「お手本を見せようとしていた?」
「その通りでございます。アルベド様に不快な思いをさせてはいけないと考えましたが私一人の手ではどうにも出来ずソリュシャン様にご協力を請いましたところ快諾していただきますも具体的にどのような手段を用いるのかやってみせよと仰いましたので不肖な身なれど私からあくまでも参考としてソリュシャン様のお体をお借りしようと言う時にアルベド様がいらっしゃった次第でございます」
「ソリュシャン」
「はい。その者が申す通りでございます」
床上にひれ伏すバカ二人。一瞬だけ視線を交わす。
なんとかなりそうですね。ふん礼は言わないわ。あれそんなこと言っていいんですか私は全部話しても構わないんですよ。くっお前はアルベド様をたばかるつもりなの。いいえ私は何一つ嘘は申していませんただ全てをお知らせする必要はないと言うだけで。借りにしておいてあげるわありがたく思いなさい。感謝の極み。
メッセージの魔法を使用しなくても二人は言葉を交わすことが出来た。ショゴスと人間、種族が違っても気持ちが一つになれば出来ないことなんて何もない。二人の気持ちはアルベド様のお仕置きを如何にして逃れるか、その一事。
「そう。私のためなのね。一応は誉めてあげるわ」
二人の心を感動の嵐が吹き荒れた。さすがはお優しいアルベド様はナザリックにおける慈悲と慈愛の聖母であられる。
ちなみに三者がいるのはアルベドのお食事部屋。男の寝室は100レベル物理職による開錠(物理)を受けて施錠不能になった。
「それにしても人間のお尻の穴を舐めるだなんて、よくそんな気になったものね?」
「思わないところがないとは申しませんが、アルベド様のお食餌を綺麗にするのは当然のことかと」
「ふふ、言われなくてもちゃんとわかってるのね」
無表情だったアルベド様に聖母の微笑が戻った。釣られて安堵の表情を見せる二人を真顔で見下ろす。
「でもさっきのソリュシャンの態度は何?」
尻に大口を開けて捕食寸前だった。これは男にはとんとわからぬ。唾を垂らしただけである。唾が美味しかったのかと思いはしても唾の味など己にとっては無味無臭。しかし果たして美味であった様子。美味しいおつゆが垂らされて無意識に捕食形態になったと正直に告白。そう言えばシャルティアは味見直後に飛びついた。人血人肉嗜好皆無のアルベドには理解不能。けども唾ならぎりぎり理解可能。この男は唾まで美味いのか未だ味わったことはないがひとまず保留。
美しいおみ足を組み直してソリュシャンへ立ってよし。ソリュシャンは許されたもうた。ソリュシャンはたゆんたゆんのおっぱいを撫で下ろして立ち上がった。
続いて視線は跪く男へ。
「お前はお手本としてソリュシャンの尻を舐めようとしていた。……正直に答えなさい。おちんぽは固くなったかしら?」
「いいえ全く」
「即答!? お前は私の完全未使用のうんち穴とくぱあしたおまんこをハアハアしながら見ていたのに全く無反応だったというの? もしかして不能? あ、いえ、その、アルベド様の前で取り乱してしまい」
このアマ言うに事欠いて不能だとゴルァ言っていいことと悪いことを知らんのかと思いはしてもアルベド様の前である。おくびにも出さなかった。
「こう言っているけれど?」
「ソリュシャン様はアルベド様に一歩及ばずと言えど大変美しい御方です。ピクリとも反応しなかったとは申しませんが、腕どころか頭すら入りそうな穴に興奮しろと言われましても」
フィストファックを越えたヘッドファックは男の理解を超えた。ラナーにフィストファックしたことはあれど頭は考えたこともない。精神の異形であるラナーをしてヘッドファックは想像すら出来ない行為であった。
「ふふふ、それもそうね。ナザリックは美しい者達ばかりだからお前が反応してしまっても仕方ないわ。でもみるくを出してはダメ。それは私のものよ」
「はっ。かしこまりました」
聖母の微笑が笑み崩れ、男も許された。アルベド様はとてもお優しい御方である。ソリュシャンは「みるく?」と首を傾げた。
「話し込んでしまったわね。そろそろ食事にするわ。準備なさい。折角ソリュシャンがいるんだから手伝いなさい」
「はい、直ちに」
ソリュシャンはもう一度「みるく?」と首を傾げた。
▽
今までは夜が深まってからだが今日はまだ宵の口。空に星が瞬き始めたばかり。夜はまだ長い。
「アインズ様はご存じなのでしょうか?」
少しだけ表情を固くしたソリュシャン。
三者は天蓋の中に。アルベドはいつもの白いドレス。ソリュシャンは先と変わらぬお嬢様ルック(パンツ未着用)。男は衣服を全て脱ぎ捨てた全裸だった。
寝台の上に裸の男が、と来ればあれがあれでナニに決まっている。他者の性的嗜好はお好きにどうぞのソリュシャンだがアルベド様はアインズ様の正妃に立候補中。かような真似は果たして如何に。場合によってはアインズ様正妃レースのアルベド派閥からシャルティア派閥への鞍替えも考えなければ。
