※この作品はR-18です。

アルベドのお食事   作:dolph

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愛人形 ▽シズ♯2

 じっとシズを見る。シズもじっと見てくる。おもむろに胸へ手を乗せた。シズは相も変わらぬ無表情。乗せた手をさわさわと動かした。おんぶしていた時に背中で感じた慎ましい柔らかさは、ナザリック謹製の割と防御力があるプレアデスのシズ専用メイド服越しではよくわからなかった。

 

「……小さすぎてよくわからないな」

 

 思わずこぼれた呟きはシズの耳に届いてしまった。シズの心に黒い炎が燃え盛る。自由を取り戻した暁には必ずや復讐を果たすと決意した。

 シズはやはり無表情のままだったが、ずっと見ていれば目の色から感情の変化があったと察せるようになる。

 

「シズさんの服を脱がせて直に触ることになるんですけどいいんですか?」

「……必要なら構わない」

「隅々まで色んなところを触りますが?」

「構わないと言った」

「舐めたりもしますよ?」

「…………舐める?」

「舐めます。それはもう色んなところを舐めます。シズさんの女性器を広げて内側をペロペロするんですよ」

「………………」

 

 ついさっき精液を無理矢理飲まされた。その時、口に含まされたのがおそらくは男性器。想定以上の太さがあったと感じた。自身の体に女性器が備わっていることを認識しているが、未使用であるため詳しい仕様は不明である。あの太さを挿入するには潤滑液があると望ましい。

 無言のシズはペロペロの必要性を考察していた。それを怯んだと勘違いした男は余計な言葉を付け加えた。

 

「あれあれ、怖いんですか? 怖いなら無理する必要はありません。他の方法があるんですから」

「む……。怖くなんかない。ペロペロだっていっぱいしていい!」

「………………あれ?」

 

 脅して別の方法へ誘導しようと思っていた。しかしやぶ蛇なのか火に油なのか、シズの闘志を煽っただけだった。悲しいすれ違いである。

 論理的思考をさせれば凄まじい冴えを見せる男の頭脳だが、感情の機微が絡むと途端にポンコツになってしまう。女主人である究極美神アルベドであっても未だに矯正しきれていない。感情は感情であるが故に論理からかけ離れているのが問題なのかも知れない。

 

 

 

 

 

 

「……それでは脱がせますよ?」

「一々断らなくていい」

「……そうですか」

 

 ベッドに横たわるシズちゃんはクールである。

 自由を失った体で、これから男に服を脱がされて色んな事をされると言うのに照れや恥じらいが全くない。シャルティアにもなかったが、あちらには色香があった。こちらには全くない。

 迷彩柄の靴下を脱がされ、驚くほど繊細な刺繍が施されたコルセットベルトを外され、黒いワンピースのボタンが一つ一つ外されていくのに、シズは男の手つきをじっと見守っているだけで表情の変化は全くない。

 これが頬を染めたり目線を逸らしたりすれば可愛げがあり興奮も増していくだろうに。

 眼帯とヘッドドレスには手をつけず、ワンピースとその下に着ていた白いブラウスを脱がす。ワンピースの上からではわからなかったささやかな膨らみは、白いブラウスに色が透けないよう白いブラジャーに包まれている。小さいけれど、乳房と呼べるだけの膨らみは確かにあった。

 

「むう…………」

「……?」

 

 ブラジャーも外し、シズの乳房が露わになる。ただでさえ慎ましい膨らみは仰向けになっているために余計に小さく見える。手の平で隠れてしまう乳房は、おっぱいよりちっぱいの名が相応しい。腰はきちんとくびれている。シズはシャルティアと同じくらい背が低いからと言って幼児体型ではない。女になりつつある少女なのだと主張している。くびれから腰つきへの曲線はまだまだ未成熟で華奢だ。ここに男を受け入れる器官が本当にあるのかと不安になる。

