

「少しだけ入ったよ」

 

 亀頭が処女膜を切り裂いた。淫液に処女を失った破瓜の血が僅かに混じる。

 小さな膣口をめいっぱい押し広げ、先端の全てがウレイリカの中に収まった。

 この瞬間、カルカは幼い侍従に先を行かれた。

 

「ゆっくり入れるよ。奥まで入ったらポーションを使う。それまでは痛いだろうけど我慢してくれ」

「……え? あ、おくすりだいじょうぶです! いたいの少しでへいきです!」

「…………そうなのか?」

「はい!!」

 

 元気なだけでなく力強い返事だった。

 額に汗が滲んで眉間には皺を作る。それでも出来る限りの笑顔を保とうとするのが健気で、男にも感じるものがあった。

 

「ああっ!? いまピクってしました!」

 

 同時に酷く興奮させられる。嗜虐を煽って止まない。

 しかし、ウレイリカを苦しめるのは絶対に不可。幸いにも延長したため時間はある。緩んだ隙を狙ってゆっくりと未通の道を制覇する。

 

「あっ……、あっ……、ああっ!」

 「……いたい?」

「へい、き……。ごしゅじんさまが、きてくれるの……。あっ、うぅっ!」

 

 抉られる痛みでウレイリカが鳴く。その度に男は引いて、ウレイリカは笑みを作った。

 本当は幼子なのだ。幼子に気を遣われるようでは大人失格である。ウレイリカの気が紛れるように頬を摺り寄せ、感謝を囁く。

 ウレイリカは泣き笑いになって目を閉じた。唇を突き出す意味を、わからない者はどこにもいない。

 

「んっ……、ちゅっ……、んっんっ、んんっ! ~~~~~っ!」

 

 処女肉がミチミチと男を締め付け強い弾力で押し返す。ふわりと緩んだ隙に押し進め、初めてのキスを送ると同時に最後を詰めた。

 肉ひだが隙間なく逸物を包み込み、先端が奥の壁に触れる。幼いウレイリカは、体の奥底までご主人様に支配された。

 悦ぶようにきゅうと締まった。

 

「ウレイの一番奥まで入ったよ。本当にポーションは要らないのか?」

「ほんとにだいじょぶです。ごしゅじんさまと、一つになってる♡」

 「ウレイのおまんこにおちんちんが入っちゃってるよ。どんな感じ? いたい? きもちいい?」

「すごくうれしい♡ ちょっといたいけど、ご主人さまが来てくれてるってわかるの。本当に平気だよ。心配しなくてだいじょうぶ」

 

 奥まで入って落ち着けば、ウレイリカは達成感を覚えさせる笑みを見せた。演技だったら見破れない男であるが、ウレイリカがそこまでするとは思えなかった。

 破瓜の痛み止めにポーションを使った事は何度もある。それでも挿入時は痛むようで、涙をこぼした者もいた。

 使わなかった者だって多い。但しこちらは戦闘職が多く、痛みに耐性がある者たちだった。ナザリックの者たちを除けばエンリがそうだ。なにせ覇王である。痛みはしたようだがそれで泣くわけがない。

 ウレイリカは泣き笑いで目の縁に涙が溜まっているけども、こぼれそうでこぼれない。零れる前に男が吸い取った。

 

「少しずつ動くよ。クーはウレイの隣に寝てくれ。クーの準備もしないとだからね」

 「……はぃ」

「あっ……、ゆっくり……。おちんぽわかります……。んっ……、んっ、あっ……♡」

 「あっ!? そこが、おまんこのあな、ですか? あ……、はいって、きてます……」

 

 ウレイリカの膣をゆっくり味わい、クーデリカには指を使う。ウレイリカで予習済みだ。クーデリカもウレイリカと近い場所が好みらしい。体勢的に口を使えないが、指だけで十分な準備が出来そうだった。

 

「あっ、あっ、ああっ……! あっ、んっ! あんっ♡ ……カルカさまみたいな声……、ああっ♡」

 「んっ、んぅ…………。~~~っ! ごしゅじんさまぁあっ!? うぅーー……。んっ……ふぅ……」

 

 同じ声だけども喘ぎ声は違う。

 ウレイリカは情熱的で、クーデリカは抑えがち。どちらもとても甘ったるい。体が感じるものを素直に吐き出す。

 

 ウレイリカの具合が想像以上に良いのは嬉しい誤算。

 指を入れた時も柔らかいと思ったが、挿入しても印象は変わらない。始める前に徹底的にほぐしたのが良かったらしい。処女の固さは取りきれなくても強張りはない。開いたばかりの女の穴は、一番奥まで迎え入れる。

