さらさらとペンが紙面を滑る音だけが響いている。
お兄様が隣にいるのにソリュシャンはお行儀よく椅子に座ってお兄様の仕事振りを眺め、出来上がっていく文書をチェックしていく。
エ・ランテルにある大きなお屋敷の立派な書斎は血と涙の惨劇により崩壊した。それがようやっと元通りの姿を取り戻した。
大規模改修工事は、もう二度とあんなことにならないようにとアインズ様が監修なされた。書斎としての機能はもちろん、光量を調整できる魔法の灯や外部からあるいは内部からの音を防ぐ防音性にちょっとした魔法が暴発しても壊れない丈夫な壁や天井。男の仕事への期待と、書斎の設計とか面白そうと思ったアインズ様の稚気である。
壁の一面全てを覆う大きな本棚には分厚い本がびっしりと。残る三方は作成した文書の保管棚や窓に出入り口。毛の長いカーペットに壁紙は落ち着いた色彩で、書斎に入るだけで何となく気が引き締まる。
厳粛さすらある書斎なのに、ソリュシャンがちょこっと動いただけで桃色の瘴気が充満した。
目配せをするまでもなく室内に控えていたメイド達は退室する。
わかっているメイド達に、ソリュシャンはにっこりと微笑んだ。
屋敷の若旦那として収まっているアルベド様のご飯であるお兄様のことを、ソリュシャンはことのほか気に入っている。とは言え人間全体への好感度が上がったわけではなく、依然としてとるに足らない下等生物と思っている。お兄様のような例外がいるのは確かでもやはり例外である。
そんなソリュシャンだが、屋敷のメイド達はまあまあと思っていた。
メイド教官が厳しく仕込んでいるので仕事が出来ているのは当たり前。それとは別の要因。メイド達の噂話を耳にしてからだ。
『お嬢様と若旦那様はどちらも溜息が出るようなお美しいお二人でとてもお似合いでいらっしゃるわね』
初めて聞いたとき、ソリュシャンは思わずぷるんとした。
▽
「お兄様? この前した話を覚えていらっしゃいますか?」
「何か相談があるって言ってたね。素晴らしいことを思いついたとか」
「そのことです」
二人はベッドほどの大きさがある机の前に並んで座っていた。机の上には筆記具やら書見台に何冊も積み重ねられた書籍群。男が持っていたペンはソリュシャンに奪われ、それらと共に机の隅へ避難させられた。
空いた空間、男の真ん前にソリュシャンは大きなお尻を乗せた。
「我ながら素晴らしい考えだと思うのですが、前例のないことなのでどうすれば実現できるかお兄様のお知恵をお借りしたいのです」
屋敷にいるときのソリュシャンは常にお上品なお嬢様ルック。今日も長いスカートと上乳見せのセクシードレス。出来れば戦闘メイド時のような短いスカートをはきたいのだが、お上品なお嬢様にはちょっと合わない。奔放なシャルティア様がちょっと羨ましい。
ソリュシャンはスカートの留め具を外し、尻を浮かせてスカートを脱いだ。むっちりとした太股からするりとスカートが抜け落ちた。
今日のパンツは黒。限りなく薄い生地は内側をうっすらと覗かせる。
「お仕事でお疲れでしょう? 良い知恵を出していただくために少し休まれてはいかが?」
お兄様の頭を優しく抱く。ソリュシャン自身は机に寝そべって、ひっくり返したカエルのように大きく脚を開いた。
「疲れを癒すために……、ソリュシャンのおつゆをたっぷり召し上がってくださいな♡」
ソリュシャンはスライムなので体の形を変えることが出来るし、体のどこからでも様々な粘液を分泌することが出来る。しかし最近のソリュシャンはスライムテクニックを封印していた。お兄様の全身を包み込むソリュシャン風呂だってしていない。体の形を崩さず、ちゃんとした女の体で接した方がお兄様の興奮が高まると気付いたのだ。