 女未満で幼さを色濃く残す少女の体は、美しかった。

 シズと身長も体型も似ているシャルティアは、シモベのヴァンパイアブライド達と乳繰り合うのが日課なだけあって年不相応の色香がある。シャルティアに比べれば無垢そのもので性の何たるかすら知らないであろうシズの裸身は、悔しいことに美しいと評せざるを得ない。

 オートマトンとはどのような種族なのか詳しいことはわからないが、吸血鬼であるシャルティアよりも血色がよい。触れる肌は柔らかく、そして温かい。

 

 ことここに至り、シズのような華奢でちっぱいも大好きなのだと認めざるを得なかった。おっぱいが好きなのに、ソリュシャンの爆乳に何度も放ったというのに、アルベド様の究極おっぱいでも記憶と体に刻まれた忌まわしきちっぱい嗜好は消せないとでも言うのか。

 アルベド様のお力を借りるまでもなく、股間が張りつめてくるのを感じた。

 

「……パンツは脱がせない?」

「まだ必要ありません。順番です」

「…………そう」

 

 パンツまで脱がせてしまったら直ぐにでも突き立てたくなってしまう。

 逸る心を抑えて、さっきも触れた乳房へ、今度は直に手を乗せた。握るほどはない。揉めるくらいならある。しかしいきなり揉んだりはせず、触れるか触れないかの絶妙なタッチでさすり始める。

 

(胸を触って何が楽しい? くすぐったくもない。触ってるのはわかるけど何も感じない? …………? くすぐったい? …………かゆい? かゆいのはどこ?)

 

 シズの腹の上に馬乗りになり、乳房の両脇を包むようにして撫で続ける。指が少しだけ乳肉に沈み、脇から中央へ絞るように。愛らしい突起には一度も触れない。指先は乳輪を掠めると下がってしまう。

 体を動かせないシズだが、頭の下に枕を敷いてくれたおかげで目線を下げれば自分の体が見えた。男がしきりに触っている乳房も見える。その中心にある突起、瑞々しいさくらんぼのような艶がある乳首は男が触り始める前と形を変えていた。

 

(乳首があんなに立ってる! かゆくてムズムズしてるのは乳首? どうして乳首を触らない? くすぐったくてかゆいから掻いて欲しい……)

 

 物言いたげに男を見る。男は真面目な顔をしてシズのちっぱいをさすっている。男の手つきが、己の楽しみではなく、女の性感を掘り起こすマッサージだとシズは知らない。

 

「……、……、……。……乳首も触って欲しい」

 

 顔を上げた男と目があった。シズは余計な提案をしてしまった気がして目を逸らした。

 

「ひうっ!?」

 

 突然襲いかかってきた刺激に驚き、声が漏れる。口を押さえようにも体は自由に動かせない。触って欲しかった部分を触られる度に、口からは意図しない声が上がってしまう。

 触ってもらえればくすぐったい痒みが解消されると思ったのに、甘美な刺激は乳首だけでなく胸の奥まで響いてきた。

 

「強かったですか?」

「あ……う。…………平気。驚いただけ」

「もう少し優しくしますね」

 

(あ…………。……? 優しいより強い方がいいと思った? 乳首をもっと強くして欲しい? くすぐったかっただけなのにどうしてあんなに……。ん……? 今度は柔らかい? さっきより温かい。あ、舐めてる。私の乳首をペロペロしてる。ちゅうちゅう吸って、いっ!)

 

 小さかった乳首は赤く染まって破裂しそうなほど固く尖り、舐めて癒してからでないと歯を立てられない。甘く噛めばシズは鳴いた。

 

「痛いですか?」

「い、痛くなんか、ない。んくっ!」

 

 無表情が常態のシズだったが鈍感ではなかったようだ。むしろ感覚は繊細で、初めての感覚に戸惑いながらも素直に受け止めている。

 華奢な体を這い上がって間近で顔を合わせる。「なに?」と抑揚のない声で問いかけられるが、僅かながらも感情のうねりを感じられた。少なくとも、乳房を触られ、乳首を吸われて噛まれても嫌悪は感じていない。それだけわかれば十分だった。