「アインズ様は全てをご存じよ。御前で食事の実演もしたわ。その上で飼うことをお許しになったの」
「なるほど……さすがはアインズ様です」
さすがのアインズ様はレベルが高かった。ソリュシャンから迷いの霧は綺麗に消えた。
いつもは寝そべるところを今日はソリュシャンがいるので寝台の上に仁王立ちしている。柔らかすぎず適度な固さのマットは立ち上がっても抜群の安定感。
「臭うわね。おちんぽの濃い臭いがするわ」
「今日はお越しになる時間が早かったものですからまだ湯を使っておりません。ご不快でしたら少々お待ちいただければ」
「別に嫌いじゃないわ」
アルベドは男の前に陣取る。足を崩して座っている。目と鼻の先より更に近く、鼻で男の逸物に触れ深く息を吸い込んだ。吸い込んだ息はハァと熱く吹きかけられ、たちまちへそまで反り返る。「あはっ」と嬉しそうに笑った。
「優しくお願いしますよ、本当に」
「わかっているわ。アルベド様の前で粗相するわけないでしょう?」
ソリュシャンは後ろに陣取っている。こちらもぺたんと足を崩して座り、顔の前には男の尻。柔らかな女の尻とは違って男の尻は締まっている。ソリュシャンは上を向き、高さを合わせて口を開く。開いた口は男の尻に押し付けられた。そこから赤い舌を伸ばす。目指すは男の尻の穴。
「っ」
男が小さくうめいた。
ソリュシャンは目を閉じて舌を伸ばす。人の形はしていてもソリュシャンの本性はスライム。基本の形から大きく外れることは出来ないが、体の一部を伸び縮みさせるのは簡単なこと。伸びた舌は男の肛門から内部へ入り込み、老廃物や排泄物を舐めとり吸収した。
私にうんち穴を舐めさせてうんちまで綺麗にさせるなんてなんて屈辱、こんな事をさせておちんちんを固くするなんてなんて変態、でもおちんちんを固くさせたのはアルベド様……、いいえ私だって。
尻の穴を舐めながら、ソリュシャンは男の前に手を伸ばす。伸びた先は男の逸物。両手で優しく握ってやった。両手で余る長さだった。
「続けなさい」
アルベド様のご命令によりかたいおちんちんを扱き始める。手からは無色透明無味無臭で人間にも完全無害の粘液を分泌。滑りをよくしてすこすこと前後に扱く。
アルベド様はふにふにの玉袋をふにふにと。膨らんだ亀頭には玉の滴が湧き始め、白い指先ですくい取って口に運んだ。今日もいい味と思ったが、洗ってない臭いおちんぽを味わい忘れたと少し後悔。今やソリュシャンローションでテカテカだ。
それは今度のお楽しみにとっておき、もう一つ味わうべきものを思い出した。
「こっちを見なさい」
上を向いてソリュシャンの責めに耐えていた男は無礼と思いながらもアルベド様を見下ろす。アルベド様は上を向いて優しく微笑まれ、大きく口を開いて赤くぬめった舌を伸ばした。
「お前の唾を飲ませなさい」
「それは……」
「早くしなさい」
「かしこまりました」
もごもごと舌を動かし唾を溜める。下を向いて口をすぼめ、男の唇からあぶくが混じった粘液が垂らされた。狙いは外れることなく、唾はねちょりとアルベドの舌へ。アルベドは口中で自分の唾と男の唾を舌でもって混ぜ合わせ、喉を鳴らして飲み込んだ。
「もう一度」
繰り返されて、
「もう一度」
両手はドレスの隙間に入り込み、吐息は一層熱くなって。
「申し訳ありません。口の中が乾いてしまいました。何か飲み物がないとこれ以上は」
「それなら私の唾を飲ませてあげるわ」
「え?」
アルベドが立ち上がっても男の方が背が高い。淫靡な汁で濡れた手で男の頬を包み、男に覚悟を与えることなく唇を押し付けた。
男の口へぬるりと官能的な柔らかさが入り込み、無味にして甘美な液体が送り込まれる。こくりこくりと飲み込んでもアルベドの唇は離れない。誘うように舌は口内を舐め回し、男も小さく舌で応えた。答えを得たアルベドは強く吸う。男の唾と、男の舌が入ってくる。
ぬちゅぬちゅくちょくちょ。ねばつく水音は舌が絡む音。唾は一滴だってこぼさない。アルベドの強い吸いつきが許さない。アルベドは男の頬を包んだまま、熱心に唾液を交換する。自分の唾を男に飲ませ、男の唾は一滴残さず飲み込んで。
男の手が迷うように宙をさまよい、しかしアルベド様を抱きしめる非礼を許さなかった。後ろに回してソリュシャンの頭を掴む。金色の髪はソリュシャンの擬態。男の指に絡みつき、甘い粘液を分泌した。
奉仕を続けるソリュシャンは何を思ったのか、ちょっとだけ強く握ってペースを速める。
「アルベド様、そろそろ」
「え? ええ、そうね」
男の唾を夢中でむさぼっていたアルベドはソリュシャンの言葉で我に返った。
ソリュシャンの指は逸物の根本で輪を作っている。アルベドが咥えると同時に輪を開いた。寸止めされていた逸物は解き放たれ、勢いよくアルベドの口の中へ射精した。