鼻息を股間に感じ、ソリュシャンはお兄様の頭から手を離す。お兄様にお手数かけないよう、自分の手で秘部を覆うパンツをずらした。
何回使っても新品同様のてろてろなサーモンピンクのおまんこ。
お兄様の舌が差し込まれたのを感じて、ソリュシャンはソリュシャン汁を分泌した。
「お兄さまぁ、ソリュシャンのおまんこのお味はいかがですか?」
口は塞がっている。
答えの代わりにじゅるじゅると鳴った。
「ああん……、お兄様はおっぱいがお好きですわね」
上乳見せドレスなので少しずり下げればおっぱいがポロリ。大きなおっぱいに男の手が乗って強く握られ乱暴に揉まれる。ピンク色の綺麗な乳首が固くなって、意図せず膣から溢れるソリュシャン汁が多くなる。
男の喉が鳴った。
ソリュシャンはもっとおつゆを飲ませたくなって、肉惑的な脚を男の後頭部で組み、ちょっぴり力を入れて自分の股間へと押しつける。
「お兄様の舌がおまんこの中に入っているのを感じます。ソリュシャンのおまんこは美味しいですか? ああお兄様、もっともっと飲んでください……。ソリュシャンのおつゆでお腹いっぱいになって。ソリュシャンにもお兄様のミルクをいっぱい飲ませて」
体の中で蠢いていた動きが止まり、男は上を見て、ソリュシャンは下を見た。目が合った。
ソリュシャンが脚を解くと男は立ち上がってシャツの襟に手を掛ける。
愛しのお兄様の裸身が現れるのを、ソリュシャンはうっとりとした目で見つめていた。
一言もなくソリュシャンの上に覆いかぶさってくる。
顔が近づき、唇を合わせた。
男はソリュシャン汁でたっぷりと喉を潤わせている。ソリュシャンの口の中へとろとろと唾が注ぎ込まれた。ソリュシャンは一滴残らず飲み干し、せがむように舌を伸ばした。舌と舌が絡み合って、唇も歯も舌も、口内の粘膜を余すことなく舐めあげた。
「はぁんっ♡ お兄様のおちんちん今日もとってもおおきいですわぁ」
焦らされることなく、ずぶりとソリュシャンの中へ入ってきた。パンツを脱がさないずらし挿入である。
何十度も交合を重ねているからかソリュシャンの体の頑強さを知っているからか、シクススや娼婦達へとは違って遠慮も容赦もなく腰を打ち付ける。
太い逸物が膣を押し広げているのをソリュシャンは感じていた。お腹の中を乱暴に抉られている。
「あんあんあぁん、お兄様もっともっとソリュシャンのおまんこをいっぱいかき回せてください♡ お兄様もソリュシャンのおまんこでいっぱい気持ちよくなってください♡」
嬌声をあげ、乱れた振りをしてもソリュシャンには肉の悦びがいまいちわからない。シャルティア様やナーベラル、最近ではシクススが乱れているのを盗み見てお兄様が興奮するような淫らな振る舞いを学習してきた。
代わりに感覚は鋭い。お腹の中に入っているおちんちんの熱さや大きさ、固さに弾力。それ以外にも味や匂いも。
おまんこに挿入されながらも、尿道口からにじみ出ている先走りの汁の味や匂いを楽しむことが出来る。
とっても美味しいおつゆが体の中に注がれて、肉の快感とは違う感覚でソリュシャンは陶然としていた。
射精に至って体の深いところに熱い精液が吐き出される時は陶酔感すら覚えてしまう。お兄様が射精すると同時に体を震わせて感極まった声を上げてしまうのは演技ばかりではなかった。
しかし、今日はおちんちんミルクに夢中になってる場合ではない。
いつも以上に感覚を鋭くし、機を窺っている。
お兄様はアルベド様が関わらない限り春風駘蕩で呑気な人で、大抵の要求は飲んでくれる。渋ってはいたけれど、しつこくお願いすれば腕の一本くらいトロトロさせてくれるような気がする。
しかし、アルベド様が関わると色々と酷い。どれくらい酷いかと言えばシャルティア様をガン泣きさせるくらい酷い。