 シズがきちんと感じられることを確かめられたので、これからはこちらの気分も高めていく。

 

「んっ……。んんっ? ん………………。今の、キス? 舌が入ってきた」

「体が動かせなくても舌は動かせるでしょう? シズさんも同じようにしてください」

「…………それは必要なこと?」

「もちろん必要です」

「………………。わかった。んぅ……ちゅっ……、れろ……」

 

 小さな口を口で塞ぎ、桃色の唇を赤い舌が割って入っていく。小さな舌がおずおずと、それでいて嬉しそうに応えてくる。

 

(これがキス。舌が入ってきてる。私の口の中を舐め回してる。私も同じようにしないといけない? 舌が舌に触って、柔らかくて温かくて、変な感じがする……。わからない。わからないけどいやじゃない。あ……、唾が入ってきた。ぬるぬるして少し温かい? 味しない。不味くないけど精液より薄い。私の唾も吸われてる。じゅるじゅる言ってる。あ、喉が鳴った。私の唾飲んでる。私も唾飲んでる。二人で同じの飲んでる。……んぅっ! キスしてるのに、乳首摘ままれると、集中できない……)

 

 シズの小さな体にのし掛かり、胸を這っていた手はすべすべした腹を通って下腹も通り過ぎ、純白のパンツにまで下りていった。

 

「脚を開いてください。リボンで拘束されていても脚は開けるはずです」

「わ……わかった。女性器を触る?」

「触ります。触りますが、シズさんは女性器の通称をご存知でない?」

「……? 知らない」

「まんこ、と言います」

「……まんこ?」

「接頭語に『お』を付けると丁寧になります」

「……おまんこ。男性器にも通称がある?」

「あります。ちんこと呼びます」

「……ちんこ。おちんこ?」

「そうです」

 

 いたいけな少女に性的な知識を教え込むのは未開の処女地を踏み荒らす征服感があった。無知だったナーベラルに色々と教え込んだとき以上に。

 口中で「おちんこ……おまんこ……」と繰り返すシズはゆっくりと股を開いた。開かれた脚の付け根に男の手が伸びる。

 

「あ…………。私のおまんこ、ほぐしてる?」

「そうですよ。ちゃんと準備しないと入りませんから」

「…………うん」

 

 シズの股間に手の平をあてがう。手の平の熱が股間に馴染んだところで小さな円を描き始める。

 甘い唇を貪りながらシズの股間を揉みほぐし始めた男は、内心で小首を傾げていた。

 シズのパンツはさらさらだったのだ。

 

 白く細長い密室は熱くも寒くもなく、空気は乾燥して快適だ。

 シズの体は人とは違うオートマトンと言えど、体内の熱を効率的に排出するために人体を模した発汗機能がある。未体験の刺激に体が熱を持ち、白い肌はうっすらと汗ばんでいる。

 その範疇で、純白のパンツには湿り気があった。それ以上の湿り気は感じられない。

 乳房への愛撫で甘く鳴き、キスの楽しみを覚え、秘部を優しく撫でられているのに、シズは全く濡れていなかった。

 

「あっ!? いまどこを触った? すごいピリってきた」

「痛かったですか?」

「……平気。……平気だけど……、ただ……」

「ただ?」

「…………わからない。なんでもない。それよりどこを触った?」

「クリトリスです」

「クリトリス…………。陰核のこと?」

「そうですよ」

「あっ……あっ……、くち、おさえてっ……あんっ」

 

 揃えていた指は離れ、中指だけが上下に動いている。パンツ越しにシズの割れ目に沈み込み、上端のあたりで柔らかな突起を見つけた。優しく、けれども執拗に擦り続ける。

 請われたのでシズの口は口で塞ぐ。離れれば甘い鳴き声。段階を踏んだ準備が功を奏して、シズが快感を覚えているのに間違いはない。それなのにパンツに湿り気は全く現れない。まさかシズが演技をしているとは思えない。疑問は深まるばかりである。