みるくはやっぱりおちんちんのみるくのことだったのね。アルベド様、あんなに美味しそうに飲んでそんなに美味しいのかしら。お肉は美味しかったけれどもう一度やったら間違いなくばらされる。でも唾は美味しかったわ。アルベド様もお気に召したようだし、私ももう一度飲んでみようかしら。唾くらいならお叱りは受けないはず。……それにしても美味しそうに飲まれるのね。まだおちんちんからお口を離してない。おちんちんのみるくがそんなに美味しいの? 私も味見してみたいけどみるくは私のものだと仰っていたし。
「御馳走様。今日も美味しかったわ」
じっくりとお掃除フェラをしてから口を離した。
「で・も、今日もおかわり出来るんでしょ?」
「……ほんの数分休ませていただければ」
「その数分ももったいないわね。私はあなたと違って忙しいのよ? そうだわ。ソリュシャン、こっちに」
「……? はい」
後ろにいたソリュシャンも男の前に。
「ほら、これで元気になった?」
「あ、アルベド様!?」
ソリュシャンの叫びは完全無視。
アルベドはソリュシャンのセクシードレスの大きく開いた襟を強く引っ張った。ピンクの突起周りのピンクエリアどころではない。たゆんたゆんのおっぱいが完全にさらけ出された。
「立たせなさい」
「っ……、はい」
命じられ立たせたのはピンクの突起。男が見守る中で、ソリュシャンのピンク色の乳首はむくむくと膨らんで立ち上がった。
「だらしないおっぱいだけど悪くないでしょう? おちんぽもぴくぴくしてるわ。よかったわね、ソリュシャン。反応してもらえて」
「っ……、はい」
「おちんぽも元気そうだし続けるわよ」
「あ……、いえ、その……」
「何よ?」
「少々催してしまいました。少しだけ中座させてください」
大の方はソリュシャンが完全完璧に綺麗にした。催したのは小の方である。
「ソリュシャン、飲みなさい」
「…………かしこまりました」
ナザリックのヒエラルキーで割と上位にいるプレアデスの一員であってもアインズ様に次ぐ地位にいる守護者統括の言葉には逆らえない。男の前に座る。見上げる視線には殺意が乗った。
「それでは失礼をして」
ソリュシャンは目を閉じない。男を睨みながら赤い唇を大きく開く。開いた口めがけて、男の逸物から金色の放物線がじょぼじょとほとばしり、ソリュシャンの口へぱしゃぱしゃと掛けられた。
男はソリュシャンの美しい顔めがけて放尿した。この程度のことは何度もラナーにしているし、されてもいる。縮こまって出てこなくなるやわな精神はしていない。
「すっきりした?」
「はい」
「これでおちんぽがおおきくなれるわね?」
「はい」
アルベドは男の耳へ口を寄せ、優しく囁く。アルベドの口からは精臭が漂うことなく、芳しい香りを男の鼻へ届けた。
「うふふ、いい子ね」
キスをする。たっぷりと唾を飲ませる。ねだるように舌を差し込む。男の首へ腕を回し、むさぼるようなキスをする。
「ソリュシャン、ご褒美よ。二回目のおちんぽみるくはお前に譲ってあげるわ」
「ありがとうございます」
元より男に拒否権はない。
おちんぽみるくはとっても美味しいんだけど唾が美味しいことを教えてくれたソリュシャンにもご褒美をあげなくてはね。私は明日もあるんだし一回くらい。ああでもどっちも美味しいわ。おちんぽみるくと唾を一緒に味わう方法が何かないかしら? え?
アルベドは男に横を向かせて唾を味わっている。正面にいるとおちんぽを咥えているソリュシャンの邪魔になるからだ。ソリュシャンはおちんぽを咥えているはずだった。あるいはさっきのように扱いているはずだった。
「ソリュシャン? あなた、いったい何をしているの?」
「私はショゴスですので口以外でも吸収が可能です。手でも、胸でも、足でも、尻でも。そして……おまんこでも」
ソリュシャンは男へ背を向けていた。
突きだした尻は男の股間にぶつかっている。男の逸物が大きいのはアルベドがよく知るところ。あんなに大きいものが一体どこへ。
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男がソリュシャンの体内へ二度目の精を放ち、ソリュシャンは恍惚と受け止めた。おちんぽみるくもソリュシャンの口にあったらしい。
なおソリュシャンの姿は擬態。その本性はスライム。であるのだから体の構造は人間と全く違う。人間を模しているのは外見だけで内部は不定形の粘液そのものである。口だろうと手だろうと胸や足や尻におまんこだろうと、男へ与える刺激はどこであっても同じ。ソリュシャンの加減次第。おまんこに該当する部分でおちんちんを咥えたのは視覚的効果により男を興奮させようと思ってのことである。
しかしそれを見たアルベドが何を思ったのかまではソリュシャンの関知するところではなかった。