痛みには滅法強い。デミウルゴス様の「試し」を涼しい顔でくぐり抜け、先日は自分の中で半日もトロトロしたけど「酷い目にあった」の一言で流してしまった。以前、盗賊崩れの男を溶かしたときは一時間もしない内に発狂し悲鳴を上げるだけの存在になったと言うのに。
脅しても無意味。プレアデスである自分ですら震え上がるデミウルゴス様の威圧を事も無げに受け流し要求をはねのけた。
ここまで来るとちょっとどうすればいいかわからない。
お兄様にお願いしようとしていることはアルベド様の益不益とは関わらないことであるため、協力してくれる可能性はかなり高い。しかし絶対ではない。
絶対とするため、機を見計らっている。
お兄様のおちんちんミルクを今日までに何十回も絞ってきた。お兄様の様子を窺ってきた。
観察を続けた結果、お兄様が一番無防備になるのは射精の直後。そして最も我慢が弱くなるのは射精の直前であると知った。
じゅぽじゅぽと鳴らしているのはソリュシャンが垂れ流す愛液を模したソリュシャン汁。亀頭からにじみ出ているぬるつく粘液はソリュシャンが一滴残らず吸収している。
キスはしていない。男の手はソリュシャンの括れた腰を押さえつけ、動かないよう固定している。
お兄様を興奮させたい一心で、ソリュシャンは自分の手で豊満な乳房を揉みしだく。たゆんたゆんのおっぱいは自在に形を変え、あるいは腰を打ち付けられる度に大きく揺れる。
「おにいさまぁ……」
切なげに鳴いてあーんと口を開くと、ねちゃりと唾が落とされる。舌で受け止め、じっくりと味わってから飲み込んだ。
唇にも滴が落ちた気がして、赤い舌で舐め回した。
その仕草が思いの外艶めかしかったのと、何度も何度もソリュシャンの中を往復して感度が高まっていたのとで、股間に溜まった快感が解き放たれようとしているのを男は感じた。
ソリュシャンも感じた。体の中に入っている逸物が快感に打ち振るえ、熱を解き放とうとしている。
その瞬間を待っていた。
「なっ…………、ソリュシャン?」
ソリュシャンは男の腰に足を回し、足首同士をがっちりかみ合わせてロックする。これぞ膣外射精を許さず中出しを強いる大好きホールドである。
しかし膣内射精はいつものこと。それより先があった。体を自在に制御できるスライムの特性を活かし、体の中に入っている逸物の根本だけをきゅっと締め付けた。
大好きホールドにより腰を動かせない。根本を押さえて射精を許さない。
スライム奥義「寸止め」である。
「さっきの話の続きよ。あなたには私の計画に協力してもらうわ」
ソリュシャンは本気であった。ソリュシャンお嬢様としてではなく、プレアデスのソリュシャン・イプシロンとして協力を要請している。
「その話は終わったあとで、っ!」
「今返事をして」
射精を許さず、尚も男を責め続ける。
封印していたスライムテクニックをここぞとばかりに解放。おまんこに入ってるおちんちんをきゅっきゅっと締めるだけでなくぬるぬるレロレロと擦り続ける。サキュバスであるアルベド様にも出来ないスライムの秘技である。
全ての男たちにとって、射精をしたいのに出来ない状況は本当に辛いのだ。ソリュシャンは知らない内に男の急所を攻める技を身に付けてしまった。
しかし責め続けるだけではいけない。生き地獄へ甘い毒を垂らすからこそ人は考えなしに飛びつき惑わされてしまう。
「安心して。アルベド様に害があることではないわ」
「わかっ……た。……うっ!!」
返事と同時に締め付けを緩めた。間髪入れずに吐き出される男の欲望。膨れ上がった逸物からソリュシャンの中へとどぴゅどぴゅと熱い精液が注ぎ込まれた。
「あああーーっ!! すごい……お兄様のおちんちんみるくいっぱいぃ……。こんなのはじめて……。あぁおにいさまぁ♡ お兄様もお兄様のおちんちんもとってもすてきですわ」