 謎を解くべく、ついとパンツに手をかけた。

 さらさらのパンツはするりと脱がされていく。シズの股間は無毛だった。パンツ越しに指が沈んでいた割れ目は無垢な一本筋。触って感じたとおり、濡れた様子は全くない。

 

(脚を開かされてる。私の女性器が……、おまんこが見られてる。……これはなに? お腹の奥で何かが動いてる気がする。何が動いてるの? 乳首の時と感じが似てる。くすぐったいようなかゆいような。どこがムズムズしてる? お腹? ううん、お腹の奥。そこはどこ? おまんこの深いところ? そんなところをどうやって触れば……)

 

 一本筋を指で広げた。

 内側は乳首よりも鮮やかな色に満ちている。乳首の赤みが内側から滲み出る色だとすれば、こちらは肉そのものに色が付いている。

 パンツ越しに触れていたクリトリスは包皮をかぶったまま可愛らしく膨らんでいる。舌でつつくと女の柔らかさと淫らな弾力。唇と舌で包皮を剥き。クリトリスに吸いつけばシズの口から耳に心地よい音がこぼれる。

 それなのに、シズの肉芽からは女の味がしなかった。ここまでの反応で、オートマトンとは人でなくても限りなく人を模した種族だと思ったのだが、ここだけは違うのだろうか。

 検分するように割れ目を広げる。今度は上端ではなく中央部。媚肉に潰された小さな小さな尿道口が見える。ここも舐めた。ほんのりと甘い気がした。

 そして下端。男性器を挿入する部分。スラックスを盛り上げている逸物は、ここへ入りたくて疼いている。

 

「これは………………!」

「……なに? 私のおまんこ……、へん?」

「変と言うか……、珍しくはあります。見てみますか?」

「…………見る」

 

 シズの上半身を後ろから抱き支えて起こし、開いた股の前には部屋を探索していたときに見つけた手鏡をかざす。

 

「見えますか? ここがクリトリス。私が舐めたところですね。そして見えにくいかも知れませんが、ここに尿道口があります。そしてここ」

「……おまんこ。おちんこを挿入する部分。部位名を膣。別称をヴァギナ。入り口だから膣口」

「その通りです。で、入り口の少し奥に白い膜があるのがわかりますか?」

「ん……見える。あれはなに? あれは知らない」

「処女膜です。通常は入り口を狭める程度で、全体を覆っていても裂けていたり穴が空いているものです。シズさんの処女膜は完全に塞がっています」

 

 秘部を潤す愛液は膣から分泌される。その膣が完全に塞がっているなら濡れるわけがなかった。

 処女膜が完全に塞がることは人間でも希にある。その場合、経血などが排出されずに溜まっていき体を悪くする。切開して破る必要がある。

 オートマトンであるシズに妊娠の準備である生理はない。膣が塞がっていても問題はなかった。

 改めて、シズは人ではないと認識した。

 

「……未開封証明シール?」

「………………」

「新品です」

「……まあ、……そうですね……」

 

 無表情でもわかる。シズは何故か得意げだった。

 手鏡を置いて処女膜に触れてみる。余りにも頼りない薄さで簡単に破けてしまいそう。今日まで破けなかったのが不思議なくらいだ。女の子の大切な部分は大切にガードされているという事か。

 

「指はダメ。入れるのはおちんこ。おちんこでないときっと届かない」

「届かない?」

「……わからない。お腹の奥でムズムズしてるところ」

 

 もっともな気もするが、奥がどうなっているかわからないのに挿入するのは不安があった。なによりも、潤滑液たる愛液がないと挿入時の摩擦が激しい。華奢なシズの膣は狭くて浅いだろうし、処女の固さもあるはず。出来るならばよく濡れているのを確認してから挿入したい。それが叶わないなら、される方ではなくする方をよく濡らす必要がある。