 腰の動きが速まっても出てくるのは甘い鳴き声。掻き出される愛液で、破瓜の血も流れていく。

 

「あんっ♡ あんっ♡ あっ、ごしゅじんさまぁ♡ だいじょぶです、ウレイはうれしいですうぅっ♡ ああっ……!」

 「んっ、あっ、んぅ……、あっあっ、あうぅっ♡ ……いまのは、あんっ♡ おなかあっつくてぇ……♡」

 

 ウレイリカが鳴いて、クーデリカも抑えきれなくなってきた。頻繁に指を締め付けて、ぬるつく汁が溢れてくる。

 

「クーもそろそろ大丈夫そうだね。いいかな?」

 「はい♡ ご主人さまのおちんちんに入って欲しいです♡」

「あっ……。ごしゅじんさまぁ……」

 

 引き抜くと、ウレイリカは切なそうに眉目を寄せた。

 男はウレイリカに謝罪するよう笑みを向けながらも、入っていた場所を確認する。

 成熟した体でも幼い秘部は、真っ赤に充血して痛々しい。押し広げられた膣口はすぐに口を閉じてしまって、閉じ切らない割れ目の中に隠れてしまった。

 

「でもまだ入ってる感じします。次はクーなんですよね。ご主人さまのおちんちん入るとすごく……すごく……なんだろ? すごかったよ!」

 

 男は痛々しいと思ったが、ウレイリカ本人は破瓜の直後なのに平気そうだった。

 

 振り返ってみれば、ウレイリカもクーデリカもナザリック産の食事を何度も取っている。

 アウラから教えられる前に、お裾分けされた果物を食べさせたこともある。男には甘すぎたが、双子幼女には大好評だった。

 そういった経緯があり、常人より丈夫になっている可能性はかなり高かった。

 

 「あっあっ、あぁっ! いたいぃ……けど。思ったより……? へいきです。おちんぽ入ってください♡」

 

 ウレイリカに挿入しながらだったが、クーデリカの準備は時間を掛けた。

 その甲斐あってウレイリカより余裕を見せた。

 本当は幼女なのだから完全に無意識なのだろうが、男に媚びて誘う言葉を選んでいる。

 

「クーも平気?」

 「うん。ご主人さまと一つになれるの。すごくうれしくて、あっつくて……あ。しあわせ! しあわせです♡」

「ウレイもしあわせです!」

「俺もとても嬉しいよ」

 「んっ……。ごしゅじんさまぁ♡ クーのおまんこ、もっとはいって……。あっ♡」

 

 カルカはクーデリカにも先を行かれた。

 

 クーデリカの中に馴染み動かせるようになってから、三人で交わり始めた。

 逸物は姉妹のどちらかに必ず埋まって、もう一人には指を使って口付けを送る。

 完全同時を意識せずに済むようになったので、尖らせた乳首に吸い付き、甘い肉へマーキングする。これでどちらがどちらかが一目瞭然。

 キスマークを覚えた二人は、男の体のそこかしこに口付けを送った。

 

「あっあっあンっ! ウレイ、ウレイきもちいですぅっっ♡ ごしゅじんさまぁ♡ すきっ、だいすきですっ♡」

 

 ルプスレギナが大好きなわんわんポーズを少し変えて、ウレイリカはうつ伏せに横たわる。男は上から伸し掛かり、小ぶりな尻に下腹を打ち付けた。

 根元までは入りきらなくても、これだと丁度良いところで尻にぶつかる。

 急速に熟れてきたウレイリカの媚肉は突き入れられる度に悦んで、抜けそうになるときゅうと締まった。

 

 「ごしゅじんさまぁ♡ クーのおっぱいちゅうちゅうしてください……。あっ♡ クーもごしゅじんさまだいすきです♡ カルカお姉さまも好きだけど……、一番はご主人さま♡」

 

 膝立ちのクーデリカを抱き寄せ、お望みどおりに乳首を吸う。弾力ある小さな突起を舌で転がして、腰に回した手は尻を掴んだ。左手はウレイリカの尻を掴んでいる。弾力も柔らかさもほとんど同じ。

 

 

 

 これなら時間を延長しなくても済んだと思うほど順調に進んだ。

 二人とも奥まで挿入出来るようになっただけでなく、快感であえいでいる。悦びの声を上げ、進んで男を受け入れた。

 男は何度か出そうになったが、意思の力で押さえ付けた。折角延長したのだから、時間の限りと欲をかいた。

 