「…………今のは……いつもより良かった」
「うふふ、またしてさしあげますわ」
くたりと力が抜けて覆い被さってくるお兄様の重みを、ソリュシャンは心からの慈しみを込めて抱き止めた。
▼
ソリュシャンの計画とは、人間達の社会制度をナザリックの一部に取り込むこと。
活動がナザリック内で完結している者達は現状では対象外。まずとりあえずは人間社会に溶け込んでいる、あるいは関わっている者達を対象にして実施する。
これといって何かが変わるわけではないイニシエーションのようなものだが、支配下におく人間達が自分たちへ親しみを持てるように、また自分たちの気分を前向きに変える効果が期待できる。
一通り聞き終えて、なんだかなあと思わないでもなかったが、特に反対する要因はなかったし、協力すると言ってしまった手前、あっその一言で終わらせるわけにはいかなかった。
ともあれ、最終的にはアインズ様の御裁決が必要になる。
アインズ様は現状維持や緩やかな変動を好まれ、新たな試みや飛躍的な変動には慎重になられる。ただし賛同する者が多ければその限りではなく、積極的に取り入れる寛容さをお持ちである。中でもアルベド様とデミウルゴス様の同意が得られれば間違いない。
しかしながらお二方は人間の社会制度に格段の興味をお持ちではないだろうし、そもそもアルベド様はシモベたちのことよりもご自身のことを優先されると思われる。自分の先を行かれるのは面白くないと感じる可能性がないとは言えないが、それで自分の悲願に弾みがつくとお考えになるとも思われる。
結論として両者は中立もしくは消極的賛成。
「お二方を説き伏せるのは遠回りだろうね」
「それじゃあどうすればいいの?」
「セバス様だ。セバス様は人間の女性達を助け、ご自身の副官として置いていると聞いている。セバス様がどのようにお考えかは想像するしかないけれど、彼女たちの身分を確かなものとする方策があると聞けば無下になさることもないだろう。その上現在のセバス様はアインズ様のお側にいる。セバス様のお声はアインズ様へ伝わりやすいはず」
「……そうね。確かにセバス様なら賛同してくださるかも。それで?」
「今言えるのはここまでだよ。まずはセバス様にお話ししてからだ」
「違うわ。お兄様が、あなたがどう思っているかよ」
「…………正直なところどうでも」
「どうでもいいなんて言ったら本気で溶かすわよ!」
「光栄の至りだよ」
「もう! お兄様はもっと勉強してください! 課題図書は全部お読みになったのでしょう?」
ソリュシャンが頬を膨らませたところで書斎のドアが叩かれた。
ソリュシャンに来客であるらしい。
男は一人残された。
ソリュシャンの提案は、ぶっちゃけてしまうとどうでもよかった。アルベド様が関心を抱かれないと思うのでそう思わざるを得ない。
しかしまあ、それでソリュシャンの気持ちが満足するならやぶさかでもない。一緒に暮らし始めて長く、時々溶かされたりもするけれど気持ちのいいことをしてくれるし感謝を覚えないでもないのだ。中身スライムだけど。
アインズ様はどうやら押しに弱い傾向があり、これと言った反対意見がなく積極的に賛成する者が多数出るなら同意してくださることだろう。
先日の書斎改装の件を見るに、いざ同意すれば積極的に様々な催しを考えつかれると思われる。
出来ればほどほどにして欲しいと思うが、アルベド様の望みに弾みがつくと考えれば意外な妙案かも知れなかった。
しばし考えにふけっていると、またもドアが叩かれた。
再度の来客であるらしい。
▼
「…………」
ソリュシャンは跪いたまま一言もない。歓迎の言葉を口にしてから無言である。
自分から口を開くことは許されない。どのようなご用件でしょうか、なんて用があるから来たに決まっているし、たとえ用がなくても咎められる身ではない。