 シズをベッドに寝かせ、男も衣服を脱いだ。脱がせたメイド服は丁寧に畳んで隣のベッドに置いたのに、自分の衣服は皺も伸ばさず放り投げる。

 シズの視線を感じながらスラックスを脱ぐ。股間の逸物はとっくにいきり立っている。シズの体にのし掛かっているとき、太股に擦り付けていたのに気付いていただろうか。

 パンツを下ろせば逸物が跳ね上がって、下腹をペチンと打った。へそまで届く男そのものは、淫乱スライムが舌なめずりしながら凶悪と囁くほど。

 

「それがおちんこ……。初めて見た。…………なに? 口からは飲まない。おまんこでないと拒否すると言った」

「そうじゃありませんよ」

 

 シズの頭の隣に腰を下ろす。シズの顔をこちらへ向かせ、勃起した逸物を可憐な唇に触れさせた。シズはぷいと反対を向く。アルベドが頭をもたげたように、首から上はそこそこ自由に動かせるらしい。

 

「挿入するには潤滑液が必要なんです。だけどシズさんのおまんこがどれだけ濡れているかわからない。だったら挿入する方を濡らさないと。シズさんが舐めて濡らしてくれませんか?」

「…………わかった。精液を飲ませてもちゃんと挿入しないと部屋から出る方法は教えない」

「わかってます」

 

 始める前に潤滑液の必要性に気付いたシズである。否はなかった。

 男の方へ向き直り、可憐な唇をまるく開く。開いた口に熱い肉棒がゆっくりと差し込まれてきた。

 

「苦しかったら……、声は出せないでしょうから目を開けてください」

「わはっは……。はむっ……、んっ……んっ……、んむっ!?」

 

 シズにしゃぶらせながら、開かれたままの股へ手を伸ばした。指は割れ目に潜ってクリトリスへ。人差し指と薬指で挟んで包皮を剥き、たっぷりの唾に濡れた中指で剥き出しになった肉芽を優しくノックする。指が柔らかな締め付けを求めているが、我慢しなければならない。

 

(これがおちんこ……。精液を飲まされたときより熱くて太くなってる。何かぬるぬるしてるのが出てる。これは精液とは違うもの? もっと深く入れても大丈夫なのに半分くらいしか入れてこない。これが私のおまんこに入るんだ……。私の体にこんな大きなものが……。至高の御方が授けてくださったおまんこなんだからきっとちゃんと入る。ああっ! クリトリス擦ってる! 集中できなくなる! お腹の奥がじんじんしてくる! ……おまんこが使われたいって言ってるみたい。私は使いたい? 性能評価じゃない。試用じゃなくて使ってみたい。おちんこを入れて欲しいの? 入れて欲しい。入れるとどうなるのか知りたいと思ってる)

 

 目を閉じてうっとりと逸物をしゃぶるシズは、口内を犯す男がゆっくりと前後に動いていることに気が付かない。少しずつ深く入れられていることは気にならない。姿勢さえしっかりしていれば根本まで咥えられると思っている。

 唾を塗りつけるだけだった舌は、妖しく蠢くようになった。塗りつけなければならないのに、ちゅうと吸い始めた。もっと深く突き入れろと言わんばかりに。

 

「シズさん。そろそろ」

「!」

 

 下半身から上ってくる甘美な刺激が頭にまで届いていたらしい。シズは吸うのを止めて、慌てて唾を塗りつけた。

 逸物が口から引き抜かれると大いに糸を引き、千切れた糸は枕とシズの唇を汚した。

 シズの唇を指で拭って、濡れた指はシズの口へ。口淫の続きとばかりに、指は柔らかな舌で包まれちゅぱちゅぱと吸われた。

 

「…………挿入する?」

「ええ」

 

 股を開かせ、肉付きの薄い太股を抱えもって引き寄せる。入念にほぐしたつもりでもシズの割れ目は筋のままだ。指で広げて入り口を再確認してから亀頭をあてがった。たっぷりと塗りたくられた唾液がにちゃりと鳴る。

 咥えさせた時に感じたシズの口は熱かった。体温が高くなっている。口がそれならこちらも期待が持てそうなものだが、華奢で細すぎる腰つきからは挿入が可能かどうかも怪しい。