「あ……。ご主人さまの白いの……」

 「すごくぬるぬるします。クーのおつゆよりずっと」

「なめるんですよね?」

 「カルカお姉さまもなめてました。クーも全部なめます」

「ウレイだってなめます!」

 

 最後は双子を並べて寝かせ、クーデリカの中で達しそうなのを堪えて双子の裸体目掛けてどぴゅどぴゅと吐き出した。

 途中で何度か耐えたせいなのか、思ったより勢いが良く、量も多かった。

 愛欲に上気した裸身にべったりと飛んで、女体の曲線をゆるゆると流れていく。

 双子は大きな粘塊を指ですくって口に運び、れろれろと舌で味わった。難しい顔になった。

 サキュバスやスライムではない双子には美味しくなかったのかも知れない。

 それでも続けて粘液をすくい取り、二人同時に男に向き直った。

 

「おちんちんのもなめるんですよね!」

 「カルカお姉さまがちゅうちゅうしてたの見てました」

 

 双子共々、率先してお掃除フェラをしたがった。

 

 

 

 体中が精液やら愛液やら唾液やらでまみれたため、男は双子を伴って再度の風呂へ。

 香料と入浴剤を溶かした湯で体を流し、ひとまず綺麗になったところで不思議な青いキャンディーの効果時間が切れた。

 小柄でも出るところは出て引くべきは引いた裸体は元通り。可愛らしい幼女に戻った。

 男は懊悩した。

 

 幼女に戻っても股から血が流れることはなく、体に不調がなさそうなのはまず良かった。

 しかし、この双子を抱いたのだ。

 さっきまでは大人の体で、立たされてしまったのでやむを得ず、双子からも熱心に求められたとは言え、抱いてしまった。

 しかし悩んでいられる時間はなかった。湯舟に浸かった双子が舟をこぎ、溺れる前に慌てて抱き上げた。

 

 幼女では起きていられない遅い時間で、体を激しく使って疲れもあり、体が温まって眠りを誘う。頑張っても起きていられるわけがない。

 男は二人を抱えて風呂から上がり、体を冷やさないよう手早く水気を拭き取ってやる。髪を乾かすのが面倒で、双子の希望を聞いてカルカと話す事にした。

 バスタオルに包んだ双子を片手で抱き上げる。右がクーデリカで左がウレイリカ。幼女に戻ってもマーキングは消えなかった。

 寝室のドアは足で開け閉め。双子をベッドに下すと、男は双子を抱き枕にして眠りについた。

 

 翌朝はシクススのビンタで目が覚める。

 起こすと宣言した双子は幸せな夢の中。

 

 

 

 

 

 

 双子幼女がちゃんと起きたら、シクススは若旦那様のベッドを整える。

 シーツのところどころに乾きかけた染みを見付けて重い息を吐いた。昨日もしてあげたのに若旦那様はやっぱりいやらしい。しかも双子が寝ていたのに。

 眉間に皺が寄ったのは、染みの中に赤いものを見付けてから。血であると察した。

 染みが出来るようなことをして、血が出る。

 若旦那様は激しくすることもあるけれど、血が出るようなことはしない。しかし、血が出ることもある。シクススには経験があった。初めての血だ。

 すると誰であるか絞られる。

 カルカはまだと言ったのにしたのだろうか。

 フィースはまだですと言っておいたので、こっちだったらきつく叱らなければならない。

 ソフィー様は立派な寝室がある。気紛れで若旦那様の寝室に来ることがあるそうだが、それなのだろうか。

 

 困惑させられたのは赤が混じる染みが二つ並んでいるところ。

 ちゃんと拭かずに続けたなら広がる可能性もある。シーツは汚しても綺麗になるので若旦那様が気にしない可能性は大いにある。

 しかし二人分だとするとわからない。

 カルカとフィースが一緒にするわけがないし、そのどちらかとソフィー様が混ざることも考えにくい。

 とりあえずフィースにはそれとなく探りを入れることにして、シクススは汚れたシーツを剥ぎ取った。

 

 

 

 朝食を終えて食休みが済んだら、男は帝都のお屋敷からエ・ランテルのお屋敷に戻る。

 移動に使うのが書斎の机に設置したマジックアイテム、狩場直行君である。若旦那様が帰る際は見送りで幾人かが書斎に集まった。

 けども基本的に毎日の事である。シクススとフィースはお仕事の真っ最中なので外す事が多い。

 この日は幸せな眠りを得てご機嫌なソフィーが一番乗り。いつも一緒なジュネも当然いる。

 ソフィーがふっふっふんっ♪ と鼻唄を歌いながら窓の外を眺めていると、侍従を引き連れたカルカがやってきた。幼いメイドは眠そうである。

 この五人は屋敷にいる限り見送りを欠かさない。

 肝心の若旦那様はまだ来ていなかった。

 