「………………少し時間が空いたから来たのよ」
「はい」
いらしたのはアルベド様である。いつになく歯切れが悪い。それを指摘して先を促すことは出来ない。アルベド様はナザリックの守護者統括であり、プレアデスのソリュシャンからすれば仰ぎ見る上位者である。
ソリュシャンから何か言うことは出来ず、アルベドは口を開き掛けては言葉にならず、再度閉じてしまう。
沈黙は長かった。
「…………あの子は私のことを何か言ってたかしら?」
「……は?」
アルベドが何を言ったのか、ソリュシャンはすぐには飲み込めなかった。
言ってることの意味はわかる。どうしてそれを言うのかわからない。
用があるなら本人を直接呼びつけて問いただせばいいし、アルベド様はそれをなさる資格も地位も何もかもある御方。それをどうしてわざわざ自分を経て尋ねられるのか。
「失礼しました! 昨日は用意した食事をお取りもせずにお帰りになられたので何か御気分を害してしまったのかと案じておりました」
「………………そう」
想像はできる。
昨日のアルベド様はベッドを様々な液体で濡らしたところをお兄様に見られている。見られてどう思われたのかを聞いていると思われるのだが、それを言うなら自分はベッドに染み込んだ様々な液体を吸いとってそれらがどのような液体であるかを知っているし、その前日は強かに酔ったアルベド様の姿を目にしている。
気にするなら自分がどう感じたのかであると思うのだが、何故かお兄様の態度を知りたがっている。
しかも本人に直接ではなく自分経由で。
「他には?」
「これと言って特には。強いて申し上げるなら、アルベド様がいらした時に他行していたことを悔やんでいる様子でした」
「……そう。そうよね。せっかく私が来たのにあの子ったら留守をして!」
「今は在宅しております。お呼びしましょうか?」
お会いできればきっと喜ぶことでしょう、との言葉は飲み込んだ。
お兄様のアルベド様への忠誠はガチである。
身も心も生も死も全てをアルベド様に捧げている。行動の基準はアルベド様の為になるか否か。自分の体を健やかに保つのだってアルベド様の食事を気にしてのこと。アルベド様がよしと仰らなければ、シャルティア様やデミウルゴス様の要求すら拒否する。考えるも恐ろしいことだが、おそらくはアインズ様のお言葉にも頷かないだろう。アルベド様がアインズ様のお言葉をよしとしないとは考えられないが。
お兄様は完全にアルベド様のものである。
アルベド様もお兄様をご自身のものとお考えである。
しかし、そこからこぼれ落ちるものもある。
アルベド様の手が届かないものがある。
形のないものとお笑いになるかも知れません。
ですがアルベド様が取り落とされたものは、このソリュシャン・イプシロンが頂戴いたします。
▼
まだ昼日中であり、アルベド様はお仕事中。
けどもちょっとだけならと言うことで、ソリュシャンはアルベド様を伴ってお兄様がいるはずの書斎に取って返しました。
書斎の扉前では本日のメイド教官が青ざめた顔で立っていました。ちなみにシクススではありません。かわいいショートカットの女の子です。
いやあな予感がしたソリュシャンは、アルベド様がいるにも関わらず勢いよく扉を開け放ちました。
「あっ、ソーちゃんお久しぶりっす! あれ? アルベド様?」
「ななななななっ」
扉の向こうにいたのは褐色の肌をした快活な美女。プレアデスの次女ルプスレギナ・ベータ。
ルプスレギナの足下には見る間にも血溜まりが広がっていき、ルプスレギナのお洒落な靴の下には男の頭。
「ルプスレギナアアアアアアアアアァッ!!!」
「ひゃいっ!?」
後にルプスレギナは語った。
あの時のアルベド様の怒声に、ちょっぴり出ちゃったと。