 狭い膣口に潜り込んだ亀頭はすぐに処女膜にぶつかった。軽くつつけば破れそうなほど頼りない処女の証。ずれないように右手で逸物の位置を合わせ、左手はシズを逃がさないよう腰を掴む。ゆっくりと腰を進め、あっさりと処女膜を貫いた。

 処女膜を貫く感触よりも、ぱしゃっと水が弾けて下腹を濡らす感触。処女膜で封じ込められていた愛液が一気に溢れ出てきた。シズは濡れないではなかった。

 シズを女にしてから、尚も狭い膣を進んでいく。半分も入りきらない内に壁にぶつかった。小柄なシズならここまでが限度と思われた。

 

「…………あれ?」

「な…………なに?」

「いえ……」

 

 狭くて浅い膣は処女の固さがあり、逸物をぎちぎちと締め付けてくる。押し返してくる弾力に負けず、引いた腰を再度進めれば一度目よりも深いところまで入っていった。

 二度目よりも三度目。三度目より四度目。もしやと思いながら亀頭にぶつかる壁を押しやると際限なく飲み込まれていく。

 最終的に、根本まで入ってしまった。シズの体のどこまで届いてしまっているのか。

 

「…………届いた」

「届いた?」

「うん。おちんこがむずむずしてるところまで来てる。挿入だけじゃなくていっぱい擦って欲しい」

 

 体の下で可憐な少女が訴えている。

 逸物を根本まで受け入れた膣は固さも変わってきた。狭く固いだけだったのがふんわりと柔らかく締め付けてくる。

 初めて使用されたシズの体が受け入れた男に最適化していく。形が定まらなかった物が成形されていくかのように。シズがきちんと悦べるように。

 

「うっ……あっあんっあんっ、こえっ、かってにでるぅっ」

 

 貧相なパイプベッドがキシキシと鳴った。

 シズの体は男にしっかりと抱きしめられ、開かされた股の中央は男の逸物で繋がっている。股間と股間がぶつかって水音を立てる。

 

(むずむずしてるのがとれてく。おちんこで擦られてる。私のおまんこにちゃんと入ってる。私のおまんこはこうするために存在した。こうするためにガーネット様はオートマトンの私におまんこをつけてくれた。おまんこが気持ちいい。撫で撫でされるよりずっと気持ちいい。おまんこだけじゃなくて体全部が気持ちいい。もっともっと擦って欲しい。キスもいっぱいして欲しい)

 

 自由を失ったシズはされるがまま。小さな膣口はめいっぱいに広げさせられ、儚く処女を散らされ、未開の処女地を大きな逸物に成形される。

 どれもシズが望んだこと。

 未使用だった女性器を試用するだけのつもりだったのに、本使用になっている。女性器が持つ機能を完全に引き出されてしまっている。

 

「だめぇ……、わたしだけじゃだめえっ!」

 

 いやいやをするように首を振る。

 シズの体が想像以上に具合が良く、シズもまた受け止めてくれていたので激しく抽送していた。温かい膣から引き抜くのが惜しくて、根本まで突き入れた状態で動きを止めた。

 

「私のおまんこは、おちんこを入れるためにあった。私をとても気持ちよくしてくれる。でもおまんこの機能は他にもある」

「……なんでしょう?」

 

 じっとしていることすらもどかしい。シズの中をもっと味わいたい。

 

「おちんこを気持ちよくすること。それくらい知ってる。…………あなたも、……きもちい?」

「もちろんですよ!」

「あっあっんあっ、おまんこ、いっぱいこすれてっ、きもちっ、いっ、すぎるぅ! あああっ!」

 

 シズの表情に動きは少ない。

 それでも姉妹にはわかるように、間近で見続けていれば何となく感じるようになる。

 そして声が美しい。幼い声が奏でる嬌声は音楽的で、興奮を煽って止まない。

 シズの求めに応じて腰の動きを加速させた。人間の少女であれば壊れてしまうかも知れない激しさは、オートマトンであり、高レベルであるシズには何の痛痒ももたらさない。むしろ全身を侵す甘美な悦びが深くなるばかり。