「どしたの?」

「…………少し」

「すこし?」

 

 ジュネがカルカたちをじっと見ていた。

 ソフィーたちとカルカたちは、同じ男が上司と言うことで接点がないでもないが、積極的に関わることもない。直属とお飾りだし、強さを言ったら天地の差。見た目で言えば、幼げがあるソフィーは分が悪い時もある。

 取り立てて人間を蔑視しているわけではないソフィーは、誰が相手でも隔てない。

 但し、ジュネは別である。

 ナザリック生まれのヴァンパイアブライド。理性があり損得を考えられるので表には出さないが、たかが人間と思っていた。マイスターが認めるなら追認する形である。

 故に、カルカとなら言葉を交わすこともある。教えを乞われるなら助言するのも厭わない。

 しかし、ジュネが見ているのは幼い双子。ジュネにとっての双子はマイスターの抱き枕だ。

 如何に尊いマイスターの抱き枕でも、抱き枕に挨拶する者はいない。いたら頭がおかしいと万人が断言する。適切に管理して状態を整えるのは当然でも、それ以上は有り得ない。

 そう思っているジュネであり、そこまで深く考えを読む者はいなかったが、ジュネが双子の相手をする事が一度もなかったのは事実である。

 

 ジュネは嫣然と微笑んでゆっくり近付き、カルカに隠れる幼女の前で腰を折った。

 

「二人ともマイスターによく仕えなさい」

「「……」」

「返事が出来ないのですか?」

「「はい! ご主人さまに一生けんめいお仕えします、ジュネ様!」」

「私をジュネ様と呼ぶ必要はありません。呼び捨ても困りますからジュネさんと呼びなさい」

「「はい、ジュネさん!」」

「それでいいんですよ」

 

 最後ににっこりと笑いかけ、ソフィーの傍に戻った。

 

「急にどうしたの? ジュネがウレイとクーに話しかけるのって珍しいって言うか初めて?」

「それが…………」

「!!!!!!!!!」

 

 ジュネがそっとソフィーに耳打ちする。ソフィーは限界まで目を見開いて、弾かれたように双子を見た。

 

「「ひっ!」」

「あ、あの。ソフィー様……?」

 

 瞬間移動染みた速さで双子の前へ。

 仁王立ちするソフィーは眉間に深く皺を刻み、眼尻が吊り上がって唇が捲り上がった。白い歯がしっかり噛み合いギリリと鳴った。疑いようのない怒りの形相である。

 睨まれた双子は見る間に涙を溜めてカルカのドレスにしがみつき、しがみつかれているカルカも立っているのがやっとだった。

 ソフィーが怒っているのがわかっても、何に怒っているのかわからない。

 

「皆もう来てたのか? 見送りは嬉しいが待っててくれなくても――」

 

 男は最後まで言い切れなかった。

 

 オトウサマノバカーーーーー!! ゲボアッ!?

 

 ソフィーはルプスレギナより遥かに強い。

 ルプスレギナでは突破出来なかったジャケットの防御力をあっさり越えて、ソフィーフィンガーはジャケットを貫きベストを貫きシャツを貫き中身に大穴を開けたら順番を逆にして順々に穴をあけ、男の背中から赤い指を突き出した。

 

 速やかに回復された中身は、ソフィーから不思議な赤いキャンディーを要求された。元々ソフィーのものであり、男は管理しているに過ぎないのだ。

 幼女になったソフィーは父の膝上を独占し、暗くなるまで甘え倒した。

 

 帰るのが遅くなった男は、エ・ランテルのお屋敷でたっぷり怒られた。

 また、ポーションで中身は治っても、穴が空いたジャケットとベストにシャツは直らない。

 ナザリックを訪問した折にペストーニャへ新調をお願いするのだが、アインズ様から褒美として与えられたスリーピースを損傷した事をこれでもかと叱られた。ペストーニャへは元から頭が上がらない男であったが、今回の件で床にめり込んだらしかった。

 暗にメイドたちの玩具再びをほのめかされた。断れるわけがなかった。




やってしまったなとおもいました
文章量的にもそれ以外でも

次回、王都入り
クライムイベントは、王都に行って、作戦実行、帰っておしまい
作戦実行後にヒルマの治療をどうするか迷います
あってもなくてもなのでその時の気分次第で

ヒルマの需要は

  • ある
  • ない
  • まかせる
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