 

「あっあっあうぅっ! なにかっ、くるぅ! おくから、あついのがっ……。~~~~~~~~~~っ♡」

 

 体の最奥を乱暴に叩かれ、シズは未知の感覚にからめ取られた。一切の抵抗は無意味で全てを奪い取られる。

 甲高い叫び声は長く尾を引き、やがて部屋に静寂が戻った。

 

 

 

 自意識を取り戻したシズは、体の中で男の逸物が熱く脈打っているのを感じた。

 今まで存在を気にも留めていなかった女性器がきちんと機能して十分以上の性能を持っていることが嬉しくなり、もしかしたら体を委ねた男がちょっとだけ悪くないと思えて、シズは男の背に腕を回した。

 

「……動かせる」

 

 首に巻いた白いリボンはピンクに染まっていて、するりと解けた。

 意識するとお腹の中がいっぱいになっている。嬉しくなった。

 男と目があった。シズは餌をねだる小鳥のように唇をつきだした。

 さっきよりもずっと小さな、それでいていやらしい水音が響いた。

 

 

 

 

 

 

 シズの体にたっぷりと精液を放った。ぐったりと体から力が抜け、甘い口づけを交わしながら余韻に浸る。

 自身を引き抜いたシズの体は、さっきまであんなに太い物を受け入れていたのに元の一本筋に戻っていった。股間はシズが溢れさせた淫液に濡れてはいるものの、たっぷり放ったはずの精液は一滴もこぼれていない。全てシズの中に収められたまま。人ではないオートマトンだからだろうか。謎である。

 

「約束通り挿入しました。部屋を出る方法を教えてください」

「む………………」

 

 直前まで体を重ねていたのに何と面白味のない言葉だろう。男女の機微や色恋をすっ飛ばしてエッチをしてしまったシズであるが、男の言葉は些か以上にカチンと来た。

 挙げ句、濡れた逸物をシーツで拭ってからベッドを下り、服へ手を伸ばしている。これは許していいものだろうか。

 

 シズの知識にはなかったが、射精を果たした男という物は冷静さを取り戻すのである。山高ければ谷深しと言うべきか、先の情熱と落差がありすぎた。

 これを賢者タイムと言う。男であれば誰しもこうなる。

 

「わかった。教える」

「っ!?」

 

 男の腕をとってベッドに引きずり込んだ。

 取った腕は逃がさず、ピンクのリボンで縛り付けベッドのパイプに結びつけた。

 未だ全裸の男は右腕を封じられ、左腕はシズに押さえつけられた。腹の上には見た目よりもちょっぴり重いシズが馬乗りになり、体は全く動かせない。

 

「6時間経過すると出口が開く」

「なん・・・だと・・・!」

 

 外敵が侵入してきた時に避難するセーフティルームである。逃げ込んだ一般メイド達がパニックになって戻ったりしないよう、一定時間を経過しないと出られないようになっていた。

 

「それまでもう一回試す。道具は使い込むほどいい味が出る。えらい人もそう言った」

 

 偉い人とは一体誰か。至高の御方々の誰かなのか。それともどこぞで要らん知識を仕入れたのか。

 

「勃起のさせ方はさっき覚えた」

 

 口に飲まされたとき、動かない手で握らされ扱かされた。力加減は覚えている。

 

「くっ……、あんなに出したばっかりでそんな扱き方で立つとでも……」

「立ってきた。…………ふっ」

「!?」

 

 可愛いシズが邪悪に笑った!

 後ろへ回した手でうなだれた逸物をさすってやれば条件反射のように立ち上がる。

 

「ぶたのようになけ」

「!?」

 

 可憐に潜む邪悪。

 幼気な美少女に嬲られる屈辱。

 どちらも男のトラウマをダイレクトに刺激した。

 

 シズが終始上になっていた三回目は、たっぷりと放った二回目より多かった。

 シズは復讐を果たしたのだ。




悟った( ˘ω˘ )
でも次話未定
ちょっと日が当たるとこにいってきます
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